JP2014196608A - 架台 - Google Patents
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Abstract
【課題】異種の二重床に取り付け可能で高強度と低コストを実現できる。
【解決手段】脚フレーム20は鋼製であり、床スラブと床パネルの間に設置して二重床を形成する。床スラブ上に立設する一対の脚部22と、一対の脚部22を連結する連結部23と、脚部22の上端から張り出すと共に梁材を連結するための2列のボルト穴24a、24bが形成された支持プレート26と、脚部22の下端に固定された四角形板状のベースプレートとを備えた。ベースプレートの各辺にそれぞれ四つ以上のアンカーボルト打設用の穴を形成し、各辺のいずれかの穴にアンカーボルトを挿通して床スラブに打設する。支持プレート26には、異種の梁材を選択的に固定するための2列のボルト穴24a,24bを平行に形成した。
【選択図】図1
【解決手段】脚フレーム20は鋼製であり、床スラブと床パネルの間に設置して二重床を形成する。床スラブ上に立設する一対の脚部22と、一対の脚部22を連結する連結部23と、脚部22の上端から張り出すと共に梁材を連結するための2列のボルト穴24a、24bが形成された支持プレート26と、脚部22の下端に固定された四角形板状のベースプレートとを備えた。ベースプレートの各辺にそれぞれ四つ以上のアンカーボルト打設用の穴を形成し、各辺のいずれかの穴にアンカーボルトを挿通して床スラブに打設する。支持プレート26には、異種の梁材を選択的に固定するための2列のボルト穴24a,24bを平行に形成した。
【選択図】図1
Description
本発明は、通信機械、電子計算機、電話交換機、空調機等のような重量装置類を設置した通信機械室やデータセンター等に用いる二重床を構築するための架台に関する。
従来、通信機械等を設置した通信機械室や、電子計算機類を収納したラック等を設置したデータセンター等では床面に二重床を有している。例えば、特許文献1に示す通信機械室に形成された二重床では、図10及び図11に示すように、床スラブ1上に架台として脚フレーム2を固定し、この脚フレーム2上に梁材8を連結して、この梁材8上に通信機械や通路等としての床パネル3等を搭載している。
図10及び図11に示すように、脚フレーム2はベースプレート4上にレベル調整ボルト5を介して一対の脚部6が高さ方向に配列され、一対の脚部6同士が連結部7で連結されている。脚部6の上部には梁材8を固定するための支持部9が張り出している。この脚フレーム2ではベースプレート4は鋼製であるが、脚部6や支持部9やレベル調整ボルト5等はアルミ製とすることで軽量化されている。
図10及び図11に示すように、脚フレーム2はベースプレート4上にレベル調整ボルト5を介して一対の脚部6が高さ方向に配列され、一対の脚部6同士が連結部7で連結されている。脚部6の上部には梁材8を固定するための支持部9が張り出している。この脚フレーム2ではベースプレート4は鋼製であるが、脚部6や支持部9やレベル調整ボルト5等はアルミ製とすることで軽量化されている。
そして、図12に示す通信機械室用二重床では、床スラブ1に固定した脚フレーム2の支持部9上に梁材8がボルト等で連結され、一対の梁材8の間の一部は図示しない通信機械や空調機等が設置可能な領域Kとされ、更に通路となる空間Sには梁材8間に床パネル3が設置可能とされている。そして、二重床を構成する床スラブ1と通信機械や床パネル3等との間の空間に、通信機械冷却用の冷気が流通し、更には電気配線や通信配線等が配設されている。
また、図13に示すデータセンター用の二重床では、図10及び図11に示す脚フレーム2に代えて、脚部として円柱状の脚部12を一対採用して連結部10によって連結し、円柱状の脚部12の下部両側に一対のレベル調整ボルト5とベースプレート4とをそれぞれ設けた。そして、円柱状の脚部12の上部に梁材13を固定するための支持部14を連結することで、脚フレーム11を製作している。この脚フレーム11では、各円柱状の脚部12を必要な長さに切断することで高さを任意に設定可能としている。
