JP2011231564A - デッキプレート用取着体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インサート本体11の下部側には、デッキプレート下面の貫通孔周りに掛止される第1掛止片12c及び第2掛止片12dが設けられている。また、インサート本体11における第1掛止片12cよりも上方の外周面周りにはコイルスプリング31が配設されるとともに、インサート本体11において、第1掛止片12cよりも上方であり、且つコイルスプリング31よりも下方の位置には圧接リング32が設けられている。さらに、インサート本体11における第1掛止片12c及び第2掛止片12dよりも下側には一対の支持片19が突設されるとともに、この一対の支持片19上にシール体18が支持される。
【選択図】図2
Description
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記本体における前記掛止面よりも下側には、前記シール体を支持する支持部が設けられていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記支持部は、前記本体に組み付けられるとともに支持片を備えた支持具であることを要旨とする。
以下、本発明をコンクリートスラブから吊ボルトを吊り下げるために用いられるインサートに具体化した第1の実施形態を図1〜図5にしたがって説明する。
(1)インサート本体11における第1掛止片12c及び第2掛止片12dよりも下側には一対の支持片19が突設されている。そして、シール体18が圧接リング32の下面32aとデッキプレートD上面との間で挟持される前の状態では、シール体18は、支持片19に支持された状態でインサート本体11に一体に組み付けられている。よって、インサート10の保管時や運搬時には、コイルスプリング31の付勢力によりシール体18が圧接リング32の下面32aと第1掛止片12cの上面12eとの間で挟持されることが無く、シール体18が圧接リング32の下面32aと第1掛止片12cとの間で変形してしまうことを防止することができる。その結果、インサート10をデッキプレートDに固定する際に、変形していないシール体18を圧接リング32の下面32aとデッキプレートD上面との間に配設することができるため、圧接リング32とデッキプレートD上面との間でシール体18が挟持されてシール性能を十分に確保することができる。
以下、本発明を具体化した第2の実施形態を図6にしたがって説明する。なお、以下に説明する実施形態では、既に説明した第1の実施形態と同一構成について同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
(10)シール体18が圧接リング32の下面32aとデッキプレートD上面との間で挟持される前の状態(例えば、保管時)では、シール体18及び圧接リング32は、インサート本体11における第1掛止片12c及び第2掛止片12d全体よりも下側に外嵌されている。よって、デッキプレートDの上方から貫通孔Dcにインサート本体11の下部側を挿通させると、圧接リング32の内周面に第1掛止片12cが摺動して第1掛止片12cがインサート本体11内に向けて没入するとともに、第1掛止片12cは、この没入状態でシール体18の内側を通過する。したがって、第1掛止片12cがシール体18の内側を通過する際に、第1掛止片12cによりシール体18の内周面を撓ませてしまうことがなく、シール体18の内側が変形してしまうことを抑制することができる。
以下、本発明を具体化した第3の実施形態を図7及び図8にしたがって説明する。なお、第1及び第2の実施形態で説明したインサート10においては、インサート本体11における第1掛止片12c及び第2掛止片12dよりも下側に一対の支持片19が突設されていたが、第3の実施形態で説明するインサート10には、一対の支持片19が設けられていない。
(第4の実施形態)
以下、本発明を具体化した第4の実施形態を図9及び図10にしたがって説明する。
(13)第4の実施形態では、圧接リング32の下面32aによりシール体18を圧縮させてシール体18をデッキプレートD上面に圧接させつつ、当接凸部51をデッキプレートD上面に当接させて、当接凸部51と第1掛止片12c及び第2掛止片12dとの間にデッキプレートDを挟持して、インサート10をデッキプレートDに固定した。よって、当接凸部51がデッキプレートD上面に当接するため、当接凸部51の先端とデッキプレートD上面との間にシール体18が介在されておらず、デッキプレートDが圧接リング32と第1掛止片12c及び第2掛止片12dとによって直接挟持される箇所を形成することができる。その結果、圧接リング32の下面32aに当接凸部51が形成されておらず、圧接リング32の下面32a全体にシール体18が配設されており、圧接リング32がデッキプレートDに対して当接していない場合に比べて、インサート10をデッキプレートDに対して強固に固定することができる。
