JP2011227146A - 液晶表示装置取付具 - Google Patents

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Hideo Kobayashi
英夫 小林
Toshikatsu Matsumoto
敏勝 松本
Hitoshi Masutani
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DENPEKI KAIHATSU KK
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Abstract

【課題】液晶表示装置を壁面に取り付けた際に見栄えを損なうようなことなく、該液晶表示装置を前面側から壁面に容易に設置できる液晶表示装置取付具を提供する。
【解決手段】板状をなす液晶表示装置2の背面2Bに設けられるパネル取付部材3と、壁面1に取り付けられて前記パネル取付部材3を支持するベース部材4と、を備えた液晶表示装置取付具10であって、前記ベース部材4は、前記壁面1に固定される基部5と、この基部5に支持される一対の支持部6と、を備え、前記一対の支持部6のうち、一方の支持部6Aには凹状の被係合部11が形成され、他方の支持部6Bには磁気吸引される性質の金属材料又は磁性材料からなる被吸着部8Bが形成され、前記パネル取付部材3は、前記被係合部11に係合する凸状の係合部16と、磁気吸引力により前記被吸着部8Bに吸着する吸着部14と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、液晶表示装置取付具に関するものである。
液晶表示装置は、CRTなどの表示装置と比べて薄型化が容易であるとともに、消費電力が小さいという特徴を有している。この種の液晶表示装置として、例えば特許文献1、2に記載されたものが知られている。このような液晶表示装置には、建物等の璧面、床面、天井等(以下、これらを総じて「壁面」とする)に取り付けて使用することへの要望がある。液晶表示装置は、その背面に設けられた配線ケーブルが制御装置と接続され、電気信号を受信することにより、液晶を駆動させて前面に表示する。また、複数の液晶表示装置同士を隣接させて配列し、大画面を構成することがある。
特開2009−271318号公報 特開2009−271319号公報
しかしながら、この種の液晶表示装置を壁面に取り付ける際、下記のような課題があった。
一般に、液晶表示装置を壁面に取り付けるには、例えば液晶表示装置の背面に予め取り付け用の金具を設けておき、この金具を壁面にネジ止めすることが考えられる。しかしながら、この場合、液晶表示装置を前面側から壁面に取り付ける作業が困難であった。すなわち、作業者は、液晶表示装置を支持しつつ、狭い作業領域でネジを締め込まなければならず、作業性が悪かった。
また、壁面に設置された液晶表示装置は、交換のために取り外されることがあるが、この交換作業の際には、前述の面倒な取り付け作業を都度行わなければならず、作業性の向上が望まれていた。また、前述のように複数の液晶表示装置2を配列して大画面を構成する場合、交換する目的の液晶表示装置のみならず、作業性確保のため、該液晶表示装置の周囲の液晶表示装置を取り外す必要が生じることもある。
一方、例えば液晶表示装置の側方に金具を突出させて設けるとともに、この金具に前面側からネジ止めすることも考えられるが、この場合、液晶表示装置の前面側から金具やネジが見えて、見栄えが悪くなってしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、液晶表示装置を壁面に取り付けた際に見栄えを損なうようなことなく、該液晶表示装置を前面側から壁面に容易に設置できる液晶表示装置取付具を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提案している。
すなわち本発明は、板状をなす液晶表示装置の背面に設けられるパネル取付部材と、壁面に取り付けられて前記パネル取付部材を支持するベース部材と、を備えた液晶表示装置取付具であって、前記ベース部材は、前記壁面に固定される基部と、この基部に支持される一対の支持部と、を備え、前記一対の支持部のうち、一方の支持部には凹状の被係合部が形成され、他方の支持部には磁気吸引される性質の金属材料又は磁性材料からなる被吸着部が形成され、前記パネル取付部材は、前記被係合部に係合する凸状の係合部と、磁気吸引力により前記被吸着部に吸着する吸着部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る液晶表示装置取付具においては、ベース部材が建物等の壁面に取り付けられ、パネル取付部材が液晶表示装置の背面に配設される。そして、液晶表示装置を壁面に取り付ける際には、ベース部材の凹状の被係合部に、パネル取付部材の凸状の係合部を差し入れ係合させた状態で、ベース部材の被吸着部に、パネル取付部材の吸着部を磁気吸引力により吸着させる。
