JP2011223305A - ビューファインダ - Google Patents
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Abstract
【課題】ビューファインダの画面部の位置を変更しても、画面部が向いている方向を一定に保持可能なビューファインダを提供することである。
【解決手段】ビューファインダ1の右側アーム部13aの第1の右側アーム15a、第2の右側アーム17a、台座部5及び画面部3が4節回転リンク機構を形成し、ビューファインダ1の左側アーム部13bの第1の左側アーム15b、第2の左側アーム17b、台座部5及び画面部3が4節回転リンクを形成している。
【選択図】図4
【解決手段】ビューファインダ1の右側アーム部13aの第1の右側アーム15a、第2の右側アーム17a、台座部5及び画面部3が4節回転リンク機構を形成し、ビューファインダ1の左側アーム部13bの第1の左側アーム15b、第2の左側アーム17b、台座部5及び画面部3が4節回転リンクを形成している。
【選択図】図4
Description
本発明は、被写体を撮影して記録する機能を有するカメラ本体に装着可能で、カメラ本体が撮影している画像、カメラ本体の各状況の情報等を表示可能なビューファインダに関する。
特許文献1には、ビューファインダの画面部が向いている角度を変更可能な機構が記載されている。
また、特許文献2には、ビデオカメラのビューファインダの画面部が向いている角度を変更可能な機構が記載されている。
また、特許文献2には、ビデオカメラのビューファインダの画面部が向いている角度を変更可能な機構が記載されている。
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載の機構では、ビューファインダの位置を変更してしまうと、ビューファインダの画面部の位置の変更に伴い、ビューファインダの画面部の向いている方向が変わってしまうという不利益がある。
本発明は、ビューファインダの画面部の位置を変更しても、画面部が向いている方向を一定に保持可能なビューファインダを提供することにある。
本発明のビューファインダは、カメラ本体によって撮影された画像を表示可能な表示画面が形成された画面部と、前記カメラ本体に固定可能な台座部と、前記台座部と前記画面部を連結し、前記画面部を前記台座部を基点として移動させるアーム部と、を有し、前記アーム部は、前記画面部の右側サイドに形成された右側アーム部と、前記画面部の左側サイドに形成された左側アーム部と、を有し、前記右側アーム部は、前記画面部と回転可能に形成され、かつ、前記台座部と回転可能に形成される第1の右側アームと、前記画面部と回転可能に形成され、かつ、前記台座部と回転可能に形成される第2の右側アームと、を含み、前記左側アーム部は、前記画面部と回転可能に形成され、かつ、前記台座部と回転可能に形成される第1の左側アームと、前記画面部と回転可能に形成され、かつ、前記台座部と回転可能に形成される第2の左側アームと、を含み、前記第1の右側アーム、前記第2の右側アーム、前記台座部及び前記画面部が4節回転リンク機構を形成し、前記第1の左側アーム、前記第2の左側アーム、前記台座部及び前記画面部が4節回転リンクを形成している。
本発明によると、ビューファインダの画面部の位置を変更しても、画面部が向いている方向を一定に保持可能なビューファインダを提供することができる。
以下、発明を実施するための形態(以下実施形態とする)について説明する。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.実施形態におけるビューファインダ1のリンク構造の説明
2.実施形態におけるビューファインダ1の画面部3を一定の位置に保持する保持構造の説明
3.実施形態におけるハンドル37及びハンドル37に形成される操作部39の説明
なお、説明は以下の順序で行う。
1.実施形態におけるビューファインダ1のリンク構造の説明
2.実施形態におけるビューファインダ1の画面部3を一定の位置に保持する保持構造の説明
3.実施形態におけるハンドル37及びハンドル37に形成される操作部39の説明
<1.実施形態におけるビューファインダ1のリンク構造の説明>
図1は、本発明の実施形態に係るビューファインダ1の外観図である。
図1は、本発明の実施形態に係るビューファインダ1の外観図である。
ビューファインダ1は、カメラ本体9とアジャスタ部7を介して連結されている。
通常においてビューファインダ1はカメラ本体9の上部位置で連結されるが、たとえば、カメラ本体9の側面等で連結されていても良い。
カメラ本体9は、映像を撮影して、必要な各種の電気的な処理を行い出力、録画等を行う。
カメラ本体9は、三脚において一定の高さ・方向を向くように固定される。
本実施形態では、ユーザは左手において、カメラ本体9の方向等を調節し、右手においてカメラ本体9の各種の調節を行う形態を念頭において説明を行うが、右手及び左手の役割は様々に変更されうる。
通常においてビューファインダ1はカメラ本体9の上部位置で連結されるが、たとえば、カメラ本体9の側面等で連結されていても良い。
カメラ本体9は、映像を撮影して、必要な各種の電気的な処理を行い出力、録画等を行う。
カメラ本体9は、三脚において一定の高さ・方向を向くように固定される。
本実施形態では、ユーザは左手において、カメラ本体9の方向等を調節し、右手においてカメラ本体9の各種の調節を行う形態を念頭において説明を行うが、右手及び左手の役割は様々に変更されうる。
ビューファインダ1は、画面部3、台座部5、アジャスタ部7及びアーム部13から構成されている。
図2は、ビューファインダ1の正面図である。
図2のように、画面部3には表示画面35が形成されており、この表示画面35にカメラ本体9が撮影している映像、カメラ本体9の各種状態、カメラ本体9の設定等が表示される。
この表示画面35を参照することによって、ユーザ(カメラマン)はフォーカス、アングル、色彩、ズーム、明るさ等を変更する。
このユーザが変更するものは、カメラ本体9の位置、方向等を変更する場合もあるし、カメラ本体9が内部で行う処理を変更する場合もある。
ユーザは表示画面35を参照しつつ各種の操作を行うことから、表示画面35をユーザが常に視認することを可能とすることは操作性の観点から極めて重要である。
特に、カメラ本体9の位置や角度を変更する場合には、カメラ本体9の位置を変更しつつそれが適切であるかを確認するために、表示画面35を確認する必要がある。
そして、その場合には、カメラ本体9の位置や角度を変更し、カメラ本体9のフォーカス、露出等をも変更する必要がある場合が多いことから、ユーザが画面部3の角度を変更する時間的、精神的余裕が無い場合が多い。
しかし、カメラ本体9の角度位置を変更したことによって、画面部3の角度を変更する必要が生じる場合が多い。
そこで、本実施形態では、容易に画面部3の位置を変更可能であり、かつ、変更時に画面部3が不適切な方向を向くことが無いようにビューファインダ1を構成している。
以下、具体的に説明する。
この表示画面35を参照することによって、ユーザ(カメラマン)はフォーカス、アングル、色彩、ズーム、明るさ等を変更する。
このユーザが変更するものは、カメラ本体9の位置、方向等を変更する場合もあるし、カメラ本体9が内部で行う処理を変更する場合もある。
ユーザは表示画面35を参照しつつ各種の操作を行うことから、表示画面35をユーザが常に視認することを可能とすることは操作性の観点から極めて重要である。
特に、カメラ本体9の位置や角度を変更する場合には、カメラ本体9の位置を変更しつつそれが適切であるかを確認するために、表示画面35を確認する必要がある。
そして、その場合には、カメラ本体9の位置や角度を変更し、カメラ本体9のフォーカス、露出等をも変更する必要がある場合が多いことから、ユーザが画面部3の角度を変更する時間的、精神的余裕が無い場合が多い。
しかし、カメラ本体9の角度位置を変更したことによって、画面部3の角度を変更する必要が生じる場合が多い。
そこで、本実施形態では、容易に画面部3の位置を変更可能であり、かつ、変更時に画面部3が不適切な方向を向くことが無いようにビューファインダ1を構成している。
以下、具体的に説明する。
容易に画面部3のカメラ本体9に対する位置を変更可能であり、かつ、位置を変更時に画面部3が向いている方向を一定に保持可能とする構成は、特に、アーム部13において実現されている。
アーム部13は、図2のように、右側アーム部13aと左側アーム部13bから構成されている。
右側アーム部13aと左側アーム部13bとは基本的に同一の機能と構造を有している。
