JP2002344800A - 同期撮影方法および撮影システム - Google Patents
同期撮影方法および撮影システムInfo
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- JP2002344800A JP2002344800A JP2001148794A JP2001148794A JP2002344800A JP 2002344800 A JP2002344800 A JP 2002344800A JP 2001148794 A JP2001148794 A JP 2001148794A JP 2001148794 A JP2001148794 A JP 2001148794A JP 2002344800 A JP2002344800 A JP 2002344800A
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- Japan
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- photographing
- signal
- photoelectric conversion
- frame synchronization
- light
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- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Cameras In General (AREA)
- Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】特別の制御装置を用いない簡単なシステム構成
で複数の撮影装置による同期撮影を実現する。 【解決手段】光電変換デバイスによる撮影を行う複数の
撮影装置を備え、各撮影装置が独自にフレーム同期信号
を生成してそれを基準としたタイミングで撮影を行う撮
影システムにおいて、全ての撮影装置または１つを除く
残りの撮影装置に、光信号を検知する光検知手段と、光
信号の検知に呼応して前記フレーム同期信号のタイミン
グを初期化する信号制御手段とを設け、光信号の発生を
合図として全ての撮影装置の撮影動作を同期化する。
で複数の撮影装置による同期撮影を実現する。 【解決手段】光電変換デバイスによる撮影を行う複数の
撮影装置を備え、各撮影装置が独自にフレーム同期信号
を生成してそれを基準としたタイミングで撮影を行う撮
影システムにおいて、全ての撮影装置または１つを除く
残りの撮影装置に、光信号を検知する光検知手段と、光
信号の検知に呼応して前記フレーム同期信号のタイミン
グを初期化する信号制御手段とを設け、光信号の発生を
合図として全ての撮影装置の撮影動作を同期化する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の撮影装置に
対して同時または順次の撮影を実行させる同期撮影方
法、および同期撮影を行う撮影システムに関する。
対して同時または順次の撮影を実行させる同期撮影方
法、および同期撮影を行う撮影システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】実在する物体の形状のモデリングにステ
レオ視法が用いられている。ステレオ視法では、２台ま
たは３台のカメラを備えた撮影装置によって対象物を撮
影し、視点の異なる複数の２次元画像を得る。それら複
数の２次元画像について、相関法または勾配法などを用
いて対応点を探索する。対応点について三角測量の原理
を適用して距離を求め、３次元形状データを生成する。
レオ視法が用いられている。ステレオ視法では、２台ま
たは３台のカメラを備えた撮影装置によって対象物を撮
影し、視点の異なる複数の２次元画像を得る。それら複
数の２次元画像について、相関法または勾配法などを用
いて対応点を探索する。対応点について三角測量の原理
を適用して距離を求め、３次元形状データを生成する。
【０００３】物体の全周のモデリングを行うには、少な
くとも前面および背面の３次元測定を行い、２つの形状
データ（３次元モデル）を合成する必要がある。全周で
なくても対象範囲が撮影可能な最大範囲より大きい場合
には、対象範囲を複数の部分に分けて撮影しなければな
らない。特に、対象物が動物や人間のように動く物体で
ある場合には、複数台の撮影装置を用いて、対象物の複
数の部分を同時またはそれに近い短時間内に撮影するの
が望ましい。１台の撮影装置による順次の撮影では、対
象物の姿勢や表情が変化してしまい、統一のとれた３次
元形状データを生成できない。なお、このような事情は
３次元測定に限るものではなく、通常のカメラを用いて
行う撮影にも当てはまる。
くとも前面および背面の３次元測定を行い、２つの形状
データ（３次元モデル）を合成する必要がある。全周で
なくても対象範囲が撮影可能な最大範囲より大きい場合
には、対象範囲を複数の部分に分けて撮影しなければな
らない。特に、対象物が動物や人間のように動く物体で
ある場合には、複数台の撮影装置を用いて、対象物の複
数の部分を同時またはそれに近い短時間内に撮影するの
が望ましい。１台の撮影装置による順次の撮影では、対
象物の姿勢や表情が変化してしまい、統一のとれた３次
元形状データを生成できない。なお、このような事情は
３次元測定に限るものではなく、通常のカメラを用いて
