JP6093195B2 - カメラ支持装置 - Google Patents

カメラ支持装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6093195B2
JP6093195B2 JP2013012579A JP2013012579A JP6093195B2 JP 6093195 B2 JP6093195 B2 JP 6093195B2 JP 2013012579 A JP2013012579 A JP 2013012579A JP 2013012579 A JP2013012579 A JP 2013012579A JP 6093195 B2 JP6093195 B2 JP 6093195B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
support device
camera support
wire
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013012579A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014146856A (ja
Inventor
大一郎 加藤
大一郎 加藤
一利 武藤
一利 武藤
藤井 真人
真人 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Broadcasting Corp
NHK Engineering System Inc
Original Assignee
Japan Broadcasting Corp
NHK Engineering System Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Broadcasting Corp, NHK Engineering System Inc filed Critical Japan Broadcasting Corp
Priority to JP2013012579A priority Critical patent/JP6093195B2/ja
Publication of JP2014146856A publication Critical patent/JP2014146856A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6093195B2 publication Critical patent/JP6093195B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessories Of Cameras (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は、テレビジョン番組制作、映画製作等のスタジオで用いるカメラを屋内(三次元空間内)の任意の位置で支持するカメラ支持装置に関する。
テレビジョン番組制作、映画製作等のスタジオで用いられるカメラは、スチルカメラと違い、自由に方向を変えながらの撮影(動画を含む)が不可欠である。その為、従来、スタジオで用いられるカメラを支持する装置として、三脚、ペデスタル、クレーンが使用されている。
三脚は、シンプルな構造を有し、カメラの向きと高さを変えることができ安定な撮影が可能である。
ペデスタルは、カメラの向きや高さの変更が可能であり、移動を伴っての撮影を行うことができる。
クレーンは、アームの長さを活かした高い位置からの撮影や、移動を伴っての撮影を行うことができ、上記挙げた中では最も自由度の高い撮影を行うことができる可能である。
また、スタジオで用いられるカメラ支持装置として、特許文献1に示すような装置が提案されている。特許文献1で提案されたカメラ支持装置は、スタジオの天井部(天井)に敷設されたレール上を移動可能な駆動装置と、該駆動装置の下端部に配置される上下に屈伸する上下移動アームと、該上下移動アームの先端部に配置されると共にカメラが装着され、パン・チルトを実現するパン・チルト装置とを備えて構成される。
特開平10−108044号公報
しかしながら、三脚は、脚部の下に車輪を付加しない限り移動を伴い撮影を行うことができなかった。
また、ペデスタルは、高さ方向への移動には、機構的な問題とカメラマンがビューファインダーをのぞくことができる範囲内という制限があるので、カメラマンの身長を大幅に超えるほどにカメラの位置を高くすることができなかった。一方、下方向への移動には、機構的な問題でカメラマンの腰の位置程度が限界であり、それより下の極端に低い位置にカメラを移動させることはできなかった。
また、クレーンは、アームの長さが欠点となり、撮影時に広いバックスペースを必要とし、低いポジションで撮影する場合、アームが人の導線を遮ってしまうなどの欠点があった。さらに、クレーンの最大の弱点は、構造上、移動撮影から静止撮影に移行する際、アームが共振周波数によって揺れてしまうというものであった。その為、アームを用いて移動を行って撮影する場合、超低速に減速した上で揺れが目立たないように停止させたり、静止する前に違うカメラの映像に切り替え、クレーンに設置されるカメラの揺れた映像が放送に出ないようにするなどの運用上の施策で回避しているのが現状であった。