この液晶表示装置取付具によれば、ベース部材の被係合部とパネル取付部材の係合部とが機械的作用により係合するので、パネル取付部材がベース部材から脱落するようなことが防止されるとともに、該ベース部材に確実に支持されることとなる。これにより、液晶表示装置が壁面に強固に支持される。
また、ベース部材の被吸着部とパネル取付部材の吸着部とが磁気的作用により吸着するので、ベース部材とパネル取付部材との相対的な移動が防止される。これにより、液晶表示装置が壁面に安定して取り付けられるとともに、前述の係合が解除されるようなことが防止される。
このように、液晶表示装置は、壁面に対して強固に、かつ、安定して取り付けられるのである。
そして、この液晶表示装置取付具によれば、液晶表示装置を壁面に取り付ける作業が、該液晶表示装置の前面側から容易に行える。すなわち、例えば従来のように、液晶表示装置をネジ止めにより壁面に取り付ける場合、作業者は液晶表示装置を支持しつつ、狭い作業領域でネジを締め込まなければならず、作業が困難であった。一方、本発明によれば、パネル取付部材の係合部をベース部材の被係合部に係合させてしまえば、液晶表示装置は壁面に支持された状態となるので、作業が簡便に行える。次いで、パネル取付部材の吸着部とベース部材の被吸着部とを接近させ吸着させれば、作業が完了する。そして、このような作業は、すべて液晶表示装置の前面側から行えるので、作業性に優れている。尚、液晶表示装置の交換作業や配線接続作業についても同様に、作業が容易となる。さらに、この構成では、液晶表示装置の側方から突出するような部材を必要としないので、該液晶表示装置を壁面に取り付けた際に、見栄えが損なわれるようなこともない。
また、この液晶表示装置取付具によれば、液晶表示装置の取り付け位置を精度よく簡単に位置合わせできる。すなわち、係合部と被係合部とを係合させたまま、吸着部と被吸着部との吸着位置を微調整することにより、液晶表示装置の壁面に対する位置調整が容易に行える。従って、例えば、複数の液晶表示装置同士を隣接させて配列し大画面を形成するような場合であっても、隣り合う液晶表示装置同士の隙間をあけることなく精度よく設置でき、見栄えがよくなるとともに、大画面全体の画像表示品質を高めることができる。
また、本発明に係る液晶表示装置取付具において、前記パネル取付部材には、前記係合部が前記被係合部に係合した状態で、前記支持部に当接されてこれら係合部と被係合部との係合の解除を規制する規制部が設けられていることとしてもよい。
本発明に係る液晶表示装置取付具によれば、パネル取付部材には、該パネル取付部材の係合部がベース部材の被係合部に係合した状態において、支持部に当接されることによりこれら係合部と被係合部との係合の解除を規制する規制部が設けられている。詳しくは、例えば、係合部が、被係合部に係合する際に差し入れられる向きとは反対側へ向けて移動することを、規制部が規制している。従って、液晶表示装置やパネル取付部材に対して予期しない外力が作用しても、前記係合が解除されるようなことが防止されているとともに、液晶表示装置が壁面から脱落することが防止される。また、支持部に規制部が当接されていることによって、液晶表示装置の壁面に対する取り付け姿勢がより安定することとなる。
また、本発明に係る液晶表示装置取付具において、前記一対の支持部は、前記基部を間に挟むように互いに離間して設けられていることとしてもよい。
本発明に係る液晶表示装置取付具によれば、ベース部材における一対の支持部は、基部を間に挟むように互いに離間して設けられている。これにより、これら一対の支持部のうち、一方の支持部の被係合部が係合部に係合する位置と、他方の支持部の被吸着部が吸着部に吸着する位置との間隔(距離)が確保されている。このように、互いに間隔をあけた一対の支持部にパネル取付部材が支持されることにより、該パネル取付部材の装着姿勢が安定するとともに、液晶表示装置の壁面に対する取り付け姿勢が安定する。
本発明に係る液晶表示装置取付具によれば、液晶表示装置を壁面に取り付けた際に見栄えを損なうようなことなく、該液晶表示装置を前面側から壁面に容易に設置できる。
本発明の第1実施形態に係る液晶表示装置取付具を示す分解斜視図である。 図1の液晶表示装置取付具を用いて、液晶表示装置を壁面に取り付ける手順を説明する側断面図である。 図1の液晶表示装置取付具の要部を拡大して示す側断面図である。 本発明の第2実施形態に係る液晶表示装置取付具のベース部材を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る液晶表示装置取付具のパネル取付部材を示す分解斜視図である。 図5のA部を拡大して示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る液晶表示装置取付具のベース部材を複数重ねた状態を示す図である。
