JP3477643B2 - 高所移動装置と同装置を利用した高所映像表示方法 - Google Patents

高所移動装置と同装置を利用した高所映像表示方法

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JP3477643B2 JP2001028067A JP2001028067A JP3477643B2 JP 3477643 B2 JP3477643 B2 JP 3477643B2 JP 2001028067 A JP2001028067 A JP 2001028067A JP 2001028067 A JP2001028067 A JP 2001028067A JP 3477643 B2 JP3477643 B2 JP 3477643B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高所移動装置と同
装置を利用した高所映像表示方法に係り、さらに言え
ば、更地等の屋外に本装置を設置して、CCDカメラ等
の小型機器を3階ぐらいの高さ付近に上昇させ、所望の
高さ位置における眺望(高所映像)を地上でリアルタイ
ムに画面表示する技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、これから3階立て家屋を新築す
るに当たり、付近に高い家屋や電線又は樹木等の障害物
が存在するため、予め3階からの眺望を確認したい場合
がある。しかし、その更地の地点における3階分の高さ
位置における眺望は、見ようとしても容易に見ることは
できず、そのような場合は、近隣にある家屋の3階から
の眺望を推測したりするほかない。
【0003】また、既存の2階立て家屋が雨漏りするな
ど欠陥が生じた場合、その点検確認作業をするには、そ
の2階立て家屋の屋根によじ登って、細部を目視する危
険な作業が余儀なくされている。
【0004】一方、CCD(電荷結合素子、ほか同様)
カメラの用途としては、主に防犯や監視を目的としてエ
レベーターや建物の玄関の天井などに固定して使用され
ており、この小型CCDカメラの優れた性能を未だ十分
に発揮できていないのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】新家屋が完成して、い
ざ3階のベランダから外を眺めると、視界の前方に高い
建物や電柱、樹木といった障害物が見えることがある。
それは、前記のような近隣家屋からの眺望によって推測
せざるを得ないような、いわば感に頼る従来法の正確性
に欠けていることに起因するものである。そのため、建
築依頼主と建築施工業者との間でトラブルが絶えない。
このことは、前記従来の建築物の点検作業や保守作業に
ついても同様である。
【0006】また、ヘリコプターによる上空から見た写
真までは要求しないが、3階立てぐらいの少し高い場所
からみた映像を、バーチャル・リアリティとして簡便に
取得する手段はない。
【0007】さらに、少し高い位置において、CCDカ
メラを上下移動及び回転移動させて、CCDカメラの有
効利用を図れないかが解決すべき課題とされている。
【0008】したがって、本発明の目的は、CCDカメ
ラ等の小型機器を利用して高い位置からの眺望や観察等
に必要な高所映像や測量等を簡便に行え、しかも高所に
上昇させた前記小型機器の高さ位置の変更や方角設定の
微調整が地上で自由自在に行えて便利な高所移動装置
と、その装置を利用して前記高所映像を簡便且つリアル
タイムに低コストで画面表示する高所映像表示方法を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の発明の高所移動装置は、
複数の管体10…により上下方向に伸縮自在で所定の長
さを有するテレスコーピック状のパイプ支柱1が脚部2
に支持され、最上部の管体10の頂部12に滑車4が固
定されていると共に、可動台5付きリング体6が管体1
0に沿って上下移動自在に管体10に取り付けられ、前
記頂部滑車4に巻き掛けられた高さ調節用紐類7の一端
7aが前記リング体6又は可動台5に接続されており、
当該高さ調節用紐類7の垂れ下がった下方他端7bを動
