JP2011228334A - セラミック電子部品 - Google Patents

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淳 石田
Takumi Taniguchi
拓巳 谷口
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武久 笹林
Tomoyuki Kuwano
智之 桑野
Akihiro Motoki
章博 元木
Toshiyuki Iwanaga
俊之 岩永
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Abstract

【課題】外部端子電極が厚くなって、実効体積率が低下することを抑制しつつ、特性の良好なセラミック電子部品を提供する。
【解決手段】対向する側面10a,10bを有するセラミック素体10と、内部電極21a,21bと、外部端子電極1a,1bとを備えたセラミック電子部品において、外部端子電極を、上記側面への内部電極の露出部31a,31bと導通する、めっきにより形成された第1の導電層11a,11bと、第1の導電層を被覆するように形成された導電性樹脂を含む第2の導電層12a,12bを備えた構成とし、かつT2(第2の導電層の厚み)/T1(第1の導電層の厚み)=3.4〜11.3を満足させる。
また、T1を3.6〜10.2μm、T2を34.3〜40.8μmとする。
セラミック電子部品を、側面の長手方向の寸法Xが1.2mm以下、対向する側面の間の寸法Yが1.0mm以下のものとする。
【選択図】図2

Description

本発明は、内部導体と接続する外部端子電極を備えたセラミック電子部品に関し、詳しくは、外部端子電極がセラミック素体の表面に直接にめっきにより形成された導電層を含むセラミック電子部品に関する。
代表的なセラミック電子部品の一つである積層セラミックコンデンサは、誘電体セラミックからなる素体と、その内部に配設された複数の内部電極と、その複数の内部電極を接続する外部端子電極とを備えた構造を有している。
そして、このようなセラミック電子部品においては、当該セラミック電子部品が実装される基板のたわみによる応力の緩和作用に優れ、従来のセラミック電子部品に比べてさらに電気特性の劣化やクラックの発生などが少なく、かつ、実効体積率に優れたものが求められている。
そして、そのような要求に応えるセラミック電子部品として、端子電極が、めっきにより形成された第1の電極層と、第1の電極層上に形成された導電性樹脂からなる第2の電極層とを備える積層型電子部品(セラミック電子部品)が提案されている(特許文献1参照)。
そして、この特許文献1のセラミック電子部品の発明によれば、めっきにより形成された第1の電極層上に、導電性樹脂からなる第2の電極層を備えているため、基板たわみにより発生した応力が緩和され、電気特性劣化やクラック発生などの不良を抑制することが可能になる。また、第1の電極層がめっきにより形成されるため、外部端子電極の厚みを薄くして、積層型電子部品の実効体積率を向上させることが可能になる。
特開2009−295602号公報
しかしながら、上記従来のセラミック電子部品のように、外部端子電極を単に2層構造にしただけでは、必ずしも十分な特性(例えば、容量特性、耐湿性、機械強度特性(耐衝撃性)など)を得ることができない場合があり、さらに特性の良好なセラミック電子部品が求められるに至っている。
本発明は、上記課題を解決するものであり、外部端子電極厚みが厚くなって実効体積率が低下することを防止しつつ、容量特性、耐候性、機械強度特性などの特性に優れたセラミック電子部品を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のセラミック電子部品は、
互いに対向する側面を有するセラミック素体と、
前記セラミック素体内部に配設され、前記側面に露出した露出部を有する内部電極と、
前記内部電極の露出部と電気的に接続されるように、前記セラミック素体の側面上に配設された外部端子電極と
を備え、
前記外部端子電極は、
前記内部電極の前記露出部と電気的に接続されるように、前記側面上に直接めっきにより形成された第1の導電層と、
前記第1の導電層を被覆するように、前記側面上に形成された、導電性樹脂を含む第2の導電層と
を有し、
前記第1の導電層の厚みをT1、前記第2の導電層の厚みをT2としたときに、下記の式(1):
T2/T1=3.4〜11.3 ……(1) の関係を満足することを特徴としている。