(第1実施形態)
図1、図2に示すように、本発明の第1実施形態に係る液晶表示装置取付具10は、建物内部の璧面1に液晶表示装置2を取り付けるために用いられるものである。壁面1は、床面から天井へ向けて鉛直方向に立設されている。また、液晶表示装置2は、四角形板状をなしており、その前面2Aに画像を表示し、前面2Aとは反対側を向く背面2Bを壁面1に対向させた状態で、該壁面1に設置される。液晶表示装置2は、背面2Bに設けられた配線ケーブル2Cが不図示の制御装置に接続され、電気信号を受信することにより、液晶を駆動させ前面2Aに画像を表示する。
液晶表示装置取付具10は、液晶表示装置2の背面2Bに設けられるパネル取付部材3と、壁面1に取り付けられてパネル取付部材3を支持するベース部材4と、を備えている。
ベース部材4は、壁面1に固定される基部5と、この基部5に支持される一対の支持部6と、を備えている。
基部5は、矩形板状をなしている。以下の説明においては、この基部5が延在する方向(図に符号Lで示す方向)を延在方向Lとする。また、基部5の前面5A、背面5Bの面方向のうち、延在方向Lに垂直な方向(図に符号Wで示す方向)を幅方向Wとする。また、これら延在方向L及び幅方向Wに垂直な方向(図に符号Tで示す方向)を基部5の厚さ方向Tとする。本実施形態では、延在方向L及び厚さ方向Tは水平方向にそれぞれ延びており、幅方向Wは鉛直方向に延びている。また、厚さ方向Tに沿う方向のうち、基部5の前面5A側を前方側、背面5B側を後方側とする。
基部5には、前面5Aから背面5Bに貫通して取付孔5Cが複数形成されている。これら取付孔5Cは、円孔状をなしており、延在方向Lに沿って互いに間隔をあけて配置されている。ベース部材4は、基部5の背面5Bが壁面1に当接された状態で、釘やネジ等が前面5Aから後方側へ向けて取付孔5Cに挿通されるとともに、該壁面1に打ち込まれたり螺合されたりすることによって、壁面1に取り付けられる。尚、ベース部材4の延在方向Lに沿う長さは、例えば、該ベース部材4が支持する液晶表示装置2の延在方向Lに沿う長さに対して同一又は若干短く設定される。
また、一対の支持部6は、基部5を間に挟むように互いに離間して設けられている。詳しくは、一対の支持部6は、基部5を挟んで幅方向Wに離間して上下に配置されている。これら支持部6は、延在方向Lに沿ってそれぞれ延びており、延在方向Lに垂直な断面がL字状をなしている。一対の支持部6のうち、幅方向Wの上側(一方側)に位置する一方の支持部6Aは、基部5の上端部に連結されており、幅方向Wの下側(他方側)に位置する他方の支持部6Bは、基部5の下端部に連結されている。
支持部6は、基部5の幅方向Wに沿う端部に連結されるとともに前方側へ向けて立設された板状の連結部7と、該連結部7の前方側の端部に連結され基部5に平行とされた板状の受け部8と、を備えている。詳しくは、連結部7及び受け部8は矩形板状又は帯板状をなしており、延在方向Lに沿って延びている。また、図2の側断面視において、一方の支持部6Aの受け部8Aは、連結部7の前方側の端部から上側へ向かって延びており、他方の支持部6Bの受け部8Bは、連結部7の前方側の端部から下側へ向かって延びている。
連結部7の延在方向Lに沿う端部には、該連結部7を幅方向W(上下)に貫通して切欠部9が形成されている。詳しくは、切欠部9は、連結部7によって上下に区画された領域同士を連通させるように形成されている。本実施形態では、連結部7の延在方向Lに沿う両端部に、一対の切欠部9が形成されている。これら切欠部9は、連結部7における延在方向Lの外側に向けてそれぞれ開口している。切欠部9には、配線ケーブル2C等の配線部材が挿通される。
また、一方の支持部6Aの受け部8Aには、凹状の被係合部11が複数形成されている。詳しくは、これら被係合部11は、厚さ方向T(前後)に貫通して幅方向Wに延びる矩形孔状又はスリット状をなしており、延在方向Lに沿って互いに間隔をあけて配置されている。本実施形態においては、これら被係合部11は、等間隔をあけて延在方向Lに配列されている。尚、図1では、これら被係合部11を一部省略して記載しているが、該被係合部11は、延在方向Lに沿って受け部8Aの全長に亘り配列されている。また、被係合部11の内面のうち下端は、受け部8Aの下端部(連結部7)から上側に離間した位置に配されている。
また、他方の支持部6Bの受け部8Bは、磁気吸引される性質の金属材料又は磁性材料からなり、本実施形態では例えば鉄や鋼材等により形成されている。この受け部8Bは、パネル取付部材3の後述する吸着部14に吸着される被吸着部とされている。本実施形態においては、ベース部材4全体が鉄や鋼材等で形成されているとともに剛体とされ、該ベース部材4全体が磁気吸引される性質を有している。