また、特許文献1で提案されたカメラ支持装置は、カメラをスタジオの天井から離れた低い位置で保持することを可能にしようとした場合、上下移動アームの長さを長くする必要がある。しかし、このカメラ支持装置は、上下移動アームの長さに比例して重量が重くなることから、天井の強度も上下移動アームの長さに比例して強くする必要があった。
さらに、特許文献1で提案されたカメラ支持装置は、スタジオ内又はスタジオ外に設置されたテレビジョンモニターを見ながら遠隔操作されるので、カメラの視点と操作者(カメラマン)の視点とが異なる。その為、このカメラ支持装置は、直感的に動かしにくかった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであって、移動を伴う撮影が可能であり、上下方向の移動に対してカメラマンの身長の影響が少なく、設置に広いスペースを要さず、さらに、速度変化を伴う移動をされても安定した撮影を行うことが可能なカメラ支持装置を提供することを課題とする。
また、天井の高さに関係なく小型で、かつ、操作者が直感的に操作し易いカメラ支持装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために請求項1に係るカメラ支持装置は、天井からカメラを吊り下げ支持するカメラ支持装置であって、カメラを保持する保持機構と、天井に設置され、先端が保持機構に接続されるワイヤを用いて保持機構を吊り下げる吊り機構と、を備え、吊り機構が、ワイヤの巻き取り、及び送り出しが自在なワイヤ巻取送出手段と、カメラ、及び保持機構の重さと吊り合うトルクを弾性変形によりワイヤ巻取送出手段に付与する弾性部品とを有する構成とした。
このような構成を備えるカメラ支持装置は、ワイヤ巻取送出手段によって、ワイヤを送り出すことでカメラの位置を下降させ、ワイヤを巻き取ることでカメラの位置を上昇させる。また、カメラ支持装置は、弾性部品によって、カメラを吊り下げ支持する。
請求項2に係るカメラ支持装置は、請求項1に係るカメラ支持装置において、弾性部品を定張力ばねとする構成とした。
このような構成を備えるカメラ支持装置は、定張力ばねが弾性変形する距離に関わらず一定のトルクを発生させるので、下降後の位置や上昇後の位置でカメラが動かないように吊り下げ支持することができる。
請求項3に係るカメラ支持装置は、請求項1又は請求項2に係るカメラ支持装置において、一端が保持機構の下部にユニバーサルジョイントを用いて設置され、カメラの操作を行う操作部が取り付けられた伸縮自在な操作用アームを備える構成とした。
このような構成を備えるカメラ支持装置は、操作用アームによって、カメラの位置や方向を自在に調整することができる。
請求項4に係るカメラ支持装置は、請求項3に係るカメラ支持装置において、操作部が、カメラのアイリス、焦点距離、画角、パン方向の角度、及びチルト方向の角度の内、少なくとも何れか一つを調整できるリモートコントローラを備える構成とした。
このような構成を備えるカメラ支持装置は、カメラ自体に手が届かなくても、操作部のリモートコントローラによって、カメラの撮影に関する操作を行うことができる。
請求項5に係るカメラ支持装置は、請求項1ないし請求項4の何れか1項に係るカメラ支持装置において、吊り機構が、天井をスライド自在に設置されている構成とした。
このような構成を備えるカメラ支持装置は、吊り機構をスライドさせることで、吊り下げられているカメラの位置を水平方向に大きく変更することができる。
請求項6に係るカメラ支持装置は、請求項1ないし請求項5の何れか1項に係るカメラ支持装置において、吊り機構が、ワイヤの送り出し方向を調整できる送出方向調整機構と、ワイヤ巻取送出手段に取り付けられ前記ワイヤの送出量を計測する第1センサと、送出方向調整機構に取り付けられワイヤの送り出し方向を計測する第2センサとを備え、第1センサ及び第2センサからカメラの位置を算出する構成とした。
このような構成を備えるカメラ支持装置は、スタジオ内でのカメラの三次元位置を算出することができる。
請求項1及び請求項2に係る発明によれば、ワイヤを用いてカメラを天井から吊り下げる構造であるため、操作者がカメラの重さを意識することなく、軽い力で思いのままにカメラを移動することができる。また、カメラの下部に大掛かりな機構を持たないので、操作者の膝下程度の低い位置へもカメラを移動することが可能である。また、電力を必要としない弾性部品を用いてカメラを支持しているので、電力を供給するためのケーブルが撮影を妨げることがない。
請求項3に係る発明によれば、操作用アームを伸縮自在な構造なので、操作者が直接手の届かないような高い位置への移動も可能である。また、カメラをワイヤで吊り下げると共にカメラの直下を操作用アームで支持する方式なので、急速な移動撮影から静止撮影に移行するような大きな速度変化を伴う動作を行っても、カメラの揺れを最小限に抑えることが可能である。
請求項4に係る発明によれば、カメラの視点に近い操作者が操作を行うので、手持ちカメラで撮影するような感覚で、手軽に多様なカメラ位置からの撮影を行うことが可能である。
請求項5に係る発明によれば、カメラを水平方向にスライドできる構造なので、カメラの位置を大きく変更する撮影条件などに対応することができる。
請求項6に係る発明によれば、スタジオ内でのカメラの三次元位置を算出することができるので、このデータをCG(Computer Graphics)描画システムに渡すことで、実写とCGとの合成が可能になる。
