JP2013225826A - 撮像装置、撮像方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の撮像装置において、撮像タイミングをより高精度に同期させること。
【解決手段】GPSデバイス23は、GPS衛星100からGPS信号を受信し、このGPS信号に基づき、一定の周期でGPSパルスを出力する。撮像指示信号発生部40は、GPSデバイス23が出力したGPSパルスに基づき、撮像開始信号を発生し、当該撮像開始信号を他の撮像装置に送信、または、受信する。TG24は、GPSデバイス23が時刻の基準となるGPS信号をGPS衛星100から受信したタイミングに合わせて、周期的なフレーム同期信号を発生する。撮像制御部41は、撮像装置10Aまたは10Bにおける撮像開始信号発生部42aが発生した撮像開始信号を取得した場合に、TG24より発生されたフレーム同期信号に合わせて、撮像部17による撮像タイミングを決定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、他の装置と同期して撮像を行う撮像装置、撮像方法及びプログラムに関する。
近年、デジタルカメラは、100〜1000fps(Frames Per Second)を超える高速フレームレートでの連続撮影が可能となっている。また、デジタルカメラは、このような高速フレームレートでの連続撮影を、他のデジタルカメラと同期させて行う場合がある。この場合、デジタルカメラは、連続撮影により撮影する各フレームを、他のデジタルカメラとの間において同一タイミングで撮影するために、百分の一秒から千分の一秒の精度で、互いに同期している必要がある。
ところが、複数のデジタルカメラの間で撮影タイミングを同期させる信号を送受信する場合、送信側のカメラで認識する送信時刻と受信側のカメラで認識する受信時刻との間には百分の一秒以上のずれが生じてしまう。また、複数のデジタルカメラは、夫々内蔵する月差15秒程度のクオーツ時計に同期させた場合、互いに1時間当たり0.02秒程度のずれを生じさせてしまう。
また、全ての撮像装置または1つを除く残りの撮像装置に、ストロボ発光を検知する光検知手段と、ストロボ発光の検知に呼応してフレーム同期信号のタイミングを初期化する信号制御手段とを設け、ストロボ発光を合図として全ての撮像装置の撮像動作を同期する技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2002−344800号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、ストロボ発光を利用して、複数の撮像装置の撮像動作を同期させることができるものの、ストロボ発光の場合、発光を指示してから発光するまでに時間を要するため、複数の撮像装置間で、百分の一秒から千分の一秒の精度で、互いに同期させることが困難である。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、複数の撮像装置において、撮像タイミングをより高精度に同期させることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の撮像装置は、
被写体を撮像する撮像手段と、時刻の基準となる基準時刻信号を外部から受信する基準時刻信号受信手段と、前記基準時刻信号受信手段が前記基準時刻信号を外部から受信したタイミングに合わせて、周期的な同期信号を発生する同期信号発生手段と、撮像タイミングを同期させて撮像することを指示する同期撮像指示信号を発生する撮像指示信号発生手段と、自装置または他の装置における前記撮像指示信号発生手段が発生した前記同期撮像指示信号を取得した場合に、前記同期信号発生手段によって発生された前記同期信号に合わせて、前記撮像手段による同期した画像データの撮像タイミングを決定する撮像制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数の撮像装置において、撮像タイミングをより高精度に同期させることができる。
本発明に係る第1実施形態としての撮像システムのシステム構成を示す図である。 第1実施形態に係る撮像装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係るGPSパルス(時刻同期信号)とフレーム同期信号との関係を説明する図である。 第1実施形態に係る撮像システムが同期撮像処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 第1実施形態に係る撮像システムが実行する同期撮像処理の流れを説明するフローチャートである。 本発明に係る第2実施形態の撮像装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係る撮像システムが同期撮像処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 図8の撮像システムにおける同期制御部の詳細な機能的構成を示す機能ブロック図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
(構成)
図1は、本発明に係る第1実施形態としての撮像システム1のシステム構成を示す図である。
撮像システム1は、撮像タイミングを同期させて撮像することを指示するための信号(以下、「同期撮像指示信号」と言う)を互いに送受信して撮像を行う複数の撮像装置を備える。本実施形態では、複数の撮像装置は、上記同期撮像指示信号を送信する側(以下、「マスター側」とも言う)の撮像装置10Aと、上記同期撮像指示信号を受信する側(以下、「スレーブ側」とも言う)の撮像装置10Bと、で構成されている。また、本実施形態において、「同期撮像」とは、複数の撮像装置において、タイミングを同期させて撮像処理を実行することを言う。
なお、本実施形態では、撮像装置10Aをマスター側の撮像装置とし、撮像装置10Bをスレーブ側の撮像装置として構成しているが、これに限らず、撮像装置10Bをマスター側の撮像装置とし、撮像装置10Aをスレーブ側の撮像装置として構成してもよい。
撮像装置10A及び10Bは、例えば、デジタルカメラにより構成することができる。
撮像装置10A及び10Bは、GPS(Global Positioning System)衛星100から、同期撮像処理(後述)を実行するタイミングの基準となる基準時刻信号として、同一のGPS信号を夫々受信し、このGPS信号に同期させたフレーム同期信号を夫々発生し、このフレーム同期信号に合わせて、被写体200を夫々撮像する。
これにより、撮像システム1は、例えば、高速で移動する物体あるいは瞬間的な物理現象といった被写体200を、同一のタイミングで、互いに異なる角度から撮像された複数の画像データとして出力できる。また、撮像システム1は、GPS信号を基準として同期撮像を行うことで、撮像タイミングをより高精度に同期させることができる。
次に、撮像装置10A及び10Bのハードウェアの構成を説明する。
本実施形態において、撮像装置10Aと10Bとは、同一のハードウェアの構成を備える。したがって、以下の説明では、撮像装置10A及び10Bを個々に区別する必要が無い場合、これらをまとめて「撮像装置10」と呼ぶ。
図2は、第1実施形態に係る撮像装置10のハードウェアの構成を示すブロック図である。
撮像装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、画像処理部14と、バス15と、入出力インターフェース16と、撮像部17と、操作部18と、表示部19と、記憶部20と、通信部21と、ドライブ22と、GPSデバイス23と、タイミングジェネレータ(以下、「TG」とも言う)24と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、または、記憶部20からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
画像処理部14は、DSP(Digital Signal Processor)や、VRAM(Video Random Access Memory)等から構成されており、CPU11と協働して、画像のデータに対して各種画像処理を施す。
ここで、本実施形態では、撮像装置10による画像の処理単位は一枚のフレームであり、具体的には、複数のフレームによって構成される動画像(後述するライブビュー画像)における1フレームである。即ち、本実施形態では、動画像を構成する各フレーム毎に同期撮像される。
例えば、画像処理部14は、後述する撮像部17から出力される画像データに対して、ノイズ低減、ホワイトバランス、手ぶれ補正等の画像処理を施す。
CPU11、ROM12、RAM13及び画像処理部14は、バス15を介して相互に接続されている。このバス15にはまた、入出力インターフェース16も接続されている。入出力インターフェース16には、撮像部17、操作部18、表示部19、記憶部20、通信部21、ドライブ22、GPSデバイス23及びTG24が接続されている。
撮像部17は、図示はしないが、光学レンズ部と、イメージセンサと、を備えている。
光学レンズ部は、被写体を撮影するために、光を集光するレンズ、例えばフォーカスレンズやズームレンズ等で構成される。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
イメージセンサは、光電変換素子や、AFE(Analog Front End)等から構成される。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、後述するTG24が発生したフレーム同期信号に基づき、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部17の出力信号として出力される。
なお、以下、撮像部17の出力信号が、「画像データ」であるものとする。したがって、撮像部17からは画像データが出力されて、CPU11や画像処理部14等に適宜供給される。
操作部18は、シャッタボタンを含む各種ボタン等で構成され、ユーザの指示操作を受け付ける。
表示部19は、液晶ディスプレイ等で構成され、各種画像を表示する。
記憶部20は、記憶手段の一例であり、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、画像処理部14等から出力された画像のデータを一時的に記憶する。また、記憶部20は、画像処理部14等の処理に必要な各種データも記憶する。また、記憶部20は、後述するTG24によりフレーム同期信号が発生されると、後述する撮像制御部41により加算されるフレームカウンタのカウンタ値を記憶する。また、記憶部20には、所定数(例えば、10フレーム分)の画像データを順次格納するリングバッファが形成されている。
通信部21は、近距離無線通信や赤外線通信等によって、例えば、他の撮像装置10との間で、各種の信号を送受信する。
