JP5843497B2 - 磁気共鳴装置およびプログラム - Google Patents
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Description
前記代謝物シーケンスと前記水シーケンスとを有するシーケンス群をn回実行するスキャン手段と、
n回のシーケンス群のうちのi(i=1〜n)番目のシーケンス群により得られた水スペクトルに基づいて、前記i番目のシーケンス群により得られた代謝物スペクトルの周波数を補正する補正手段と、
を有する、磁気共鳴装置である。
n回のシーケンス群のうちのi(i=1〜n)番目のシーケンス群により得られた水スペクトルに基づいて、前記i番目のシーケンス群により得られた代謝物スペクトルの周波数を補正する補正処理、
を計算機に実行させるためのプログラムである。
磁気共鳴装置(以下、「MR装置」と呼ぶ。MR:Magnetic Resonance)100は、マグネット2、テーブル3、受信コイル4などを有している。
補正手段92は、スペクトルの周波数の補正および位相の補正を行う。
加算手段93は、スペクトルを加算する。
本形態では、プリスキャンと、本スキャンが実行される。
代謝物シーケンスMS1〜MS4は、代謝物スペクトルを取得するためのシーケンスである。尚、代謝物シーケンスMS1〜MS4は、同じシーケンスであるので、以下では、代表して代謝物シーケンスMS1を取り上げて説明する。代謝物シーケンスMS1は、RFパルスP1、P2、およびP3を有している。これらのRFパルスP1、P2、およびP3の送信周波数fmは、観測したい代謝物の化学シフトを考慮して設定される。例えば、代謝物として、NAA(N-acetyl-L-aspartate)およびコリン(choline)を観測したい場合、RFパルスP1、P2、およびP3の送信周波数fmは、NAAの化学シフト(≒2.00ppm)とコリンの化学シフト(≒3.2ppm)との中間値2.6ppmに対応する周波数に設定される。
水シーケンスWSは、水スペクトルを取得するためのシーケンスである。水スペクトルは、代謝物スペクトルの位相を補正するために用いられる。一般的に、代謝物スペクトルは、渦電流などが原因で位相が変動するので、代謝物スペクトルの位相を補正するために、水スペクトルが用いられる。水スペクトルを用いて代謝物スペクトルの位相をどのように補正するかについては、例えば、文献「Klose U,In vivo proton spectroscopy in presence of eddy currents. Magn Reson
Med. 1990 Apr;14(1):26-30」に記載されているので、詳細な説明は省略する。
周波数を補正する前の水スペクトルW1(破線で示されている)では、水の共鳴周波数は、基準値fw0からΔfw1だけずれている。そこで、補正手段92は、水の共鳴周波数が基準値fw0に一致するように、水スペクトルW1の周波数を補正する。図5では、周波数補正後の水スペクトルを符号「W1′」で示してある。このようにして、水スペクトルW1の周波数が補正される。
補正手段92は、シーケンス群G1により得られた代謝物スペクトルM11〜M14の周波数を、同じシーケンス群G1により得られた水スペクトルW1と同様に、Δfw1だけ補正する。図7では、周波数補正後の代謝物スペクトルを、符号「M11′」、「M12′」、「M13′」、「M14′」で示してある。
周波数を補正する前の水スペクトルW2(破線で示されている)では、水の共鳴周波数は、基準値fw0からΔfw2だけずれている。そこで、補正手段92は、水の共鳴周波数が基準値fw0に一致するように、水スペクトルW2の周波数を補正する。図8では、周波数補正後の水スペクトルを符号「W2′」で示してある。このようにして、水スペクトルW1の周波数が補正される。
補正手段92は、シーケンス群G2により得られた代謝物スペクトルM21〜M24の周波数を、同じシーケンス群G2により得られた水スペクトルW2と同様に、Δfw2だけ補正する。図9では、周波数補正後の代謝物スペクトルを、符号「M21′」、「M22′」、「M23′」、「M24′」で示してある。
