JP2009177313A - 基地局装置及び通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線信号の送信タイミングを他の基地局装置と同期させることができない状態となっても、他の基地局装置への影響を抑えることができる基地局装置を提供する。
【解決手段】ベースバンド部5と、送信信号を送信する送信器6と、この送信器6からの送信タイミングを他の基地局装置と同期させるための1PPS信号を取得してベースバンド部5に付与するGPS受信器7とを備えている。送信器6の動作モードを、他の基地局装置との受信干渉を防止するための異常時動作モードに切り替え可能な干渉防止部を備えている。前記1PPS信号の異常が発生しているか否かを判定し、異常が発生していると判定したときに干渉防止部を作動させて送信器6を異常時動作モードに切り替える。
【選択図】 図2

Description

この発明は、基地局装置及び通信方法に関する。
基地局装置と通信端末との間で行なわれる無線通信の方式として、一つの周波数を時分割して送信受信を行なう時分割復信(TDD;Time Division Duplex)方式がある。この方式では、複数の基地局装置同士の無線信号の送受信タイミングを同期させる必要がある。これは、基地局装置同士で送受信タイミングが不一致であると、基地局装置は、通信端末からの無線信号の他に、他の基地局装置が送信した無線信号を受信してしまうためである。すなわち、送受信タイミングに不一致が生じていると受信干渉が発生し、安定した通信が行なわれないためである。
TDD方式が用いられた通信システムとしてPHS(Personal Handy-phone System)がある。このPHSでは、ある基地局装置が、他の基地局装置が送信した無線信号を受信することによって、基地局装置同士で送信タイミングを同期する方法が採用されている。
また、他の通信システムとしてCDMA(Code Division Multiple Access)による移動体電話システムがあり、この場合、複数の基地局装置同士で拡散コードを同期させる必要がある。
このような基地局装置から送信する無線信号を同期させる技術として、衛星から送信された信号を基準とするものがある(例えば、特許文献1参照)。具体的には、例えばGPS(Global Positioning System)が利用されている。GPS受信器は、GPS衛星からの信号に基づいて1秒毎のパルス(1PPS:1Pulse Per Second)と、例えば10MHzの信号とを正確に出力することができる。そこで、各基地局装置は、GPS受信器から1PPSの信号を受信し、送信フレームの送信開始をこの1PPSの立ち上がりと同期させることで、基地局装置同士の送信タイミングを一致させることが可能となる。また、10MHzの信号は、基地局装置において無線周波数の原発振周波数として使用される。
特開昭59−6642号公報
このように、基地局装置は、GPS受信器から1PPSの信号を基準信号として受信可能であり、この基準信号に基づいて送信タイミングを同期させる処理を行なっている。
しかし、GPS受信器の故障や、GPS受信器のアンテナに氷雪が付着する等の不具合が発生すると、GPS受信器は正確な基準信号を取得することができず、これにより、他の基地局装置と送信タイミングを同期させる処理を行なうことができなくなる。
この場合、基地局装置同士で送信タイミングにずれが生じ、他の基地局装置において受信干渉を生じさせてしまう。また、このように干渉が生じると、端末から基地局装置への上り通信の途絶が頻繁に発生し、通信システム全体のスループットが大幅に低下してしまう。
そこで、本発明は、送信タイミングを他の基地局装置と同期させることができない状態となっても、他の基地局装置への影響を抑えることができる基地局装置及び通信方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するための本発明は、ベースバンド部と、このベースバンド部からの送信信号を変調かつ増幅して送信する送信器と、この送信器からの送信タイミングを他の基地局装置と同期させるための同期クロックを取得して前記ベースバンド部に付与する基準クロック取得部とを備えている基地局装置であって、前記送信器の動作モードを、前記他の基地局装置との受信干渉を防止するための異常時動作モードに切り替え可能な干渉防止部と、前記同期クロックの異常が発生しているか否かを判定し、異常が発生していると判定したときに前記干渉防止部を作動させて前記送信器を異常時動作モードに切り替える制御部とを備えているものである。
