JP2019211146A - 風向変更装置及び送風装置 - Google Patents

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智紀 米澤
Tomonori Yonezawa
智紀 米澤
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Abstract

【課題】利便性が高い風向変更装置及び送風装置を提供する。【解決手段】風向変更装置100は、吹込口110と吹出口120とを有するケーシング130と、ケーシング130内に配置され、吹込口110から吹き込まれる風を受けて回転し、吹出口120に風を吹き出す風車140とを備える。風車140は、複数の羽根と、軸方向に風を送風するプロペラとを備える。複数の羽根は、径方向の外側に設けられる。プロペラは、周方向の風を受ける径方向の内側に設けられ、羽根が受けた周方向の風によって回転駆動される。複数の羽根は羽根車を構成する。【選択図】図2

Description

本開示は、風向変更装置及び送風装置に関する。
従来、送風機構からの気流をダクトによって吹出口に導き、吹出口から送風する送風装置が普及している。また、吹出口にルーバーを設けることによって風向を変更可能な空調装置が普及している。
例えば、特許文献1には、送風機構からの気流をダクトによって複数の吹出口に導き、複数の吹出口のそれぞれから送風する送風装置が開示されている。このような構成によれば、送風機構からの気流は、複数の吹出口から吹き出すため、広範囲に送風することが可能となる。
特開2016−169873号公報 国際公開第2015/111139号
しかしながら、特許文献1のように、ダクトによって気流の向きを変更する構成では、種々の問題が生じる。例えば、ダクトの流路抵抗によって流量と流速が低下するため、送風効率が低下する。また、ダクト内面に気流を当てて気流の向きを変えるため、騒音が発生する。これらの問題は、例えば、特許文献2の図8に開示されている実験例からも明らかである。
また、ダクトによって気流の向きを変える場合、ダクトの形状によって風向が決まる。そのため、風向の変更ができず、集中的な送風や分散的な送風を実現することもできない。吹出口にルーバー等の風向を変更するための部材を追加した場合、さらに送風効率が低下する。
このように、従来の風向(気流の向き)の変更方法では、種々の問題が生じるために利便性が低い。
そこで、本開示はこのような事情に鑑み、利便性が高い風向変更装置及び送風装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示の第1の観点に係る風向変更装置は、吹込口と吹出口とを有するケーシングと、ケーシング内に配置され、吹込口から吹き込まれる風を受けて回転し、吹出口に風を吹き出す風車と、を備える風向変更装置であって、風車は、径方向の外側に設けられ、周方向の風を受ける複数の羽根と、径方向の内側に設けられ、羽根が受けた周方向の風によって回転駆動され、軸方向に風を送風するプロペラと、を備えることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本開示の第2の観点に係る送風装置は、上記風向変更装置と、風向変更装置の吹込口に風を吹き込む送風機構と、を備えることを特徴とする。
本開示によれば、利便性が高い風向変更装置及び送風装置を提供することができる。
実施形態に係る送風装置の構成例を示すブロック図である。 実施形態に係る風向変更装置の外観を示す斜視図である。 実施形態に係る風向変更装置の外観を示す正面図である。 実施形態に係る風向変更装置の内部を示す斜視図である。 実施形態に係る風向変更装置の内部を示す正面図である。 図5において、一つの風車を外した場合の正面図である。 図6に対応する斜視図である。 図7のA−A線における部分断面矢視図である。 第1変形例に係る風向変更装置の図8に対応する図である。 第2変形例に係る風向変更装置の図8に対応する図である。 第3変形例に係る風向変更装置の図8に対応する図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではない。また、実施形態に示される構成要素のすべてが、本開示の必須の構成要素であるとは限らない。
(実施形態)
図1に示すように、本実施形態に係る送風装置1は、吹き込まれた風の風向を変更する風向変更装置100と、風向変更装置100に風を吹き込む送風機構200とを備える。送風機構200は、モータ210と、モータ210によって回転駆動されるファン220とを備える。送風機構200は、例えば、ブロワである。送風装置1は、風向変更装置100を介して外部に送風を行う。図1に示す矢印は風の流れを示している。
ここで、風向変更装置100の構成を詳細に説明する。図2は、風向変更装置100の外観を示す斜視図である。図3は、風向変更装置100の外観を示す正面である。
図2及び図3に示すように、風向変更装置100は、吹込口110と吹出口120とを有するケーシング130と、ケーシング130内に配置される2つの風車140とを備える。吹込口110には、送風機構200からの風が吹き込まれる。この吹き込みにおいて、風の漏れが生じないように、送風機構200は、吹込口110に連結されることが好ましい。吹出口120は、吹込口110よりも開口面積が大きく設計される。これにより、送風機構200から吹き込まれる風をより広範囲に広げて送風することが可能となる。
2つの風車140は、吹込口110から吹き込まれる風を受けて回転し、吹出口120に風を吹き出す。具体的には、図3において矢印で示すように上方から吹込口110に送風機構200からの風が吹き込むと、2つの風車140が回転する。そうすると、2つの風車140より手前に位置する吹出口120から手前に向かって風が吹き出す。吹出口120から外部に吹き出す風は、送風として使用される。
図4は、風向変更装置100の内部を示す斜視図である。図5は、風向変更装置100の内部を示す正面図である。なお、図4及び図5は、風向変更装置100の内部を説明するために、ケーシング130の吹出口120側の面を透過させた状態を示している。
図4及び図5に示すように、風車140は、径方向の外側が水車状の羽根車150となっている。また、風車140は、径方向の内側には、軸方向(吹出口120側)に風を送風するプロペラ160を備えている。
