JP2011220531A - 制御可能な液圧振動減衰支持装置 - Google Patents

制御可能な液圧振動減衰支持装置 Download PDF

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ブレトドー ジャン−ピエール
Sylvain Durand
デュラン シルバン
Jean-Luc Gastineau
ギャスティノー ジャン−リュック
Pascal Petit
プティ パスカル
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Abstract

【課題】制御可能な液圧振動減衰支持装置。
【解決手段】制御可能な液圧振動減衰支持装置は、作動流体チャンバAを画定しているエラストマ筐体4によって相互に連結した二つの強度部材2、3と、狭い通路Dを経由して作動チャンバと連通している補助流体チャンバEと、可動壁6aによって補助チャンバから分離された空気チャンバPと、空気チャンバを大気と連通するために電気的に作動可能な、空気との連通を確立するための電気制御式換気装置24と、空気チャンバから大気に向かって空気を放出するだけを可能にする逆止弁と、を包含している。
【選択図】図1

Description

本発明は、制御可能な液圧振動減衰支持装置に関する。
より具体的には、本発明は、振動減衰の目的のために第一と第二の剛体要素の間に挿入されるようになっている制御可能な液圧振動減衰支持装置に関していて、上述の振動減衰支持装置は、以下のものを包含する。
- 共に接続されるべき、二つの剛体要素に留めるのに役に立つ、第一と第二の強度部材、
- 二つの強度部材を一体に接続し、かつ少なくとも液体で満たされた作動チャンバの一部分を画定するエラストマ筐体、
- 第一の狭い通路を経由して作動チャンバと連通している、液体で満たされた補助チャンバ、
- 可動壁によって補助チャンバから分離する空気チャンバ、
- 通常は空気を、空気チャンバから大気に向かってのみ流出し、大気から空気チャンバに流入させない逆止弁を経由して、空気チャンバを大気と連通するために、電気的に作動させることが出来る、空気との接続を確立するための電気制御式換気装置。
特許文献1は、同型の振動減衰支持装置について述べている。
米国特許第5386977号明細書
本発明の具体的な目標は、上に述べたタイプの振動減衰支持装置を、その有効性を向上するために改善することである。
この目的のために、本発明に従って、当該タイプの振動減衰支持装置は、弁座と空気チャンバの内部表面との間に、0.3cm3より小さい死空間を画定されていることに特徴付けられる。
これらの設備によって、本発明の振動減衰支持装置は、優れた作動性能を提供する。
本発明の振動減衰支持装置の様々な実施形態において、次の設備の一つ又はそれ以上を使用することが、随意に可能である。
- 逆止弁は、弁座に弾力的に押し付けられる弁部材を包含し、換気装置は、弁部材を弁座から離すように動かすために、適切な電気式アクチュエータ装置を包含する。
- 電気式アクチュエータ装置は、誘導によって磁界を発生するようになっていて、弁部材は、上述の磁界の作用で動くようになっている金属部分を包含する。
- 電気式アクチュエータ装置は、中央通路を取り囲むソレノイドを包含していて、弁部材は、上述の中央通路で滑動するために装着された金属芯を包含する。
- 換気装置は、弁部材とは無関係に、周囲の空気への通路を選択的に開閉するようになっている電磁弁を包含する。
- 空気チャンバは、1番目に上述の可動壁によって、二番目に内部表面を有する堅固な外部壁によって画定されていて、逆止弁は、弁座に弾力的に押し付けられる弁部材を包含していて、弁座は、上述の外部壁の内部表面の近傍で、上述の空気チャンバの外部壁に形成される。
- 可動壁は、エラストマのダイアフラムである。
- 振動減衰支持装置は、第二の狭い通路を経由して作動チャンバと連通する、液体で満たされた補償チャンバをさらに包含する。
- 補償チャンバは、作動チャンバと補償チャンバにそれぞれに連通する、二つの面を有する仕切り弁を備えた堅固な隔壁によって、作動チャンバから分離されていて、上述の仕切り弁は、上述の作動チャンバと上述の補償チャンバとの間で、制限された振幅で振動するようになっている。
- 第一の狭い通路は、20Hzから80Hzの範囲にある共振周波数を有する。
本発明のその他の特徴と利点は、限定しない例として、また添付の図面に関して与えられる、次の二つの実施形態の記述から明確になる。