ここで、基本的にとしたのは、後述する第1の右側回転ハンドル31aと第1の左側回転ハンドル31bとはその外観は同一であるがその機能が異なるからである。同様に、後述する第2の右側回転ハンドル33aと第2の左側回転ハンドル33bもその外観は同一であるがその機能が異なる。
右側アーム部13aと左側アーム部13bの詳細な構造は図3及び図4に関連付けて後で説明する。
アーム部13は、図2のように、右側アーム部13aと左側アーム部13bから構成されている。
右側アーム部13aと左側アーム部13bとは基本的に同一の機能と構造を有している。
ここで、基本的にとしたのは、後述する第1の右側回転ハンドル31aと第1の左側回転ハンドル31bとはその外観は同一であるがその機能が異なるからである。同様に、後述する第2の右側回転ハンドル33aと第2の左側回転ハンドル33bもその外観は同一であるがその機能が異なる。
右側アーム部13aと左側アーム部13bの詳細な構造は図3及び図4に関連付けて後で説明する。
画面部3は、およそ直方体の形状を有している。
そして、一つの面の中央部に表示画面35が形成されている。
表示画面35の右側及び左側サイドには、複数の操作部39が形成されている。
ユーザはこの操作部39を操作(調整)することによって、表示画面35の表示状況を変更することが可能である。さらに、ユーザは操作部39を操作することによって、カメラ本体9を操作しても良い。加えて、ユーザは操作部39を操作することによって、カメラ本体9の映像処理の変更等の操作をしても良い。
画面部3の表示画面35が形成されている側に、ハンドル37が形成されている。ユーザは、このハンドル37を把持等することによって、ユーザが画面部3の位置及び角度を変更する。
なお、ユーザは画面部3の位置及び角度をこのハンドル37によって変更することが可能であり、さらに、後述する第1の右側回転ハンドル31aによって画面部3の位置を、後述する第2の右側回転ハンドル33aによって画面部3の角度を変更可能である。
ハンドル37は、図2において、表示画面35の右側に形成された右側ハンドル37aと表示画面35の左側に形成された左側ハンドル37bから構成されている。
右側ハンドル37a及び左側ハンドル37bは、縦型ハンドルである。なお、右側ハンドル37a及び左側ハンドル37bの具体的な構成については図8に関連付けて後で詳説する。
そして、一つの面の中央部に表示画面35が形成されている。
表示画面35の右側及び左側サイドには、複数の操作部39が形成されている。
ユーザはこの操作部39を操作(調整)することによって、表示画面35の表示状況を変更することが可能である。さらに、ユーザは操作部39を操作することによって、カメラ本体9を操作しても良い。加えて、ユーザは操作部39を操作することによって、カメラ本体9の映像処理の変更等の操作をしても良い。
画面部3の表示画面35が形成されている側に、ハンドル37が形成されている。ユーザは、このハンドル37を把持等することによって、ユーザが画面部3の位置及び角度を変更する。
なお、ユーザは画面部3の位置及び角度をこのハンドル37によって変更することが可能であり、さらに、後述する第1の右側回転ハンドル31aによって画面部3の位置を、後述する第2の右側回転ハンドル33aによって画面部3の角度を変更可能である。
ハンドル37は、図2において、表示画面35の右側に形成された右側ハンドル37aと表示画面35の左側に形成された左側ハンドル37bから構成されている。
右側ハンドル37a及び左側ハンドル37bは、縦型ハンドルである。なお、右側ハンドル37a及び左側ハンドル37bの具体的な構成については図8に関連付けて後で詳説する。
台座部5は、アジャスタ部7と連結され、かつ、右側アーム部13a及び左側アーム部13bとも連結されている。
アジャスタ部7は、台座部5の向いている角度及び台座部5の位置を変更することが可能である。
台座部5の中央付近の上側位置には、回転力調節部41が形成されている。この回転力調節部41は、アーム部13の向いている角度を保持するための力を調節する機能を有している。なお、回転力調節部41については、図6及び図7に関連付けて後で詳説する。
ここで、図2のように画面部3の左側の方向を左側方向といい、画面部3の右側の方向を右側方向という。
アジャスタ部7は、台座部5の向いている角度及び台座部5の位置を変更することが可能である。
台座部5の中央付近の上側位置には、回転力調節部41が形成されている。この回転力調節部41は、アーム部13の向いている角度を保持するための力を調節する機能を有している。なお、回転力調節部41については、図6及び図7に関連付けて後で詳説する。
ここで、図2のように画面部3の左側の方向を左側方向といい、画面部3の右側の方向を右側方向という。
図3は、ビューファインダ1の左側面図である。
図4は、ビューファインダ1のアーム部13の説明図である。
図4は、ビューファインダ1のアーム部13の説明図である。
図3のように、ビューファインダ1のアーム部13bは、4節回転リンク機構を有している(図4も参照のこと)。
また、台座部5に第1の左側支持部27bが接続されている。(なお、形状等は図1も参照されたい。)
また、アーム部13は、基本的に右側アーム部13aと左側アーム部13bとは同一の構造を有しており、左側アーム部13bの構造について記載した内容は、特に記載が無い限り右側アーム部13aについても同様である。
また、台座部5に第1の左側支持部27bが接続されている。(なお、形状等は図1も参照されたい。)
また、アーム部13は、基本的に右側アーム部13aと左側アーム部13bとは同一の構造を有しており、左側アーム部13bの構造について記載した内容は、特に記載が無い限り右側アーム部13aについても同様である。
第1の左側支持部27bのさらに左側方向側には、第1の左側回転ハンドル31bが形成されている(方向については、図2も参照されたい)。
また、第1の左側回転ハンドル31bの回転中心軸には、第1の左側回転中心軸19bが形成されている。
この第1の左側回転中心軸19bを中心に第1の左側アーム15bは回転する。
第1の左側支持部27bには、第2の左側回転中心軸23bが形成されており、この第2の左側回転中心軸23bを中心に第2の左側アーム17bは回転する。
ここで、第1の左側回転ハンドル31bは、第1の左側アーム15bを回転させるのに必要な最低限の力を調節するフリクション(摩擦)の大きさを調節する役割を果たしている。
つまり、第1の左側回転ハンドル31bを、たとえば、右方向に回転させると、フリクションが大きくなり、第1の左側アーム15bの角度を変更するのに必要な力が増大する。
逆に、第1の左側回転ハンドル31bを、たとえば、左方向に回転させると、フリクションが小さくなり、第1の左側アーム15bの角度を変更するのに必要な力が減少する。
このフリクションを発生させる手段は、様々な方法を用いて良い。たとえば、第1の左側アーム15bを第1の左側支持部27bに押し付けることによって、ドラムブレーキのような効果でフリクションを発生させてもよい。さらに、第1の左側アーム15bを台座部5に押し付けることによって、ドラムブレーキのような効果でフリクションを発生させてもよい。
他方、第1の左側回転ハンドル31bの反対側の第1の右側回転ハンドル31aは、第1の左側回転ハンドル31bとは異なる機能を発揮する。
具体的には、第1の右側回転ハンドル31aは、第1の右側アーム15aと連結されており、第1の右側回転ハンドル31aを回転させると、その回転に応じて第1の右側アーム15aも回転する。
つまり、第1の右側回転ハンドル31aは、第1の右側アーム15aを回転させる機能を有する。
また、後述するが、第1の右側アーム15aと第1の左側アーム15bとは連結軸51によって連結されて一体化しており、第1の右側アーム15aと第1の左側アーム15bとは、同一の角度となるように構成されている。
その結果、第1の右側アーム15aの角度を調節する第1の右側回転ハンドル31aは第1の左側アーム15bの角度をも調整するものであり、さらに、アーム部13を移動させることによって画面部3の位置をも調整するものである。
同様の理由によって、第1の左側アーム15bを回転させるのに必要な最低限の力であるフリクションを調整する第1の左側回転ハンドル31bは、アーム部13を移動させて画面部3を移動させるのに必要な最低限の力を調整するものである。
また、第1の左側回転ハンドル31bの回転中心軸には、第1の左側回転中心軸19bが形成されている。
この第1の左側回転中心軸19bを中心に第1の左側アーム15bは回転する。
第1の左側支持部27bには、第2の左側回転中心軸23bが形成されており、この第2の左側回転中心軸23bを中心に第2の左側アーム17bは回転する。
ここで、第1の左側回転ハンドル31bは、第1の左側アーム15bを回転させるのに必要な最低限の力を調節するフリクション(摩擦)の大きさを調節する役割を果たしている。
