JP2011229546A - スキャン条件決定装置、磁気共鳴イメージング装置、スキャン条件決定方法、およびプログラム - Google Patents

スキャン条件決定装置、磁気共鳴イメージング装置、スキャン条件決定方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】スキャンパラメータの値を容易に決定できるようにする。
【解決手段】ステップS1において、医学的な診断をするのに十分な画質を維持することができるように、繰返時間TRの許容範囲およびバンド幅BWの許容範囲を決定する。次に、ステップS2において、操作者がスキャン時間にチェックを入力することにより、条件設定手段が、「スキャン時間を最短にする」という条件を設定する。ステップS3において、スライス枚数などを設定した後、ステップS4において、決定手段が、スキャン時間が最短になるように、繰返時間TRの許容範囲の中から繰返時間の値を決定し、更に、バンド幅BWの許容範囲の中からバンド幅の値を決定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、被検体のスキャン条件を決定するスキャン条件決定装置、磁気共鳴イメージング装置、スキャン条件決定方法、およびプログラムに関する。
MRIシステムで撮影された画像の品質があまりよくない場合、操作者はスキャンパラメータのパラメータ値を変更して新たなスキャン条件で再撮影したいと考えることがある。しかし、パラメータ値をむやみに変更すると、かえって画質が悪くなることがある。そこで、どのスキャンパラメータが画質にどのような影響を与えるのかを操作者に提示できるMRI装置が知られている(特許文献1参照)。
特開平8-336504号公報
しかし、一般的に、パラメータは、画質だけでなく、スキャン時間にも影響を与えるので、画質が向上するようにパラメータの値を変更すると、今度はスキャン時間が長くなってしまうことがある。特に、経験の浅い操作者の場合、スキャンパラメータのパラメータ値を手動で調整することは難しいという問題がある。
被検体のスキャン条件を決定するスキャン条件決定装置であって、
前記スキャン条件を決定するためのパラメータの値の許容範囲を設定する許容範囲設定手段と、
前記パラメータの値を決定するときの条件を設定する条件設定手段と、
前記条件設定手段により設定された条件に基づいて、前記許容範囲の中から、前記パラメータの値を決定する決定手段と、
を有するスキャン条件決定装置である。
本発明では、パラメータの値を決定するときの条件が設定される。したがって、設定した条件に適合したパラメータの値を容易に決定することができる。
本発明の一実施形態の磁気共鳴イメージング装置の概略図である。 スキャン条件を決定するときのMRI装置100の処理フローを示す図である。 スキャン条件を決定するときの表示画面の一例を示す図である。 入力欄C1およびC2に「Auto」が入力されたときの表示画面の一例を示す図である。 操作者14が、入力欄C11に入力されている値を変更したときの表示画面の一例を示す図である。 表示画面に、条件を設定するためのウィンドウが表示されたときの様子を示す図である。 スキャン時間のチェックボックスにチェックが入力された様子を示す図である。 繰返時間TRと、バンド幅BWと、スキャン時間STとの関係を規定するデータを、グラフによって概略的に示す図である。
以下、発明を実施するための形態について説明するが、本発明は、以下の形態に限定されることはない。
図1は、本発明の一実施形態の磁気共鳴イメージング装置の概略図である。
磁気共鳴イメージング(MRI:Magnetic Resonance Imaging)装置100は、磁場発生装置2、テーブル3、クレードル4、受信コイル5などを有している。
磁場発生装置2は、被検体13が収容されるボア21と、超伝導コイル22と、勾配コイル23と、送信コイル24とを有している。超伝導コイル22は静磁場B0を印加し、勾配コイル23は、周波数エンコード方向、位相エンコード方向、およびスライス選択方向に勾配磁場を印加する。また、送信コイル24はRFパルスを送信する。尚、超伝導コイル22の代わりに、永久磁石を用いてもよい。
クレードル4は、テーブル3からボア21に移動できるように構成されている。クレードル4によって、被検体13はボア21に搬送される。
受信コイル5は、被検体13の頭部13aに取り付けられている。受信コイル5は、頭部からの磁気共鳴信号を受信する。