図1は、本発明の振動減衰支持装置の、第一実施形態の軸方向断面図である。 図2は、本発明の振動減衰支持装置の、第二実施形態の軸方向断面図である。
様々な図面において、同一符号が、同一の又は同類の要素を示す。
図1は、制御可能な液圧振動減衰支持装置1を示していて、以下を包含する。
- 例えば車のエンジンに留めるものとして役に立つ、例えば金属ベースの形態の、第一の堅固な強度部材2、
- 例えば車の本体に留めるものとして役に立つ、例えば折り曲げた、及び切り抜いた金属薄板から作られた環状強度部材の、第二の堅固な強度部材3、
- 詳細には、車のエンジンの重量による静荷重に堪えることと、第一と第二の堅固な強度部材2、3を相互に連結することとが出来るエラストマ筐体4であって、上述のエラストマ筐体が、ベル形状、例えば第一の強度部材2に固着され、オーバーモールドされた最上部4aと第二の強度部材3にオーバーモールドされて固着された環状基盤4bとの間の軸、例えば垂直軸Zに、軸方向に沿って拡張するベル形状であることが、可能であるエラストマ筐体4、
- 第二の強度部材3に固定されていて、エラストマ筐体の基盤4bに、リークタイトで利用されていて、エラストマ筐体と共に、液体で満たされた作動液体チャンバAを画定する、堅固な隔壁5、
- 作動チャンバAと反対側の、隔壁5に対してリークタイトになっている可撓性のエラストマのダイアフラム6であって、上述の隔壁5と共に、狭い通路Cを経由して作動チャンバAと連通する補償液体チャンバBを画定する、可撓性のエラストマのダイアフラム6。
振動減衰支持装置1は、別の狭い通路Dを経由して作動チャンバAと連通する補助液体チャンバEを、さらに包含する。上述の補助液体チャンバEは、(詳細には、ピストン又は可撓性ダイアフラムの形状、又はそのほかのある形状の、)どのような公知の形状でもよいが、しかし、ここで考えられた例においては、上で述べられたダイアフラム6のポウチ6aによって形成されていて、可動壁によって空気チャンバPから分離されている。
図1で示された例において、液圧振動減衰支持装置1は、下部でダイアフラム6を覆っている、例えば成形したプラスチック材料で作られた覆い7をさらに包含する。覆いは、既存の方法でダイアフラム6の外周部に留められてもよくて、上述の覆いは、例えば上述の第二の強度部材に留められた、端を曲げた金属の輪8によって、エラストマ筐体4の反対側の隔壁5を締め付ける。輪8は、第一の強度部材2が、第二の強度部材3に対して動くことが可能な範囲を制限するようになっているリミタキャップ9に巻くことも出来る。
覆い7は、隔壁5に向かって開口していて、上述の隔壁5とリークタイトで接触しているダイアフラム6を締め付ける、二つのカップ10、11を、内部に形成することが出来る。詳細には、カップ11の壁12は、以下のポウチで、ダイアフラム6を細別するライン6b上の隔壁5に対して、ダイアフラム6を締め付ける。
- 一番目に、補助チャンバEを画定する、上に述べたダイアフラムのポウチ6a
- 二番目に、補償チャンバBを画定する、ダイアフラムのポウチ6c
ダイアフラムのポウチ6aによって、内部で画定されていることに加えて、空気チャンバPは、カップ11の壁12の内部表面13によって内部で画定されて、上述の空気チャンバは、カップ11の上述の壁12を介して備えられた穴14を経由して大気と連通する。例えば、上述の穴は、覆い7を介して、備えられた換気通路15と連通していてもよい。
穴14は、通常の運転条件下で(すなわち、強制開放では無い場合に)、空気を、大気に向かって空気チャンバPから流出させて、大気から空気チャンバに流入させないようにするようになっている逆止弁16を経由して換気通路15と連通している。逆止弁16は、弁座19に適用されるように、スプリング18によって弾性的に圧迫される弁部材17を有してもよい。ここで考慮された例において、弁座19は、上述のカップの、内部表面13の近傍に、カップ11の壁で形成されていて、上述の弁座は、穴14を取り囲み、空気チャンバPと対面していない肩部によって形成される。内部表面13と弁座19との間の穴14の内側に画定される死空間は、最小化される。上述の死空間は、都合よく、0cm3から0.3cm3の範囲にある。
例えば弁部材17は、
- 一番目に、弁座19で、リークタイトとなるように、締め付けられるようになっているプラスチック材やその様なものから作られた前部20によって、
- 二番目に、好ましくは、強磁性体材料から作られた金属芯21によって、