かすことによって前記リング体6の可動台5が所望の高
さ位置Pに移動自在な構成において、前記リング体6又
は可動台5に方角調節用紐類8(9)が接続され、その
方角調節用紐類8(9)の垂れ下がった下方他端8b
(9b)を動かすことによって前記リング体6の可動台
5が所望の方角Kに回転自在な構成であることを特徴と
する。
【0010】請求項2記載の発明の高所移動装置は、複
数の管体10…により上下方向に伸縮自在で所定の長さ
を有するテレスコーピック状のパイプ支柱1が脚部2に
支持され、最上部の管体10の頂部12に滑車4が固定
されていると共に、可動台5付きリング体6が前記最上
部の管体10に沿って上下移動自在に当該最上部の管体
10に取り付けられ、前記頂部滑車4に巻き掛けられた
高さ調節用紐類7の一端7aが前記リング体6に接続さ
れ、且つ、通孔20付きブラケット21が前記最上部の
管体10よりも下方の管体10の外周に2個所設置さ
れ、前記リング体6に2本の方角調節用紐類8、9の各
一端8a、9aが接続されその各他端8b、9bが前記
ブラケット21の通孔20にそれぞれ挿通されて下方に
垂れ下げられており、前記高さ調節用紐類7の垂れ下が
った下方他端7bを動かすことによって前記リング体6
の可動台5が所望の高さ位置Pに移動自在であると共
に、前記垂れ下がった2本の方角調節用紐類8、9の下
方他端8b、9bを動かすことによって前記リング体6
の可動台5が所望の方角Kに回転自在な構成であること
を特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明の高所移動装置を利用
した高所映像表示方法は、下記構成をそれぞれ特徴とす
る。 a) 複数の管体10…により上下方向に伸縮自在で所
定の長さを有するテレスコーピック状のパイプ支柱1を
脚部2に支持し、最上部の管体10の頂部12に滑車4
を固定すると共に、CCDカメラ等の撮像手段3を設置
した可動台5付きリング体6を前記最上部の管体10に
沿って上下移動自在に当該最上部の管体10に取り付
け、前記頂部滑車4に巻き掛けた高さ調節用紐類7の一
端7aを前記リング体6に接続し他端7bを下方に垂れ
下げ、且つ、通孔20付きブラケット21を前記最上部
の管体10よりも下方の管体10の外周に2個所設置
し、前記リング体6に2本の方角調節用紐類8、9の各
一端8a、9aを接続しその各他端8b、9bを前記ブ
ラケット21の通孔20にそれぞれ挿通して下方に垂れ
下げて成る高所移動装置Aを製作する。 b) 前記高所移動装置Aの撮像手段3によって得られ
た高所における画像データ30を、地上の映像モニター
31又はコンピュータシステム32に転送し、必要に応
じて画像処理する。 c) 前記映像モニター31等に画面表示された高所に
おける映像33を地上で見ながら、前記高さ調節用紐類
7の垂れ下がった下方他端7bを動かすことによって撮
像手段3を所望の高さ位置Pに移動させると共に、前記
2本の方角調節用紐類8、9の垂れ下がった下方他端8
b、9bを動かすことによって前記撮像手段3を所望の
方角Kに回転させ、所望の高さ位置Pにおける所望方角
Kの高所映像33を得る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、少し高い位置における
高所映像等を得るために小型機材を可動台に載せ、その
可動台に載せた小型機器を8mぐらいの高所に上昇さ
せ、そのような高所で所望の高さ位置の変更及び所望角
度への向き設定といった微調整が可能な高所移動装置
と、その好適な利用形態として同装置を利用して高所映
像を地上で画面表示(ディスプレイ)する方法である。
具体的には、可動台にCCDカメラを載せ、未建築の更
地において3階ぐらいの高さ位置での映像を地上で簡便
且つリアルタイムに表示して取得し、都市計画の街作り
や商店街等の俯瞰図を作成したり、上部に棲息する動植
物を観察し、或いは本装置の可動台に小型レーザー装置
を載せて測量する等様々な利用形態に好適である。
【0013】請求項1〜記載の発明の高所移動装置の
好適な実施形態を、図面にしたがって説明する。