これによれば、前記同期クロックに異常が発生していることを制御部が判定すると、制御部は、干渉防止部を作動させて送信器の動作モードを、他の基地局装置との受信干渉を防止するための異常時動作モードに切り替えることから、基地局装置において、同期クロックの異常が発生して送信タイミングを他の基地局装置と同期させることができなくなっても、干渉防止部が作動し、送信器の動作モードが前記異常時動作モードに切り替わり、他の基地局装置との受信干渉を防止するので、前記異常による他の基地局装置への影響を抑えることができる。
また、本発明は、ベースバンド部と、このベースバンド部からの送信信号を変調かつ増幅して送信する送信器と、この送信器からの送信タイミングを他の基地局装置と同期させるための同期クロックを取得して前記ベースバンド部に付与する基準クロック取得部とを備えている基地局装置であって、前記送信器の動作モードを、前記他の基地局装置との受信干渉を防止するための異常時動作モードに切り替え可能な干渉防止部と、他の基地局装置における通信品質が低下しているか否かを判定し、低下していると判定したときに前記干渉防止部を作動させて前記送信器を異常時動作モードに切り替える制御部とを備えている。
これによれば、他の基地局装置における通信品質が低下していることを制御部が判定すると、制御部は、干渉防止部を作動させて送信器の動作モードを、他の基地局装置との受信干渉を防止するための異常時動作モードに切り替えることから、他の基地局装置における通信品質が低下していていると、干渉防止部が作動し、送信器の動作モードが前記異常時動作モードに切り替わり、他の基地局装置との受信干渉を防止し、他の基地局装置での影響を抑えることができる。
また、前記基地局装置において、前記制御部は、前記同期クロックの異常が発生しているか否かに加えて、他の基地局装置における通信品質が低下しているか否かも、前記送信器を異常時動作モードに切り替えるか否かの判定基準とするのが好ましい。
基地局装置で前記同期クロックに異常が発生することによって、送信タイミングを他の基地局装置と同期させることができなくなると、この他の基地局装置において受信干渉が生じ通信品質が低下する。そこで、前記構成によれば、基地局装置の制御部は、他の基地局装置における通信品質の低下(受信干渉の程度)に応じて、干渉防止部を作動させ送信器を異常時動作モードに切り替えることができる。
また、前記干渉防止部は、前記送信器の送信電力を低下させることによって前記異常時動作モードを実行する電力設定部よりなるのが好ましい。
これによれば、電力設定部が送信電力を低下させることにより、周囲における受信レベルを低下させ、通信エリアを縮小することが可能となる。通信エリアを縮小することで、近隣にある他の基地局装置での受信干渉の発生を抑えることができる。
また、前記干渉防止部は、前記送信器の送信周波数を近隣にある他の基地局装置の送信周波数と異ならせることによって前記異常時動作モードを実行する周波数変更部よりなるのが好ましい。
これによれば、周波数変更部が、送信器の送信周波数を、近隣にある他の基地局装置の送信周波数と異ならせることで、当該他の基地局装置での受信干渉の発生を抑えることができる。
また、前記干渉防止部は、通信エリアを縮小するようにアンテナ指向性のチルト角度を変更することによって前記異常時動作モードを実行するチルト変更部よりなるのが好ましい。
これによれば、チルト変更部によってアンテナ指向性のチルト角度を変更して通信エリアを縮小する。通信エリアが縮小されることで、近隣にある他の基地局装置での受信干渉の発生を抑えることができる。
また、前記干渉防止部は、アンテナ指向性を近隣にある他の基地局装置から外れる方向に変更することによって前記異常時動作モードを実行する方向変更部よりなるのが好ましい。
これによれば、方向変更部は、アンテナ指向性を近隣にある他の基地局装置から外れる方向へ変更することで、当該他の基地局装置は送信信号を受信しにくくなり、受信干渉の発生が抑えられる。
また、本発明は、同期クロックに基づいて送信タイミングを他の基地局装置と同期させ送信器が信号を送信する通信方法であって、前記送信器は、動作モードを、前記他の基地局装置との受信干渉を防止するための異常時動作モードに切り替え可能であり、前記同期クロックの異常が発生しているか否かを判定し、異常が発生していると判定したときに前記送信器を異常時動作モードに切り替える。