また、本発明のセラミック電子部品においては、前記第1の導電層の厚みT1が、3.6〜10.2μmであることが望ましい。
また、本発明のセラミック電子部品においては、前記第2の導電層の厚みT2が、34.3〜40.8μmであることが望ましい。
また、本発明は、互いに対向する前記側面のそれぞれに2つ以上の外部端子電極を備えたセラミック電子部品であって、前記側面の長手方向の寸法が1.2mm以下であり、互いに対向する前記側面の間の寸法が1.0mm以下であるようなセラミック電子部品に適用することが望ましい。
本発明のセラミック電子部品は、外部端子電極が、内部電極の露出部と電気的に接続されるように、側面上に直接めっきにより形成された第1の導電層と、第1の導電層を被覆するように、側面上に形成された、導電性樹脂を含む第2の導電層とを有しており、かつ、第1の導電層の厚みをT1、第2の導電層の厚みをT2とした場合に、T2/T1=3.4〜11.3の関係を満足するようにしているので、外部端子電極の厚みが厚くなることを抑制しつつ、セラミック素体に対する固着力に優れ、基板たわみにより発生した応力を緩和する作用の大きい外部端子電極を備えたセラミック電子部品を確実に提供することが可能になる。
また、本発明のセラミック電子部品は、セラミック素体に対する固着力に優れ、応力を吸収する能力の大きい外部端子電極を備えていることから、例えば、セラミック電子部品が積層セラミックコンデンサである場合、容量特性、耐湿性に優れ、落下などの衝撃に対する耐性に優れた製品を確実に提供することが可能になる。
また、本発明のセラミック電子部品においては、第1の導電層の厚みT1を、3.6〜10.2μmとすることにより、内部電極との電気的な接続信頼性を確保して、良好な電気的特性を備えたセラミック電子部品をより確実に得ることが可能になる。
また、第2の導電層の厚みT2を、34.3〜40.8μmとすることにより、外部端子電極の厚みが厚くなることを抑制しつつ、セラミック素体に対する固着力に優れ、応力を吸収する能力の大きい外部端子電極を備えたセラミック電子部品をより確実に得ることが可能になる。
また、互いに対向する側面のそれぞれに2つ以上の外部端子電極を備えたセラミック電子部品であって、側面の長手方向の寸法が1.2mm以下、互いに対向する側面の間の寸法が1.0mm以下であるような小型のセラミック電子部品の場合、1つの側面に複数の外部端子電極を形成しようとした場合、各外部端子電極が互いにショートしたりすることがないように、所定の位置に配設されていることが必要になる。
しかしながら、下地電極を形成するのに導電性ペーストを塗布して焼き付ける方法を用いた場合、所定の位置に導電性ペーストを塗布して下地電極を形成するためには、高い精度で導電性ペーストを塗布することが必要になり、製造工程が複雑化し、生産性が低下する。
これに対して、一つの側面に2つ以上の外部端子電極を備えた上述のような小型のセラミック電子部品に本発明を適用した場合、下地電極である第1の導電層を効率よく、内部電極の露出部およびその周囲に形成することが可能になり、効率よく信頼性の高いセラミック電子部品を得ることが可能になる。
なお、本発明における第2の導電層を形成する場合、導電性樹脂(ペースト)を塗布する工程が必要となり、その塗布には精度を必要とするが、上述のように、下地電極(第1の導電層)の形成にも導電性ペーストの塗布、焼き付けの方法を適用する場合に比べて、製造工程を簡略化することが可能になるとともに、ショート不良などの不良率を減らして、生産性を向上させることが可能になる。
したがって、本発明は、例えば、携帯電話やポータブルオーディオ機器などのような小型電子機器に用いられる、落下などの衝撃に対する耐性に優れていることが特に要求されるようなセラミック電子部品(例えば、1つのセラミック素体に複数のコンデンサ部が形成されたコンデンサアレイなど)に適用した場合に、特に有意義である。
本発明の一実施例にかかるセラミック電子部品(積層セラミックコンデンサ)の外観構成を示す斜視図である。 (a)は図1の積層セラミックコンデンサの正面断面図、(b)は要部を拡大して示す正面断面図である。 本発明の実施形態1にかかるセラミック電子部品(積層セラミックコンデンサ)の、セラミック素体中で積層方向にセラミック層を介して隣り合う内部電極の配設パターンなどを説明する平面図である。
以下に本発明の実施の形態を示して、本発明の特徴とするところをさらに詳しく説明する。