MRI装置100は、更に、シーケンサ6、送信器7、勾配磁場電源8、受信器9、中央処理装置10、入力装置11、および表示装置12を有している。
シーケンサ6は、中央処理装置10の制御を受けて、スキャンを実行するための情報を送信器7および勾配磁場電源8に送る。具体的には、シーケンサ6は、中央処理装置10の制御を受けて、RFパルスの情報(中心周波数、バンド幅など)を送信器7に送り、勾配磁場の情報(勾配磁場の強度など)を勾配磁場電源8に送る。
送信器7は、シーケンサ6から送られた情報に基づいて、RFコイル24を駆動する駆動信号を出力する。
勾配磁場電源8は、シーケンサ6から送られた情報に基づいて、勾配コイル23を駆動する駆動信号を出力する。
受信器9は、受信コイル5で受信された磁気共鳴信号を信号処理し、中央処理装置10に伝送する。
中央処理装置10は、シーケンサ6および表示装置12に必要な情報を伝送したり、受信器9から受け取った信号に基づいて画像を再構成するなど、MRI装置100の各種の動作を実現するように、MRI装置100の各部の動作を制御する。中央処理装置10は、例えばコンピュータ(computer)によって構成される。中央処理装置10は、許容範囲設定手段101、条件設定手段102、および決定手段103などを有している。
許容範囲設定手段101は、スキャン条件を決定するためのパラメータの値の許容範囲を設定する。
条件設定手段102は、パラメータの値を決定するときの条件を設定する。
決定手段103は、条件設定手段102により設定された条件に基づいて、パラメータの許容範囲の中から、パラメータの値を決定する。
中央処理装置10は、許容範囲設定手段101、条件設定手段102、および決定手段103の一例であり、所定のプログラムを実行することにより、これらの手段として機能する。
入力装置11は、操作者14の操作に応じて、種々の命令を中央処理装置10に入力する。表示装置12は種々の情報を表示する。
MRI装置100は、医学的な診断をするのに十分な画質を有するMR画像のデータをできるだけ短いスキャン時間で収集するためのスキャン条件を決定することができる。以下に、このようなスキャン条件をどのように決定しているかについて説明する。
図2は、スキャン条件を決定するときのMRI装置100の処理フローを示す図である。
ステップS1では、操作者14は、先ず、表示装置に、スキャン条件を決定するときの画面を表示させる。
図3は、スキャン条件を決定するときの表示画面の一例を示す図である。
図3には、スキャン条件を決定するためのパラメータとして、繰返時間TRおよびバンド幅BWが示されている。実際には、TRおよびBW以外のパラメータも表示されるが、ここでは、説明の便宜上、パラメータとして、TRおよびBWのみを考えることにする。
表示画面には、繰返時間TRおよびバンド幅BWの値を入力するための入力欄C1およびC2が表示されている。入力欄C1およびC2には、事前に設定された値(TR0、BW0)が入力されている。操作者14は、繰返時間TRおよびバンド幅BWを手動で設定するか、自動で設定するかを決める。ここでは、繰返時間TRおよびバンド幅BWを自動で設定する場合について考える。この場合、操作者14は、入力欄C1およびC2に「Auto」を入力する(図4参照)。
図4は、入力欄C1およびC2に「Auto」が入力されたときの表示画面の一例を示す図である。
入力欄C1に「Auto」が入力されると、入力欄C1の右側には、繰返時間の許容範囲K1の最小値および最大値を入力するための入力欄C11およびC12が表示される。ここで、繰返時間の許容範囲K1とは、医学的な診断をするのに十分な画質を維持することが可能な繰返時間TRの値の範囲を意味している。入力欄C11およびC12には、事前に設定された値「TRmin0」および「TRmax0」が入力されている。
また、入力欄C2に「Auto」が入力されると、入力欄C2の右側には、バンド幅の許容範囲K2の最小値および最大値を入力するための入力欄C21およびC22が表示される。ここで、バンド幅の許容範囲K2とは、医学的な診断をするのに十分な画質を維持することが可能なバンド幅BWの値の範囲を意味している。入力欄C21およびC22には、事前に設定された値「BWmin0」および「BWmax0」が入力されている。