この通信方法によれば、同期クロックの異常が発生して送信タイミングを他の基地局装置と同期させることができなくなっても、送信器の動作モードを異常時動作モードに切り替え、他の基地局装置との受信干渉を防止するので、前記異常による他の基地局装置への影響を抑えることができる。
本発明によれば、同期クロックの異常が発生して送信タイミングを他の基地局装置と同期させることができなくなっても、前記異常による他の基地局装置への影響を抑えることができるので、他の基地局装置における通信品質が低下してしまうことを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、モバイルWiMAXにおける通信システムの全体構成を示している。この通信システムは、複数の基地局装置(BS;Base Station)2と、この基地局装置2の通信相手となる移動端末などの端末(MS;Mobile Station)1と、アクセス制御装置となるASN−GW(Access Service Network Gateway)3とを備えている。通常、複数の基地局装置2が、ASN−GW3に接続されている。また、ASN−GW3は、インターネットやその他のネットワークなどの上位ネットワークNに接続されている。そして、上位ネットワークNから端末1へ送信される情報は、ASN−GW3を経由して、基地局装置2から端末1へ無線信号として送信されることになる。
図2は、基地局装置2の概略構成を示しているブロック図である。
本発明の基地局装置2は、近隣にある他の基地局装置との間で無線信号の受信干渉が生じることを防ぐために、基地局装置同士で送信タイミングを同期させて無線信号を送信するように構成されている。
図2において、この基地局装置2は、後述する参照クロックに基づいてデジタル動作するベースバンド部5、このベースバンド部5からの送信信号を変調かつ増幅して無線信号を通信エリアへと送信する通信器(送信器)6、GPS受信器(基準クロック取得部)7を備えている。また、基地局装置2は、後に説明するチルト変更部9を備えている。
前記ベースバンド部5は、前記上位ネットワークとイーサネット(登録商標)回線を介して接続されている。ベースバンド部5は、無線通信機器において従来知られているものを利用することができる。
本発明のベースバンド部5は、図示していないがCPU及び記憶部を有しているプログラマブルなマイコンを備えている。所定の各機能を実行するプログラムが記憶部に格納されており、ベースバンド部5は、このプログラムが実行する機能部として、制御部11及び方向変更部18を備えており、また、この制御部11はその機能の一部として異常検出部12を有している。なお、これら制御部11、異常検出部12及び方向変更部18による処理内容については後述する。
前記通信器6は、ベースバンド部5から送信信号を受け、アンテナ21から端末1(図1)へ無線信号を送信すると共に、アンテナ21により受信した無線信号を受信するように構成されている。通信器6は、アンテナ21、無線設定部22、直交変調器23、直交復調器24、変換器25a,25b、可変減衰器16、デュプレクサ26及びアンプ等を有しており、例えば図2のように構成されている。前記無線設定部22はPLL回路部8を有している。
前記GPS受信器7は、GPSアンテナ(図示せず)を有しており、GPS衛星から受信した信号を処理するものであり、従来知られているものを採用することができる。GPS受信器7は、GPS衛星から受信した信号に基づいて、原発振周波数として使用される周波数信号(前記参照クロック)と、前記通信器6からの無線信号の送信タイミングを他の基地局装置と同期させる(送信タイミングを一致させる)ために使用される基準信号(同期クロック)とを取得する。そして、GPS受信器7は、取得した基準信号を前記ベースバンド部5に付与する。
前記周波数信号(参照クロック)は、基地局装置2が無線周波数の原発振周波数として使用する高周波の信号であり、具体的には、例えば10MHzの信号である。この10MHzの信号を基準周波数として、前記PLL回路部8がPLL方式により所望の周波数を生成することができる。
前記基準信号(同期クロック)は、1秒毎のパルス信号(以下、1PPS信号という;1Pulse Per Second)である。この1PPS信号を受信したベースバンド部5及び通信器6は、送信データ及び送信フレームを生成すると共に、送信フレームの送信開始時刻を前記1PPS信号のパルスの立ち上がりと同期させることにより、他の基地局装置と送信タイミングを同期させる処理(同期処理)を行なうことができる。