第1実施形態に係るカメラ支持装置の外観図(一部断面)であり、図1(a)は側面図であり、図1(b)は背面図である。 第1実施形態に係るカメラ支持装置の姿勢制御機構を説明するための図であり、図2(a)は操作用アームが伸びた状態であり、図2(b)は操作用アームが縮んだ状態である。 第1実施形態に係るカメラ支持装置を用いて、カメラの高さを変更して撮影する場合を説明するための図である。 第1実施形態に係るカメラ支持装置を用いて、カメラの操作者が入りにくい位置で撮影する場合を説明するための図である。 第1変形例に係るカメラ支持装置外観図であり、図5(a)は側面図であり、図5(b)は背面図である。 第2変形例に係るカメラ支持装置外観図であり、図6(a)は側面図であり、図6(b)は背面図である。 第3変形例に係るカメラ支持装置外観図(一部断面)であり、図7(a)は側面図であり、図7(b)は背面図である。
以下、本発明の実施形態について適宜図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一の構成については同一の名称及び符号を付し、詳細説明を省略する。また、参照する図面において、本発明を構成する部材の寸法は、説明を明確にするために誇張して表現されている場合がある。
<実施形態>
[カメラ支持装置の構成の説明]
本発明に係るカメラ支持装置について、図1を参照しながら説明する。カメラ支持装置100は、テレビジョン番組制作、映画製作等のスタジオで用いられるカメラ10を吊り下げ支持する装置である。
カメラ支持装置100は、保持機構20と、吊り機構30と、操作機構40と、を主に備えている。ここで、図1で示した吊り機構30は、内部構成を説明するために筺体31部分が断面図となっている。次に、カメラ支持装置100の各部の構成について説明する。
(保持機構)
保持機構20は、吊り下げられた状態のカメラ10を保持する機構である。保持機構20は、台座21と、保持機構本体22と、を主に備えている。
台座21は、カメラ10を上部に設置できる強度を有する板材である。台座21は、下面にチルト方向の傾動を行うギヤ群21b(図2参照)が格納される凸部21cが形成されている。ギヤ群21bは、詳細は後記する姿勢制御機構70(図2参照)に接続され、チルト調整ダイヤル64が操作されることで台座21が支点21aを中心にチルト方向(図2参照)に傾く。その為、台座21は、傾斜した状態においてもカメラ10が摺動しないように、カメラ10を金具で固定している。なお、台座21は、形状や大きさについて特に限定されないが、設置されたカメラ10の重心が支点21a上になるように構成されるのがよい。
保持機構本体22は、所定の厚さを有するリング部材である。保持機構本体22は、台座21を支点21aでチルト方向に傾けられるように支持する軸受け部22aと、操作用アーム50を前後左右方向に傾動自在に保持するユニバーサルジョイント22bとを備える。
(吊り機構)
吊り機構30は、保持機構20(カメラ10を含む)、及び操作機構40を吊り下げるための機構である。吊り機構30は、筺体31と、定張力ばね32と、プーリー33と、ワイヤ導出部34と、を主に備えている。
筺体31は、箱型をなし、上部を天井にパン方向に対して回動自在に設置されている。
定張力ばね32は、開放時に密着巻きされた渦巻きばねであり、外側端の引き出し距離に関わらずほぼ一定のトルクを発生させる。この点で、定張力ばね32は、例えば外側端の引き出し距離に比例してトルクが変化するぜんまいとは異なる。
本実施形態では、定張力ばね32は、筺体31の内部に設置される。そして、定張力ばね32は、内側端を従動軸32bに取り付け、外側端を側面視で逆S字形状になるように(従動軸32bに巻かれる方向とは逆方向である矢印方向に巻かれるように)駆動軸32aに取り付けてある。また、定張力ばね32は、幅や厚さ、開放時の曲率を適宜選択することで、吊り機構30より下の構造の質量と同等のトルクを外側端の引き出し距離に関わらずほぼ一定に発生させる。
プーリー33は、定張力ばね32の外側端が取り付けられる駆動軸32aを用いて軸支され、駆動軸32aの回動に連動して回動する。また、プーリー33は、ワイヤ39の一端が取り付けられており、図の矢印方向(右回り)に回動することでワイヤ39を送り出し、図の矢印方向とは反対方向(左回り)に回動することでワイヤ39を巻き取る。巻き取ったワイヤ39は、プーリー33に巻装される。
ここで、前述した通り、カメラ支持装置100は、定張力ばね32が発生させるトルクと、ワイヤ39に接続される吊り機構30より下の構造の合計質量とが均衡するように構成されている。その為、カメラマンがカメラ支持装置100から手を離した状態では、ワイヤ39が巻き取られも、送り出されもされない。すなわち、カメラ支持装置100は、定張力ばね32が発生させるトルクを用いて、下降後の位置や上昇後の位置でカメラ10が動かないように吊り機構30より下の構造の質量を吊り下げ支持する。一方、ワイヤ39の巻き取り、又は送り出しが行われるのは、カメラマンがカメラ10を手動で上下方向に移動させる場合である。この場合は、カメラマンが操作機構40に加える力により、定張力ばね32が吊り機構30より下の構造を上昇させようとする力(トルク)と、吊り機構30より下の構造の合計質量により自然落下する力との均衡が崩れ、ワイヤ39の巻き取り、又は送り出しがなされる。
