JP5908713B2 - 磁気共鳴装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、被検体の呼吸により体動する撮影部位を撮影する磁気共鳴装置およびプログラムに関する。
血流を撮影するパルスシーケンスとして、プリパレーションパルスを送信し、一定の待ち時間を空けてデータを収集するパルスシーケンスが知られている。
特開2010−051835号公報
撮影部位が腹部の場合、被検体の呼吸運動によって撮影部位が動くので、体動アーチファクトが発生し、画質が劣化することがある。そこで、画質の劣化を低減するために、被検体の横隔膜の位置を検出するためのナビゲータシーケンスを実行し、横隔膜の位置を検出しながら、撮影部位のスキャンを実行する方法がある。しかし、プリパレーションパルスを送信してから、データを収集するまでには、例えば1秒程度の待ち時間を設ける必要があるので、待ち時間の間に、撮影部位の位置が動く。したがって、データ収集するときの撮影部位の位置が、必ずしも同じ位置になるとは限らず、体動アーチファクトよる画質の劣化が発生する場合がある。このような理由から、データ収集するまでに待ち時間を設けなければならない場合でも、体動アーチファクトによる画質の劣化を低減することが望まれている。
本発明の第1の態様は、プリパレーションパルスを送信した後に、被検体の呼吸により体動する撮影部位の画像データを取得するためのイメージングシーケンスを実行する磁気共鳴装置であって、
前記撮影部位のスライス位置又はスラブ位置を設定する手段と、
被検体の呼吸により体動する所定の部位の基準位置を決定する基準位置決定手段と、
前記プリパレーションパルスを送信してから、前記イメージングシーケンスを開始するまでの間に、前記所定の部位の位置を検出するための第1のナビゲータシーケンスを実行するスキャン手段と、
前記第1のナビゲータシーケンスにより得られた前記所定の部位の位置と、前記基準位置との差に基づいて、前記スライス位置又はスラブ位置を補正する補正手段と、
を有する磁気共鳴装置である。
本発明の第2の態様は、プリパレーションパルスを送信してから、被検体の呼吸により体動する撮影部位の画像データを取得するためのイメージングシーケンスを開始するまでの間に、前記被検体の呼吸により体動する所定の部位の位置を検出するための第1のナビゲータシーケンスを実行する磁気共鳴装置のプログラムであって、
前記撮影部位のスライス位置又はスラブ位置を設定する処理と、
前記所定の部位の基準位置を決定する基準位置決定処理と、
前記第1のナビゲータシーケンスにより得られた前記所定の部位の位置と、前記基準位置との差に基づいて、前記スライス位置又はスラブ位置を補正する補正処理と、
を計算機に実行させるためのプログラムである。
被検体の呼吸により体動する所定の部位の基準位置を決定し、第1のナビゲータシーケンスにより得られた所定の部位の位置と、基準位置との差に基づいて、スライス位置又はスラブ位置を補正している。したがって、イメージングシーケンスを実行するたびに撮影部位の位置がばらついても、撮影部位に対するスライス位置又はスラブ位置を補正することができるので、体動アーチファクトを低減することができる。
本発明の第1の形態の磁気共鳴装置の概略図である。 撮影部位Rを概略的に示す図である。 第1の形態で実行されるスキャンの説明図である。 MR装置100の動作フローを示す図である。 ローカライザスキャンLOにより得られた撮影部位Rのローカライザ画像データDLの一例を概略的に示す図である。 スライス位置SL〜SLとナビゲータ領域Rnを概略的に示す図である。 本スキャンMで実行されるシーケンス群G〜Gを示す図である。 本スキャンMにおいてスライス位置SL〜SLがどのように補正されているかを説明する図である。 横隔膜が撮影部位Rから外れている例を示す図である。 1つのシーケンス群に複数のプリパレーションパルスPR〜PRを含んでいる場合の一例を示す図である。 複数のプリパレーションパルスPR〜PRを送信している途中で、ナビゲータシーケンスNAVを実行する場合の一例を示す図である。 スライス位置SL〜SLとナビゲータ領域Rnを概略的に示す図である。 本スキャンMで実行されるシーケンス群G〜Gを示す図である。 本スキャンMにおいてスライス位置SL〜SLがどのように補正されているかを説明する図である。 第3の形態で実行されるスキャンの説明図である。 MR装置100の動作フローを示す図である。 プリスキャンBにより得られた横隔膜の位置の時間変化を表すグラフを示す図である。 横隔膜の基準位置Prefの一例を示す図である。 本スキャンMの説明図である。 第4の形態で実行されるスキャンの説明図である。 第4の形態のフローを示す図である。 横隔膜の基準位置PrefおよびアクセプタンスウィンドウAWの一例を示す図である。 本スキャンMで実行されるシーケンス群G〜Gを示す図である。 本スキャンMにおいてスライス位置SL〜SLがどのように補正されているかを説明する図である。