構成されてもよい。
芯21は、覆い7に備えられた導管22の中で滑動するために装着されて、上述の導管22は、スプリング18を受容して、スプリング18が支持される金属又はその他の受面23によって、外部に向かって部分的に閉じられる。導管22の周囲に、ソレノイド24が、覆い7のプラスチック材料の中に埋め込まれてもよい。ソレノイド24は、コネクタ25を経由して、回路基板上のコンピュータ36(CALC.)のような、自動車に付属する外部の制御手段によって、電気的に動力を供給されてもよい。ソレノイド24を介して電流が流れる場合、上述のソレノイドは、弁部材17の金属芯21を弁座19から離すように動かす磁界を発生して、その結果、大気と空気チャンバを連通する。
加えて、図1に示された例において、堅固な隔壁5は、複合板の形態であり、以下のものを包含する。
- それぞれの格子28、29の、その一つが作動チャンバAと連通し、その他が補償チャンバBと連通する格子を備えた、二枚の穿孔された金属薄板26、27、
- 金属薄板26,27の間に挿入されて、例えばプラスチック材料から作られている中間板30であって、上述の中間板が、エラストマから作られた可撓性のダイアフラムによって形成された仕切り弁32を受容する凹所31を有して、例えば板31と一体化して形成され、かつ、上で述べた狭い通路Dを画定している管33をさらに備えている、上述の中間板30。
管33は、カップ11の中の、補助チャンバEの内部に広がる主要部34と、随意に作動チャンバAの内部に広がる短いセグメント35とを有する。
上に述べた装置は、次のように作動する。自動車のエンジンがアイドリングの場合、自動車のコンピュータ36は、ソレノイド24に動力を供給して逆止弁16を開にして、それで空気チャンバPは大気と連通し、その結果ダイアフラム6のポウチ6aが、カップ11の内側で自由に移動することを可能にする。この運転モードにおいて、エンジンからの振動は、エラストマ筐体4を経由して作動チャンバAに伝達され、その結果、上述の作動チャンバの体積に変動を生じる。これらの変動は、一部分は仕切り弁32によって、一部分は補助液体チャンバEの変形によって吸収される。アイドリング時のエンジンによって発生する振動の周波数にほぼ一致する、狭い通路Dの(例えば、20Hzから80Hzの範囲にある)共振周波数を考慮して、上述の狭い通路Dは、エンジンからの振動を効果的に取り除くことを可能にする共振現象の原因となる。
ある設定された条件の下で、例えば自動車は運転されている(すなわち、エンジンスピードは、ある設定された制限値を超えている)場合、コンピュータ36は、ソレノイド24に動力を供給することを停止して、それで逆止弁16は、スプリング18の作動で閉の位置に戻る。この運転のモードにおいて、エンジンの比較的大きな振幅の振動変位が、作動チャンバAの比較的大きな振幅の体積変化となり、従って、補償チャンバBの変形を生じていて、それで都合よく共振周波数が、5Hzから20Hzの範囲にある狭い通路Cは、良好な振動減衰を達成することを可能にする共振現象の原因となる。
加えて、運転モードが、確立されつつある場合に、空気チャンバPは、なお空気を包含していて、それでダイアフラム6のポウチ6aは、動くことが出来るが、このような運動が、逆止弁16を介して空気チャンバPから空気を追い出す。チャンバPに包含されたほとんど全ての空気が追い出された場合に、ダイアフラム6のポウチ6aは、図1に示すように、カップ11の内部壁13にほぼ圧迫されたままになって、補助液体チャンバEは、一定の体積を有しているから作動しなくて、それで流体は狭い通路Dに沿って流れない。
図2に示す、本発明の第二の実施形態において、制御可能な液圧振動減衰支持装置101はまた、以下のものを包含する。
- 例えば金属ベースの形態で、詳細には、自動車のエンジンに留められるものとして役に立つ、第一の堅固な強度部材102、
- 例えば折り曲げた、及び切り抜いた金属薄板から作られた環状強度部材の、詳細には、車の本体に留められるものとして役に立つ、第二の堅固な強度部材103、
- 詳細には、車のエンジンの重量による静荷重に堪えること、第一と第二の堅固な強度部材102、103を相互に連結することが出来るエラストマ筐体104であって、上述のエラストマ筐体が、第一強度部材102に固着され、オーバーモールドされた最上部104aと第二強度部材103にオーバーモールドされて固着された環状基盤104bとの間にある軸、例えば垂直軸Zに、軸方向に沿って拡張するベル形状であることを可能にしている、エラストマ筐体104、
