JP2011234211A - 無線機、無線通信システム及び通信制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明は、無線送信を行うことが可能な送信可能時間内において送信を行う無線機に関するものである。無線機は、前記無線機の時刻精度低下を検出する検出部と、前記検出部によって前記時刻精度低下が検出されると、送信を異常時送信モードで行うように制御をする送信制御部と、を備えている。前記送信制御部には、時刻精度低下に対処するために予め決められた送信方式が前記異常時送信モードとして設定されている。
【選択図】 図8
Description
かかる高度道路交通システムは、主として、インフラ側の無線通信装置である複数の路側通信機と、各車両に搭載される無線通信装置である複数の車載通信機とによって構成される。
そこで、限られた周波数帯域内で路路間、路車間及び車車間の各通信を行うべく、マルチアクセス(Multiple Access)が用いられることが検討されている。
しかし、路側通信機が存在するエリアでは、路車間通信、路路間通信及び車車間通信が共存する。
このように、路側通信機の情報送信を優先的に行うためには、通信を行う時間を分割して路側通信機の送信専用の時間スロット(送信可能時間)を設ける、時分割多重(TDMA:Time Division Multiple Access)によるマルチアクセスが有効となる。
この場合、各路側通信機からの送信タイミングを制御するため、各路側通信機は他の路側通信機との時刻同期機能を有している必要がある。
車載通信機が、路側通信機に同期していないと、車載通信機は、通信すべきでない時刻(路側からの無線送信専用のタイムスロット内の時刻)に送信してしまい、路車間通信と電波干渉が生じる。
しかも、路側通信機の時刻精度が低いと、その路側通信機自身の路車間通信が、他の路側通信機の路車間通信に割り当てられた時刻に行われて、電波干渉が生じるおそれもある。
図1は、本発明の実施形態に係る高度道路交通システム(ITS)の全体構成を示す概略斜視図である。なお、本実施形態では、道路構造の一例として、南北方向と東西方向の複数の道路が互いに交差した碁盤目構造を想定している。
図1に示すように、本実施形態の高度道路交通システムは、交通信号機1、路側通信機2、移動通信機としての車載通信機3(図2及び図3参照)、中央装置4、車載通信機3を搭載した車両5、及び、車両感知器や監視カメラ等よりなる路側センサ6を含む。
中央装置4は、自身が管轄するエリアに含まれる各交差点Jiの交通信号機1及び路側通信機2とLAN(Local Area Network)を構成している。従って、中央装置4は、各交通信号機1及び各路側通信機2との間で双方向通信が可能である。なお、中央装置4は、交通管制センターではなく道路上に設置してもよい。
なお、図1及び図2では、図示を簡略化するために、各交差点Jiに信号灯器が1つだけ描写されているが、実際の各交差点Jiには、互いに交差する道路の上り下り用として少なくとも4つの信号灯器が設置されている。
中央装置4は、ワークステーション(WS)やパーソナルコンピュータ(PC)等よりなる制御部を有しており、この制御部は、路側通信機2、路側センサ6からの各種の交通情報の収集・処理(演算)・記録、信号制御及び情報提供を統括的に行う。
具体的には、中央装置4の制御部は、自身のネットワークに属する交差点Jiの交通信号機1に対して、同一道路上の交通信号機1群を調整する系統制御や、この系統制御を道路網に拡張した広域制御(面制御)を行うことができる。
信号制御指令S1は、前記系統制御や広域制御を行う場合の信号制御パラメータの演算周期(例えば、1.0〜2.5分)ごとに送信され、交通情報S2は、例えば5分ごとに送信される。
図2は、上記高度道路交通システムの管轄エリアの一部を示す道路平面図である。
図2では、互いに交差する2つの道路の各々が上りと下りで片側1車線のものとして例示されているが、道路構造はこれに限られるものではない。
図2にも示すように、本実施形態の高度道路交通システムは、車載通信機3との間で無線通信が可能な複数の路側通信機2と、キャリアセンス方式で他の通信機2,3と無線通信を行う移動無線送受信機の一種である車載通信機3と備えた無線通信システムとしても機能している。
車両5に搭載された各車載通信機3は、路側通信機2からのダウンリンク信号の到達範囲であるダウンリンクエリアAにおいてダウンリンク信号を受信可能である。
このように、本実施形態ITSでは、車載通信機3同士(車車間通信)の通信と、路側通信機2と車載通信機3との間(「路」から「車」への路車間通信と「車」から「路」への車路間通信との双方を含む。)の通信については、無線通信が用いられている。
なお、前記した通り、交通管制センターに設けられた中央装置4は、各路側通信機2と有線での双方向通信が可能であるが、これらの間も無線通信であってもよい。
