JP6223196B2 - カメラ用ブーム - Google Patents
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Description
カメラ取り付け部20は、カメラCが取り付けられるものであり、全体が円筒形で二重構造になっており、外側ケースに対して内側ケースが回転できるように構成されている。このカメラ取り付け部20は、カメラケース21と、外側ケース22と、を備えている。
ケース支持部42,43は、一部屈曲したバー形状の部材であってキャップ41と外側ケース22とに固定されている。ケース支持部42,43は、外側ケース22の両側にそれぞれ配置されている。外側ケース22は、外周において円の直径に相当する位置の両サイドにおいて、ケース支持部42,43を介してネジ留めされている。本実施形態では、両サイドにおいて前記ネジの他に図示しないネジを用いており、外側ケース22がカメラケース支持ステー40に対して動かないように固定されている。
補強部44は、ケース支持部42,43のそれぞれの屈曲部間に接続されており、ワイヤを通すための2つの貫通孔を備えている。
伝達機構50は、図1において、貫通孔24を通るワイヤ(符号W2)がカメラ取り付け部20から引かれると、貫通孔23を通るワイヤ(符号W1)がカメラ取り付け部20に向かって引かれるような関係になっている。ハンドル31を回したときの状態を図4(a)〜図4(d)に示す。図4(a)〜図4(d)は、ハンドル31を回す前の初期状態における図3(a)〜図3(d)にそれぞれ対応している。
カメラ用ブーム1において、カメラCはカメラ取り付け部20に取り付けられる。その取り付け方法の一例について、図7(a)及び図7(b)を参照して説明する。ここでは、カメラをスタンド等に固定するための一般的な固定具と同様な構造のカメラ止め座70を使用することとした。図7(a)はカメラ止め座70をカメラ取り付け部20に取り付けた状態を示し、図7(b)は取り外した状態を示す模式図である。
カメラ止め座70は、固定されたカメラCと共にカメラケース21の中に収納されるものである。カメラ止め座70は、全体に板状の部材であり、一方の板面(図7において矢印で示す右の面)はカメラケース21の円筒の内側に嵌合するように、面取りされた曲面を有している。また、カメラ止め座70は、図7において矢印で示す前後方向の一端(後ろ側)が薄く形成されて、貫通孔であるカメラ固定ネジ穴74が設けられている。このカメラ固定ネジ穴74は、カメラ止め座70を、図7において矢印で示す前後方向の他端側(前側)からカメラケース21の中に入れたときに、カメラケース21の外に配置されるような位置に設けられている。
まず、カメラ止め座70の回転防止用穴73と、カメラC側の同じ穴径の図示しない回転防止用穴とを位置合わせして、各穴に嵌合する直径を有した図示しないピンを差し込んだ上で、カメラ固定ネジ穴74とカメラC側の同じ穴径の図示しないネジ穴とを位置合わせして、カメラ固定ネジ穴74から図示しない固定ネジを螺合することで、カメラCをカメラ止め座70に固定する。
次に、ワイヤを接続したカメラケース21の中にカメラ止め座70を入れて、止め座固定ネジ穴71,72に位置合わせしたネジ穴25,26に、図示しない固定ネジを螺合することで、カメラ止め座70をカメラケース21に固定する。
上記説明では、カメラ用ブーム1の操作部30の動きをカメラケース21に伝達する伝達機構をワイヤで構成したが、例えばタイミングベルトを併用してもよい。以下では、図8(a)及び図8(b)を参照して説明する。なお、図1に示す構成と同じ構成には同じ符号を付して説明を適宜省略する。図8(a)及び図8(b)に示すように、カメラ用ブーム1Bは、パイプ10と、カメラ取り付け部20と、操作部30Bと、カメラケース支持ステー40Bと、伝達機構80とを備えている。
グリップ保持具34は、ジョイントバー95によって、タイミングプーリ支持具81に固定され、タイミングプーリ支持具81を介在させてパイプ10に固定されている。
タイミングベルト90は、タイミングプーリ86(以下、操作側プーリ86という)とタイミングプーリ89(以下、従動側プーリ89という)との間に設けられている。
操作側プーリ86は、かさ歯車83と同じ回転軸84に接続されており、タイミングプーリ支持具81を介してかさ歯車83と対向するように配置されている。
ジョイントバー95は、タイミングプーリ支持具81とグリップ保持具34とを連結するものである。よって、ロールグリップ33は、ジョイントバー95に対して回転する。図8(b)では、パイプ10の周りに180度の間隔で2個のジョイントバー95を図示したが、これに限らず、パイプ10の周りに120度の間隔で3個のジョイントバー95を設けてもよい。