また、図外にある他の基地局装置においても、同様に、当該他の基地局装置が備えているGPS受信器から基準信号(同期クロック)として1PPS信号を取得することができ、近隣の基地局装置と送信タイミングを同期させる処理が同様に行なわれる。
これにより、複数配設されている基地局装置2は、GPS信号に基づいて1PPS信号を同じ位相でそれぞれ取得することができ、この1PPS信号に基づいて、近隣にある他の基地局装置と送信タイミングを同期させて無線信号を端末1(図1参照)に対して送信する処理を行なうことができる。
また、GPS受信器7は、GPS信号を受信し、基準信号として1PPS信号を出力すると共に、状態信号をベースバンド部5の制御部11(異常検出部12)に出力することができる。この状態信号は継続的に出力される。GPS受信器7は、前記同期処理を行なうために信頼できる1PPS信号をベースバンド部5へ出力できている場合、状態信号として正常信号を出力し、1PPS信号を出力できていない場合又は1PPS信号の信頼性が低い場合(つまり、1PPS信号が異常である場合)、状態信号として異常アラーム信号を出力する。例えば、GPS受信器7は、衛星からのGPS信号を受信できているか否かについて判定することができ、受信できていない場合には信頼できる1PPS信号をベースバンド部5へ出力することができないことから、異常アラーム信号を出力する。
さらに、本発明の基地局装置2(以下、第一基地局装置2という)は干渉防止部を備えており、この干渉防止部は、当該第一基地局装置2内において所定の処理を実行可能として構成されている。この所定の処理について説明する。前記通信器(送信器)6には、通常の通信を行なう通常モードと、近隣の他の基地局装置(以下、近隣の第二基地局装置という)との受信干渉を防止するための異常時動作モードとが設定されている。そして、前記所定の処理は、通信器6の動作モードを、通常モードから異常時動作モードに切り替える処理である。なお、前記近隣の第二基地局装置の受信干渉は、第一基地局装置2における無線信号の送信タイミングについての異常に起因するものである。そして、この送信タイミングについての異常は、前記1PPS信号の異常に起因する。
なお、干渉防止部の具体例については、後に説明する。また、一般的に、第一基地局装置2の近隣には複数の他の基地局装置が設けられている。
前記送信タイミングの異常発生について具体的に説明すると、第一基地局装置2のGPS受信器7が故障したり、GPS受信器7のアンテナに氷雪が付着したりする等の不具合が発生すると、GPS受信器7は正確な1PPS信号を出力することができなくなる。これにより、第一基地局装置2は、近隣の第二基地局装置と送信タイミングを同期させる処理を行なうことができなくなり、これにより送信タイミングの異常が発生する。
前記制御部11の異常検出部12は、第一基地局装置2において、前記1PPS信号の異常が発生しているか否かを判定することができるように構成されている。異常検出部12は、GPS受信器7から前記状態信号を受信することによって、1PPS信号の異常を判定する。これにより、基地局装置2において無線信号の送信タイミングを同期させる処理を適正に行なうことができるか否かの判定を行なうことができる。異常検出部12は、状態信号として異常アラーム信号を受信した場合に、1PPS信号の異常が発生していると判定することができる。
異常が発生していると異常検出部12が判定したときに、制御部11は、前記干渉防止部を作動させて通信器6(送信器)を異常時動作モードに切り替えることができるように制御する。
この制御部11による制御について、前記干渉防止部が電力設定部15よりなる場合を説明する。なお、電力設定部15は、後に詳しく説明するが、通信器6の送信電力を低下させることによって異常時動作モードを実行する。
[干渉防止部の第1実施形態]
前記電力設定部15は、前記可変減衰器16を有していることにより構成される。この可変減衰部16の機能を説明する。
前記異常検出部12が、GPS受信器7から状態信号を受信すると、その状態信号の判定を行なう。異常検出部12は、状態信号が正常信号であると判定すると、制御部11は干渉防止部を作動させず、前記通信部6の動作モードを通常モードのままとする。つまり、可変減衰器16における減衰量を所定の値として、送信器6から送信する無線信号の送信電力を通常の通信を行なうだけの十分な値とする。
異常検出部12は、状態信号が異常アラーム信号であると判定すると、制御部11は干渉防止部を作動させ、前記通信部6の動作モードを通常モードから異常時動作モードに切り替える。つまり、制御部11からの制御信号によって、可変減衰器16の減衰量を大きくさせ、送信器6から送信する無線信号の送信電力を低下させる。この場合、可変減衰器16は、送信電力をゼロとしないで送信電力を低下させる。これは、送信電力をゼロとすると、通信サービスが停止してしまうためである。
