JP2011218491A - リーマおよびそれを用いた工作物の加工方法 - Google Patents

リーマおよびそれを用いた工作物の加工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高い精度で工作物を加工することができる貫通孔用のリーマを提供する。
【解決手段】ミスト給油法に対応可能な、超硬質チップ2を台金としてのリーマ本体10に固着したリーマ100であって、リーマ100には、長手方向に対して傾斜して延在するように外周面19にフルート110が設けられ、フルート110が長手方向に対してなす傾斜角度は−3°から−15°であり、ガイドパッドが設けられていない、回転軸を中心として回転する貫通孔加工用のリーマである。
【選択図】図1

Description

この発明は、リーマおよびそれを用いた工作物の加工方法に関し、より特定的には、貫通孔を加工するためのリーマに関するものである。
従来、切削工具は、たとえば特開2001−170810号公報(特許文献1)、特開平11−309616号公報(特許文献2)、特開2003−117768号公報(特許文献3)、特開2003−1511号公報(特許文献4)、特開2003−1522号公報(特許文献5)、特開2000−263328号公報(特許文献6)および特開平6−320323号公報(特許文献7)に開示されている。
特開2001−170810号公報 特開平11−309616号公報 特開2003−117768号公報 特開2003−1511号公報 特開2003−1522号公報 特開2000−263328号公報 特開平6−320323号公報
特許文献1では、耐熱性の皮膜を被覆し、基材がハイス、超硬合金またはTiCN系サーメットで構成されたツイストドリルにおいて、ツイストドリルの軸端から見てクーラントホールを少なくとも3番面の切り屑排出溝側に開口したことを特徴とするクーラントホール付きツイストドリルが開示されている。
特許文献2では、根元部から先端部に向けて貫通するオイルミスト導入孔を設け、2つの噴射口の断面積の合計をオイルミスト導入孔の噴射口よりも上流側の部分の断面積よりも小さくすることによって、噴射口から噴射するオイルミストの速度を速くする構成が開示されている。
特許文献3では、圧縮空気を供給する圧縮空気供給手段と、この圧縮空気供給手段によって供給される圧縮空気を導入し、オイルをミスト状に生成するオイルミスト形成手段と、このオイルミスト形成手段によって生成されたオイルミストを含んだ圧縮空気を所定の噴射部位まで導く配管手段と、この配管手段の先端に設けられたノズル手段とが開示されている。
特許文献4では、切刃と、切り屑を排出するためのねじれ刃溝を有する先端部と、先端部に連続するシャンク部を備えたセミドライ加工具であって、シャンク部に、ねじれ刃溝に連通し、ミストをねじれ刃溝に吐出するためのミスト通路が設けられたセミドライ加工具が開示されている。
特許文献5では、荒加工する荒刃と、荒刃より大きな加工半径を有する仕上刃を備えた先端部と、その先端部に連続するシャンク部が設けられ、仕上刃の先端が切刃の先端よりシャンク部側に設けられており、仕上刃よりシャンク部側の少なくともフルートが設けられている部分の、先端部の軸中心からの距離が加工半径より小さいセミドライ加工具が開示されている。
特許文献6では、超硬合金または鋼のシャンクから延びる刃径部の先端に、その刃径部と同一外径の高硬度焼結体から成る切刃体が接合され、切刃体と刃径部の外周部に複数の連続した刃溝が形成され、油孔がシャンクの中央に、シャンクの後端部から接合部の直前まで形成され、噴射孔が油孔からシャンク先端方向に放射状に接合部近傍の刃溝内に達するように形成され、刃溝を左ネジレに形成する構成が開示されている。
特許文献7では、切削工具は、工具本体およびシャンクからなり、その軸中心部分には、供給孔が貫通して設けられており、工具本体には、切削に関与できるように、捩れを伴った切り屑排出溝、先端切れ刃稜、外周切れ刃稜などが形成されており、切り屑排出溝は少なくとも1つが軸中心に向かって深く形成され、これに伴って供給孔との間に排出孔が開口する構成が開示されている。
従来の切削工具およびミストの供給装置を用いて切削部位にオイルミストを供給する、いわゆるミスト給油法によれば切削油を直接切削部位に供給する場合に比較してエアの力は弱く、切り屑を除去する能力が劣る。このため、切り屑がリーマと工作物の隙間に噛み込んで、仕上げ精度の悪化および仕上げ面のスクラッチの発生の原因となるという問題があった。
そこで、この発明は上述のような問題点を解決するためになされたものであり、仕上げ面の精度を向上させることが可能なリーマおよびそれを用いた工作物の加工方法を提供することを目的とする。