操作者14は、被検体13を撮影するときに実行されるスキャンの種類(例えば、T1スキャン、T2スキャン)などを考慮して、入力欄C11およびC12に入力された値で決まる繰返時間の許容範囲K1が、医学的な診断をするのに十分な画質を維持することが可能な繰返時間TRの範囲を表しているか否かを確認する(尚、画質の例としては、例えば、T1コントラスト、T2コントラスト、SN比などがある)。医学的な診断をするのに十分な画質を維持することが可能である場合、操作者14は、入力欄C11およびC12に入力されている値を、繰返時間の許容範囲K1の最小値および最大値として採用する。この場合、許容範囲設定手段101(図1参照)は、繰返時間の許容範囲K1を、最小値「TRmin0」〜最大値「TRmax0」の範囲と設定する。
一方、入力欄C11およびC12に入力された値で決まる繰返時間の許容範囲K1が、医学的な診断をするのに十分な画質を維持することが可能な範囲からずれている恐れがある場合、操作者14は、入力欄C11又はC12に入力されている値を変更する。
図5は、操作者14が、入力欄C11に入力されている値を変更したときの表示画面の一例を示す図である。
図5では、繰返時間の許容範囲K1の最小値が、「TRmin0」から「TRmin1」に変更された場合が示されている。この場合、許容範囲設定手段101は、繰返時間の許容範囲K1を、最小値「TRmin1」〜最大値「TRmax0」の範囲と設定する。
以下では、操作者14は、繰返時間の許容範囲K1の最小値を、「TRmin0」から「TRmin1」に変更したとして説明を続ける。したがって、許容範囲設定手段101は、繰返時間の許容範囲K1を、最小値「TRmin1」〜最大値「TRmax0」の範囲と設定する。
また、操作者14は、入力欄C21およびC22に入力された値で決まるバンド幅の許容範囲K2が、医学的な診断をするのに十分な画質を維持することが可能なバンド幅BWの範囲を表しているか否かも確認する。医学的な診断をするのに十分な画質を維持することが可能である場合、操作者14は、入力欄C21およびC22に入力されている値を、バンド幅の許容範囲K2の最小値および最大値として採用する。この場合、許容範囲設定手段101(図1参照)は、バンド幅の許容範囲K2を、最小値「BWmin0」〜最大値「BWmax0」の範囲と設定する。
一方、入力欄C21およびC22に入力された値で決まるバンド幅の許容範囲K2が、医学的な診断をするのに十分な画質を維持することが可能な範囲からずれている恐れがある場合、操作者14は、入力欄C21又はC22に入力されている値を変更する。
ここでは、操作者14は、入力欄C21およびC22に入力されている値「BWmin0」および「BWmax0」を、バンド幅の許容範囲K2の最小値および最大値として採用するとする。したがって、許容範囲設定手段101は、バンド幅の許容範囲K2を、最小値「BWmin0」〜最大値「BWmax0」の範囲と設定する。
繰返時間の許容範囲K1およびバンド幅の許容範囲K2が決まったら、ステップS2に進む。
ステップS2では、操作者14は、繰返時間の許容範囲K1の中から繰返時間TRの値を決定するときに考慮する条件と、バンド幅の許容範囲K2の中からバンド幅BWの値を決定するときに考慮する条件とを入力する。ここでは、操作者14は、「スキャン時間を最短にする」という条件で、繰返時間TRおよびバンド幅BWの値を決定したいと考えているとする。そこで、操作者14は、表示画面に、「スキャン時間を最短にする」という条件を設定するためのウィンドウを表示させる。
図6は、表示画面に、条件を設定するためのウィンドウが表示されたときの様子を示す図である。
ウィンドウWには、スキャン時間のチェックボックスと、画質のチェックボックスとが表示されている。操作者14は、「スキャン時間を最短にする」という条件で、繰返時間TRおよびバンド幅BWの値を決定したいと考えているので、スキャン時間のチェックボックスにチェックを入力する。
図7は、スキャン時間のチェックボックスにチェックが入力された様子を示す図である。
スキャン時間のチェックボックスにチェックが入力されたので、条件設定手段102(図1参照)は、繰返時間TRおよびバンド幅BWの値を決定するときの条件として、「スキャン時間を最短にする」という条件を設定する。条件が設定された後、ステップS3に進む。
ステップS3では、操作者14は、スライス枚数や、FOVなどの値を入力する。その後、ステップS4に進む。