ステップST1〜ST3は、図4のフローと同じであるので説明は省略する。ステップST1〜ST3を実行することによって、図10に示すように、周波数補正後の代謝物スペクトルM11′〜Mn4′を得ることができる。ステップST3を実行したら、ステップST4に進む。
このように、スペクトルを加算した後で、位相を補正してもよい。
図15では、シーケンス群Giは、水シーケンスWSの前にp個の代謝物シーケンスを有し、水シーケンスWSの後にq個の代謝物シーケンスを有している。図3では、p=q=2であったが、pおよびqは、2に限定されることはない。また、p=qである必要はなく、p≠qであってもよい。更に、p=0又はq=0にしてもよい。例えば、p=1、q=0の場合、シーケンス群Giは、以下のように表される。
図16では、1個の代謝物シーケンスMSごとに、周波数のドリフト量を求めるための水シーケンスWSが実行されるので、代謝物スペクトルの補正精度を更に向上させることができる。
図17では、シーケンス群G1は、1個の代謝物シーケンスを有しているが、シーケンス群G2は、2個の代謝物シーケンスを有している。このように、代謝物シーケンスの数は異なっていてもよい。
3 テーブル
3a クレードル
4 受信コイル
5 シーケンサ
6 送信器
7 勾配磁場電源
8 受信器
9 中央処理装置
10 操作部
11 表示部
12 被検体
21 ボア
22 超伝導コイル
23 勾配コイル
24 送信コイル
91 周波数検出手段
92 補正手段
93 加算手段
100 MR装置
Claims (5)
- 被検体の第1の領域に含まれている代謝物の周波数情報を有する代謝物スペクトルを取得するための代謝物シーケンスと、前記第1の領域に含まれている水の周波数情報を有する水スペクトルを取得するための水シーケンスとを実行する磁気共鳴装置であって、
p(≧1)個の代謝物シーケンスと、前記p個の代謝物シーケンスの後に実行される1個の水シーケンスと、前記1個の水シーケンスの後に実行されるq(≧1)個の代謝物シーケンスとを有するシーケンス群をn回実行するスキャン手段と、
n回のシーケンス群のうちのi(i=1〜n)番目のシーケンス群により得られた水スペクトルに基づいて、前記i番目のシーケンス群により得られた代謝物スペクトルの周波数を補正する補正手段と、
を有する、磁気共鳴装置。 - 前記i番目のシーケンス群により得られた水スペクトルに基づいて、水の共鳴周波数を検出する周波数検出手段を有する、請求項1に記載の磁気共鳴装置。
- 前記スキャン手段は、水の共鳴周波数の基準値を求めるための他の水スペクトルを取得するためのスキャンを実行し、
前記周波数検出手段は、前記他の水スペクトルに基づいて、水の共鳴周波数の基準値を求め、
前記補正手段は、前記i番目のシーケンス群により得られた水スペクトルの水の共鳴周波数と、前記水の共鳴周波数の基準値とに基づいて、前記i番目のシーケンス群により得られた代謝物スペクトルの周波数を補正する、請求項2に記載の磁気共鳴装置。 - 前記補正手段は、
周波数が補正された前記代謝物スペクトルの位相を補正する、請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の磁気共鳴装置。 - 被検体の第1の領域に含まれている代謝物の周波数情報を有する代謝物スペクトルを取得するための代謝物シーケンスと、前記第1の領域に含まれている水の周波数情報を有する水スペクトルを取得するための水シーケンスとを実行するスキャン手段であって、p(≧1)個の代謝物シーケンスと、前記p個の代謝物シーケンスの後に実行される1個の水シーケンスと、前記1個の水シーケンスの後に実行されるq(≧1)個の代謝物シーケンスとを有するシーケンス群をn回実行するスキャン手段を有する磁気共鳴装置のプログラムであって、
n回のシーケンス群のうちのi(i=1〜n)番目のシーケンス群により得られた水スペクトルに基づいて、前記i番目のシーケンス群により得られた代謝物スペクトルの周波数を補正する補正処理、
を計算機に実行させるためのプログラム。
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