JP6289395B2 - スキャン条件決定装置、磁気共鳴装置、スキャン条件決定方法、およびプログラム - Google Patents

スキャン条件決定装置、磁気共鳴装置、スキャン条件決定方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、磁気共鳴装置におけるスキャン(scan)条件を最適化する技術に関する。
磁気共鳴イメージング(Magnetic Resonance Imaging)におけるスキャン方法として、3D−FSPGR(Three-dimensional fast spoiled gradient-echo)と呼ばれるスキャン方法が知られている。このスキャン方法は、被検者に比較的長めの息止めを要請する必要があるという特徴を有している。また、別のスキャン方法として、2D/3D−SSFP(Two-dimensional/Three dimensional steady state free precession)と呼ばれるスキャン方法が知られている。このスキャン方法は、パルスシーケンス(pulse sequence)の繰返時間TRが長くなるとバンディングアーチファクト(banding artifact)が増大するという特徴を有している。そのため、これらのスキャン方法を用いる場合には、繰返時間TRが極力短くなるよう、またその結果として、スキャン時間STが短縮されるよう、スキャン条件を設定する必要がある。一般的に、繰返時間TRは、バンド幅BW(band width)に強い依存性を有している。また、繰返時間TRおよびバンド幅BW以外のパラメータ(parameter)については、目的に応じて特定の値が設定される場合が多い。したがって、操作者は、繰返時間TRおよびバンド幅BW以外のパラメータを設定した後、繰返時間TRを極力短くするために、バンド幅BWを最適化する必要がある。
また、体格の大きい被検者に対してFOV(Field Of View)を大きくした場合や、長めの息止めができない被検者に対してスキャン時間STを短くするために空間分解能を下げた場合などには、リアルタイム・オペレーション(real time operation)中に、逐次、バンド幅BWの値を最適化する必要がある(特許文献1,要約参照)。なお、リアルタイム・オペレーションとは、サイト・プロトコルを読み込んだ後にその場でパラメータを変更する作業のことである。例えば、病院等で患者が既に撮影装置のテーブルに寝ている状態でパラメータを変更する場合が想定される。この場合、パラメータの変更に掛けられる時間に余裕がなく、設定ミスも許されないため、難易度の高い作業となる。
特開2011−98128号公報
ところで、上述の如く、繰返時間TRが極力短くなるようバンド幅BWの値を最適化する場合、現状では、操作者がバンド幅BWの設定値を変えながら、そのときの繰返時間TRやスキャン時間STの変化を見て、これらの値が最も小さくなるような最適なバンド幅BWの特定値BWtr_minを探すといったことが行われている。
しかしながら、このような最適なバンド幅BWの特定値BWtr_minを手動で探す作業は、非常に煩雑であり、ワークフロー(workflow)の大きな妨げとなる。
このような事情により、磁気共鳴装置におけるスキャン条件、特にはバンド幅BWの値の最適化を容易にする技術が望まれている。
第1の観点の発明は、
繰返時間とは異なり、かつ、バンド幅とは異なる複数のパラメータの値を設定する設定手段と、
前記設定された複数のパラメータの値に基づいて、1周期分のパルスシーケンスの実施に要する第1の時間と、勾配コイルの熱設計上の制限により定まる、1周期分のパルスシーケンスの開始から次の1周期分のパルスシーケンスの実施が可能となるまでに要する第2の時間のうちいずれか長い方として求められる繰返時間が最短となるような前記バンド幅の特定値を決定する決定手段と、を備えたスキャン条件決定装置を提供する。
ここで、「1周期分のパルスシーケンス」とは、パルスシーケンスにおいて周期的に発生させる複数の磁場パルスの組合せであり、励起パルスを発生させてから磁気共鳴信号を受信するまでの一連の処理に対応したものを意味する。
第2の観点の発明は、
前記決定手段が、前記バンド幅が互いに異なる複数の値の各々を取ったときの前記繰返時間をそれぞれ求め、該求められた繰返時間に基づいて前記特定値を決定する、上記第1の観点のスキャン条件決定装置を提供する。
第3の観点の発明は、