このように、電力設定部15が、第一基地局装置2からの送信電力を低下させることにより、周囲における受信レベルを低下させ、当該第一基地局装置2の通信エリア(カバーエリア)を縮小することが可能となる。そして、通信エリアを縮小することで、近隣にある第二基地局装置での受信干渉の発生を抑えることができる。例えば、2.6GHzの無線信号の場合、自由空間伝搬路での伝搬損失は1000m離れた位置で約−100dBであり、300m離れた位置では約−90dBである。そこで、送信出力を10dB低下させると、300m離れた位置での受信レベルが、10dB低下前の1000m離れた位置の受信レベルと等しくなり、通信エリアが狭くなっている。
そして、干渉防止部(可変減衰器16)を作動させた後、異常検出部12が、状態信号として正常信号を受信すると、制御部11は干渉防止部を基の状態に戻す処理を行ない、通信器6の動作モードを通常モードに復帰させる。つまり、前記のとおり送信電力を一旦低下させても、異常検出部12が正常であると判定すると、制御部11は、可変減衰器16の減衰量を初期設定の状態に戻す処理を行なう。
また、第一基地局装置2の制御部11は、近隣の第二基地局装置における受信干渉の発生度合いに応じて、干渉防止部を動作させることができる。このために、制御部11は、同期クロックの異常が発生しているか否かに加えて、近隣の第二基地局装置における通信品質が低下しているか否かも、前記通信器6を異常時動作モードに切り替えるか否かの判定基準とする。
この制御部11による制御を、図3に示している。
図2と図3とにおいて、異常検出部12が、GPS受信器7から状態信号を受信すると、その状態信号の判定を行なう(図3のステップS1)。異常検出部12は、状態信号が異常アラーム信号であると判定すると、制御部11は、近隣の第二基地局装置に対して、当該第二基地局装置における通信品質についての問い合わせを行なう(図3のステップS2)。第一基地局装置2と第二基地局装置とはイーサネット回線を介して接続されており、基地局装置同士で情報通信が可能となっていることから、第一基地局装置2の制御部11は、近隣の第二基地局装置における通信品質についての品質情報を当該第二基地局装置から受信することができる。
第二基地局装置(各基地局装置)は、自己の通信品質(例えばRSSI、CINR)を継続して監視しており、第一基地局装置2からの前記問い合わせがあると(図3のステップS2)、通信品質が低下しているか否かについての品質情報を第一基地局装置2の制御部11へ送信する(図3のステップS3)。例えば、第一基地局装置2において前記同期処理が適式に行なわれないで無線信号が送信されていることにより、近隣の第二基地局装置において受信干渉が発生しており、通信品質が低下している場合、当該第二基地局装置は、品質情報として低下信号を送信する(図3のステップS3においてYesの場合)。
第一基地局装置2の制御部11がこの低下信号を受信すると、制御部11は干渉防止部を作動させる(図3のステップS4)。つまり、制御部11からの制御信号によって、可変減衰器16の減衰量を大きくさせ、送信器6から送信する無線信号の送信電力を低下させる。例えば3dB低下させる。
その後、第一基地局装置2は、再び、近隣の第二基地局装置に対して通信品質の問い合わせを行なう(図3のステップS2)。このステップS2からステップS4の処理は、第二基地局装置の通信品質が回復するまで(図3のステップS3においてNoの場合まで)繰り返される。
これによれば、制御部11は、段階的に可変減衰器16の減衰量を大きくさせ、送信器6から送信する無線信号の送信電力を段階的に低下させるように制御することができる。
また、第一基地局装置2において、送信タイミングの同期処理が行なわれず、状態信号として異常アラーム信号が検出され(図3のステップS1及びステップS2)、図3の最初のステップS3において、近隣の第二基地局装置において通信品質が低下していない場合(図3のステップS3においてNoの場合)は、制御部11は、干渉防止部を動作させない。すなわち、第一基地局装置2において異常があっても、近隣の第二基地局装置において受信干渉が発生していなければ、つまり通信品質が低下していなければ、送信電力を低下させないで済む。
