JP2011227502A - エアハンドリングユニットにおけるアクティブ音響減衰方法及びシステム - Google Patents

エアハンドリングユニットにおけるアクティブ音響減衰方法及びシステム Download PDF

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Abstract

【課題】受動的な音響減衰装置は空気流の方向に対して所定の方向に騒音伝達に影響与えるので、エアハンドリングシステム内の音響減衰を能動的に提供する。
【解決手段】エアハンドリングシステムにより発生される騒音を制御するシステム及び方法が提供される。エアハンドリングシステムから音響測定値を収集するソースマイクロフォン及び音響測定値を少なくとも部分的に相殺する相殺信号を決定するプロセッサを含む。相殺信号を発生するスピーカも含む。音響測定値は相殺領域内で少なくとも部分的に相殺される。相殺領域において応答音響測定値を収集する応答マイクロフォンを更に含むことができる。前記プロセッサは応答音響測定値に基づいて相殺信号を調整する。
【選択図】図3

Description

関連出願の相互参照
本願は、2010年4月15日に出願された「METHOD AND SYSTEM FOR ACTIVE SOUND ATTENATION IN AN AIR HANDLING UNIT」なる名称の米国特許仮出願第61/324,643号に関し、その優先権を主張するものであり、この仮出願は参照することによりその全内容が本明細書に援用される。
本発明はエアハンドリングユニット、より具体的にはエアハンドリングユニットにおけるアクティブ(能動的)音響減衰方法及びシステムに関する。
エアハンドリングシステム(エアハンドラともいう)は伝統的にビルディングや部屋(以後「建造物」という)を空調するのに使用されている。エアハンドリングシステムは種々のコンポーネントを含むことができ、例えば、冷却コイル、加熱コイル、フィルタ、加湿器、ファン、音響減衰器、コントローラ及び建造物の総合空気調整要件の全部又は一部のみを代表する規定の空気容量を少なくとも満すように機能する他の装置を含むことができる。エアハンドリングシステムは規定の空気容量を満すために工場で製造し、建造物に運び、設置することができ、また適切な装置を用いて現場で組み立てることもできる。エアハンドリングシステムのエアハンドリングコンポーネントはファン吸込みコーン及び放出プレナムを含む。エアハンドリングコンポーネント内には、吸込みコーン、ファン、モータ、ファンフレーム及びファンの機能と関連する付属品(例えば、ダンパ、コントローラ、セトリング手段及び関連するキャビネット)を含むファンユニットが設置される。ファンは少なくとも一つの羽根を有するファンホイールを含む。ファンホイールは、ファイホイールの外周の一側から他側まで測ったファンホイール直径を有する。高さ、幅及び空気路長等のエアハンドリングコンポーネントの寸法は選択したファンのタイプごとにファン製造者のデータを調べて決定される。
動作中、各ファンユニットは種々の周波数の音を発生する。特に、小型のファンユニットは典型的には高い可聴周波数でより多くの音響パワーを放出するが、大型のファンユニットは低い可聴周波数でより多くの音響パワーを放出する。これまで、騒音伝達を阻止又は低減するタイル又は防音壁等で受動的な音響減衰を提供する装置が提案されている。音響タイルはファンユニットの反射音波及び残響を弱める軟質表面を含む。
しかし、受動的な音響減衰装置は一般に空気流の方向に対して所定の方向にて騒音伝達に影響を与える。
エアハンドリングシステム内の音響減衰を提供する改良されたシステム及び方法が依然として必要とされている。
一実施例では、エアハンドリングシステムにより発生される騒音を制御する方法が提供される。この方法は、エアハンドリングシステムから音響測定値を収集し、音響測定値は音響パラメータにより特定される。音響パラメータの値は収集された音響測定値に基づいて決定される。相殺信号を決定するために音響パラメータのオフセット値が計算され、この相殺信号はその発生時に音響測定値を少なくとも部分的に相殺する。音響パラメータは音響測定値の周波数及び振幅を含むことができる。必要に応じ、相殺信号は音響パラメータと反対の位相及び一致する振幅を含むものとし得る。必要に応じ、応答音響測定値を相殺領域で収集し、相殺信号を応答音響測定値に基づいて調整することができる。
別の実施例では、エアハンドリングシステムにより発生される騒音を制御するシステムが提供される。本システムは、エアハンドリングシステムから音響測定値を収集するソースマイクロフォン及び音響測定値を少なくとも部分的に相殺する相殺信号を決定するプロセッサを含む。本システムは相殺信号を発生するスピーカも含む。必要に応じ、スピーカは相殺信号を音響測定値と反対の方向に発生し得る。必要に応じ、音響測定値は相殺領域内で少なくとも部分的に相殺され、本システムは相殺領域において応答音響測定値を収集する応答マイクロフォンを更に含むことができる。必要に応じ、前記プロセッサは応答音響測定値に基づいて相殺信号を調整することができる。
別の実施例では、エアハンドリングシステム用のファンユニットが提供される。このファンユニットはファンユニットからの音響測定値を収集するソースマイクロフォンを含む。音響測定値を少なくとも部分的に相殺する相殺信号を決定するモジュールも含む。相殺信号を発生するスピーカも含む。
一実施例によるエアハンドラの斜視図である。 一実施例によるファンアレイのスタックの斜視図である。 一実施例によるファンユニットの概略図である。 一実施例によるダイナミック帰還ループ方法のフローチャートである。 一実施例によるアクティブ音響減衰方法のフローチャートである。 図5のアクティブ音響減衰方法に対応するピクトリアルグラフィックである。 一実施例によるファンユニットの概略図である。 一実施例による吸込みコーンの断面図である。 一実施例によるファンユニットの概略図である。 一実施例によるアクティブ−パッシブ音響減衰器の概略図である。 一実施例により減衰される騒音周波数を示す図である。 一実施例により形成される吸込みコーンの側面図である。 一実施例により形成されるファンユニットの側面図である。 一実施例により形成されるファンユニットの正面斜視図である。 内臓マイクロフォンを有する、一実施例により形成されるファンユニットの正面斜視図である。