この発明に従ったリーマは、ミスト給油法に対応可能な、超硬質チップを台金に固着したリーマであって、リーマには、長手方向に対して傾斜して延在するように外周面に斜め溝が設けられ、斜め溝が長手方向に対してなす傾斜角度は−3°から−15°であり、ガイドパッドが設けられていない、回転軸を中心として回転する貫通孔加工用のリーマである。
このように構成されたリーマにおいては、斜め溝が長手方向に対してなす傾斜角度は−3°から−15°であるため、切り屑を良好に排出して仕上げ面の精度を向上させることが可能となる。
さらにガイドパッドを設けないことで、ガイドパッドと工作物との間に切り屑が噛み込むことがなく、仕上げ面の精度を向上させることができる。
好ましくは、超硬質チップには逃げ面とすくい面とが設けられており、すくい面側および逃げ面側にミストを供給するためにリーマ表面において開口した孔が設けられている。この場合、すくい面側および逃げ面側にミストを十分に供給して仕上げ面の精度をさらに向上させることができる。
より好ましくは、リーマ先端側から見てすくい面側の孔の開口と回転軸とを結ぶ線と、逃げ面側の孔の開口と回転軸とを結ぶ線とのなす角度は45°以下である。
より好ましくは、すくい面側の孔および逃げ面側の孔の両方は、リーマ表面付近で直線状に延びており、すくい面側の孔の延びる方向は、回転軸に対して15°以上45°以下の角度をなし、かつ、すくい面に対して先端側から見て20°以上30°以下の角度をなし、逃げ面側の孔の延びる方向は、回転軸に対して15°以上45°以下の角度をなし、かつ、すくい面に対して先端側から見て45°以上60°以下の角度をなす。
好ましくは、リーマで加工する工作物の材料は非鉄金属材料である。
この発明に従った方法は、上述のリーマを用いた加工物の加工方法であって、超硬質チップで加工される直前の工作物の表面にすくい面側の孔からミストを給油する。
この発明に従えば、仕上げ面の精度を向上されることが可能な、貫通孔加工用のリーマを提供することができる。
実施の形態に従った、貫通孔加工用のリーマの斜視図である。 実施の形態に従ったリーマの先端に取り付けられる超硬質チップを示す斜視図である。 リーマ内のミスト通路を示すリーマの斜視図である。 別の方向から見たリーマの斜視図である。 さらに別の方向から見たリーマの斜視図である。 フルートの角度を説明するための図である。 図1中の矢印VIIで示す方向から見たリーマの正面図である。 別の方向から見たリーマの斜視図である。 図1中の矢印IXで示す方向から見たリーマの背面図である。 メイン通路の先端部分を示す図である。 先端側から見たすくい面側孔の延びる方向を示す図である。 ガイドパッドを説明するための図である。 図12中のXIIIで示す方向から見た正面図である。 ねじれ角度を説明するための右回りの左ねじれ刃のリーマの図である。 ねじれ角度を説明するための右回りの右ねじれ刃のリーマの図である。 本発明品1で回転数6000min−1、流量86dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。 比較例1で回転数6000min−1、流量86dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。 比較例2で回転数6000min−1、流量86dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。 比較例3で回転数6000min−1、流量86dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。 比較例4で回転数6000min−1、流量86dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。 比較例7で回転数6000min−1、流量86dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。 比較例8で回転数6000min−1、流量86dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。 本発明品1で回転数12000min−1、流量86dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。 比較例1で回転数6000min−1、流量186dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。 比較例2で回転数6000min−1、流量186dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。 比較例3で回転数6000min−1、流量186dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。 比較例4で回転数6000min−1、流量186dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。 比較例7で回転数6000min−1、流量186dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。 比較例8で回転数6000min−1、流量186dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。 本発明品1で回転数12000min−1、流量186dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態では同一または相当する部分については同一の参照符号を付し、その説明については繰返さない。