行う撮影にも当てはまる。
【０００４】複数台の撮影装置を連携動作させる最も一
般的な技術は、複数台の撮影装置を１台の制御装置とケ
ーブルで接続する遠隔操作である。ケーブルに代えて無
線通信によって撮影装置を制御することもできる。
般的な技術は、複数台の撮影装置を１台の制御装置とケ
ーブルで接続する遠隔操作である。ケーブルに代えて無
線通信によって撮影装置を制御することもできる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述のような有線の遠
隔操作では、ケーブル配線が面倒であるとともに、撮影
装置の配置間隔がケーブルによって制限されるという問
題があった。制御装置のケーブル接続端子数で連携可能
な撮影装置の台数が決まってしまう問題もあった。無線
の遠隔操作では、配置の自由度は大きいものの、無線通
信手段を組み込むことによって有線とに比べて装置が高
価格になる。また、有線でも無線でも撮影装置とは別に
制御装置を必要とするので、撮影システムが大掛かりと
なる。
隔操作では、ケーブル配線が面倒であるとともに、撮影
装置の配置間隔がケーブルによって制限されるという問
題があった。制御装置のケーブル接続端子数で連携可能
な撮影装置の台数が決まってしまう問題もあった。無線
の遠隔操作では、配置の自由度は大きいものの、無線通
信手段を組み込むことによって有線とに比べて装置が高
価格になる。また、有線でも無線でも撮影装置とは別に
制御装置を必要とするので、撮影システムが大掛かりと
なる。
【０００６】近年、ハンディタイプデジタルカメラの普
及に伴い、複数のデジタルカメラを用いて手軽に撮影シ
ステムを構成したいという要望が強まっている。本発明
は、特別の制御装置を用いない簡単なシステム構成で複
数の撮影装置による同期撮影を実現することを目的とし
ている。
及に伴い、複数のデジタルカメラを用いて手軽に撮影シ
ステムを構成したいという要望が強まっている。本発明
は、特別の制御装置を用いない簡単なシステム構成で複
数の撮影装置による同期撮影を実現することを目的とし
ている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明では、光電変換デ
バイスによる撮影を行う複数の撮影装置を備え、各撮影
装置が独自にフレーム同期信号を生成してそれを基準と
したタイミングで撮影を行う撮影システムにおいて、全
ての撮影装置または１つを除く残りの撮影装置に、光信
号を検知する光検知手段と、前記光信号の検知に呼応し
て前記フレーム同期信号のタイミングを初期化する信号
制御手段とを設け、前記光信号の発生を合図として全て
の撮影装置の撮影動作を同期化する。１つを除く場合に
は、その１つの撮影装置に、光信号を発する発光手段
と、前記発光手段の発光に同期して前記フレーム同期信
号のタイミングを初期化する信号制御手段とを設ける。
バイスによる撮影を行う複数の撮影装置を備え、各撮影
装置が独自にフレーム同期信号を生成してそれを基準と
したタイミングで撮影を行う撮影システムにおいて、全
ての撮影装置または１つを除く残りの撮影装置に、光信
号を検知する光検知手段と、前記光信号の検知に呼応し
て前記フレーム同期信号のタイミングを初期化する信号
制御手段とを設け、前記光信号の発生を合図として全て
の撮影装置の撮影動作を同期化する。１つを除く場合に
は、その１つの撮影装置に、光信号を発する発光手段
と、前記発光手段の発光に同期して前記フレーム同期信
号のタイミングを初期化する信号制御手段とを設ける。
【０００８】好ましくは、前記光信号を光パルス列から
なるコード信号とする。外来光ノイズによる誤作動を防
止することができる。また、前記光信号を赤外光信号と
する。被写体が人物の場合に、光信号をまぶしく感じて
目を閉じたり驚いたりするのを防止することができる。
なるコード信号とする。外来光ノイズによる誤作動を防
止することができる。また、前記光信号を赤外光信号と
する。被写体が人物の場合に、光信号をまぶしく感じて
目を閉じたり驚いたりするのを防止することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】〔第１実施形態〕図１は第１実施
形態に係る撮影システム１の構成図である。
形態に係る撮影システム１の構成図である。
【００１０】撮影システム１は３台のハンディタイプの
カメラ１１，１２，１３で構成される。これらカメラ１
１，１２，１３はいずれも２組の撮像ユニットをもつデ
ジタル２眼カメラ（ステレオカメラ）であり、ステレオ
視法によるモデリングのためのステレオ画像の撮影が可
能である。
カメラ１１，１２，１３で構成される。これらカメラ１
１，１２，１３はいずれも２組の撮像ユニットをもつデ
ジタル２眼カメラ（ステレオカメラ）であり、ステレオ
視法によるモデリングのためのステレオ画像の撮影が可
能である。
【００１１】カメラ１１において、撮像ユニット１１
１，１１２は受光レンズと２次元撮像デバイスとを有す
る。本例の２次元撮像デバイスはＣＣＤイメージセンサ
であり、撮影ドライバ１１３からの垂直同期信号に従っ
て電荷の蓄積（露出）と光電変換画像の出力（転送）を
行なう。垂直同期信号はフレーム周期を規定するフレー
ム同期信号である。２次元撮像デバイスは撮影の指示を
待つ待機状態においても駆動され、露出と転送とがフレ
ーム周期間隔で繰り返される。待機中に転送された画像