以下、発明を実施するための形態について説明するが、本発明は、以下の形態に限定されることはない。
(1)第1の形態
図1は、本発明の第1の形態の磁気共鳴装置の概略図である。
磁気共鳴装置(以下、「MR装置」と呼ぶ。MR:Magnetic Resonance)100は、マグネット2、テーブル3、受信コイル4などを有している。
マグネット2は、被検体12が収容されるボア21、超伝導コイル22、勾配コイル23、RFコイル24などを有している。超伝導コイル22は静磁場を印加し、勾配コイル23は勾配磁場を印加し、RFコイル24はRFパルスを送信する。尚、超伝導コイル22の代わりに、永久磁石を用いてもよい。
テーブル3は、被検体12を支持するためのクレードル3aを有している。クレードル3aがボア21に移動することによって、被検体12がボアに搬入される。
受信コイル4は被検体12の腹部に取り付けられている。
MR装置100は、更に、シーケンサ5、送信器6、勾配磁場電源7、受信器8、制御部9、操作部10、および表示部11を有している。
シーケンサ5は、制御部9の制御を受けて、パルスシーケンスを実行するための情報を送信器6および勾配磁場電源7に送る。
送信器6は、RFコイル24に信号を供給する。
勾配磁場電源7は、勾配コイル23に所定の電流を供給する。
受信器8は、受信コイル4で受信された磁気共鳴信号を信号処理し、制御部9に出力する。
制御部9は、シーケンサ5および表示部11に必要な情報を伝送したり、受信器8から受け取った信号に基づいて画像を再構成するなど、MR装置100の各種の動作を実現するように、MR装置100の各部の動作を制御する。制御部9は、例えばコンピュータ(computer)によって構成される。制御部9は、スライス位置設定手段91〜補正手段96を有している。
スライス位置設定手段91は、スライス位置を設定する。
ナビゲータ領域設定手段92は、ナビゲータ領域を設定する。
基準位置決定手段93は、被検体の横隔膜の基準位置を決定する。
検出手段94は、横隔膜の位置を検出する。
差分手段95は、検出された横隔膜の位置と、横隔膜の基準位置との差を算出する。
補正手段96は、差分手段95により算出された横隔膜の位置の差に基づいて、スライス位置を補正する。
制御部9は、スライス位置設定手段91〜補正手段96を構成する一例であり、所定のプログラムを実行することにより、これらの手段として機能する。
操作部10は、オペレータにより操作され、種々の情報を制御部9に入力する。表示部11は種々の情報を表示する。
MR装置100は、上記のように構成されている。
図2は、第1の形態における撮影部位Rを概略的に示す図、図3は、第1の形態で実行されるスキャンの説明図である。
撮影部位Rは腎臓を含んでいる。撮影部位Rの画像データを取得するために、図3に示すスキャンが実行される。第1の形態では、ローカライザスキャンLOおよび本スキャンMが実行される。
ローカライザスキャンLOは、スライス位置およびナビゲータ領域を設定するときに使用されるローカライザ画像データを取得するためのスキャンである。ローカライザスキャンLOの後に、本スキャンMが実行される。
本スキャンMでは、シーケンス群G〜Gが実行される。尚、シーケンス群G〜Gは同じ構成であるので、以下では、代表して、シーケンス群Gについて説明する。
シーケンス群Gは、プリパレーションパルスPR、ナビゲータシーケンスNAV、およびイメージングシーケンスIMを有している。シーケンス群Gを実行する場合、最初に、プリパレーションパルスPRが送信される。プリパレーションパルスPRが送信された後、待ち時間Twを空けて、撮影部位Rの画像データを収集するためのイメージングシーケンスIMが実行される。プリパレーションパルスPRは、例えば、IR(Inversion Recovery)パルスである。また、プリパレーションパルスPRとイメージングシーケンスIMとの間に、ナビゲータシーケンスNAVが実行される。ナビゲータシーケンスNAVは、横隔膜の位置を検出するためのシーケンスである。その他のシーケンス群G〜Gも、シーケンス群Gと同じ構成である。
撮影部位Rは被検体の呼吸により体動するので、体動アーチファクトが発生しやすい。しかし、第1の形態では、図3に示すスキャンを実行することによって、撮影部位Rの画像データに現れる体動アーチファクトを低減することができる。以下に、体動アーチファクトが低減できる理由について、図4〜図8を参照しながら説明する。
図4は、MR装置100の動作フローを示す図である。