上述の発明の概要及び所定の実施例に関する以下の詳細な説明は添付図面を関連して読むとよく理解される。図が種々の実施例の機能ブロック図を示す限り、機能ブロックは必ずしもハードウェア回路間の区分を示さない。従って、例えば、一つ以上の機能ブロック(例えば、プロセッサ又はメモリ)はシングルピースのハードウェア(例えば、汎用信号プロセッサ又はランダムアクセスメモリ、ハードディスク等)又はマルチピースのハードウェアで実現することができる。同様に、プログラムはスタンドアロンプログラムとすること、オペレーティングシステム内にサブルーチンとして組み込むこと、インストールソフトウェアパッケージ内の機能とすること等が可能である。種々の実施例は図面に示す構成及び手段に限定されないこともちろんである。
本明細書で使用されている、単数形で述べる要素又はステップは、特に断らない限り、複数の要素を除外するものではない。更に、「一実施例」への言及は、列挙された特徴を含む追加の実施例の存在を除外することを意図するものでない。更に、特に断らない限り、特定の特性を有する一つの要素又は複数の要素を「含む」、「備える」又は「有する」実施例は、該特性を有しない追加の要素を含むことができるものと理解されたい。
図1は、本発明の一実施例によるファンアレイエアハンドリングシステムを用いる処理システム200を示す。システム200は空気を受け取る吸込み口202を含む。空気を加熱する加熱セクション206を含み、その後にエアハンドリングセクション208が続く。エアハンドリングセクション208の下流に加湿器セクション210が位置する。加湿器セクション210は空気を加湿及び/又は除湿する。空気を冷却するために、加湿器セクション210の下流に冷却コイルセクション212及び214が位置する。空気をろ過するために、冷却コイルセクション214の下流にフィルタセクション216が位置する。これらのセクションは配列順序を変えることができ、また除去することもできる。追加のセクションを含めることもできる。
エアハンドリングセクション208は、フレーム224の一部を構成する隔壁225により互いに分離された吸込みプレナム218及び排出プレナム220を含む。ファン吸込みコーン222は隔壁225に取り付けることができる。或いはまた、ファン吸込みコーン222は、エアハンドリングセクション208のフレーム224の隔壁225に近接して位置する又は離れて位置する懸垂支持位置に、フレーム224によって支持することもできる。ファン226は個々の対応するモータ228の駆動軸に装着される。各ファン226及び対応するモータ228は個々のファンユニット232の一つを形成し、個別のチャンバ230内に収容される。チャンバ230は図に示されるように互いに一列に垂直に積み重ねられる。必要に応じ、各列にもっと少数のチャンバ230を設けることもできる。一列以上のチャンバ230を互いに隣接させて単一のエアハンドリングセクション208内に設けることもできる。
図2は、チャンバ230及びその中の対応するファンユニット232の列250の側面斜視図を示す。フレーム224は各チャンバ230の上端縁、下端縁及び側端縁に沿って水平及び垂直に延在する縁桁252を含む。ファンユニット232の少なくとも一部分の対向側面に側面パネル254が設けられる。ファンユニット232の少なくとも一部分の上面及び底面に上面及び底面パネル256及び258が設けられる。各ファンユニット232の上面及び底面に上面及び底面パネル256を設けることができる。或いはまた、最上部のファンユニット232のみ及び/又は最低部のファンユニット232のみにパネル256を設けることもできる。モータは縁桁252に固定されたブラケット260に装着される。ファン226は側面が開いたプレナムファンであり、空気をファンの回転軸に沿って吸込み、その空気を回転軸を中心に矢印の方向262に放射状に放出する。その後空気は各チャンバ230の放出端から矢印266の方向に流れる。
上面、底面及び側面パネル256,258及び254は、所定の容積及び長さを有するチャンバを形成する寸法にされた高さ255、幅257及び長さ253を有する。図2は、長さ253がファン226及びモータ228の長さに対応することを示す。必要に応じ、各チャンバ230の長さ253は、上面、底面及び側面パネル256,258及び254がモータ228の下流側端259を越えて延長するように、ファン226及びモータ228の長さより長くすることができる。例えば、パネル254,256及び258はモータ228の下流側端259を越えて、括弧253Aで示す距離だけ、延長することができる。
図3は個別のファンユニット232の概略図である。ファンユニット232はモータ228により駆動されるファン226を含む。吸込みコーン222はファン226の上流側に結合され、中心軸線263を含む。ファンユニット232は上流域260及び下流域262を含む。モータコントローラ264はモータ228に近接して定置される。必要に応じ、モータコントローラ264は、図2に示すように上面、底面及び側面パネル256,258及び254の一つに近接して定置することもできる。
動作中、モータ228はファン226を回転させて吸込みプレナム261から吸込みコーン222を経て空気を吸い込み、下流域262へ放出する。空気流に関して、「上流」はファン226から吸込みコーン222へ移動することと定義され、「下流」は吸込みコーン222からファン226へ移動することと定義される点に注意されたい。モータコントローラ264はファンユニット232を通過する空気流の量を増減するためにファン226の速度を調整することができる。騒音はファンユニット232から上流域260及び下流域262の両領域を移動しうる。騒音は特にファン226又はモータ228の振動又は摩擦により発生されるファン騒音を含み得る。騒音はファンユニット232の外部で発生される環境騒音も含み得る。ファン騒音も環境騒音も、周波数、波長、周期、振幅、強度、速度及び方向を含む音響パラメータを有する。騒音は騒音ベクトル266で移動する。