は記憶部１１４のディスプレイによってモニタ表示され
る。つまり、実際には電源が投入されたカメラ１におい
て撮影の指示以前にも被写体画像の取得が行なわれる。
本明細書における撮影とは、このような撮影指示以前の
動作ではなく、撮影の指示に呼応して被写体画像を取得
し、かつその画像を撮影像として記憶部１１４のメモリ
に記録する一連の動作を意味する。なお、２次元撮像デ
バイスとして、ＣＣＤイメージセンサに代えてＭＯＳセ
ンサに代表される他のデバイスを用いてもよい。記憶部
１１４と外部の画像処理装置（一般にコンピュータ）と
のデータの受け渡しには、データ通信またはリムーバブ
ル記録メディアを用いることができる。
１，１１２は受光レンズと２次元撮像デバイスとを有す
る。本例の２次元撮像デバイスはＣＣＤイメージセンサ
であり、撮影ドライバ１１３からの垂直同期信号に従っ
て電荷の蓄積（露出）と光電変換画像の出力（転送）を
行なう。垂直同期信号はフレーム周期を規定するフレー
ム同期信号である。２次元撮像デバイスは撮影の指示を
待つ待機状態においても駆動され、露出と転送とがフレ
ーム周期間隔で繰り返される。待機中に転送された画像
は記憶部１１４のディスプレイによってモニタ表示され
る。つまり、実際には電源が投入されたカメラ１におい
て撮影の指示以前にも被写体画像の取得が行なわれる。
本明細書における撮影とは、このような撮影指示以前の
動作ではなく、撮影の指示に呼応して被写体画像を取得
し、かつその画像を撮影像として記憶部１１４のメモリ
に記録する一連の動作を意味する。なお、２次元撮像デ
バイスとして、ＣＣＤイメージセンサに代えてＭＯＳセ
ンサに代表される他のデバイスを用いてもよい。記憶部
１１４と外部の画像処理装置（一般にコンピュータ）と
のデータの受け渡しには、データ通信またはリムーバブ
ル記録メディアを用いることができる。
【００１２】また、カメラ１１は、パターン投光器１１
５および光センサ１１７を有する。パターン投光器１１
５はストロボ発光器とその前面に設けられた透過性のフ
ィルムとからなる。ストロボ発光器は、放電管、反射
鏡、およびレンズを有し、無地白色の閃光を放つ。撮影
に際しては、パターン投光器１１５を発光させて、フィ
ルムに写し込まれている高コントラスト化のためのパタ
ーンを被写体に投影する。高コントラスト化により対応
点探索の精度が上がる。このようなステレオ視法に好適
な照明手段であるパターン投光器１１５は、本発明に特
有の光信号の発する発光手段としての役割をも有する。
すなわち、コントローラ１１０の発光制御部は、シャッ
タボタン１１６のオンに呼応して、被写体を照明する本
発光に先立って、同期の合図としてのプリ発光を生じさ
せるようにパターン投光器１１５を制御する。そして、
コントローラ１１０の同期化部は、光センサ１１７の出
力によってプリ発光を検知すると、撮影ドライバ１１３
を制御して垂直同期信号のタイミングを初期化する。す
なわち、改めて同期パルスを立ち上げて垂直同期信号を
出力し直す。本発光および撮影は、初期化後の垂直同期
信号に同期したタイミングで行なわれる。なお、光セン
サ１１７の出力によらず、プリ発光の指示タイミングを
基準に垂直同期信号のタイミングを初期化することがで
きる。ただし、本例では、他のカメラ１２，１３との間
で制御内容を統一し、それによって同期ずれを無くすと
ともに制御プログラムの共通化を図るため、光センサ１
１７でプリ発光を検知して同期化をする構成が採用され
ている。
５および光センサ１１７を有する。パターン投光器１１
５はストロボ発光器とその前面に設けられた透過性のフ
ィルムとからなる。ストロボ発光器は、放電管、反射
鏡、およびレンズを有し、無地白色の閃光を放つ。撮影
に際しては、パターン投光器１１５を発光させて、フィ
ルムに写し込まれている高コントラスト化のためのパタ
ーンを被写体に投影する。高コントラスト化により対応
点探索の精度が上がる。このようなステレオ視法に好適
な照明手段であるパターン投光器１１５は、本発明に特
有の光信号の発する発光手段としての役割をも有する。
すなわち、コントローラ１１０の発光制御部は、シャッ
タボタン１１６のオンに呼応して、被写体を照明する本
発光に先立って、同期の合図としてのプリ発光を生じさ
せるようにパターン投光器１１５を制御する。そして、
コントローラ１１０の同期化部は、光センサ１１７の出
力によってプリ発光を検知すると、撮影ドライバ１１３
を制御して垂直同期信号のタイミングを初期化する。す
なわち、改めて同期パルスを立ち上げて垂直同期信号を
出力し直す。本発光および撮影は、初期化後の垂直同期
信号に同期したタイミングで行なわれる。なお、光セン
サ１１７の出力によらず、プリ発光の指示タイミングを
基準に垂直同期信号のタイミングを初期化することがで
きる。ただし、本例では、他のカメラ１２，１３との間
で制御内容を統一し、それによって同期ずれを無くすと
ともに制御プログラムの共通化を図るため、光センサ１
１７でプリ発光を検知して同期化をする構成が採用され
ている。
【００１３】カメラ１２，１３の構成は、パターン投光
器とその制御機能とを有していないことを除けば、カメ
ラ１１の構成と同様である。カメラ１２は、コントロー
ラ１２０、撮像ユニット１２１，１２２、撮影ドライバ
１２３、記憶部１２４、シャッタボタン１２６、および
光センサ１２７を有する。また、カメラ１３は、コント
ローラ１３０、撮像ユニット１３１，１３２、撮影ドラ
