JP2011226291A - 送風装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダクトに羽根車とモータのみを設置することで、部品点数の削減、送風性能向上、気密性向上を可能にする送風装置を提供することを目的とする。
【解決手段】送風装置1は、モータ2と、モータ軸3に取り付けた羽根車4と、モータ2をダクト5に固定するためのモータステー6から構成されており、モータステー6はバネ7を内臓しダクト5につっぱるように固定されており、モータ2の回転により、羽根車4が回転し、ダクト5内に風を送ることができる。本発明の送風装置は上記の羽根車4とモータ2とモータステー6により構成されており、フレームがないため、フレームとダクト5の隙間が存在せず、風が漏れて送風性能が低下することはない。また、フレームがないことで、部品点数が削減できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダクトに設置され、ダクトを通して空気を搬送し、室外の空気を排出する、または、外の空気を給気する送風装置に関するものである。
従来、この種の送風装置は、フレームに取り付けられたモータに羽根車を取り付けた送風装置が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
以下、その送風装置について図19を参照しながら説明する。
図19に示すように、送風装置の本体101にフレーム102にモータ103が取り付けられ、モータ103に羽根車104が取り付けられており、室外と室内を連通したダクト105の開口部に本体101が接続される。
上記構成において、羽根車104がモータ103により回転することで、風を発生させ、ダクトを通して、室内から室外へ空気を送る排気、または、室外から室内へ空気を送る給気するように使用される。
特開2007−182794号公報(第3頁、第1図)
このような従来の送風装置では、ダクト105と羽根車104の間にフレーム102を設けて、モータ103をフレーム102に固定し、羽根車・モータ・フレームのアッセンブリーになっている。羽根車104とモータ103があれば送風可能であり、フレーム102があることで、羽根車の外径はフレーム102の内径より小さくなるため、送風性能が低下し、また、フレーム102とダクトの隙間ができてしまうと気密性が低下してしまうという課題を有していた。
そこで本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、ダクトに羽根車とモータのみを設置するフレームレス構造とすることで、部品点数の削減、送風性能向上、気密性向上を可能にする送風装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、ダクトにモータを固定し、モータの軸に羽根車を備え、羽根車の外周にダクトがケーシングになる構成を有する送風装置であり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、ダクト内に設置する、モータと羽根車を有する送風装置であって、ダクトにモータを固定するモータステーを設けた構成を有する。これにより、ダクトにモータを固定することで、フレームをなくすことができ、フレームとダクトの隙間がなくなり、径の大きな羽根車を設置することができるため、フレームがなくなることで、部品点数が削減でき、気密性を向上させることができ、また、ダクトの大きさに合わせて羽根車の径を拡大できることで、送風性能を向上させることができる。
本発明の実施の形態1の送風装置を示す側面図 同送風装置を示す正面図 同モータステーの構造を示す側面図 本発明の実施の形態2の送風装置を示す斜視図 同送風装置を示す側面図 本発明の実施の形態3の送風装置を示す側面図 同送風装置を示す正面図 本発明の実施の形態4の可変径式の送風装置を示す斜視図 同可変径式の送風装置を示す斜視図 同重なり可変径式の送風装置を示す斜視図 本発明の実施の形態4の送風装置を示す側面図 同ダクト径検知手段を示す斜視図 本発明の実施の形態5の送風装置を示す側面図 同送風装置を示す斜視図 同送風装置を示す斜視図 同可変リング式の送風装置を示す斜視図 同可変リング式の送風装置を示す斜視図 同羽根車リング一体式の送風装置を示す斜視図 従来の送風装置を示す側面図