ファンユニット232は、アクティブ相殺領域268内でファン騒音を低減するためにアクティブ音響減衰システムを含む。アクティブ相殺領域268は吸込みコーン222のスロート269内にある。模範的な実施例では、アクティブ相殺領域268は上流域260内に位置する。必要に応じ、 アクティブ相殺領域は下流域262内に位置させることもできる。アクティブ音響減衰システムは相殺的干渉を用いて音響パラメータの任意の一つをほぼゼロに低減させることができる。相殺的干渉は、もとの音響波形を除去するためにもとの音響波形にある音響波形を重畳してもとの波形の音響パラメータの一つを除去することによって達成される。模範的な実施例では、騒音ベクトル266の振幅が低減もしくはほぼ除去される。必要に応じ、騒音ベクトル266の音響パラメータのいずれかを除去することができる。
アクティブ音響減衰システムは、ソースマイクロフォン270、応答マイクロフォン272、スピーカ274及び減衰モジュール276によって達成される。ソースマイクロフォン270は吸込みコーン222内に定置される。ソースマイクロフォン270は騒音ベクトル266を検出するように構成される。騒音ベクトル266を検出するステップは音響パラメータを有する音響測定値を取得することを含む。例えば、音響パラメータを決定するために騒音ベクトル266の音圧を検出することができる。ソースマイクロフォン270は吸込みコーン222とファン226の接合部278に定置することができる。必要に応じ、ソースマイクロフォン270は吸込みコーン222の任意の部分に沿って又は吸込みコーン222の上流に定置することもできる。模範的な実施例では、ソースマイクロフォン270は吸込みコーン222を流れる空気流の乱れを低減するために吸込みコーン222の表面280と同一表面に位置する。必要に応じ、ソースマイクロフォン270はブーム又はブラケットで中心軸線263の延長線上に位置させることもできる。
模範的な実施例では、ソースマイクロフォン270は環境騒音に対してバイアスを与えるように構成されたマイクロフォン対を含む。必要に応じ、ソースマイクロフォンは一つのマイクロフォンのみを含むことができる。マイクロフォン対は下流マイクロフォン282及び上流マイクロフォン284を含む。必要に応じ、ソースマイクロフォン270は環境騒音に対してバイアスを与えるように構成された複数のマイクロフォンを含むことができる。一実施例では、上流マイクロフォン284は下流マイクロフォン282から約50mmの位置に置くことができる。必要に応じ、マイクロフォン282及び284は任意の適切な間隔にすることもできる。更に、模範的な実施例では、マイクロフォン282はマイクロフォン284とほぼ同じ円周位置に置くことができる。必要に応じ、マイクロフォン282及び284は吸込みコーン222の異なる円周位置内に置くこともできる。
マイクロフォン282及び284は、ファン騒音のみが減衰されるように環境騒音に対してバイアスを与える。環境騒音は上流マイクロフォン284及び下流マイクロフォン282によりほぼ同時に検出される。しかし、ファン騒音を検出する下流マイクロフォン282とファン騒音を検出する上流マイクロフォン284との間に時間遅延が存在する。従って、ファン騒音は環境騒音と区別することができ、環境騒音は騒音ベクトル266から除去することができる。
スピーカ274は吸込みコーン222より上流に位置する。スピーカ274は多孔性発泡体又は金属からなるものとし得る。例えば、スピーカ274は音響的に透明な発泡体からなるものとし得る。一実施例では、スピーカ274はファン性能への影響を制限した空気力学的形状を有する。例えば、スピーカ274はドーム形状にすることができる。模範的な実施例では、スピーカ274は三脚架又は類似の架台286に装着される。必要に応じ、スピーカ274はパネル254,256及び258の一つ又はフレーム224に結合することもできる。更に、スピーカ274はファンユニットの上流に定置し、ファンユニット全体内の騒音を減衰するように構成することができる。スピーカ274は吸込みコーン222の中心軸線263と整列する。必要に応じ、スピーカ274は中心軸線263からずらすこともできる。スピーカ274は中心軸線263に角度をつけて向けることもできる。スピーカ274は減衰ベクトル288を下流へ騒音ベクトル266と反対方向に送出する。減衰ベクトル288は反転された騒音ベクトル266であり、騒音ベクトル266と反対の位相及び一致する振幅を有する。減衰ベクトル288は騒音ベクトル266と相殺干渉してほぼゼロの振幅を有する減衰された騒音ベクトル290を発生する。必要に応じ、減衰ベクトル288は、減衰された騒音ベクトル290が聴こえないように騒音音響パラメータのいずれかを減少させることができる。
応答マイクロフォン272は、ソースマイクロフォン270の上流の、アクティブ相殺領域268内に定置される。応答マイクロフォン272は吸込みコーン222の内部表面280と同一表面に位置する。必要に応じ、応答マイクロフォン272はブーム又はブラケットを用いて中心線263の延長線上に位置させることもできる。更に、応答マイクロフォン272は吸込みプレナム261内及び/又はファンユニットの上流に位置させることもできる。応答マイクロフォン272は減衰された騒音ベクトル290を検出するように構成される。減衰された騒音ベクトル290の検出は音響パラメータを有する音響測定値を取得することである。例えば、音響パラメータを決定するために、減衰された騒音ベクトル290の音圧を検出することができる。以下に詳細に説明するように、騒音ベクトル266が低減又は除去されたかどうかを決定するために、減衰された騒音ベクトル290は騒音ベクトル266と比較される。
一般に、騒音ベクトル266はファンユニット232の動作中ダイナミックのままである。従って、減衰ベクトル288は騒音ベクトル266の変化に適応するように修正しなければならない。減衰ベクトル288を修正するために減衰モジュール276がファンユニット232内に置かれる。必要に応じ、減衰モジュール276はエアハンドリングシステム200内に置くことができ、またそこから遠く離して置くこともできる。減衰モジュール276は内部的にプログラムすることができ、またコンピュータ読み取り可能な媒体に記憶されたソフトウェアを実行するように構成することもできる。