ステップST1では、ローカライザスキャンLO(図3参照)を実行する。ローカライザスキャンLOでは、撮影部位Rの断面の画像データを表すローカライザ画像データが取得される。図5に、ローカライザスキャンLOにより得られた撮影部位Rのローカライザ画像データDLの一例を概略的に示す。ローカライザスキャンLOを実行した後、ステップST2に進む。
ステップST2では、オペレータは、ローカライザ画像データDLに基づいて、スライス位置およびナビゲータ領域を設定する。ナビゲータ領域は、ナビゲータシーケンスNAVによって励起される領域である。オペレータは、操作部10を操作し、スライス位置を設定するための情報や、ナビゲータ領域を設定するための情報を入力する。スライス位置設定手段91(図1参照)は、操作部10から入力された情報に基づいてスライス位置を設定し、ナビゲータ領域設定手段92(図1参照)は、操作部10から入力された情報に基づいてナビゲータ領域を設定する。図6に、設定されたスライス位置SL〜SLとナビゲータ領域Rnを概略的に示す。
また、基準位置決定手段93(図1参照)は、ナビゲータ領域Rnの設定された位置に基づいて、横隔膜の基準位置Prefを決定する。第1の形態では、ナビゲータ領域RnのSI方向の中心位置を、横隔膜の基準位置Prefとして決定する。次に、ステップST3に進む。
ステップST3では、本スキャンMを実行する(図7および図8参照)。
図7および図8は、本スキャンMの説明図である。
図7は、本スキャンMで実行されるシーケンス群G〜Gを示す図、図8は本スキャンMにおいてスライス位置SL〜SLがどのように補正されているかを説明する図である。図8(a)は、ステップST2で設定されたスライス位置SL〜SLを示しており、図8(b)、(c)、(d)は、それぞれ、本スキャンMにおけるシーケンス群G、G、GのイメージングシーケンスIMを実行するときのスライス位置SL〜SLを示している。
先ず、時点t11(図7参照)において、シーケンス群GのプリパレーションパルスPRが送信される。プリパレーションパルスPRが送信された後、時点t12において、ナビゲータシーケンスNAVが実行される。
ナビゲータシーケンスNAVが実行されると、検出手段94(図1参照)は、ナビゲータシーケンスNAVにより得られたデータに基づいて、時点t12における横隔膜の位置Pを検出する。差分手段95(図1参照)は、検出された横隔膜の位置Pと、横隔膜の基準位置Prefとの差Δdを算出する。次に、補正手段96(図1参照)は、ステップST2で設定したスライス位置SL〜SLを(図8(a)参照)、算出された差Δdだけ補正する。図8(b)に、Δdだけ補正された後のスライス位置SL〜SLが示されている。1回目のシーケンス群Gでは、図8(b)に示すスライス位置SL〜SLに従って、イメージングシーケンスIMが実行される。
1回目のシーケンス群Gが実行された後、2回目のシーケンス群Gが実行される。2回目のシーケンス群Gでは、時点t21(図7参照)において、プリパレーションパルスPRが送信される。プリパレーションパルスPRが送信された後、時点t22において、ナビゲータシーケンスNAVが実行される。
ナビゲータシーケンスNAVが実行されると、検出手段94は、ナビゲータシーケンスNAVにより得られたデータに基づいて、時点t22における横隔膜の位置Pを検出する。次に、差分手段95は、検出された横隔膜の位置Pと、横隔膜の基準位置Prefとの差を算出する。2回目のシーケンス群Gでは、横隔膜の位置Pは、基準位置Prefに一致する。したがって、P−Pref=0である。この場合、補正手段96は、ステップST2で設定したスライス位置SL〜SL(図8(a)参照)の補正は行わないと決定する。したがって、2回目のシーケンス群Gでは、図8(c)に示すように、ステップST2で設定したスライス位置SL〜SLのままで、イメージングシーケンスIMが実行される。
3回目以降のシーケンス群を実行する場合にも、ナビゲータシーケンスNAVにより得られたデータに基づいて横隔膜の位置を検出し、検出した横隔膜の位置と、横隔膜の基準位置Prefとの差に基づいて、スライス位置を補正する。例えば、n回目のシーケンス群Gを実行する場合は、時点tn1(図7参照)において、プリパレーションパルスPRが送信され、その後、時点tn2において、ナビゲータシーケンスNAVが実行される。ナビゲータシーケンスNAVが実行されると、検出手段94は、ナビゲータシーケンスNAVにより得られたデータに基づいて、時点tn2における横隔膜の位置Pを検出する。差分手段95は、検出された横隔膜の位置Pと、横隔膜の基準位置Prefとの差Δdを算出する。次に、補正手段96は、ステップST2で設定したスライス位置SL〜SLを(図8(a)参照)、算出された差Δdだけ補正する。図8(d)に、Δdだけ補正された後のスライス位置SL〜SLが示されている。n回目のシーケンス群Gでは、図8(d)に示すスライス位置SL〜SLに従って、イメージングシーケンスIMが実行される。