すなわち、路側通信機2用のタイムスロットT1以外の時間帯T2は、車載通信機3のためのCSMA方式による送信時間として開放されている。
この路側通信機2の時刻同期は、例えば、自身の時計をGPS衛星から取得した時刻に合わせるGPS同期や、自身の時計を他の路側通信機2からの送信信号に合わせるエア同期等によって行うことができる。
図3は、路側通信機2と車載通信機3の内部構成を示すブロック図である。
路側通信機2は、無線通信のためのアンテナ20が接続された無線通信部(送受信部)21と、中央装置4と双方向通信する有線通信部22と、それらの通信制御を行うプロセッサ(CPU:Central Processing Unit)等よりなる制御部23と、制御部23に接続されたROMやRAM等の記憶装置よりなる記憶部24とを備えている。
路側通信機2の制御部23は、上記コンピュータプログラムを実行することで達成される機能部として、無線通信部21の送信タイミングを制御する送信制御部23Aと、各通信部21,22の受信データの中継処理を行うデータ中継部23Bと、路側通信機間で同期をとるために自己(以下、「自機」ともいう)2の時刻を補正する時刻補正部23Cと、自機2の時刻精度を検出する検出部23Dを有する。
また、データ中継部23Bは、無線通信部21が受信した車両情報S3を、いったん記憶部24に一時的に記憶させ、有線通信部22を介して中央装置4に転送する。
送信制御部23Aは、設定された送信時間長のダウンリンク信号を生成して、このダウ
ンリンク信号を設定された送信開始時刻に無線通信部21に送信させる。
また、路側通信機2の送信時間は、自装置に割り当てられたスロット長の範囲内で任意の時間長さに設定可能であり、そのスロット長よりも大幅に短い時間(例えば、1/3や1/2)に設定することもできる。
路側通信機2の送信制御部23Aは、スロット情報S6を含むダウンリンク信号を、無線通信部21にブロードキャスト送信させる。
図4は、路車間通信のタイムスロットの一例を示す概念図である。
図4に示すように、路車間通信のタイムスロットは、第1スロットT1と第2スロットT2とを含み、これらの合計期間が一定のスロット周期Csで繰り返ようになっている。各スロット周期Csの第1スロットT1は、路側通信機2用のタイムスロットであり、この時間帯では路側通信機2による無線送信が許容される。
また、第2スロットT2は、車載通信機3用のタイムスロットであり、この時間帯は車載通信機3による無線送信用として開放するため、路側通信機2の送信制御部23Aは、原則として、第2スロットT2では無線送信を行わない。
なお、各周期Cs,Cmの時間長やスロット周期Csの総数nについては、システム事業者が適宜設定することができるが、本実施形態では、一例として、Cs=10ms、Cm=100ms及びn=10とする。
すなわち、図4の例では、スロット1を、交差点J1と交差点J11に設置された2つの路側通信機2が共用しており、スロット2を、交差点J2、交差点J9、交差点J10に設置された3つの路側通信機2が共用している。
もっとも、直接干渉が発生し得る路側通信機2同士でも、図5に示すように、第1スロットT1内において時分割で送信時間をスケジューリングすれば、同じスロット番号iを共用することもできる。
すなわち、図5の例では、スロット1を、交差点J1と交差点J2に設置された2つの路側通信機2が時分割により共用しており、スロット2を、交差点J4と交差点J5に設置された2つの路側通信機2が時分割により共用しており、スロット3を、交差点J7と交差点J8に設置された2つの路側通信機2が時分割により共用しており、スロット4を、交差点J3と交差点J6に設置された2つの路側通信機2が時分割により共用している。
図6(b)に示すように、総合スロット情報S6には、例えば次の内容が記される。
1) 1メイン周期Cmの長さ(例えば、100m秒)
2) 路車間で共有する現在時刻(例えば、30m秒)
3) スロット番号iのタイムスロットT1の開始時刻(ti)
4) スロット番号iのタイムスロットT1のスロット長(Li)
5) スロット情報の中継回数
この場合、スロット番号1のタイムスロットT1の開始時刻t1と、自機2に割り当てられたスロット長L11とが、自機の送信タイミングに関する「自スロット情報」となる。
そして、制御部23は、例えばスロット番号3(仮にi=3とする。)のタイムスロットT1に、複数の路側通信機2の送信時間を(時分割せずに)重複して割り当てる場合には、その複数の路側通信機2が使用する長短複数種類のスロット長のうちの最大値を選択し、この最大スロット長を、総合スロット情報S6のデータ項目4)における、スロット番号3のタイムスロットT1のスロット長L3に設定する。
なお、制御部23は、自スロット情報のみから総合スロット情報を生成することもでき、この場合には、自装置のタイムスロットT1(スロット番号1)の開始時刻t1と、自装置のスロット長L11と同じ時間に設定されたスロット長L1が、前記データ項目3)及び4)に記載されることになる。