つまり、第1の左側回転ハンドル31bを、たとえば、右方向に回転させると、フリクションが大きくなり、第1の左側アーム15bの角度を変更するのに必要な力が増大する。
逆に、第1の左側回転ハンドル31bを、たとえば、左方向に回転させると、フリクションが小さくなり、第1の左側アーム15bの角度を変更するのに必要な力が減少する。
このフリクションを発生させる手段は、様々な方法を用いて良い。たとえば、第1の左側アーム15bを第1の左側支持部27bに押し付けることによって、ドラムブレーキのような効果でフリクションを発生させてもよい。さらに、第1の左側アーム15bを台座部5に押し付けることによって、ドラムブレーキのような効果でフリクションを発生させてもよい。
他方、第1の左側回転ハンドル31bの反対側の第1の右側回転ハンドル31aは、第1の左側回転ハンドル31bとは異なる機能を発揮する。
具体的には、第1の右側回転ハンドル31aは、第1の右側アーム15aと連結されており、第1の右側回転ハンドル31aを回転させると、その回転に応じて第1の右側アーム15aも回転する。
つまり、第1の右側回転ハンドル31aは、第1の右側アーム15aを回転させる機能を有する。
また、後述するが、第1の右側アーム15aと第1の左側アーム15bとは連結軸51によって連結されて一体化しており、第1の右側アーム15aと第1の左側アーム15bとは、同一の角度となるように構成されている。
その結果、第1の右側アーム15aの角度を調節する第1の右側回転ハンドル31aは第1の左側アーム15bの角度をも調整するものであり、さらに、アーム部13を移動させることによって画面部3の位置をも調整するものである。
同様の理由によって、第1の左側アーム15bを回転させるのに必要な最低限の力であるフリクションを調整する第1の左側回転ハンドル31bは、アーム部13を移動させて画面部3を移動させるのに必要な最低限の力を調整するものである。
第2の左側回転中心軸23bは、第1の左側回転中心軸19bよりもカメラ本体9側とは逆方向(以後、上側方向という)に位置している。また、第1の左側回転中心軸19bは、第2の左側回転中心軸23bよりも画面部3が移動可能な水平方向(以後、手前側方向という)側に位置している。
第1の左側回転中心軸19bを中心に回転可能な第1の左側アーム15bは、第3の左側回転中心軸21bにおいて第2の左側支持部29bと回転可能に連結されている。
同様に、第2の左側回転中心軸23bを中心に回転可能な第2の左側アーム17bは、第4の左側回転中心軸25bにおいて第2の左側支持部29bと回転可能に連結されている。
ここで、第1の左側アーム15bと第2の左側アーム17bとは同一の長さを有している。また、第1の左側回転中心軸19bと第2の左側回転中心軸23bとの間の距離は、第3の左側回転中心軸21bと第4の左側回転中心軸25bとの間の距離と同一である。
このようなリンク構造を有していることから、図4のように、左側アーム部13b及び右側アーム部13aの角度が変化して第2の左側支持部29bの位置が変化しても、第2の左側支持部29bの角度は変化しない。
つまり、画面部3の位置を変化させても(=アーム部13の角度を変化させても)、画面部3の表示画面35が向いている方向は変化しない。
この画面部3の位置を変化させても画面部3の表示画面35の向いている方向は変化しないことから、ユーザが画面部3を移動させた場合であっても、ユーザはさらに特段の操作を行わなくても、表示画面35を視認し続けることが可能となる。
同様に、第2の左側回転中心軸23bを中心に回転可能な第2の左側アーム17bは、第4の左側回転中心軸25bにおいて第2の左側支持部29bと回転可能に連結されている。
ここで、第1の左側アーム15bと第2の左側アーム17bとは同一の長さを有している。また、第1の左側回転中心軸19bと第2の左側回転中心軸23bとの間の距離は、第3の左側回転中心軸21bと第4の左側回転中心軸25bとの間の距離と同一である。
このようなリンク構造を有していることから、図4のように、左側アーム部13b及び右側アーム部13aの角度が変化して第2の左側支持部29bの位置が変化しても、第2の左側支持部29bの角度は変化しない。
つまり、画面部3の位置を変化させても(=アーム部13の角度を変化させても)、画面部3の表示画面35が向いている方向は変化しない。
この画面部3の位置を変化させても画面部3の表示画面35の向いている方向は変化しないことから、ユーザが画面部3を移動させた場合であっても、ユーザはさらに特段の操作を行わなくても、表示画面35を視認し続けることが可能となる。
なお、第1の左側アーム15bと第2の左側アーム17bの長さは、第1の左側回転中心軸19bと第2の左側回転中心軸23bとの間の距離又は第3の左側回転中心軸21bと第4の左側回転中心軸25bとの間の距離の1/2程度である。
なお、本実施形態では第1の左側アーム15bと第2の左側アーム17bとの長さの関係は変えることが可能である。同様に、第1の左側回転中心軸19bと第2の左側回転中心軸23bとの間の距離と第3の左側回転中心軸21bと第4の左側回転中心軸25bとの間の距離との関係は変えることが可能である。
たとえば、第1の左側アーム15bの長さを第2の左側アーム17bよりも長く構成することも可能である。
このように構成すると、画面部3の位置を上側方向の位置(図4において点線の状態)から手前側方向の位置に移動させる(図4において実線の状態)ことによって、画面部3の表示画面35の向いている方向を変化させることが可能となる。
つまり、本実施形態を上位概念で捉えると、画面部3の位置を変化させた際に、ユーザにとって使用しやすい方向を画面部3の表示画面35が向くということである。その為の方法として、様々なリンク機構(たとえば各リンクの長さを調節する等)をとることが可能である。
また、アーム部13のリンク構造はあくまで一例であり、必要に応じて変化させることが可能である。
たとえば、第1の左側アーム15bの長さを第2の左側アーム17bよりも長く構成することも可能である。
このように構成すると、画面部3の位置を上側方向の位置(図4において点線の状態)から手前側方向の位置に移動させる(図4において実線の状態)ことによって、画面部3の表示画面35の向いている方向を変化させることが可能となる。
つまり、本実施形態を上位概念で捉えると、画面部3の位置を変化させた際に、ユーザにとって使用しやすい方向を画面部3の表示画面35が向くということである。その為の方法として、様々なリンク機構(たとえば各リンクの長さを調節する等)をとることが可能である。
また、アーム部13のリンク構造はあくまで一例であり、必要に応じて変化させることが可能である。
第2の左側支持部29bには、第2の左側回転ハンドル33bが回転可能に形成されている。
この第2の左側回転ハンドル33bは、画面部3を回転させるのに必要な最低限の力を調節するフリクション(摩擦)の大きさを調節する役割を果たしている。
つまり、第2の左側回転ハンドル33bを右方向に回転させると、フリクションが大きくなり、画面部3を回転させるのに必要な力が増大する。
逆に、第2の左側回転ハンドル33bを左方向に回転させると、フリクションが小さくなり、画面部3を回転させるのに必要な力が減少する。
他方、第2の左側回転ハンドル33bの反対側の第2の右側回転ハンドル33aは、第2の左側回転ハンドル33bとは異なる機能を発揮する。
具体的には、第2の右側回転ハンドル33aは画面部3を回転することができるように連結されており、第2の右側回転ハンドル33aを回転することによって、画面部3の表示画面35の方向を変更することが可能である。
つまり、第2の右側回転ハンドル33aは、画面部3の方向を変更する機能を有している。
なお、第2の左側回転ハンドル33bによってフリクションを発生させる手段は、様々な方法を用いて良い。たとえば、ドラムブレーキのような効果でフリクションを発生させてもよい。
このような構成を有することから、ユーザは容易に画面部3の位置や表示画面35が向いている方向を変更することが可能となる。
この第2の左側回転ハンドル33bは、画面部3を回転させるのに必要な最低限の力を調節するフリクション(摩擦)の大きさを調節する役割を果たしている。
つまり、第2の左側回転ハンドル33bを右方向に回転させると、フリクションが大きくなり、画面部3を回転させるのに必要な力が増大する。
逆に、第2の左側回転ハンドル33bを左方向に回転させると、フリクションが小さくなり、画面部3を回転させるのに必要な力が減少する。
他方、第2の左側回転ハンドル33bの反対側の第2の右側回転ハンドル33aは、第2の左側回転ハンドル33bとは異なる機能を発揮する。