本発明の請求項1記載の送風装置は、ダクト内に設置する、モータと羽根車を有する送風装置であって、ダクトにモータを固定するモータステーを設けた構成を有する。これにより、ダクトにモータを固定することで、フレームをなくすことができ、フレームとダクトの隙間がなくなり、径の大きな羽根車を設置することができるため、部品点数が削減でき、気密性を向上させることができ、また、ダクトの大きさに合わせて羽根車の径を拡大できることで、送風性能を向上させることができるという効果を奏する。
また、ダクト内に設置する、モータと羽根車を有する送風装置であって、壁面に固定するルーバーにモータを固定し、前記羽根車の外側の前記ダクトをケーシングとする構成にしてもよい。これにより、ルーバーにモータを固定することで、フレームをなくすことができ、フレームとダクトの隙間がなくなり、径の大きな羽根車を設置することができるため、部品点数が削減でき、気密性を向上させることができ、また、ダクトの大きさに合わせて羽根車の径を拡大できることで、送風性能を向上させることができるという効果を奏する。
また、羽根車のモータとは反対側にベアリングを備え、ダクトにベアリングを固定するベアリングステーを設けた構成にしてもよい。これにより、羽根車がダクトに固定されたモータ・ベアリングに支持されたモータの軸に取り付いていることで、モータ軸のブレで羽根車の羽根とダクトが接触しにくくなるため、羽根車の径をダクトの径に近いところまで拡大することができ、送風性能を向上させることができるという効果を奏する。
また、羽根車は可変翼で径を変化させることができ、パイプの径に合わせて拡大、縮小させることができるという構成にしてもよい。これにより、羽根車の径を拡大させることで、ダクトと羽根車の隙間を少なくすることができるため、ダクトと羽根車の隙間を少なくすることで、送風性能を向上させることができるという効果を奏する。
また、羽根車の可変翼は、羽根車の羽根を伸縮させることで行う構成にしてもよい。これにより、羽根を伸縮させることで、羽根車の径を拡大、縮小させ、ダクトと羽根車の隙間を少なくすることができるため、ダクトと羽根車の隙間を少なくすることで、送風性能を向上させることができるという効果を奏する。
また、羽根車の羽根の伸縮は、羽根車の羽根根元に羽根取り付け板があり、羽根取り付け板と羽根とが固定されており、羽根の取り付け位置を変更することで行うという構成にしてもよい。これにより、羽根の取り付け位置を変化させ、羽根車の羽根を伸縮させることで、羽根車の径を拡大、縮小させ、ダクトと羽根車の隙間を少なくすることができるため、ダクトと羽根車の隙間を少なくすることで、送風性能を向上させることができるという効果を奏する。
また、羽根車の羽根の伸縮は、羽根車の羽根が数枚重なった構成になっており、羽根車の羽根の重なり位置を変化させることで行うという構成にしてもよい。これにより、羽根の重なり位置を変化させ、羽根車の羽根を伸縮させることで、羽根車の径を拡大、縮小させ、ダクトと羽根車の隙間を少なくすることができるため、ダクトと羽根車の隙間を少なくすることで、送風性能を向上させることができるという効果を奏する。
また、ダクトの外径を検知するダクト径検出手段を備え、ダクト検出手段で検知したダクト径により、羽根車の可変翼で径を変化させる際に、自動で羽根車の径を調整するという構成にしてもよい。これにより、ダクト検知手段で検出したダクト径から羽根車の羽根を伸縮させることで、羽根車の径を拡大、縮小させ、ダクトと羽根車の隙間を少なくすることができるため、ダクトと羽根車の隙間を少なくすることで、送風性能を向上させることができるという効果を奏する。
また、ダクト径検知手段は、羽根車の羽根の外周にベアリングを備え、羽根車の可変翼式の羽根が拡大しベアリングがダクトに接触することで検知するという構成にしてもよい。これにより、羽根車の羽根の外周のベアリングで検出したダクト径に羽根車の羽根を伸縮させることで、羽根車の径を拡大させ、ダクトと羽根車の隙間を少なくすることができるため、ダクトと羽根車の隙間を少なくすることで、送風性能を向上させることができるという効果を奏する。
また、ダクト径検知手段は、ダクトの外径を前記ダクト径検知手段に入力するという構成にしてもよい。これにより、ダクト検知手段に入力したダクト径から羽根車の羽根を伸縮させることで、羽根車の径を拡大、縮小させ、ダクトと羽根車の隙間を少なくすることができるため、ダクトと羽根車の隙間を少なくすることで、送風性能を向上させることができるという効果を奏する。