前記決定手段が、最小値問題の解法を用いて、前記特定値を探索する、上記第2の観点のスキャン条件決定装置を提供する。
前記第4の観点の発明は、
前記決定手段が、二分法を用いて前記特定値を探索する、上記第3の観点のスキャン条件決定装置を提供する。
第5の観点の発明は、
前記決定手段が、二分探索、三分探索または黄金探索により前記特定値を探索する、上記第4の観点のスキャン条件決定装置を提供する。
第6の観点の発明は、
前記決定手段が、勾配法、ニュートン法(Newton method)またはモンテカルロ法(Monte Carlo method)を用いて前記特定値を探索する、上記第3の観点のスキャン条件決定装置を提供する。
第7の観点の発明は、
前記決定手段が、前記バンド幅の値に対する前記第1の時間の変化を表す第1の曲線または直線と、前記バンド幅の値に対する前記第2の時間の変化を表す第2の曲線または直線とを推定し、前記第1の曲線または直線と前記第2の曲線または直線との交点に対応するバンド幅の値を前記特定値として決定する、上記第1の観点のスキャン条件決定装置を提供する。
第8の観点の発明は、
前記決定手段が、
前記第1の時間と前記第2の時間とが釣り合うようにパルスシーケンスの調整を行う第1のモード(mode)が設定されたときには、前記バンド幅が互いに異なる複数の値の各々を取ったときの前記繰返時間をそれぞれ求め、該求められた繰返時間に基づいて前記特定値を決定し、
前記調整を行わない第2のモードが設定されたときには、前記バンド幅の値に対する前記第1の時間の変化を表す第1の曲線または直線と、前記バンド幅の値に対する前記第2の時間の変化を表す第2の曲線または直線とを推定し、前記第1の曲線または直線と前記第2の曲線または直線との交点に対応するバンド幅の値を、前記特定値として決定する、上記第1の観点のスキャン条件決定装置を提供する。
第9の観点の発明は、
前記設定手段が、操作者の操作に応じて、前記バンド幅を自動設定する機能のオンオフ(on/off)を設定し、
前記決定手段が、前記機能がオンに設定されているときに、前記特定値を決定する、上記第1の観点から第8の観点のいずれか一つの観点のスキャン条件決定装置を提供する。
第10の観点の発明は、
前記複数のパラメータが、3D−FSPGR(Three-dimensional fast spoiled gradient-echo)または2D/3D−SSFP(Two-dimensional/Three dimensional steady state free precession)であるスキャン法によるスキャンに用いられる、上記第1の観点から第9の観点の一つの観点のスキャン条件決定装置を提供する。
第11の観点の発明は、
上記第1の観点から第10の観点のいずれか一つの観点のスキャン条件決定装置を有する磁気共鳴装置を提供する。
第12の観点の発明は、
繰返時間とは異なり、かつ、バンド幅とは異なる複数のパラメータの値を設定する設定ステップ(step)と、
前記設定された複数のパラメータの値に基づいて、1周期分のパルスシーケンスの実施に要する第1の時間と、勾配コイル(gradient coil)の熱設計上の制限により定まる、1周期分のパルスシーケンスの開始から次の1周期分のパルスシーケンスの実施が可能となるまでに要する第2の時間のうちいずれか長い方として求められる繰返時間が最短となるような前記バンド幅の特定値とを決定する決定ステップと、を有するスキャン条件決定方法を提供する。
第13の観点の発明は、
繰返時間とは異なり、かつ、バンド幅とは異なる複数のパラメータの値を設定する設定処理と、
前記設定された複数のパラメータの値に基づいて、1周期分のパルスシーケンスの実施に要する第1の時間と、勾配コイルの熱設計上の制限により定まる、1周期分のパルスシーケンスの開始から次の1周期分のパルスシーケンスの実施が可能となるまでに要する第2の時間のうちいずれか長い方として求められる繰返時間が最短となるような前記バンド幅の特定値とを決定する決定処理と、をコンピュータ(computer)に実行させるためのプログラム(program)を提供する。
上記観点の発明によれば、繰返時間が最短となるようなバンド幅の特定値を自動で探索して決定するので、操作者は、このようなバンド幅の特定値を手動で調べる作業を省くことができ、スキャン条件の最適化を容易にすることができる。