図3に戻り、車載通信機3は、無線通信のためのアンテナ30に接続された通信部(送受信部)31と、この通信部31に対する通信制御を行うプロセッサ等よりなる制御部32と、この制御部32に接続されたROMやRAM等の記憶装置よりなる記憶部33とを備えている。
記憶部33は、制御部32が実行する通信制御のためのコンピュータプログラムや、各通信装置2,3の通信機ID等を記憶している。
従って、車載通信機3の通信部31は、所定の搬送波周波数の受信レベルを常時感知しており、その値がある閾値以上である場合は無線送信を行わず、当該閾値未満になった場合にのみ無線送信を行うようになっている。
車載通信機3の送信制御部32Aは、路側通信機2から取得したスロット情報S6に従って、自身に許容された無線送信の時間帯を設定し、この時間帯だけCSMA方式によって通信部31に無線送信を行わせる。
他の車両5の車両情報(ペイロードF3)S3を抽出し、抽出したデータをペイロードF3に含む送信フレームを生成して通信部31に送信させる。
また、データ中継部32Bは、路側通信機2のダウンリンク信号や他の車両5から受信
した受信フレームにスロット情報S6(拡張MACフレームF1)が含まれている場合には、そのスロット情報S6を抽出して記憶部33に一時的に記憶させるとともに、そのスロット情報S6を送信フレームの拡張MACフレームとしてセットして通信部31に送信させる。また、中継の際には、前述のように、スロット情報S6の中継回数(図6(b)のデータ項目5))がインクリメントされる。
なお、車載通信機3が、複数の路側通信機2から送信された複数のスロット情報S6を受信した場合には、最も少ない中継回数で届いたスロット情報S6を、時刻精度が最も高いと判断し、そのスロット情報S6を選択する。
受信した車両情報S3や、路側通信機2から受信した他の車両5の車両情報S3に基づいて、右直衝突や出合い頭衝突等を回避する安全運転支援制御を行うことができる。
本実施形態の無線通信システムでは、路側通信機2が、自機2の時計部(図示省略)に基づく現在時刻(図6のデータ項目2)を含むスロット情報S6を、車載通信機3に送信し、それを受信した車載通信機3が、路側通信機2の現在時刻と自己3の現在時刻との差を補正値Taとして求める。車載通信機3の時刻補正部32Cは、その補正値Taほど、自己3の時計部(図示省略)を補正し、路側通信機2との間で時刻を合わせて同期をとる。路側通信機2と車載通信機3との間で同期をとることで、車載通信機3が、自身に許容された無線送信の時間帯でだけ、通信を行うことができる。
本実施形態の無線通信システムでは、路側通信機2から車載通信機3へ送信されるダウンリンク信号(スロット情報S6)は、ブロードキャスト送信されるため、車載通信機3以外の他の路側通信機2も受信可能である。
路側通信機2から現在時刻(図6のデータ項目2)を含むスロット情報S6を受信した他の路側通信機2は、送信元の路側通信機2の現在時刻と自己2の現在時刻との差を補正値Taとして求め、その補正値Taほど、自己2の時計部(図示省略)を補正し、時刻を合わせて同期をとる。路側通信機2間で同期をとることで、一つのタイムスロットT1を複数の路側通信機2によって時分割で共有する場合に、当該複数の路側通信機2が重複した時間帯に送信を行うことを防止できる。
上記の路路間通信によるエア同期においては、例えば一方の路側通信機2がGPS同期を行っているが、他方の路側通信機2がGPSを搭載していない場合に特に有効である。
図8は、路側通信機2の送信制御部23Aが、時刻精度の検出に関連して行う通信制御の手順を示している。
例えば、自機2が把握する各タイムスロットの開始時刻が、t1=0ms、t2=10ms、t3=20ms、t4=40ms・・・であるのに対し、自機2が実際に他の路側通信機2から受信した信号の開始時刻が、上記した本来の開始時刻からずれている場合がある。図9(a)では、i=4のタイムスロットだけ実際の開始時刻がずれているが、他のタイムスロットについては実際の開始時刻と本来の開始時刻との間に、ずれがない。この場合、i=4のタイムスロットが割り当てられている路側通信機2の時刻精度が低下していると判断できる。
これらの異常時送信モードは、時刻精度低下時用に、通常送信モードとは異なる送信方式として予め決められているものであり、送信制御部23Aは、時刻精度低下時に、通常送信モードから異常時送信モードへモード切替を行うよう構成されている。つまり、このモード切替機能によって、時刻精度低下への対処を行うための枠組みが提供される。
また、車載通信機3では、中継回数が所定の基準回数よりも大きいと、中継に伴う時刻誤差の蓄積によって、受信した時刻情報(現在時刻)は信頼すべきでないと判断して、受信した時刻情報に基づく同期を行わないように構成されている。