また、ダクト径検知手段は、レーザー式の距離測定装置という構成にしてもよい。これにより、レーザー式の距離測定装置で検出したダクト径から羽根車の羽根を伸縮させることで、羽根車の径を拡大、縮小させ、ダクトと羽根車の隙間を少なくすることができるため、ダクトと羽根車の隙間を少なくすることで、送風性能を向上させることができるという効果を奏する。
また、ダクト径検知手段は、超音波式の距離測定装置という構成にしてもよい。これにより、超音波式の距離測定装置で検出したダクト径から羽根車の羽根を伸縮させることで、羽根車の径を拡大、縮小させ、ダクトと羽根車の隙間を少なくすることができるため、ダクトと羽根車の隙間を少なくすることで、送風性能を向上させることができるという効果を奏する。
また、角ダクトにモータを固定し、モータの軸に羽根車を備え、羽根車の外周に隙間を空けてリングを設けることで、送風性能を向上させるという構成にしてもよい。これにより、羽根車の外周にリングを設けることで、羽根車とリングの隙間を少なくすることができるため、リングと羽根車の隙間を少なくすることで、送風性能を向上させることができるという効果を奏する。
また、羽根車とその羽根車の外周にあるリングはクリアランスを保ちながら径を変えることができるという構成にしてもよい。これにより、羽根車とリングを拡大、縮小させることで、角ダクトの大きさに合わせて羽根車を大きくできるため、ダクトの大きさまで羽根車の径を拡大できることで、送風性能を向上させることができるという効果を奏する。
また、羽根車とリングは一体となった構成にしてもよい。これにより、羽根車のとリングを一体にすることで、羽根車とリングの隙間をなくすことができるため、リングと羽根車の隙間をなくすことで、送風性能を向上させることができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1〜図3に示すように、送風装置1は、モータ2と、モータ軸3に取り付けた羽根車4と、モータ2をダクト5に固定するためのモータステー6から構成されており、図3に示すように、モータステー6はバネ7を内臓しダクト5につっぱるように固定されており、モータ2の回転により、羽根車4が回転し、ダクト5内に風を送ることができる。本発明の送風装置は上記の羽根車4とモータ2とモータステー6により構成される。
本実施の形態では、羽根車4は軸流ファンであり、例えば、ダクト5の外径を100mm、羽根車4の外径を95mm、羽根車4の高さ50mm、モータ2の外径は50mm、モータステー6は幅10mmで3本等ピッチで配置している。モータステー6は図3に示すように、内部にバネ7が内臓されており、モータ2に固定されているステー固定部8内部にバネ7があり、バネ7のステー固定部8とは反対の側にステー可動部9があり、バネ7の弾性力により、ステー可動部9がダクト5の内周に押し当てられることでモータステー6が固定され、モータステー6に固定されているモータ2が固定できる。ステー可動部9の先端はゴム10でできており、ダクト5の内径が異なるダクトに送風装置1を設置する場合は、押し当てる部分のR形状が変わってしまうが、バネ7の弾性力でダクト5に押し当てる際に、ゴム10がダクト5のR形状に合うように変形することで、ダクト5の内周に密着し、固定することができる。
モータ2が回転し、モータ軸3を介して羽根車4が回転することで、ダクト5内に風を送ることができ、フレームがある場合は、ダクト5の内径が100mmのとき、例えば、フレーム内径は90mmであり、フレームの内部にある羽根車の外径は85mmであり、本発明の送風装置1では、羽根車4の外径が95mmとなっているので、フレームがある場合に比べて、同じ回転数で風量が約40%増加する。また、フレームをダクト5に設置することで、フレームとダクト5の間に隙間ができ、羽根車4からの風がフレームとダクト5の隙間を通って漏れてしまい、送風性能が低下してしまうが、本発明の送風装置1では、フレームがないため、フレームとダクト5の隙間が存在せず、風が漏れて送風性能が低下することはない。また、フレームがないことで、部品点数が削減できる。
(実施の形態2)