発明の一実施形態である磁気共鳴イメージング装置の概略図である。 スキャン条件を決定するときのMRI装置の処理フローを示す図である。 スキャン条件を決定するときの表示画面の一例を示す図である。 入力欄C1およびC2に「Auto」が入力されたときの表示画面の一例を示す図である。 繰返時間TRおよびバンド幅BWを説明するための図である。 繰返時間TRとバンド幅BWとの一般的な関係を示す図である。 二分法を利用した二分探索によりバンド幅BWの最適値を探索する方法のフロー図である。 第1の時間T1の変化直線と第2の時間T2の変化直線とを推定し、これら二直線の交点に対応するバンド幅BWの値を特定する方法のフロー図である。 パルスシーケンス調整方法を適用した場合における繰返時間TRとバンド幅BWの値との関係を示す図である。
以下、発明を実施するための形態について説明するが、本発明は、以下の形態に限定されることはない。
図1は、発明の一実施形態である磁気共鳴イメージング装置の概略図である。
磁気共鳴イメージング(MRI:Magnetic Resonance Imaging)装置100は、磁場発生装置2、テーブル(table)3、クレードル(cradle)4、受信コイル(receiving coil)5などを有している。
磁場発生装置2は、被検体13が収容されるボア21と、超伝導コイル22と、勾配コイル23と、送信コイル24とを有している。超伝導コイル22は静磁場B0を印加し、勾配コイル23は、周波数エンコード方向(frequency encode direction)、位相エンコード方向、およびスライス選択方向に勾配磁場を印加する。また、送信コイル24はRFパルスを送信する。なお、超伝導コイル22の代わりに、永久磁石を用いてもよい。
クレードル4は、テーブル3からボア(bore)21に移動できるように構成されている。クレードル4によって、被検体13はボア21に搬送される。
受信コイル5は、被検体13の頭部13aに取り付けられている。受信コイル5は、頭部からの磁気共鳴信号を受信する。
MRI装置100は、更に、シーケンサ(sequencer)6、送信器7、勾配磁場電源8、受信器9、中央処理装置10、入力装置11、および表示装置12を有している。
シーケンサ6は、中央処理装置10の制御を受けて、スキャンを実行するための情報を送信器7および勾配磁場電源8に送る。具体的には、シーケンサ6は、中央処理装置10の制御を受けて、RFパルス(Radio Frequency Pulse)の情報(中心周波数、バンド幅など)を送信器7に送り、勾配磁場の情報(勾配磁場の強度など)を勾配磁場電源8に送る。
送信器7は、シーケンサ6から送られた情報に基づいて、RFコイル24を駆動する駆動信号を出力する。
勾配磁場電源8は、シーケンサ6から送られた情報に基づいて、勾配コイル23を駆動する駆動信号を出力する。
受信器9は、受信コイル5で受信された磁気共鳴信号を信号処理し、中央処理装置10に伝送する。
中央処理装置10は、シーケンサ6および表示装置12に必要な情報を伝送したり、受信器9から受け取った信号に基づいて画像を再構成したりするなど、MRI装置100の各種の動作を実現するように、MRI装置100の各部の動作を制御する。また、中央処理装置10は、設定部101、および決定部102などを有している。
設定部101は、スキャン条件を決定するための多数のパラメータのうち、繰返時間TRおよびバンド幅BW以外の複数のパラメータの値を設定する。
決定部102は、設定部101により設定された、繰返時間TRおよびバンド幅BW以外の複数のパラメータの値に基づいて、繰返時間TRと、繰返時間TRが最短となるバンド幅BWの特定値を決定する。
中央処理装置10は、例えばコンピュータによって構成されており、所定のプログラムを実行させることにより、これら各部として機能する。なお、設定部101および決定部102は、それぞれ、発明における設定手段および決定手段の一例である。
入力装置11は、操作者14の操作に応じて、種々の命令を中央処理装置10に入力する。表示装置12は種々の情報を表示する。
MRI装置100は、設定された、繰返時間およびバンド幅以外の複数のパラメータの値に基づいて、MR画像のデータ(data)をできるだけ短い繰返時間TRで、すなわちできるだけ短いスキャン時間STで収集するためのバンド幅BWの値を決定することができる。以下に、このようなバンド幅BWをどのように決定しているかについて説明する。
図2は、スキャン条件を決定するときのMRI装置100の処理フローを示す図である。
