JP2011220461A - 電動アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 リセットスイッチを潤滑剤による影響を受けることなく、適正に動作させることができ、しかも、手動操作を行う場合でも、少ないトルクで容易に操作することのできる電動アクチュエータを提供する。
【解決手段】 回転バルブに装着される基台2の内部に配置され電動モータ5を支持する支持板4と、支持板4の下側に配置され電動モータ5の回転力を前記回転バルブの回転軸に連結される出力軸11に伝達させる歯車伝達機構と、歯車伝達機構の中途部に配置され軸方向に移動して電動モータ5の回転力の伝達を解除するクラッチギア8と、支持板4の上側に配置された制御基板13の下面に取付けられ支持板4を貫通して支持板4の下面側に延在しクラッチギア8により押動動作される動作ピン15を備えたリセットスイッチ14と、クラッチギア8を軸方向に移動させるリセットボタン25と、を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は電動アクチュエータに係り、特に、リセットボタンにより容易に手動操作を行うことができるとともに、バルブの原点位置のリセットを確実に行うことを可能とした電動アクチュエータに関する。
従来から、回転バルブなどを電動により回転制御する電動アクチュエータが多く用いられており、この電動アクチュエータは、電動モータを回転駆動させて歯車機構を介してバルブの開閉軸を回転動作させることにより、バルブの開閉動作を行うようになっている。
この場合に、バルブの開閉軸を手動で回転操作する必要がある場合があり、このような場合には、例えば、従来から、電動モータからの回転力を伝達する係合歯車と、出力軸に固定した固定歯車との噛合を係合歯車を常時ばねの弾性力により確保するとともに、手動操作時には、係合歯車をばねの付勢力に抗して移動させて噛合を解除することにより、出力軸を手動で回転操作することができるようにした技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、このような電動アクチュエータにおいては、主電源が入った状態で、出力軸を手動で操作した場合に、CPUが記憶しているバルブの開度と手動操作後のバルブ開度との間でずれが生じてしまい、バルブの開閉角度制御を正常に行うことができなくなってしまうことから、外部から強制的にリセットする必要がある。この場合に、電動アクチュエータは劣悪な環境で使用される場合、保護等級(エンクロージャ性能)を上げる必要があるため、リセットボタンを設置する場合も、筐体内へのシール性を確保する構造とする必要があることから、新規にリセットボタンを設置するのではなく、手動操作用クラッチボタンと併用することが考えられている。
このような技術としては、例えば、従来から、アクチュエータ本体の手動操作を行う際には、クラッチボタンを押し下げてクラッチロッドを介して中間ギヤの噛合を解除することにより、ギヤ機構が電動モータから切り離された状態となり、出力軸をギヤ機構の減速比に抗することなく手動操作することができ、このとき、マグネットが磁気センサに近接することによりこの磁束を磁気センサによって検知して、例えば、電動モータのパルス数を記憶しているCPU内部でリセット機能が働き、クラッチボタンを押し下げて手動操作を行った後に電動操作に復帰した際にパルス数を初期状態に戻すようにした技術が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特許第2681573号公報 特開2006−112501号公報
しかしながら、一般に、歯車伝達機構は回転抵抗を低減させるために、潤滑剤などが塗布されており、汚れやすい環境にある。一方、制御基板は、汚れを嫌うため、歯車伝達機構と制御基板とは離れて実装されている。そのため、クラッチボタンを電動アクチュエータの底部に設置して、伝達ギアと出力ギアとの噛合を解除させながら、リセットボタンを操作するためには、従来の特許文献2に記載の技術をそのまま適用することは困難であるという問題を有している。
また、前記特許文献2には、電動モータへの電力供給線上に接続された抵抗器をこの電動モータを支持する支持板に接触ないしは近接させて、抵抗器からの発熱を制御基板の支持板の面で放熱させて結露を防止するようにした技術も開示されている。この場合に、抵抗器の発熱により支持板を加熱した場合でも、出力軸への熱抵抗が大きく、確実に結露を防止することができず、また、熱抵抗を低減させるため、支持板と出力軸との間隙を小さく形成すると、耐電圧特性が低下してしまうという問題を有している。