ワイヤ導出部34は、筺体31の下部に設置され、プーリー33からワイヤ39を導出する機構である。ワイヤ導出部34は、カメラ10の前後方向の位置に応じてワイヤ39の送り出し方向を変える軸受け部34aを備える。それにより、障害物等があることによりカメラマンが入りにくい位置で撮影を行いたい場合に、カメラ10を前後方向に移動させて撮影を行うことが可能となる(図4参照)。
(操作機構)
操作機構40は、カメラマンがカメラ10の位置調整、姿勢調整、及び撮影に関する操作を行う機構である。操作機構40は、操作用アーム50と、操作部60と、姿勢制御機構70(図2参照)と、を主に備えている。
操作用アーム50は、カメラマンがカメラ10の前後左右上下方向の位置を調整するものである。操作用アーム50は、ユニバーサルジョイント22bを介して保持機構20の下部に前後左右方向に傾動自在に接続される。操作用アーム50の先端には、カメラ10の姿勢調整や撮影に関する操作を行う操作部60が設置されている。これにより、カメラ支持装置100は、操作用アーム50を傾動することで、カメラ10の操作を行う操作部60の位置を自由に変更することができる。また、操作用アーム50は、直径の異なる円筒を複数段(2段以上)に重ねた伸縮自在な構造である。この構造により、カメラ10の操作を行う操作部60の位置をカメラ10から任意の距離にすることができる。
さらに、操作用アーム50は、カメラ10に近い部分の円筒の側面に、グリップ51及び操作棒52が設置されている。グリップ51や操作棒52は、カメラ10の高さの調整や、前後左右位置の調整を行う際にカメラマンが把持するものである。操作棒52は、グリップ51がカメラマンの手が届かない位置にある場合(例えば、図3(d)や図4の状態)においても、カメラ10の高さの調整等ができるようにするために設置されている。
操作部60は、カメラマンがカメラ10の姿勢調整や撮影に関する操作を行うものである。操作部60は、リモートコントローラ61,62と、液晶モニター63と、調整ダイヤル64とを備えている。リモートコントローラ61,62は、カメラ10の焦点距離、ズーム、アイリス、画角等を調整するためのものである。液晶モニター63は、カメラ10の映像を確認するためのものである。液晶モニター63は、ヒンジ構造を介して連結部材(符号省略)と接続される。連結部材の根元部分が前後方向に回動し、さらに液晶モニター63自体も左右方向に回動することが可能である。チルト調整ダイヤル64は、カメラ10のチルト方向の角度を調整するためのものである。チルト調整ダイヤル64は、姿勢制御機構70(図2参照)の操作部側プーリー71に接続され、カメラマンがチルト調整ダイヤル64を回動することで台座21がチルト方向に傾く。
続いて、姿勢制御機構70について、図2を参照しながら説明する。ここで、説明の便宜上、操作用アーム50が2段構造である場合を想定して姿勢制御機構70の構成を説明するが、図1に示すように2段以上の多段となっても、基本的な構造は同様である。
姿勢制御機構70は、カメラ10が設置される台座21をチルト方向に傾ける機構である。姿勢制御機構70は、操作部側第1プーリー71と、操作部側第2プーリー72と、カメラ側第1プーリー73と、カメラ側第2プーリー74と、ワイヤ79とを備えて構成されている。
操作部側第1プーリー71は、操作部側アーム50aの下端付近に軸支され、チルト調整ダイヤル64に接続される。操作部側第2プーリー72は、操作部側アーム50aの上端付近に軸支される。カメラ側第1プーリー73は、カメラ側アーム50bの下端付近に軸支される。カメラ側第2プーリー74は、台座21の下部に設置され、ギヤ群21bに接続される。ワイヤ79は、操作部側第1プーリー71→操作部側第2プーリー72→カメラ側第1プーリー73→カメラ側第2プーリー74の順番、かつ十分な張力が加わった状態で巻きつけられている。姿勢制御機構70は、そのほとんどが操作用アーム50の内部に設置されているため、カメラ側第2プーリー74及びワイヤ79の一部のみが外部に露出している(図1参照)。
操作用アーム50は、伸縮自在であるが、操作部側アーム50aの移動量に応じて操作部側アーム50aの上端付近に軸支される操作部側第2プーリー72とカメラ側アーム50bの下端付近に軸支されるカメラ側第1プーリー73との距離が変化するので、操作用アーム50の伸縮に伴いワイヤ79の経路長が変化することがない(経路長の変化を吸収することができる)。その為、操作用アーム50の伸縮動作に伴いワイヤ79が弛むこともない。この構成により、姿勢制御機構70は、カメラマンがチルト調整ダイヤル64を回転されることにより発生するトルクを、操作部側第1プーリー71→操作部側第2プーリー72→カメラ側第1プーリー73→カメラ側第2プーリー74→ギヤ群21bの順番に伝え、台座21をチルト方向に傾ける。
以上で、カメラ支持装置の構成についての説明を終了する。
[カメラ支持装置を用いたカメラ支持方法の説明]
カメラ支持装置100を用いて、カメラマンMがカメラ10の高さを変更して撮影する場合について、図3(適宜図1参照)を参照しながら説明する。ここでは、カメラ10の位置を図3(a)の破線の位置→図3(a)の実線の位置→図3(b)の位置→図3(c)の位置→図3(d)の位置の順番に変更する場合を想定する。
(i)低い位置からの撮影を行う場合(例えば、カメラマンの腰や膝程度の高さ)