また、パネル取付部材3は、液晶表示装置2の背面2Bの形状に対応するように四角形板状に形成された取付本体12と、取付本体12の背面12Bから後方側へ向けて突設された略C字板状の突起部13と、背面12Bに配設された円板状の吸着部14と、を備えている。
取付本体12は、その前方側を向く前面12Aが液晶表示装置2の背面2Bに対向して取り付けられることにより、該液晶表示装置2を支持可能とされている。また、取付本体12には、前面12A(背面12B)の略中央に位置するとともに厚さ方向Tに貫通して、四角形孔状の貫通孔12Cが形成されている。貫通孔12Cには、液晶表示装置2の配線ケーブル2C等が挿通される。
また、突起部13は、背面12Bにおける貫通孔12Cの上側部分に配置されており、延在方向Lに間隔をあけて一対設けられている。詳しくは、これら突起部13は、背面12Bに取り付けられた矩形板状の支持体15の両端部から後方側へ向けてそれぞれ立設されている(図5参照)。
図3に示すように、突起部13は、その幅方向Wの上端部から後方側へ向けて突出するとともに、被係合部11に係合する凸状の係合部16と、幅方向Wの下端部から後方側へ向けて突出する突起状の規制部17と、を備えている。
係合部16は、略扇形板状をなしており、その上側部分が突起部13に一体に連結される一方で、下側部分は突起部13から離間されている。詳しくは、前記下側部分と突起部13(突起部本体)との間は略台形状に切り欠かれており、係合部16には、この台形の上底部分に対応するように奥面16Aが形成されている。図3(b)において、奥面16Aの厚さ方向Tに沿う寸法(幅)は、受け部8Aの厚さ方向Tに沿う寸法(厚さ)と略同一に設定されている。
図3の側面視において、係合部16は、その外周縁が後方側へ向けて膨出するように凸曲線状をなしており、該外周縁の上端は突起部13の上端縁に滑らかに連なっている。また、係合部16には、前記外周縁の下端から扇形中心に向かうように延びて前方側を向くテーパ面16Bが形成されている。詳しくは、テーパ面16Bは、前記外周縁の下端から上側へ向かうに従い漸次前方側へ向かって傾斜しており、その上端は奥面16Aの後方側の端部に連なっている。
また、係合部16の幅方向Wに沿う外形寸法は、被係合部11の幅方向Wに沿う内形寸法よりも小さく設定されている。また、係合部16の延在方向Lに沿う外形寸法(厚さ)は、被係合部11の延在方向Lに沿う内形寸法(溝幅)よりも小さく設定されている。
また、規制部17は、略四角形板状をなしており、その前方側の端部が突起部13に一体に連結されているとともに、該規制部17の下端縁は突起部13(突起部本体)の下端縁に面一とされている。また、規制部17の上端縁における突起部13との連結部分は、略円形状又は略扇形状に切り欠かれている。また、規制部17が突起部13から後方側へ向けて突出する高さは、係合部16における前記高さと略同一に設定されている。
図3(b)に示すように、係合部16が被係合部11に挿入されて係合した状態で、規制部17は、その上端縁が支持部6Aの連結部7の下面に当接するように設定されている。また、前述の当接によって、これら係合部16と被係合部11との係合の解除が規制されている。詳しくは、規制部17の上端縁が連結部7に当接することによって、該規制部17に一体とされた係合部16が受け部8Aの被係合部11に対して上側へ向けて移動するようなことが規制されている。
また、係合部16が被係合部11に係合した状態で、突起部13(突起部本体)の後方側を向く面13Aは、受け部8Aの前方側を向く面に当接されている。
また、吸着部14は、取付本体12の背面12Bにおける貫通孔12Cの下側部分に配置されており、延在方向Lに間隔をあけて一対設けられている。吸着部14は、少なくともその後方側を向く面が永久磁石(マグネット)からなり、磁気吸引力により受け部(被吸着部)8Bに吸着するように形成されている。
次に、液晶表示装置取付具10を用いて、液晶表示装置2を壁面1に取り付ける手順について説明する。
まず、壁面1にベース部材4を取り付け、液晶表示装置2にパネル取付部材3を取り付ける。
次いで、図2(a)に示すように、パネル取付部材3及び液晶表示装置2と、ベース部材4及び壁面1とを互いに接近させた状態で、配線ケーブル2C等の配線部材を結線して、液晶表示装置2と制御装置とを電気的に接続させる。
次いで、パネル取付部材3の上側部分が下側部分よりも後方側に位置するように該パネル取付部材3及び液晶表示装置2を傾斜させた状態で、図3(a)に示すように、パネル取付部材3の係合部16を、ベース部材4の被係合部11に差し入れる。そして、係合部16の下端が被係合部11内を通過して受け部8Aよりも後方側の領域に移動したら、該係合部16を被係合部11に対して幅方向Wの下側へ向けて移動させる。この移動によって、図2(b)に示すように、係合部16の奥面16Aと被係合部11の内面における下端とが互いに接近した状態となるとともに、規制部17が、後方側へ向けて連結部7の下側の領域へ移動可能となる。