本発明は前記した点に鑑みてなされたものであり、リセットスイッチを潤滑剤による影響を受けることなく、適正に動作させることができ、しかも、手動操作を行う場合でも、少ないトルクで容易に操作することのできる電動アクチュエータを提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、バルブに装着される基台と、
前記基台の内部に配置され電動モータを支持する支持板と、
前記支持板の下側に配置され、前記電動モータの回転力を前記回転バルブの回転軸に連結される出力軸に伝達させる歯車伝達機構と、
前記歯車伝達機構の中途部に配置され軸方向に移動して前記電動モータの回転力の伝達を解除するクラッチギアと、
前記支持板の上側に配置された制御基板と、
前記制御基板の下面に取付けられ、前記支持板を貫通して前記支持板の下面側に延在し前記クラッチギアにより押動動作される動作ピンを備えたリセットスイッチと、
前記クラッチギアを軸方向に移動させるリセットボタンと、
を備えていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、前記クラッチギアを上昇させた場合に前記リセットスイッチの動作ピンを最も奥まで押し込まない位置で停止するように規制する規制部材が設けられていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2において、前記規制部材は、前記クラッチギアの回転軸に設けられたギアスペーサであることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項2において、前記規制部材は、前記リセットボタンに設けられた位置規制部であることを特徴する。
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項において、前記クラッチギアは、前記電動モータの駆動ギアに噛合されるものであり、前記リセットスイッチは、前記駆動ギアから最も離れた位置に配置されることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項において、前記電動モータの駆動制御を行う制御部をさらに備え、前記制御部は、リセットスイッチの動作により前記バルブの全閉位置における原点復帰処理を行うとともに、この原点復帰処理を行う際に、電動モータを通常の原点復帰動作より遅い速度で前記駆動ギアの数歯分だけ回転駆動制御するものであることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、リセットスイッチを制御基板の下面側に配置するとともに、その動作ピンを支持板の下面側に延在させるようにしているので、支持板の下面側に配置された歯車伝達機構に塗布される潤滑剤の影響を受けることがなく、リセットスイッチの適正な動作を確保することができる。
請求項2に係る発明によれば、クラッチギアを上昇させた場合にリセットスイッチの動作ピンを最も奥まで押し込まない位置で停止するように規制する規制部材を設けるようにしているので、リセットスイッチを限界まで押し上げ操作した場合でも、手動操作トルクを低減させて容易に手動操作を行うことができる。
請求項3に係る発明によれば、規制部材をクラッチギアの回転軸に設けられたギアスペーサとしているので、このギアスペーサにより、リセットスイッチを限界まで押し上げ操作した場合でも、手動操作トルクを低減させて容易に手動操作を行うことができる。
請求項4に係る発明によれば、規制部材をリセットボタンに設けられた位置規制部としているので、この位置規制部により、リセットスイッチを限界まで押し上げ操作した場合でも、手動操作トルクを低減させて容易に手動操作を行うことができる。であることを特徴する。
請求項5に係る発明によれば、クラッチギアを電動モータの駆動ギアに噛合させ、リセットスイッチをクラッチギアの外周部分であって駆動ギアから最も離れた位置に配置するようにしているので、高速で回転する駆動ギアから飛散する潤滑剤による影響も最小限に止めることができる。
請求項6に係る発明によれば、制御部により、原点復帰処理を行う際に、電動モータを通常の原点復帰動作より遅い速度で駆動ギアの数歯分だけ回転駆動制御するようにしているので、リセットボタンを復帰させたときに、クラッチギアと駆動ギアとがうまく噛合しない場合でも、駆動ギアの回転によりクラッチギアを適正に噛合させることができる。