イバ１３３、記憶部１３４、シャッタボタン１３６、お
よび光センサ１３７を有する。これらカメラ１２，１３
は、カメラ１１のプリ発光を光センサ１２７，１３７に
よって検知し、検知に呼応して撮影ドライバ１２３，１
３３が出力する垂直同期信号のタイミングを初期化す
る。これにより、３台のカメラ１１，１２，１３におけ
る垂直同期信号のタイミング（同期パルスの発生時点）
が揃い、３台のカメラ１１，１２，１３による同期撮影
が行われる。
器とその制御機能とを有していないことを除けば、カメ
ラ１１の構成と同様である。カメラ１２は、コントロー
ラ１２０、撮像ユニット１２１，１２２、撮影ドライバ
１２３、記憶部１２４、シャッタボタン１２６、および
光センサ１２７を有する。また、カメラ１３は、コント
ローラ１３０、撮像ユニット１３１，１３２、撮影ドラ
イバ１３３、記憶部１３４、シャッタボタン１３６、お
よび光センサ１３７を有する。これらカメラ１２，１３
は、カメラ１１のプリ発光を光センサ１２７，１３７に
よって検知し、検知に呼応して撮影ドライバ１２３，１
３３が出力する垂直同期信号のタイミングを初期化す
る。これにより、３台のカメラ１１，１２，１３におけ
る垂直同期信号のタイミング（同期パルスの発生時点）
が揃い、３台のカメラ１１，１２，１３による同期撮影
が行われる。
【００１４】本例の撮影システム１を構成する３台のカ
メラ１１，１２，１３は、互いに連携する同期撮影だけ
でなく、それぞれが独立に動作する単独撮影も可能であ
る。各カメラ１１，１２，１３には、同期撮影または単
独撮影を指定するモードスイッチ１１８，１２８，１３
８が設けられている。単独撮影モードが指定された場
合、各カメラ１１，１２，１３はそれぞれのシャッタボ
タン１１６，１２６，１３６のオンに呼応して撮影を行
なう。カメラ１１は単独撮影モードの場合にはプリ発光
を行なわず、 本発光のみを行なう。本発光をも行なわな
い設定をすることも可能である。光センサ１１７，１２
７，１３７については、単独撮影に際して露出制御のた
めに環境光量を検出するセンサを利用すれば、撮影の同
期化のためだけの特別の光学部品を組み込む必要がな
い。
メラ１１，１２，１３は、互いに連携する同期撮影だけ
でなく、それぞれが独立に動作する単独撮影も可能であ
る。各カメラ１１，１２，１３には、同期撮影または単
独撮影を指定するモードスイッチ１１８，１２８，１３
８が設けられている。単独撮影モードが指定された場
合、各カメラ１１，１２，１３はそれぞれのシャッタボ
タン１１６，１２６，１３６のオンに呼応して撮影を行
なう。カメラ１１は単独撮影モードの場合にはプリ発光
を行なわず、 本発光のみを行なう。本発光をも行なわな
い設定をすることも可能である。光センサ１１７，１２
７，１３７については、単独撮影に際して露出制御のた
めに環境光量を検出するセンサを利用すれば、撮影の同
期化のためだけの特別の光学部品を組み込む必要がな
い。
【００１５】図２は撮影状況の一例を示す図である。図
において被写体は人物９０の顔である。カメラ１１は人
物９０の顔面に対する真正面となる位置に配置され、カ
メラ１２，１３は顎の形状を捉えるために顔面に対して
若干下がった左右の位置に配置されている。
において被写体は人物９０の顔である。カメラ１１は人
物９０の顔面に対する真正面となる位置に配置され、カ
メラ１２，１３は顎の形状を捉えるために顔面に対して
若干下がった左右の位置に配置されている。
【００１６】図３は２眼カメラの外観図である。図示の
２眼カメラはパターン投光器１１５を備えた上述のカメ
ラ１１である。撮像ユニット１１１，１１２が左右に並
べて配置され、それらの間に光センサ１１７が配置され
ている。また、上面にはシャッタボタン１１６が設けら
れている。
２眼カメラはパターン投光器１１５を備えた上述のカメ
ラ１１である。撮像ユニット１１１，１１２が左右に並
べて配置され、それらの間に光センサ１１７が配置され
ている。また、上面にはシャッタボタン１１６が設けら
れている。
【００１７】図４はパターン投射の概念図である。パタ
ーン光Ｕの投射により、人物９０の顔面に濃淡模様８０
が投影される。被写体表面のコントラストを高めること
により、相関法や勾配法による対応点の探索が容易にな
る。
ーン光Ｕの投射により、人物９０の顔面に濃淡模様８０
が投影される。被写体表面のコントラストを高めること
により、相関法や勾配法による対応点の探索が容易にな
る。
【００１８】図５は第１実施形態における同期撮影の動
作を示すタイミングチャート、図６はカメラの動作の概
要を示すフローチャートである。各カメラ１１，１２，
１３はその電源投入に呼応する独自のタイミングで垂直
同期信号を発するので、カメラ１１のシャッタボタンが
押されてシャッタ信号がオンになる以前は、３台のカメ
ラ間で垂直同期信号が非同期である。シャッタ信号がオ
ンになると、カメラ１１がプリ発光する（＃１１、＃１
２）。プリ発光を検知した３台のカメラ１１，１２，１
３は上述のとおり一斉にそれぞれの垂直同期信号のタイ
ミングを初期化する（＃１３、＃１４、＃２３、＃２
４、＃３３、＃３４）。そして、カメラ１１，１２，１
３は垂直同期パルスの後縁から一定時間が経過した時点
で露出を開始する（＃１５、＃２５、＃３５）。露出期
間内にカメラ１１が本発光する。露出期間Ｔ５の長さと
本発光期間Ｔ４の長さとの関係はＴ５≧Ｔ４である。３
台のカメラの露光期間が同期しているので、第１のカメ