ドライブ22には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリ等よりなる記録手段の一例であるリムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ22によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部20にインストールされる。また、リムーバブルメディア31は、記憶部20に記憶されている画像データ等の各種データも、記憶部20と同様に記憶することができる。
GPSデバイス23は、基準信号出力手段の一例であり、GPS衛星100(図1参照)からGPS信号(基準時刻信号)を受信し、このGPS信号に含まれる標準時刻情報と、このGPS信号の受信タイミングとに基づき、標準時刻に同期し、かつ、一定の周期でGPSパルス(以下、特に1秒周期である場合のGPSパルスを適宜「PPS信号」とも呼ぶ)を出力する。詳細には、GPSデバイス23は、GPS信号から標準時刻情報を生成して計時する時計を有し、この時計に基づき、所定時間毎、例えば、毎正秒(n分m秒00)(“n”及び“m”は任意の整数を示す)毎に、GPSパルスを出力する。
この所定時間(一定の周期)は、各撮像装置10で予め取り決められた値であり、かつ、各撮像装置10の間で情報を送受信してから必要な処理を開始可能になるまでの応答時間に対して十分に余裕を持った時間であれば、他の値であってもよい。また、計時される時刻はGPS信号に含まれる標準時刻を用いるので、各撮像装置10の間で共通した時刻となる。
即ち、撮像装置10A及び10Bは、夫々のGPSデバイス23が適切にGPS衛星100を捕捉し、同一のGPS信号を受信することで、同一周期かつ同一時刻のGPSパルスを生成している(新たにGPSパルスを生成、または既に生成されているGPSパルスの時刻とタイミングとを補正している)。
また、GPSデバイス23は、GPSパルスをCPU11及びTG24に送出する。
図3は、第1実施形態に係るGPSパルス(時刻同期信号)とフレーム同期信号との関係を説明する図である。
TG24は、同期信号発生手段の一例であり、CPU11に制御され、GPSデバイス23により出力されたGPSパルスに合わせて、フレーム同期信号の発生を開始し、所定の周期でフレーム同期信号を繰り返し発生する。また、TG24は、2つのGPSパルス間(1秒00)において、所定回数のフレーム同期信号を発生させるための分周回路を有している。
即ち、撮像装置10A及び10BのTG24が、同一のタイミングで出力されたGPSパルスに合わせて、フレーム同期信号を夫々発生することで、撮像装置10A及び10Bでは、同一のタイミングで開始された同一周期のフレーム同期信号が繰り返し発生されている。
また、TG24は、発生したフレーム同期信号を撮像部17に出力する。
図4は、図1の撮像システム1が同期撮像処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
図4においては、図2の撮像装置10A及び10Bの構成のうち、CPU11と、撮像部17と、記憶部20と、GPSデバイス23と、TG24と、リムーバブルメディア31とのみが図示されている。
以下、撮像装置10Aまたは10Bと明記しない場合は、撮像装置10A及び10Bにおいて共通する機能的構成の説明である。
同期撮像処理の実行が制御される場合、CPU11においては、撮像制御部41、撮像指示信号発生部42及び送受信制御部43が機能する。
撮像制御部41は、TG24によって発生されたフレーム同期信号に合わせて、撮像部17に画像データを順次出力させる。具体的には、撮像制御部41は、フレーム同期信号の発生開始と同時に、ライブビュー撮像処理及びライブビュー表示処理を実行する。
即ち、撮像制御部41は、フレーム同期信号に合わせて撮像部17による撮像動作を継続させる。なお、本実施形態において、撮像制御部41は、TG24によってフレーム同期信号が発生される毎に、撮像部17に1フレームの画像データを出力させる。
また、撮像制御部41は、記憶部20に記憶されたフレームカウンタを同期撮像の開始に伴ってリセットし、TG24によりフレーム同期信号が発生される毎、即ち、撮像部17から1フレームの画像データが出力される毎に、フレームカウンタのカウンタ値を加算する。このフレームカウンタのカウンタ値は、同期撮像開始後に撮像されたフレームの通し番号を示している。
また、撮像制御部41は、撮像部17による撮像動作が継続されている間、フレームカウンタのカウンタ値の加算に対応して、記憶部20のリングバッファにおける画像データの記憶先アドレスを次のアドレスに更新し、更新したリングバッファのアドレスに、撮像部17により順次出力された画像データと、フレームカウンタのカウンタ値と、を対応付けて一時的に記憶する。このような一連の制御処理が、ここで言う「ライブビュー撮像処理」である。
また、撮像制御部41は、ライブビュー撮像処理の最中にリングバッファに一時的に記録された各撮像画像のデータを順次読み出して、当該撮像画像を、表示部19に順次表示させる制御を実行する。このような一連の制御処理が、ここで言う「ライブビュー表示処理」であり、ライブビュー表示処理により表示部19に表示されている撮像画像が、ここで言う「ライブビュー画像」である。
ユーザは、ライブビュー画像を見ながら構図を決めて、撮像画像の記録の指示操作として、操作部18のシャッタボタンを下限まで押下することができる。このように、シャッタボタンを下限まで押下する操作を、以下、「全押し操作」または単に「全押し」と呼ぶ。
ここで、ユーザは、全押し操作をする前に、AF(Auto Focus)処理等を撮像装置10Aに実行させるべく、操作部18のシャッタボタンを途中(下限に至らない所定の位置)まで押下する操作を行うことができる。なお、このように、シャッタボタンの途中(下限に至らない所定の位置)まで押下する操作を、以下、「半押し操作」または単に「半押し」と呼ぶ。
撮像指示信号発生部42は、マスター側として動作する場合、撮像タイミングを同期させて撮像することを指示するための同期撮像指示信号(後述する撮像開始信号及び画像記録指示信号)を発生し、送受信制御部43と協働して、当該同期撮像指示信号を他の撮像装置に送信する。また、撮像指示信号発生部42は、スレーブ側として動作する場合、送受信制御部43と協働して、同期撮像指示信号を他の撮像装置から受信する。
本実施形態においては、撮像装置10Aの撮像指示信号発生部42は、同期撮像指示信号を発生し当該同期撮像指示信号を撮像装置10Bに送信する。また、撮像装置10Bの撮像指示信号発生部42は、同期撮像指示信号を撮像装置10Aから受信する。
撮像指示信号発生部42は、撮像開始信号発生部42aと画像記録指示信号発生部42bとを備えている。
撮像開始信号発生部42aは、マスター側として動作する場合、GPSデバイス23が出力したGPSパルスに基づき、撮像部17によるライブビュー撮像処理開始の契機となる同期撮像指示信号(以下、適宜「撮像開始信号」と呼ぶ)を発生し、送受信制御部43と協働して、当該撮像開始信号を他の撮像装置に送信する。また、撮像開始信号発生部42aは、スレーブ側として動作する場合、送受信制御部43と協働して、撮像開始信号を他の撮像装置から受信する。
本実施形態においては、撮像装置10Aの撮像開始信号発生部42aは、撮像開始信号を発生し当該撮像開始信号を撮像装置10Bに送信する。また、撮像装置10Bの撮像開始信号発生部42aは、同期撮像指示信号を撮像装置10Aから受信する。
ここで、TG24は、撮像開始信号発生部42aが撮像開始信号を発生し、または、撮像開始信号を他の撮像装置から受信してから、所定時間経過後に、GPSデバイス23により出力されたGPSパルスに合わせて、フレーム同期信号の発生を開始する。
即ち、撮像装置10AのTG24は、撮像開始信号発生部42aが撮像開始信号を発生してから所定時間経過後に、フレーム同期信号の発生を開始する。また、撮像装置10BのTG24は、撮像開始信号を撮像装置10Aから受信してから所定時間経過後に、フレーム同期信号の発生を開始する。
具体的には、TG24は、撮像開始信号発生部42aが撮像開始信号を発生後、または、撮像開始信号を他の撮像装置から受信後、最初にGPSデバイス23により出力されたGPSパルスに合わせて、フレーム同期信号の発生を開始する。
例えば、図3の例で説明すると、TG24は、図3中の時刻T1で、撮像開始信号発生部42aが撮像開始信号を発生または受信した場合、その後、最初に出力されたGPSパルスに合わせて、フレーム同期信号の発生を開始する(図3中の時刻T2)。
画像記録指示信号発生部42bは、マスター側として動作する場合、ユーザによりシャッタボタンが全押しされると、画像データを記録する契機となる同期撮像指示信号(以下、適宜「画像記録指示信号」と呼ぶ)を発生し、送受信制御部43と協働して、当該画像記録指示信号を他の撮像装置に送信する。また、画像記録指示信号発生部42bは、スレーブ側として動作する場合、送受信制御部43と協働して、他の撮像装置から画像記録指示信号を受信する。
本実施形態においては、撮像装置10Aの画像記録指示信号発生部42bは、画像記録指示信号を発生し、当該画像記録指示信号を撮像装置10Bに送信する。また、撮像装置10Bの画像記録指示信号発生部42bは、画像記録指示信号を撮像装置10Aから受信する。
また、画像記録指示信号発生部42bは、画像記録指示信号に、記録する画像データに対応するフレームカウンタのカウンタ値(以下、適宜「記録指示フレーム番号」と呼ぶ)を含めて、他の撮像装置に送信する。
そして、撮像制御部41は、画像記録指示信号が発生され、または受信されると、撮像部17から出力された撮像画像のデータを、画像処理部14による所定の画像処理を施して、リムーバブルメディア31に記録させるまでの制御を実行する。
具体的には、撮像制御部41は、画像記録指示信号発生部42bにより画像記録指示信号が発生されたときに、または、他の撮像装置から画像記録指示信号を受信したときに、記録指示フレーム番号に対応する画像データを記憶部20のリングバッファから読み出し、記録手段としてのリムーバブルメディア31に記録する。
ここで、「記録指示フレーム番号」は、画像記録指示信号が発生した時のフレームカウンタのカウンタ値、画像記録指示信号が発生した時のフレームカウンタのカウンタ値から所定数を減算したカウンタ値、または、画像記録指示信号が発生した時のフレームカウンタのカウンタ値に所定数を加算したカウンタ値である。即ち、撮像制御部41は、設定により、シャッタボタンが全押しされたときの画像データを記録することも、シャッタボタンが全押しされたときよりも数フレーム前の画像データを記録することも、シャッタボタンが全押しされたときよりも数フレーム後の画像データを記録することもできる。
なお、以下、ライブビュー撮像処理及びライブビュー表示処理のための撮像と区別すべく、全押し操作により記録の指示がなされたときの撮像を、適宜「記録用撮像」と呼ぶ。
送受信制御部43は、通信部21を制御し、撮像開始信号発生部42aと協働して、撮像開始信号を他の撮像装置に送信、または、撮像開始信号を他の撮像装置から受信する。また、送受信制御部43は、通信部21を制御し、画像記録指示信号発生部42bと協働して、画像記録指示信号を他の撮像装置に送信し、または、画像記録指示信号を他の撮像装置から受信する。
次に、図5を参照して、撮像システム1の処理のうち、このような図4の機能的構成により実現される同期撮像処理について説明する。