データセンター用の二重床では、床スラブ1上に脚フレーム11を所定間隔で複数配列した状態で、各支持部14上に梁材13をボルト等で連結して配列している。そして、一対の梁材13間に電子計算機類を搭載したラック17を設置したり、通路として床パネル3を設置したりしている。この脚フレーム11もベースプレート4以外はアルミ製とされている。
データセンター用の二重床では、床スラブ1上に脚フレーム11を所定間隔で複数配列した状態で、各支持部14上に梁材13をボルト等で連結して配列している。そして、一対の梁材13間に電子計算機類を搭載したラック17を設置したり、通路として床パネル3を設置したりしている。この脚フレーム11もベースプレート4以外はアルミ製とされている。
一般に通信機械よりも電子計算機を搭載したラックの方が重量が大きいため、データセンターで設置する梁材13の方が通信機械室で設置する梁材8よりも厚みが大きくその設置間隔も広く配列され、脚フレーム11の高さも高くなっている。そのため、通信機械室用の脚フレーム2及び梁材8とデータセンター用の脚フレーム11及び梁材13とはそれぞれ別個のものが用いられている。
ところで、通信機械室用の二重床では、通信機械の搭載に特化した構成を採用しているが、近年、寸法や重量の異なる多様な機器を搭載したい要望に対して自由度が小さかった。例えば、二重床の高さは450mmに限定されていて変更ができなかった。二重床の上部に搭載する機器の奥行も600mm、900mm、1200mmに限定されており、寸法の異なる機器を搭載する場合には、別途ペデスタルという追加部材を梁材8上に設置する必要があり、煩雑であった。
また、データセンター用の二重床では上記問題点は改善されているが、二重床の高さを任意に設定するために脚フレーム11の構成が複雑になり、コストの上昇を招いている。具体的には、二重床の高さが例えば600mmに高くなると床スラブ1に固定するアンカーボルトに負担がかかるため、アンカーボルトの本数を増大させる必要があった。しかし、現状のベースプレート4では1体について2本のアンカーボルトしか設置できないため、図13に示すように片方の脚部にベースプレート4を2体用いているが、そのために脚部12の下部を広げて2体のベースプレート4を接続させる部材を溶接しなければならなかった。
また、上述した従来の脚フレーム2,11では脚部をアルミ製とすることで軽量化を達成しているが、製造に関する制約が大きくコスト上昇を招く要因になっていた。
また、上述した従来の脚フレーム2,11では脚部をアルミ製とすることで軽量化を達成しているが、製造に関する制約が大きくコスト上昇を招く要因になっていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、異種の二重床に取り付け可能であり、高強度と低コストを実現できるようにした架台を提供することを目的とする。
本発明による架台は、床スラブの上に二重床を構築するための鋼製の架台であって、床スラブ上に立設される複数の脚部と、脚部の下端に固定されていて各辺にそれぞれ複数のアンカーボルト打設用の穴が形成された多角形板状のベースプレートと、複数の脚部を連結する連結部と、脚部の上端に形成されていて異種の梁材を連結可能な複数組のボルト穴が形成された支持プレートと、を備えていることを特徴とする。
本発明による架台によれば、異種の二重床に取り付け可能であると共に、架台が鋼製であるため強度が高く、しかもベースプレートの各辺に沿ってアンカーボルト打設用の穴を複数設けたため、1体のベースプレートでアンカーボルトを複数打設できて架台の支持強度が高く製作コストが低廉であり、梁材を搭載することでアンカーボルトにかかる負荷が大きくなっても二重床を安定して支持できる。
本発明による架台によれば、異種の二重床に取り付け可能であると共に、架台が鋼製であるため強度が高く、しかもベースプレートの各辺に沿ってアンカーボルト打設用の穴を複数設けたため、1体のベースプレートでアンカーボルトを複数打設できて架台の支持強度が高く製作コストが低廉であり、梁材を搭載することでアンカーボルトにかかる負荷が大きくなっても二重床を安定して支持できる。
また、支持プレートには、梁材を連結するボルトの装着位置を調整可能な円弧状のボルト穴が形成され、梁材は連結部に対して任意の角度に固定できる。