次いで、係合部16の奥面16A付近を中心にパネル取付部材3を回動させるようにして、該パネル取付部材3の下側部分を後方側へ向けて移動させていく。これにより、吸着部14が受け部8Bへ向けて後方側へ移動していくとともにこれらが互いに接近して、図2(c)に示すように、吸着部14と受け部8Bとが吸着される。これにより、パネル取付部材3は、ベース部材4に固定される。またこの状態で、図3(b)に示すように、規制部17の上端縁は、連結部7の下面に当接される。
以上説明したように、本実施形態に係る液晶表示装置取付具10によれば、ベース部材4の被係合部11とパネル取付部材3の係合部16とが機械的作用により係合するので、パネル取付部材3がベース部材4から脱落するようなことが防止されるとともに、該ベース部材4に確実に支持されることとなる。これにより、液晶表示装置2が壁面1に強固に支持される。また、図3(b)に示すように、奥面16Aの幅が、受け部8Aの厚さと略同一に設定されているので、テーパ面16Bと面13Aとの間に受け部8Aが挟み込まれるように係合することとなって、突起部13の受け部8Aに対する厚さ方向T及び幅方向Wの位置が精度よく安定して決まるとともに、パネル取付部材3がベース部材に確実に固定される。
また、ベース部材4の受け部8Bとパネル取付部材3の吸着部14とが磁気的作用により吸着するので、ベース部材4とパネル取付部材3との相対的な移動が防止される。これにより、液晶表示装置2が壁面1に安定して取り付けられるとともに、前述の係合が解除されるようなことが防止される。
このように、パネル取付部材3とベース部材4とは、互いに延在方向L、幅方向W、厚さ方向T、及び、これらの合成方向への相対移動が規制されていることから、液晶表示装置2は、壁面1に対して強固に、かつ、安定して取り付けられるのである。
そして、この液晶表示装置取付具10によれば、液晶表示装置2を壁面1に取り付ける作業が、該液晶表示装置2の前面2A側から容易に行える。すなわち、パネル取付部材3の係合部16をベース部材4の被係合部11に係合させてしまえば、液晶表示装置2は壁面1に支持された状態となるので、作業が簡便に行える。次いで、パネル取付部材3の吸着部14とベース部材4の受け部8Bとを接近させ吸着させれば、作業が完了する。そして、このような作業は、すべて液晶表示装置2の前面2A側から行えるので、作業性に優れている。尚、液晶表示装置2の交換作業や配線接続作業についても同様に、作業が容易となる。さらに、液晶表示装置2の側方(延在方向Lや幅方向Wの端部)から突出するような部材を必要としないので、該液晶表示装置2を壁面1に取り付けた際に、見栄えが損なわれるようなこともない。
また、この液晶表示装置取付具10によれば、液晶表示装置2の取り付け位置を精度よく簡単に位置合わせできる。すなわち、係合部16と被係合部11とを係合させたまま、吸着部14と受け部8Bとの吸着位置を微調整することにより、液晶表示装置2の壁面1に対する位置調整を容易に行える。尚、液晶表示装置2の延在方向Lへの調整範囲を確保するには、被係合部11の溝幅を係合部16の厚さに対して大きく設定すればよい。また、幅方向Wへの調整範囲を確保するには、図3(b)において、係合部16の奥面16Aから規制部17の上端縁までの距離を、該奥面16Aが当接される被係合部11の内面(下端の面)から連結部7の下面までの距離に対して大きく設定すればよい。
尚、壁面1に設置した液晶表示装置2を延在方向Lに比較的大きく移動させたい場合は、係合部16を被係合部11から引き抜いて、液晶表示装置2を延在方向Lにスライド移動させ、該係合部16を別の被係合部11に対して係合させればよい。
従って、例えば、複数の液晶表示装置2同士を隣接させて配列し大画面を形成するような場合であっても、隣り合う液晶表示装置2同士の隙間をあけることなく精度よく設置でき、見栄えがよくなるとともに、大画面全体の画像表示品質を高めることができる。尚、複数の液晶表示装置2を用いて大画面を構成する場合は、予め、大画面の大きさに応じて、ベース部材4の延在方向Lに沿う長さを設定するとともに、複数のベース部材4を幅方向Wに間隔をあけて並列に配置すればよい。本実施形態の液晶表示装置取付具10の構成によれば、例えば、複数の液晶表示装置2が延在方向L及び幅方向Wに密集して壁面1に配列される場合であっても、目的の液晶表示装置2(例えば故障したもの)のみを容易に交換可能である。