図5は、図4の撮像システム1が実行する同期撮像処理の流れを説明するフローチャートである。
図5の同期撮像処理は、撮像装置10A(マスター側)と、撮像装置10B(スレーブ側)とのGPSデバイス23が、GPS衛星100(図1参照)を捕捉し、GPS衛星100からGPS信号を受信可能な状態になり、双方のGPSデバイス23が同一周期かつ同一時刻のGPSパルスの生成を開始し(時刻とタイミングの補正が完了し)、撮影モードに切り換えられると実行される。
なお、GPSパルスの生成を開始する(時刻とタイミングを補正する)ためのGPS信号の受信は、通常のGPS機能(撮影時の位置情報を撮像画像のデータに付加して記憶する機能)が有効である場合には撮影の度に行われるが、省電力のために通常のGPS機能を無効にしている場合であっても、時刻とタイミングのずれが所定以上とならないような間隔で実行される。例えば、撮像装置の起動時(電源投入時)や、同期撮像を行う撮影モードに切り換えられた後等、実際に撮影を行うタイミングになるべく近く、かつ、建物の中では電波が受信できなくなることを考慮し、電波の受信可能な期間に余裕を持って行うことが望ましい。
まず、撮像装置10Aが実行する同期撮像処理の流れを説明する。
ステップS1において、撮像制御部41は、記憶部20に記憶されたフレームカウンタのカウンタ値をリセットする。
ステップS2において、撮像開始信号発生部42aは、GPSデバイス23によるGPSパルスの出力を待つ。
ステップS3において、撮像開始信号発生部42aは、GPSデバイス23がGPSパルスを出力すると直ちに(次のGPSパルスが出力される前に)、撮像部17によるライブビュー撮像処理開始の契機となる同期撮像指示信号(撮像開始信号)を発生し、送受信制御部43と協働して、当該撮像開始信号を撮像装置10Bに送信する。
ステップS4において、TG24は、CPU11に制御され、GPSデバイス23により出力された次の(1秒後の)GPSパルスに合わせて、フレーム同期信号の発生を開始する。また、本ステップにおいて、撮像制御部41は、TG24によるフレーム同期信号の発生と同時に、ライブビュー撮像処理及びライブビュー表示処理を実行する。
ステップS5において、撮像制御部41は、ユーザによる操作部18の指示操作によりライブビュー撮像処理の終了が選択されたか否かを判定し、終了が選択されたと判定した場合(YES)は本処理を終了し、終了が選択されていないと判定した場合(NO)はステップS6に処理を移す。
ステップS6において、撮像制御部41は、TG24によってフレーム同期信号が発生される毎に、撮像部17に1フレームの画像データを出力させる。
ステップS7において、撮像制御部41は、記憶部20に記憶されたフレームカウンタを同期撮像の開始に伴ってリセットし、撮像部17から1フレームの画像データが出力される毎に、記録指示フレーム番号であるフレームカウンタのカウンタ値を加算する。
ステップS8において、撮像制御部41は、記憶部20のリングバッファにおける画像データの記憶先アドレスを次のアドレスに更新する。
ステップS9において、画像記録指示信号発生部42bは、ユーザにより操作部18のシャッタボタンが全押しされたか否かを判定し、全押しされたと判定した場合(YES)はステップS10に処理を移し、全押しされていないと判定した場合(NO)はステップS5に処理を戻す。
ステップS10において、画像記録指示信号発生部42bは、シャッタボタンが全押しされた時のカウンタ値(記録指示フレーム番号)を含む信号であって画像データを記録する契機となる同期撮像指示信号(画像記録指示信号)を発生し、送受信制御部43と協働して、当該画像記録指示信号を撮像装置10Bに送信する。
なお、画像記録指示信号に含まれるカウンタ値は、標準ではシャッタボタンが全押しされた時のカウンタ値を用いるが、シャッタボタンが全押しされたタイミングより所定時間前のカウンタ値や、所定時間後のカウンタ値を用いるように指示したり、予め設定しておいたりすることも可能である。
ステップS11において、撮像制御部41は、記録指示フレーム番号が示すフレームの画像データを記憶部20のリングバッファから読み出し、リムーバブルメディア31に記録する。
次に、撮像装置10Bが実行する同期撮像処理の流れを説明する。
ステップS21の処理は、ステップS1と同様である。
ステップS23において、撮像開始信号発生部42aは、送受信制御部43と協働して、撮像開始信号を撮像装置10Aから受信する。
ステップS24において、TG24は、撮像開始信号を受信した後、最初にGPSデバイス23により出力されたGPSパルスに合わせて、フレーム同期信号の発生を開始する。また、本ステップにおいて、撮像制御部41は、TG24によるフレーム同期信号の発生と同時に、ライブビュー撮像処理及びライブビュー表示処理を実行する。
ステップS25からステップS28の処理は、夫々ステップS5からステップS8と同様である。
ステップS30において、画像記録指示信号発生部42bは、送受信制御部43と協働して、撮像装置10Aから画像記録指示信号を受信したか否かを判定し、画像記録指示信号を受信したと判定した場合(YES)はステップS31に処理を移し、画像記録指示信号を受信していないと判定した場合は(NO)ステップS25に処理を戻す。
ステップS31において、撮像制御部41は、撮像装置10Aから受信した画像記録指示信号に含まれるカウンタ値(記録指示フレーム番号)に対応する画像データを記憶部20のリングバッファから読み出し、リムーバブルメディア31に記録する。
以上説明したように、第1実施形態に係る撮像システム1の撮像装置10A及び10Bは、撮像部17と、GPSデバイス23と、撮像指示信号発生部40と、TG24と、撮像制御部41と、を備える。
撮像部17は、被写体を撮像し画像データを出力する。
GPSデバイス23は、時刻の基準となるGPS信号をGPS衛星100から受信する。
TG24は、GPSデバイス23が時刻の基準となるGPS信号をGPS衛星100から受信したタイミングに合わせて、周期的なフレーム同期信号を発生する。
撮像開始信号発生部42aは、撮像部17によるライブビュー撮像処理開始の契機となる同期撮像指示信号(撮像開始信号)を発生する。
撮像制御部41は、撮像装置10Aまたは10Bにおける撮像開始信号発生部42aが発生した撮像開始信号を取得した場合に、TG24より発生されたフレーム同期信号に合わせて、撮像部17による撮像タイミングを決定する。
これにより、撮像装置10A及び10Bは、GPS衛星100からGPS信号を受信し、共通して受信するGPS信号に基づき、一定の周期でGPSパルスを出力する。そして、例えば、撮像装置10Aは、このGPSパルスに基づき、ライブビュー撮像処理開始の契機となる同期撮像指示信号(撮像開始信号)を発生し撮像装置10Bに送信する。また、撮像装置10Bは、この撮像開始信号を受信する。そして、撮像装置10A及び10Bは、GPSパルスに合わせてフレーム同期信号の発生を開始し、撮像開始信号を発生または受信した場合に、このフレーム同期信号に合わせて、撮像タイミングが決定される。
そのため、撮像装置10A及び10Bは、共通の基準時刻となるGPS信号に同期させたフレーム同期信号に合わせて撮像された画像データを順次出力する。
したがって、複数の撮像装置において、撮像タイミングをより高精度に同期させることができる。
また、GPS信号にはGPS信号が発生した時の標準時刻情報が含まれ、TG24は、GPS信号に含まれる標準時刻情報と、GPS信号の受信タイミングとに基づき、標準時刻に同期し、かつ、予め定められた周期のフレーム同期信号を発生する。
これにより、GPS信号の受信タイミングに対応し、標準時刻情報に同期したタイミングで撮像を行うことができる。
また、撮像制御部41は、撮像装置10Aまたは10Bの撮像開始信号発生部42aが発生した撮像開始信号を取得した後、TG24が最初にフレーム同期信号を出力したタイミングに合わせて、撮像部17による同期した画像データの撮像タイミングを決定する。
これにより、撮像開始信号の発生後、速やかにタイミングを同期させて、撮像を行うことができる。
また、TG24は、GPS信号が示す予め定めた時刻(例えば、毎正秒)となることを契機として、周期的にフレーム同期信号を発生する。
これにより、複数の撮像装置において、フレーム同期信号にずれが発生するのを防止できる。
また、撮像制御部41は、自装置または他の装置における撮像指示信号発生部42が発生した同期撮像指示信号を取得した後、TG24が最初に出力するフレーム同期信号のタイミング(即ち、最初にGPSパルスが出力されたタイミング)に合わせて、撮像タイミングの基準となるフレーム同期信号の出力タイミングを補正し、この補正されたフレーム同期信号に基づいて撮像部17による同期撮像の撮像タイミングを決定する。
これにより、撮像開始時にフレーム同期信号のずれを補正することが可能となる。
また、同期撮像指示信号は、撮像制御部41による連続した撮像を開始する契機となる撮像開始信号であり、撮像制御部41は、自装置または他の装置における撮像指示信号発生部42が発生した撮像開始信号を取得した場合に、TG24によって発生されたフレーム同期信号に合わせて、撮像部17に画像データを順次出力させる。
これにより、複数の撮像装置において、撮像タイミングを同期させた画像データを記録することができる。
また、本実施形態に係る撮像システム1の撮像装置10A及び10Bは、さらに、画像記録指示信号発生部42bを備える。
画像記録指示信号発生部42bは、ユーザによりシャッタボタンが全押しされると、画像データを記録する契機となる同期撮像指示信号(画像記録指示信号)を発生する。
撮像制御部41は、TG24によりフレーム同期信号が発生される毎に、フレーム同期信号に合わせて記憶部20に記憶されたフレームカウンタのカウンタ値を加算する。
また、撮像制御部41は、撮像部17により順次出力された画像データと、フレームカウンタのカウンタ値と、を対応付けて順次一時的に記憶部20のリングバッファに記憶する。
画像記録指示信号発生部42bは、画像データのカウンタ値を画像記録指示信号に含める。
また、撮像制御部41は、撮像装置10または10Bの画像記録指示信号発生部42bにより画像記録指示信号が発生されたときに、画像記録指示信号に含まれるカウンタ値に対応する画像データを記憶部20のリングバッファから読み出し、リムーバブルメディア31に記録する。
したがって、撮像装置10A及び10Bは、互いに同期しているフレーム同期信号により加算されるフレームカウンタのカウンタ値により、順次出力され記憶されている画像データを特定し、この特定した画像データを記録できる。撮像装置10A及び10Bにおいて、夫々、同じカウンタ値で特定され記録された画像データは、例えば、画像データを表示する装置において、並べて表示される。これにより、ユーザは、複数の撮像装置において、精度を向上させた同期撮像により、異なる角度から撮像された複数の画像を同時に視認できる。
撮像制御部41は、画像記録指示信号に含まれるフレームカウンタのカウンタ値から所定数を減算したカウンタ値、または、画像記録指示信号に含まれるフレームカウンタのカウンタ値に所定数を加算したカウンタ値に対応する画像データを、記憶部20のリングバッファから読み出し、リムーバブルメディア31に記録する。