ステップS1では、操作者14は、先ず、表示装置12に、スキャン条件を決定するときの画面を表示させる操作を行う。中央処理装置10は、この操作に応じて、スキャン条件を決定するときの画面を表示装置12に表示させる。なお、ここでは、3D−FSPGRや、2D/3D−SSFPなど、繰返時間TRすなわちスキャン時間STを最短にすることを優先するようなスキャン方法を用いてスキャンする場合を想定する。
図3は、スキャン条件を決定するときの表示画面の一例を示す図である。
図3の例では、スキャン条件を決定するための多数のパラメータについて入力欄または表示欄が示されている。また、これら多数のパラメータによって決定されたスキャン条件でスキャンを行う場合のスキャン時間STも示されている。多数のパラメータには、例えば、撮影断面(Scan Plane)、周波数エンコード方向のFOV(Freq. FOV)、スライス厚(Slice Thickness)、スライス間隔(Spacing)、周波数エンコード方向(Freq. Dir)、繰返時間(TR)、スライス枚数(#Slices)、エコー時間(TE)、一回のスキャンで設定可能なエコー時間の数(# of TE(s) Per Scan)、周波数エンコード方向のマトリクス(matrix)の数(Frequency)、位相エンコード方向のマトリクスの数(Phase)、加算回数(NEX)、バンド幅(Band Width)などが含まれる。これら多数のパラメータの入力欄または表示欄には、事前に設定された値やそれらの値から算出される値がそれぞれ表示されている。
ここで、パラメータとして、繰返時間TRおよびバンド幅BWに着目する。
表示画面には、バンド幅BWの値を入力するための入力欄C1と繰返時間TRを表示する表示欄C2とが表示されている。バンド幅BWの入力欄C1には、事前に設定された値が入力されている。繰返時間TRは、入力・設定することはできず、設定されたバンド幅BWの値を含む他のパラメータの値に基づいて最短となる時間が算出され、その時間がその表示欄C2に表示される。
ステップS2では、操作者14は、バンド幅BWを手動で設定するか、自動で設定するかを決める。ここでは、バンド幅BWを自動で設定する場合について考える。この場合、操作者14は、入力欄C1に「Auto」を入力する(図4参照)。
図4は、入力欄C1に「Auto」が入力されたときの表示画面の一例を示す図である。
入力欄C1に「Auto」が入力されると、バンド幅BWを自動で設定する機能がオンになる。
ステップS3では、操作者14は、多数のパラメータのうち繰返時間TRおよびバンド幅BW以外の複数のパラメータについて、所望の値を入力する。設定部101は、これら複数のパラメータについて入力された値を設定する。
ステップS4では、決定部102が、設定された複数のパラメータの値に基づいて、繰返時間TRが最短となるバンド幅BWの特定値BWtr_minと、そのときの繰返時間TRminとを決定する。当該決定方法の詳細については後述する。
ステップS5では、中央処理装置10が、決定されたスキャン条件にしたがってスキャンを実施するよう各部を制御する。
なお、操作者14は、バンド幅BWに対する自動設定の機能のオン操作を、他のパラメータの値として所望の値を設定した後に行うようにしてもよい。この場合、決定部102は、当該自動設定の機能のオン操作に応答して、他のパラメータの設定値に基づき、繰返時間TRが最短となるバンド幅BWの特定値BWtr_minと、そのときの繰返時間TRminとを決定する。
ここで、繰返時間TRが最短となるバンド幅BWの特定値BWtr_minと、そのときの繰返時間TRminとを決定する方法について説明する。
まず、繰返時間TRおよびバンド幅BWについて改めて説明する。
図5は、繰返時間TRおよびバンド幅BWを説明するための図である。
図5に示すように、繰返時間TRとは、励起パルスから次の励起パルスまでの時間のことであり、パルスシーケンスにおいて、ひとつのRFパルスの組み合わせが繰り返される基本周期(時間間隔)のことである。すなわち、繰返時間TRは、パターン化されたパルスシーケンスを繰り返し実施する際の周期に相当する時間である。スピンエコー法においては、90°パルスと次の90°パルスまでの時間になる。