図3(a)の破線で示す位置から実線で示す位置にカメラ10を移動させて、低い位置からの撮影を行う場合に、カメラマンMは、グリップ51を把持して下方に力を加える。それにより、定張力ばね32に加わる力が発生させられるトルクよりも大きくなり、定張力ばね32の外側端が引き出され、駆動軸32aが図1の矢印方向(右回り)に回動する。それに伴い、プーリー33が回動し、プーリー33に巻きつけられていたワイヤ39が送り出される。この結果、カメラ10が下方に移動する。
続いて、カメラマンMは、カメラ10が希望する位置に移動したら、定張力ばね32に力を加えることを止める。それにより、定張力ばね32に加わる力が発生させられるトルクと同等になり、駆動軸32aの回動が停止する。また、プーリー33の回動も停止し、ワイヤ39の送り出しも停止する。この結果、カメラ10の下方への移動も停止する。この際、カメラマンMは、カメラ支持装置100の操作用アーム50が床に接触しないように縮めた状態にする。この位置で、カメラマンMは、自らがしゃがみこんだ姿勢をとることで、地上付近の低いアングルの撮影を行うことができる。
(ii)標準位置からの撮影を行う場合(例えば、カメラマンの目線付近の高さ)
図3(a)に示す位置から図3(b)に示す位置にカメラ10を移動させて、標準位置からの撮影を行う場合に、カメラマンMは、グリップ51を把持して上方に力を加える。それにより、定張力ばね32に加わる力が発生させられるトルクよりも小さくなり、定張力ばね32の外側端が押し戻され、駆動軸32aが図1の矢印方向とは反対方向(左回り)に回動する。それに伴い、プーリー33が回動し、プーリー33に巻きつけられていたワイヤ39が巻き取られる。この結果、カメラ10が上方に移動する。
続いて、カメラマンMは、カメラ10が希望する位置に移動したら、定張力ばね32に力を加えることを止める。それにより、定張力ばね32に加わる力が発生させられるトルクと同等になり、駆動軸32aの回動が停止する。また、プーリー33の回動も停止し、ワイヤ39の巻き取りも停止する。この結果、カメラ10の上方への移動も停止する。この位置でカメラマンMは、自らが直立した姿勢をとることで、目線の高さのアングルの撮影を行うことができる。
(iii)高い位置からの撮影を行う場合(例えば、カメラマンの頭上付近の高さ)
図3(b)に示す位置から図3(c)に示す位置にカメラ10を移動させて、高い位置からの撮影を行う場合に、カメラマンMは、グリップ51を把持して上方に力を加える。カメラ支持装置100における動作は、図3(b)と同様なので説明を省略する。それにより、カメラ10の位置が上方に移動する。この際、カメラマンMは、カメラ支持装置100の操作用アーム50を伸ばした状態にすることで、液晶モニター63を見ながら頭上付近の高いアングルの撮影を行うことができる。
(iv)より高い位置からの撮影を行う場合(例えば、カメラマンの頭上数メートルの高さ)
図3(c)に示す位置から図3(d)に示す位置にカメラ10を移動させて、より高い位置からの撮影を行う場合に、カメラマンMは、操作棒52を把持して上方に力を加える。カメラ支持装置100における動作は、図3(b)と同様なので説明を省略する。それにより、カメラ10の位置が上方に移動する。この際、カメラマンMは、操作用アーム50に図示しないヒンジ機構により回転自在に設置される液晶モニター63を前後左右に回転させることで、液晶モニター63を見ながらより高いアングルの撮影を行うことができる。
このように、カメラ支持装置100を用いれば、膝下から手の届かない高さまでの広い範囲で撮影を行うことが可能である。
なお、カメラ支持機構100を使用しない場合には、ワイヤ39から保持機構20を取り外し、吊り機構30より下の構造と同等の質量の重りを取り付けておくことができる。また、スタジオ内で撮影の邪魔にならないように図3(d)に示すような高い位置に退避させておいてもよい。
続いて、カメラ支持装置100を用いて、カメラマンMが入りにくい位置で撮影する場合について、図4を参照しながら説明する。
カメラマンMは、図3(c)や図3(d)に示すように操作用アーム50を伸ばした状態にし、操作用アーム50及び操作棒52を両手で把持してカメラ10を前方に倒すように操作することで、クレーンカメラのような姿勢(図4に示す状態)にすることができる。その為、カメラ支持装置100は、カメラマンMが入りにくい狭いエリアに侵入しての撮影や、スタジオの床にセット及び撮影用の機材がある場所での撮影が可能である。
また、クレーンカメラの最大の弱点は、構造上の理由から、移動撮影から静止撮影に移行する際に、アームが共振周波数によって揺れてしまうことであった。一方、本実施形態に係るカメラ支持装置100は、ワイヤ39で吊り下げられたカメラ10の直下を操作用アーム50で支持する方式のため、急速な移動撮影から静止撮影に移行するような大きな速度変化を伴う動作を行っても、カメラ10の揺れを最小限に抑えることが可能である。その為、カメラ支持装置100は、クレーンカメラと比較して、安定した撮影を行うことができる。
以上のように、本実施形態に係るカメラ支持装置100は、カメラ10を空間上で自由に動けるように天井から浮動状態で支持し、伸縮自在の操作用アーム50でカメラ10を操作する。このように、本実施形態に係るカメラ支持装置100は、カメラ10を天井から吊り下げた構造とすることで、カメラマンMはカメラ10の重さを意識することなく、軽い力で思いのままにカメラ10を必要な位置へ移動することができる。また、本実施形態に係るカメラ支持装置100は、操作用アーム50を伸縮自在な構造とすることで、カメラマンMが直接手の届かないような高い位置への移動も可能である。