図4は、ソースマイクロフォン270及び応答マイクロフォン272に電気的に結合された減衰モジュール276のブロック図である。減衰モジュール276は、ソースマイクロフォン270により検出された騒音ベクトル266を修正する増幅器302及び自動利得制御304を含む。更に、応答マイクロフォン272により検出された減衰された騒音ベクトル290を修正する増幅器306及び自動利得制御308を含む。CODEC310が騒音ベクトル266及び減衰された騒音ベクトル290をディジタル的に符号化する。ディジタル信号プロセッサ312が各ベクトル266及び290の音響パラメータを取り出す。騒音ベクトル266が減衰されたかどうかを決定するために、適応信号処理アルゴリズム314を用いて両ベクトルが比較される。この比較に基づいて、減衰モジュール276は減衰ベクトル288を修正し、そのベクトルはCODEC310でディジタル的に復号され、増幅器316に送られ、スピーカ274により送出される。
図5は騒音ベクトル266のアクティブ減衰のための方法400を示す。図6はアクティブ減衰に対応するピクトリアルグラフィックである。ファンユニット232の動作中、騒音ベクトル266はファンユニット232から伝播する。402において、ソースマイクロフォン270が騒音ベクトル266を検出する。騒音ベクトル266の検出は騒音ベクトル266の音圧、強度及び/又は周波数の検出を含むものとし得る。騒音ベクトルは図6に示すような波形404として検出される。
406において、環境騒音が騒音ベクトル266から除去される。騒音ベクトル266は下流マイクロフォン282及び上流マイクロフォン284の両方で検出される。下流マイクロフォン282は入力空気流路に沿ってファン226に上流マイクロフォン284より近接して位置する。従って、上流マイクロフォン284がファンユニット232からの音響測定値を取得する所定時間前に、下流マイクロフォン282が同じ音響測定値を取得する。下流及び上流マイクロフォン282及び284は共通の音を僅かに異なる時点で検知する。下流及び上流マイクロフォン282及び284が共通の音を検出する時点間の期間は空気流路に沿う下流及び上流マイクロフォン282及び284間の間隔又は距離により決まる。この期間に対応する遅延が下流マイクロフォン282からの信号に導入され得る。406において、下流及び上流マイクロフォン282及び284からの信号間の差が検出される。遅延を調整することによって、ソースマイクロフォン270は特定の方向から発する音に感応するように調整される。
実は、ファンユニット232により発生されない環境騒音は下流マイクロフォン282及び上流マイクロフォン284間の遅延時間の設定によって騒音ベクトル266からフィルタ除去される。最初に下流マイクロフォン282により受信されないで上流マイクロフォン284により受信される音圧は、ファン226により発生されない環境騒音を表す。従って、方法400はソースマイクロフォン270により取得された非ファン騒音をフィルタ除去する。必要に応じ、騒音ベクトル266が可聴範囲内にない場合には、信号は減衰モジュール276で無視することができる。マイクロフォン282及び284からの信号が組み合わされたら(例えば互いに減算されたら)、フィルタ処理されたファンユニット騒音信号が得られる。
410において、フィルタ処理された騒音信号を分析して音響測定値の音響パラメータ411の値を得る。音響パラメータ411はアルゴリズムを用いて計算する、ルックアップテーブルを用いて決定する、及び/又は予め決定し減衰モジュール276に記憶しておくことができる。関心のある音響パラメータは、フィルタ処理されたファンユニット騒音の周波数、波長、周期、振幅、強度、速度及び/又は方向を含むことができる。412において、減衰信号414が発生される。減衰信号414はフィルタ処理されたファンユニット騒音408の波形を反転させることにより発生することができる。図6に示すように、減衰信号414はフィルタ処理されたファンユニット騒音波形404と等しい振幅及び180度位相がずれた波形を有する。
416において、減衰信号414は減衰ベクトル288を発生させるためにスピーカ274に送られる。減衰ベクトル288は騒音ベクトル266と反対の方向に下流へと送出される。減衰ベクトル288は騒音ベクトル266に対して一致する振幅及び反対位相を有する。従って、減衰ベクトル288は騒音ベクトル266と相殺的に干渉して(図6の417)、騒音ベクトル266の振幅をほぼゼロに低減する(図の418)。振幅は聞き取れない任意の範囲まで減少させればよい点に注意されたい。必要に応じ、減衰ベクトル288は騒音ベクトル266の任意の他の音響パラメータを低減又は除去するものとし得る。更に、模範的な実施例では、騒音ベクトル266がアクティブ相殺領域268内で減衰されるように減衰ベクトル288を調整する。
420において、応答マイクロフォン272が騒音ベクトル266の減衰を監視する。模範的な実施例では、応答マイクロフォン272はこの減衰をリアルタイムに監視する。ここで使用する「リアルタイム」とはスピーカからの減衰ベクトル288の伝播にともなう減衰をアクティブに監視することをいう。
422において、応答マイクロフォン272が減衰された騒音ベクトル290を検出する。424において、減衰ベクトル288を調整する動的帰還ループを与えるために減衰された騒音ベクトル290が騒音ベクトル266と比較される。