本発明によれば、架台の配列方向に対して架台を任意の角度に設置することができ、しかも円弧状のボルト穴の任意の位置にボルトを挿通して梁材を支持プレートに固定できるため、搭載すべき機器のサイズに応じて、梁材同士の距離を設定できる。
本発明によれば、架台の配列方向に対して架台を任意の角度に設置することができ、しかも円弧状のボルト穴の任意の位置にボルトを挿通して梁材を支持プレートに固定できるため、搭載すべき機器のサイズに応じて、梁材同士の距離を設定できる。
また、円弧状のボルト穴はボルト穴の周方向と径方向の少なくとも一方に複数形成されていることが好ましい。
円弧状のボルト穴をその周方向と径方向の少なくとも一方に複数形成することで、複数のボルトを異なるボルト穴を選択して挿通させて梁材に固定することができるため、梁材同士の距離を一層任意に設定できて搭載すべき機器のサイズに対応できる。
円弧状のボルト穴をその周方向と径方向の少なくとも一方に複数形成することで、複数のボルトを異なるボルト穴を選択して挿通させて梁材に固定することができるため、梁材同士の距離を一層任意に設定できて搭載すべき機器のサイズに対応できる。
また、ベースプレートは、各辺にそれぞれ四つ以上のアンカーボルト打設用の穴が形成されている四角形板状とされていることが好ましい。
本発明によれば、脚部を固定するベースプレートの各辺に沿ってアンカーボルト打設用の穴を四つ以上設けたため、アンカーボルトを各辺毎に少なくとも1本以上打設でき、一体のベースプレートで多数のアンカーボルトを打設できて架台の支持強度が高く製作コストが低廉であり、アンカーボルトにかかる負荷が大きくなっても二重床を安定して支持できる。
本発明によれば、脚部を固定するベースプレートの各辺に沿ってアンカーボルト打設用の穴を四つ以上設けたため、アンカーボルトを各辺毎に少なくとも1本以上打設でき、一体のベースプレートで多数のアンカーボルトを打設できて架台の支持強度が高く製作コストが低廉であり、アンカーボルトにかかる負荷が大きくなっても二重床を安定して支持できる。
本発明による架台によれば、異なる機器を搭載するための梁材として、例えば通信機械用の梁材とデータセンター用の梁材のどちらでも選択的に支持プレート上に固定できるよう複数組の係止部を設けたため、架台を共通化できてコストを低下できる。
また、従来アルミ製であった架台の脚部と連結部と支持プレートとをベースプレートと同様に鋼製にしたので強度が高く、重量の比較的大きい機器を収納したデータセンター用ラックや通信機械等やその梁材等を搭載しても安定して支持でき、製作が容易で製造コストも低廉になる。
また、従来アルミ製であった架台の脚部と連結部と支持プレートとをベースプレートと同様に鋼製にしたので強度が高く、重量の比較的大きい機器を収納したデータセンター用ラックや通信機械等やその梁材等を搭載しても安定して支持でき、製作が容易で製造コストも低廉になる。
以下、本発明の実施形態による二重床用の脚フレームとしての架台について添付図面に基づいて説明するが、上述した従来技術と同一または同様な部材には同一の符号を用いて説明を省略する。
図1乃至図5は本発明の第一実施形態による脚フレーム20を示すものである。
本実施形態における脚フレーム20は、概略で床スラブ1にアンカーボルト18で固着される一対のベースプレート21と、各ベースプレート21に支持された一対の脚部22と、一対の脚部22同士をその上部で連結する連結部23とを備えて略コの字形状とされている。各脚部22の上端面には、通信機械室用の梁材8またはデータセンター用の梁材13等を搭載して締結ボルト等で固定するための2列のボルト穴24a、24bが配列された支持プレート26が固定されている。
図1乃至図5は本発明の第一実施形態による脚フレーム20を示すものである。
本実施形態における脚フレーム20は、概略で床スラブ1にアンカーボルト18で固着される一対のベースプレート21と、各ベースプレート21に支持された一対の脚部22と、一対の脚部22同士をその上部で連結する連結部23とを備えて略コの字形状とされている。各脚部22の上端面には、通信機械室用の梁材8またはデータセンター用の梁材13等を搭載して締結ボルト等で固定するための2列のボルト穴24a、24bが配列された支持プレート26が固定されている。