- 第二強度部材103に固定されて、エラストマ筐体の基盤4bにリークタイトで利用されて、エラストマ筐体と共に、液体で満たされる作動液体チャンバAを画定する、堅固な隔壁105、
- 作動チャンバAの反対側の隔壁105にリークタイトで利用されて、上述の隔壁105と共に、例えば、5Hzから20Hzの範囲にある共振周波数を有することができる狭い通路Cを経由して、作動チャンバAと連通する補償液体チャンバBを画定する、可撓性のエラストマのダイアフラム106。
隔壁105は、例えば軽量合金から作られたシェル128を覆っている金属薄板127を、随意に包含してもよい。狭い通路C、Dは、シェルの内部に画定される。板127とシェル128は、作動チャンバと補償チャンバにそれぞれ面している格子129,130を備えていて、エラストマのダイアフラムによって形成された仕切り弁132は、上述の格子の間に配置させてもよい。
振動減衰支持装置101は、隔壁105に備えられた別の狭い通路Dを経由して作動チャンバAと連通する補助液体チャンバEを、さらに包含していて、上述の狭い通路Dが、例えば20Hzから80Hzの範囲にある共振周波数を有することを可能にしている。補助液体チャンバEは、既存のどのような形状(詳細には、ピストン又は可撓性ダイアフラムの形状、又はその他の形状)であってもよい、可動壁によって空気チャンバPから分離されているが、ここで考慮された例において、上で述べられたダイアフラム106のポウチ106aによって形成されている。
図2に示された例において、液圧振動減衰支持装置101は、下面でダイアフラム106を覆っていて、第二強度部材103の一部分を曲げることによって、作動チャンバAの反対側の堅固な隔壁105に押圧される、金属の覆い137をさらに包含する。ダイアフラム106の周縁は、隔壁105と覆い137の周端部との間で、軸方向に締め付けられてもよい。
加えて、例えば成形されたプラスチック材料から作られた、支持ブロック139は、覆い137の内部に配置されてもよい。支持ブロック139は、隔壁105に向かって開いている、補償チャンバBと連通する上述のダイアフラムのポウチ106aとポウチ106cを画定するように、上述の隔壁105とリークタイトで接触して、ダイアフラム106を局部的に押圧する二つのカップ110、111を形成する。上述のポウチ106a、106cは、接触ライン106bによって互いに分離されていて、上述のダイアフラム106は、カップ111の壁112によって、接触ライン106bに沿って隔壁105とリークタイトで接触して押圧されている。カップ111の壁112は、上述のポウチ106aを有する、上に述べたチャンバPを画定する内部表面113を有する。
加えて、カップ111の壁は、覆い137のオリフィス140を経由して、空気を、空気チャンバPから大気にのみ流出し、大気から空気チャンバに流入させないことに適している逆止弁116を経由して、大気と連通する穴114を備えている。
図2で示した例において、穴114は、上述の穴114の周囲の弁座119を形成する肩部を画定する、より大きな直径のチャンバ141の中に広がる。弁部材120は、チャンバ141の中に配置されて、スプリング118によって、弁座119に弾力的に押圧される。
加えて、支持ブロック139もまた、例えば電磁弁142を包含していて、電磁弁142は、
- 自動車の回路基板上のコンピュータ136(CALC.)のような、電子制御装置に接続されるコネクタ125それ自身に接続されたソレノイド143、
- 強磁性体材料から作られて、ソレノイド143の中央で、空の導管のなかで滑動するために装着された金属芯144、
- 芯144に固定されて、スプリング147によって、弁座146に弾力的に圧迫される閉鎖部145、
を包含していてもよい。
閉鎖部材147は、空気チャンバPに広がる側面の穴149を上述したチャンバ141に連通させる、換気通路148を閉じるようになっている。弁座119とカップ111の内部表面113との間の、側面の穴149の内側に画定する死空間は、都合よく0cm3から0.3 cm3の範囲にある。
本発明の第二実施形態において、振動減衰支持装置101は、空気チャンバPが、電磁弁142によって、逆止弁116とは無関係に周囲の空気に接続されることを除いて、図1の振動減衰支持装置1とほぼ同様の方法で作動する。けれども、この実施形態において、電磁弁142のスプリング147は、図1に関して上で述べたように、ソレノイド143に動力が供給されない場合に、電磁弁142それ自身が逆止弁として作動するために、随意に対応させてもよい。