この実施例では、本発明にかかるセラミック電子部品として、積層セラミックコンデンサを例にとって説明する。
この積層セラミックコンデンサは、図1〜3に示すように、セラミック素体10と、セラミック素体10の内部にセラミック層2を介して積層、配設され,セラミック素体10の対向する側面10a,10bに交互に引き出された内部電極21a,21bと、内部電極21a,21bと導通する一対の外部端子電極1a,1bを備えている。
内部電極体21a,21bは、セラミック層2を介して互いに対向する有効電極部120a,120bと、有効電極部120a,120bから各側面10a,10bに引き出された引出部121a,121bとを備えており、この引出部121a,121bがセラミック素体10の互いに対向する側面10aおよび10bに露出して内部電極21a,21bの露出部31a,31bとなっている。
なお、この実施例の積層セラミックコンデンサにおいては、1つのセラミック素体10に2つのコンデンサ部が形成されるように、同一平面に、一方の側面10aに引き出される露出部31aを有する内部電極21aと、他方の側面10bに引き出される露出部31bを有する内部電極21bの、2つの内部電極21a,21bが形成されている。
また、上述の外部端子電極1a,1bのうち、一方の外部端子電極1aは、セラミック素体10の一方の側面10aに引き出された内部電極21aの露出部31aと導通するように配設されており、他方の外部端子電極1bは、セラミック素体10の他方の側面10bに引き出された内部電極21bの露出部31bと導通するように配設されている。
すなわち、この実施例の積層セラミックコンデンサは、セラミック素体10内の同一平面に複数の内部電極21a,21bが配設され、かつ、該同一平面に配設された複数の内部電極21a,21bのそれぞれが、セラミック素体10内の他の同一平面に配設された複数の内部電極21a,21bのうちの所定の内部電極と、セラミック層2を介して互いに対向することにより、複数(この実施例では2つ)のコンデンサ部C1,C2(図3)が一つのセラミック素体10中に配設された構造を有するアレイタイプの積層セラミックコンデンサである。
なお、この積層セラミックコンデンサの、側面10a,10bのそれぞれの長手方向の寸法X(図1)は0.9mm、互いに対向する側面10a,10bの間の寸法Y(図1)は0.6mmである。
そして、この実施例の積層セラミックコンデンサにおいて、外部端子電極1a,1bは、図2(a),(b)に示すように、内部電極21a,21bの露出部31a,31bと電気的に接続されるように側面10a,10b上に直接めっきにより形成された第1の導電層11a,11bと、第1の導電層11a,11bを被覆するように側面10a,10b上に形成された、導電性樹脂を含む第2の導電層12a,12bとを備えている。
また、この実施例の積層セラミックコンデンサにおいて、外部端子電極1a,1bは、さらに第2の導電層12a,12bを被覆するように形成された第3の導電層13a,13bを備えている。
外部端子電極1a,1bを構成する、第1の導電層11a,11bおよび第2の導電層12a,12bの厚みは、第1の導電層11a,11bの厚みをT1、第2の導電層12a,12bの厚みをT2としたときに、下記の式(1):
T2/T1=3.4〜11.3 ……(1)
の関係を満足するように設定されている。
また、この実施例の積層セラミックコンデンサにおいては、図3に示すように、各内部電極21a,21bが配設されている面と同一平面の、引出部121a,121bが引き出されている側と逆の側面(10aまたは10b)側のギャップ部(電極が配設されていない領域)には、各内部電極21a,21bとは電気的に導通せず電気特性には寄与しない、ダミー内部電極23a,23bが配設されており、同一平面で内部電極21a,21bが引き出されている方の側面とは逆側の側面10a,10bには、ダミー内部電極23a,23bが露出している。
このダミー内部電極23a,23bの側面10a,10bへの露出部(ダミー内部電極露出部)32a,32bは、セラミック素体10の側面10a,10bに第1の導電層11a,11bをめっきにより形成する際に、該側面へのめっき析出を促進させる機能を果たす。
以下に、各部の構成や条件についてさらに詳しく説明する。
[1]セラミック素体
セラミック素体10は、図1〜3に示すように、複数の積層されたセラミック層2から形成されており、互いに対向する側面10a,10bと、互いに対向する主面10c,10dと、互いに対向する端面10e,10fとを備えている。