ここで、データセンター用の梁材13は通信機械用の梁材8よりもその上に搭載する重量が一般的に大きいため、梁材13の方が厚みが大きく配列間隔も大きくなる。そのため、支持プレート26の平坦な表面26aにおいて、データセンター用の梁材13または通信機械用の梁材8をそれぞれ固定するための2列のボルト穴24a、24bが支持プレート26の延びる方向に平行に配列されている。しかも、2列のボルト穴24a、24bの間隔は、通信機械室用の梁材8またはデータセンター用の梁材13をボルトで選択的に固定できるように幅の狭い方の梁材8に合わせて形成しておく。
一対の脚部22は例えば断面略コの字状に形成されており、その開口は内側を向いている。一対の脚部22の上端部は例えば断面略L字形状の連結部23によって溶接等で連結されており、例えば連結部23の断面略L字の両端面が断面コの字状の脚部22内の中央の平面22aに溶接等で固定されている。各脚部22と連結部23には例えば略直角三角形形状の補強板28の二辺がそれぞれ溶接等で連結されている。
脚部22の下端部に固定されたベースプレート21は略四角形板状に形成され、その中央に高さ調整ねじ29が垂直に起立して固定されている。本実施形態では、脚フレーム20の高さは、二重床の仕上げ面で高さ600mmに設定されている。
しかし、高さ調整ねじ29によって脚部22の高さを調整可能である。高さ調整ねじ29は脚部22の平面22aに形成された孔を貫通して上方に延びており、平面22aを挟む上下にはナット27a、27bが高さ調整ねじ29に螺合されている。そのため、ナット27a、27bを回転させることで脚部22の高さを増減調整でき、脚フレーム20全体の高さを調整できる。
しかし、高さ調整ねじ29によって脚部22の高さを調整可能である。高さ調整ねじ29は脚部22の平面22aに形成された孔を貫通して上方に延びており、平面22aを挟む上下にはナット27a、27bが高さ調整ねじ29に螺合されている。そのため、ナット27a、27bを回転させることで脚部22の高さを増減調整でき、脚フレーム20全体の高さを調整できる。
また、図3において、ベースプレート21は四角形板状に形成され、高さ調整ねじ29が中央に固定されており、その四辺に沿って略等間隔に各辺毎に4個ずつ合計12個のアンカーボルト装着用の穴25が形成されている。そして、アンカーボルト18をベースプレート21の穴25を通して床スラブ1に打設する場合、少なくとも各辺に1本のアンカーボルト18を打設することが脚フレーム20の支持強度を確保する上で好ましい。
アンカーボルト18を打設する際、床スラブ1内には鉄筋が適宜間隔で埋設されているので、鉄筋と干渉しない位置にアンカーボルト18を打設して脚フレーム20の固定強度を確保する。打設したアンカーボルト18が鉄筋と干渉した場合には、鉄筋と干渉しない他の穴25にアンカーボルト18を打設し直す必要がある。
アンカーボルト18を打設する際、床スラブ1内には鉄筋が適宜間隔で埋設されているので、鉄筋と干渉しない位置にアンカーボルト18を打設して脚フレーム20の固定強度を確保する。打設したアンカーボルト18が鉄筋と干渉した場合には、鉄筋と干渉しない他の穴25にアンカーボルト18を打設し直す必要がある。
図4に示す構成を備えた第一実施形態による脚フレーム20を、例えば図5に示すように配列し、各支持プレート26上に通信機械用の梁材8またはデータセンター用の梁材13を載置し、各ボルト穴24a、24bを通してボルトで連結する。
上述のように、本第一実施形態による二重床用の脚フレーム20によれば、通信機械用の梁材8とデータセンター用の梁材13のどちらでも選択的に支持プレート26に固定できるようにして共用できるため、コストを低下できる。
また、従来アルミ製であった脚フレーム20の脚部22と高さ調整ねじ29と連結部23と補強板28とをベースプレート21と同様に鋼製にしたので、通信機械はもとより強度が高く重量の比較的大きい電子計算機を収納したデータセンター用のラック17や梁材8、13等を搭載しても安定して支持でき、製作が容易で製造コストも低廉になる。
また、脚フレーム20のベースプレート21についてベースプレート21の四辺に各4個以上の穴25を形成して、アンカーボルト18を各辺毎に少なくとも1本、合計4本以上打設するようにしたから、脚フレーム20の構成を単純化できて施工性も向上し、高強度で工期の短縮とコスト低減を実現できる。