ラの本発光による照明がなされた状態で、第２および第
３のカメラによる撮影が行なわれる。初期化後の２番目
の垂直同期パルスに呼応してそれ以前の露出で得られた
画像情報の転送・ 記録が行なわれる。本例の同期撮影
は、３台のカメラ１１，１２，１３が同時に撮影を行な
うものである。非同期期間では、必ずしも垂直同期信号
が発生している必要はなく、初期化の合図に応答して垂
直同期信号の生成を開始するようにしてもよい。
作を示すタイミングチャート、図６はカメラの動作の概
要を示すフローチャートである。各カメラ１１，１２，
１３はその電源投入に呼応する独自のタイミングで垂直
同期信号を発するので、カメラ１１のシャッタボタンが
押されてシャッタ信号がオンになる以前は、３台のカメ
ラ間で垂直同期信号が非同期である。シャッタ信号がオ
ンになると、カメラ１１がプリ発光する（＃１１、＃１
２）。プリ発光を検知した３台のカメラ１１，１２，１
３は上述のとおり一斉にそれぞれの垂直同期信号のタイ
ミングを初期化する（＃１３、＃１４、＃２３、＃２
４、＃３３、＃３４）。そして、カメラ１１，１２，１
３は垂直同期パルスの後縁から一定時間が経過した時点
で露出を開始する（＃１５、＃２５、＃３５）。露出期
間内にカメラ１１が本発光する。露出期間Ｔ５の長さと
本発光期間Ｔ４の長さとの関係はＴ５≧Ｔ４である。３
台のカメラの露光期間が同期しているので、第１のカメ
ラの本発光による照明がなされた状態で、第２および第
３のカメラによる撮影が行なわれる。初期化後の２番目
の垂直同期パルスに呼応してそれ以前の露出で得られた
画像情報の転送・ 記録が行なわれる。本例の同期撮影
は、３台のカメラ１１，１２，１３が同時に撮影を行な
うものである。非同期期間では、必ずしも垂直同期信号
が発生している必要はなく、初期化の合図に応答して垂
直同期信号の生成を開始するようにしてもよい。
【００１９】図７はプリ発光の変形例を示すタイミング
チャートである。本例は単発的にプリ発光に代えて、発
光時間および発光間隔を定めて複数回の発光を生じさせ
るコード化プリ発光を行なうものである。各カメラ１
１，１２，１３は予め決められたパターンの発光をプリ
発光として検知し、垂直同期信号のタイミングを初期化
する。本例によれば、外光ノイズによる誤動作を防止す
ることができる。
チャートである。本例は単発的にプリ発光に代えて、発
光時間および発光間隔を定めて複数回の発光を生じさせ
るコード化プリ発光を行なうものである。各カメラ１
１，１２，１３は予め決められたパターンの発光をプリ
発光として検知し、垂直同期信号のタイミングを初期化
する。本例によれば、外光ノイズによる誤動作を防止す
ることができる。
【００２０】図８はカメラ構成の変形例を示す図であ
る。同図において上述の例と同じ機能をもつ構成要素に
は図１と同じ符号を付してある。撮影システム１ｂは３
台のカメラ１１ｂ，１２ｂ，１３ｂで構成される。これ
らカメラ１１ｂ，１２ｂ，１３ｂの基本構成は上述のカ
メラ１１，１２，１３と同様である。カメラ１１ｂはパ
ターン投光器１１５とは別にプリ発光のための赤外投光
器１１９を有する。コントローラ１１０ｂは赤外光セン
サ１１７ｂの出力によってプリ発光を検知し、垂直同期
信号の制御を行なう。カメラ１２ｂ，１３ｂにおいても
コントローラ１２０ｂ、１３０ｂは赤外光センサ１２７
ｂ，１３７ｂの出力によってプリ発光を検知し、垂直同
期信号の制御を行なう。
る。同図において上述の例と同じ機能をもつ構成要素に
は図１と同じ符号を付してある。撮影システム１ｂは３
台のカメラ１１ｂ，１２ｂ，１３ｂで構成される。これ
らカメラ１１ｂ，１２ｂ，１３ｂの基本構成は上述のカ
メラ１１，１２，１３と同様である。カメラ１１ｂはパ
ターン投光器１１５とは別にプリ発光のための赤外投光
器１１９を有する。コントローラ１１０ｂは赤外光セン
サ１１７ｂの出力によってプリ発光を検知し、垂直同期
信号の制御を行なう。カメラ１２ｂ，１３ｂにおいても
コントローラ１２０ｂ、１３０ｂは赤外光センサ１２７
ｂ，１３７ｂの出力によってプリ発光を検知し、垂直同
期信号の制御を行なう。
【００２１】撮影の同期化のための光信号を赤外光とす
ることにより、被写体が動物や人間である場合に、プリ
発光にまぶしさを感じてまばたきをしたり、動いたりす
ることがなくなる。
ることにより、被写体が動物や人間である場合に、プリ
発光にまぶしさを感じてまばたきをしたり、動いたりす
ることがなくなる。
【００２２】なお、測距用の赤外光学系を有する場合に
は、その赤外光学系を赤外投光器１１９および赤外光セ
ンサ１１７ｂ，１２７ｂ，１３７ｂとして流用すること
ができる。
は、その赤外光学系を赤外投光器１１９および赤外光セ
ンサ１１７ｂ，１２７ｂ，１３７ｂとして流用すること
ができる。
【００２３】以上の第１実施形態において、カメラ１１
だけでなくカメラ１２，１３にもパターン投光器を設け
てもよい。すなわち、３台のカメラ１１，１２，１３を
同一構成とし、カメラ１２またはカメラ１３で同期の合
図としてのプリ発光を生じさせることができる。その場
合、モードスイッチ１１８，１２８，１３８によって１
つのカメラをプリ発光をする主カメラ（マスターモー
ド）とし、残りのカメラをプリ発光をしない従カメラ
（スレーブモード）とする。撮影者は主カメラのシャッ
タボタンを押して同期撮影を指示する。同期撮影におい
て主カメラのみが本発光をしてもよいし、本カメラおよ
び従カメラが本発光をしてもよい。複数のカメラが同時