さらに、本実施形態に係るカメラ支持装置100は、カメラ10の下部に大掛かりな機構を持たないため、膝下程度の低い位置へカメラ10を移動することも可能である。また、本実施形態に係るカメラ支持装置100は、操作用アーム50でカメラ10の直下を支持する方式のため、急速な移動撮影から静止撮影に移行するような大きな速度変化を伴う動作を行っても、カメラ10の揺れを最小限に抑えることが可能であり、クレーンカメラと比較して、安定した撮影を行うことができる。
その為、本実施形態に係るカメラ支持装置100を用いて撮影を行った場合、手持ちカメラで撮影するような感覚で、手軽に多様なカメラ位置からの撮影を行うことが可能になり、特に、TV制作現場では情報番組、音楽芸能番組、ドラマ番組などの様々な番組において、視聴者を飽きさせない効果的な映像を提供できるようになる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その趣旨を変えない範囲で実施することができる。実施形態の変形例を以下に示す。
≪第1変形例≫
実施形態のカメラ支持装置100は、姿勢制御機構70(図2参照)がワイヤ79を用いてカメラ10の姿勢制御を行う場合を説明したが、モータの回転によってカメラ10の姿勢制御を行うようにしてもよい。以下では、モータを用いた姿勢制御機構70Aについて、図5を参照しながら説明する。
姿勢制御機構70Aは、カメラ10の角度を制御量として、カメラ10の姿勢をモータの回転によって制御することで、カメラ10をパン方向及びチルト方向に動かすサーボ機構である。
姿勢制御機構70Aは、カメラ10が固定されるL型の台座21Aaに連結されるチルト駆動用モータ70Aaと、L型の台座21Abに連結されるパン駆動用モータ70Abと、を主に備えている。姿勢制御機構70Aは、操作用アーム50の先端に設置される操作部60と電気通信可能に接続され、操作部60に設けられたスイッチ65が操作されることで、チルト駆動用モータ70Aaやパン駆動用モータ70Abに通電し、カメラ10の姿勢を変更する。なお、姿勢制御機構70Aの駆動方法に関しては、モータによるダイレクトドライブに限らず、ラック&ピニオンやカム機構などの他の方法を採ることもできる。
≪第2変形例≫
また、実施形態のカメラ支持装置100は、吊り機構30が天井に固定される場合を説明したが、カメラ10の位置を大きく変更する撮影条件などに対応するために、吊り機構30が天井を移動自在になるように構成してもよい。以下では、吊り機構30の位置変更手段の一例としてのスライド機構80について、図6を参照しながら説明する。
スライド機構80は、天井に敷かれるガイドレール81と、吊り機構30に設置され、ガイドレール81上を移動自在な可動テーブル82と、を主に備えている。ガイドレール81は、必要に応じて直線や曲面付きなどを選択することが可能である。可動テーブル82は、ガイドレール81に当接する部分に図示しないベアリングが設置されているため、カメラマンは、少ない力でカメラ10を含めたカメラ支持装置100の位置の変更を行うことができる。
ここで、カメラマンは、操作用アーム50、グリップ51や操作棒52などを把持した状態でカメラ支持装置100Bの移動を行うが、これら移動を行うために把持した操作用アーム50などに対する可動テーブル82の追随性を向上したい場合には、ワイヤ39(図1参照)に代えて扁平ベルト39Bを用いるのが好適である。扁平ベルト39Bは、幅方向へのたわみがないことから、可動テーブル82の移動方向(図6ではカメラ10の左右方向)と扁平ベルト39Bの幅方向とを一致させることで、スライド機構80のスライド動作のレスポンスを上げることができる。なお、吊り機構30内部で扁平ベルト39Bの向きを90°回転させれば、カメラ10の前後方向のスライド動作も同様に追随性を向上させることができる。
≪第3変形例≫
また、変形例に係るカメラ支持装置100A(図5参照)は、テレビジョン番組制作、映画製作等のスタジオで用いられる場合を想定して説明したが、バーチャルスタジオで用いるために、カメラ10の種々のデータを取得するように構成してもよい。以下では、バーチャルスタジオで用いるカメラ支持装置100Cについて、図7を参照しながら説明する。
カメラ支持装置100Cは、吊り機構30のパン方向の回転軸にエンコーダ91が装着され、吊り機構30のチルト方向の回転軸にエンコーダ92が装着され、ワイヤ39の送り出し用のプーリー33の回転軸にエンコーダ93が装着されており、各軸の回転量を計測できるようになっている。
カメラ支持装置100Cは、ワイヤ39の出先方向角度がエンコーダ91,92より分かり、また、ワイヤ39の送り出し量(導出量)がエンコーダ93より分かるので、カメラ10の位置を計算によって求めることが可能である。また、カメラ支持装置100Cは、カメラ10自体の姿勢をチルト駆動用モータ70Aa及びパン駆動用モータ70Abのモータ軸に内蔵された図示しないセンサから取得可能である。その為、カメラ支持装置100Cは、総合的にカメラ10の3次元空間上の位置及び姿勢を求められるので、このデータをCG(Computer Graphics)描画システムに渡すことで、実写とCGとの合成が可能になる。
≪その他の変形例≫