ステップS4では、決定手段103(図1参照)が、条件設定手段102により設定された条件に基づいて、繰返時間の許容範囲K1の中から繰返時間TRの値を決定し、更に、バンド幅の許容範囲K2の中からバンド幅BWの値を決定する。決定手段103は、繰返時間TRと、バンド幅BWと、スキャン時間STとの関係を規定するデータを備えている(図8参照)。
図8は、繰返時間TRと、バンド幅BWと、スキャン時間STとの関係を規定するデータを、グラフによって概略的に示す図である。
図8(a)、(b)、および(c)は、それぞれ、バンド幅BW=BW1、BW2、およびBW3のときの繰返時間TRとスキャン時間STとの関係を表すグラフGa、Gb、およびGcを示している。
本実施形態では、バンド幅BWの値が一定の場合、スキャン時間STは、繰返時間TRが長くなるにつれて、のこぎり波状に変化するとする。
図8では、バンド幅BWとして、3つの値(BW1、BW2、およびBW3)について、繰返時間TRとスキャン時間STとの関係を規定するデータが示されている。しかし、実際は、決定手段103は、MRI装置100で設定可能なバンド幅BWの全ての値について、繰返時間TRとスキャン時間STとの関係を規定するデータを備えている。尚、繰返時間TRとバンド幅BWとスキャン時間STとの関係を理論式によって規定してもよい。
図8のグラフGa、Gb、およびGcには、ステップS1で設定された繰返時間の許容範囲K1も示されている。また、グラフGa、Gb、およびGcのバンド幅BW1、BW2、およびBW3のうち、BW1およびBW2は、ステップS1で設定されたバンド幅の許容範囲K2に含まれているが、BW3は、バンド幅の許容範囲K2には含まれていないとする(尚、以下では、説明の便宜上、バンド幅BW1およびBW2のみが、バンド幅の許容範囲K2に含まれているとする)。
決定手段103は、先ず、バンド幅の許容範囲K2に含まれるバンド幅BWの値を特定する。ここでは、バンド幅の許容範囲K2には、バンド幅BW1およびBW2のみが含まれているとしているので、2つのバンド幅BW1およびBW2が特定される。バンド幅BW1のときの繰返時間TRとスキャン時間STとの関係は、グラフGa(図8(a)参照)で表され、バンド幅BW2のときの繰返時間TRとスキャン時間STとの関係は、グラフGb(図8(b)参照)で表される。
次に、決定手段103は、グラフGaの繰返時間の許容範囲K1の中から、スキャン時間STを最短時間STmin1にするときの繰返時間TR1を求める。したがって、決定手段103は、グラフGaから、スキャン時間STを最短時間にするときの繰返時間TRおよびバンド幅BWの値の組合せ(TR,BW)として、(TR,BW)=(TR1,BW1)を得ることができる。また、決定手段103は、グラフGbの繰返時間の許容範囲K1の中から、スキャン時間STを最短時間STmin2にするときの繰返時間TR2を求める。したがって、決定手段103は、グラフGbから、スキャン時間STを最短時間にするときの繰返時間TRおよびバンド幅BWの値の組合せ(TR,BW)として、(TR,BW)=(TR2,BW2)を得ることができる。
したがって、2つの組合せ(TR1,BW1)および(TR2,BW2)が、スキャン時間STを最短時間にするときの組合せ(TR,BW)の候補になる。決定手段103は、2つの組合せ(TR1,BW1)および(TR2,BW2)のうち、スキャン時間STをより短くする方の組合せを、繰返時間TRおよびバンド幅BWの値の組合せとして選択する。本実施形態では、STmin1>STmin2であるので、組合せ(TR2,BW2)の方が、組合せ(TR1,BW1)よりも、スキャン時間を更に短くすることができる。したがって、組合せ(TR2,BW2)が、繰返時間TRおよびバンド幅BWの値の組合せとして決定される。
尚、STmin1=STmin2となる場合は、組合せ(TR1,BW1)および(TR2,BW2)のうち、バンド幅BWの値が小さい方の組合せを、繰返時間TRおよびバンド幅BWの値の組合せとして選択する。一般的に、バンド幅BWが小さいと、SNR(Signal Noise
Ratio)が大きくなる傾向があるので、バンド幅BWの値が小さい方の組合せを選択することによって、スキャン時間STを短くするだけでなく、SNRを向上させることもできる。例えば、BW1<BW2の場合、組合せ(TR1,BW1)が、繰返時間TRおよびバンド幅BWの値の組合せとして決定される。
ステップS4において、繰返時間TRおよびバンド幅BWの値の組合せを決定したら、ステップS5に進む。ステップS5では、ステップS4で決定した繰返時間TRおよびバンド幅BWの値の組合せに従って被検体13をスキャンし、フローを終了する。