また、従来アルミ製であった脚フレーム20の脚部22と高さ調整ねじ29と連結部23と補強板28とをベースプレート21と同様に鋼製にしたので、通信機械はもとより強度が高く重量の比較的大きい電子計算機を収納したデータセンター用のラック17や梁材8、13等を搭載しても安定して支持でき、製作が容易で製造コストも低廉になる。
また、脚フレーム20のベースプレート21についてベースプレート21の四辺に各4個以上の穴25を形成して、アンカーボルト18を各辺毎に少なくとも1本、合計4本以上打設するようにしたから、脚フレーム20の構成を単純化できて施工性も向上し、高強度で工期の短縮とコスト低減を実現できる。
なお、本発明による脚フレーム20は上述した構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限り適宜の変更や置換等を採用できる。
次に本発明の第二実施形態による脚フレーム30について図6乃至図9により説明するが、上述した第一実施形態による脚フレーム20と同一または同様な部材や部品には同一の符号を用いて説明する。
次に本発明の第二実施形態による脚フレーム30について図6乃至図9により説明するが、上述した第一実施形態による脚フレーム20と同一または同様な部材や部品には同一の符号を用いて説明する。
図6に示す第二実施形態による脚フレーム30は、支持プレート31以外の構成は第一実施形態による脚フレーム20と同一構成を有している。支持プレート31は例えば鋼製で円盤形状とされ、上下面を貫通して円弧状のボルト穴32がルーズホールとして形成されている。しかも、この円弧状のボルト穴32は同心円状に複数条(図では4条)互いに分離して形成されており、しかも径方向に複数列、例えば二列に形成されている。ここで、外側の円弧状のボルト穴32を第一ボルト穴32aとし、内側のボルト穴32を第二ボルト穴32bとする。第一ボルト穴32a同士の仕切り部と第二ボルト穴32b同士の仕切り部は周方向にずれていることが強度を向上させる上で好ましい。
また、支持プレート31と梁材8,13を固定するためのボルト33は、円弧状のボルト穴32の長手方向に沿って移動可能で任意の位置で梁材8,13と締結固定できる。
また、支持プレート31と梁材8,13を固定するためのボルト33は、円弧状のボルト穴32の長手方向に沿って移動可能で任意の位置で梁材8,13と締結固定できる。
図7は支持プレート31のボルト穴32とボルト33との位置関係の例を示す図である。図7(a)は幅広の梁材8、13を固定する例を示すものであり、梁材8,13の配列方向に沿って、各第一ボルト穴32aの一方の端部にそれぞれ1本ずつボルト33を挿通させて梁材8,13に固定する。
また、図7(b)は幅狭の梁材8、13を固定する例を示すものであり、対向する一対の第一ボルト穴32aと第二ボルト穴32bにそれぞれ1本ずつボルト33を挿通させて梁材8,13に固定する。
上述の例において、各ボルト33は平行な2列の直線方向に配列されており、梁材8,13の幅の変化に応じて装着できる。
また、図7(b)は幅狭の梁材8、13を固定する例を示すものであり、対向する一対の第一ボルト穴32aと第二ボルト穴32bにそれぞれ1本ずつボルト33を挿通させて梁材8,13に固定する。
上述の例において、各ボルト33は平行な2列の直線方向に配列されており、梁材8,13の幅の変化に応じて装着できる。
また、第二実施形態による脚フレーム30によれば、複数の脚フレーム30は同一方向に配列する場合、脚フレーム30の設置方向を脚フレーム30の配列方向に直交する方向だけでなく、任意の角度にずらして設置することができる。
そのような脚フレーム30の配列構成を図8に示す。図8において、脚フレーム30はその配列方向に対して斜めに(即ち連結部23が斜めに)なるように設置した。このような場合、例えば梁材8、13に載置するラックや通信機器等の各種機器35の奥行サイズMが脚フレーム30の幅より短い場合でも設置可能である。
そのような脚フレーム30の配列構成を図8に示す。図8において、脚フレーム30はその配列方向に対して斜めに(即ち連結部23が斜めに)なるように設置した。このような場合、例えば梁材8、13に載置するラックや通信機器等の各種機器35の奥行サイズMが脚フレーム30の幅より短い場合でも設置可能である。