図7は、一実施例によるファンユニット500を示す。ファンユニット500は吸込みコーン502、ファンアセンブリ504及びモータ506を含む。吸込みコーン502はファンアセンブリ504より上流に位置する。吸込みコーン502は、ファンアセンブリ504の上流側に直接定置されたスロート508を含む。空気流に関して、「上流」は、ファン504から吸込みコーン502へ進むことと定義され、「下流」は吸込みコーン502からファン504へ進むことと定義される。ソースマイクロフォン510が吸込みコーン502のスロート508内に定置される。ソースマイクロフォン510は1対のマイクロフォンを含むことができる。必要に応じ、ソースマイクロフォン510は一つのマイクロフォンを含むのみとすることもできる。1対のスピーカ512がソースマイクロフォン510より上流に定置される。必要に応じ、追加のスピーカ512を定置することもできる。スピーカ512はファン機能への影響を制限するように空気力学的に構成される。一実施例では、スピーカ512は同じ横断面内に定置される。必要に応じ、スピーカ512は互いにずらせることもできる。応答マイクロフォン514がスピーカ512の上流に定置される。応答マイクロフォン514は吸込みコーン502内に定置される。必要に応じ、応答マイクロフォン514はファンユニット500上流に定置することもできる。
ファン504で発生される騒音は上流へ進む。騒音はソースマイクロフォン510により検出される。検出された騒音に応答して、スピーカ512は騒音と相殺的に干渉するように構成された減衰音場を送出する。スピーカ512への帰還ループを与えるために相殺干渉の結果が応答マイクロフォン514により検出される。
図8は、一実施例による吸込みコーン550の横断面を示す。吸込みコーン550はソースマイクロフォン552及びスピーカ554を含む。ソースマイクロフォン552及びスピーカ554は互いに90度間隔で定置される。必要に応じ、ソースマイクロフォン552及びスピーカ554は吸込みコーン周面の任意の部分に沿って定置することもできる。更に、吸込みコーン510は1対のソースマイクロフォン552及び/又は任意の数のスピーカ554を含むことができる。模範的な実施例では、ソースマイクロフォン552及びスピーカ554の各々は吸込みコーン550の同じ横断面内に定置することができる。必要に応じ、ソースマイクロフォン552及びスピーカ554は互いにずらせることもできる。
騒音は吸込みコーン550中を進む。騒音はソースマイクロフォン552により検出される。すると、スピーカ554が騒音と相殺干渉する減衰音場を発生する。
図9は一実施例によるファンユニット600を示す。ファンユニット600は吸込みコーン602、ファンアセンブリ604及びモータ606を含む。吸込みコーン602はアセンブリ604より上流に定置される。空気流に関して、「上流」は、ファン604から吸込みコーン602へ進むことと定義され、「下流」は吸込みコーン602からファン604へ進むことと定義される。ソースマイクロフォン610が吸込みコーン602内に定置される。ソースマイクロフォン610は1対のマイクロフォンを含むことができる。必要に応じ、ソースマイクロフォン610は一つのマイクロフォンを含むのみとすることもできる。1対のスピーカ612が吸込みプレナム608内に定置される。必要に応じ、ファンユニット600は任意の数のスピーカ612を含むこともできる。スピーカ612はファン機能への影響を制限するように空気力学的に構成される。スピーカ612は、吸込みプレナム608を通過し吸込みコーン602の開口部を横断する支柱614に結合される。支柱614は、スピーカ612が互いに角度をなすように角度がつけられる。必要に応じ、支柱はアーク状にし、任意の数のスピーカ512を保持するように構成することもできる。
ファン604で発生される騒音は上流へ進む。騒音はソースマイクロフォン610により検出される。検出された騒音に応答して、スピーカ612は騒音と相殺的に干渉するように構成された減衰音場を送出する。
図10は一実施例によるアクティブ−パッシブ音響減衰システム650を示す。システム650は空気流654が通過するエアプレナム652内に定置される。プレナム652は1対の壁656を含む。壁656は平行に配置される。必要に応じ、壁656はプレナム幅が収束及び/又は発散するように互いに角度をつけることができる。バッフル658がプレナム652内に定置される。空気流路660,662がバッフル658と壁656との間に延在する。模範的な実施例では、空気流路660,662は等しい幅646を有する。必要に応じ、バッフル658は空気流路660及び662の幅664が相違するように定置することもできる。バッフル658も壁656と平行に配置することができる。必要に応じ、バッフル656は壁656に対して角度をつけることもできる。必要に応じ、バッフル658は丸められた形状及び/又は非線形状にすることもできる。バッフル568は音響減衰材料を含むことができる。音響減衰材料は音を吸収するように構成された多孔質媒体を有する。例えば、音響減衰材料はファイバグラスコアを含むことができる。
ソースマイクロフォン668が各壁656内に定置される。必要に応じ、ソースマイクロフォン668は一つの壁656内にのみ定置することができる。また、ソースマイクロフォン668はバッフル658内に定置することもできる。ソースマイクロフォン668はバッフル658より上流に配置することができ、必要に応じバッフル658より下流に定置することもできる。スピーカ670が各壁656内に定置される。あるいはまた、一つのスピーカ670のみを壁内に定置することもできる。スピーカ670はバッフル658内に定置することもできる。スピーカ670はソースマイクロフォン668より下流に定置される。一実施例では、スピーカ670はバッフル658より下流に定置し、減衰用騒音を空気流654の反対方向に向けるように構成することができる。
プレナム652内で発生される騒音は空気流654とともに上流へ進む。バッフル658がパッシブ音響減衰を提供する。加えて、ソースマイクロフォン668がアクティブ音響減衰を提供するために騒音を検出する。スピーカ670がプレナム652内を伝播する騒音と相殺的に干渉する音響減衰用騒音を送出する。
図11は、一実施例により減衰される騒音周波数を示す図表700である。図表700はy軸702上に音圧(Lp)を示し、x軸704上に周波数を示す。7つのオクターブ領域706が示されている。各オクターブ領域706はピーク周波数を含む。図示のピーク周波数は31Hz,63Hz,125Hz,250Hz、500Hz,1000Hz及び2000Hzである。ファンアレイにより発生される主騒音成分は一般にこれらのピーク周波数と同様の周波数を有する。従って、ここに記載する実施例は一般にオクターブ領域706のピーク周波数で伝播する騒音を減衰するように構成される。例えば、騒音の主周波数成分はファンの羽根通過周波数を含む。羽根通過周波数は次の方程式を用いて決定される。