このようにして、k空間のデータが収集される。
第1の形態では、各シーケンス群G〜Gを実行するたびに横隔膜の位置を検出し、検出した横隔膜の位置と、横隔膜の基準位置Prefとの差に基づいてスライス位置を補正している。したがって、シーケンス群G〜Gの撮影部位の位置がばらついても、撮影部位に対するスライス位置SL〜SLの位置ずれを小さくすることができるので、体動アーチファクトが低減された画像データを取得することができる。
尚、本形態では、ナビゲータシーケンスNAVは、撮影部位Rに含まれている横隔膜の位置を検出している。しかし、横隔膜は撮影部位Rから外れていてもよい。図9に、横隔膜が撮影部位Rから外れている例を示す。図9の場合でも、ナビゲータシーケンスNAVにより検出した横隔膜の位置と、横隔膜の基準位置Prefとの差を算出し、算出した差に基づいてスライス位置を補正することによって、体動アーチファクトが低減された撮影部位Rの画像データを取得することができる。
また、第1の形態では、ナビゲータシーケンスNAVにより横隔膜の位置を検出しているが、呼吸による体動を検出することができるのであれば、横隔膜とは別の部位の位置を検出してもよい。更に、第1の形態では、撮影部位Rに腎臓を含む場合について説明されているが、本発明は、腎臓を撮影する場合に限定されることはなく、呼吸より動く部位であれば、腎臓以外の部位(例えば肝臓)を撮影する場合にも適用することができる。
また、上記の説明では、1つのシーケンス群に含まれているプリパレーションパルスは一つであるが、複数のプリパレーションパルスを含んでいてもよい。図10に、1つのシーケンス群に複数のプリパレーションパルスPR〜PRを含んでいる場合の一例を示す。このように、1つのシーケンス群に複数のプリパレーションパルスを含んでいる場合でも、ナビゲータシーケンスNAVを実行することによって、イメージングシーケンスIMを実行する直前の横隔膜の位置を検出することができる。したがって、検出した横隔膜の位置と、横隔膜の基準位置Prefとの差に基づいて、スライス位置を補正することにより、体動アーチファクトが低減された画像データを取得することができる。複数のプリパレーションパルスPR〜PRは、例えばIR(Inversion Recovery)パルス、90°パルスである。尚、複数のプリパレーションパルスPR〜PRは、同じRFパルスである必要はなく、異なるRFパルスを組み合わせてもよい。例えば、IRパルスと90°パルスとを組み合わせてもよい。
また、複数のプリパレーションパルスを送信している途中で、ナビゲータシーケンスNAVを実行してもよい。図11に、複数のプリパレーションパルスPR〜PRを送信している途中で、ナビゲータシーケンスNAVを実行する場合の一例を示す。このように、複数のプリパレーションパルスPR〜PRを送信している途中でナビゲータシーケンスNAVを実行しても、スライス位置を補正することにより、体動アーチファクトが低減された画像データを取得することができる。
(2)第2の形態
第1の形態では、オペレータが設定したナビゲータ領域に基づいて、横隔膜の基準位置Prefを決定しているが、第2の形態では、別のやり方で横隔膜の基準位置Prefを決定する例について説明する。尚、第2の形態は、図4のフローを参照しながら説明する。
ステップST1は、第1の形態と同様であるので、詳しい説明は省略する。ローカライザスキャンLOにより、ローカライザ画像データDL(図5参照)が得られる。ローカライザスキャンLOを実行した後、ステップST2に進む。
ステップST2では、オペレータは、ローカライザ画像データDLに基づいて、スライス位置およびナビゲータ領域を設定する。図12に、設定されたスライス位置SL〜SLとナビゲータ領域Rnを概略的に示す。
尚、第1の形態では、ナビゲータ領域Rnの中心位置を、横隔膜の基準位置Prefとして決定したが、第2の形態では、ステップST2では横隔膜の基準位置Prefを決定せずに、次のステップST3に進む。
ステップST3では、本スキャンMを実行する(図13および図14参照)。
図13および図14は、本スキャンMの説明図である。
図13は、本スキャンMで実行されるシーケンス群G〜Gを示す図、図14は本スキャンMにおいてスライス位置SL〜SLがどのように補正されているかを説明する図である。図14(a)は、ステップST2で設定されたスライス位置SL〜SLを示しており、図14(b)、(c)、(d)は、それぞれ、本スキャンMにおけるシーケンス群G、G、GのイメージングシーケンスIMを実行するときのスライス位置SL〜SLを示している。