図4〜5において、実施の形態1と同一の部分は同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図4において、送風装置1はルーバー11に取り付いている、ルーバー用モータステー12にモータ2が固定されることで、ルーバー11に固定され、図5に示すように、ダクト5の室内側開口部の壁13にルーバー11を設置し、壁にルーバー11を、羽根車4がダクト5の中心にくるように固定することで、送風装置1がダクト5内に配置される。ルーバー11にモータ2を固定することで、ルーバー11、モータ2、羽根車4が一体となっているので、取り付け、取り外しが容易になり、また、径の異なるダクト5に接続する際も、実施の形態1のように、モータステー6にバネ7を内蔵して、ダクト5の径に合わせる必要がないため、部品の構造が単純にできる。モータ2が回転し、モータ軸3を介して羽根車4が回転することで、ダクト5内に風を送ることができ、フレームがある場合は、ダクト5の内径が100mmのとき、例えば、フレーム内径は90mmであり、フレームの内部にある羽根車の外径は85mmであり、本発明の送風装置1では、羽根車4の外径が95mmとなっているので、フレームがある場合に比べて、同じ回転数で風量が約40%増加する。また、フレームをダクト5に設置することで、フレームとダクト5の間に隙間ができ、羽根車4からの風がフレームとダクト5の隙間を通って漏れてしまい、送風性能が低下してしまうが、本発明の送風装置1では、フレームがないため、フレームとダクト5の隙間が存在せず、風が漏れて送風性能が低下することはない。また、フレームがないことで、部品点数が削減できる。
(実施の形態3)
図6〜7において、実施の形態1と同一の部分は同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図6において、送風装置1は、モータ2と、モータ軸3に取り付けた羽根車4と、モータ2をダクト5に固定するためのモータステー6と、ベアリング14とベアリング14をダクト5に固定するためのベアリングステー15から構成されており、モータステー6はバネ7を内臓しダクト5につっぱるように固定されており、モータ軸3のモータ2とは反対の側にベアリング14を設け、ベアリング14はベアリングステー15に取り付けられており、ベアリングステー15は、図2のモータステー6と同様の構造で、内部にバネを内臓しダクト5につっぱるように固定されている。ベアリング14をモータ2と反対側に取り付けることで、羽根車4がダクト5に固定されたモータ2・ベアリング14に支持されたモータ2のモータ軸3に取り付いているため、ベアリング14がない場合は、羽根車4が片持になってしまうため、モータ軸3のブレで羽根車4の回転径が大きくなってしまい、ダクト5と接触してしまう危険があるため、ダクト5と羽根車4とのクリアランスを大きくとる必要があるが、モータ軸3のブレで羽根車4の羽根とダクト5が接触しにくくなるため、羽根車4の径をダクト5の径に近いところまで拡大することができる。
本実施の形態では、羽根車4は軸流ファンであり、例えば、ダクト5の外径を100mm、羽根車4の外径を98mm、羽根車4の高さ50mm、モータ2の外径は50mm、モータステー6は幅10mmで3本等ピッチで配置し、ベアリングステー15は幅10mmで3本等ピッチで配置している。
モータ2が回転し、モータ軸3を介して羽根車4が回転することで、ダクト5内に風を送ることができ、ベアリング14がある場合は、ダクト5の内径が100mmのとき、例えば、羽根車4の外径は98mmであり、ベアリング14がない場合の羽根車4の外径は、振動を考慮して、例えば95mmとなっているので、ベアリング14がない場合に比べて、同じ回転数で風量が約10%増加する。また、フレームをダクト5に設置することで、フレームとダクト5の間に隙間ができ、羽根車4からの風がフレームとダクト5の隙間を通って漏れてしまい、送風性能が低下してしまうが、本発明の送風装置1では、フレームがないため、フレームとダクト5の隙間が存在せず、風が漏れて送風性能が低下することはない。また、フレームがないことで、部品点数が削減できる。
(実施の形態4)
図8〜10において、実施の形態1と同一の部分は同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図8において、羽根車4は羽根取り付け板16の中心にボス17を備え、ボルト18、ナット19を用いて、羽根20を羽根取り付け板16にとめる構成になっている径の変更が可能な羽根車であり、図9に示すように、羽根取り付け板16の羽根20との取り付け面に羽根20の取り付け穴21が数箇所開いており、羽根20の取り付け位置を変更で、羽根車4の外径を変化させることができる。例えば、羽根取り付け板16の羽根20の取り付け面に同心円上の径方向に3箇所、同心円上に2箇所、取り付け穴21を設けることで、3段階の径の変化が可能となり、図9に示すように、一番小さい径の場合、羽根取り付け位置A22のように一番内側の取り付け穴21にとりつけ、一番大きな径の場合は、羽根取り付け位置B23のように一番外側の取り付け穴21にとりつける。