また、画像化において、位置情報は読み取り傾斜(勾配)磁場の勾配によって、エコー信号の共鳴周波数の違いとして認識されることから、収集されるエコー信号は、広い周波数帯域の成分をもつことになる。このときの周波数帯域がバンド幅BWとよばれる。バンド幅BWは、パルスシーケンスにおける勾配パルスの磁場Gxの大きさ(高さ)|Gx|に比例するものである。バンド幅BWの上限は、使用する傾斜(勾配)磁場システムの最大出力に依存する。
勾配パルスの磁場Gxの大きさを|Gx|[G/cm]、磁気回転比をγ[kHz/G]とすると、BW[kHz]=γ[kHz/G]*|Gx|[G/cm]*FOV[cm]/2となる。実際には、設定されたFOVとBWによって、|Gx|=BW/(γ*FOV/2)が決定される。
図6は、繰返時間TRとバンド幅BWとの一般的な関係を示す図である。
勾配パルスは、パルスシーケンスにおける勾配パルスの波形の面積が設計上定められた所定の面積になるよう規定することが重要である。そのため、バンド幅BWを大きくすると勾配パルスの必要な時間は少なくて済むことなる。つまり、バンド幅BWが大きいほど、1周期分のパルスシーケンスの開始から終了までの実施に要する第1の時間T1は減少し、バンド幅BWが小さいほど第1の時間T1は増大する。他方、バンド幅BWを大きくすると、勾配コイルに流れる実効電流は増大し、勾配コイルの抵抗成分による発熱量は増える。その結果、勾配コイルの熱設計上の制限により、すなわち勾配コイルの発熱による損傷や特性の変化を抑えるために、放熱・冷却に要する時間も増える。つまり、バンド幅BWが大きいほど、1周期分のパルスシーケンスを開始してから次の1周期分のパルスシーケンスを開始することができるようになるまでに要する第2の時間T2は増大し、バンド幅BWが小さいほど第2の時間T2は減少する。
一般的に、繰返時間TRは、上記の第1の時間T1および第2の時間T2が支配的となり、これらの時間のうち大きい方を下回ることができない。また、繰返時間TRは、スキャン時間STに直接反映されるため、他に影響がない限り、短いほどよいと言える。そのため、あるバンド幅BWに対して通常採るべき繰返時間TRは、そのバンド幅BWにおける第1の時間T1および第2の時間T2のうち大きい方であると考えることができる。そして、このような繰返時間TRは、バンド幅BWの値の変化に対して下に凸となる曲線を描くように変化し、いずれかのバンド幅BWで最小値を取る。
そこで、バンド幅BWの値に対して変化する繰返時間TRの最小値を探索することで、繰返時間TRが最短となる最適なバンド幅BWtr_minを特定することができる。このようなバンド幅BWtr_minを特定する方法としては、例えば、次に挙げるような第1の特定方法および第2の特定方法を考えることができる。
まず、第1の特定方法について説明する。第1の特定方法は、最小値問題の解法を利用して、繰返時間TRが最短となるバンド幅BWtr_minを探索する方法である。最小値問題の解法としては、例えば、二分法、ニュートン法、勾配法、モンテカルロ法などが考えられる。なお、二分法を利用した方法としては、例えば、二分探索、三分探索、三分探索において探索領域の分割に黄金比を用いる黄金探索などによる方法が考えられる。
ここでは、第1の特定方法の例として、二分法を利用した二分探索による方法を例示する。
図7は、二分法を利用した二分探索によりバンド幅BWの最適値を探索する方法のフロー図である。
ステップP1では、バンド幅BWの探索領域の範囲における上端値BWmaxおよび下端値BWminとして、バンド幅BWの可変範囲(許容範囲)の上限値BWupper_limitおよび下限値BWlower_limitをそれぞれ設定する。また、探索開始時におけるバンド幅BWの初期値BW1を設定する。
ステップP2では、繰返時間TR(BW)=max{T1(BW),T2(BW)}、BW0=BW1−ΔBW,BW2=BW1+ΔBW (ΔBW>0)として、繰返時間TR(BW1),TR(BW0),TR(BW2)を計算する。
ステップP3では、TR(BW0)<TR(BW1)<TR(BW2)という条件を満たすか否かを判定する。この条件を満たす場合には、上端値BWmaxにBW0をコピー(copy)して更新する。この条件を満たさない場合には、さらにTR(BW0)>TR(BW1)>TR(BW2)という条件を満たすか否かを判定する。この条件を満たす場合には、下端値BWminにBW2をコピーして更新する。これにより、最初に設定した探索範囲のうち、繰返時間TRの最小値TRminを含まないと思われる探索領域を切り捨てる。