具体的には、第2の右側回転ハンドル33aは画面部3を回転することができるように連結されており、第2の右側回転ハンドル33aを回転することによって、画面部3の表示画面35の方向を変更することが可能である。
つまり、第2の右側回転ハンドル33aは、画面部3の方向を変更する機能を有している。
なお、第2の左側回転ハンドル33bによってフリクションを発生させる手段は、様々な方法を用いて良い。たとえば、ドラムブレーキのような効果でフリクションを発生させてもよい。
このような構成を有することから、ユーザは容易に画面部3の位置や表示画面35が向いている方向を変更することが可能となる。
また、第1の左側アーム15bと第2の左側アーム17bとの間には、左側配線アーム16bが形成されている。
この左側配線アーム16bは、カメラ本体9から電力及び画像情報送受信等のケーブルを画面部3に配線するために用いられる。
この左側配線アーム16bは、カメラ本体9から電力及び画像情報送受信等のケーブルを画面部3に配線するために用いられる。
<2.実施形態におけるビューファインダ1の画面部3を一定の位置に保持する保持構造の説明>
以上で説明したように、第1の右側アーム15aは第1の右側回転ハンドル31aによって回転される。
そして、その回転に必要な最低限の力であるフリクションは第1の左側回転ハンドル31bによって決定されている。
しかし、何ら対処をしない場合には、画面部3が図4の実線のように手前側方向の位置にある状態から上方向側の位置にある状態とするためには、画面部3及びアーム部13の重さ並びにフリクションに抗する力を必要とする。
このような大きな力を、画面部3の位置(=右側アーム部13a及び左側アーム部13bの角度)を変更する為に必要としてしまうと、ユーザに過度の負担となってしまうおそれがある。
さらに、画面部3を移動させたいときには、ユーザがカメラ本体9の位置等を変更している時で有る場合であることが多く、このような場合にユーザに大きな力を発揮させることは不都合である。
また、何らの対処をしない場合には、たとえ画面部3をユーザの所望の位置に移動させたとしても、その移動後の位置に保持することは困難である。
画面部3をユーザの所望の位置に移動させる方法として、第1の左側回転ハンドル31bを左方向に回転させてフリクションを大きくすれば、画面部3及びアーム部13が手前側方向に移動する力に打ち勝って画面部3の位置を保持することは可能である。
しかし、この方法では画面部3を上側方向に移動する際にさらに大きな力を必要としてしまい、不適切である。
他の方法として、画面部3を移動させる際に、まず第1の左側回転ハンドル31bを右方向に回転させてフリクションを小さくしてから移動させ、移動後に、第1の左側回転ハンドル31bを右方向に回転させてフリクションを大きくする方法がありうる。しかし、この方法では、ユーザは両手を用いないと画面部3を移動させることができず、同じく不適切である。
そこで、以上の問題点を解決するために本実施形態では以下のような方法を用いて、画面部3を容易に移動させること及び移動後の位置を保持することを可能としている。
以上で説明したように、第1の右側アーム15aは第1の右側回転ハンドル31aによって回転される。
そして、その回転に必要な最低限の力であるフリクションは第1の左側回転ハンドル31bによって決定されている。
しかし、何ら対処をしない場合には、画面部3が図4の実線のように手前側方向の位置にある状態から上方向側の位置にある状態とするためには、画面部3及びアーム部13の重さ並びにフリクションに抗する力を必要とする。
このような大きな力を、画面部3の位置(=右側アーム部13a及び左側アーム部13bの角度)を変更する為に必要としてしまうと、ユーザに過度の負担となってしまうおそれがある。
さらに、画面部3を移動させたいときには、ユーザがカメラ本体9の位置等を変更している時で有る場合であることが多く、このような場合にユーザに大きな力を発揮させることは不都合である。
また、何らの対処をしない場合には、たとえ画面部3をユーザの所望の位置に移動させたとしても、その移動後の位置に保持することは困難である。
画面部3をユーザの所望の位置に移動させる方法として、第1の左側回転ハンドル31bを左方向に回転させてフリクションを大きくすれば、画面部3及びアーム部13が手前側方向に移動する力に打ち勝って画面部3の位置を保持することは可能である。
しかし、この方法では画面部3を上側方向に移動する際にさらに大きな力を必要としてしまい、不適切である。
他の方法として、画面部3を移動させる際に、まず第1の左側回転ハンドル31bを右方向に回転させてフリクションを小さくしてから移動させ、移動後に、第1の左側回転ハンドル31bを右方向に回転させてフリクションを大きくする方法がありうる。しかし、この方法では、ユーザは両手を用いないと画面部3を移動させることができず、同じく不適切である。
そこで、以上の問題点を解決するために本実施形態では以下のような方法を用いて、画面部3を容易に移動させること及び移動後の位置を保持することを可能としている。
図5は、画面部3を取り除いた台座部5及びアーム部13の平面図である。
図5のように、第1の右側回転ハンドル31aの第1の右側回転中心軸19aと、第1の左側回転ハンドル31bの第1の左側回転中心軸19bとは、連結軸51によって連結されている。
この連結軸51によって、右側アーム部13a(第1の右側アーム15a及び第2の右側アーム17a)と左側アーム部13b(第1の左側アーム15b及び第2の左側アーム17b)とは同一の角度となっている。
台座部5の中央位置、上側方向位置には、回転力調節部41が形成されている。
この回転力調節部41によって、右側アーム部13aと左側アーム部13bを上側方向に回転させる回転力を発生させ、この回転力を調整している。
この連結軸51によって、右側アーム部13a(第1の右側アーム15a及び第2の右側アーム17a)と左側アーム部13b(第1の左側アーム15b及び第2の左側アーム17b)とは同一の角度となっている。
台座部5の中央位置、上側方向位置には、回転力調節部41が形成されている。
この回転力調節部41によって、右側アーム部13aと左側アーム部13bを上側方向に回転させる回転力を発生させ、この回転力を調整している。
図6は、図5のVI―VIにおける断面の説明図である。
図7は、回転力調節部41、ウオームギア43及びコイルばね55の構造の説明図である。
図7は、回転力調節部41、ウオームギア43及びコイルばね55の構造の説明図である。
図6及び図7のように、第1の右側アーム15aは連結軸51にねじ、キー溝等で結合されており、第1の右側アーム15aと連結軸51は第1の右側回転中心軸19aを中心に一体となって回転する。
また、第1の右側アーム15aよりも内部方向位置には右側ストッパ59aが形成されている。この右側ストッパ59aは、連結軸51を取り囲むように形成されており、ねじ、キー溝等で連結軸51と結合されている。
したがって、連結軸51と右側ストッパ59aとは一体となって回転する。そして、連結軸51は第1の右側アーム15aとも一体であるのであるから、右側ストッパ59a、連結軸51及び第1の右側アーム15aは一体として回転する。
また、第1の右側アーム15aよりも内部方向位置には右側ストッパ59aが形成されている。この右側ストッパ59aは、連結軸51を取り囲むように形成されており、ねじ、キー溝等で連結軸51と結合されている。
したがって、連結軸51と右側ストッパ59aとは一体となって回転する。そして、連結軸51は第1の右側アーム15aとも一体であるのであるから、右側ストッパ59a、連結軸51及び第1の右側アーム15aは一体として回転する。
台座部5の中央位置には回転力調節部41が形成されており、この回転力調節部41のカメラ本体9側の内部にギアボックス57が形成されている。
このギアボックス57はウオームギア43を収納している。ギアボックス57内部のウオームギア43は、ウオーム47とウオームホール45とを有している。
回転力調節部41はウオーム47と結合されており、回転力調節部41を回転させるとウオーム47も一体となって回転する。
このウオーム47の回転によってウオームホール45も連結軸51と同心で回転する。
回転力調節部41を右方向に回転させるとウオーム47も同じく右方向に回転し、ウオームホール45は第1の右側回転ハンドル31aから見て右方向に回転する。
逆に、回転力調節部41を左方向に回転させるとウオーム47も同じく左方向に回転し、ウオームホール45は第1の右側回転ハンドル31aから見て右方向に回転する。
このギアボックス57はウオームギア43を収納している。ギアボックス57内部のウオームギア43は、ウオーム47とウオームホール45とを有している。
回転力調節部41はウオーム47と結合されており、回転力調節部41を回転させるとウオーム47も一体となって回転する。