したがって、路側通信機2が、所定の基準回数よりも多い回数(例えば、15回)を中継回数として設定しておけば、車載通信機3による同期を回避できる。
つまり、図10(a)に示すように、通常送信モード(及び第1異常時送信モード)の路側通信機2は、タイムスロットT1内で送信を行うのに対し、第2異常時送信モードの路側通信機2は、図10(b)に示すように、車載通信機3用の時間帯T2において、キャリアセンスにより、送信タイミングを決定する。換言すると、第2異常時送信モードの路側通信機2は、車載通信機3と同様の方式によって通信を行う。これにより、他の路側通信機2と送信時間が重なることを防止できる。
また、異常時送信モードは、2種類設ける必要はなく、いずれか一方だけでもよい。つまり、第2異常時送信モードは、時刻精度が大幅に悪化した場合だけでなく、時刻誤差が多少悪化した程度の場合にも実行することができる。
そこで、路側通信機2同士が有線通信部22による通信が可能である場合には、その間の総合スロット情報S6の交換を有線通信で行うようにしてもよい。
2 路側通信機
3 車載通信機(移動通信機)
4 中央装置
5 車両
21 無線通信部(送信部)
22 有線通信部
23 制御部
23A 送信制御部
23B データ中継部
23C 時刻補正部
24C 時刻精度検出部
24 記憶部
S6 スロット情報
T1 第1スロット(タイムスロット)
T2 第2スロット(タイムスロット)
Claims (8)
- 無線送信を行うことが可能な送信可能時間内において送信を行う無線機であって、
前記無線機の時刻精度低下を検出する検出部と、
前記検出部によって前記時刻精度低下が検出されると、送信を異常時送信モードで行うように制御をする送信制御部と、
を備え、
前記送信制御部には、時刻精度低下に対処するために予め決められた送信方式が前記異常時送信モードとして設定されている
ことを特徴とする無線機。 - 前記異常時送信モードは、時刻精度低下によって他の無線機に電波干渉を与えるのを回避するように送信を行うか、又は自機の時刻精度低下を他の無線機が把握するための情報を送信情報に含めて送信を行うモードである
請求項1記載の無線機。 - 前記送信情報は、前記送信情報が無線機によって中継された中継回数を示す中継情報を含み、
自機の時刻精度低下を他の無線機が把握するための前記情報は、前記中継情報が、実際の中継回数よりも大きな値に設定されたものである
請求項2記載の無線機。 - 時刻精度低下によって他の無線機に電波干渉を与えるのを回避するように送信を行う前記モードは、自機の送信タイミングをキャリアセンスで決定して送信を行うモードである
請求項2又は3記載の無線機。 - 前記検出部は、他の無線機から信号を受信した時刻と、当該信号を受信すべき本来的な時刻との差に基づいて、時刻精度低下を検出する
請求項1〜4のいずれか1項に記載の無線機。 - 前記無線機は、路側通信機が無線送信を行う送信可能時間以外において移動通信機がキャリアセンスによって送信タイミングを決定する無線通信システムにおける前記路側通信機であり、
前記異常時送信モードは、第1異常時送信モードと、第2異常時送信モードとを含み、
前記第1異常時送信モードは、自機の時刻精度低下を他の無線機が把握するための情報を送信情報に含めて送信を行うモードであり、
前記第2異常時送信モードは、時刻精度低下によって他の無線機に電波干渉を与えるのを回避するように送信を行うモードであり、
前記送信制御部は、前記時刻精度低下が検出されると、送信を第1異常時送信モードで行い、時刻精度が所定の閾値を超えて悪化していることが検出されると、前記第2異常時モードで行う
請求項1〜5のいずれか1項に記載の無線機。 - 無線送信を行うことが可能な送信可能時間において送信を行う路側通信機に対して、移動通信機が同期する無線システムであって、
前記路側通信機の時刻精度低下を検出する検出部と、
前記検出部によって前記路側通信機の前記時刻精度低下が検出されると、前記路側通信機の送信を異常時送信モードで行うように制御をする送信制御部と、を備え、
前記送信制御部には、時刻精度低下に対処するために予め決められた送信方式が前記異常時送信モードとして設定されている
ことを特徴とする無線通信システム。 - 無線送信を行うことが可能な送信可能時間において送信を行う無線機における通信制御方法であって、
前記無線機の時刻精度低下が検出されると、前記無線機は、時刻精度低下に対処するために予め決められた送信方式で送信を行う異常時モードを実行するように制御する
ことを特徴とする通信制御方法。
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- 2010-04-28 JP JP2010103875A patent/JP5488174B2/ja active Active
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