図1は、実施の形態に従った、貫通孔加工用のリーマの斜視図である。図1を参照して、リーマ100は貫通孔を加工するための切削工具であり、リーマ本体10を有する。台金としてのリーマ本体10は長手方向に延びている。シャンクとしてのリーマ本体10の外周面19には、長手方向に対して傾斜して延びるようにフルート110が設けられている。フルート110は直線形状である。リーマ本体10は矢印R1で示す方向に回転する。
フルート110付近では、すくい面側開口11および逃げ面側開口111,112が設けられている。すくい面側開口11および逃げ面側開口111,112は、それぞれオイルミストを供給するための孔である。
フルート110先端には、超硬質チップ2が取付けられている。超硬質チップ2はこの例では2つ取付けられており、この例では、手前側の超硬質チップはすくい面21、前部逃げ面212、側部逃げ面211を有する。奥側の超硬質チップ2は前部逃げ面222を有する。
図2は、実施の形態に従ったリーマの先端に取り付けられる超硬質チップを示す斜視図である。図2を参照して、超硬質チップ2は、ダイヤモンド、立方晶窒化ホウ素(CBN)または超硬合金などから構成される。超硬質チップ2は、すくい面21と、前部逃げ面212と、側部逃げ面211とを有する。前部逃げ面212とすくい面21との境界領域が前部切刃213である。側部逃げ面211とすくい面21からマージン幅を隔てた境界部分が側部切刃214である。図1中の奥側の超硬質チップも図2と同様の構成を採用している。
すくい面において、前部切刃213および側部切刃214以外の部分は湾曲して構成されている。超硬質チップ2は薄板形状であり、リーマ本体10にろう付けにより固定される。
図3は、リーマ内のミスト通路を示すリーマの斜視図である。図3を参照して、リーマ本体10内には中央部にメイン通路150が設けられる。そして中央部のメイン通路150から枝分かれするように逃げ面側孔151,153およびすくい面側孔155が延びている。逃げ面側孔151,153の先端部が逃げ面側開口112,111であり、すくい面側孔155の先端部がすくい面側開口11となっている。すくい面側開口11および逃げ面側開口111,112は各々楕円形状に構成されている。
この例では、6本の孔がメイン通路150から枝分かれしている形状を示しているが、これに限られず、さらに多くの、または少ない孔がメイン通路150から枝分かれしていてもよい。
また、この例では、メイン通路150が回転軸上にある例を示しているが、これに限られず、回転軸とは別の位置に複数のメイン通路が設けられ、これらのメイン通路から枝分かれするように孔が設けられていてもよい。
図4は、別の方向から見たリーマの斜視図である。図5は、さらに別の方向から見たリーマの斜視図である。図4を参照して、フルート110はリーマ本体10の根元側から先端側へ向かって直線状に延びている。フルート110内の超硬質チップ2はオイルミストによって潤滑される。メイン通路150から枝分かれした逃げ面側孔151,153は逃げ面側にオイルミストを供給する。これに対し、すくい面側孔155は超硬質チップ2のすくい面側にオイルミストを供給する。このオイルミストにより、工作物と超硬質チップ2との間の摩擦を低減し、かつ工作物と超硬質チップ2との間で発生する熱を拡散させることができる。
このリーマでは、少量の切削油剤を高圧のエアと混合(ミキシング)して切削点に供給するミスト給油法を採用している。切削油剤の供給量をできるだけ低く押えて最適化するMQL(Minimal Quantity Lubricants)加工を採用することで、環境対策を図ることができる。
図5を参照して、露出した逃げ面側開口111,112は側部逃げ面221側へミストを供給する。この例では、2つの逃げ面側開口111,112から逃げ面側へミストを供給するが、さらに多い数または少ない数の開口からミストを逃げ面へ供給してもよい。
図6は、フルートの角度を説明するための図である。図6を参照して、実施の形態で示すリーマ100は右回りの左ねじれ刃を有している。なお、リーマ100は左回転の右ねじれ刃であってもよい。右回転の左ねじれ刃リーマ、および左回転の右ねじれ刃リーマにおいてフルート110と中心軸としての回転軸1とのなす角度θの角度の符号をマイナスとし、この発明では、その角度が−3°から−15°の範囲内である。このような負のねじれ角度を有するため、リーマ100では、すくい面21が切削方向に向かって前屈みになるように配置される。