このウオーム47の回転によってウオームホール45も連結軸51と同心で回転する。
回転力調節部41を右方向に回転させるとウオーム47も同じく右方向に回転し、ウオームホール45は第1の右側回転ハンドル31aから見て右方向に回転する。
逆に、回転力調節部41を左方向に回転させるとウオーム47も同じく左方向に回転し、ウオームホール45は第1の右側回転ハンドル31aから見て右方向に回転する。
ウオームホール45は、右側連結部材53a及び左側連結部材53b(図7も参照のこと)と結合されている。つまり、右側連結部材53a及び左側連結部材53bは、ウオームホール45と一体になって回転する。
その結果、回転力調節部41を右方向に回転させると、右側連結部材53aは第1の右側回転ハンドル31aから見て右方向に回転する。
逆に、回転力調節部41を左方向に回転させると、右側連結部材53aは第1の右側回転ハンドル31aから見て左方向に回転する。
また、ウオームホール45及び右側連結部材53aには、抜け穴構造の貫通孔が形成されており、この貫通孔内部を連結軸51が間隙を有して貫通している。
このように貫通孔内部を連結軸51が間隙を有して貫通していることから、連結軸51とウオームホール45及び右側連結部材53aとは相対的にそれぞれ回転することが可能である。
その結果、回転力調節部41を右方向に回転させると、右側連結部材53aは第1の右側回転ハンドル31aから見て右方向に回転する。
逆に、回転力調節部41を左方向に回転させると、右側連結部材53aは第1の右側回転ハンドル31aから見て左方向に回転する。
また、ウオームホール45及び右側連結部材53aには、抜け穴構造の貫通孔が形成されており、この貫通孔内部を連結軸51が間隙を有して貫通している。
このように貫通孔内部を連結軸51が間隙を有して貫通していることから、連結軸51とウオームホール45及び右側連結部材53aとは相対的にそれぞれ回転することが可能である。
右側連結部材53aと右側ストッパ59aとは、右側コイルばね55aとを介して連結されている。
もっとも、右側コイルばね55aは、ねじり方向に一定程度撓むことから、右側連結部材53aと右側ストッパ59aとは一体になって回転するわけではない。
この右側コイルばね55aは、右回りに周回するごとに第1の右側回転ハンドル31aに進むように多数回(18回程度)、螺旋状に巻かれている。(なお、左側コイルばね55bは、これとは逆向きに多数回螺旋状に巻かれている。)
ここで、右側コイルばね55aは多数回巻かれていることからバネ定数が比較的小さく、右側コイルばね55aのバネ力に抗して右側コイルばね55aをねじるのに必要な力は比較的小さく形成される。
このことは、逆にいえば、一度ねじりを与えて一定の回転力を生じさせた場合には、ある程度ねじり量が減少しても、ある程度回転力が減少するとしても回転力自体は生じ続けることを意味する。
このことを利用して、アーム部13(右側アーム部13a及び左側アーム部13b)に回転力を付与し続けることを可能としている。
なお、右側コイルばね55aと連結軸51とは間隙を有して同心状に形成されている。このことから、右側コイルばね55aの状態は直接には連結軸51には影響を与えない。ここで、直接にはとしたのは、右側コイルばね55aに生じるねじり力は右側ストッパ59aを介して連結軸51に間接的に影響を与えるからである。
もっとも、右側コイルばね55aは、ねじり方向に一定程度撓むことから、右側連結部材53aと右側ストッパ59aとは一体になって回転するわけではない。
この右側コイルばね55aは、右回りに周回するごとに第1の右側回転ハンドル31aに進むように多数回(18回程度)、螺旋状に巻かれている。(なお、左側コイルばね55bは、これとは逆向きに多数回螺旋状に巻かれている。)
ここで、右側コイルばね55aは多数回巻かれていることからバネ定数が比較的小さく、右側コイルばね55aのバネ力に抗して右側コイルばね55aをねじるのに必要な力は比較的小さく形成される。
このことは、逆にいえば、一度ねじりを与えて一定の回転力を生じさせた場合には、ある程度ねじり量が減少しても、ある程度回転力が減少するとしても回転力自体は生じ続けることを意味する。
このことを利用して、アーム部13(右側アーム部13a及び左側アーム部13b)に回転力を付与し続けることを可能としている。
なお、右側コイルばね55aと連結軸51とは間隙を有して同心状に形成されている。このことから、右側コイルばね55aの状態は直接には連結軸51には影響を与えない。ここで、直接にはとしたのは、右側コイルばね55aに生じるねじり力は右側ストッパ59aを介して連結軸51に間接的に影響を与えるからである。
なお、図7のように、右側連結部材53a、右側ストッパ59a、右側コイルばね55aの構造は、左側連結部材53b、左側ストッパ59b、右側コイルばね55bと同様であるが、面対称の構造になっている。
以上のような構成をビューファインダ1が有することから、ユーザはより少ない力で画面部3を移動させることができる。
具体的な方法は、ユーザは回転力調節部41を調節して画面部3及びアーム部13が重力によって手前側方向に回転するのに対抗する力を生じさせる事による。
つまり、画面部3及びアーム部13はその重力によってアーム部13を手前側方向に回転する力(モーメント)を発生させている。
そこで、ユーザは回転力調節部41を右側方向に回転させて、連結部材53等(ウオームホール45、右側連結部材53a及び左側連結部材53b)を第1の右側回転ハンドル31a側から見て右側に回転させる。
その結果、アーム部13が回転しない場合には、右側ストッパ59aと右側連結部材53aとの間にねじれを生じさせ、このねじれによって右側コイルばね55aはアーム部13が上側方向に移動する力を発生する。
そして、右側コイルばね55aは多数回巻かれていることから、ある程度アーム部13が上方向に移動(回転)しても、右側コイルばね55は、ある程度回転力は減少するものの、回転力を発生し続けることが可能である。
したがって、回転力調節部41によって、ユーザは容易に画面部3の位置を変更することが可能となる。
ところで、回転力調節部41によって生ずる回転力は、必ずしも、完全に画面部3及びアーム部13の重さによる回転力と完全に一致するわけではない。これがバランスしなければ画面部3は、ユーザによって移動させられた後に、その位置に留まらない。そのため、第1の左側回転ハンドル31bによって生ずるフリクションによって、その位置に留めている。
以上のように、ビューファインダ1が回転力調節部41及び第1の左側回転ハンドル31bを有することによって、ビューファインダ1は画面部3の位置を容易に変更することができ、その上、その位置を特段の操作なく維持させることが可能となる。
つまり、このような構成をビューファインダ1は有することから、画面部3を所望の位置に移動させる動作の最初及び最後等にユーザは特段の操作を必要とせず、移動の最中に多くの力を必要としないことになる。
したがって、ユーザは、単に画面部3を片手で所望の位置に移動させるだけで画面部3の位置を変更することができる。
具体的な方法は、ユーザは回転力調節部41を調節して画面部3及びアーム部13が重力によって手前側方向に回転するのに対抗する力を生じさせる事による。
つまり、画面部3及びアーム部13はその重力によってアーム部13を手前側方向に回転する力(モーメント)を発生させている。
そこで、ユーザは回転力調節部41を右側方向に回転させて、連結部材53等(ウオームホール45、右側連結部材53a及び左側連結部材53b)を第1の右側回転ハンドル31a側から見て右側に回転させる。
その結果、アーム部13が回転しない場合には、右側ストッパ59aと右側連結部材53aとの間にねじれを生じさせ、このねじれによって右側コイルばね55aはアーム部13が上側方向に移動する力を発生する。
そして、右側コイルばね55aは多数回巻かれていることから、ある程度アーム部13が上方向に移動(回転)しても、右側コイルばね55は、ある程度回転力は減少するものの、回転力を発生し続けることが可能である。
したがって、回転力調節部41によって、ユーザは容易に画面部3の位置を変更することが可能となる。
ところで、回転力調節部41によって生ずる回転力は、必ずしも、完全に画面部3及びアーム部13の重さによる回転力と完全に一致するわけではない。これがバランスしなければ画面部3は、ユーザによって移動させられた後に、その位置に留まらない。そのため、第1の左側回転ハンドル31bによって生ずるフリクションによって、その位置に留めている。
以上のように、ビューファインダ1が回転力調節部41及び第1の左側回転ハンドル31bを有することによって、ビューファインダ1は画面部3の位置を容易に変更することができ、その上、その位置を特段の操作なく維持させることが可能となる。