【0014】図1及び図2に本発明の手動式の高所移動
装置Aを示した。この高所移動装置Aは、図2に全体構
造を示したように、複数の管体10…により上下方向に
伸縮自在で所定の長さを有するテレスコーピック状に形
成された多重管構造のパイプ支柱1が、4脚で開脚式の
脚部2に支持されている。前記管体10の1本の最大長
さは約110cmであり、例えば当該管体10を7本で
構成したパイプ支柱1で実施すれば、パイプ支柱1の全
長は約8mとなる。このパイプ支柱1の全長は、最長で
も約10mあれば十分である。というのは、3階立て家
屋を想定して3階からの眺望を事前に見たい場合、3階
の床面の高さは地上から約650cmであり、それに大
人の目線を加えると、約8mぐらいになるからである。
【0015】前記パイプ支柱1を構成する最上部の管体
10の頂部12に、図1に拡大して示したような滑車4
が固定されている。この頂部滑車4は、最上部管体10
の頂部12から外方へ飛び出す配置で、頂部12に固定
されている。但し、そのような頂部滑車4を使用しない
で、最上部の管体10の頂部12に溝を設け(図示は省
略)、その溝を滑車代りに使用する実施形態も採用可能
である。
【0016】最上部の管体10の外周に、その最上部管
体10の外径よりも若干大きい内径に形成された環状の
リング体6が、当該最上部の管体10に沿って上下移動
自在に取り付けられている。当該リング体6には、平板
部を有するL型アングル状の可動台5が取り付けられて
いる。但し、可動台5が管体10に沿って上下移動でき
ればよく、前記のようなリング体6を介さないで、平板
部を有する可動台5を直接管体10に沿って取り付けて
実施してもよい(図示は省略)。また、当該可動台5付
きリング体6は、最上部の管体10を上下移動する構成
であるが、最上部より下方の管体10…を上下移動する
ような形態で実施することも可能である(図示は省略、
請求項参照)。なお、この可動台5付きリング体6が
不意に下方に降下しないように、最上部管体10におけ
るリング体6の下方位置に、面積の大きい止めリング1
1が取り付けられている。
【0017】また、最上部の管体10の頂部12に平板
状の固定台50を取り付けて実施する形態が好適であ
る。前記可動台5と固定台50に、図示例の如く撮像手
段であるCCDカメラ3が通常設置されている。なお、
ここでいうCCDカメラは広義のものを意味し、デジタ
ルカメラやデジタルビデオカメラを含むものである。
【0018】上述の頂部滑車4に高さ調節用紐類7が巻
き掛けられ、その一端7aが前記リング体6に接続され
ている。または、高さ調節用紐類7の一端7aを可動台
5に接続してもよい(図示は省略)。高さ調節用紐類7
としては、紐のほか吊り糸やワイヤー、ロープ、チェー
ン等の頑丈な細長線状のものであればよい。当該高さ調
節用紐類7の下方他端7bは、図2に示したようにリー
ル14に巻装して実施する形態が好ましい。さらに、前
記高さ調節用紐類7の他端7bを、パイプ支柱1を構成
する管体10…の中空内部に配設して実施してもよい
(図示は省略)
【0019】前記最上部の管体10よりも下方に位置す
る管体10、通常は図1に示した如く最上部管体10の
直下に位置する管体10の外周に、通孔20付きブラケ
ット21が当該管体10を挟むような配置で2個所設置
されている。かくして、前記リング体6に2本の方角調
節用紐類8、9の各一端8a、9aがそれぞれ接続さ
れ、その各他端8b、9bが前記ブラケット21の通孔
20にそれぞれ挿通されて下方に垂れ下げられている。
但し、前記の方角調節用紐類を1本で実施したり、方角
調節用紐類8、9の他端8b、9bにリールを巻装する
ことも可能である(図示は省略、請求項1参照)。
【0020】したがって、前記高さ調節用紐類7の下方
他端7bが巻装されたリール14を巻くことによって、
可動台5(リング体6)が管体10に沿って上昇する一
方、リール14を弛めて逆転することによって、可動台
5が管体10に沿って下降し、可動台5を所望の高さ位
置Pに自由に移動することができる。
【0021】また、2つのブラケット21、21の各通
孔20、20にそれぞれ挿通されて垂れ下がった2本の