以上のように構成された第一基地局装置2では、近隣の第二基地局装置において無線信号の受信干渉が発生するのを防ぐために、基地局装置同士で送信タイミングを同期させて無線信号を第一基地局装置2から送信するように管理されている。そして、このような管理が行なわれる通信方法は、通信器6は、動作モードを、通常モードから異常時動作モードに切り替え可能であり、前記同期クロックの異常が発生しているか否かを判定し、異常が発生していると判定したときに前記通信器6を異常時動作モードに切り替えることによって行なわれる。この実施形態では、通信器6の送信電力を低下させることによって異常時動作モードを実行する。
なお、この通信方法は、第一基地局装置2内において行なわれる場合を説明しているが、図示しないが、この第一基地局装置2とは別にネットワーク上に設けられた通信管理部(コンピュータ)によって行なわれてもよい。
以上のように構成された第一基地局装置2によれば、1PPS信号に異常が発生していることを異常検出部12が判定すると、制御部11は、干渉防止部を作動させて通信器6の動作モードを、異常時動作モードに切り替えることから、第一基地局装置において、1PPS信号の異常が発生して送信タイミングを他の基地局装置と同期させることができなくなっても、干渉防止部が作動し、通信器6の動作モードが異常時動作モードに切り替わり、近隣の第二基地局装置との受信干渉を防止する。これにより、前記異常による近隣の第二基地局装置への影響を抑えることができる。この結果、第一基地局装置2における不具合を近隣の第二基地局装置へ影響を及ぼすことが無く、さらには、通信システム全体の性能が低下してしまうことを防止することができる。
なお、前記実施形態では、制御部11は、同期クロックの異常が発生しているか否かに加えて、近隣の第二基地局装置における通信品質が低下しているか否かも、前記通信器6を異常時動作モードに切り替えるか否かの判定基準とする場合を説明したが、図示しないが、制御部11は、同期クロックの異常が発生しているか否かのみを判定基準としてもよく、または、図示しないが、制御部11は、他の基地局装置(近隣の第二基地局装置)における通信品質が低下しているか否かを判定し、低下していると判定したときに干渉防止部を作動させて送信器を異常時動作モードに切り替えるものであってもよい。
[干渉防止部の第2実施形態]
図2において、前記干渉防止部は周波数変更部17よりなる。この周波数変更部17は、通信器6から送信する無線信号の送信周波数を、近隣の第二基地局装置が使用している送信周波数と異ならせることによって、前記異常時動作モードを実行する。この周波数変更部17は、前記無線設定部22が機能部として有している。
図4は、周波数変更部17の機能を説明する説明図である。この通信システムにおいて、使用可能とされている周波数帯として例えば30MHzが割り当てられており、この周波数帯が複数(図例では三つ)に分割されている。そして、第一周波数帯f1が第一基地局装置2及びその近隣の第二基地局装置において使用されている。第二周波数帯f2及び第三周波数帯f3は使用されていない。
図2において、前記異常検出部12が、GPS受信器7から状態信号を受信すると、その状態信号の判定を行なう。異常検出部12は、状態信号が正常信号であると判定すると、制御部11は干渉防止部を作動させず、前記通信部6の動作モードを通常モードのままとする。つまり、無線設定部22は、第一周波数帯f1をそのまま使用する。
異常検出部12は、状態信号が異常アラーム信号であると判定すると、制御部11は干渉防止部を作動させ、前記通信部6の動作モードを通常モードから異常時動作モードに切り替える。つまり、制御部11からの制御信号によって、周波数変更部17は、使用していた第一周波数帯f1を第二周波数帯f2又は第三周波数帯f3に変更する。これによれば、第一基地局装置2において変更した無線信号の送信周波数帯f2が、近隣の第二基地局装置が使用している周波数帯f1と異なることから、第二基地局装置での受信干渉の発生を防止することができる。なお、この実施の形態においても、図3に示したように制御部11は、近隣の第二基地局装置における通信品質が低下しているか否かも、通信器6を異常時動作モードに切り替えるか否かの判定基準とするようにして、近隣の第二基地局装置における受信干渉の発生度合いに応じて、制御を行なうことができる。
[干渉防止部の第3実施形態]
図2において、前記干渉防止部は前記チルト変更部9よりなる。このチルト変更部9は、通信エリアを縮小するようにアンテナ指向性のチルト角度を変更することによって前記異常時動作モードを実行する。