また、図10に示すように、厚さが異なり、中身が中空になっている羽根20を径方向に重ねることで、羽根20をスライドさせて、羽根車4の径を変化させることができる。羽根車4の径を変化させることで、ダクト5の径に合わせた径の大きさの羽根車4をダクト5内に設置することができるので、径拡大により、同じ回転数で風量が増加させることができ、ダクト5と羽根車4との隙間を小さくすることができるので、風が漏れて性能が低下することをふせぐことができる。
(実施の形態5)
図11〜12において、実施の形態1及び、実施の形態4と同一の部分は同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図11において、ダクト5に固定されたモータ2とモータ軸3に可変径式の羽根車4とを備え、モータ2の後部にダクト径検知手段24が取り付いた構成になっている。ダクト径検知手段24は、例えば、図12のように、可変径式の羽根車4の羽根20の外周にダクトガイドベアリング25を備え、ダクト5にダクトガイドベアリング25が当たるまで、可変径式の羽根車4が拡大することで、ダクト5の径を検知する。ダクト径検知手段24により、検知したダクト5の径に羽根20がダクト5に接触しないクリアランス、例えば、ダクト5の径が100mmの場合、羽根車4の外径を95mmにしてクリアランスを2.5mmとなるように、可変径式の羽根車4の径を自動で拡大させる。羽根車4の径を変化させることで、ダクト5の径に合わせた径の大きさの羽根車4をダクト5内に設置することができるので、径拡大により、同じ回転数で風量が増加させることができ、ダクト5と羽根車4との隙間を小さくすることができるので、風が漏れて性能が低下することをふせぐことができる。
なお、ダクト径検知手段24として、ダクト径検知手段24に数字を入力するパネルがあり、ダクトの径を入力することで、ダクト5の径を認識し、ダクト径検知手段24により、認識したダクト5の径に羽根20がダクト5に接触しないクリアランスとなるように、可変径式の羽根車4の径を自動で拡大させることでも、その作用効果に差異を生じない。
なお、ダクト径検知手段24が、レーザー式の距離測定装置で、ダクト5の径を測定し、ダクト5の径を検知して、レーザー式の距離測定装置で、認識したダクト5の径に羽根20がダクト5に接触しないクリアランスとなるように、可変径式の羽根車4の径を自動で拡大させることでも、その作用効果に差異を生じない。
なお、ダクト径検知手段24が、レーザー式の距離測定装置のかわりに、超音波式の距離測定装置でも、その作用効果に差異を生じない。
(実施の形態6)
図13〜19において、実施の形態1と同一の部分は同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図13において、角ダクト26に、モータ2が取り付いたモータステー6の先端にリングガイド27が接続されており、モータステー6は図2のように、内部にバネを内臓してリングガイド27が押し当てられるように固定されおり、リングガイド27の上部にリング28が取りついている構成になっている。図14のように、角ダクト26とリング28の間に隙間ができ、漏れ流れができてしまうので、図15のように、隙間をダクトカバー29で覆うことで、漏れ流れを抑制することができる。
本実施の形態では、角ダクト26は□100mmで、リング28の内径が95mm、羽根車4の内径が90mmである。フレームがある場合の羽根車4の外径は、例えば85mmとなっているので、フレームがある場合に比べて、同じ回転数で風量が約18%増加する。また、フレームをダクト5に設置することで、フレームとダクト5の間に隙間ができ、羽根車4からの風がフレームとダクト5の隙間を通って漏れてしまい、送風性能が低下してしまうが、本発明では、フレームがないため、フレームとダクト5の隙間が存在せず、風が漏れて送風性能が低下することはない。また、フレームがないことで、部品点数が削減できる。