また、パネル取付部材3には、該パネル取付部材3の係合部16がベース部材4の被係合部11に係合した状態において、支持部6Aに当接されることによりこれら係合部16と被係合部11との係合の解除を規制する規制部17が設けられている。詳しくは、係合部16は、被係合部11に係合する際、該被係合部11内に差し入れられるとともに幅方向Wの下側へ向けて移動させられている。規制部17は、係合部16が被係合部11に対して係合する際とは反対の、幅方向Wの上側へ向けて移動することを規制している。従って、例えば地震等により液晶表示装置2やパネル取付部材3に対して予期しない外力が作用しても、前記係合が解除されるようなことが防止されているとともに、液晶表示装置2が壁面1から脱落することが防止される。また、支持部6Aに規制部17が当接されていることによって、液晶表示装置2の壁面1に対する取り付け姿勢がより安定することとなる。
また、ベース部材4における一対の支持部6は、基部5を間に挟むように互いに離間して設けられている。これにより、これら一対の支持部6のうち、一方の支持部6Aの被係合部11が係合部16に係合する位置と、他方の支持部6Bの受け部8Bが吸着部14に吸着する位置との間隔(幅方向Wの距離)が確保されている。このように、互いに間隔をあけた一対の支持部6にパネル取付部材3が支持されることにより、該パネル取付部材3の装着姿勢が安定するとともに、液晶表示装置2の壁面1に対する取り付け姿勢が安定する。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る液晶表示装置取付具20について、図4〜図7を参照して説明する。尚、前述の実施形態と同一部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図4に示すように、本実施形態の液晶表示装置取付具20では、ベース部材4の基部5における取付孔5Cが、延在方向Lに沿って間隔をあけて配列されているとともに、このような取付孔5Cの列が、幅方向Wに間隔をあけて複数設けられている。図示する例では、取付孔5Cの列が上下に一対設けられている。そして、上側に位置して中心線C1に沿う一方の列における取付孔5Cと、下側に位置して中心線C2に沿う他方の列における取付孔5Cとが、互いに幅方向Wに対応しないように配置されている。詳しくは、中心線C1(C2)に沿って列をなす取付孔5Cのうち隣り合う取付孔5C同士の中間に対応する中心線C2(C1)上に、該中心線C2(C1)に沿って列をなす取付孔5Cが配置されている。すなわち、これら取付孔5Cは、全体として略千鳥状に配置されている。
また、この液晶表示装置取付具20では、ベース部材4の一対の支持部26が、基部5を挟んで互いに対称形状とされている。
支持部26は、基部5の幅方向Wに沿う端部に連結され、前方側へ向かうに従い漸次幅方向Wのうち基部5から離間する方向へ向かって傾斜して立設された板状の連結部27と、該連結部27の前方側の端部に連結され基部5に平行とされた板状の受け部28と、該受け部28における連結部27とは反対側の端部から後方側へ向けて立設された板状の補強部25と、を備えている。詳しくは、連結部27、受け部28及び補強部25はそれぞれ矩形板状又は帯板状をなしており、延在方向Lに沿って延びている。
受け部28には、被係合部11が複数形成されており、これら被係合部11は、延在方向Lに沿って互いに間隔をあけて配置されている。また、受け部28は、磁気吸引される性質の金属材料又は磁性材料からなるとともに、吸着部14に吸着される被吸着部とされている。すなわち、一対の受け部28が、それぞれ被係合部11を有しているとともに、それぞれ被吸着部とされているのである。
また、支持部26には、該支持部26の前方側へ開口して切欠部29が形成されている。詳しくは、切欠部29は、受け部28及び補強部25を延在方向Lに分断するように切り欠くとともに、連結部27を受け部28側の端部から後方側へ向けて該連結部27の中央部まで切り欠くように形成されている。また、切欠部29のうち、連結部27に位置する部位は、後方側へ向かうに従い漸次延在方向Lの内形寸法(幅)を増大させるように、略台形状に形成されている。切欠部29は、連結部27によって上下に区画された領域同士を連通させるように形成されている。この切欠部29には、配線ケーブル2C等の配線部材が挿通される。
また、図5に示すように、パネル取付部材3は、液晶表示装置2の背面2Bの形状に対応するように四角形板状に形成された底板21を備えている。また、パネル取付部材3は、底板21を収容可能な四角形箱状をなす取付本体22を備えている。
底板21は、その前方側を向く前面21Aが液晶表示装置2の背面2Bに当接され、後方側を向く背面21Bが取付本体22の前面12Aに当接された状態で、該取付本体22内に固定される。また、底板21には、前面21A(背面21B)の略中央に位置するとともに厚さ方向Tに貫通して、四角形孔状の貫通孔21Cが形成されている。貫通孔21Cには、液晶表示装置2の配線ケーブル2C等が挿通される。尚、底板21は、液晶表示装置2の前面2Aの高さ調整のために複数用いたり厚さを変えて用いたりしてもよい。