に本発光をして被写体上で投射パターンが重なっても対
応点探索は可能である。
だけでなくカメラ１２，１３にもパターン投光器を設け
てもよい。すなわち、３台のカメラ１１，１２，１３を
同一構成とし、カメラ１２またはカメラ１３で同期の合
図としてのプリ発光を生じさせることができる。その場
合、モードスイッチ１１８，１２８，１３８によって１
つのカメラをプリ発光をする主カメラ（マスターモー
ド）とし、残りのカメラをプリ発光をしない従カメラ
（スレーブモード）とする。撮影者は主カメラのシャッ
タボタンを押して同期撮影を指示する。同期撮影におい
て主カメラのみが本発光をしてもよいし、本カメラおよ
び従カメラが本発光をしてもよい。複数のカメラが同時
に本発光をして被写体上で投射パターンが重なっても対
応点探索は可能である。
【００２４】〔第２実施形態〕図９は第２実施形態に係
る撮影システム２の構成図である。撮影システム２も３
台のカメラ２１，２２，２３で構成される。これらカメ
ラ２１，２２，２３の構成は同一であり、発光の形態を
除いて上述のカメラ１１と同様である。すなわち、カメ
ラ２１は、コントローラ２１０、撮像ユニット２１１，
２１２、撮影ドライバ２１３、記憶部２１４、パターン
投光器２１５、シャッタボタン２１６、および光センサ
２１７を有し、カメラ２２は、コントローラ２２０、撮
像ユニット２２１，２２２、撮影ドライバ２２３、記憶
部２２４、パターン投光器２２５、シャッタボタン２２
６、および光センサ２２７を有する。また、カメラ２３
は、コントローラ２３０、撮像ユニット２３１，２３
２、撮影ドライバ２３３、記憶部２３４、パターン投光
器２３５、シャッタボタン２３６、および光センサ２３
７を有する。３台のカメラ２１，２２，２３のいずれも
が発光機能をもつことが撮影システム２における構成上
の特徴である。
る撮影システム２の構成図である。撮影システム２も３
台のカメラ２１，２２，２３で構成される。これらカメ
ラ２１，２２，２３の構成は同一であり、発光の形態を
除いて上述のカメラ１１と同様である。すなわち、カメ
ラ２１は、コントローラ２１０、撮像ユニット２１１，
２１２、撮影ドライバ２１３、記憶部２１４、パターン
投光器２１５、シャッタボタン２１６、および光センサ
２１７を有し、カメラ２２は、コントローラ２２０、撮
像ユニット２２１，２２２、撮影ドライバ２２３、記憶
部２２４、パターン投光器２２５、シャッタボタン２２
６、および光センサ２２７を有する。また、カメラ２３
は、コントローラ２３０、撮像ユニット２３１，２３
２、撮影ドライバ２３３、記憶部２３４、パターン投光
器２３５、シャッタボタン２３６、および光センサ２３
７を有する。３台のカメラ２１，２２，２３のいずれも
が発光機能をもつことが撮影システム２における構成上
の特徴である。
【００２５】図１０は第２実施形態における同期撮影の
動作を示すタイミングチャートである。カメラ２１のシ
ャッタボタンが押されてシャッタ信号がオンになる以前
は、３台のカメラ間で垂直同期信号が非同期である。シ
ャッタ信号がオンになると、カメラ２１がプリ発光す
る。プリ発光を検知した３台のカメラ２１，２２，２３
は一斉にそれぞれの垂直同期信号のタイミングを初期化
する。これにより３台のカメラ間で垂直同期信号が同期
化される。そして、まず、カメラ２１が最初の垂直同期
パルスを基準としたタイミングで本発光および撮影を行
なう。次に２番目の垂直同期パルスを基準としたタイミ
ングでカメラ２２が本発光および撮影を行ない、続いて
３番目の垂直同期パルスを基準としたタイミングでカメ
ラ２３が本発光および撮影を行なう。つまり、３台のカ
メラ２１，２２，２３はフレーム周期間隔で順番に撮影
を行なう。
動作を示すタイミングチャートである。カメラ２１のシ
ャッタボタンが押されてシャッタ信号がオンになる以前
は、３台のカメラ間で垂直同期信号が非同期である。シ
ャッタ信号がオンになると、カメラ２１がプリ発光す
る。プリ発光を検知した３台のカメラ２１，２２，２３
は一斉にそれぞれの垂直同期信号のタイミングを初期化
する。これにより３台のカメラ間で垂直同期信号が同期
化される。そして、まず、カメラ２１が最初の垂直同期
パルスを基準としたタイミングで本発光および撮影を行
なう。次に２番目の垂直同期パルスを基準としたタイミ
ングでカメラ２２が本発光および撮影を行ない、続いて
３番目の垂直同期パルスを基準としたタイミングでカメ
ラ２３が本発光および撮影を行なう。つまり、３台のカ
メラ２１，２２，２３はフレーム周期間隔で順番に撮影
を行なう。
【００２６】このように順番に撮影する形態は、例えば
被写体を前後から撮影する場合のように、１つのカメラ
の投射光が他のカメラに直接に入射するようなカメラ配
置の場合に好適である。投光時期をずらすことにより、
あるカメラの投射光が他のカメラの撮影の障害なるとい
う事態を避けることができる。
被写体を前後から撮影する場合のように、１つのカメラ
の投射光が他のカメラに直接に入射するようなカメラ配
置の場合に好適である。投光時期をずらすことにより、
あるカメラの投射光が他のカメラの撮影の障害なるとい
う事態を避けることができる。
【００２７】撮影の順序は、あらかじめ各カメラのモー
ドスイッチ２１８，２２８，２３８によって設定され
る。スイッチ操作で順序を変更することができる。ま
た、第１実施形態と同様に各カメラ２１，２２，２３を
単独で使用することも可能である。なお、撮影の順序を