羽根車150は、周方向の風を受ける複数の羽根151を有している。これらの羽根151は、それぞれ周方向に離間して径方向に延びる平板状であり、その平板状の平面部において吹込口110から吹き込まれる周方向の風を受ける。これにより、風車140が回転駆動される。
なお、複数の羽根151は、径方向に延びる平板状でなくてもよい。例えば、複数の羽根151は、シロッコファン、ターボファン等の遠心ファンが備えるブレードのように、それぞれ湾曲した形状であって、それらが全体として渦状をなしていてもよい。すなわち、羽根151は、周方向の風を受ける機能を果たす構造であればよい。
羽根車150は、周方向の全周にわたって複数の羽根151を覆う閉鎖部152を有している。閉鎖部152は、断面がコの字状であって複数の羽根151の軸方向の両端及び径方向の内側の端部に結合されている。これにより、吹き込まれる風が軸方向及び径方向に漏れにくくし、羽根151が周方向の風を受けやすくする。
2つの風車140は、吹込口110を共有するように配置された状態で、吹込口110から吹き込まれる風を受けて回転する。2つの風車140は同一平面上に配置されている。2つの風車140において、軸方向は同じであり、周方向に対して垂直な方向である。ケーシング130において、吹込口110より内側には、吹込口110から吹き込まれる風を分流して、2つの風車140のそれぞれの羽根151に風を供給する分流部材170が設けられている。
図6は、図5において、一つの風車140を外した場合の正面図である。図7は、図6に対応する斜視図である。図6及び図7に示すように、ケーシング130の背面の内側には、突起131と段差132が設けられている。
風車140の中心部は、突起131に回転可能に固定される。段差132は、風車140とケーシング130の背面との間に隙間を形成する。これにより、吹込口110から吹き込まれる風の一部がプロペラ160の背面側に流れる。プロペラ160は背面側からその風の一部を取り込んで、送風に使用する。なお、流入空気を多くするために、ケーシング130の背面には、外部から空気を取り入れるための孔が設けられてもよい。
図8は、図7のA−A線における部分断面矢視図である。図8に示すように、風向変更装置100では、2つの風車140が同一平面上に配置され、両者の軸方向は同じである。そのため、2つの風車140によって吹き出す気流の風向も同じであり、主に矢印で示す方向である。
<効果の説明>
本実施形態に係る送風装置1によれば、送風機構200から吹き込まれる風は、風向変更装置100の風車140を回転駆動させるために使用される。この場合、ダクトのように吹き込まれる風をその内面に当てて気流の向きを変える構成ではないため、騒音や流路抵抗による送風効率の低下を抑制することが可能となる。また、送風装置1は2つの風車140から、吹込口110より開口面積が大きい吹出口120を介して送風するため、広範囲に送風することが可能となる。したがって、本実施形態に係る送風装置1及び風向変更装置100によれば、利便性を向上することができる。
以上で実施形態の説明を終了するが、上記実施形態は一例に過ぎない。そのため、送風装置1の具体的な構成は、上記実施形態で説明したものに限られない。以下、上記実施形態の変形例について説明する。なお、実施形態に係る送風装置1と共通する構成要素については同一の符号を付して説明する。
(変形例)
先に述べたように、実施形態に係る風向変更装置100では、2つの風車140が同一平面上に配置され、両者の軸方向は同じである。しかし、2つの風車140は、それぞれ軸方向が異なっていてもよい。すなわち、2つの風車140の送風方向は、異なっていてもよい。
図9は、第1変形例に係る風向変更装置300の図8に対応する図である。図10は、第2変形例に係る風向変更装置400の図8に対応する図である。図9に示す風向変更装置300のように、2つの風車140は、軸方向が互いに角度差をなすように配置され、集中的な送風を実現する構成であってもよい。図10に示す風向変更装置400のように、2つの風車140は、軸方向が互いに角度差をなすように配置され、分散的な送風を実現する構成であってもよい。
図11は、第3変形例に係る風向変更装置500の図8に対応する図である。この例では、風向変更装置500のケーシング530は、裏面側の中央から折曲可能に構成されている。すなわち、風車140の配置ではなく、ケーシング530を折曲変形して、送風方向を調整することが可能となる。
図11は、第3変形例に係る風向変更装置500の図8に対応する図である。この例ではまた、風向変更装置500は、2つの風車140の軸方向を調整するための調整機構540を備える。かかる構成によれば、ユーザは、調整機構540によって送風方向を調整し、集中的な送風や分散的な送風を実現することが可能となる。この場合、ダクトのように形状で風向が決まる構成ではないため、風向の変更が可能となる。
送風機構200、風向変更装置100、300、400、500は、上記実施形態で説明した形態に限られない。例えば、風向変更装置100、300、400、500は、風車140が一つだけの構成であってもよい。この場合、分流部材170は不要であり、ケーシング130の構造を簡易にすることができる。ケーシング130の形状も上記実施形態に示すものに限らず、適宜変形可能である。例えば、ケーシング130は、段差132を設けない構成であってもよい。
以上、本開示の好ましい実施形態について説明したが、本開示は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本開示には、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲が含まれる。また、上記実施形態及び変形例で説明した装置の構成は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせ可能である。
1…送風装置、100,300,400,500…風向変更装置、200…送風機構、210…モータ、220…ファン、110…吹込口、120…吹出口、130…ケーシング、131…突起、132…段差、140…風車、150…羽根車、151…羽根、152…閉鎖部、160…プロペラ、170…分流部材、540…調整機構