つまり、このような構成をビューファインダ1は有することから、画面部3を所望の位置に移動させる動作の最初及び最後等にユーザは特段の操作を必要とせず、移動の最中に多くの力を必要としないことになる。
したがって、ユーザは、単に画面部3を片手で所望の位置に移動させるだけで画面部3の位置を変更することができる。
<3.実施形態におけるハンドル37及びハンドル37に形成される操作部39の説明>
本実施形態においては、ユーザによる操作性向上のために、ハンドル37を縦型のハンドルによって形成し、このハンドル37に操作部39を設けている。
本実施形態においては、回転力調節部41によって画面部3を僅かな力で移動させることができることから、このようにハンドル37を縦型に設けることを可能としている。
同様に、本実施形態においては、回転力調節部41によって画面部3を僅かな力で移動させることができることから、このようにハンドル37に操作部39を設けることを可能としている。
以下、ハンドル37及びハンドル37に形成される操作部39の実施形態を説明する。
本実施形態においては、ユーザによる操作性向上のために、ハンドル37を縦型のハンドルによって形成し、このハンドル37に操作部39を設けている。
本実施形態においては、回転力調節部41によって画面部3を僅かな力で移動させることができることから、このようにハンドル37を縦型に設けることを可能としている。
同様に、本実施形態においては、回転力調節部41によって画面部3を僅かな力で移動させることができることから、このようにハンドル37に操作部39を設けることを可能としている。
以下、ハンドル37及びハンドル37に形成される操作部39の実施形態を説明する。
なお、アーム部13に回転力を生じさせる手段は、他に、たとえば、アーム部13の第1の右側アーム15a及び第1の左側アーム15bと台座部5との間に直接バネを設ける事によっても良い。
さらに、アーム部13に回転力を生じさせる手段は、シーソのようにアーム部13の回転力とほぼ同一の回転力を発生させる部材を反対位置に設ける事によることも可能である。
さらに、アーム部13に回転力を生じさせる手段は、シーソのようにアーム部13の回転力とほぼ同一の回転力を発生させる部材を反対位置に設ける事によることも可能である。
図8は、ハンドル37の説明図である。
図8のように、左側ハンドル37bは、第1の左側ハンドル部材37b−1、第2の左側ハンドル部材37b−2及び第3の左側ハンドル部材37b−3から形成されている。
第1の左側ハンドル部材37b−1は、画面部3の左側でかつ上側位置から表示画面35の外側方向に垂直に延びる四角棒状の形状を有している。
第2の左側ハンドル部材37b−2は、第1の左側ハンドル部材37b−1の表示画面35から遠い方の端部から、下側方向に向かって延びる丸棒状の形状を有している。多くの場合、ユーザはこの第2の左側ハンドル部材37b−2を把持して画面部3の位置及び表示画面35が向いている角度を変更している。
第3の左側ハンドル部材37b−3は、画面部3の左側でかつ下側位置から表示画面35の外側方向に垂直に延びる丸棒状の形状を有している。
この第3の左側ハンドル部材37b−3と第2の左側ハンドル部材37b−2とは、それぞれと135度程度の角度を有する部材で連結されている。
左側ハンドル37bは、以上のように縦型ハンドル形状を有している。このように、縦型ハンドル形状を有していることから、ユーザは横型ハンドル形状に比べてより容易に画面部3の角度を調節することが可能となっている。
なお、前述したが、回転力調節部41等の回転力保持構造を有していることから、画面部3の位置を変更するために必要とされる力が減少したため、このような縦型ハンドルを採用可能となっている。
第1の左側ハンドル部材37b−1は、画面部3の左側でかつ上側位置から表示画面35の外側方向に垂直に延びる四角棒状の形状を有している。
第2の左側ハンドル部材37b−2は、第1の左側ハンドル部材37b−1の表示画面35から遠い方の端部から、下側方向に向かって延びる丸棒状の形状を有している。多くの場合、ユーザはこの第2の左側ハンドル部材37b−2を把持して画面部3の位置及び表示画面35が向いている角度を変更している。
第3の左側ハンドル部材37b−3は、画面部3の左側でかつ下側位置から表示画面35の外側方向に垂直に延びる丸棒状の形状を有している。
この第3の左側ハンドル部材37b−3と第2の左側ハンドル部材37b−2とは、それぞれと135度程度の角度を有する部材で連結されている。
左側ハンドル37bは、以上のように縦型ハンドル形状を有している。このように、縦型ハンドル形状を有していることから、ユーザは横型ハンドル形状に比べてより容易に画面部3の角度を調節することが可能となっている。
なお、前述したが、回転力調節部41等の回転力保持構造を有していることから、画面部3の位置を変更するために必要とされる力が減少したため、このような縦型ハンドルを採用可能となっている。
また、第1の左側ハンドル部材37b−1の表示画面35の外部側方向位置で、左側側面には2つの左側操作部39bが形成されている。
この、左側操作部39bは表示画面35の表示内容等を変更することが可能である。場合によっては、カメラ本体9の状態を変更等することも可能である。
このように、第1の左側ハンドル部材37b−1に左側操作部39bが形成されていることから、ユーザは画面部3を操作しつつ左側操作部39bを操作することが可能となっている。
また、第2の左側ハンドル部材37b−2ではなく、第1の左画エアハンドル部材37b−1に左側操作部39bを形成している。
このことから、ユーザが第2の左側ハンドル部材37b−2を把持して画面部3の位置角度を操作している途中に誤って左側操作部39bを操作してしまうことを防止することも可能となっている。
この左側操作部39bは、ユーザが任意に必要な機能を割り当てることが可能とすると、より好適である。
このように構成したことから、よりユーザの使用の便宜性が増す。
なお、右側ハンドル37aの構成も左側ハンドル37bと面対称である。
この、左側操作部39bは表示画面35の表示内容等を変更することが可能である。場合によっては、カメラ本体9の状態を変更等することも可能である。
このように、第1の左側ハンドル部材37b−1に左側操作部39bが形成されていることから、ユーザは画面部3を操作しつつ左側操作部39bを操作することが可能となっている。
また、第2の左側ハンドル部材37b−2ではなく、第1の左画エアハンドル部材37b−1に左側操作部39bを形成している。
このことから、ユーザが第2の左側ハンドル部材37b−2を把持して画面部3の位置角度を操作している途中に誤って左側操作部39bを操作してしまうことを防止することも可能となっている。
この左側操作部39bは、ユーザが任意に必要な機能を割り当てることが可能とすると、より好適である。
このように構成したことから、よりユーザの使用の便宜性が増す。
なお、右側ハンドル37aの構成も左側ハンドル37bと面対称である。
以上の実施形態によれば、ビューファインダ1は、カメラ本体9によって撮影された画像を表示可能な表示画面35が形成された画面部3と、を有している。
また、カメラ本体9に固定可能な台座部5と、台座部5と画面部3を連結し、画面部3を台座部7を基点として移動させるアーム部13と、を有している。
そして、アーム部13は、画面部3の右側サイドに形成された右側アーム部13aと、画面部3の左側サイドに形成された左側アーム部13bと、を有している。
そして、右側アーム部13aは、画面部3と回転可能に形成され、かつ、台座部5と回転可能に形成される第1の右側アーム15aと、画面部3と回転可能に形成され、かつ、台座部5と回転可能に形成される第2の右側アーム17aと、を含んでいる。
加えて、左側アーム部13bは、画面部3と回転可能に形成され、かつ、台座部5と回転可能に形成される第1の左側アーム15bと、画面部3と回転可能に形成され、かつ、台座部5と回転可能に形成される第2の左側アーム17bと、を含んでいる。
第1の右側アーム15a、第2の右側アーム17a、台座部5及び画面部3が4節回転リンク機構を形成し、第1の左側アーム15b、第2の左側アーム17b、台座部5及び画面部3が4節回転リンクを形成している。
以上のような構成を有することから、ユーザが画面部3を移動させた場合であっても、ユーザはさらに特段の操作を行わなくても、表示画面35を視認し続けることが可能となる。
また、カメラ本体9に固定可能な台座部5と、台座部5と画面部3を連結し、画面部3を台座部7を基点として移動させるアーム部13と、を有している。
そして、アーム部13は、画面部3の右側サイドに形成された右側アーム部13aと、画面部3の左側サイドに形成された左側アーム部13bと、を有している。