セラミック素体10は、欠けや外部端子電極1a,1bの断線を防止する見地から、コーナー部および稜部に丸みがつけられていることが好ましい。
セラミック層2を構成するセラミック材料としては、例えば、BaTiO3,CaTiO3,SrTiO3,CaZrO3などを主成分とする誘電体セラミックを用いることができる。また、特性を制御するために、これらの主成分にMn化合物、Fe化合物、Cr化合物、Co化合物、Ni化合物などの副成分を添加したものを用いてもよい。
また、セラミック電子部品の種類によっては、PZT系セラミックなどの圧電体セラミック、スピネル系セラミックなどの半導体セラミック、フェライトなどの磁性体セラミックを用いることも可能である。
なお、この実施例におけるセラミック電子部品は、積層セラミックコンデンサであり、内部電極21a,21bがセラミック層(誘電体セラミック層)2を介して対向する各有効素子部において容量が形成されるように構成されている。
なお、この実施例の積層セラミックコンデンサにおいては、セラミック層2の厚みは0.5〜10μmであることが好ましい。
[2]内部電極
内部電極21a,21bの構成材料(電極材料)としては、例えば、Ni、Cu、Ag、Pd、Ag−Pd合金、Auなどの種々の電極材料を用いることができる。
内部電極21a,21bの厚みは0.3〜2.0μmであることが好ましい。
また、内部電極21a,21bは、有効電極部120a,120bおよび引出部121a,121b,露出部31a,31bを備えているが、その具体的なパターンに特別の制約はない。
また、電気特性には寄与しないダミー内部電極23a,23bは、セラミック素体10の側面10a,10bに第1の導電層11a,11bをめっきにより形成する際におけるめっき析出を促進させる機能を果たすものであり、設ける方が望ましいが、場合によっては設けなくてもよい。
このダミー内部電極23a,23bの構成材料としては,内部電極21a,21bの構成材料と同じ材料を用いることが可能である。ただし、異なる種類の材料を用いることも可能である。
[3]外部端子電極
(1)第1の導電層
第1の導電層11a,11bは、図2(a),(b)に示すように、内部電極21a,21bの一部を構成する露出部31a,31b、および、ダミー内部電極露出部32a,32bと直接に接続されるような態様で、めっきにより形成されている。
この第1の導電層11a,11bの構成材料(めっき金属)としては、例えば、Cu,Ni,Sn,Pb,Au,Ag,Pd,BiおよびZnからなる群より選ばれる1種の金属または当該金属を含む合金が挙げられる。そして、これらの金属または合金をめっきすることにより、露出部31a,31b、および、ダミー内部電極露出部32a,32bと直接に接続された第1の導電層11a,11bを形成することができる。
例えば、内部電極21a,21bとしてNiを用いた場合、第1の導電層11a,11bとしては、Niと接合性のよいCuを用いることが好ましい。
なお、内部電極との電気的な接続信頼性を確保して、良好な電気的特性を備えたセラミック電子部品を得るためには、第1の導電層11a,11bの厚みT1は、3.6〜10.2μmの範囲とすることが好ましい。
第1の導電層11a,11bをめっきにより形成するにあたって、めっき方法としては、電解めっき、無電解めっきのどちらを採用してもよい。ただし、無電解めっきを行う場合には、めっき析出速度を向上させるために、触媒などによる前処理が必要となり、工程が複雑化する場合がある。したがって通常は、電解めっきを採用することが好ましい。
また、めっき工法としては、バレルめっきを用いることが好ましい。
(2)第2の導電層
第2の導電層12a,12bは、第1の導電層11a,11bを被覆するようにして、セラミック素体10の側面10a,10b上に形成される。
第2の導電層12a,12bは、図2(a)に示すように、セラミック素体10の側面10a,10bから主面10c,10dに回り込むようにして形成されることが好ましい。
この第2の導電層12a,12bは、導電性樹脂を含んでいる。導電性樹脂の種類は特に限定されないが、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂に導電成分として、Ag,Cuなどの金属フィラーを分散させたものが好ましく用いられる。
なお、外部端子電極の厚みが大きくなることを抑制しつつ、セラミック素体に対する固着力に優れ、応力を吸収する能力の大きい外部端子電極を形成する見地からは、第2の導電層12a,12bの厚みT2は、34.3〜40.8μmの範囲とすることが好ましい。