BPF=(RPM*羽根の#)/60
ここに、BPFは羽根通過周波数、RPMはファンの毎分回転数及び羽根の#は羽根の数である。典型的には、羽根通過周波数は約250Hzである。この周波数は約70−90dBで伝わる。従って、本発明の目的は、250Hzの範囲内の騒音を減衰することにある。ピーク周波数を有する騒音の減衰について実施例を記載するが、ここに記載する実施例は同様に任意の周波数を減衰できる点に留意されたい。
図12は一実施例により形成される吸込みコーン800の側面図である。吸込みコーン800は入口802及び出口804を含む。模範的な実施例では、入口802及び出口804は放物形状を有する。入口802は出口804の幅808より大きな幅806を有する。出口804はファンユニットのファンホイールに近接して定置されるように構成される。一実施例では、出口はファイホイールに結合される。入口802と出口804との間に中間部分810が存在する。図示の実施例では、中間部分810は円筒形である。代替実施例では、中間部分810は任意の適切な形にすることができる。
中間部分810はその部分を貫通する複数の孔812を含む。これらの孔812は中間部分の周囲に一列に形成される。これらの孔812はその中にスピーカ814を保持するように構成される(図13参照)。中間部分810は任意の適切な数のスピーカ814を保持するために任意の適切な数の孔812を含むことができる。これらの孔812は中間部分810の周囲に等間隔に配置することができる。一実施例では、吸込みコーン800は入口812及び/又は出口804に孔812を有することもできる。
図13は一実施例によるファンユニット820の側面図である。図14はファンユニット820の正面斜視図である。ファンユニット820は吸込みコーン800を含む。吸込みコーン800はファンユニット820のファンホイール822に結合される。スピーカ814は吸込みコーン800の孔812(図12)内に定置される。スピーカ814は吸込みコーン800の周囲に一列に配列される。スピーカ814は吸込みコーン800の中間部分810の周囲に一列に配列される。
図15は内臓マイクロフォン826を有するファンユニット820の正面斜視図である。ファンホイール822はハブ824を有し、そこから羽根828が伸びる。模範的な実施例では、マイクロフォンアセンブリ832はファンホイール822のハブ824とともに定置される。マイクロフォン826はマイクロアセンブリ832内に定置される。図示の実施例は、マイクロフォンアセンブリ832内に一列に定置された4つのマイクロフォンを含む。代替実施例では、ファンユニット820は任意の態様に配列された任意の数のマイクロフォン826を含むことができる。例えば、ファンユニット820はハブ824の中心に定置された単一のマイクロフォン826を含むことができる。
マイクロフォンアセンブリ832はマイクロフォン826を覆うように定置されたカバー830を含む。カバー830はファンホイール822のハブ824内に挿入することができる。代替実施例では、カバー830はファンホイール822のハブ824に当接することができる。カバー830は音波を通すように多孔性材料で形成することができる。カバー830によって、マイクロフォン826への音波の伝播を可能にしながらマイクロフォンへの空気流を制限する。マイクロフォン826はファンユニット820からの音響測定値を収集するように構成される。音響測定値に応答して、一連のスピーカ814が相殺信号を発生する。
図示の実施例では、マイクロフォンアセンブリ832はブーム834で支持される。ブーム834はマイクロフォンアセンブリ832をファンホイール822のハブ824内に保持する。ブーム834はファンホイール822を回転可能にするがマイクロフォンアセンブリ832の位置を乱す。ブーム834は、ブーム834及びマイクロフォンアセンブリ832の位置を保持する支持ビーム836に結合される。
ここに開示した実施例はエアハンドリングシステムに関して記載されている。開示の実施例はエアハンドリングユニット内及び/又はエアハンドリングシステムの吸込み又は放出プレナム内で使用できる点に留意されたい。これらの実施例はエアハンドリングユニット内のファンアレイの上流及び/又は下流で使用することもできる。必要に応じ、開示の実施例はクリーンルーム環境で使用することもできる。これらの実施例はクリーンルームの放出プレナム及び/又はリターンチェース内に定置することができる。必要に応じ、これらの実施例は住宅用HVACシステムに使用することもできる。これらの実施例はHVACシステムのダクト内で使用することができる。必要に応じ、これらの実施例は精密空気制御システム、DX及び冷水エアハンドラ、データセンタ冷却システム、プロセス冷却システム、加湿システム及び工場人工ユニット制御機器とともに使用することもできる。必要に応じ、これらの実施例は商用及び/又は住宅用排気製品とともに使用することもできる。これらの実施例は排気製品のフード及び/又は吸込み口に使用することもできる。必要に応じ、これらの実施例はダクトの入口の下流及び/又は排気口に定置することもできる。
ここに開示した種々の実施例はファイル入力により発生される騒音のアクティブ監視を可能にする。騒音をアクティブに監視することによって、騒音を相殺するための減衰信号が動的に生成される。減衰信号は、ファンユニット内で取得された騒音信号を反転させることによって生成される。従って、減衰は減衰信号と騒音信号の振幅を一致させることによって最大になる。更に、減衰信号はファンユニットコーン内部の規定された範囲内の騒音と相殺的に干渉するように構成される。その結果として、ファンにより発生される騒音はファンユニットを出る前に減衰される。応答マイクロフォンによって減衰の連続的な帰還制御が可能であり、それによってシステムの動的制御が促進される。