また、実施形態に係るカメラ支持装置100は、外側端の引き出し距離に関わらずほぼ一定のトルクを発生させる定張力ばね32を用いていたが、外側端の引き出し距離に比例してトルクが変化する渦巻き状のぜんまい(弾性部品)を用いることも可能である。この場合、カメラマンがカメラ10を上下方向に移動させた後に手を離すと、カメラ10が基準位置に戻ることになる。
また、実施形態に係るカメラ支持装置100は、定張力ばね32のトルクを吊り機構30より下の構造である保持機構20(カメラ10を含む)、及び操作機構40の質量と同等にしていたが、吊り機構30より下の構造が変更された場合に変更後の構造の質量に定張力ばね32が発生するトルクを合わせることで対応が可能である。例えば、吊り機構30より下の構造に新たな機構を追加することで質量が増加した場合には、より強いトルクを発生させる定張力ばね32を選択する。一方、吊り機構30より下の構造から既存の機構を削除することで質量が減少した場合には、より弱いトルクを発生させる定張力ばね32を選択することになる。
なお、実施形態に係るカメラ支持装置100は、映像を扱う業界において、カメラを3次元空間内の任意の位置へ移動させることを目的としたものであるが、移動機構という意味では様々な設備への応用が可能である。例えば、ロボット分野では人が入れない位置で作業を行う極限作業ロボットなど、建設分野では部材を運搬や部品を組み付ける作業を行うマニピュレータなどへの展開が考えられ、広範囲なフィールドで利用が可能である。
10 カメラ
20 保持機構
21 台座
22 保持機構本体
30 吊り機構
31 筺体
32 定張力ばね(弾性部品)
33 プーリー(ワイヤ巻取送出手段)
34 ワイヤ導出部(送出方向調整機構)
39 ワイヤ
39B 扁平ベルト
40 操作機構
50 操作用アーム
51 グリップ
52 操作棒
60 操作部
61,62 リモートコントローラ
63 液晶モニター
64 チルト調整ダイヤル
70,70A 姿勢制御機構
80 スライド機構
91,92 エンコーダ(第2センサ)
93 エンコーダ(第1センサ)
100,100A,100B,100C カメラ支持装置
M カメラマン(操作者)

Claims (6)

  1. 天井からカメラを吊り下げ支持するカメラ支持装置であって、
    前記カメラを保持する保持機構と、
    前記天井に設置され、先端が前記保持機構に接続されるワイヤを用いて前記保持機構を吊り下げる吊り機構と、を備え、
    前記吊り機構は、
    前記ワイヤの巻き取り、及び送り出しが自在なワイヤ巻取送出手段と、前記カメラ、及び前記保持機構の重さと吊り合うトルクを弾性変形により前記ワイヤ巻取送出手段に付与する弾性部品とを有する、
    ことを特徴とするカメラ支持装置。
  2. 前記弾性部品は、
    外側端の引き出し距離に関わらず一定のトルクを発生させる定張力ばねである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のカメラ支持装置。
  3. 一端が前記保持機構の下部にユニバーサルジョイントを用いて設置され、前記カメラの操作を行う操作部が取り付けられた伸縮自在な操作用アーム、
    を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカメラ支持装置。
  4. 前記操作部は、
    前記カメラのアイリス、焦点距離、画角、パン方向の角度、及びチルト方向の角度の内、少なくとも何れか一つを調整できるリモートコントローラを備える、
    ことを特徴とする請求項3に記載のカメラ支持装置。
  5. 前記吊り機構は、
    前記天井をスライド自在に設置されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載のカメラ支持装置。
  6. 前記吊り機構は、
    前記ワイヤの送り出し方向を調整できる送出方向調整機構と、
    前記ワイヤ巻取送出手段に取り付けられ前記ワイヤの送出量を計測する第1センサと、
    前記送出方向調整機構に取り付けられ前記ワイヤの送り出し方向を計測する第2センサと、を備え、
    前記第1センサ及び前記第2センサから前記カメラの位置を算出する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載のカメラ支持装置。
JP2013012579A 2013-01-25 2013-01-25 カメラ支持装置 Active JP6093195B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013012579A JP6093195B2 (ja) 2013-01-25 2013-01-25 カメラ支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013012579A JP6093195B2 (ja) 2013-01-25 2013-01-25 カメラ支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014146856A JP2014146856A (ja) 2014-08-14
JP6093195B2 true JP6093195B2 (ja) 2017-03-08

Family