第2の導電層12a,12bを形成するにあたっては、通常、導電性樹脂(ペースト)を第1の導電層11a,11bを覆うように塗布し、例えば、所定の温度に加熱して硬化させる方法が用いられる。
ただし、第2の導電層の形成方法に特別の制約はなく、例えば、導電性樹脂として、光硬化性導電性樹脂を用い、これを第1の導電層11a,11bを覆うように塗布した後、光を照射して硬化させる方法などを適用することも可能である。
(3)第3の導電層
この実施例では、外部端子電極1a,1bは、第2の導電層12a,12bを被覆するようにして形成された第3の導電層13a,13bを備えている。ただし、本発明のセラミック電子部品においては、第3の導電層13a,13bを備えていない構成とすることも可能である。
なお、第3の導電層13a,13bは、通常、めっきにより形成されることが好ましく、この実施例の積層セラミックコンデンサにおいても第3の導電層13a,13bめっきにより形成されている。
さらに、第3の導電層13a,13bは、複数のめっき層により形成されることが好ましい。
例えば、第3の導電層13a,13bを構成する第1のめっき層用の金属材料として、はんだバリア性能を有するNi、第2のめっき層用の金属材料としてはんだ濡れ性のよいSnやAuを用いることができる。なお、この実施例の積層セラミックコンデンサにおいては、第3の導電層13a,13bを構成する第1のめっき層としてNiめっき層、第2のめっき層としてSnめっき層を形成した。
なお、第3の導電層13a,13bの厚みT3は、通常3〜30μmの範囲とすることが好ましい。また、第3の導電層を複数のめっき層により形成する場合には、めっき層1層あたりの厚みは、1〜15μmとすることが好ましい。
[4]セラミック電子部品(積層セラミックコンデンサ)の製造
図1〜3に示す積層セラミックコンデンサは、例えば以下に説明するようなプロセスで製造される。
(1)例えば、BaTiO3,CaTiO3,SrTiO3,CaZrO3などを主成分とする誘電体セラミックを用いて形成したセラミックグリーンシート、および、例えば、Ni,Cu,Ag,Pd,Ag−Pd合金、Auなどの金属粉末を電極材料として含む内部電極用導電性ペーストを準備する。
セラミックグリーンシートや導電性ペーストには、バインダおよび溶剤が含まれるが、バインダおよび溶剤としては、公知の種々の有機バインダや有機溶剤を用いることができる。
(2)それから、セラミックグリーンシート上に、スクリーン印刷などの方法により、所定のパターンで導電性ペーストを印刷し、内部電極パターンを形成する。これにより内部電極パターンを備えたセラミックグリーンシートが得られる。
また、外層用セラミックグリーンシートとして、内部電極パターンが印刷されていないセラミックグリーンシートを所定枚数用意する。
(3)次に、内部電極パターンが印刷されていない外層用セラミックグリーンシートを所定枚数積層し、その上に内部電極パターンが形成されたセラミックグリーンシートを順次積層し、さらにその上に外層用セラミックグリーンシートを所定枚数積層することにより、マザー積層体を作製する。
(4)それから、得られたマザー積層体を静水圧プレスなどの方法で積層方向にプレスして圧着する。
(5)圧着されたマザー積層体を所定のサイズにカットし、生のセラミック積層体を切り出す。それから、バレル研磨などの方法によりセラミック積層体のコーナー部と稜部に丸みをつける。ただし、場合によっては、コーナー部や稜部に丸みをつける工程を省略してもよい。
(6)それから、生のセラミック積層体を焼成する。焼成温度は、セラミック材料や内部電極材料にもよるが、通常は、900〜1300℃で焼成することが好ましい。
(7)焼成済みのセラミック積層体(セラミック素体)にめっき処理を施し、図2(a),(b)に示すように、内部電極21a,21bの露出部31a,31b上およびダミー内部電極露出部32a,32b上に第1の導電層11a,11bを形成する。
析出しためっきは成長して,図2(a),(b)に模式的に示すように、セラミック素体10の端面10a,10bに第1の導電層1a,1bが形成される。
なお、めっき処理を行うにあたっては、電解めっきを採用し、めっき工法として、バレルめっき法を用いた。
(8)第1の導電層11a,11b上に第2の導電層12a,12bを形成する。この実施例では、導電性樹脂(ペースト)を第1の導電層11a,11bを覆うように塗布した後、200℃程度に加熱して導電性樹脂(ペースト)を熱硬化させることにより、第2の導電層12a,12bを形成した。