○ 図11に示す実施形態では、第1掛止片12cにおける下端縁と上面12eとの略中間に位置する部位に、支持部としての装着凹部35がインサート本体11の周方向全周に亘って形成されている。装着凹部35にはシール体18が装着可能になっている。そして、シール体18が圧接リング32の下面32aとデッキプレートD上面との間で挟持される前の状態(例えば、保管時)では、シール体18は装着凹部35に装着されるとともに、装着凹部35の内面に支持されてインサート本体11に一体に組み付けられている。よって、シール体18が圧接リング32の下面32aとデッキプレートD上面との間で挟持される前の状態では、シール体18は、インサート本体11における第1掛止片12c及び第2掛止片12d全体よりも下側に組み付けられていなくてもよく、第1掛止片12c及び第2掛止片12dの上面12e,12fよりも下側に組み付けられていればよい。また、第1掛止片12cにおける下端縁と上面12eとの略中間に位置する部位に、シール体18及び圧接リング32を装着可能な装着凹部を形成して、シール体18及び圧接リング32が装着凹部に装着されてインサート本体11に一体に組み付けられていてもよい。
○ 上記各実施形態において、コイルスプリング31と圧接リング32とはそれぞれ別体であったが、これに限らず、例えば、コイルスプリング31の他端に圧接リング32が一体的に設けられていてもよい。
○ 本発明を、コンクリートスラブから吊ボルトBを吊り下げるために用いられるインサート10に具体化したが、これに限らず、例えば、配線・配管材を支持する被吊下体を吊り下げるために用いられるデッキプレート用取着体や、吊ボルトB又は配線・配管材を支持する被吊下体が予め一体化されたデッキプレート用取着体に具体化してもよい。
(イ)前記掛止部は、前記貫通孔の内面に摺接する際には前記本体内に向けて傾動するとともに、前記貫通孔通過後には原形状へ復帰するように傾動可能に形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載のデッキプレート用取着体。
Claims (10)
- デッキプレートに穿設された貫通孔を利用して前記デッキプレートに固定されるとともにコンクリートスラブに埋設され、前記コンクリートスラブから吊ボルト又は配線・配管材を支持する被吊下体を吊り下げるために用いられるデッキプレート用取着体であって、
本体の下部側は前記貫通孔を貫通可能に形成されるとともに、前記本体の下部側には、前記デッキプレート下面の前記貫通孔周りに掛止される掛止部が設けられており、前記本体における前記掛止部よりも上側の外面周りには付勢部が設けられ、前記付勢部により前記掛止部に向けて付勢されて前記掛止部と共に前記デッキプレートを挟持する挟持部が設けられており、
前記掛止部と前記挟持部とにより前記デッキプレートを挟持させた際に、前記挟持部と前記デッキプレートとの間に配設されるとともに厚み方向に圧縮可能な環状のシール体が前記本体に外装されており、
前記シール体が前記挟持部と前記デッキプレートとの間で挟持される前の状態では、前記シール体は、前記本体において、前記掛止部における前記デッキプレートへの掛止面よりも下側に一体に組み付けられていることを特徴とするデッキプレート用取着体。 - 前記シール体は、前記本体における前記掛止部全体よりも下側に一体に組み付けられていることを特徴とする請求項1に記載のデッキプレート用取着体。
- 前記本体における前記掛止面よりも下側には、前記シール体を支持する支持部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデッキプレート用取着体。
- 前記支持部は、前記本体の外面から突設される支持片であることを特徴とする請求項3に記載のデッキプレート用取着体。
- 前記支持部は、前記本体に組み付けられるとともに支持片を備えた支持具であることを特徴とする請求項3に記載のデッキプレート用取着体。
- 前記シール体が前記挟持部と前記デッキプレートとの間で挟持される前の状態では、前記挟持部は、前記本体における前記掛止面よりも下側に一体に組み付けられていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のデッキプレート用取着体。
- 前記付勢部はコイルスプリングよりなるとともに、前記コイルスプリングの前記挟持部側端部が前記掛止部の前記掛止面に当接することにより、前記挟持部が前記コイルスプリングの付勢力を受けないようになっていることを特徴とする請求項6に記載のデッキプレート用取着体。
- 前記挟持部は、前記シール体に当接して前記シール体を前記デッキプレート上面に圧接させる圧接面を有するとともに、前記圧接面からの突出長さが圧縮される前の前記シール体の厚みよりも短く、且つ前記デッキプレート上面に当接可能な当接凸部を備えていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のデッキプレート用取着体。
- 前記シール体が前記挟持部と前記デッキプレート上面との間で圧縮された圧縮位置では、前記シール体の前記本体に対する接触部位が、前記シール体が前記本体を取り囲む囲繞方向に沿って間断なく密接することを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載のデッキプレート用取着体。
- 前記シール体の内縁によって囲まれた空間形状は、前記圧縮位置での本体における上下方向と直交する幅方向の断面形状よりも小さくなっているとともに、前記シール体の内側に前記本体が強制的に挿入されることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載のデッキプレート用取着体。
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