図7は、図1中の矢印VIIで示す方向から見たリーマの正面図である。図7を参照して、リーマ本体10の先端は回転対称(点対称)形状とされている。左右の各々に超硬質チップ2が取付けられる。超硬質チップ2の前部逃げ面212,222が互いに距離を隔てて配置される。前部逃げ面212,222は半径方向に延びるように配置されている。すくい面21,22が前部逃げ面212,222に連なるように設けられている。フルート110,210が回転軸1に対して傾斜しているため、正面からすくい面21,22が見える。すくい面21と前部逃げ面212との境界が前部切刃213である。前部切刃213はさらに側部切刃214に繋がっている。
すくい面21と前部逃げ面212との境界が前部切刃213である。すくい面22と前部逃げ面222との境界が前部切刃223である。
前部切刃213,223は、リーマ100をドリルに似た用途において用いる場合に使用する。具体的には、超硬質チップ2の回転半径よりも十分小さい半径を有する孔をリーマ100により仕上げる場合には、前部切刃213,223が作用して孔を加工する。これに対し、超硬質チップ2の回転半径とほぼ等しい回転半径の孔を加工する場合には、前部切刃213,223は殆ど作用しない。
図8は、別の方向から見たリーマの斜視図である。図8を参照して、リーマ100の背面側にメイン通路150が開口している。メイン通路150から送られたミストは先端側に存在するすくい面側開口11および逃げ面側開口111から噴射することで潤滑作用を発揮する。
図9は、図1中の矢印IXで示す方向から見たリーマの背面図である。図9を参照して、背面図において、円筒形状のリーマ100の中央に中空状態のメイン通路150が位置している。そしてメイン通路150の端部にすくい面側孔155が位置している。
また前部切刃213の両側にすくい面側開口11と逃げ面側開口111が設けられている。回転軸とすくい面側開口11とを結ぶ直線と、回転軸と逃げ面側開口111とを結ぶ直線とのなす角度Aは好ましくは45°以下であり、すくい面に超硬質チップに近い位置にすくい面側開口11と逃げ面側開口111が配置されることが好ましい。
図10は、メイン通路の先端部分を示す図である。図10を参照して、メイン通路150は止まり孔となっており、その先端部分においてすくい面側孔155が分離している。すくい面側孔155は直線状に延びており、回転軸1とのなす角度はαである。αは15°以上45°以下であることが好ましい。
図11は、先端側から見たすくい面側孔の延びる方向を示す図である。図11を参照して、正面図では、すくい面21の端部である前部切刃213に対し、すくい面側孔155の延びる方向とのなす角度はβである。この角度は20°以上30°以下であることが好ましい。
逃げ面側孔151,153は回転軸1に対してなす角度α15°以上45°以下であり、かつすくい面の前部切刃213に対してなす角度βが45°以上60°以下であることが好ましい。幅LのPCDマージン幅を有する。
図12は、ガイドパッドを説明するための図である。図12で示すように、リーマ本体10には、たとえば超硬からなるガイドパッド18が設けられることがある。図13は、図12中のXIIIで示す方向から見た正面図である。図12および図13で示すように、ガイドパッド18が設けられた場合には、ガイドパッド18部分の径が大きくなる。超硬質チップ2で工作物を加工しつつ、ガイドパッド18において加工刃を仕上げる。このガイドパッド18を、この実施の形態に従ったリーマでは設けていない。これにより、ガイドパッド18と工作物との間に切り屑が入り込んで工作物の仕上げ面の精度が低下することを防止できる。
実施の形態に従ったリーマ100では、ガイドパッドが設けられていない。そのため、超硬質チップ2の外周面が、リーマ100の最外周を形成する。
図14は、ねじれ角度を説明するための右回りの左ねじれ刃のリーマの図である。図15は、ねじれ角度を説明するための右回りの右ねじれ刃のリーマの図である。図14を参照して、右回りの左ねじれ刃リーマでは、すくい面が切削方向に向かって前屈みになるように設けられる。このとき、左ねじれ刃では、外周側の切刃の稜線の作用角である角度aが負の角となるため、リーマの推進を妨げる力が生じる。この力は加工中にリーマを機械の取付軸へ押し込むように働く。
これに対し、図15で示す右ねじれ刃のリーマでは逆方向の力が働く。図14中の角度aの符号はマイナスであり、図15中の角度bの符号はプラスとされる。
本発明では、作用角の符号がマイナスであり、すなわち右回転の左ねじれ刃、または左回転の右ねじれ刃のリーマを採用している。