ステップP4では、TR(BW0)>TR(BW1)<TR(BW2)という条件を満たすか否かを判定する。満たす場合には、ステップP5に進み、バンド幅BWの値BW1を、繰返時間TRが最小(最短)となるバンド幅BWの特定値BWtr_minとして特定し、探索処理を終了する。満たさない場合には、ステップP6に進む。
ステップP6では、探索領域[BWmin,BWmax]の中間値(BWmin+BWmax)/2をBWmidに設定する。そして、バンド幅BWの値が中間値BWmidであるときの繰返時間TR(BWmid)を求める。
ステップP7では、繰返時間TR(BWmin),TR(BWmid),TR(BWmax)を互いに比較して、探索領域[BWmin,BWmax]における下側(左側)領域[BWmin,BWmid]と上側(右側)領域[BWmid,BWmax]のうち、繰返時間TRの最小値TRminを含まないと考えられるいずれか一方の領域を切り捨てる。そして、新たな探索領域[BWmin,BWmax]に、残った領域をコピーして更新する。
つまり、BWtr_min<BWmidである可能性よりBWmid<BWtr_minである可能性の方が大きい場合には、下側(左側)領域[BWmin,BWmid]を切り捨て、上側(右側)領域[BWmid,BWmax]を残し、これを新たな探索領域[BWmin,BWmax]とする。一方、BWmid<BWtr_minである可能性よりBWtr_min<BWmidである可能性の方が大きい場合には、上側(右側)領域[BWmid,BWmax]を切り捨て、下側(左側)領域[BWmin,BWmid]を残し、これを新たな探索領域[BWmin,BWmax]とする。なお、BWtr_min<BWmidである可能性やBWmid<BWtr_minである可能性については、バンド幅BWの値に対する繰返時間TRの変化の特性に基づいて、繰返時間TR(BWmin),TR(BWmid),TR(BWmax)から推定する。
具体例としては、TR(BWmin)<TR(BWmax)ならば、BWmid<BWtr_minである可能性よりBWtr_min<BWmidである可能性の方が大きいと考え、現時点におけるBWmidを次のBWmaxとする。逆に、TR(BWmin)>TR(BWmax)ならば、BWtr_min<BWmidである可能性よりBWmid<BWtr_minである可能性の方が大きいと考え、現時点におけるBWmidを次のBWminとする。
ステップP8では、探索領域[BWmin,BWmax]の幅<閾値THbwという条件を満たすか否かを判定する。あるいは、探索領域の絞り込みの回数N≧閾値THnという条件を満たすか否かを判定する。この条件を満たす場合には、ステップP9に進み、探索領域[BWmin,BWmax]の中の値、例えば中間値BWmidを、繰返時間TRが最短となるバンド幅BWの特定値BWtr_minとして特定する。一方、この条件を満たさない場合には、ステップP6に戻り、探索処理を続行する。
次に、第2の特定方法について説明する。第2の特定方法は、バンド幅BWの値に対する第1の時間T1の変化を表す曲線または直線と、バンド幅BWの値に対する第2の時間T2の変化を表す曲線または直線とを推定し、これら二つの線の交点に対応するバンド幅BWの値を、繰返時間TRが最短となるバンド幅BWの特定値BWtr_minとして特定する方法である。
ここでは、第2の特定方法の例として、第1の時間T1の変化直線と第2の時間T2の変化直線とを推定し、これら二直線の交点に対応するバンド幅BWの値を特定する方法を例示する。
図8は、第1の時間T1の変化直線と第2の時間T2の変化直線とを推定し、これら二直線の交点に対応するバンド幅BWの値を特定する方法のフロー図である。
ステップQ1では、バンド幅BWの探索領域の範囲における上端値BWmaxおよび下端値BWminとして、バンド幅BWの可変範囲(許容範囲)の上限値BWupper_limitおよび下限値BWlower_limitをそれぞれ設定する。
ステップQ2では、バンド幅BWが下端値BWminを取るときの第1の時間T1(BWmin)および第2の時間T2(BWmin)と、バンド幅BWが上端値BWmaxを取るときの第1の時間T1(BWmax)および第2の時間T2(BWmax)とを求める。