先ず、時点t11(図13参照)において、シーケンス群GのプリパレーションパルスPRが送信される。プリパレーションパルスPRが送信された後、時点t12において、ナビゲータシーケンスNAVが実行される。
ナビゲータシーケンスNAVが実行されると、検出手段94は、ナビゲータシーケンスNAVにより得られたデータに基づいて、時点t12における横隔膜の位置Pを検出する。ナビゲータシーケンスNAVを実行した後、イメージングシーケンスIMが実行される。1回目のシーケンス群Gでは、ステップST2で設定したスライス位置SL〜SL(図14(a)参照)を補正せずに、イメージングシーケンスIMが実行される。
また、第2の形態では、基準位置決定手段93は、1回目のシーケンス群GのナビゲータシーケンスNAVにより得られた時点t12における横隔膜の位置Pを、横隔膜の基準位置Prefとして決定する。
1回目のシーケンス群Gが実行された後、2回目のシーケンス群Gが実行される。
2回目のシーケンス群Gでは、時点t21(図13参照)において、プリパレーションパルスPRが送信される。プリパレーションパルスPRが送信された後、時点t22において、ナビゲータシーケンスNAVが実行される。
ナビゲータシーケンスNAVが実行されると、検出手段94は、ナビゲータシーケンスNAVにより得られたデータに基づいて、時点t22における横隔膜の位置Pを検出する。差分手段95は、検出された横隔膜の位置Pと、横隔膜の基準位置Prefとの差Δdを算出する。次に、補正手段96は、ステップST2で設定したスライス位置SL〜SLを(図14(a)参照)、算出された差Δdだけ補正する。図14(c)に、Δdだけ補正された後のスライス位置SL〜SLが示されている。2回目のシーケンス群Gでは、図14(c)に示すスライス位置SL〜SLに従って、イメージングシーケンスIMが実行される。
3回目以降のシーケンス群を実行する場合にも、ナビゲータシーケンスNAVにより得られたデータに基づいて横隔膜の位置を検出し、検出した横隔膜の位置と、横隔膜の基準位置Prefとの差に基づいて、スライス位置を補正する。例えば、n回目のシーケンス群Gを実行する場合は、時点tn1(図13参照)において、プリパレーションパルスPRが送信され、その後、時点tn2において、ナビゲータシーケンスNAVが実行される。ナビゲータシーケンスNAVが実行されると、検出手段94は、ナビゲータシーケンスNAVにより得られたデータに基づいて、時点tn2における横隔膜の位置Pを検出する。差分手段95は、検出された横隔膜の位置Pと、横隔膜の基準位置Prefとの差Δdを算出する。次に、補正手段96は、ステップST2で設定したスライス位置SL〜SLを(図14(a)参照)、算出された差Δdだけ補正する。図14(d)に、Δdだけ補正された後のスライス位置SL〜SLが示されている。n回目のシーケンス群Gでは、図14(d)に示すスライス位置SL〜SLに従って、イメージングシーケンスIMが実行される。
このようにして、k空間のデータが収集される。
第2の形態では、1回目のシーケンス群Gにおいて検出された横隔膜の位置Pを横隔膜の基準位置Prefとして決定する。そして、2回目以降のシーケンス群G〜Gを実行する場合、シーケンス群G〜Gにおいて検出された横隔膜の位置P〜Pと、横隔膜の基準位置Prefとの差に基づいてスライス位置を補正している。したがって、第2の形態でも、第1の形態と同様に、撮影部位に対するスライス位置SL〜SLの位置ずれを小さくすることができるので、体動アーチファクトが低減された画像データを取得することができる。
尚、第2の形態でも、図10および図11に示すように、1つのシーケンス群に複数のプリパレーションパルスを含んでいてもよい。
(3)第3の形態
第3の形態では、第1および第2の形態とは異なる方法で横隔膜の基準位置Prefを決定する場合について説明する。
図15は、第3の形態で実行されるスキャンの説明図である。
第3の形態では、ローカライザスキャンLOと、プリスキャンBと、本スキャンMとが実行される。
ローカライザスキャンLOは、第1の形態と同様に、スライス位置およびナビゲータ領域を設定するときに使用されるローカライザ画像データを取得するためのスキャンである。ローカライザスキャンLOの後に、プリスキャンBが実行される。
プリスキャンBは、被検体の横隔膜の基準位置を決定するためのスキャンである。プリスキャンBでは、被検体の横隔膜の位置を検出するためのナビゲータシーケンスNAVが実行される。プリスキャンBについては、後で詳しく説明する。プリスキャンBを実行した後に、本スキャンMが実行される。尚、本スキャンMは第1の形態と同じであるので、説明は省略する。