本発明に係る電動アクチュエータの実施形態におけるリセットボタンを操作していない状態を示す縦断面図である。 本発明に係る電動アクチュエータの実施形態におけるリセットボタンを操作した状態を示す縦断面図である。 本発明に係る電動アクチュエータの実施形態におけるリセットスイッチの動作ピンの動作状態を示す説明図である。 本発明に係る電動アクチュエータの実施形態における制御構成を示すブロック図である。 本発明に係る電動アクチュエータの実施形態におけるリセット処理の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る電動アクチュエータの実施形態における規制部材の変形例を示す一部の縦断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る電動アクチュエータを電動アクチュエータに適用した場合の実施形態を示したものであり、図1に示すように、本発明に係る電動アクチュエータ1は、図示しない回転バルブに装着される基台2を備えており、この基台2の上方には、所定の空間が確保されるように基台2の上面を被覆するカバー部材3が着脱自在に装着されている。
基台2の上方には、支持板4が基台2との間に所定間隙を有するように設置されており、支持板4の上面には、電動モータ5がその駆動軸6が支持板4の下面側に貫通するように搭載されている。電動モータ5の駆動軸6には、駆動ギア7が設けられており、この駆動ギア7には、2段ギアからなるクラッチギア8が噛合されている。そして、クラッチギア8には、2つの2段ギア9,9を介して出力ギア10が噛合されている。これら駆動ギア7、クラッチギア8、2段ギア9および出力ギア10により歯車伝達機構が構成されている。
出力ギア10の中心部には、出力軸11が一体に取付けられており、出力軸11の下端部は、基台2の下面から外部に突出して図示しない回転バルブの回転軸に連結されるように構成されている。また、出力軸11の上端部には、出力軸11より小径とされた制御軸12が同軸状に形成されている。
支持板4の上面側には、所定の電気・電子部品が搭載された制御基板13が支持板4に対して所定間隙を有するように取付けられており、制御基板13の下面であって、クラッチギア8の外周部分に対応するとともに駆動ギア7から最も離れた位置には、リセットスイッチ14がその動作ピン15が支持板4の下面側に延出するように取付けられている。この動作ピン15は、リセットスイッチ14に内蔵されたコイルスプリング(図示せず)により突出する方向に付勢されており、リセットスイッチ14は、動作ピン15がコイルスプリングの付勢力に抗して押し込まれた状態でON動作され、コイルスプリングの付勢力により動作ピン15が復帰した状態でOFF動作されるように構成されている。
また、制御基板13の制御軸12に対応する位置には、制御軸12が貫通するための開口16が形成されており、制御軸12の外周には、制御軸12の外周と開口16の内周との隙間を埋めるセンサスペーサ17が装着されている。このセンサスペーサ17は、高絶縁抵抗および高伝熱特性を有する例えばPOM、PPS、ポリアミドなどの樹脂により構成されている。また、制御基板13の下面には、ヒータ18が配設されており、このヒータ18により、制御基板13を加熱するとともに、センサスペーサ17を介してヒータ18の熱を制御軸12および出力軸11に伝達させてこの制御軸12および出力軸11の結露を防止するように構成されている。
また、制御軸12の上端部には、センサヨーク19が取付けられており、センサヨーク19の制御基板13の上面に対向する面には、マグネット20が埋設されている。制御基板13の上面には、マグネット20に対向するように磁気センサ21が配設されており、出力軸11すなわち制御軸12が回転することにより、センサヨーク19のマグネット20の移動を磁気センサ21により検出することにより、出力軸11の回転量を検出するように構成されている。そして、本実施形態においては、センサスペーサ17は、センサヨーク19のマグネット20と磁気センサ21との距離を規定する機能を有しており、センサスペーサ17の長さ寸法を調整することにより、マグネット20と磁気センサ21との距離を調整することができるものである。
また、クラッチギア8は、下端部が基台2の下面に、上端部が支持板4にそれぞれ支持されたギア支持軸22により回転自在に支持されており、クラッチギア8は、ギア支持軸22に沿って軸方向に移動自在とされている。ギア支持軸22の外周であってクラッチギア8の上面側には、所定の高さ寸法を有する規制部材としてのギアスペーサ23が配設されており、ギアスペーサ23の上方には、ギア付勢ばね24が配設されている。そして、図2に示すように、クラッチギア8は、上方に移動した際に、リセットスイッチ14の動作ピン15を押し上げるように動作させてON動作されるものであり、本実施形態においては、ギアスペーサ23の長さ寸法を調整することにより、クラッチギア8をギア付勢ばね24が最も縮んだ状態まで上昇させた場合でも、リセットスイッチ14の動作ピン15を最も奥まで押し込まない位置で停止するように規制するものである。