1 液圧振動減衰支持装置
2 第一の堅固な強度部材
4 エラストマ筐体
5 隔壁
6 ダイアフラム
16 逆止弁
A 作動チャンバ
B 補償チャンバ
E 補助チャンバ
P 空気チャンバ
D 通路

Claims (10)

  1. 振動減衰の目的のために第一と第二の剛体要素の間に挿入されるようになっている制御可能な液圧振動減衰支持装置であって、該振動減衰支持装置は、第一と第二の強度部材(2、3;102、103)とエラストマ筐体(4;104)と補助チャンバ(E)と空気チャンバ(P)と電気制御式換気装置(24;142)とを包含していて、
    - 該第一と第二の強度部材(2、3;102、103)は、共に接続されるべき、二つの剛体要素に留めるのに役に立っていて、
    - 該エラストマ筐体(4;104) は、該二つの強度部材(2、3;102、103)を一体に接続し、かつ少なくとも液体で満たされた作動チャンバ(A)の一部分を画定していて、
    - 該補助チャンバ(E)は、液体で満たされ、第一の狭い通路(D)を経由して該作動チャンバ(A)と連通していて、
    - 該空気チャンバ(P)は、可動壁(6a)によって該補助チャンバから分離していて、
    - 該電気制御式換気装置(24;142)は、空気との接続を確立するためのものであって、逆止弁(16;116)を経由して、該空気チャンバ(P)を大気と連通するために、電気的に作動させることが出来るようになっていて、該逆止弁は、通常、空気を、該空気チャンバ(P)から大気に向かってのみ流出し、大気から該空気チャンバに流入させないようになっている、制御可能な液圧振動減衰支持装置において、
    該振動減衰支持装置が、該弁座(19;119)と該空気チャンバの内部表面との間に、0.3cm3より小さい死空間を画定させていることを特徴とする、制御可能な液圧振動減衰支持装置。
  2. 該逆止弁(16)が、弁座(19)に弾力的に押し付けられる弁部材(17)を包含していて、該換気装置が、該弁部材(17)を該弁座(19)から離すように動かすために、適切な電気式アクチュエータ装置(24)を包含する、請求項1に記載の振動減衰支持装置。
  3. 該電気式アクチュエータ装置(24)が、誘導によって磁界を発生するようになっていて、該弁部材(17)が、該磁界の作用で動くようになっている金属部分(21)を包含する、請求項2に記載の振動減衰支持装置。
  4. 該電気式アクチュエータ装置が、中央通路(22)を取り囲むソレノイド(24)を包含していて、該弁部材(17)が、該中央通路(22)で滑動するために装着された金属芯(21)を包含する、請求項3に記載の振動減衰支持装置。
  5. 該換気装置が、該弁部材(116)とは無関係に、周囲の空気への通路を選択的に開閉するようになっている電磁弁(142)を包含する、請求項1に記載の振動減衰支持装置。
  6. 該空気チャンバ(P)が、1番目に該可動壁(6a;106a)によって、二番目に内部表面(13;113)を有する堅固な外部壁(12;112)によって画定されて、該逆止弁(16;116)が、弁座(19;119)に弾力的に押し付けられる弁部材(17;117)を包含して、該弁座が、該外部壁の内部表面(13;113)の近傍で、該空気チャンバの該外部壁(12;112)に形成される、請求項1から5のいずれか一項に記載の振動減衰支持装置。
  7. 該可動壁(6a;106a)が、エラストマのダイアフラムである、請求項1から6のいずれか一項に記載の振動減衰支持装置。
  8. 該振動減衰支持装置が、第二の狭い通路(C)を経由して該作動チャンバ(A)と連通する、液体で満たされた補償チャンバ(B)をさらに包含する、請求項1から7のいずれか一項に記載の振動減衰支持装置。
  9. 該補償チャンバ(B)が、該作動チャンバ(A)と該補償チャンバ(B)にそれぞれに連通する二つの面を有する仕切り弁(32;132)を備えた堅固な隔壁(5;105)によって、該作動チャンバ(A)から分離されていて、該仕切り弁が、該作動チャンバと該補償チャンバとの間で、制限された振幅で共振するようになっている、請求項8に記載の振動減衰支持装置。
  10. 該第一の狭い通路が、20Hzから80Hzの範囲にある共振周波数を有する、請求項1から9のいずれか一項に記載の振動減衰支持装置。
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