本実施形態では、ステップS1で設定された繰返時間の許容範囲K1およびバンド幅の許容範囲K2は、医学的な診断をするのに十分な画質を維持することが可能な範囲を表している。したがって、繰返時間の許容範囲K1およびバンド幅の許容範囲K2の中から、繰返時間TRおよびバンド幅BWを決定することによって、医学的な診断をするのに十分な画質を維持することができる。更に、本実施形態では、操作者14が「スキャン時間を最短にする」という条件を設定するだけで(ステップS2)、条件設定手段102が、図8に示す関係に従って、スキャン時間が最短になるときの繰返時間TRおよびバンド幅BWを求める。したがって、医学的な診断をするのに十分な画質が維持され、且つスキャン時間が短くなるように、繰返時間TRおよびバンド幅BWを決定することができる。
繰返時間TRおよびバンド幅BWは、一般的には、スキャン時間と画質との両方に影響を与えるパラメータであるので、操作者14が手動で繰返時間TR又はバンド幅BWの値を調整すると、スキャン時間が短くなったものの、画質が悪くなってしまうことがある。しかし、本実施形態では、操作者14が、繰返時間の許容範囲K1およびバンド幅の許容範囲K2を設定し(ステップS1)、「スキャン時間を最短にする」という条件を設定するだけで(ステップS2)、医学的な診断をするのに十分な画質が維持され、且つスキャン時間が短くなるように、繰返時間TRおよびバンド幅BWを決定することができる。したがって、経験の浅い操作者14であっても、短いスキャン時間で、医学的な診断をするのに十分な画質を有する画像を得ることができる。
尚、本実施形態では、繰返時間TRと、バンド幅BWと、スキャン時間STとの関係は、図8によって示されている。しかし、繰返時間TRおよびバンド幅BW以外の他のパラメータ(例えば、スライス枚数やFOV)の値に応じて、繰返時間TRとバンド幅BWとスキャン時間STとの関係が変動する場合もあり得る。このような場合は、繰返時間TRとバンド幅BWとスキャン時間STとの関係を、他のパラメータの値ごとに準備しておけばよい。繰返時間TRとバンド幅BWとスキャン時間STとの関係を、他のパラメータの値ごとに準備しておくことによって、繰返時間TRおよびバンド幅BWを、より最適な値に設定することができる。
また、本実施形態では、バンド幅BWの各値ごとに、繰返時間TRとスキャン時間STとの関係が規定されている(図8参照)。しかし、繰返時間TRの各値ごとに、バンド幅BWとスキャン時間STとの関係を規定してもよい。
更に、本実施形態では、繰返時間TRとバンド幅BWとスキャン時間STとの関係が規定されているが(図8参照)、これに加えて、繰返時間TRとバンド幅BWと画質Qとの関係を規定してもよい。この場合、以下の手順(1)〜(3)に従って繰返時間TRおよびバンド幅BWの値を決定してもよい。
(1)操作者14が、ステップS1において、短いスキャン時間を実現することが可能な繰返時間の許容範囲K1、およびバンド幅の許容範囲K2を決定する。
(2)操作者14が、ステップS2において、表示画面のウィンドウWの「画質」にチェックを入力する。これによって、条件設定手段102は、繰返時間TRおよびバンド幅BWの値を決定するときの条件として、「画質を最良にする」という条件を設定する。
(3)ステップS3において、決定手段103は、繰返時間TRとバンド幅BWと画質Qとの関係に基づいて、画質が最良になるように繰返時間TRの値およびバンド幅BWの値の組合せを決定する。
上記の手順(1)〜(3)に従って繰返時間TRおよびバンド幅BWの値を決定することによって、短いスキャン時間で且つできるだけ画質を良くすることが可能なスキャン条件を決定することができる。
また、本実施形態では、繰返時間TRおよびバンド幅BWの値を決定しているが、その他のパラメータ(例えば、エコー時間、周波数エンコード方向のマトリックス数、又は位相エンコード方向のマトリックス数)の値を決定してもよい。
100 MRI装置
2 磁場発生装置
3 テーブル
4 クレードル
5 受信コイル
6 シーケンサ
7 送信器
8 勾配磁場電源
9 受信器
10 中央処理装置
11 入力装置
12 表示装置
13 被検体
14 操作者
21 ボア
22 超伝導コイル
23 勾配コイル
24 送信コイル
101 許容範囲設定手段
102 条件設定手段
103 決定手段