ステップQ3では、繰返時間TRおよびバンド幅BWを二軸とするグラフにおいて、バンド幅BWが下端値BWminを取るときの第1の時間T1(BWmin)に対応する点(BWmin,T1(BWmin))と、バンド幅BWが上限値BWmaxを取るときの第1の時間T1(BWmax)に対応する点(BWmax,T1(BWmax))とを結ぶ第1の直線L1を求める。また、同グラフにおいて、バンド幅BWが下端値BWminを取るときの第2の時間T2(BWmin)に対応する点(BWmin,T2(BWmin))と、バンド幅BWが上端値BWmaxを取るときの第2の時間T2(BWmax)に対応する点(BWmax,T2(BWmax))とを結ぶ第2の直線L2を求める。
ステップQ4では、第1の直線L1と第2の直線L2との交点Cを求める。
ステップQ5では、この交点Cに対応するバンド幅BWの値BWcを、特定値BWtr_minとして求める。
なお、パルスシーケンスの調整方法の一つとして、第1の時間T1と第2の時間T2とが釣り合うようにパルス波形を調整する方法が考えられる。このパルスシーケンス調整方法を適用した場合、上記の第1の時間T1及び第2の時間T2は、バンド幅BWの値の変化に対して複雑な動きをすることが分かっている。つまり、第1の時間T1及び第2の時間T2のうち大きい方を取る繰返時間TRも、バンド幅BWの値の変化に対して複雑な動きをする。
図9は、上記パルスシーケンス調整方法を適用した場合における繰返時間TRとバンド幅BWの値との関係を示した図である。このような場合には、上記第1及び第2の時間の波形を単純な関数の波形として推定することは難しい。そこで、繰返時間TRが最短となるバンド幅BWの特定値を特定する際に、当該パルスシーケンス調整方法を適用する第1のモードが設定されているときには、波形の推定を行わない第1の特定方法を用い、当該パルスシーケンス調整方法を適用しない第2のモードが設定されているときには、波形の推定を行う第2の特定方法を用いるようにしてもよい。このようにすれば、波形の推定が容易であるときは、その推定を行って少ない処理量で効率よく最適なバンド幅BWの特定値を特定し、波形の推定が困難であるときは、処理量が比較的多くなっても確実に精度よく最適なバンド幅BWの特定値を特定するという、バランス(balance)のとれた特定を行うことができる。
以上、本実施形態によれば、繰返時間TRが最短となるようなバンド幅BWの特定値を自動で探索して決定するので、操作者14は、最適なバンド幅BWの特定値を手動で調べる作業を省くことができ、スキャン条件の最適化を容易にすることができる。その結果、リアルタイム・オペレーションやサイト・プロトコル(site protocol)作成のワークフローを改善することができる。
なお、発明の実施形態は、上記の実施形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形が可能である。
また、上記の実施形態は、磁気共鳴イメージング装置であるが、本装置と同様な方法でスキャン条件を決定するスキャン条件決定方法、スキャン条件決定装置も発明の一実施形態である。また、そのようなスキャン条件決定方法による処理をコンピュータに実行させるためのプログラムや、このようなプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体もまた、発明の一実施形態である。
100 MRI装置
2 磁場発生装置
3 テーブル
4 クレードル
5 受信コイル
6 シーケンサ
7 送信器
8 勾配磁場電源
9 受信器
10 中央処理装置
11 入力装置
12 表示装置
13 被検体
14 操作者
21 ボア
22 超伝導コイル
23 勾配コイル
24 送信コイル
102 設定部
103 決定部

Claims (12)

  1. 繰返時間とは異なり、かつ、バンド幅とは異なる複数のパラメータの値を設定する設定手段と、
    前記設定された複数のパラメータの値に基づいて、1周期分のパルスシーケンスの実施に要する第1の時間と、勾配コイルの熱設計上の制限により定まる、1周期分のパルスシーケンスの開始から次の1周期分のパルスシーケンスの実施が可能となるまでに要する第2の時間のうちいずれか長い方として求められる繰返時間が最短となるような前記バンド幅の特定値を決定する決定手段であって、前記バンド幅の値に対する前記第1の時間の変化を表す第1の曲線または直線と、前記バンド幅の値に対する前記第2の時間の変化を表す第2の曲線または直線とを推定し、前記第1の曲線または直線と前記第2の曲線または直線との交点に対応するバンド幅の値を前記特定値として決定する決定手段と、を備えたスキャン条件決定装置。