種々の実施例及び/又はそれらに含まれるコンポーネント、例えばモジュール及びコントローラ等はまた一つ以上のコンピュータ又はプロセッサの一部分とすることもできる。コンピュータ又はプロセッサは計算装置、入力装置、ディジタル装置及び例えばインターネットアクセス用のインタフェースを含むことができる。コンピュータ又はプロセッサはマイクロプロセッサを含むことができる。マイクロプロセッサは通信バスに接続することができる。コンピュータ又はプロセッサはメモリを含むこともできる。メモリはランダムアクセスメモリ(RAM)及びリードオンリメモリ(ROM)を含むことができる。コンピュータ又はプロセッサは更に、ハードディスクドライブ又はフロッピディスクドライブ、光ディスクドライブ等のリムーバブルストレージドライブとし得る記憶装置を含むことができる。この記憶装置はコンピュータプログラム又は他の命令をコンピュータ又はプロセッサにローディングする他の同様の装置を含むこともできる。
ここで使用する「コンピュータ」又は「モジュール」は、ここに記載された機能を実行し得るマイクロコントローラ、縮小命令セットコンピュータ(RISC)、ASIC、論理回路及び他の任意の回路又はプロセッサを用いるシステムを含む任意のプロセッサベース又はマイクロプロセッサベースシステムを含むことができる。上述の実施例は例示にすぎず、「コンピュータ」の定義及び/又は意味を少しも制限するものではない。
コンピュータ又はプロセッサは、入力データを処理するために一つ以上の記憶装置に記憶された命令のセットを実行する。記憶要素は必要に応じデータ又は他の情報も記憶することができる。記憶要素は情報ソースの形態にすることができ、また処理マシン内の物理的メモリ要素の形態にすることもできる。
この命令のセットは、処理マシンとしてのコンピュータ又はプロセッサに本発明の種々の実施例の方法及び処理のような特定の処理を実行させる種々のコマンドを含むことができる。この命令のセットはソフトウェアプログラムの形態にすることもできる。ソフトウェアはシステムソフトウェア又はアプリケーションソフトウェアなどの種々の形態にすることができる。更に、ソフトウェアは別個のプログラム又はモジュールの集合、大きなプログラム内のプログラムも又はプログラムモジュールの一部分の形態にすることもできる。ソフトウェアはオブジェクト指向プログラミングの形態のモジュラープログラミングを含むこともできる。処理マシンによる入力データの処理はオペレータコマンドに応答する、又は前の処理の結果に応答する、又は別の処理マシンによる要求に応答するものとし得る。
ここで使用する「ソフトウェア」及び「ファームウェア」は交換可能であり、メモリ(RAMメモリ,ROMメモリ,EPROMメモリ,EEPROMメモリ及び不揮発性RAM(NVRAM)メモリを含む)に記憶された、コンピュータによる実行のための任意のコンピュータプログラムを含むことができる。上記のメモリタイプは例示にすぎず、コンピュータプログラムの記憶用に有用なメモリのタイプを限定するものではない。
以上の説明は例示であって、限定的なものではない。例えば、上述の実施例(及び/又はその特徴)は互いに組み合わせて使用することができる。加えて、特定の状態又は材料を本発明の種々の実施例の教えに適応させるために多くの変更を本発明の範囲を逸脱することなく加えることができる。ここに記載する寸法及び材料の種類は本発明の種々の実施例のパラメータを明確にするためであるが、これらの実施例は決して限定を意味するものでなく、模範的な実施例にすぎない。上記の説明を再検討すれば多くの他の実施例が当業者に明らかである。それゆえ、本発明の種々の実施例の範囲は添付の請求項を、これらの請求項により与えられる包括的な均等範囲とともに参照して決定される。添付の請求項において、「含む」は「備える」、「有する」と等価である。更に、後記の請求項において、「第1」「第2」及び「第3」等は単に名札として使用されているにすぎず、それらの対象に数的要件を課すものではない。更に、後記の請求項の制限は手段+機能の形式で記載されておらず、米国特許法第112条第6段落に基づいて解釈されることを意図していない(ただし、これらの請求項の制限が構造のない機能の記述を伴う「手段」のフレーズを明示的に使用している場合は除く)。
本明細書は、最良のモードを含む本発明の種々の実施例を開示し、どの当業者も任意の装置又はシステムを使用し記載の方法を実行して本発明の種々の実施例を実施することができるように記載されている。本発明の種々の実施例の特許可能な範囲は請求項により決定され、当業者に明らかな他の実施例も含むことができる。これらの他の実施例は、それらが請求項の文字表現と相違しない構造要素を有する場合又はそれらが請求項の文字表現と実質的に相違する等価な構造要素を含む場合に、請求項の範囲に含まれるものとする。

Claims (49)

  1. エアハンドリングシステムにより発生される騒音を制御する方法であって、
    前記エアハンドリングシステムから、音響パラメータにより規定される音響測定値を収集するステップ、
    前記音響測定値に基づいて前記音響パラメータの値を決定するステップ、
    前記音響測定値を少なくとも部分的に相殺する相殺信号を決定する、前記音響パラメータのオフセット値を計算するステップ、及び
    前記オフセット値に基づいて前記相殺信号を発生するステップ、
    を備える、方法。
  2. ファンホイールのハブに位置するマイクロフォンで前記音響測定値を収集するステップを更に備える、請求項1記載の方法。
  3. ファンホイール内で発生される前記音響測定値を収集するステップを更に備える、請求項1記載の方法。
  4. 前記相殺信号を吸込みコーンの周囲に位置するスピーカのアレイで発生するステップを更に備える、請求項1記載の方法。
  5. 前記音響パラメータは前記音響測定値の周波数及び振幅を含み、前記計算ステップは前記音響パラメータと反対の位相及び一致する振幅を計算するステップを更に備える、請求項1記載の方法。
  6. 減衰領域において応答音響測定値を収集するステップ、及び
    前記相殺信号を前記応答音響測定値に基づいて調整するステップ、
    を更に備える、請求項1記載の方法。
  7. 前記相殺信号発生ステップは、前記エアハンドリングシステムの音響測定値と反対の方向に相殺信号を発生するステップ更に備える、請求項1記載の方法。