図5は、チルト変更部9の機能を説明する説明図である。チルト変更部9は、通信器6のアンテナ21のチルト角度を変更することができるように構成されたものであり、前記制御部11からの指令信号に基づいて動作する。なお、アンテナ21の指向性は水平面に対して地面側へ向けられており、チルト変更部9は、この水平面に対するアンテナ指向性の角度を変更する。
アンテナ21は可変ビームチルトアンテナ(チルト角可変アンテナともいう)であり、複数の放射素子(図示せず)を有している。そして、チルト変更部9は位相調整回路を有しており、この位相調整回路が前記放射素子への励振位相をそれぞれ変化させることにより、アンテナ21のチルト角度を変化させる構成となっている。
図2において、前記異常検出部12が、GPS受信器7から状態信号を受信すると、その状態信号の判定を行なう。異常検出部12は、状態信号が正常信号であると判定すると、制御部11はこの干渉防止部を作動させず、前記通信部6の動作モードを通常モードのままとする。つまり、アンテナ21のチルト角度は、通常の通信を行なうのに適した所定の角度θ1である。
前記異常検出部12が、GPS受信器7から状態信号を受信し、異常アラーム信号であると判定すると、制御部11はこの干渉防止部を作動させる。つまり、制御部11からの制御信号によって、チルト変更部9は、図5に示しているように、アンテナ21のチルト角度をθ1からθ2へと変更する。
これによれば、アンテナ指向性のチルト角度を変更して通信エリアを縮小することが可能となる。通信エリアが縮小されることで、近隣の第二基地局装置での受信干渉の発生を抑えることができる。また、この実施の形態においても、図3に示したように制御部11は、近隣の第二基地局装置における通信品質が低下しているか否かも、通信器6を異常時動作モードに切り替えるか否かの判定基準とするようにして、近隣の第二基地局装置における受信干渉の発生度合いに応じて、制御を行なうことができる。
[干渉防止部の第4実施形態]
図2において、前記干渉防止部は方向変更部18よりなる。この方向変更部18は、アンテナ指向性を近隣にある他の第二基地局装置から外れる方向に変更することによって前記異常時動作モードを実行する。このために、基地局装置2はアダプティブアレイアンテナシステムとしての機能を有するように構成されている。そして、前記ベースバンド部5が機能部として方向変更部18を有している。
図6は、方向変更部18の機能を説明する説明図である。なお、図6では、第一基地局装置2は、複数(三つ)のセクタ装置4a,4b,4cを有しており、それぞれがアンテナ21を有している。そして、この一つの基地局装置2において、各アンテナ21は他のアンテナ21と異なる指向性を有するようにして予め設置されている。これにより、基地局装置2は、三つのセクタに分割された一つの通信エリアを有している。
各アンテナ21は、複数のアンテナがアレイ状に並べられてアダプティブアレイアンテナとして構成されている。
図2において、前記異常検出部12が、GPS受信器7から状態信号を受信すると、その状態信号の判定を行なう。異常検出部12は、状態信号が正常信号であると判定すると、制御部11はこの干渉防止部を作動させず、前記通信部6の動作モードを通常モードのままとする。つまり、各セクタ装置のアンテナ指向性を、通常の通信を行なうのに適した所定の方向とする。
そして、前記異常検出部12が、GPS受信器7から状態信号を受信し、異常アラーム信号であると判定すると、制御部11からの制御指令によって、方向変更部18は各アンテナの重み付けをアダプティブ制御して、所定のセクタ装置の指向性を電気的に変えることができる。
また、この実施の形態においても、図3に示したように制御部11は、近隣の第二基地局装置における通信品質が低下しているか否かも、通信器6を異常時動作モードに切り替えるか否かの判定基準とするようにして、近隣の第二基地局装置における受信干渉の発生度合いに応じて、制御を行なうことができる。この際、制御部11は、通信品質が低下している近隣の第二基地局装置の位置情報を考慮して、第一基地局装置2のうちのどのセクタ装置の指向性を変更すべきかについて判断する。そして、制御部11は、通信品質が低下している第二基地局装置側へ指向性が向けられているセクタ装置(例えば4a)の指向性を、例えば図5のように、b1からb2へと変更する。
このように指向性を変更する方向は、例えば第一基地局装置2が海沿いにある場合、指向性を海側へ向けるように変更し、第二基地局装置へ影響を及ぼさないようにする。これにより、第一基地局装置2のアンテナ指向性を、近隣の第二基地局装置から外れる方向に変更することができ、第二基地局装置は無線信号を受信しなくなり、受信干渉の発生が抑えられる。