次に、図15に示すスキャンを実行するときのMR装置100の動作フローについて説明する。
図16は、MR装置100の動作フローを示す図である。
ステップST1は、第1および第2の形態と同様であるので、詳しい説明は省略する。ローカライザスキャンLOにより、ローカライザ画像データDL(図5参照)が得られる。ローカライザスキャンLOを実行した後、ステップST2に進む。
ステップST2では、オペレータは、ローカライザ画像データDLに基づいて、スライス位置SL〜SLとナビゲータ領域Rnを設定する(図12参照)。
尚、第3の形態では、第2の形態と同様に、ステップST2では横隔膜の基準位置Prefを決定せずに、次のステップST3に進む。
ステップST3では、プリスキャンBを実行する。図17に、プリスキャンBにより得られた横隔膜の位置の時間変化を表すグラフを示す。プリスキャンBを実行した後、ステップST4に進む。
ステップST4では、プリスキャンBにより得られたデータに基づいて、横隔膜の基準位置Prefを決定する。図18に、横隔膜の基準位置Prefの一例を示す。図18では、被検体が息を吐き終わったときの横隔膜の位置を、横隔膜の基準位置Prefとして決定した場合が示されている。横隔膜の基準位置Prefを決定した後、ステップST5に進み、本スキャンMを実行する。
図19は、本スキャンMの説明図である。
第3の形態では、第1の形態の場合と同様に、各シーケンス群G〜Gを実行するたびに、ナビゲータシーケンスNAVによって横隔膜の位置P〜Pを検出する。そして、検出した横隔膜の位置P〜Pと、横隔膜の基準位置Prefをとの差を算出し、算出した横隔膜の位置の差に基づいて、スライス位置SL〜SLを補正し、イメージングシーケンスを実行する。シーケンス群G〜Gを実行したら、フローを終了する。
第3の形態でも、各シーケンス群G〜Gを実行するたびに横隔膜の位置を検出し、検出した横隔膜の位置と、横隔膜の基準位置Prefとの差に基づいてスライス位置を補正している。したがって、シーケンス群G〜Gの撮影部位の位置がばらついても、撮影部位に対するスライス位置SL〜SLの位置ずれを小さくすることができるので、体動アーチファクトが低減された画像データを取得することができる。
また、第3の形態では、本スキャンMを実行する前に、被検体の横隔膜の位置の時間変化を求め、求めた横隔膜の位置の時間変化に基づいて、横隔膜の基準位置Prefを決定している。したがって、被検体の呼吸特性に適した横隔膜の位置を、横隔膜の基準位置Prefとすることができる。
尚、第3の形態でも、1つのシーケンス群に複数のプリパレーションパルスを含んでいてもよい。
(4)第4の形態
第4の形態では、本スキャンMが第3の形態とは異なっている。以下に、第4の形態について説明する。
図20は、第4の形態で実行されるスキャンの説明図である。
第4の形態では、ローカライザスキャンLOと、プリスキャンBと、本スキャンMとが実行される。
ローカライザスキャンLOおよびプリスキャンBは、第3の形態と同じであるので説明は省略する。
本スキャンMでは、シーケンス群G〜Gの他に、ナビゲータシーケンスNAVが実行される。ナビゲータシーケンスNAVは、各シーケンス群の直前に1回以上実行される。
次に、図20に示すスキャンを実行するときのMR装置100の動作フローについて説明する。
図21は、第4の形態のフローを示す図である。
ステップST1〜ステップST3は、第3の形態と同様であるので、説明は省略する。プリスキャンBを実行した後、ステップST4に進む。
ステップST4では、横隔膜の基準位置Prefを決定し、アクセプタンスウィンドウAWを設定する(図22参照)。
図22は、横隔膜の基準位置PrefおよびアクセプタンスウィンドウAWの一例を示す図である。
横隔膜の基準位置Prefは、第3の形態と同じ方法で決定することができる。また、ステップST4では、アクセプタンスウィンドウAWも設定する。アクセプタンスウィンドウAWは、本スキャンMにおいてシーケンス群G〜Gを実行させてもよい範囲を表している。アクセプタンスウィンドウAWは、プリスキャンBにより得られた横隔膜の位置の時間変化に基づいて自動で設定してもよいし、オペレータが手動で設定してもよい。
横隔膜の基準位置PrefおよびアクセプタンスウィンドウAWを設定した後、ステップST5に進み、本スキャンMを実行する。
図23および図24は、本スキャンMの説明図である。
図23は、本スキャンMで実行されるシーケンス群G〜Gを示す図、図24は本スキャンMにおいてスライス位置SL〜SLがどのように補正されているかを説明する図である。図24(a)は、ステップST2で設定されたスライス位置SL〜SLを示しており、図24(b)、(c)、(d)は、それぞれ、本スキャンMにおけるシーケンス群G、G、GのイメージングシーケンスIMを実行するときのスライス位置SL〜SLを示している。