方角調節用紐類8、9をクロスさせ、その下方他端8
b、9bを引っ張ったり緩めたりして動かすことによ
り、可動台5(リング体6)は所望の方角Kに自由に回
転させることができる。その際、パイプ支柱1の最下部
に方位盤13を備え付けて実施すれば、所望する方角K
にスムーズに可動台5を回転することができる。
【0022】前記高所移動装置Aの異なる実施形態とし
て、マイクロモーター等の駆動装置を使用して可動台5
を所望の高さ位置Pに上下移動させ、制御装置で可動台
5を所望の方角Kに回転することも好適に実施される
(以下、本実施形態の図示は省略)。すなわち、本実施
形態は、上述したような高さ調節用紐類7や方角調節用
紐類8、9を使用した手動式によるものではなく、自動
的に可動台5の移動・回転を行うものである。
【0023】本実施形態のリング体6は、その内側に車
輪を取り付ける等してパイプ支柱1の管体10に反力を
とって上下方向に自走する構成である。そして、リング
体6又は可動台5にマイクロモーター等の小型駆動装置
が設置されている。したがって、当該小型駆動装置を地
上で遠隔操作して作動させることにより、リング体6が
管体10に反力をとって自走し、前記可動台5に設置さ
れたCCDカメラ3を自動的に所望の高さ位置Pまで移
動させることができる。
【0024】また、本実施形態のリング体6(可動台
5)又は地上の設備装置には、制御装置が別設されてお
り、この制御装置で遠隔操作することによりリング体6
(可動台5)を回転させ、CCDカメラ3を所望の方角
Kに自動的に回転させることができるものである。
【0025】次に、上記構成の手動的及び自動的高所移
動装置Aの代表的な利用法の実施形態として、同装置A
を利用して高所映像を簡便且つリアルタイムに画面表示
(ディスプレイ)する高所映像表示方法について説明す
る(請求項3)。
【0026】この高所映像表示方法は、図3に示したよ
うに、前記高所移動装置AのCCDカメラ3と地上の映
像モニター31又はコンピュータシステム32とを電気
的に接続し、CCDカメラ3によって得られた高所の画
像データ30を、前記地上の映像モニター31又はコン
ピュータシステム32に随時転送する。コンピュータシ
ステム32に転送する場合は、通常ビデオ・カード37
によってデジタル画像処理する。なお、ここにいうコン
ピュータシステム32には、パーソナルコンピュータや
ホストコンピュータ、サーバーセンターやアプリケーシ
ョン等を含むものである。
【0027】したがって、前記映像モニター31やコン
ピュータシステム32の表示装置に画面表示された高所
映像33を地上で見て確認しながら、前記高所移動装置
Aの高さ調節用紐類7の下方他端7bを動かし又は駆動
装置を遠隔操作して作動させることにより、CCDカメ
ラ3を所望の高さ位置Pに確実に移動させることができ
る。また、2本の方角調節用紐類8、9の下方他端8
b、9bを動かし又は別設の制御装置を遠隔操作するこ
とにより、CCDカメラ3を所望の方角Kに回転させ、
所望の高さ位置Pにおける所望方角Kの高所映像33を
リアルタイムに得ることができる。
【0028】すなわち、本システムによりCCDカメラ
13を見たい高さ位置及び見たい方角に自由にセットで
き、従来見られなかった高所位置からの俯瞰図的な眺望
を、地上に居ながらにして簡単且つ正確に得ることがで
きる。或いは、大雑把ながらパイプ支柱1の頂部12の
固定台50に取り付けた固定式のCCDカメラ3によっ
ても高所映像33を簡便に得ることができる。
【0029】なお、CCDカメラ3から映像モニター3
1に転送された高所の画像データ30をビデオテープに
保存したり、コンピュータシステム32に転送された高
所の画像データ30を、フロッピーディスクや磁気テー
プ、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROMといっ
た記録媒体34に保存することもできる。
【0030】また、CCDカメラ3からコンピュータシ
ステム32に転送された前記高所の画像データ30を、
プリンタ35によって出力することも好適に実施され
る。
【0031】さらに、本高所映像表示方法、CCDカ