また、基台2の下面側には、リセットボタン25が上下方向に移動自在に設けられており、リセットボタン25には、基台2の下面を貫通して基台2の内部上方に延在するリセット軸26が一体に取付けられている。リセット軸26の基台2の下面外側外周には、リセット付勢ばね27が配設されている。そして、リセットボタン25をリセット付勢ばね27の付勢力に抗して上方に押し上げ操作した際に、リセット軸26の上端部でクラッチギア8の下面を上方に押し上げ動作させるように構成されており、リセットボタン25の押し上げ操作をやめると、リセット軸26は、リセット付勢ばね27の付勢力により下方に復帰してOFF動作されるとともに、クラッチギア8は、ギア付勢ばね24の付勢力により元の位置に復帰するように構成されている。
次に、本実施形態における制御構成について、図4を参照して説明する。
本実施形態においては、電動アクチュエータ1は、制御部30を備えており、この制御部30は、電動モータ5の駆動制御を行うように構成されている。また、制御部30には、リセットスイッチ14の動作信号が入力されるとともに、磁気センサ21の検出信号が入力されるように構成されており、また、制御部30には、所定の時間をカウントするカウンタ31が接続されている。
そして、本実施形態においては、制御部30は、バルブの開信号または閉信号に基づいて電動モータ5を回転駆動して出力軸11を回転駆動させることにより、磁気センサ21による検出信号に基づいてバルブを所定の開度に開閉制御するように構成されている。そして、リセットスイッチ14がON動作されて手動操作が行われた場合は、本実施形態においては、制御部30は、リセットスイッチ14がOFF動作されてから、電動モータ5をバルブの閉方向に動作させる原点復帰動作を行うように制御するものであるが、本実施形態においては、制御部は、リセットスイッチ14がOFF動作されたら、まず、電動モータ5を通常の原点復帰動作より遅い速度で駆動ギア7の数歯分だけ駆動するように構成されている。これは、リセットボタン25を操作してクラッチギア8と駆動ギア7との噛合が解除され、手動操作後にリセットボタン25を復帰させた場合に、駆動ギア7にクラッチギア8がうまく噛合しないことがある。そのため、原点復帰動作を行う際に、電動モータ5を通常の原点復帰動作より遅い速度で駆動ギア7の数歯分だけ回転駆動させることにより、駆動ギア7が回転してクラッチギア8を適正に噛合させることができるものである。なお、前記実施形態においては、リセットスイッチ14がOFF動作されてから、電動モータ5を駆動制御するようにしているが、これに変えて、リセットスイッチ14がON動作された際に、電動モータ5をバルブの閉方向に動作させるようにしてもよい。
また、制御部30は、リセットスイッチ14がOFF動作されてから、カウンタ31により、例えば、60秒のカウントを行い、その間に電動モータ5を閉方向に動作させてバルブの全閉位置を検出した場合には、正常であると判断して、この全閉位置を原点としてバルブ開度を0に再設定する原点復帰処理を行うように構成されている。一方、60秒の間にバルブの全閉位置を検出できなかった場合には、エラーであるとしてエラー処理を行うように構成されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
まず、電動アクチュエータ1によりバルブの開閉動作を行う場合は、電動モータ5に通電すると、駆動軸6が回転駆動され、クラッチギア8、2段ギア9をそれぞれ介して出力ギア10が回転駆動される。出力ギア10の回転に伴って出力軸11が回転駆動され、出力軸11に連結されたバルブの回転軸を回転駆動させることにより、バルブの開閉動作を行うようになっている。この場合に、出力軸11の回転ともなって制御軸12が回転され、これにより、センサヨーク19も一体となって回転されることにより、磁気センサ21によりセンサヨーク19のマグネット20の移動を検出して、出力軸11の回転量すなわちバルブの開閉状態を検出するようになっている。
このとき、本実施形態においては、ヒータ18を動作させることにより、制御基板13を加熱するとともに、熱伝導性の高いセンサスペーサ17を介してヒータ18の熱を制御軸12および出力軸11に伝達させてこの制御軸12および出力軸11の結露を防止するようになっている。
また、出力軸11を手動で回転操作する場合は、リセットボタン25をリセット付勢ばね27の付勢力に抗して上方に押し上げ操作することにより、リセット軸26の上端部がクラッチギア8をギア付勢ばね24の付勢力に抗して上方に押し上げる。これにより、クラッチギア8がリセットスイッチ14の動作ピン15を上方に押し上げ、リセットスイッチ14を動作させ、バルブの位置情報をリセットする。この状態で、クラッチギア8が駆動ギア7との噛合が解除され、出力軸11を手動で回転操作することができるものである。