先ず、ナビゲータシーケンスNAVを繰り返し実行し、横隔膜の位置を検出する。そして、横隔膜の位置が、アクセプタンスウィンドウAWの外側の領域から内側の領域に移動したときに、1回目のシーケンス群Gを実行するためのトリガを発生する。図23では、時点tにおいて、横隔膜の位置が、アクセプタンスウィンドウAWの外側の領域から内側の領域に移動しているので、時点tにおいて、トリガを発生する。このトリガによって、1回目のシーケンス群Gが実行される。
1回目のシーケンス群GのナビゲータシーケンスNAVで検出された横隔膜の位置Pは、横隔膜の基準位置Prefに一致しているとする。この場合、P−Pref=0であるので、補正手段96は、ステップST2で設定したスライス位置SL〜SL(図24(a)参照)の補正は行わないと決定する。したがって、1回目のシーケンス群Gでは、図24(b)に示すように、ステップST2で設定したスライス位置SL〜SLのままで、イメージングシーケンスIMが実行される。
1回目のシーケンス群Gが実行された後、ナビゲータシーケンスNAVを繰り返し実行し、横隔膜の位置を検出する。そして、横隔膜の位置が、アクセプタンスウィンドウAWの外側の領域から内側の領域に移動したときに、2回目のシーケンス群Gを実行するためのトリガを発生する。図23では、時点tにおいて、横隔膜の位置が、アクセプタンスウィンドウAWの外側の領域から内側の領域に移動しているので、時点tにおいて、トリガを発生する。このトリガによって、2回目のシーケンス群Gが実行される。
2回目のシーケンス群GのナビゲータシーケンスNAVで検出された横隔膜の位置は、Pはである。したがって、検出された横隔膜の位置Pと、横隔膜の基準位置Prefとの差は、Δdであるので、補正手段96は、ステップST2で設定したスライス位置SL〜SL(図24(a)参照)をΔdだけ補正する。図24(c)に、Δdだけ補正された後のスライス位置SL〜SLが示されている。2回目のシーケンス群Gでは、図24(c)に示すスライス位置SL〜SLに従って、イメージングシーケンスIMが実行される。
3回目以降のシーケンス群を実行する場合にも、ナビゲータシーケンスNAVにより得られたデータに基づいて横隔膜の位置を検出し、検出した横隔膜の位置と、横隔膜の基準位置Prefとの差に基づいて、スライス位置を補正する。例えば、n回目のシーケンス群Gでは、検出された横隔膜の位置Pと、横隔膜の基準位置Prefとの差はΔdであるので、補正手段96は、ステップST2で設定したスライス位置SL〜SLを(図24(a)参照)、算出された差Δdだけ補正する。図24(d)に、Δdだけ補正された後のスライス位置SL〜SLが示されている。n回目のシーケンス群Gでは、図24(d)に示すスライス位置SL〜SLに従って、イメージングシーケンスIMが実行される。
このようにして、k空間のデータが収集される。
第4の形態でも、各シーケンス群G〜Gを実行するたびに横隔膜の位置を検出し、検出した横隔膜の位置と、横隔膜の基準位置Prefとの差に基づいてスライス位置を補正している。したがって、シーケンス群G〜Gの撮影部位の位置がばらついても、撮影部位に対するスライス位置SL〜SLの位置ずれを小さくすることができるので、体動アーチファクトが低減された画像データを取得することができる。
また、第4の形態では、ナビゲータシーケンスNAVにより横隔膜の位置を検出し、横隔膜の位置がアクセプタンスウィンドウAWに入っときにシーケンス群を実行するので、体動アーチファクトを更に低減することができる。
第4の形態では、ナビゲータシーケンスNAVを実行することによって、アクセプタンスウィンドウAWに入ったか否かを判断している。しかし、ナビゲータシーケンスNAVを実行する代わりに、ベローズなどの呼吸センサを用いてアクセプタンスウィンドウAWに入ったか否かを判断してもよい。
第4の形態でも、1つのシーケンス群に複数のプリパレーションパルスを含んでいてもよい。
尚、第1〜第4の形態では、スライス位置を補正する方法について説明した。しかし、本発明は、スラブ位置を補正する場合にも適用できる。
2 マグネット
3 テーブル
3a クレードル
4 受信コイル
5 シーケンサ
6 送信器
7 勾配磁場電源
8 受信器
9 制御部
10 操作部
11 表示部
12 被検体
21 ボア
22 超伝導コイル
23 勾配コイル
24 RFコイル
91 スライス位置設定手段
92 ナビゲータ領域設定手段
93 基準位置決定手段
94 検出手段
95 差分手段
96 補正手段
100 MR装置

Claims (8)