これにより、撮像装置10A及び10Bは、シャッタボタンが全押しされときよりも数フレーム前の画像データを記録することや、シャッタボタンが全押しされたときよりも数フレーム後の画像データを記録することが可能となる。
TG24は、GPSパルスを所定の間隔で受信し、GPSパルスを受信する毎に、フレーム期信号を補正して出力する。
これにより、複数の撮像装置において、フレーム同期信号をより高精度に同期させることができる。
TG24は、GPSパルスを撮像装置の起動時及び撮影モードに切り換えられたときに受信し、受信したGPS信号によってフレーム同期信号を補正して出力する。
これにより、複数の撮像装置において同期撮像を行う際に、共通して受信可能なGPS信号によって適切なタイミングで撮像タイミングの補正を行うことができる。
また、標準時刻に同期し、かつ、予め決められた周期の同期信号は、百分の1秒単位で毎正秒毎に出力される。
これにより、複数の撮像装置において、より正確に撮像タイミングを同期させることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
(構成)
本発明の第2実施形態に係る撮像システム1は、第1実施形態と同様のシステム構成を有している。即ち、図1は、第2実施形態に係る撮像システム1のシステム構成も示している。なお、図1のシステム構成は説明済みであるので、ここではその説明は省略する。
図6は、第2実施形態に係る撮像装置10のハードウェアの構成を示すブロック図である。
第2実施形態に係る撮像装置10は、図2に示す第1実施形態と同様に、CPU11乃至TG24を備えている。なお、CPU11乃至TG24については、図2を参照して説明済みであるので、ここではその説明は省略する。
さらに、第2実施形態に係る撮像装置10は、同期制御部25を備えている。そこで以下、図7及び図8を適宜参照しつつ、同期制御部25について説明する。
図7は、第2実施形態に係る撮像システム1が同期撮像処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
図7に示す第2実施形態の機能的構成と図4に示す第1実施形態の機能的構成とを比較するに、TG24に対する制御が、第1実施形態では、所定のソフトウェアを実行するCPU11によってなされたが、第2実施形態では、ハードウェアとして構成される同期制御部25によってなされる。
即ち、第2実施形態では、機能的には、GPSデバイス23とTG24との間に同期制御部25が設けられ、当該同期制御部25によってTG24が制御される点が、第1実施形態と異なる。
そこで、以下においては、撮像システム1の機能的構成のうち、第1実施形態と異なる点について主に説明し、第1実施形態と同一の点については適宜その説明は省略する。
第2実施形態に係る撮像部71は、第1実施形態と同様に、TG24から発生されたフレーム同期信号に合わせて撮像し、その結果得られる画像データを順次出力する。
ここで、フレーム同期信号は、より詳細には、クロックと、水平同期信号と、垂直同期信号とから構成される。
撮像装置10A及び10Bの各々において、TG24からのフレーム同期信号の発生タイミングが、各々の同期制御部25で制御されることによって、各々の撮像タイミングが高精度に同期する。
さらに以下、図8を参照して、第2実施形態に係るTG24及び同期制御部25について詳細に説明する。
図8は、第2実施形態に係るTG24及び同期制御部25の機能的構成の詳細を示す機能ブロック図である。
なお、第2実施形態では、TG24及び同期制御部25はハードウェアとして構成されているので、各機能ブロックも電子回路等のハードウェアにより構成されている。即ち、図8は、第2実施形態に係るTG24及び同期制御部25の回路構成図と把握してもよい。
TG24は、図8に示すように、CLKIN部101と、水平カウンタ102と、L/H出力部103と、比較部104と、設定値供給部105と、垂直カウンタ106と、L/H出力部107と、を備える。
CLKIN部101は、CPU11内のCLK発生部151から発生されたクロックCLKを、同期制御部25内のCLKOUT部125を介して入力し、水平カウンタ102に供給すると共に、フレーム同期信号の1つとして撮像部71に出力する。
水平カウンタ102は、水平同期信号の出力制御用のカウンタであり、CLKIN部101からクロックCLKが供給される毎にカウント値を1ずつインクリメントし、当該カウント値をL/H出力部103及び比較部104に供給する。
L/H出力部103は、水平カウンタ102のカウント値が設定値に対して、同一の場合にはH(ハイ)レベルとなり、それ以外の場合にはL(ロー)レベルとなる水平同期信号を生成して、当該水平同期信号をフレーム同期信号の1つとして撮像部71に出力する。即ち、水平カウンタ102のカウント値が設定値よりも低い間はLレベルとなり、当該カウント値が設定値と同一となったタイミングでHレベルになるが、その後当該カウント値がリセットされるのでLレベルに戻る。従って、水平カウンタ102のカウント値が設定値と同一となったタイミングで立ち上がるパルスが、水平同期信号として撮像部17に供給される。
比較部104は、水平カウンタ102のカウント値と、設定値供給部105から供給される設定値とを比較し、同一値となったときに例えばパルスを水平カウンタ102及び垂直カウンタ106に供給する。比較部104からパルスが供給された水平カウンタ102では、カウント値がリセットされる。
垂直カウンタ106は、垂直同期信号の出力制御用のカウンタであり、比較部104からパルスが供給される毎に、即ち水平カウンタ102のカウント値が設定値(設定値供給部105から供給される値)と同一となる毎に、カウント値を1ずつインクリメントし、当該カウント値をL/H出力部107に供給する。
L/H出力部107は、垂直カウンタ106のカウント値が設定値に対して、同一の場合にはH(ハイ)レベルとなり、それ以外の場合にはL(ロー)レベルとなる垂直同期信号を生成して、当該垂直同期信号をフレーム同期信号の1つとして撮像部71に出力する。即ち、垂直カウンタ106のカウント値が設定値よりも低い間はLレベルとなり、当該カウント値が設定値と同一となったタイミングでHレベルになるが、その後当該カウント値がリセットされるのでLレベルに戻る。従って、垂直カウンタ106のカウント値が設定値と同一となったタイミングで立ち上がるパルスが、垂直同期信号として撮像部17に供給される。
ここで、従来の一般的なTGには、垂直カウンタのリセット用の比較部が内蔵されていた。即ち、従来のTG内部の比較部により、垂直カウンタのカウント値と設定値とが比較されて同一と判断されると、垂直カウンタがリセットされていた。このリセットの動作は、従来、複数の撮像装置毎に独立して実行されていたため、複数の撮像装置間で撮像タイミングを同期させることは非常に困難であった。
これに対して、第2実施形態のTG24内の垂直カウンタ106のリセットは、図8に示すように、TG24の外部の同期制御部25から供給されるリセット基準信号に基づいて行われる。このリセット基準信号は、GPSデバイス23のPPS発生部141から発生されるPPS信号(1秒周期のGPSパルス)に基づいて生成される。このPPS信号は、500ナノ秒以内といった非常に高い時刻精度を誇り、撮像装置10A及び10B内で共通の基準時刻を示す信号として用いることが可能である。
撮像装置10A及び10Bの各々の同期制御部25は、このように非常に高精度なPPS信号に基づいて、リセット基準信号を生成して各々のTG24に同期出力する。すると、撮像装置10A及び10Bの各々のTG24は、垂直カウンタ106を同期してリセットするので、フレーム同期信号も同期して発生させる。このため、撮像装置10A及び10Bの各々の撮像部17は、共通の基準時刻を示すPPS信号に同期したフレーム同期信号に合わせて、撮像動作を夫々行う。
このようにして、撮像装置10A及び10Bにおいて、撮像タイミングをより高精度に同期させることが可能になる。
以下、引き続き図8を参照して、このような高精度な同期を実現させる同期制御部25の詳細な構成について説明する。
同期制御部25は、図8に示すように、リセット基準生成部121と、撮像指示信号受信部122と、PPS合成部123と、L/H出力部124と、CLKOUT部125と、を備えている。
リセット基準生成部121は、同期垂直カウンタ131と、設定値供給部132と、比較部133と、L/H出力部134と、を備えている。
同期垂直カウンタ131は、CLK発生部151からクロックCLKが発生される毎にカウント値を1ずつインクリメントし、当該カウント値を比較部133に供給する。
比較部133は、同期垂直カウンタ131のカウント値と、設定値供給部132から供給される設定値とを比較し、同一値となったときに例えばパルスをL/H出力部134及び同期垂直カウンタ131に供給する。比較部133からパルスが供給された同期垂直カウンタ131は、カウント値をリセットする。
L/H出力部134は、比較部133の比較の結果が同一値となる場合にはH(ハイ)レベルとなり、それ以外の場合にはL(ロー)レベルとなるリセット基準信号を生成してTG24の垂直カウンタ106に供給する。即ち、同期垂直カウンタ131のカウント値が設定値よりも低い間(設定値と異なるという比較結果の間)はLレベルとなり、当該カウント値が設定値と同一になったタイミングでHレベルになるが、その後当該カウント値がリセットされるのでLレベルに戻る。従って、同期垂直カウンタ131のカウント値が設定値と同一となったタイミング(そのように比較部133で判断されたタイミング)で立ち上がるパルスが、リセット基準信号としてTG24の垂直カウンタ106に供給される。垂直カウンタ106は、このリセット基準信号を受信すると(パルスの立ち上がりのタイミングで)、カウント値をリセットする。
ここで、同期垂直カウンタ131のリセットタイミングとしては、上述の比較部133の比較結果が同一となるタイミング(フレーム毎のタイミングに相当)に加えて、他の撮像装置10と同期を取るためのタイミングが存在する。この同期を取るためのリセットタイミングは、撮像指示信号受信部122、PPS合成部123、及びL/H出力部124によって制御される。
撮像指示信号受信部122は、撮像指示信号発生部42から発生された撮像指示信号を受信する。
具体的には、第2実施形態においては、マスター側の撮像装置10Aの操作部18(図6)が操作されて同期撮影の開始が指示されると(指示される同期撮影には、1回の静止画撮影の実行、連写撮影の開始、動画撮影の開始の他、ライブビュー表示のための撮像の開始、ライブビュー表示を伴う撮影モードへの切り換え等も含まれる)、撮像指示信号発生部42の撮像開始信号発生部42a(図7)が、マスター側として動作する場合、撮像開始信号を発生して、送受信制御部43(図7)と協働して当該撮像開始信号を他の撮像装置10Bに送信すると共に、同期制御部25の撮像指示信号受信部122に供給する。この場合、撮像指示信号受信部122は、マスター側として動作して、当該撮像開始信号を受信する。
また、撮像開始信号発生部42aは、スレーブ側として動作する場合、撮像開始信号を、送受信制御部43と協働して他の撮像装置10Aから受信して、同期制御部25の撮像指示信号受信部122に供給する。この場合、撮像指示信号受信部122は、スレーブ側として動作して、当該撮像開始信号を受信する。