Claims (13)

  1. 被検体のスキャン条件を決定するスキャン条件決定装置であって、
    前記スキャン条件を決定するためのパラメータの値の許容範囲を設定する許容範囲設定手段と、
    前記パラメータの値を決定するときの条件を設定する条件設定手段と、
    前記条件設定手段により設定された条件に基づいて、前記許容範囲の中から、前記パラメータの値を決定する決定手段と、
    を有する、スキャン条件決定装置。
  2. 前記条件設定手段は、
    前記パラメータの値を決定するときの条件として、スキャン時間に関する条件を設定し、
    前記決定手段は、
    前記パラメータと前記スキャン時間との関係に基づいて、前記許容範囲の中から、前記スキャン時間を最短にするときの前記パラメータの値を決定する、請求項1に記載のスキャン条件決定装置。
  3. 前記許容範囲設定手段は、
    複数のパラメータの各々に対して、前記許容範囲を設定し、
    前記決定手段は、
    前記複数のパラメータと前記スキャン時間との関係に基づいて、前記許容範囲の中から、前記スキャン時間を最短にするときの前記複数のパラメータの各々の値を決定する、請求項2に記載のスキャン条件決定装置。
  4. 前記複数のパラメータには、繰返時間およびバンド幅が含まれており、
    前記決定手段は、
    前記繰返時間と前記バンド幅と前記スキャン時間との関係に基づいて、前記許容範囲の中から、前記スキャン時間を最短にするときの前記繰返時間の値および前記バンド幅の値の組合せを決定する、請求項3に記載のスキャン条件決定装置。
  5. 前記決定手段は、
    前記組合せが2つ以上存在している場合、バンド幅の値に基づいて、2つ以上の組合せの中から、1つの組合せを選択する、請求項4に記載のスキャン条件決定装置。
  6. 前記条件設定手段は、
    前記パラメータの値を決定するときの条件として、画質に関する条件を設定し、
    前記決定手段は、
    前記パラメータと前記画質との関係に基づいて、前記許容範囲の中から、前記画質を最良にするときの前記パラメータの値を決定する、請求項1に記載のスキャン条件決定装置。
  7. 前記許容範囲設定手段は、
    複数のパラメータの各々に対して、前記許容範囲を設定し、
    前記決定手段は、
    前記複数のパラメータと前記スキャン時間との関係に基づいて、前記許容範囲の中から、前記画質を最良にするときの前記複数のパラメータの各々の値を決定する、請求項6に記載のスキャン条件決定装置。
  8. 前記複数のパラメータには、繰返時間およびバンド幅が含まれており、
    前記決定手段は、
    前記繰返時間と前記バンド幅と前記画質との関係に基づいて、前記許容範囲の中から、前記画質を最良にするときの前記繰返時間の値および前記バンド幅の値の組合せを決定する、請求項7に記載のスキャン条件決定装置。
  9. 前記許容範囲設定手段は、
    操作者の操作に応じて、前記許容範囲の最小値と、前記許容範囲の最大値とを設定する、請求項1〜8のうちのいずれか一項に記載のスキャン条件決定装置。
  10. 前記条件設定手段は、
    操作者の操作に応じて、前記パラメータの値を決定するときの条件を設定する、請求項1〜9のうちのいずれか一項に記載のスキャン条件決定装置。
  11. 請求項1〜10のうちのいずれか一項に記載のスキャン条件決定装置を有する磁気共鳴イメージング装置。
  12. 被検体のスキャン条件を決定するスキャン条件決定方法であって、
    前記スキャン条件を決定するためのパラメータの値の許容範囲を設定する許容範囲設定ステップと、
    前記パラメータの値を決定するときの条件を設定する条件設定ステップと、
    前記条件設定ステップにより設定された条件に基づいて、前記許容範囲の中から、前記パラメータの値を決定する決定ステップと、
    を有する、スキャン条件決定方法。
  13. 被検体のスキャン条件を決定するためのパラメータの値の許容範囲を設定する許容範囲設定処理と、
    前記パラメータの値を決定するときの条件を設定する条件設定処理と、
    前記条件設定処理により設定された条件に基づいて、前記許容範囲の中から、前記パラメータの値を決定する決定処理と、
    を計算機に実行させるためのプログラム。
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