そして、右側アーム部13aは、画面部3と回転可能に形成され、かつ、台座部5と回転可能に形成される第1の右側アーム15aと、画面部3と回転可能に形成され、かつ、台座部5と回転可能に形成される第2の右側アーム17aと、を含んでいる。
加えて、左側アーム部13bは、画面部3と回転可能に形成され、かつ、台座部5と回転可能に形成される第1の左側アーム15bと、画面部3と回転可能に形成され、かつ、台座部5と回転可能に形成される第2の左側アーム17bと、を含んでいる。
第1の右側アーム15a、第2の右側アーム17a、台座部5及び画面部3が4節回転リンク機構を形成し、第1の左側アーム15b、第2の左側アーム17b、台座部5及び画面部3が4節回転リンクを形成している。
以上のような構成を有することから、ユーザが画面部3を移動させた場合であっても、ユーザはさらに特段の操作を行わなくても、表示画面35を視認し続けることが可能となる。
第1の右側アーム15aと台座部5とを回転可能に連結する第1の右側回転中心軸19aは第2の右側アーム17aと台座部5とを回転可能に連結する第2の右側回転中心軸23aよりも、台座部5がカメラ本体9と連結する側に位置している。
また、第1の右側アーム15aと画面部3とを回転可能に連結する第3の右側回転中心軸21aは第2の右側アーム17aと画面部3とを回転可能に連結する第4の右側回転中心軸25aよりも、台座部5がカメラ本体9と連結する側に位置している。
そして、第1の左側アーム15bと台座部5とを回転可能に連結する第1の左側回転中心軸19bは第2の左側アーム17bと台座部5とを回転可能に連結する第2の左側回転中心軸23bよりも、台座部5がカメラ本体9と連結する側に位置している。
さらに、第1の左側アーム15bと画面部3とを回転可能に連結する第3の左側回転中心軸21bは第2の左側アーム17bと画面部3とを回転可能に連結する第4の左側回転中心軸25bよりも、台座部5がカメラ本体9と連結する側に位置している。
以上のような構成を有することから、ユーザが画面部3を移動させた場合であっても、ユーザはさらに特段の操作を行わなくても、表示画面35を視認し続けることが可能となる。
また、第1の右側アーム15aと画面部3とを回転可能に連結する第3の右側回転中心軸21aは第2の右側アーム17aと画面部3とを回転可能に連結する第4の右側回転中心軸25aよりも、台座部5がカメラ本体9と連結する側に位置している。
そして、第1の左側アーム15bと台座部5とを回転可能に連結する第1の左側回転中心軸19bは第2の左側アーム17bと台座部5とを回転可能に連結する第2の左側回転中心軸23bよりも、台座部5がカメラ本体9と連結する側に位置している。
さらに、第1の左側アーム15bと画面部3とを回転可能に連結する第3の左側回転中心軸21bは第2の左側アーム17bと画面部3とを回転可能に連結する第4の左側回転中心軸25bよりも、台座部5がカメラ本体9と連結する側に位置している。
以上のような構成を有することから、ユーザが画面部3を移動させた場合であっても、ユーザはさらに特段の操作を行わなくても、表示画面35を視認し続けることが可能となる。
第1の右側回転中心軸19aと第3の右側回転中心軸21aとの距離と第2の右側回転中心軸23aと第4の右側回転中心軸25aとの距離とが同一に形成されている。
また、第1の左側回転中心軸19bと第3の左側回転中心軸21bとの距離と第2の左側回転中心軸23bと第4の左側回転中心軸25bとの距離とが同一に形成されている。
以上のような構成を有することから、ユーザが画面部3を移動させた場合であっても、ユーザはさらに特段の操作を行わなくても、画面部3の表示画面35が向いている方向が変化せず、表示画面35を視認し続けることが可能となる。
また、第1の左側回転中心軸19bと第3の左側回転中心軸21bとの距離と第2の左側回転中心軸23bと第4の左側回転中心軸25bとの距離とが同一に形成されている。
以上のような構成を有することから、ユーザが画面部3を移動させた場合であっても、ユーザはさらに特段の操作を行わなくても、画面部3の表示画面35が向いている方向が変化せず、表示画面35を視認し続けることが可能となる。
第3の右側回転中心軸21aと第4の右側回転中心軸25aとの間には、画面部3の角度を変更する第2の右側回転ハンドル33a(画面角度調整部)が形成されている。
また、第1の右側回転中心軸19aには、右側アーム部13a及び左側アーム部13bが伸びている角度を変更する第1の右側回転ハンドル31a(アーム角度調整部)が形成されている。
そして、第3の左側回転中心軸21bと第4の左側回転中心軸25bとの間には、画面部3の角度の変更に必要な力を調節する第2の左側回転ハンドル33b(画面部側フリクション調整部)が形成されている。
加えて、第1の左側回転中心軸19bには、右側アーム部13a及び左側アーム部13bが伸びている角度を変更するのに必要な力を調整する第1の左側回転ハンドル31b(台座部側フリクション調整部)が形成されている。
このような構成を有することから、ユーザは容易に画面部3の位置や表示画面35が向いている方向を変更することが可能となる。
また、第1の右側回転中心軸19aには、右側アーム部13a及び左側アーム部13bが伸びている角度を変更する第1の右側回転ハンドル31a(アーム角度調整部)が形成されている。
そして、第3の左側回転中心軸21bと第4の左側回転中心軸25bとの間には、画面部3の角度の変更に必要な力を調節する第2の左側回転ハンドル33b(画面部側フリクション調整部)が形成されている。
加えて、第1の左側回転中心軸19bには、右側アーム部13a及び左側アーム部13bが伸びている角度を変更するのに必要な力を調整する第1の左側回転ハンドル31b(台座部側フリクション調整部)が形成されている。
このような構成を有することから、ユーザは容易に画面部3の位置や表示画面35が向いている方向を変更することが可能となる。
第1の右側回転中心軸19a及び第1の左側回転中心軸19bと接続された連結軸51が形成され、連結軸51は第1の右側アーム15a及び第1の左側アーム15bと固定され、第1の右側アーム15aと第1の左側アーム15bの角度を一致させている。
このような構成を有することから、右側アーム部13aと左側アーム部13bとの角度を簡易な構成によって一致させることが可能となる。
このような構成を有することから、右側アーム部13aと左側アーム部13bとの角度を簡易な構成によって一致させることが可能となる。
右側アーム部13a及び左側アーム部13bを回転させて画面部3をカメラ本体9から離間させる方向に回転中心軸には回転力が付与されている。
このような構成を有することから、画面部3を所望の位置に移動させる動作の最初及び最後等にユーザは特段の操作を必要とせず、移動の最中に多くの力を必要としない。
このような構成を有することから、画面部3を所望の位置に移動させる動作の最初及び最後等にユーザは特段の操作を必要とせず、移動の最中に多くの力を必要としない。
ウオームギア43と、ウオームギア43のウオーム47を回転させる回転力調節部41と、一端が連結軸51と固定され、ウオームギア43のウオームホール45と固定されるねじりコイルばね55と、を有する。
このような構成を有することから、簡便な構成でアーム部13への回転力を発生することができる。また、簡便な構成でアーム部13への回転力を調節することが可能となる。
このような構成を有することから、簡便な構成でアーム部13への回転力を発生することができる。また、簡便な構成でアーム部13への回転力を調節することが可能となる。
ねじりコイルばね55は、連結軸51を中心にして螺旋状に巻かれている。
このような構成を有することから、簡便な構成でアーム部13への回転力を発生することができる。
このような構成を有することから、簡便な構成でアーム部13への回転力を発生することができる。
画面部3の右側サイドには、表示画面35の手前側に張り出した右側ハンドル37aが形成され、画面部3の左側サイドには、表示画面35の手前側に張り出した左側ハンドル37bが形成されている。
このような構成を有することから、ユーザは横型ハンドル形状に比べてより容易に画面部3の一角度を調節することが可能となっている。
このような構成を有することから、ユーザは横型ハンドル形状に比べてより容易に画面部3の一角度を調節することが可能となっている。
右側ハンドル37aは、一端は画面部3の上部位置で固定され、他端は画面部3の下部位置で固定されている縦型ハンドルであり、左側ハンドル37bは、一端は画面部3の上部位置で固定され、他端は画面部3の下部位置で固定されている縦型ハンドルである。
このような構成を有することから、ユーザは横型ハンドル形状に比べてより容易に画面部3の一角度を調節することが可能となっている。