また、取付本体22は、四角形板状の基板22Aと、該基板22Aの端部から前方側へ向けて立設する側板22Bと、を備えている。図示の例では、側板22Bは、基板22Aの延在方向Lにおける両端部及び幅方向Wにおける両端部に、二対設けられている。このような構成により、取付本体22は、前方側に開口された四角形箱状をなしている。また、取付本体22において、互いに向かい合う側板22B同士の間隔は、底板21及び液晶表示装置2を収容可能な寸法とされている。
また、図6に示すように、隣り合う側板22B同士の間の部分は切り欠かれており、この部分が、角切欠部23とされている。角切欠部23は、取付本体22の基板22Aの四隅に対応して形成されている。角切欠部23は、側板22Bから延在方向L及び幅方向Wにそれぞれ隙間Gだけ切り欠かれるように形成されており、本実施形態ではこの隙間Gが0.5mm程度とされている。
以上説明したように、本実施形態に係る液晶表示装置取付具20によれば、前述の実施形態で説明した効果が得られるとともに、下記の効果を奏する。
すなわち、ベース部材4の取付孔5Cが、延在方向Lに沿って間隔をあけて配列されているとともに、このような取付孔5Cの列が、幅方向Wに間隔をあけて複数設けられている。これにより、パネル取付部材3を支持した際にベース部材4が受ける重さのバランスや取り付け強さ等により、該ベース部材4の基部5が捩れて壁面1から部分的に離間するようなことが防止される。特に、本実施形態のように、取付孔5Cが千鳥状に配置された場合には、基部5の前述した捩れが確実に防止されるとともに、該基部5が壁面1に対してより強固に支持されることとなる。
また、ベース部材4の一対の支持部26が、基部5を挟んで対称形状とされている。すなわち、一対の支持部26のうち、いずれか一方の支持部26の被係合部11に係合部16が係合され、他方の支持部26の受け部28に吸着部14が吸着することにより、パネル取付部材3がベース部材4に固定される。この構成によれば、パネル取付部材3(及び液晶表示装置2)を上下反転させて壁面1に取り付けることが可能であり、施工性が向上する。また、ベース部材4を壁面1に取り付ける際に、作業者が上下に係わらず設置でき、作業性が向上する。
また、受け部28には、連結部27とは反対側の端部に補強部25が連結されているとともに、該補強部25は、受け部28の面方向とは異なる後方側へ向けて立設されている。これにより、受け部28の機械的強度が高められているとともに、該受け部28が外力等により変形するようなことが防止される。従って、例えば、液晶表示装置2を配置替えしたり交換したりする際に、作業を誤って受け部28に外力が加わったとしても、該受け部28が変形するようなことがなく、前述した係合及び吸着が長期に亘り安定して行える。
また、連結部27が、基部5の幅方向Wに沿う端部から前方側へ向かうに従い漸次幅方向Wのうち基部5から離間する方向へ向かって傾斜して形成されている。これにより、図7に示すように、ベース部材4を厚さ方向Tに重ねてコンパクトに収容することが可能である。従って、管理スペースを縮小でき、作業性が向上する。
また、切欠部29が、支持部26の前方側へ開口して形成されているので、配線の取り回し作業等が、受け部28の前面側から容易に行える。また、切欠部29のうち連結部27に位置する部位が、後方側へ向かうに従い漸次延在方向Lの幅を増大させるように形成されているので、該切欠部29に収容した配線等が、予期せず受け部28の前面側へ向けて飛び出すようなことが防止される。
また、取付本体22が四角形箱状に形成されているとともに、基板22Aから立設する側板22Bを備えているので、該取付本体22に液晶表示装置2を収容した際、側板22Bが該液晶表示装置2の端部を保護することになる。従って、液晶表示装置2の端部が傷付いたり破損したりするようなことが防止される。
また、複数の液晶表示装置2を用い、これらを隣接して配列して大画面を構成するような場合に、隣り合う液晶表示装置2の対向する側板22B同士を当接させることによって、これら液晶表示装置2同士の隙間が均等となる。すなわち、例えば、液晶表示装置2の外形寸法に製造上の誤差があったとしても、該液晶表示装置2が取付本体2に収容されることにより、パネル取付部材3全体としての外形寸法が一様に決まる。従って、大画面全体の見栄えや画像表示品質を高めることができる。