(9)それから、第2の導電層12a,12b上に、めっきにより第3の導電層13a,13bを形成する。
なお、この実施例では、第3の導電層13a,13bを、複数のめっき層により形成した。すなわち、第1のめっき層として、はんだバリア性能を有するNiめっき層を電解めっきにより形成し、第2のめっき層としてはんだ濡れ性のよいSnめっき層を電解めっきにより形成した。
このようにして、図1〜3に示すような構造を有する積層セラミックコンデンサを得た。なお、この実施例では、特性を評価するため、外部端子電極を構成する第1の導電層の厚みT1、第2の導電層の厚みT2を、表1に示すような範囲で異ならせた積層セラミックコンデンサを作製した。
なお、上でも述べたように、この実施例で製造した積層セラミックコンデンサにおいて、セラミック素体10の側面10a,10bの、長手方向の寸法X(図1)は0.9mmであり、互いに対向する側面10a,10bの間の寸法Y(図1)は0.6mmである。
[5]特性の評価
上述のようにして作製した、外部端子電極を構成する第1の導電層の厚みT1、第2の導電層の厚みT2を、表1に示すような範囲で異ならせたセラミック電子部品について、基本特性(容量特性)、耐候性(耐湿負荷試験での不良発生率)、機械強度特性(落下試験での不良発生率)を調べた。特性の測定は、それぞれ60個の試料について行った。
なお、第1の導電層の厚みT1、第2の導電層の厚みT2は、以下の方法で測定した。
まず、研磨機(ユニオン光学株式会社製GP−101)を用いて、セラミック素体の側面から、外部端子電極の幅方向(図1のW方向)1/2まで研磨し、セラミック素体の高さ方向(図1のT方向)1/2の位置で、一方側の各導電層の厚みを光学顕微鏡(株式会社ニコン製MEASURESCOPE MM-40)を用いて測定する。
なお、第1のめっき層であるNiめっき層と第2のめっき層であるSnめっき層の厚み、すなわち第3の導電層の厚みT3は、合計で6μmとなるようにした。
また、基本特性(容量特性)は、アジレント・テクノロジー株式会社製Cメーター4278Aを使用し、1kHz、0.5Vの条件で得られる静電容量を測定し、60個の試料のすべてにおいて目標とする静電容量値が得られたものを良(○)、60個の試料のうち1つでも目標とする静電容量値が得られなかったものを不良(×)として評価した。
また、耐候性は、125℃、95RH%の条件で耐湿負荷試験を行い、60個の試料のうち絶縁抵抗が1×108Ω以下に低下したものが1個以下のものを良(○)、1個を超えるものを不良(×)として評価した。
また、機械強度特性(耐衝撃性)は、1枚のガラスエポキシ基板上に60個の試料をはんだ付けし、当該基板を高さ1mから1万回落下させる条件で落下試験を行い、60個の試料のうちすべてにおいて割れや欠けが発生しなかったものを良(○)、60個の試料のうち1つでも割れや欠けが発生したものを不良(×)と評価した。
各特性の測定結果を表1に示す。
Figure 2011228334
表1に示すように、試料番号1および2の、第1の導電層の厚みT1と第2の導電層の厚みT2の比(T2/T1)が、T2/T1=62.4(試料番号1)、T2/T1=43.4(試料番号2)と、本発明の範囲を超えた試料の場合、容量特性が不良で、目標とする容量を取得することができない場合が生じることが確認された。
これは、試料番号1および2の試料の場合、第1の導電層の厚みが、平均で0.7μm(試料番号1)、1.0μm(試料番号2)と薄く、内部電極との接続信頼性が低下し、目標とする容量を取得できない場合が生じたものと考えられる。ただし、第2の導電層の厚みが厚く、応力を緩和する作用が大きいため、機械強度特性(耐衝撃性)は優れていることが確認された。
なお、試料番号1および2の試料については、容量特性を満足しなかったため、耐候性の評価は行わなかった。
また、T2/T1=26.8と、第1の導電層の厚みと第2の導電層の厚みの比が本発明の範囲を超えた試料番号3の試料の場合、目標とする容量を取得することはできたが、耐候性が不十分であることが確認された。
これは、第2の導電層の硬化時に発生する収縮応力が、第1の導電層とセラミック素体との密着力を超え、第1の導電層が部分的にセラミック素体から剥離したことに起因するものと推測される。
なお、この試料番号3の試料の場合も、第2の導電層の厚みが厚く、応力を緩和する作用が大きいため、機械強度特性(耐衝撃性)は優れていることが確認された。