この場合に、本実施形態においては、リセットスイッチ14を制御基板13の下面側に配置するとともに、その動作ピン15のみを支持板4の下面側に延出させるようにしている。通常、歯車による伝達機構には、回転抵抗を低減させるためにグリスなどの潤滑剤が塗布されるものであるが、リセットスイッチ14が支持板4の上面側に配置されることになるので、潤滑剤の影響を受けることがなく、リセットスイッチ14の適正な動作を確保することができるものである。しかも、本実施形態においては、リセットスイッチ14の動作ピン15をクラッチギア8の外周部分であって駆動ギア7から最も離れた位置に配置するようにしているので、高速で回転する駆動ギア7から飛散する潤滑剤による影響も最小限に止めることが可能となる。
また、本実施形態においては、ギアスペーサ23により、クラッチギア8をギア付勢ばね24が最も縮んだ状態まで上昇させた場合でも、リセットスイッチ14の動作ピン15を最も奥まで押し込まない位置で停止するように規制するようになっている。ここで、図3に示すように、リセットボタン25を上方に押し上げ操作した場合に、クラッチギア8の押し上げにより、駆動ギア7とクラッチギア8との噛合が解除されるとともに、リセットスイッチ14の動作ピン15がL1だけ移動する。この状態では、まだリセットスイッチ14は動作されていない。そして、さらにリセットボタン25を上方に押し上げ操作すると、リセットスイッチ14の動作ピン15がL2だけ移動してリセットスイッチ14が動作される。そして、クラッチギア8をギア付勢ばね24が最も縮んだ状態まで上昇させるともリセットスイッチ14の動作ピン15がL3まで移動される。この場合でも、リセットスイッチ14の動作ピン15を最も奥まで押し込んだ状態であるL4までは押し込まれない。
この場合に、例えば、リセットスイッチ14の動作ピン15がフリーの状態で、動作ピン15の突出量が3.3mmであり、リセットスイッチ14の動作ピン15が最も押し込まれた状態で、動作ピン15の突出量が2.2mmである場合、L4は1.1mmとなり、L2は0.9mmとなり、L3は0.9mm+0.2mm程度となる。このようなストロークを有するリセットスイッチ14の場合において、動作ピン15がL3まで押し込まれた状態における出力軸11における手動操作トルクを測定した結果は、20.3N−cmであり、動作ピン15がL4まで押し込まれた状態における手動操作トルクは、59.3N−cmであった。このことから、動作ピン15を最も奥まで押し込んでしまうと、手動操作トルクが極めて大きくなってしまい、手動操作が困難になってしまうことがわかる。本実施形態においては、ギアスペーサ23により、リセットスイッチ14の動作ピン15を最も奥まで押し込まない位置で停止するように規制することができるので、リセットスイッチ14を限界まで押し上げ操作した場合でも、手動操作トルクを低減させて容易に手動操作を行うことができるものである。
次に、本実施形態のリセット動作について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
本実施形態においては、リセットスイッチ14がON動作されて手動操作が行われた後、リセットスイッチ14がOFF動作されたら(ST1)、
まず、電動モータ5を通常の原点復帰動作より遅い速度で駆動ギア7の数歯分だけ駆動する(ST2)。これにより、駆動ギア7が回転してクラッチギア8を適正に噛合させることができる。そして、制御部30により、カウンタ31の初期値を設定した後(ST3)、カウンタ31により所定時間のカウントを行い(ST4)、所定時間が経過した時までに(ST5)、バルブの全閉位置を検出できなかった場合には、エラーであるとしてエラー処理を行う(ST6)。また、所定時間が経過する前にバルブの全閉位置を検出した場合には(ST7)、正常であると判断して、この全閉位置を原点としてバルブ開度を0に再設定する原点復帰処理を行って通常の制御を開始する(ST8)。
また、バルブの全閉位置を検出する前に、再度リセットスイッチ14がON動作された場合には(ST9)、リセットスイッチ14がOFF動作された後、再度カウンタ31によるカウントを行うようになっている。
以上述べたように、本実施形態においては、リセットスイッチ14を制御基板13の下面側に配置するとともに、その動作ピン15のみを支持板4の下面側に延出させるようにしているので、リセットスイッチ14が潤滑剤の影響を受けることがなく、リセットスイッチ14を適正に動作させることができ、しかも、リセットスイッチ14の動作ピン15をクラッチギア8の外周部分であって駆動ギア7から最も離れた位置に配置するようにしているので、高速で回転する駆動ギア7から飛散する潤滑剤による影響も最小限に止めることができる。