PPS合成部123は、撮像指示信号受信部122に受信された撮像指示信号(撮像開始信号)に対して、GPSデバイス23のPPS発生部141から発生されたPPS信号を合成する。
つまり、PPS合成部123は、撮像指示信号(撮像開始信号)が出力されている間(アクティブレベルとなっている間)だけPPS信号を出力させる(1秒毎のパルスを出力させる)ような合成、即ち論理積をとるような合成をする。これにより、PPS信号に同期した撮像指示信号(撮像開始信号)が出力されることになる。
L/H出力部124は、撮像指示信号に対して、PPS信号(GPSパルスのHレベルの部分)が合成されている場合にはH(ハイ)レベルとなり、それ以外の場合にはL(ロー)レベルとなるリセット信号を生成して同期垂直カウンタ131に供給する。同期垂直カウンタ131は、当該リセット信号がL/H出力部124から供給されると、カウント値をリセットする。
このようにして、TG24の動作タイミングが補正された後、撮像指示信号(撮像開始信号)によって指示される同期撮影の内容に応じて実際の撮像動作が開始される。
具体的には、撮像指示信号(撮像開始信号)によって1回の静止画撮影の実行が指示された場合には1回の同期した静止画像の撮像及びそのデータの記録が行われ、連写撮影の開始が指示された場合には複数回の同期した静止画像の撮像及びそれらの各データの記録が行われ、動画撮影の開始が指示された場合には同期した動画像の撮像及びそのデータの記録が行われる。また、ライブビュー表示のための撮像の開始やライブビュー表示を伴う撮影モードへの切り換えが指示された場合には、ライブビュー表示のための撮像動作が開始される。
以上説明したように、マスター側の撮像装置10Aの操作部18(図6)が操作されて同期撮影の開始が指示された後(撮像開始信号が出力された後)、次のPPS信号(GPSパルスのHレベルの部分)が出力されると、撮像装置10A及び10Bの各々の同期垂直カウンタ131のカウント値がリセットされる。そして、このリセットによりTG24の動作タイミングが補正された後に、指示された内容の撮像動作が開始される。上述したように、PPS信号における時刻精度は500ナノ秒以内と非常に高精度である。従って、撮像装置10A及び10Bの各々の同期垂直カウンタ131のリセットタイミングも、500ナノ秒以内と非常に高精度で一致する。
その結果、撮像装置10A及び10Bの各々の同期垂直カウンタ131は、カウント動作を同期して行うことができる。上述したように、垂直カウンタ106をリセットするためのリセット基準信号は、同期垂直カウンタ131のカウント動作に基づいて生成される。即ち、撮像装置10A及び10Bの各々の同期制御部25は、このように非常に高精度なPPS信号に基づいて、リセット基準信号を同期して各々のTG24に出力する。これにより、上述したように、撮像装置10A及び10Bにおいて、撮像タイミングをより高精度に同期させることが可能になる。
なお、マスター側の撮像装置10Aの操作部18(図6)のうち動作モードの切り換えスイッチが操作されて撮影モードに切り換えられることによりライブビュー表示が開始されて、その後にシャッタボタンが全押しされた場合については、同期垂直カウンタ131のリセットの有無は任意でよい。即ち、第1実施形態と同様に、撮影モードに切り換えられたタイミングで既に同期垂直カウンタ131のリセットが行われているのであれば、シャッタボタンが全押しされたタイミングで改めて同期垂直カウンタ131のリセットを実行しなくともよい。また、このとき、第1実施形態と同様に、ライブビュー撮像処理中に撮像されたフレームの画像データがリングバッファに記憶されているのならば、撮像制御部41は、記録指示フレーム番号が示すフレームの画像データをリングバッファから読み出し、リムーバブルメディア31に記録してもよい。
これに対して、ライブビュー表示のための撮像動作が開始されていない状態でシャッタボタンが全押しされた場合や、ライブビュー表示のための撮像動作が開始されている状態でシャッタボタンの全押し後に撮像されたフレームの画像データを記録する場合であっても、さらなる同期の精度が必要な場合等においては、全押し後、次のPPS信号(GPSパルスのHレベルの部分)が出力されたタイミングで、撮像装置10A及び10Bの各々のL/H出力部124はリセット基準信号を同期して出力してもよい。この場合、撮像装置10A及び10Bの各々の同期垂直カウンタ131のカウント値が全押し後にリセットされる。その結果、上述したように、撮像装置10A及び10Bの各々の同期制御部25は、非常に高精度なPPS信号に基づいて、リセット基準信号を同期して各々のTG24に出力する。これにより、撮像装置10A及び10Bにおいて、全押し後の撮像タイミングをさらに高精度に同期させることが可能になる。
以上、第2実施形態に係る撮像システム1の構成について、第1実施形態の構成との差異点に着目して説明した。
次に、第2実施形態に係る撮像システム1の同期撮像処理について説明する。
第2実施形態に係る同期撮像処理は、第1実施形態と基本的に同様であるが、若干異なる点がある。そこで以下、第2実施形態に係る撮像システム1の同期撮像処理のうち、第1実施形態と異なる点についてのみ説明し、第1実施形態と同様の点については適宜その説明は省略する。
なお、第2実施形態では、上述したように、TG24の動作タイミングが補正された後、撮像指示信号(撮像開始信号)によって指示される同期撮影の内容に応じて実際の撮像動作が開始されるわけだが、ここでは第1実施形態との比較が容易となるように、撮像開始信号によってライブビュー撮像処理開始が指示されるものとする。
まず、第2実施形態における撮像装置10Aが実行する同期撮像処理の流れを説明する。
撮像制御部41は、記憶部20に記憶されたフレームカウンタのカウンタ値をリセットする(図5のステップS1に相当)。すると、第2実施形態ではGPSパルス(PPS信号)の出力を待たずに(図5のステップS2の処理は実行されずに)、撮像開始信号発生部42aは、撮像部17によるライブビュー撮像処理開始の契機となる撮像指示信号(撮像開始信号)を発生し、送受信制御部43と協働して、当該撮像開始信号を撮像装置10Bに送信する(図5のステップS3に相当)。
このような撮像開始信号が発生された後、次のPPS信号(GPSパルスのHレベルの部分)が出力されると、同期垂直カウンタ131のカウント値がリセットされる。その後、同期制御部25からリセット基準信号が出力されるので、TG24は垂直カウンタ106をリセットする。そして、TG24は、フレーム同期信号(水平同期信号、垂直同期信号、及びクロックCLK)の発生を開始する(図5のステップS4に相当)。また、撮像制御部41は、第1実施形態と同様に、TG24によるフレーム同期信号の発生と同時に、ライブビュー撮像処理及びライブビュー表示処理を実行する。
その後、第1実施形態と同様の処理が実行される。即ち、第2実施形態においても、図5のステップS5乃至S11と同様の処理が実行される。
ただし、全押し後に撮像されたフレームの画像データを記録対象とする場合であって、さらなる同期の精度を高めたい場合には、上述したように、ユーザによる全押しがなされた後、次のPPS信号(GPSパルスのHレベルの部分)が出力された段階で、同期垂直カウンタ131のカウント値がリセットされ、その後、同期制御部25からリセット基準信号が出力されるようにしてもよい。
以上説明したように、第2実施形態に係る撮像システム1の撮像装置10A及び10Bは、撮像部17と、GPSデバイス23と、撮像指示信号発生部40と、TG24と、撮像制御部41と、同期制御部25と、を備える。
撮像部17は、被写体を撮像し画像データを出力する。
GPSデバイス23は、GPS信号をGPS衛星100から受信し、当該GPS信号に基づいて、時刻の基準となるPPS信号を生成する。
撮像開始信号発生部42aは、撮像部17によるライブビュー撮像処理開始の契機となる同期撮像指示信号(撮像開始信号)を発生する。
TG24は、垂直カウンタ106を有し、当該垂直カウンタ106のカウント値に基づいて、周期的なフレーム同期信号の1つとして垂直同期信号を発生する。
撮像制御部41は、TG24より発生されたフレーム同期信号に合わせて、撮像部17による撮像タイミングを決定する。
同期制御部35は、同期垂直カウンタ131を有し、当該同期垂直カウンタ131を制御することでTG24の垂直カウンタ106をリセットするためのリセット基準信号を生成する。
また、同期制御部35は、自装置または他の装置における撮像開始信号発生部42aが発生した同期撮像指示信号(撮像開始信号)を取得した後に、GPSデバイス23がPPS信号を出力したタイミングに合わせて、同期垂直カウンタ131をリセットする制御を実行する。
これにより、撮像装置10A及び10Bの各々の同期垂直カウンタ131のリセットタイミングも、GPSの時刻精度(500ナノ秒以内)と同等の非常に高い精度で一致する。
その結果、撮像装置10A及び10Bの各々の同期垂直カウンタ131は、カウント動作を同期して行うことができる。ここで、垂直カウンタ106をリセットするためのリセット基準信号は、同期垂直カウンタ131のカウント動作に基づいて生成される。即ち、撮像装置10A及び10Bの各々の同期制御部25は、このように非常に高精度なPPS信号に基づいて、リセット基準信号を同期して各々のTG24に出力する。これにより、撮像装置10A及び10Bにおいて、撮像タイミングをより高精度に同期させることが可能になる。
なお、本発明は、上述の第1及び第2の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上述の第1及び第2の実施形態では、スレーブ側の撮像装置は1つであるが、これに限らず、スレーブ側の撮像装置は任意の数とすることができる。
また、上述の第1及び第2の実施形態では、マスター側の撮像装置とスレーブ側の撮像装置とを、同一のハードウェアの構成としているが、これに限らず、マスター側の撮像装置を信号の送信に特化した構成とし、スレーブ側の撮像装置を信号の受信に特化した構成とすることもできる。
また、上述の第1及び第2の実施形態では、同期撮像処理を実行するタイミングの基準となる基準時刻信号の一例として、GPS衛星100から送信されるGPS信号を用いているが、これに限らず、正確な時刻に基づき送信される信号であれば、例えば、基準時刻信号として、送信局から送信される標準電波を用いることもできる。
ただし、第2実施形態における同期制御部25が採用される場合には、垂直カウンタ106のリセットタイミングとして非常に高精度が要求される。従って、当該要求に応えるためには、基準時刻信号としては、第2実施形態と同様に、時刻精度が500ナノ秒以下と非常に高精度な、GPS衛星100から送信されるGPS信号を採用すると好適である。
また、上述の第2の実施形態では、同期制御部25には、TG24の垂直カウンタ106をリセットするためのリセット基準信号を生成する同期垂直カウンタ131が設けられていたが、これに限らず、さらに、TG24の水平カウンタ102をリセットするためのリセット基準信号を生成する同期水平カウンタが設けられてもよい。