また、T2/T1=2.7と、第1の導電層の厚みと第2の導電層の厚みの比が本発明の範囲を下回る試料番号9の試料の場合、目標とする容量を取得することはできたが、第2の導電層の厚みT2が小さいため、機械強度特性(耐衝撃性)が不十分になることが確認された。
これに対し、本発明の要件を備えた試料番号4〜8の試料、すなわち、第1の導電層の厚みと第2の導電層の厚みの比(T2/T1)が、T2/T1=3.4〜11.3の関係を満足する試料の場合、基本特性(容量特性)、耐候性、および機械強度特性(耐衝撃性)の各特性について、良好な結果が得られた。なお、T2/T1=4.1の試料番号7の試料、およびT2/T1=3.4の試料番号8の試料の場合、わずかではあるが耐候性不良が発生した(60個の試料のうち1個について発生)。ただし、試料番号7および8の試料も、本発明の要件を満たさない上記の試料番号1〜3および9の試料に比べると、全体としての特性は良好であることが確認された。
なお、この実施例ではセラミック電子部品として、セラミック素体中に2つのコンデンサ部を有するアレイタイプの積層セラミックコンデンサを例にとって説明したが、本発明はコンデンサ部の数が3つ以上のものにも適用することが可能である。
また、本発明はアレイタイプのものに限らず、セラミック素体中に1つコンデンサ部のみを有する積層セラミックコンデンサにも適用することが可能である。
また、本発明は、積層セラミックコンデンサに限らず、積層LC複合部品、積層コイル部品などの他のセラミック電子部品にも適用することが可能である。
本発明は、さらにその他の点においても、上記実施例に限定されるものではなく、外部端子電極を構成する第1の導電層および第2の導電層に用いられる材料の種類、セラミック素体を構成するセラミック材料の種類、セラミック素体の寸法、内部電極の具体的なパターン、外部端子電極の形成方法などに関し、発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。
1a,1b 外部端子電極
2 セラミック層
10 セラミック素体
10a,10b セラミック素体の側面
10c,10d 互いに対向する主面
10e,10f 互いに対向する端面
11a,11b 第1の導電層
12a,12b 第2の導電層
13a,13b 第3の導電層
21a,21b 内部電極
23a,23b ダミー内部電極
31a,31b 内部電極の露出部
32a,32b ダミー内部電極露出部
120a,120b 内部電極の有効電極部
121a,121b 内部電極の引出部
C1,C2 コンデンサ部
T1 第1の導電層の厚み
T2 第2の導電層の厚み
T3 第3の導電層の厚み
X 側面の長手方向の寸法
Y 対向する側面の間の寸法

Claims (4)

  1. 互いに対向する側面を有するセラミック素体と、
    前記セラミック素体内部に配設され、前記側面に露出した露出部を有する内部電極と、
    前記内部電極の露出部と電気的に接続されるように、前記セラミック素体の側面上に配設された外部端子電極と
    を備え、
    前記外部端子電極は、
    前記内部電極の前記露出部と電気的に接続されるように、前記側面上に直接めっきにより形成された第1の導電層と、
    前記第1の導電層を被覆するように、前記側面上に形成された、導電性樹脂を含む第2の導電層と
    を有し、
    前記第1の導電層の厚みをT1、前記第2の導電層の厚みをT2としたときに、下記の式(1):
    T2/T1=3.4〜11.3 ……(1) の関係を満足することを特徴とするセラミック電子部品。
  2. 前記第1の導電層の厚みT1が、3.6〜10.2μmであることを特徴とする、請求項1記載のセラミック電子部品。
  3. 前記第2の導電層T2の厚みが、34.3〜40.8μmであることを特徴とする、請求項1または2記載のセラミック電子部品。
  4. 互いに対向する前記側面のそれぞれに2つ以上の外部端子電極を備えたセラミック電子部品であって、
    前記側面の長手方向の寸法が1.2mm以下であり、
    互いに対向する前記側面の間の寸法が1.0mm以下であること
    を特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のセラミック電子部品。
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