また、リング28と羽根車4が可変式で、径の変更が可能な場合は、角ダクト26の寸法にあわせて、リング28と羽根車4とのクリアランスを保ちながら径の変更が可能で、径拡大により、同じ回転数で風量が増加させることができる。例えば、図16、17のように、リングガイド27が12本等間隔で設置され、3枚の薄板状の可変径リング30がリングガイド27に固定されている、上部リング止め31と下部リング止め32とで固定されており、図17に示すように、可変径リング30の短部が重なっており、外側にある可変径リング30は、上部リング止め31、下部リング止め32に固定されておらず、リングガイド27が径方向に動くことで、内側の、上部リング止め31と下部リング止め32に固定された可変径リング30の上をスライドして、リング径の拡大、縮小が可能になる。リングの径の拡大は、12本のモータステー6が径方向に同じ長さだけ伸びることで、モータステー6の先端に取り付けられているリングガイド27が径方向に拡大し、上部リング止め31、下部リング止め32で固定された可変径リング30が径方向に拡大されて、リング径が拡大する。リング径に合わせて、内部にある、可変径式の羽根車4の径を拡大することで、リングと羽根車4とのクリアランスを保つことができる。
なお、図14の羽根車4とリングガイド27とリング28の代わりに、図18のように、リングと羽根車を一体化したリング一体羽根車33にすることでも、その効果作用に差異を生じない。
本発明にかかる送風装置は、ダクトの大きさに合わせて羽根車の径を拡大できることで、送風性能を向上させることができるため、換気扇または、給気扇に適応できる。
1 送風装置
2 モータ
3 モータ軸
4 羽根車
5 ダクト
6 モータステー
7 バネ
8 ステー固定部
9 ステー可動部
10 ゴム
11 ルーバー
12 ルーバー用モータステー
13 壁
14 ベアリング
15 ベアリングステー
16 羽根取り付け板
17 ボス
18 ボルト
19 ナット
20 羽根
21 取り付け穴
22 羽根取り付け位置A
23 羽根取り付け位置B
24 ダクト径検知手段
25 ダクトガイドベアリング
26 角ダクト
27 リングガイド
28 リング
29 ダクトカバー
30 可変径リング
31 上部リング止め
32 下部リング止め
33 リング一体羽根車

Claims (15)

  1. ダクト内に設置する、モータと羽根車を有する送風装置であって、前記ダクトに前記モータを固定するモータステーを設けたことを特徴とする送風装置。
  2. ダクト内に設置する、モータと羽根車を有する送風装置であって、壁面に固定するルーバーにモータを固定し、前記羽根車の外側の前記ダクトをケーシングとする構成である送風装置。
  3. 羽根車の前記モータとは反対側にベアリングを備え、前記ダクトに前記ベアリングを固定するベアリングステーを設けたことを特徴とする請求項1または2記載の送風装置。
  4. 羽根車は可変翼で径を変化させることができ、パイプの径に合わせて拡大、縮小させることができる請求項1から3のいずれか1項に記載の送風装置。
  5. 羽根車の可変翼は、前記羽根車の羽根を伸縮させることで行う請求項4に記載の送風装置。
  6. 羽根車の羽根の伸縮は、羽根車の羽根根元に羽根取り付け板があり、前記羽根取り付け板と羽根とが固定されており、前記羽根の取り付け位置を変更することで行う請求項4に記載の送風装置。
  7. 羽根車の羽根の伸縮は、前記羽根車の羽根が数枚重なった構成になっており、前記羽根車の羽根の重なり位置を変化させることで行う請求項4に記載の送風装置。
  8. ダクトの外径を検知するダクト径検出手段を備え、前記ダクト検出手段で検知したダクト径により、羽根車の可変翼で径を変化させる際に、自動で前記羽根車の径を調整する請求項4から7のいずれか1項に記載の送風装置。
  9. ダクト径検知手段は、羽根車の羽根の外周にベアリングを備え、羽根車の可変翼式の羽根が拡大し前記ベアリングがダクトに接触することで検知する請求項8に記載の送風装置。
  10. ダクト径検知手段は、ダクトの外径を前記ダクト径検知手段に入力することである請求項8に記載の送風装置。
  11. ダクト径検知手段は、レーザー式の距離測定装置である請求項8に記載の送風装置。
  12. ダクト径検知手段は、超音波式の距離測定装置である請求項8に記載の送風装置。
  13. 角ダクトにモータを固定し、前記モータの軸に羽根車を備え、前記羽根車の外周に隙間を空けてリングを設けることで、送風性能を向上させる送風装置。
  14. 羽根車とその羽根車の外周にあるリングはクリアランスを保ちながら径を変えることができる請求項13に記載の送風装置。
  15. 羽根車とリングは一体となった構成である請求項13に記載の送風装置。
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