この場合の回路構成は特に限定されず、例えば図示はしないが、同期制御部25のリセット基準生成部121は、TG24の垂直カウンタ106のリセット用として第2実施形態と同様に、同期垂直カウンタ131と、設定値供給部132と、比較部133と、L/H出力部134と、を備えると共に、さらに、TG24の水平カウンタ102のリセット用として、同期水平カウンタと、設定値供給部と、比較部と、L/H出力部と、を備えるようにしてもよい。この場合、クロックCLKは、TG24の水平カウンタ102のリセット用の同期水平カウンタに入力される。そして、水平カウンタ102と設定値との比較部による比較結果が、同期垂直カウンタ131に供給される。即ち、同期垂直カウンタ131は、同期水平カウンタのカウンタ値が設定値と一致すると、カウンタ値を1だけインクリメントする。
また、上述の第2の実施形態では、クロックCLKはCPU11によって生成されるものとしたが、これに限らず、同期制御部25に、PPS信号を入力するPLL(Phase−locked loop)回路を搭載させて、当該PLL回路でクロックCLKを生成するようにしてもよい。
なお、PLL回路を搭載可能な同期制御部25とは、図8の第2実施形態に特に限定されず、上述のTG24の水平カウンタ102のリセット用の同期水平カウンタを搭載しているもの等も含む。
また、上述の第1及び第2の実施形態では、撮像制御部41が予め設定されたカウンタ値に対応する画像データ(静止画像データ)を記録するが、これに限らず、予め設定された範囲の複数のカウンタ値に対応する画像データ(動画データ)を記録することもできる。
また、上述の第1及び第2の実施形態では、本発明が適用される撮像装置10A及び10Bは、デジタルカメラを例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、同期撮像機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
以上まとめると、上述の第1及び第2の実施形態を含め本発明が適用される撮像装置は、撮像部と、時刻の基準となる基準時刻の情報を含むGPS信号をGPS衛星から受信する受信部と、前記受信機能の発揮により受信されたGPS信号に含まれる基準時刻の情報に基づいて、前記撮像手段による撮像タイミングを基準時刻に同期させる撮像制御部と、を備えることができる。
これにより、複数の撮像装置において、撮像タイミングをより高精度に同期させるという効果を奏することが可能になる。
本発明が適用される撮像装置は、前記受信部に受信されたGPS信号に含まれる基準時刻の情報に基づいて、前記基準時刻に同期した周期的な同期信号を発生する同期信号発生部と、撮像を指示する撮像指示部とをさらに備えることができ、撮像制御部が、前記撮像指示部により撮像が指示された際に、前記同期信号発生部によって発生された前記同期信号に同期させて、前記撮像部による画像データの撮像タイミングを決定するようにしてもよい。
これにより、複数の撮像装置において、撮像タイミングをより高精度に同期させるという効果がより顕著なものとなる。
本発明が適用される撮像装置において、撮像指示部は、撮像タイミングを複数の装置間で同期させて撮像することを指示する同期撮像指示信号を発生する撮像指示信号発生部を有するようにしてもよい。この場合、前記撮像制御部は、自装置または他の装置における前記撮像指示信号発生部が発生した前記同期撮像指示信号を取得した場合に、前記同期信号発生部によって発生された前記同期信号に同期させて、前記撮像部による他の装置と同期した画像データの撮像タイミングを決定するようにしてもよい。
これにより、複数の撮像装置において、撮像タイミングをより高精度に同期させるという効果がより顕著なものとなる。
本発明が適用される撮像装置において、撮像制御部は、自装置における前記撮像指示信号発生部が前記同期撮像指示信号を発生した場合には、当該同期撮像指示信号の発生タイミングに合わせて他の装置に同期撮像指示信号を送信し、他の装置から同期撮像指示信号を受信した場合には、この同期撮像指示信号の受信タイミングをさらに前記同期信号に同期させることで、自装置と他の装置の撮影タイミングを同期させるようにしてもよい。
これにより、複数の撮像装置において、撮像タイミングをより高精度に同期させるという効果がより顕著なものとなる。
本発明が適用される撮像装置において、前記同期信号発生部は、時刻の遷移に合わせた周期的な同期信号である第1の同期信号(例えばクロック)と、撮像素子の駆動周期に合わせた周期的な同期信号である第2の同期信号(例えば垂直同期信号や水平同期信号)とを発生し、前記受信部が前記GPS信号を受信した際に、この受信したGPS信号に含まれる基準時刻の情報に基づいて前記第1の同期信号のタイミングを基準時刻に同期させるように補正し、この補正された前記第1の同期信号のタイミングに基づいて前記第2の同期信号のタイミングを基準時刻に同期させるように補正し、前記撮像制御部は、前記撮像指示部が撮像を指示した際に、前記同期信号発生部によって発生された前記第2の同期信号に同期させて、前記撮像部による画像データの撮像タイミングを決定するようにしてもよい。
これにより、複数の撮像装置において、撮像タイミングをより高精度に同期させるという効果がより顕著なものとなる。
さらに、前記同期信号発生部は、前記撮像指示部が撮像を指示した際に、前記第1の同期信号のタイミングに基づいて前記第2の同期信号のタイミングを基準時刻に同期させるように補正し、前記撮像制御部は、前記同期撮像指示信号を取得した際に、前記同期信号発生部による補正後の前記第2の同期信号のタイミングに同期させて前記撮像部による撮像を実行させるようにしてもよい。
これにより、複数の撮像装置において、撮像タイミングをより高精度に同期させるという効果がさらに一段と顕著なものとなる。
換言すると、上述の第1及び第2の実施形態を含め本発明が適用される撮像装置は、撮像部と、時刻の基準となる基準時刻信号を外部から受信する基準時刻信号受信部と、前記基準時刻信号受信部により受信された基準時刻信号に基づいて、前記撮像部による撮像タイミングを基準時刻に同期させる撮像制御部と、前記基準時刻信号受信部が前記基準時刻信号を外部から受信したタイミングに合わせて、前記基準時刻に同期した周期的な同期信号を発生する同期信号発生部と、撮像タイミングを同期させて撮像することを指示する同期撮像指示信号を発生する撮像指示信号発生部とを備え、前記撮像制御手段は、自装置または他の装置における前記撮像指示信号発生部が発生した前記同期撮像指示信号を取得した場合に、前記同期信号発生部によって発生された前記同期信号に合わせて、前記撮像部による同期した画像データの撮像タイミングを決定することができる。
これにより、複数の撮像装置において、撮像タイミングをより高精度に同期させるという効果を奏することが可能になる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図4の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が撮像装置10A及び10Bに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図4の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図2のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、または光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図2のROM12や、図2の記憶部20に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等により構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
撮像手段と、
時刻の基準となる基準時刻の情報を含むGPS信号をGPS衛星から受信する受信手段と、
前記受信手段により受信されたGPS信号に含まれる基準時刻の情報に基づいて、前記撮像手段による撮像タイミングを基準時刻に同期させる撮像制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。
[付記2]
前記受信手段により受信されたGPS信号に含まれる基準時刻の情報に基づいて、前記基準時刻に同期した周期的な同期信号を発生する同期信号発生手段と、
撮像を指示する撮像指示手段と、
をさらに備え、
前記撮像制御手段は、前記撮像指示手段が撮像を指示した際に、前記同期信号発生手段によって発生された前記同期信号に同期させて、前記撮像手段による画像データの撮像タイミングを決定することを特徴とする付記1に記載の撮像装置。
[付記3]
前記撮像指示手段は、撮像タイミングを複数の装置間で同期させて撮像することを指示する同期撮像指示信号を発生する撮像指示信号発生手段を有し、
前記撮像制御手段は、自装置または他の装置における前記撮像指示信号発生手段が発生した前記同期撮像指示信号を取得した場合に、前記同期信号発生手段によって発生された前記同期信号に同期させて、前記撮像手段による他の装置と同期した画像データの撮像タイミングを決定することを特徴とする付記2に記載の撮像装置。
[付記4]
前記撮像制御手段は、自装置における前記撮像指示信号発生手段が前記同期撮像指示信号を発生した場合には、当該同期撮像指示信号の発生タイミングに合わせて他の装置に同期撮像指示信号を送信し、他の装置から同期撮像指示信号を受信した場合には、この同期撮像指示信号の受信タイミングをさらに前記同期信号に同期させることで、自装置と他の装置の撮影タイミングを同期させることを特徴とする付記3に記載の撮像装置。
[付記5]
前記GPS信号には、該GPS信号が発生した時の標準時刻を示す標準時刻情報を含み、
前記同期信号発生手段は、前記GPS信号に含まれる標準時刻情報と、該GPS信号の受信タイミングとに基づき、標準時刻に同期し、かつ、予め定められた周期の同期信号を発生することを特徴とする付記3から4のいずれか1つに記載の撮像装置。
[付記6]
前記撮像制御手段は、自装置または他の装置における前記撮像指示信号発生手段が発生した前記同期撮像指示信号を取得した後、前記同期信号発生手段が最初に前記同期信号を出力したタイミングに合わせて、前記撮像手段による同期した画像データの撮像タイミングを決定することを特徴とする付記3から5のいずれか1つに記載の撮像装置。
[付記7]
前記同期信号発生手段は、前記GPS信号により特定される基準時刻が示す予め定めた時刻となることを契機として、周期的に前記同期信号を発生することを特徴とする付記3から6のいずれか1つに記載の撮像装置。
[付記8]
前記撮像制御手段は、自装置または他の装置における前記撮像指示信号発生手段が発生した前記同期撮像指示信号を取得した後、前記同期信号発生手段が最初に出力する同期信号のタイミングに合わせて、撮像タイミングの基準となるフレーム同期信号の出力タイミングを補正し、この補正されたフレーム同期信号に基づいて前記撮像手段による同期した画像データの撮像タイミングを決定することを特徴とする付記3から7のいずれか1つに記載の撮像装置。
[付記9]
前記同期撮像指示信号は、前記撮像制御手段による連続した撮像を開始する契機となる撮像開始信号であり、