メラ3からコンピュータシステム32に転送された高所
の画像データ30に、インターネットや携帯電話、ファ
クシミリ等のアクセス手段36を介して自由にアクセス
でき、遠隔地から必要な高所映像33をリアルタイムに
入手することができる。
【0032】
【発明の効果】請求項1、2記載の発明の高所移動装置
によれば、地上で高さ調節用紐類の下方他端を動かすこ
とにより、可動台に載せたCCDカメラ等の小型機器を
所望の高さ位置に正確に移動でき、また、方角調節用紐
類の下方他端を動かすことによって可動台を所望の方角
にも確実にセットできるので、高所における撮影やレー
ザーを利用した測量を地上で簡便且つリアルタイムに、
しかも低コストで行うことができる利便性に優れてい
る。
【0033】また、高所移動装置可動台にCCDカメ
ラ等の撮像手段設置、当該CCDカメラを所望の高
さ位置で所望の方角にセットすることにより、未建築設
計の3階ぐらいの高さ位置での眺望確認や、都市計画の
街作り・商店街等の俯瞰図作成に多大に貢献するほか、
高所で棲息する動植物の観察、建築物の保守・点検に寄
与する。さらに、バーチャル・リアリティーの世界を創
造できたり、潜望鏡としての機能を発揮できるものであ
る。
【0034】加えて、高所移動装置高さ調節用紐類や
方角調節用紐類の下方他端がリールに巻装されており、
当該リールを操作するだけで楽に上下移動又は回転で
き、CCDカメラを所望の高さ位置、所望方角にセット
でき、操作性の向上が図られる。
【0035】請求項3記載の発明の高所移動装置を利用
した高所映像表示方法によれば、高所移動装置を利用し
て所望の高さ位置における所望方角の高所映像を地上で
画面表示(ディスプレイ)できるので、映像モニターや
コンピュータシステムの表示装置に映し出された高所映
像を地上で実際に見て確認しながら、可動台(CCDカ
メラ)の高さ位置や方角を正確に微調整でき、正確で簡
便且つリアルタイムな高所映像を取得する作業効率の向
上、データとしての信頼性の向上に多大に貢献する。
【0036】また、撮像手段から映像モニター又はコン
ピュータシステムに転送された高所における画像データ
を、記録媒体に保存できるので、所望の高所映像の長期
保存と利用に役立つ。
【0037】さらに、撮像手段からコンピュータシステ
ムに転送された高所における画像データをプリンタによ
って出力でき、高所映像の確認作業の向上性に寄与する
ほか、前記高所の画像データに、インターネット等のア
クセス手段を介してアクセスできるので、遠隔地に居な
がらにして所望の高所映像を簡便かつリアルタイムに取
得でき、作業効率の向上やコスト低減に多大に貢献す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】高所移動装置の上部構造を示した斜視図であ
る。
【図2】高所移動装置の全体構造を示した斜視図であ
る。
【図3】高所移動装置を利用した高所映像表示方法を示
した説明図である。
【符号の説明】
1 パイプ支柱 2 脚部 3 撮像手段(CCDカメラ) 4 頂部滑車 5 可動台 6 リング体 7 高さ調節用紐類 7a 一端 7b 他端 8、9 方角調節用紐類 8a、9a 一端 8b、9b 他端 10 管体 12 頂部 13 方位盤 14 リール 20 通孔 21 ブラケット 30 画像データ 31 映像モニター 32 コンピュータシステム 33 高所映像 34 記録媒体 35 プリンタ 36 アクセス手段 50 固定台 A 高所移動装置 P 高さ位置 K 方角
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 5/225 H04N 5/225 C 7/18 7/18 D (56)参考文献 特開 昭61−187696(JP,A) 特開 昭62−21960(JP,A) 特開 昭63−163443(JP,A) 特開 昭63−274270(JP,A) 特開 平9−136800(JP,A) 特開 平8−220251(JP,A) 特開 平10−136263(JP,A) 特開 平11−27572(JP,A) 特開 平10−338479(JP,A) 実開 平3−80092(JP,U) 実開 平3−10222(JP,U) 実開 昭62−6779(JP,U) 実用新案登録3023696(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16M 11/00 B66F 19/00 H04N 5/222 H04N 7/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の管体により上下方向に伸縮自在で所