固定化してもよい。
ドスイッチ２１８，２２８，２３８によって設定され
る。スイッチ操作で順序を変更することができる。ま
た、第１実施形態と同様に各カメラ２１，２２，２３を
単独で使用することも可能である。なお、撮影の順序を
固定化してもよい。
【００２８】図１１は発光動作の変形例を示すタイミン
グチャートである。本例ではプリ発光を省略し、カメラ
２１がシャッタ信号に呼応して直ちに本発光および撮影
を行ない、その本発光をカメラ間の同期の合図とするも
のである。本例によれば撮影の所要時間を短縮すること
ができる。
グチャートである。本例ではプリ発光を省略し、カメラ
２１がシャッタ信号に呼応して直ちに本発光および撮影
を行ない、その本発光をカメラ間の同期の合図とするも
のである。本例によれば撮影の所要時間を短縮すること
ができる。
【００２９】以上の２つの実地形態において、撮影シス
テム１，２を構成するカメラは３台に限らず、２台以上
であればよい。投光器を内臓するカメラ構成に限らず、
投光器をカメラとは分離した独立の装置としてシステム
を構成してもよい。
テム１，２を構成するカメラは３台に限らず、２台以上
であればよい。投光器を内臓するカメラ構成に限らず、
投光器をカメラとは分離した独立の装置としてシステム
を構成してもよい。
【００３０】撮影ドライバ１１３，１２３，１３３，２
１３，２２３，２３３については、対応する撮像ユニッ
トのそれぞれに対して、個別の垂直同期信号発生部を設
けてもよいし、共通の垂直同期信号発生部を設けてもよ
い。前者の場合には初期化の際にそれぞれの垂直同期信
号を初期化するように構成する。
１３，２２３，２３３については、対応する撮像ユニッ
トのそれぞれに対して、個別の垂直同期信号発生部を設
けてもよいし、共通の垂直同期信号発生部を設けてもよ
い。前者の場合には初期化の際にそれぞれの垂直同期信
号を初期化するように構成する。
【００３１】
【発明の効果】請求項１ないし請求項１５の発明によれ
ば、特別の制御装置を用いない簡単なシステム構成で複
数の撮影装置による同期撮影を実現することができる。
ば、特別の制御装置を用いない簡単なシステム構成で複
数の撮影装置による同期撮影を実現することができる。
【図１】第１実施形態に係る撮影システムの構成図であ
る。
る。
【図２】撮影状況の一例を示す図である。
【図３】２眼カメラの外観図である。
【図４】パターン投射の概念図である。
【図５】第１実施形態における同期撮影の動作を示すタ
イミングチャートである。
イミングチャートである。
【図６】カメラの動作の概要を示すフローチャートであ
る。
る。
【図７】プリ発光の変形例を示すタイミングチャートで
ある。
ある。
【図８】カメラ構成の変形例を示す図である。
【図９】第２実施形態に係る撮影システムの構成図であ
る。
る。
【図１０】第２実施形態における同期撮影の動作を示す
タイミングチャートである。
タイミングチャートである。
【図１１】発光動作の変形例を示すタイミングチャート
である。
である。
１，２ 撮影システム １１，１２，１３，２１，２２，２３ カメラ（撮影装
置） １１７，１２７，１３７ 光センサ（光検知手段） １１０，１２０，１３０ コントローラ（信号制御手
段） １１５ パターン投光器（発光手段） ２１５，２２５，２３５ パターン投光器（投光器） １１１，１１２、１２１，１２２、１３１，１３２ 撮
像ユニット（光電変換デバイス）
置） １１７，１２７，１３７ 光センサ（光検知手段） １１０，１２０，１３０ コントローラ（信号制御手
段） １１５ パターン投光器（発光手段） ２１５，２２５，２３５ パターン投光器（投光器） １１１，１１２、１２１，１２２、１３１，１３２ 撮
像ユニット（光電変換デバイス）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０３Ｂ 19/02 Ｇ０３Ｂ 19/02 35/08 35/08 Ｈ０４Ｎ 5/225 Ｈ０４Ｎ 5/225 Ｚ 13/02 13/02 Ｆターム(参考） 2H020 FB03 2H054 AA00 AA01 CD00 2H059 AA10 5C022 AA00 AB15 AB61 AB65 AC69 CA02 5C061 AA20 AB04
Claims (15)
- 【請求項１】光電変換デバイスによる撮影を行う複数の
撮影装置を備え、各撮影装置が独自にフレーム同期信号
を生成してそれを基準としたタイミングで撮影を行う撮
影システムのための同期撮影方法であって、 全ての撮影装置に、光信号を検知する光検知手段と、前
記光信号の検知に呼応して前記フレーム同期信号のタイ
ミングを初期化する信号制御手段とを設け、 前記光信号の発生を合図として全ての撮影装置の撮影動
作を同期化することを特徴とする同期撮影方法。 - 【請求項２】光電変換デバイスによる撮影を行う複数の
撮影装置を備え、各撮影装置が独自にフレーム同期信号
を生成してそれを基準としたタイミングで撮影を行う撮
影システムのための同期撮影方法であって、 １つの撮影装置に、光信号を発する発光手段と、前記発
光手段の発光に同期して前記フレーム同期信号のタイミ
ングを初期化する信号制御手段とを設け、 残りの撮影装置に、前記光信号を検知する光検知手段
と、前記光信号の検知に呼応して前記フレーム同期信号
のタイミングを初期化する信号制御手段とを設け、 前記光信号の発生を合図として全ての撮影装置の撮影動