  2. 前記決定手段は、前記バンド幅が互いに異なる複数の値の各々を取ったときの前記繰返時間をそれぞれ求め、該求められた繰返時間に基づいて前記特定値を決定する、請求項1に記載のスキャン条件決定装置。
  3. 前記決定手段は、最小値問題の解法を用いて、前記特定値を探索する、請求項2に記載のスキャン条件決定装置。
  4. 前記決定手段は、二分法を用いて前記特定値を探索する、請求項3に記載のスキャン条件決定装置。
  5. 前記決定手段は、二分探索、三分探索または黄金探索により前記特定値を探索する、請求項4に記載のスキャン条件決定装置。
  6. 前記決定手段は、勾配法、ニュートン法またはモンテカルロ法を用いて前記特定値を探索する、請求項3に記載のスキャン条件決定装置。
  7. 前記決定手段は、
    前記第1の時間と前記第2の時間とが釣り合うようにパルスシーケンスの調整を行う第1のモードが設定されたときには、前記バンド幅が互いに異なる複数の値の各々を取ったときの前記繰返時間をそれぞれ求め、該求められた繰返時間に基づいて前記特定値を決定し、
    前記調整を行わない第2のモードが設定されたときには、前記バンド幅の値に対する前記第1の時間の変化を表す第1の曲線または直線と、前記バンド幅の値に対する前記第2の時間の変化を表す第2の曲線または直線とを推定し、前記第1の曲線または直線と前記第2の曲線または直線との交点に対応するバンド幅の値を、前記特定値として決定する、請求項1に記載のスキャン条件決定装置。
  8. 前記設定手段は、操作者の操作に応じて、前記バンド幅を自動設定する機能のオンオフを設定し、
    前記決定手段は、前記機能がオンに設定されているときに、前記特定値を決定する、請求項1から請求項のいずれか一項に記載のスキャン条件決定装置。
  9. 前記複数のパラメータは、3D−FSPGR(Three-dimensional fast spoiled gradient-echo)または2D/3D−SSFP(Two-dimensional/Three dimensional steady state free precession)であるスキャン法によるスキャンに用いられる、請求項1から請求項のいずれか一項に記載のスキャン条件決定装置。
  10. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載のスキャン条件決定装置を有する磁気共鳴装置。
  11. 繰返時間とは異なり、かつ、バンド幅とは異なる複数のパラメータの値を設定する設定ステップと、
    前記設定された複数のパラメータの値に基づいて、1周期分のパルスシーケンスの実施に要する第1の時間と、勾配コイルの熱設計上の制限により定まる、1周期分のパルスシーケンスの開始から次の1周期分のパルスシーケンスの実施が可能となるまでに要する第2の時間のうちいずれか長い方として求められる繰返時間が最短となるような前記バンド幅の特定値とを決定する決定ステップであって、前記バンド幅の値に対する前記第1の時間の変化を表す第1の曲線または直線と、前記バンド幅の値に対する前記第2の時間の変化を表す第2の曲線または直線とを推定し、前記第1の曲線または直線と前記第2の曲線または直線との交点に対応するバンド幅の値を前記特定値として決定する決定ステップと、を有するスキャン条件決定方法。
  12. 繰返時間とは異なり、かつ、バンド幅とは異なる複数のパラメータの値を設定する設定処理と、
    前記設定された複数のパラメータの値に基づいて、1周期分のパルスシーケンスの実施に要する第1の時間と、勾配コイルの熱設計上の制限により定まる、1周期分のパルスシーケンスの開始から次の1周期分のパルスシーケンスの実施が可能となるまでに要する第2の時間のうちいずれか長い方として求められる繰返時間が最短となるような前記バンド幅の特定値とを決定する決定処理であって、前記バンド幅の値に対する前記第1の時間の変化を表す第1の曲線または直線と、前記バンド幅の値に対する前記第2の時間の変化を表す第2の曲線または直線とを推定し、前記第1の曲線または直線と前記第2の曲線または直線との交点に対応するバンド幅の値を前記特定値として決定する決定処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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