また、本発明は、図示した形態に限らず本発明の範囲内において他の形態のものであっても良い。前記実施形態では、干渉防止部は、前記電力設定部15、前記周波数変更部17、前記チルト変更部9及び前記方向変更部18の内のいずれか一つよりなる場合として説明したが、干渉防止部は、これらの内の少なくとも二つを組み合わせたものからなる場合であってもよい。つまり、干渉防止部は、これらのうちの少なくとも二つの組み合わせからなり、これらが共同して機能するように構成しても良い。
通信システムの全体構成を示している。 基地局装置の概略構成を示しているブロック図である。 制御部による制御を説明しているフロー図である。 周波数変更部の機能を説明する説明図である。 チルト変更部の機能を説明する説明図である。 方向変更部の機能を説明する説明図である。
符号の説明
1:端末、2:基地局装置、3:ASN−GW、4a,4b,4c:セクタ装置、5:ベースバンド部、6:通信器(送信器)、7:GPS受信器(基準クロック取得部)、9:チルト変更部(干渉防止部)、11:制御部、12:異常検出部、15:電力設定部(干渉防止部)、16:可変減衰器(干渉防止部)、17:周波数変更部(干渉防止部)、18:方向変更部(干渉防止部)、21:アンテナ、22:無線設定部、23:直交変調器、24:直交復調器、25a,25b:変換器、26:デュプレクサ

Claims (8)

  1. ベースバンド部と、このベースバンド部からの送信信号を変調かつ増幅して送信する送信器と、この送信器からの送信タイミングを他の基地局装置と同期させるための同期クロックを取得して前記ベースバンド部に付与する基準クロック取得部とを備えている基地局装置であって、
    前記送信器の動作モードを、前記他の基地局装置との受信干渉を防止するための異常時動作モードに切り替え可能な干渉防止部と、
    前記同期クロックの異常が発生しているか否かを判定し、異常が発生していると判定したときに前記干渉防止部を作動させて前記送信器を異常時動作モードに切り替える制御部とを備えていることを特徴とする基地局装置。
  2. ベースバンド部と、このベースバンド部からの送信信号を変調かつ増幅して送信する送信器と、この送信器からの送信タイミングを他の基地局装置と同期させるための同期クロックを取得して前記ベースバンド部に付与する基準クロック取得部とを備えている基地局装置であって、
    前記送信器の動作モードを、前記他の基地局装置との受信干渉を防止するための異常時動作モードに切り替え可能な干渉防止部と、
    他の基地局装置における通信品質が低下しているか否かを判定し、低下していると判定したときに前記干渉防止部を作動させて前記送信器を異常時動作モードに切り替える制御部とを備えていることを特徴とする基地局装置。
  3. 前記制御部は、前記同期クロックの異常が発生しているか否かに加えて、他の基地局装置における通信品質が低下しているか否かも、前記送信器を異常時動作モードに切り替えるか否かの判定基準とする請求項1に記載の基地局装置。
  4. 前記干渉防止部は、前記送信器の送信電力を低下させることによって前記異常時動作モードを実行する電力設定部よりなる請求項1〜3のいずれか一項に記載の基地局装置。
  5. 前記干渉防止部は、前記送信器の送信周波数を近隣にある他の基地局装置の送信周波数と異ならせることによって前記異常時動作モードを実行する周波数変更部よりなる請求項1〜3のいずれか一項に記載の基地局装置。
  6. 前記干渉防止部は、通信エリアを縮小するようにアンテナ指向性のチルト角度を変更することによって前記異常時動作モードを実行するチルト変更部よりなる請求項1〜3のいずれか一項に記載の基地局装置。
  7. 前記干渉防止部は、アンテナ指向性を近隣にある他の基地局装置から外れる方向に変更することによって前記異常時動作モードを実行する方向変更部よりなる請求項1〜3のいずれか一項に記載の基地局装置。
  8. 同期クロックに基づいて送信タイミングを他の基地局装置と同期させ送信器が信号を送信する通信方法であって、
    前記送信器は、動作モードを、前記他の基地局装置との受信干渉を防止するための異常時動作モードに切り替え可能であり、
    前記同期クロックの異常が発生しているか否かを判定し、異常が発生していると判定したときに前記送信器を異常時動作モードに切り替えることを特徴とする通信方法。
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