作を同期化することを特徴とする同期撮影方法。 - 【請求項３】全ての撮影装置は複数の光電変換デバイス
を有し、各撮影装置の信号処理手段は複数の光電変換デ
バイスのフレーム同期信号を初期化する請求項１または
請求項２記載の同期撮影方法。 - 【請求項４】全ての撮影装置は複数の光電変換デバイス
を有し、初期化されたフレーム同期信号により複数の光
電変換デバイスが制御される請求項１または請求項２記
載の同期撮影方法。 - 【請求項５】前記光信号は、光パルス列からなるコード
信号である請求項１または請求項２記載の同期撮影方
法。 - 【請求項６】前記光信号は、赤外光信号である請求項１
ないし請求項２のいずれかに記載の同期撮影方法。 - 【請求項７】光電変換デバイスによる撮影を行う複数の
撮影装置を備え、各撮影装置が独自にフレーム同期信号
を生成してそれを基準としたタイミングで撮影を行う撮
影システムであって、 全ての撮影装置が、光信号を検知する光検知手段と、前
記光信号の検知に呼応して前記フレーム同期信号のタイ
ミングを初期化する信号制御手段とを有し、前記光信号
に同期して撮影を行うことを特徴とする撮影システム。 - 【請求項８】光電変換デバイスによる撮影を行う複数の
撮影装置を備え、各撮影装置が独自にフレーム同期信号
を生成してそれを基準としたタイミングで撮影を行う撮
影システムであって、 １つの撮影装置が、光信号を発する発光手段と、前記光
源の発光に同期して前記フレーム同期信号のタイミング
を初期化する信号制御手段とを有し、 残りの撮影装置が、前記光信号を検知する光検知手段
と、前記光信号の検知に呼応して前記フレーム同期信号
のタイミングを初期化する信号制御手段とを有してお
り、 全ての撮影装置が前記光信号に同期して撮影を行うこと
を特徴とする撮影システム。 - 【請求項９】全ての撮影装置は複数の光電変換デバイス
を有し、各撮影装置の信号処理手段は複数の光電変換デ
バイスのフレーム同期信号を初期化する請求項７または
請求項８記載の撮影システム。 - 【請求項１０】全ての撮影装置は複数の光電変換デバイ
スを有し、初期化されたフレーム同期信号により複数の
光電変換デバイスが制御される請求項７または請求項８
記載の撮影システム。 - 【請求項１１】全ての撮影装置が、被写体を照らす投光
器を有し、前記光信号に同期して１つずつ順にそれぞれ
の投光器を発光させて撮影を行う請求項７または請求項
８記載の撮影システム。 - 【請求項１２】全ての撮影装置が複数の光電変換デバイ
スを有するステレオカメラであり、前記発光手段が被写
体表面のコントラストを高めるパターン光の投光手段を
兼ねる請求項１１記載の撮影システム。 - 【請求項１３】フレーム同期信号を生成してそれを基準
としたタイミングで光電変換デバイスによる撮影を行う
撮影装置であって、 光信号を検知する光検知手段と、 前記光信号の検知に呼応して前記フレーム同期信号のタ
イミングを初期化する信号制御手段とを有することを特
徴とする撮影装置。 - 【請求項１４】複数の光電変換デバイスを有し、前記信
号処理手段は複数の光電変換デバイスのフレーム同期信
号を初期化する請求項１３記載の撮影装置。 - 【請求項１５】複数の光電変換デバイスを有し、初期化
されたフレーム同期信号により当該複数の光電変換デバ
イスが制御される請求項１３記載の撮影装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001148794A JP2002344800A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 同期撮影方法および撮影システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001148794A JP2002344800A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 同期撮影方法および撮影システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002344800A true JP2002344800A (ja) | 2002-11-29 |
Family
ID=18994047
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001148794A Pending JP2002344800A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 同期撮影方法および撮影システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002344800A (ja) |
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-
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- 2001-05-18 JP JP2001148794A patent/JP2002344800A/ja active Pending
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20050613 |
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