  1. 被検体の呼吸により体動する所定の部位の位置の時間変化を求めるための第1のスキャンと、前記被検体の呼吸により体動する撮影部位の画像データを取得するための第2のスキャンとを実行するスキャン手段であって、前記第1のスキャンにおいて、前記所定の部位の位置を検出するための第1のナビゲータシーケンスを実行するとともに、前記第2のスキャンにおいて、プリパレーションパルスを送信し、前記プリパレーションパルスを送信した後に、前記所定の部位の位置を検出するための第2のナビゲータシーケンスを実行し、前記第2のナビゲータシーケンスを実行した後に、前記撮影部位のスライス位置又はスラブ位置に基づいて、前記撮影部位の画像データを取得するためのイメージングシーケンスを実行するスキャン手段と、
    前記撮影部位のスライス位置又はスラブ位置を設定する手段と、
    前記第1のスキャンを実行することにより得られた前記所定の部位の位置の時間変化のデータに基づいて、前記所定の部位の基準位置を決定する基準位置決定手段と、
    前記第2のナビゲータシーケンスにより得られた前記所定の部位の位置と、前記基準位置との差に基づいて、前記スライス位置又はスラブ位置を補正する補正手段と、
    を有し、
    前記スキャン手段は、
    補正された前記スライス位置又はスラブ位置に基づいて、前記イメージングシーケンスを実行する、磁気共鳴装置。
  2. 前記第2のスキャンでは、
    前記プリパレーションパルスと、前記第2のナビゲータシーケンスと、前記イメージングシーケンスとを含むシーケンス群が実行され、
    前記スキャン手段は、
    前記第2のスキャンにおいて、前記シーケンス群を実行する前に、前記所定の部位の位置を検出するための第3のナビゲータシーケンスを実行する、請求項1に記載の磁気共鳴装置。
  3. 前記所定の部位の位置の時間変化のデータに基づいて、前記シーケンス群を実行させてもよい範囲を表すアクセプタンスウィンドウが設定され、
    前記第3のナビゲータシーケンスにより検出された前記所定の部位の位置が前記アクセプタンスウィンドウに入ったときに、前記シーケンス群が実行される、請求項2に記載の磁気共鳴装置。
  4. 前記基準位置決定手段は、
    前記被検体が息を吐いた状態のときの前記所定の部位の位置に基づいて、前記基準位置を決定する、請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の磁気共鳴装置。
  5. 前記所定の部位は、前記撮影部位に含まれている、請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の磁気共鳴装置。
  6. 前記撮影部位は腎臓を含んでおり、前記所定の部位は横隔膜である、請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載の磁気共鳴装置。
  7. 前記シーケンス群は、複数のプリパレーションパルスを含んでおり、
    前記スキャン手段は、
    前記複数のプリパレーションパルスのうちの第1のプリパレーションパルスを送信してから、前記イメージングシーケンスを開始するまでの間に、前記第2のナビゲータシーケンスを実行する、請求項2又は3に記載の磁気共鳴装置。
  8. 被検体の呼吸により体動する所定の部位の位置の時間変化を求めるための第1のスキャンと、前記被検体の呼吸により体動する撮影部位の画像データを取得するための第2のスキャンとを実行するスキャン手段であって、前記第1のスキャンにおいて、前記所定の部位の位置を検出するための第1のナビゲータシーケンスを実行するとともに、前記第2のスキャンにおいて、プリパレーションパルスを送信し、前記プリパレーションパルスを送信した後に、前記所定の部位の位置を検出するための第2のナビゲータシーケンスを実行し、前記第2のナビゲータシーケンスを実行した後に、前記撮影部位のスライス位置又はスラブ位置に基づいて、前記撮影部位の画像データを取得するためのイメージングシーケンスを実行するスキャン手段を有する磁気共鳴装置のプログラムであって、
    前記撮影部位のスライス位置又はスラブ位置を設定する処理と、
    前記第1のスキャンを実行することにより得られた前記所定の部位の位置の時間変化のデータに基づいて、前記所定の部位の基準位置を決定する基準位置決定処理と、
    前記第2のナビゲータシーケンスにより得られた前記所定の部位の位置と、前記基準位置との差に基づいて、前記イメージングシーケンスが実行される前に、前記スライス位置又はスラブ位置を補正する補正処理と、
    を計算機に実行させるためのプログラム。
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