また、取付本体22の基板22Aの四隅に対応して角切欠部23が形成されているので、液晶表示装置2は、その側方(延在方向L及び幅方向W)を向く端面を側板22Bに当接させるようにして、取付本体22内に精度よく収容されることになる。詳しくは、取付本体22に角切欠部23を形成しない場合、該取付本体22の内面における基板22Aの四隅には、凹曲面状の部分が形成されることとなり、液晶表示装置2の鋭利な角状の四隅(又は底板21の四隅)がこの部分に当たってしまう。この場合、取付本体22に対する液晶表示装置2の位置が定まらず、液晶表示装置2を壁面1に設置した際に見栄えが悪くなってしまう。一方、本実施形態の構成によれば、液晶表示装置2が取付本体22内に精度よく収容されて、壁面1に設置された際の見栄えが高められる。
尚、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
例えば、前述の実施形態では、液晶表示装置取付具10、20は、建物内部において鉛直方向に立設された璧面1に液晶表示装置2を取り付けるために用いられるとしたが、これに限定されるものではない。すなわち、壁面1は、鉛直方向に立設されたものに限られず、天井、床面又はそれ以外の架台等をも含む概念である。また、このような壁面1が、建物外部に設置されていてもよい。
また、液晶表示装置2は、四角形板状をなしているとしたが、これに限定されるものではない。すなわち、液晶表示装置2は、四角形板状以外の多角形板状や円板状、楕円板状等であっても構わない。この場合、液晶表示装置2を支持するパネル取付部材3の取付本体12、22、及び、底板21は、該液晶表示装置2の形状に対応した形状に設定される。
また、ベース部材4の基部5の延在方向Lは、壁面1の面方向のうち水平方向に延びていることとしたが、これに限定されるものではない。すなわち、基部5の延在方向Lは、壁面1の面方向のうち鉛直方向やそれ以外の傾斜方向に延びていてもよい。
また、係合部16と被係合部11とは、互いに機械的作用により係合されていればよく、前述の実施形態で説明した形状に限定されるものではない。
また、被吸着部8B(28)が磁気吸引される性質の金属材料からなり、吸着部14が永久磁石(磁性材料)を備えていることにより、これらが互いに磁気吸引力で吸着することとしたが、これに限定されるものではない。すなわち、例えば、前述の実施形態とは反対に、被吸着部8B(28)が磁性材料からなり、吸着部14が磁気吸引される性質の金属材料からなることとしてもよい。或いは、被吸着部8B(28)及び吸着部14がともに磁性材料からなり、これらが互いにN極とS極に設定されて吸着するように構成されていてもよい。
また、第1実施形態においては、突起部13の規制部17が、一方の支持部6Aに当接されることにより、係合部16と被係合部11との係合の解除を規制することとしたが、これに限定されるものではない。すなわち、規制部17は、他方の支持部6Bに当接されて、前述の係合の解除を規制することとしてもよい。
また、規制部17が突起部13の面13Aから後方側へ向けて突出する高さは、係合部16における前記高さと略同一であるとしたが、これに限定されるものではない。すなわち、例えば、規制部17の前記高さを係合部16の前記高さよりも高く設定することとしてもよく、この場合、前述した係合の解除を規制する効果がより確実に得られる。
1 壁面
2 液晶表示装置
2B 液晶表示装置の背面
3 パネル取付部材
4 ベース部材
5 基部
6、26 支持部
6A 一方の支持部
6B 他方の支持部
8B、28 受け部(被吸着部)
10、20 液晶表示装置取付具
11 被係合部
14 吸着部
16 係合部
17 規制部

Claims (3)

  1. 板状をなす液晶表示装置の背面に設けられるパネル取付部材と、壁面に取り付けられて前記パネル取付部材を支持するベース部材と、を備えた液晶表示装置取付具であって、
    前記ベース部材は、前記壁面に固定される基部と、この基部に支持される一対の支持部と、を備え、
    前記一対の支持部のうち、一方の支持部には凹状の被係合部が形成され、他方の支持部には磁気吸引される性質の金属材料又は磁性材料からなる被吸着部が形成され、
    前記パネル取付部材は、前記被係合部に係合する凸状の係合部と、磁気吸引力により前記被吸着部に吸着する吸着部と、を備えることを特徴とする液晶表示装置取付具。
  2. 請求項1に記載の液晶表示装置取付具であって、
    前記パネル取付部材には、前記係合部が前記被係合部に係合した状態で、前記支持部に当接されてこれら係合部と被係合部との係合の解除を規制する規制部が設けられていることを特徴とする液晶表示装置取付具。
  3. 請求項1又は2に記載の液晶表示装置取付具であって、
    前記一対の支持部は、前記基部を間に挟むように互いに離間して設けられていることを特徴とする液晶表示装置取付具。
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