上述のように本第二実施形態による脚フレーム30は、脚フレーム30の配列方向に対して傾斜する位置に設置可能で、しかも支持プレート31の各ボルト穴32の任意の位置でボルト33を梁材8,13に締結できるから、搭載される通信機器やラック17等各種の機器の奥行サイズMの変化に幅広く対応できる。
また、本発明の変形例として、上述の実施形態では脚部22は断面コの字状に形成されているが、そのような断面形状に限定されることなく、適宜の形状を作用できる。例えば脚部22の断面を円弧状やL字状や平板状等、適宜の断面形状を採用できる。連結部23の断面形状についても同様に適宜の形状を採用できる。
また、ベースプレート21は、上述の各実施形態では四角形板状に形成されていて各辺にアンカーボルト打設用の穴25を4個以上配列形成した構成を有しているが、本発明はこのような構成に限定されるものではなく、各辺毎に4個以上のアンカーボルト挿通用の穴25を形成してなる五角形板状等適宜の多角形板状に形成することができる。
なお、支持プレート31は円形板状に限定されることなく楕円板状等でもよい。また、支持プレート31を四角形等の多角形に形成してボルト穴32を円弧状に形成するようにしてもよい。また、支持プレート31における円弧状のボルト穴32について、1条や2条程度だけ設けてもよく必ずしも全周に亘って円形をなすように複数配列しなくてもよい。また、円弧状のボルト穴32について径方向に2列重ねて設けたが、1列でもよく、或いは3列以上の複数列設けてもよい。
1 床スラブ
3 床パネル
8,13 梁材
17 ラック
18 アンカーボルト
20、30 脚フレーム
21 ベースプレート
22 脚部
23 連結部
25 穴
26、31 支持プレート
24a,24b,32,32a、32b ボルト穴
33 ボルト
3 床パネル
8,13 梁材
17 ラック
18 アンカーボルト
20、30 脚フレーム
21 ベースプレート
22 脚部
23 連結部
25 穴
26、31 支持プレート
24a,24b,32,32a、32b ボルト穴
33 ボルト
Claims (4)
- 床スラブの上に二重床を構築するための鋼製の架台であって、
前記床スラブ上に立設される複数の脚部と、前記脚部の下端に固定されていて複数のアンカーボルト打設用の穴が形成された多角形板状のベースプレートと、前記複数の脚部を連結する連結部と、前記脚部の上端に形成されていて異種の梁材を連結可能な複数組のボルト穴が形成された支持プレートと、を備えていることを特徴とする架台。 - 前記支持プレートに形成された前記ボルト穴は、前記ボルトの装着位置を調整可能な円弧状に形成され、前記梁材は前記連結部に対して任意の角度に固定できるようにした請求項1に記載された架台。
- 前記円弧状のボルト穴は前記ボルト穴の周方向と径方向の少なくとも一方に複数形成されている請求項2に記載された架台。
- 前記ベースプレートは、各辺にそれぞれ四つ以上のアンカーボルト打設用の穴が形成されている四角形板状とされた請求項1から3のいずれか1項に記載された架台。
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017014782A (ja) * | 2015-06-30 | 2017-01-19 | 株式会社Nttファシリティーズ | 二重床の支持構造 |
KR102181123B1 (ko) * | 2019-08-23 | 2020-11-20 | 이만익 | 재활용성이 우수한 마루시스템 |
WO2023167190A1 (ja) * | 2022-03-01 | 2023-09-07 | 株式会社大林組 | データセンタ構築方法、データセンタ構築システム及びデータセンタ |
WO2023167189A1 (ja) * | 2022-03-01 | 2023-09-07 | 株式会社大林組 | 配置支援方法、配置支援システム及びデータセンタ |
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2013
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