前記撮像制御手段は、自装置または他の装置における前記撮像指示信号発生手段が発生した前記撮像開始信号を取得した場合に、前記同期信号発生手段によって発生された前記同期信号に合わせて、前記撮像手段に画像データを順次出力させることを特徴とする付記3から8のいずれか1つに記載の撮像装置。
[付記10]
前記同期撮像指示信号は、前記撮像手段によって撮像された画像のデータを記録する契機となる画像記録指示信号であり、
前記撮像制御手段は、前記補正されたフレーム同期信号が発生される毎に、前記フレーム同期信号に合わせてカウンタ値を加算し、前記撮像手段により順次出力された前記画像データと、前記カウンタ値と、を対応付けて記憶手段に記憶し、
前記撮像指示信号発生手段は、前記画像のデータの前記カウンタ値を前記画像記録指示信号に含め、
前記撮像制御手段は、自装置または他の装置における前記撮像指示信号発生手段が発生した前記画像記録指示信号を取得した場合に、当該画像記録指示信号に含まれる前記カウンタ値に対応する前記画像データを前記記憶手段から読み出し、記録手段に記録することを特徴とする付記8に記載の撮像装置。
[付記11]
前記撮像制御手段は、前記画像記録指示信号に含まれる前記カウンタ値から、所定数を減算した前記カウンタ値または所定数を加算した前記カウンタ値に対応する前記画像データを前記記憶手段から読み出し、前記記録手段に記録することを特徴とする付記10に記載の撮像装置。
[付記12]
前記同期信号発生手段は、前記GPS信号を所定の間隔で受信し、前記GPS信号を受信する毎に、当該GPS信号によって前記同期信号を補正して出力する付記2から11のいずれか1つに記載の撮像装置。
[付記13]
前記同期信号発生手段は、前記GPS信号を、撮像装置の起動時及び撮影モードに切り換えられたときに受信し、受信した当該GPS信号によって前記同期信号を補正して出力する付記2から12のいずれか1つに記載の撮像装置。
[付記14]
前記基準時刻に同期し、かつ、予め決められた周期の同期信号は、百分の1秒単位で毎正秒毎に出力されることを特徴とする付記2に記載の撮像装置。
[付記15]
前記同期信号発生手段は、時刻の遷移に合わせた周期的な同期信号である第1の同期信号と、撮像素子の駆動周期に合わせた周期的な同期信号である第2の同期信号とを発生し、前記受信手段が前記GPS信号を受信した際に、この受信したGPS信号に含まれる基準時刻の情報に基づいて前記第1の同期信号のタイミングを基準時刻に同期させるように補正し、この補正された前記第1の同期信号のタイミングに基づいて前記第2の同期信号のタイミングを基準時刻に同期させるように補正し、
前記撮像制御手段は、前記撮像指示手段が撮像を指示した際に、前記同期信号発生手段によって発生された前記第2の同期信号に同期させて、前記撮像手段による画像データの撮像タイミングを決定することを特徴とする付記3に記載の撮像装置。
[付記16]
前記同期信号発生手段は、前記撮像指示手段が撮像を指示した際に、前記第1の同期信号のタイミングに基づいて前記第2の同期信号のタイミングを基準時刻に同期させるように補正し、
前記撮像制御手段は、前記同期撮像指示信号を取得した際に、前記同期信号発生手段による補正後の前記第2の同期信号のタイミングに同期させて前記撮像手段による撮像を実行させることを特徴とする付記15に記載の撮像装置。
[付記17]
前記同期信号発生手段は、第1カウンタを有し、当該第1カウンタを制御することで、前記同期信号の1つとしての垂直同期信号を発生し、
第2カウンタを有し、自装置または他の装置における前記撮像指示信号発生手段が発生した前記同期撮像指示信号を取得した後に、前記受信手段が前記GPS信号を受信したタイミングに合わせて、前記第2カウンタをリセットするためのリセット基準信号を生成する同期制御手段をさらに備えることを特徴とする付記3に記載の撮像装置。
[付記18]
前記同期信号発生手段は、さらに、第3カウンタを有し、当該第3カウンタを制御することで、前記同期信号の1つとしての水平同期信号を発生し、
前記同期制御手段は、さらに、第4カウンタを有し、当該第4カウンタを制御することで前記第3カウンタをリセットするためのリセット基準信号を生成すると共に、前記第2カウンタをリセットするタイミングで前記第4カウンタをリセットすることを特徴とする付記17に記載の撮像装置。
[付記19]
前記同期信号発生手段により発生される前記同期信号には、クロックがさらに含まれており、
前記同期制御手段は、前記受信手段に受信される前記GPS信号に基づいて前記クロックを生成する生成手段をさらに有することをと特徴とする付記18に記載の撮像装置。
[付記20]
撮像手段を備える撮像装置が実行する撮像方法であって、
時刻の基準となる基準時刻の情報を含むGPS信号をGPS衛星から受信する受信ステップ、
前記受信ステップにおいて受信されたGPS信号に含まれる基準時刻の情報に基づいて、前記撮像手段による撮像タイミングを基準時刻に同期させる撮像制御ステップと、
を含むことを特徴とする撮像方法。
[付記21]
撮像手段を備える撮像装置に備えられるコンピュータに、
時刻の基準となる基準時刻の情報を含むGPS信号をGPS衛星から受信する受信ステップ、
前記受信ステップにおいて受信されたGPS信号に含まれる基準時刻の情報に基づいて、前記撮像手段による撮像タイミングを基準時刻に同期させる撮像制御ステップと、
を実現させることを特徴とするプログラム。
[付記22]
撮像手段と、
時刻の基準となる基準時刻信号を外部から受信する基準時刻信号受信手段と、
前記基準時刻信号受信手段により受信された基準時刻信号に基づいて、前記撮像手段による撮像タイミングを基準時刻に同期させる撮像制御手段と、
前記基準時刻信号受信手段が前記基準時刻信号を外部から受信したタイミングに合わせて、前記基準時刻に同期した周期的な同期信号を発生する同期信号発生手段と、
撮像タイミングを同期させて撮像することを指示する同期撮像指示信号を発生する撮像指示信号発生手段と、
を備え、
前記撮像制御手段は、自装置または他の装置における前記撮像指示信号発生手段が発生した前記同期撮像指示信号を取得した場合に、前記同期信号発生手段によって発生された前記同期信号に合わせて、前記撮像手段による同期した画像データの撮像タイミングを決定することを特徴とする撮像装置。
[付記23]
撮像手段を備える撮像装置が実行する撮像方法であって、
時刻の基準となる基準時刻信号を外部から受信する基準時刻信号受信ステップと、
前記基準時刻信号受信ステップにおいて受信された基準時刻信号に基づいて前記撮像手段による撮像タイミングを基準時刻に同期させる撮像制御ステップと、
前記基準時刻信号受信ステップにおいて前記基準時刻信号が外部から受信されたタイミングに合わせて、前記基準時刻に同期した周期的な同期信号を発生する同期信号発生ステップと、
撮像タイミングを同期させて撮像することを指示する同期撮像指示信号を発生する撮像指示信号発生ステップと、
を含む、
前記撮像制御ステップは、自装置または他の装置における前記撮像指示信号発生ステップにおいて発生した前記同期撮像指示信号を取得した場合に、前記同期信号発生ステップにおいて発生した前記同期信号に合わせて、前記撮像手段による同期した画像データの撮像タイミングを決定するステップを含むことを特徴とする撮像方法。
[付記24]
撮像手段を備える撮像装置に備えられるコンピュータに、
撮像手段と、
時刻の基準となる基準時刻信号を外部から受信する基準時刻信号受信手段と、
前記基準時刻信号受信手段により受信された基準時刻信号に基づいて、前記撮像手段による撮像タイミングを基準時刻に同期させる撮像制御手段と、
前記基準時刻信号受信手段が前記基準時刻信号を外部から受信したタイミングに合わせて、前記基準時刻に同期した周期的な同期信号を発生する同期信号発生手段と、
撮像タイミングを同期させて撮像することを指示する同期撮像指示信号を発生する撮像指示信号発生手段と、
を実現させ、
前記撮像制御手段として、自装置または他の装置における前記撮像指示信号発生手段が発生した前記同期撮像指示信号を取得した場合に、前記同期信号発生手段によって発生された前記同期信号に合わせて、前記撮像手段による同期した画像データの撮像タイミングを決定する処理を実行させることを特徴とするプログラム。
1・・・撮像システム、10,10A,
10B・・・撮像装置、11・・・CPU、12・・・ROM、13・・・RAM、14・・・画像処理部、15・・・バス、16・・・入出力インターフェース、17・・・撮像部、18・・・操作部、19・・・表示部、20・・・記憶部、21・・・通信部、22・・・ドライブ、23・・・GPSデバイス、24・・・TG、25・・・同期制御部、31・・・リムーバブルメディア、41・・・撮像制御部、42・・・撮像指示信号発生部、42a・・・撮像開始信号発生部、42b・・・画像記録指示信号発生部、43・・・送受信制御部、100・・・GPS衛星、101・・・CLKIN部、102・・・水平カウンタ、103・・・L/H出力部、104・・・比較部、105・・・設定値供給部、106・・・垂直カウンタ、107・・・L/H出力部、121・・・リセット基準生成部、122・・・撮像指示信号受信部、123・・・PPS合成部、124・・・L/H出力部、125・・・CLKOUT部、131・・・同期垂直カウンタ、132・・・設定値供給部、133・・・比較部、134・・・L/H出力部、200・・・被写体

Claims (24)

  1. 撮像手段と、
    時刻の基準となる基準時刻の情報を含むGPS信号をGPS衛星から受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信されたGPS信号に含まれる基準時刻の情報に基づいて、前記撮像手段による撮像タイミングを基準時刻に同期させる撮像制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記受信手段により受信されたGPS信号に含まれる基準時刻の情報に基づいて、前記基準時刻に同期した周期的な同期信号を発生する同期信号発生手段と、
    撮像を指示する撮像指示手段と、
    をさらに備え、
    前記撮像制御手段は、前記撮像指示手段が撮像を指示した際に、前記同期信号発生手段によって発生された前記同期信号に同期させて、前記撮像手段による画像データの撮像タイミングを決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像指示手段は、撮像タイミングを複数の装置間で同期させて撮像することを指示する同期撮像指示信号を発生する撮像指示信号発生手段を有し、
    前記撮像制御手段は、自装置または他の装置における前記撮像指示信号発生手段が発生した前記同期撮像指示信号を取得した場合に、前記同期信号発生手段によって発生された前記同期信号に同期させて、前記撮像手段による他の装置と同期した画像データの撮像タイミングを決定することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像制御手段は、自装置における前記撮像指示信号発生手段が前記同期撮像指示信号を発生した場合には、当該同期撮像指示信号の発生タイミングに合わせて他の装置に同期撮像指示信号を送信し、他の装置から同期撮像指示信号を受信した場合には、この同期撮像指示信号の受信タイミングをさらに前記同期信号に同期させることで、自装置と他の装置の撮影タイミングを同期させることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記GPS信号には、該GPS信号が発生した時の標準時刻を示す標準時刻情報を含み、