    定の長さを有するテレスコーピック状のパイプ支柱が脚
    部に支持され、最上部の管体の頂部に滑車が固定されて
    いると共に、可動台付きリング体が管体に沿って上下移
    動自在に管体に取り付けられ、前記頂部滑車に巻き掛け
    られた高さ調節用紐類の一端が前記リング体又は可動台
    に接続されており、当該高さ調節用紐類の垂れ下がった
    下方他端を動かすことによって前記リング体の可動台が
    所望の高さ位置に移動自在な構成の高所移動装置におい
    て、 前記 リング体又は可動台に方角調節用紐類が接続され、
    その方角調節用紐類の垂れ下がった下方他端を動かすこ
    とによって前記リング体の可動台が所望の方角に回転自
    在な構成であることを特徴とする高所移動装置。
  2. 【請求項2】複数の管体により上下方向に伸縮自在で所
    定の長さを有するテレスコーピック状のパイプ支柱が脚
    部に支持され、最上部の管体の頂部に滑車が固定されて
    いると共に、可動台付きリング体が前記最上部の管体に
    沿って上下移動自在に当該最上部の管体に取り付けら
    れ、前記頂部滑車に巻き掛けられた高さ調節用紐類の一
    端が前記リング体に接続され、且つ通孔付きブラケット
    が前記最上部の管体よりも下方の管体の外周に2個所設
    置され、前記リング体に2本の方角調節用紐類の各一端
    が接続されその各他端が前記ブラケットの通孔にそれぞ
    れ挿通されて下方に垂れ下げられており、前記高さ調節
    用紐類の垂れ下がった下方他端を動かすことによって前
    記リング体の可動台が所望の高さ位置に移動自在である
    と共に、前記垂れ下がった2本の方角調節用紐類の下方
    他端を動かすことによって前記リング体の可動台が所望
    の方角に回転自在な構成であることを特徴とする高所移
    動装置。
  3. 【請求項3】a) 複数の管体により上下方向に伸縮自
    在で所定の長さを有するテレスコーピック状のパイプ支
    柱を脚部に支持し、最上部の管体の頂部に滑車を固定す
    ると共に、CCDカメラ等の撮像手段を設置した可動台
    付きリング体を、前記最上部の管体に沿って上下移動自
    在に当該最上部の管体に取り付け、前記頂部滑車に巻き
    掛けた高さ調節用紐類の一端を前記リング体に接続し他
    端を下方に垂れ下げ、且つ通孔付きブラケットを前記最
    上部の管体よりも下方の管体の外周に2個所設置し、前
    記リング体に2本の方角調節用紐類の各一端を接続しそ
    の各他端を前記ブラケットの通孔にそれぞれ挿通して下
    方に垂れ下げて成る高所移動装置を製作すること、 b) 前記高所移動装置の撮像手段によって得られた高
    所における画像データを、地上の映像モニター又はコン
    ピュータシステムに転送し、必要に応じて画像処理する
    こと、 c) 前記映像モニター等に画面表示された高所におけ
    る映像を地上で見ながら、前記高さ調節用紐類の垂れ下
    がった下方他端を動かすことにより撮像手段を所望の高
    さ位置に上下させると共に、前記2本の方角調節用紐類
    の垂れ下がった下方他端を動かすことにより前記撮像手
    段を所望の方角に回転させ、所望の高さ位置における所
    望方角の高所映像を得ること、をそれぞれ特徴とする高
    所移動装置を利用した高所映像表示方法
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