このような構成を有することから、ユーザは横型ハンドル形状に比べてより容易に画面部3の一角度を調節することが可能となっている。
右側ハンドル37aの上部側の位置には、右側操作部39aが形成され、左側ハンドル37bの上部側の位置には、左側操作部39bが形成されている。
このような構成を有することから、ユーザは画面部3を操作しつつ左側操作部39bを操作することが可能となっている。
このような構成を有することから、ユーザは画面部3を操作しつつ左側操作部39bを操作することが可能となっている。
第1の右側回転ハンドル31aはアーム角度調整部の一例又は一部であり、第1の左側回転ハンドル31bは台座部フリクション調整部の一例又は一部である。
また、第2の右側回転ハンドル33aは画面角度調整部の一例又は一部であり、第2の左側回転ハンドル33bは画面部側フリクション調整部の一例又は一部である。
また、本発明において同一とは、製造誤差等による誤差等によって生じる程度の範囲の違いを有する範囲をも含む。
また、第2の右側回転ハンドル33aは画面角度調整部の一例又は一部であり、第2の左側回転ハンドル33bは画面部側フリクション調整部の一例又は一部である。
また、本発明において同一とは、製造誤差等による誤差等によって生じる程度の範囲の違いを有する範囲をも含む。
本発明は、以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施されてよい。
ビューファインダ1は、カメラ機能を有する全ての電気製品に適用可能である。カメラ本体9は固定カメラ、携帯カメラ等であって良い。
ビューファインダ1は、カメラ機能を有する全ての電気製品に適用可能である。カメラ本体9は固定カメラ、携帯カメラ等であって良い。
1…ビューファインダ、3…画面部、5…台座部、7…アジャスタ部、9…カメラ本体、13…アーム部、13a…右側アーム部、13b…左側アーム部、15…第1のアーム、15a…第1の右側アーム、15b…第1の左側アーム、16…配線アーム、16a…右側配線アーム、16b…左側配線アーム、17…第2のアーム、17a…第2の右側アーム、17b…第2の左側アーム、19…第1の回転中心軸、19a…第1の右側回転中心軸、19b…第1の左側回転中心軸、21…第3の回転中心軸、21a…第3の右側回転中心軸、21b…第3の左側回転中心軸、23…第2の回転中心軸、23a…第2の右側回転中心軸、23b…第2の左側回転中心軸、25…第4の回転中心軸、25a…第4の右側回転中心軸、25b…第4の左側回転中心軸、27…第1の支持部、27a…第1の右側支持部、27b…第1の左側支持部、29…第2の支持部、29a…第2の右側支持部、29b…第2の左側支持部、31…第1の回転ハンドル、31a…第1の右側回転ハンドル(アーム角度調整部)、31b…第1の左側回転ハンドル(台座部フリクション調整部)、33…第2の回転ハンドル、33a…第2の右側回転ハンドル(画面角度調整部)、33b…第2の左側回転ハンドル(画面部側フリクション調整部)、35…表示画面、37…ハンドル、37a…右側ハンドル、37b…左側ハンドル、37−1…第1のハンドル部材、37a−1…第1の右側ハンドル部材、37b−1…第1の左側ハンドル部材、37−2…第2のハンドル部材、37a−2…第2の右側ハンドル部材、37b−2…第2の左側ハンドル部材、37−3…第3のハンドル部材、37a−3…第3の右側ハンドル部材、37b−3…第3の左側ハンドル部材、39…操作部、39a…右側操作部、39b…左側操作部、41…回転力調節部、43…ウオームギア、45…ウオームホール、47…ウオーム、51…連結軸、53…連結部材、53a…右側連結部材、53b…左側連結部材、55…コイルばね、55a…右側コイルばね、55b…左側コイルばね、57…ギアボックス、59…ストッパ、59a…右側ストッパ、59b…左側ストッパ
Claims (11)
- カメラ本体によって撮影された画像を表示可能な表示画面が形成された画面部と、
前記カメラ本体に固定可能な台座部と、
前記台座部と前記画面部を連結し、前記画面部を前記台座部を基点として移動させるアーム部と、を有し、
前記アーム部は、
前記画面部の右側サイドに形成された右側アーム部と、
前記画面部の左側サイドに形成された左側アーム部と、を有し、
前記右側アーム部は、
前記画面部と回転可能に形成され、かつ、前記台座部と回転可能に形成される第1の右側アームと、
前記画面部と回転可能に形成され、かつ、前記台座部と回転可能に形成される第2の右側アームと、を含み、
前記左側アーム部は、
前記画面部と回転可能に形成され、かつ、前記台座部と回転可能に形成される第1の左側アームと、
前記画面部と回転可能に形成され、かつ、前記台座部と回転可能に形成される第2の左側アームと、を含み、
前記第1の右側アーム、前記第2の右側アーム、前記台座部及び前記画面部が4節回転リンク機構を形成し、
前記第1の左側アーム、前記第2の左側アーム、前記台座部及び前記画面部が4節回転リンクを形成している
ビューファインダ。 - 前記第1の右側アームと前記台座部とを回転可能に連結する第1の右側回転中心軸は前記第2の右側アームと前記台座部とを回転可能に連結する第2の右側回転中心軸よりも、前記台座部が前記カメラ本体と連結する側に位置し、
前記第1の右側アームと前記画面部とを回転可能に連結する第3の右側回転中心軸は前記第2の右側アームと前記画面部とを回転可能に連結する第4の右側回転中心軸よりも、前記台座部が前記カメラ本体と連結する側に位置し、
前記第1の左側アームと前記台座部とを回転可能に連結する第1の左側回転中心軸は前記第2の左側アームと前記台座部とを回転可能に連結する第2の左側回転中心軸よりも、前記台座部が前記カメラ本体と連結する側に位置し、
前記第1の左側アームと前記画面部とを回転可能に連結する第3の左側回転中心軸は前記第2の左側アームと前記画面部とを回転可能に連結する第4の左側回転中心軸よりも、前記台座部が前記カメラ本体と連結する側に位置する
請求項1に記載のビューファインダ。 - 第1の右側回転中心軸と第3の右側回転中心軸との距離と第2の右側回転中心軸と第4の右側回転中心軸との距離とが同一に形成され、
第1の右側回転中心軸と第3の右側回転中心軸との距離と第2の右側回転中心軸と第4の右側回転中心軸との距離とが同一に形成される
請求項2に記載のビューファインダ。 - 前記第3の右側回転中心軸と前記第4の右側回転中心軸との間には、前記画面部の角度を変更する画面角度調整部が形成され、
前記第1の右側回転中心軸には、前記右側アーム部及び前記左側アーム部が伸びている角度を変更するアーム角度調整部が形成され、
前記第3の左側回転中心軸と前記第4の左側回転中心軸との間には、前記画面部の角度の変更に必要な力を調節する画面部側フリクション調整部が形成され、
前記第1の左側回転中心軸には、前記右側アーム部及び前記左側アーム部が伸びている角度を変更するのに必要な力を調整する台座部側フリクション調整部が形成されている
請求項3に記載のビューファインダ。 - 前記第1の右側回転中心軸及び前記第1の左側回転中心軸と接続された連結軸が形成され、
前記連結軸は前記第1の右側アーム及び前記第1の左側アームと固定され、前記第1の右側アームと前記第1の左側アームの角度を一致させている
請求項2〜4のいずれか1項に記載のビューファインダ。 - 前記右側アーム部及び前記左側アーム部を回転させて前記画面部を前記カメラ本体から離間させる方向に前記回転中心軸には回転力が付与されている
請求項5に記載のビューファインダ。 - ウオームギアと、
前記ウオームギアのウオームを回転させる回転力調節部と、
一端が前記連結軸と固定され、前記ウオームギアのウオームホールと固定されるねじりコイルばねと、を有する
請求項6に記載のビューファインダ。 - 前記ねじりコイルばねは、前記連結軸を中心にして螺旋状に巻かれている
請求項7に記載のビューファインダ。 - 前記画面部の右側サイドには、表示画面の手前側に張り出した右側ハンドルが形成され、
前記画面部の左側サイドには、表示画面の手前側に張り出した左側ハンドルが形成されている
請求項1〜8のいずれか1項に記載のビューファインダ。 - 前記右側ハンドルは、一端は前記画面部の上部位置で固定され、他端は前記画面部の下部位置で固定されている縦型ハンドルであり、
前記左側ハンドルは、一端は前記画面部の上部位置で固定され、他端は前記画面部の下部位置で固定されている縦型ハンドルである
請求項9に記載のビューファインダ。 - 前記右側ハンドルの上部側の位置には、右側操作部が形成され、
前記左側ハンドルの上部側の位置には、左側操作部が形成されている
請求項10に記載のビューファインダ。
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