    前記同期信号発生手段は、前記GPS信号に含まれる標準時刻情報と、該GPS信号の受信タイミングとに基づき、標準時刻に同期し、かつ、予め定められた周期の同期信号を発生することを特徴とする請求項3から4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記撮像制御手段は、自装置または他の装置における前記撮像指示信号発生手段が発生した前記同期撮像指示信号を取得した後、前記同期信号発生手段が最初に前記同期信号を出力したタイミングに合わせて、前記撮像手段による同期した画像データの撮像タイミングを決定することを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記同期信号発生手段は、前記GPS信号により特定される基準時刻が示す予め定めた時刻となることを契機として、周期的に前記同期信号を発生することを特徴とする請求項3から6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記撮像制御手段は、自装置または他の装置における前記撮像指示信号発生手段が発生した前記同期撮像指示信号を取得した後、前記同期信号発生手段が最初に出力する同期信号のタイミングに合わせて、撮像タイミングの基準となるフレーム同期信号の出力タイミングを補正し、この補正されたフレーム同期信号に基づいて前記撮像手段による同期した画像データの撮像タイミングを決定することを特徴とする請求項3から7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記同期撮像指示信号は、前記撮像制御手段による連続した撮像を開始する契機となる撮像開始信号であり、
    前記撮像制御手段は、自装置または他の装置における前記撮像指示信号発生手段が発生した前記撮像開始信号を取得した場合に、前記同期信号発生手段によって発生された前記同期信号に合わせて、前記撮像手段に画像データを順次出力させることを特徴とする請求項3から8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記同期撮像指示信号は、前記撮像手段によって撮像された画像のデータを記録する契機となる画像記録指示信号であり、
    前記撮像制御手段は、前記補正されたフレーム同期信号が発生される毎に、前記フレーム同期信号に合わせてカウンタ値を加算し、前記撮像手段により順次出力された前記画像データと、前記カウンタ値と、を対応付けて記憶手段に記憶し、
    前記撮像指示信号発生手段は、前記画像のデータの前記カウンタ値を前記画像記録指示信号に含め、
    前記撮像制御手段は、自装置または他の装置における前記撮像指示信号発生手段が発生した前記画像記録指示信号を取得した場合に、当該画像記録指示信号に含まれる前記カウンタ値に対応する前記画像データを前記記憶手段から読み出し、記録手段に記録することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  11. 前記撮像制御手段は、前記画像記録指示信号に含まれる前記カウンタ値から、所定数を減算した前記カウンタ値または所定数を加算した前記カウンタ値に対応する前記画像データを前記記憶手段から読み出し、前記記録手段に記録することを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記同期信号発生手段は、前記GPS信号を所定の間隔で受信し、前記GPS信号を受信する毎に、当該GPS信号によって前記同期信号を補正して出力する請求項2から11のいずれか1項に記載の撮像装置。
  13. 前記同期信号発生手段は、前記GPS信号を、撮像装置の起動時及び撮影モードに切り換えられたときに受信し、受信した当該GPS信号によって前記同期信号を補正して出力する請求項2から12のいずれか1項に記載の撮像装置。
  14. 前記基準時刻に同期し、かつ、予め決められた周期の同期信号は、百分の1秒単位で毎正秒毎に出力されることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  15. 前記同期信号発生手段は、時刻の遷移に合わせた周期的な同期信号である第1の同期信号と、撮像素子の駆動周期に合わせた周期的な同期信号である第2の同期信号とを発生し、前記受信手段が前記GPS信号を受信した際に、この受信したGPS信号に含まれる基準時刻の情報に基づいて前記第1の同期信号のタイミングを基準時刻に同期させるように補正し、この補正された前記第1の同期信号のタイミングに基づいて前記第2の同期信号のタイミングを基準時刻に同期させるように補正し、
    前記撮像制御手段は、前記撮像指示手段が撮像を指示した際に、前記同期信号発生手段によって発生された前記第2の同期信号に同期させて、前記撮像手段による画像データの撮像タイミングを決定することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  16. 前記同期信号発生手段は、前記撮像指示手段が撮像を指示した際に、前記第1の同期信号のタイミングに基づいて前記第2の同期信号のタイミングを基準時刻に同期させるように補正し、
    前記撮像制御手段は、前記同期撮像指示信号を取得した際に、前記同期信号発生手段による補正後の前記第2の同期信号のタイミングに同期させて前記撮像手段による撮像を実行させることを特徴とする請求項15に記載の撮像装置。
  17. 前記同期信号発生手段は、第1カウンタを有し、当該第1カウンタを制御することで、前記同期信号の1つとしての垂直同期信号を発生し、
    第2カウンタを有し、自装置または他の装置における前記撮像指示信号発生手段が発生した前記同期撮像指示信号を取得した後に、前記受信手段が前記GPS信号を受信したタイミングに合わせて、前記第2カウンタをリセットするためのリセット基準信号を生成する同期制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  18. 前記同期信号発生手段は、さらに、第3カウンタを有し、当該第3カウンタを制御することで、前記同期信号の1つとしての水平同期信号を発生し、
    前記同期制御手段は、さらに、第4カウンタを有し、当該第4カウンタを制御することで前記第3カウンタをリセットするためのリセット基準信号を生成すると共に、前記第2カウンタをリセットするタイミングで前記第4カウンタをリセットすることを特徴とする請求項17に記載の撮像装置。
  19. 前記同期信号発生手段により発生される前記同期信号には、クロックがさらに含まれており、
    前記同期制御手段は、前記受信手段に受信される前記GPS信号に基づいて前記クロックを生成する生成手段をさらに有することをと特徴とする請求項18に記載の撮像装置。
  20. 撮像手段を備える撮像装置が実行する撮像方法であって、
    時刻の基準となる基準時刻の情報を含むGPS信号をGPS衛星から受信する受信ステップ、
    前記受信ステップにおいて受信されたGPS信号に含まれる基準時刻の情報に基づいて、前記撮像手段による撮像タイミングを基準時刻に同期させる撮像制御ステップと、
    を含むことを特徴とする撮像方法。
  21. 撮像手段を備える撮像装置に備えられるコンピュータに、
    時刻の基準となる基準時刻の情報を含むGPS信号をGPS衛星から受信する受信ステップ、
    前記受信ステップにおいて受信されたGPS信号に含まれる基準時刻の情報に基づいて、前記撮像手段による撮像タイミングを基準時刻に同期させる撮像制御ステップと、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  22. 撮像手段と、
    時刻の基準となる基準時刻信号を外部から受信する基準時刻信号受信手段と、
    前記基準時刻信号受信手段により受信された基準時刻信号に基づいて、前記撮像手段による撮像タイミングを基準時刻に同期させる撮像制御手段と、
    前記基準時刻信号受信手段が前記基準時刻信号を外部から受信したタイミングに合わせて、前記基準時刻に同期した周期的な同期信号を発生する同期信号発生手段と、
    撮像タイミングを同期させて撮像することを指示する同期撮像指示信号を発生する撮像指示信号発生手段と、
    を備え、
    前記撮像制御手段は、自装置または他の装置における前記撮像指示信号発生手段が発生した前記同期撮像指示信号を取得した場合に、前記同期信号発生手段によって発生された前記同期信号に合わせて、前記撮像手段による同期した画像データの撮像タイミングを決定することを特徴とする撮像装置。
  23. 撮像手段を備える撮像装置が実行する撮像方法であって、
    時刻の基準となる基準時刻信号を外部から受信する基準時刻信号受信ステップと、
    前記基準時刻信号受信ステップにおいて受信された基準時刻信号に基づいて前記撮像手段による撮像タイミングを基準時刻に同期させる撮像制御ステップと、
    前記基準時刻信号受信ステップにおいて前記基準時刻信号が外部から受信されたタイミングに合わせて、前記基準時刻に同期した周期的な同期信号を発生する同期信号発生ステップと、
    撮像タイミングを同期させて撮像することを指示する同期撮像指示信号を発生する撮像指示信号発生ステップと、
    を含む、
    前記撮像制御ステップは、自装置または他の装置における前記撮像指示信号発生ステップにおいて発生した前記同期撮像指示信号を取得した場合に、前記同期信号発生ステップにおいて発生した前記同期信号に合わせて、前記撮像手段による同期した画像データの撮像タイミングを決定するステップを含むことを特徴とする撮像方法。
  24. 撮像手段を備える撮像装置に備えられるコンピュータに、
    撮像手段と、
    時刻の基準となる基準時刻信号を外部から受信する基準時刻信号受信手段と、
    前記基準時刻信号受信手段により受信された基準時刻信号に基づいて、前記撮像手段による撮像タイミングを基準時刻に同期させる撮像制御手段と、
    前記基準時刻信号受信手段が前記基準時刻信号を外部から受信したタイミングに合わせて、前記基準時刻に同期した周期的な同期信号を発生する同期信号発生手段と、
    撮像タイミングを同期させて撮像することを指示する同期撮像指示信号を発生する撮像指示信号発生手段と、
    を実現させ、
    前記撮像制御手段として、自装置または他の装置における前記撮像指示信号発生手段が発生した前記同期撮像指示信号を取得した場合に、前記同期信号発生手段によって発生された前記同期信号に合わせて、前記撮像手段による同期した画像データの撮像タイミングを決定する処理を実行させることを特徴とするプログラム。
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