Claims (8)

  1. 吹込口と吹出口とを有するケーシングと、
    前記ケーシング内に配置され、前記吹込口から吹き込まれる風を受けて回転し、前記吹出口に風を吹き出す風車と、
    を備える風向変更装置であって、
    前記風車は、
    径方向の外側に設けられ、周方向の風を受ける複数の羽根と、
    前記径方向の内側に設けられ、前記羽根が受けた前記周方向の風によって回転駆動され、軸方向に風を送風するプロペラと、
    を備えることを特徴とする風向変更装置。
  2. 複数の前記羽根は、それぞれ前記周方向に離間して前記径方向に延びる平板状であり、該平板状の平面部において前記周方向の風を受ける、
    ことを特徴とする請求項1に記載の風向変更装置。
  3. 2つの前記風車を備え、
    2つの前記風車は、前記吹込口を共有するように配置された状態で、該吹込口から吹き込まれる風を受けて回転する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の風向変更装置。
  4. 2つの前記風車が同一平面上に配置されている、
    ことを特徴とする請求項3に記載の風向変更装置。
  5. 2つの前記風車は、それぞれ前記軸方向が異なる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の風向変更装置。
  6. 2つの前記風車の前記軸方向を調整するための調整機構を備える、
    ことを特徴とする請求項5に記載の風向変更装置。
  7. 前記吹込口から吹き込まれる風を分流して、2つの前記風車のそれぞれの前記羽根に風を供給する分流部材を備える、
    ことを特徴とする請求項3から6のいずれか1項に記載の風向変更装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の風向変更装置と、
    前記風向変更装置の前記吹込口に風を吹き込む送風機構と、
    を備えることを特徴とする送風装置。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE112020005753T5 (de) 2019-11-22 2022-09-08 Denso Corporation Kältekreislaufvorrichtung

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