また、ギアスペーサ23により、クラッチギア8をギア付勢ばね24が最も縮んだ状態まで上昇させた場合でも、リセットスイッチ14の動作ピン15を最も奥まで押し込まない位置で停止するように規制するようにしているので、リセットスイッチ14を限界まで押し上げ操作した場合でも、手動操作トルクを低減させて容易に手動操作を行うことができる。
さらに、本実施形態においては、原点の設定が完了したら、電動モータ5を一定時間開方向に回転駆動させるようにしているので、リセットボタン25を復帰させたときに、クラッチギア8と駆動ギア7とがうまく噛合しない場合でも、駆動ギア7の回転によりクラッチギア8を適正に噛合させることができる。
なお、前記実施形態においては、規制部材としてのギアスペーサ23を用いた場合について説明したが、例えば、図6に示すように、リセットボタン25の基部の厚さ寸法を大きく形成してなる位置規制部32を形成し、この位置規制部32の厚さ寸法を調整することにより、クラッチギア8をギア付勢ばね24が最も縮んだ状態まで上昇させた場合でも、リセットスイッチ14の動作ピン15を最も奥まで押し込まない位置で停止するように規制するようにしてもよい。
このようにギア付勢ばね24またはリセット付勢ばね27に接する部品の厚さ寸法を調整して規制部材とすることにより、ギア付勢ばね24やリセット付勢ばね27を変更することなく、動作ピン15を最も奥まで押し込まない位置で停止するように規制することができる。また、規制部材は、ギア付勢ばね24やリセット付勢ばね27に接する部品に限定するものではなく、例えば、規制部材を支持板4の下面に設けてクラッチギア8の上昇を規制するようにしてもよいし、規制部材を基台2の下面に設けてリセット軸26の上昇を規制するようにしてもよい。
また、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能である。
1 電動アクチュエータ
2 基台
3 カバー部材
4 支持板
5 電動モータ
6 駆動軸
7 駆動ギア
8 クラッチギア
9 2段ギア
10 出力ギア
11 出力軸
12 制御軸
13 制御基板
14 リセットスイッチ
15 動作ピン
16 開口
17 センサスペーサ
18 ヒータ
19 センサヨーク
20 マグネット
21 磁気センサ
22 ギア支持軸
23 ギアスペーサ
24 ギア付勢ばね
25 リセットボタン
26 リセット軸
27 リセット付勢ばね
30 制御部
31 カウンタ
32 位置規制部

Claims (6)

  1. バルブに装着される基台と、
    前記基台の内部に配置され電動モータを支持する支持板と、
    前記支持板の下側に配置され、前記電動モータの回転力を前記回転バルブの回転軸に連結される出力軸に伝達させる歯車伝達機構と、
    前記歯車伝達機構の中途部に配置され軸方向に移動して前記電動モータの回転力の伝達を解除するクラッチギアと、
    前記支持板の上側に配置された制御基板と、
    前記制御基板の下面に取付けられ、前記支持板を貫通して前記支持板の下面側に延在し前記クラッチギアにより押動動作される動作ピンを備えたリセットスイッチと、
    前記クラッチギアを軸方向に移動させるリセットボタンと、
    を備えていることを特徴とする電動アクチュエータ。
  2. 前記クラッチギアを上昇させた場合に前記リセットスイッチの動作ピンを最も奥まで押し込まない位置で停止するように規制する規制部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電動アクチュエータ。
  3. 前記規制部材は、前記クラッチギアの回転軸に設けられたギアスペーサであることを特徴とする請求項2に記載の電動アクチュエータ。
  4. 前記規制部材は、前記リセットボタンに設けられた位置規制部であることを特徴とする請求項2に記載の電動アクチュエータ。
  5. 前記クラッチギアは、前記電動モータの駆動ギアに噛合されるものであり、前記リセットスイッチは、前記駆動ギアから最も離れた位置に配置されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電動アクチュエータ。
  6. 前記電動モータの駆動制御を行う制御部をさらに備え、前記制御部は、リセットスイッチの動作により前記バルブの全閉位置における原点復帰処理を行うとともに、この原点復帰処理を行う際に、電動モータを通常の原点復帰動作より遅い速度で前記駆動ギアの数歯分だけ回転駆動制御するものであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電動アクチュエータ。
JP2010090839A 2010-04-09 2010-04-09 電動アクチュエータ Active JP5575527B2 (ja)

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