  8. 前記相殺信号は前記エアハンドリングシステムの前記音響測定値と相殺的に干渉する、請求項1記載の方法。
  9. 前記エアハンドリングシステムの騒音は前記エアハンドリングシステムの羽根通過周波数を含む、請求項1記載の方法。
  10. 前記音響測定値収集ステップは、前記音響測定値から周囲騒音をフィルタリングするステップを更に備える、請求項1記載の方法。
  11. 前記相殺信号発生ステップは、複数のスピーカから相殺信号を発生するステップを更に含む、請求項1記載の方法。
  12. 前記音響測定値収集ステップは、前記エアハンドリングシステムの吸込みコーン内で音響測定値を収集するステップを更に備える、請求項1記載の方法。
  13. エアハンドリングシステムにより発生される騒音を制御するシステムであって、
    前記エアハンドリングシステムから音響測定値を収集するソースマイクロフォン、
    前記音響測定値を少なくとも部分的に相殺する相殺信号を決定するモジュール、及び
    前記相殺信号を発生するスピーカ、
    を備える、システム。
  14. 前記ソースマイクロフォンはファンホイールのハブ内に定置されている、請求項13記載のシステム。
  15. 前記ソースマイクロフォンはファンホイールのハブ内に伸びるブームに支持されている、請求項13記載のシステム。
  16. 前記ソースマイクロフォンへの空気流を制限するために前記ソースマイクロフォンを覆うカバーを更に備える、請求項13記載のシステム。
  17. 音波は前記カバーを通過する、請求項16記載のシステム。
  18. 前記ソースマイクロフォンはファンホイールからの音響測定値を収集する、請求項13記載のシステム。
  19. スピーカのアレイを更に備える、請求項13記載のシステム。
  20. ファンユニットの吸込みコーン内に定置されたスピーカのアレイを更に備える、請求項13記載のシステム。
  21. ファンユニットの吸込みコーンの周囲に定置されたスピーカのアレイを更に備える、請求項13記載のシステム。
  22. 前記スピーカは前記相殺信号を前記音響測定値と反対の方向に発生する、請求項13記載のシステム。
  23. 前記音響測定値は相殺領域内で少なくとも部分的に相殺され、当該システムは更に前記相殺領域で応答音響測定値を収集する応答マイクロフォンを備える、請求項13記載のシステム。
  24. 前記モジュールは前記応答音響測定値に基づいて前記相殺信号を調整する、請求項23記載のシステム。
  25. 前記応答マイクロフォンは周囲騒音をフィルタリングするために1対のマイクロフォンを含む、請求項23記載のシステム。
  26. 前記スピーカは前記エアハンドリングシステムの吸込みプレナム内に定置されている、請求項13記載のシステム。
  27. 前記スピーカは前記エアハンドリングシステムの吸込みコーン内に定置されている、請求項13記載のシステム。
  28. 前記ソースマイクロフォンは前記エアハンドリングシステムの吸込みコーン内に定置されている、請求項23記載のシステム。
  29. 前記スピーカは前記エアハンドリングシステム性能へのスピーカの影響を低減するために空気力学的表面を備える、請求項13記載のシステム。
  30. 前記音響測定値を受動的に相殺する音響減衰装置を更に備える、請求項13記載のシステム。
  31. 複数のスピーカを更に備える、請求項13記載のシステム。
  32. エアハンドリングシステム用のファンユニットであって、
    前記ファンユニットから音響測定値を収集するソースマイクロフォン、
    前記音響測定値を少なくとも部分的に相殺する相殺信号を決定するモジュール、及び
    前記相殺信号を発生するスピーカ、
    を備える、ファンユニット。
  33. ファンホイールを備え、前記ソースマイクロフォンは前記ファンホイールのハブ内に定置されている、請求項32記載のシステム。
  34. ファンホイールを備え、前記ソースマイクロフォンは前記ファンホイールのハブ内に伸びるブームに支持されている、請求項32記載のシステム。
  35. 前記ソースマイクロフォンへの空気流を制限するために前記ソースマイクロフォンを覆うカバーを更に備える、請求項32記載のシステム。
  36. 音波は前記カバーを通過する、請求項35記載のシステム。
  37. 前記ソースマイクロフォンはファンホイールからの音響測定値を収集する、請求項32記載のシステム。
  38. スピーカのアレイを更に備える、請求項32記載のシステム。
  39. 吸込みコーン及び前記吸込みコーン内に定置されたスピーカのアレイを更に備える、請求項32記載のシステム。
  40. 吸込みコーン及び前記吸込みコーンの周囲に定置されたスピーカのアレイを更に備える、請求項32記載のシステム。
  41. 前記スピーカは前記相殺信号を前記音響測定値と反対の方向に発生する、請求項32記載のシステム。
  42. 前記音響測定値は相殺領域内で少なくとも部分的に相殺され、当該システムは更に前記相殺領域で応答音響測定値を収集する応答マイクロフォンを備える、請求項32記載のシステム。
  43. 前記モジュールは前記応答音響測定値に基づいて前記相殺信号を調整する、請求項42記載のシステム。
  44. 前記応答マイクロフォンは周囲騒音をフィルタリングするために1対のマイクロフォンを含む、請求項42記載のシステム。
  45. 前記スピーカは前記ファンユニットの吸込みコーン内に定置されている、請求項32記載のシステム。
  46. 前記ソースマイクロフォンは前記ファンユニットの吸込みコーン内に定置されている、請求項32記載のシステム。
  47. 前記スピーカは前記エアハンドリングシステム性能へのスピーカの影響を低減するために空気力学的表面を備える、請求項32記載のシステム。
  48. 前記音響測定値を受動的に相殺する音響減衰装置を更に備える、請求項32記載のシステム。
  49. 複数のスピーカを更に備える、請求項32記載のシステム。
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