ID=51426800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013012579A Active JP6093195B2 (ja) 2013-01-25 2013-01-25 カメラ支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6093195B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6455838B2 (ja) * 2015-06-09 2019-01-23 国立大学法人 東京大学 姿勢制御装置
KR101844060B1 (ko) * 2017-10-31 2018-03-30 주식회사 엠에스티 밸브셔터 외부 결합장치

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2514935Y2 (ja) * 1993-06-17 1996-10-23 株式会社シン技術コンサル カメラ吊下式撮影装置
JP2000032325A (ja) * 1998-07-10 2000-01-28 Fuji Photo Optical Co Ltd 撮影装置
JP3477643B2 (ja) * 2001-02-05 2003-12-10 弘毅 火ノ口 高所移動装置と同装置を利用した高所映像表示方法
JP2007330066A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Chubu Electric Power Co Inc 巡視点検装置
JP5805549B2 (ja) * 2012-01-23 2015-11-04 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 カメラ点検機構

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014146856A (ja) 2014-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10021286B2 (en) Positioning apparatus for photographic and video imaging and recording and system utilizing the same
KR101660309B1 (ko) 영상촬영기 슬라이딩 거치대
EP3470952B1 (en) Controlling device, gimbal on which the controlling device is applied and method for controlling a gimbal
US11489995B2 (en) Positioning apparatus for photographic and video imaging and recording and system utilizing the same
JP5063749B2 (ja) 撮影制御システム、撮像装置の制御装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2018534490A (ja) 搭載物を安定させる安定化装置
EP2353046A1 (en) Extendable camera support and stabilization apparatus
CN104019348A (zh) 手持三轴自稳拍摄云台
CN103672340A (zh) 一种手持三轴拍摄云台
JP2008099279A (ja) カメラ制御システム
EP2781082A2 (en) Positioning apparatus for photographic and video imaging and recording and system utilizing same
US7800654B2 (en) Image pickup apparatus
US20170164083A1 (en) Systems and Methods for a Robotic Mount
JP5253300B2 (ja) 表示制御装置、表示装置の制御方法、プログラム、記憶媒体
JP6093195B2 (ja) カメラ支持装置
CN110291777B (zh) 图像采集方法、设备及机器可读存储介质
JP2021078124A (ja) インテリジェント撮影システムの撮影制御方法、装置、記憶媒体及びシステム
JP5223096B2 (ja) 3d映像撮影制御システム、3d映像撮影制御方法、およびプログラム
WO2008103418A2 (en) Method and apparatus for panning, tilting, and adjusting the height of a remotely controlled camera
JP2011223305A (ja) ビューファインダ
WO2023035117A1 (zh) 调平装置、手持云台、拍摄设备及可移动平台
JP6239704B1 (ja) 電動雲台システム
CN211118493U (zh) 一种多向可调整的数字媒体影像装置
JP7175301B2 (ja) インテリジェント撮影システム
KR102007691B1 (ko) 무빙 무진동 vr 촬영장비

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6093195

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250