カメラ用ブーム1の操作部30の動きをカメラケース21に伝達する伝達機構には、ワイヤを設けることなく、代わりに例えばタイミングベルトを用いることとしてもよい。以下では、図9(a)及び図9(b)を参照して説明する。なお、図8(a)及び図8(b)に示す構成と同じ構成には同じ符号を付して説明を適宜省略する。図9(a)及び図9(b)に示すように、カメラ用ブーム1Cは、パイプ10と、カメラ取り付け部20と、操作部30Bと、カメラケース支持ステー40Bと、伝達機構80Cとを備えている。
タイミングベルト90Cは、操作側プーリ86Cとカメラケース21との間に設けられている。タイミングベルト90Cは、パイプ10の中を通っている。
操作側プーリ86Cは、かさ歯車83と同じ回転軸84に接続されており、パイプ10の軸線上において、タイミングプーリ支持具81の間隙に配置されている。
上記説明では、カメラCのロール軸の周りの回転について説明したが、図5のように被写体を横から撮影するようにカメラ用ブーム1を把持したときに、さらに、カメラCを横方向(水平方向)に動かすパンができるように構成してもよい。以下では、図10(a)及び図10(b)を参照して説明する。カメラ用ブーム1Dは、ハンドル101と、ハンドル支持具102と、ワイヤ103とを備える点が、カメラ用ブーム1Cと異なる。
ハンドル101は、板状部材であって平面形状はT字形状となっている。ハンドル101は、ハンドル支持具102に取り付けられており、ハンドル支持具102から上に突設された回転軸の周りに所定角度の範囲(例えば60度)で回転可能に軸支されている。ハンドル101の長手方向の一端には、ワイヤ103の一端が接続されており、ハンドル101の長手方向の他端には、ワイヤ103の他端が接続されている。
図7においてカメラCの右側をカメラ止め座70に固定したが、これに限らず、カメラCの下側をカメラ止め座70に固定してもよい。この場合、カメラ用ブームを被写体の上や下から、被写体の前に出して、被写体を正面から撮影する向きで使用することとなる。そして、このように使用する場合、図10(a)及び図10(b)に示す変形例3の構成において、左右方向及び前後方向で規定される面は鉛直面となるので、この鉛直面内で回転することができる。つまり、カメラCを上下方向(鉛直方向)に動かすチルトが可能となる。
また、ワイヤを用いる場合、1本に限らず2本のワイヤを用いてもよい。
10 パイプ
11 ワイヤ引出管
12 把持部
20 カメラ取り付け部
21 カメラケース
21 ハンドル
22 外側ケース
23,24 貫通孔
25,26 ネジ穴
28,29 蓋体
30,30B 操作部
31 ハンドル
32 ワイヤ固定部
33 ロールグリップ(ハンドル)
34 グリップ保持具
40,40B カメラケース支持ステー
41 キャップ
42,43,45,46 ケース支持部
44 補強部
50,80,80C 伝達機構
51 弾性部材
60 ヘッドマウントディスプレイ
70 カメラ止め座
71,72 止め座固定ネジ穴
73 回転防止用穴
74 カメラ固定ネジ穴
81 タイミングプーリ支持具
82,83 かさ歯車
84 回転軸
85 ベベルギヤステー
86,86C タイミングプーリ(操作側プーリ)
87 タイミングプーリ支持具
88 回転軸
89 タイミングプーリ(従動側プーリ)
90,90C タイミングベルト
91 回転体
91a,92a ワイヤ取付部
92,92C,92D テンションプーリ
93,103 ワイヤ
94 回転軸
95 ジョイントバー
101 ハンドル
102 ハンドル支持具
C カメラ
Claims (3)
- パイプの先端側にカメラが取り付けられると共に前記パイプの基端側に操作部を有したカメラ用ブームであって、
開口を有した円筒形のケースであって前記開口の向きを前記カメラの光軸の向きとして前記カメラが収納されるカメラケースと、
前記カメラケースを回転自在に支持する同軸の円筒形のケースであって2つの貫通孔が形成された外側ケースと、
前記パイプの先端と前記外側ケースとを連結するカメラケース支持ステーと、
前記外側ケースの貫通孔を通して前記カメラケースと接続されると共に、前記操作部に接続され、前記操作部の動きを前記カメラケースに伝達する伝達機構と、を備え、
前記操作部の操作に合わせて前記伝達機構を介して前記カメラケースが前記外側ケースの内部で所定角度に回転することを特徴とするカメラ用ブーム。 - 前記操作部は、前記パイプの外周面に嵌合して前記パイプの軸周りに回転可能なハンドルを備え、
前記伝達機構は、前記ハンドルの外周面のワイヤ固定部に接続されたワイヤを備えることを特徴とする請求項1に記載のカメラ用ブーム。 - 前記ワイヤは、その一部分が前記パイプの中を通るように配設されていることを特徴とする請求項2に記載のカメラ用ブーム。
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