リーマ100は、ミスト給油法に対応可能な、超硬質チップ2をリーマ本体10に固着したリーマ100であって、リーマ100には、長手方向に対して傾斜して延在するように外周面19に斜め溝としてのフルート110が設けられ、フルート110が長手方向に対してなす角度θは−3°から−15°であり、ガイドパッドが設けられていない、回転軸1を中心として回転する貫通孔加工用のリーマである。回転方向に対して前屈みになる角度が負の角度θである。
超硬質チップ2には前部逃げ面212および側部逃げ面211と、すくい面21とが設けられており、すくい面側および逃げ面側にミストを供給するためにリーマ100表面においてすくい面側開口11および逃げ面側開口111,112が設けられていてもよい。
リーマ先端側から見てすくい面側の孔の開口と回転軸とを結ぶ線と、逃げ面側の孔の開口と回転軸とを結ぶ線とのなす角度Aは45°以下であることが好ましい。すくい面側孔155および逃げ面側孔151,153の両方は、リーマ表面付近で直線状に延びており、すくい面側孔155の延びる方向は、回転軸1に対して15°以上45°以下の角度αをなし、かつ、すくい面21先端の前部切刃213に対して先端側から見て20°以上30°以下の角度βをなし、逃げ面側孔151,153の延びる方向は、回転軸1に対して15°以上45°以下の角度をなし、かつ、前部切刃213に対して先端側から見て45°以上60°以下の角度βをなすことが好ましい。リーマで加工する工作物の材料は非鉄金属材料であることが好ましい。そして、リーマ100を用いた加工物の加工方法では、超硬質チップ2で加工される直前の工作物の表面にすくい面側開口11からミストを給油する。
以下、この発明の実施例について説明する。
ミスト環境下において、リーマ孔仕上げ加工において加工表面の粗さ(切り屑排出)の要求品位を満足するかどうかの工具の検証比較テストを行なった。性能差の比較は、(1)工作物の表面粗さ、(2)寸法精度、(3)負荷電流および(4)刃先(工具)の状態観察により行なった。
自動変速機(オートマチックトランスミッション:AT)ミッションケースラインにおいて適用している加工条件にてリーマを使用し、ミスト環境において適した工具形状の比較検討を行なった。1つのサンプルにつき、50の孔を加工して評価を行なった。隣接する孔のピッチは縦横方向共に16mmとした。
(1) 表面粗さ(要求精度3.2μmRz)
加工孔を縦に切断し、表面粗さ計にて粗さを測定した(Accratach Surfcom '94JIS)。
(2) 内径寸法(φ8+0.036/0
プラグゲージで上記内径寸法に入っているかどうかを測定し、上記内径寸法内のものをOKとし、寸法外のものをNGとした。内径の数値は50孔から抜き取った任意のうちの1つにおいて内径3点マイクロメータにて測定した。
(3) 主軸動力(負荷電流)
主軸負荷電圧を出力し、その最大値を読取った。
(4) 刃先観察
使用前後の工具刃先を、デジタルマイクロスコープ(倍率50倍)にて観察した。
共通加工条件を下記の表1において示す。表1では仕様選定評価の諸元を示している。ツールの機上振れは5μm以下に設定した。
ミスト供給条件を表2に示す。
ミストオイルの物理特性を表3に示す。ミストオイルは、植物由来合成エステル系油剤である。
すなわち表1で示す条件で下孔を形成し、この下孔を、超硬質チップの回転直径が8mmのリーマで仕上げた。
本発明品、そして比較例1から8のリーマの構造を表4に示す。
表4では、本発明品1と比較例1から8との形状を示している。
本発明品1では、リーマ本体に4つのチップを設けた。リーマの先端側に2つのチップが設けられ、このチップの回転直径が7.35mmであり、根元側に設けた2つの超硬質チップの回転直径は8mmである。先端側超硬質チップでは、逃げ面側にのみ開口(オイルホール)を設けた。これに対し、根元側の超硬質チップでは、すくい面側および逃げ面側に開口を設けた。
表4中の「センター」とは、リーマ本体中央に設けられたメイン通路の直径である。
なお、本発明品およびすべての比較品において先端側の超硬質チップの回転直径は7.35mmであり、根元側の超硬質チップの最小回転直径は8mmである。
「開口位置(すくい面側)」とは、最小回転直径が8mmの超硬質チップのすくい面側に設けられた開口の位置を示している。
「開口位置(逃げ面側)」とは、最小回転直径が8mmの超硬質チップの逃げ面側に設けられた開口の位置を示している。
「分岐」とは、メイン通路から分岐して回転軸と平行に延びる油路の直径および本数を示している。
分岐通路を設けないサンプルでは、分岐通路の直径をメイン通路(センター)の直径とした。
比較例1から8では、フルートの形状が本発明品と異なる。具体的には、本発明品では、−8°の傾斜を有するフルートであったのに対し、比較例1から8では回転軸と平行な、いわゆるストレートフルートを用いた。本発明品および比較例のいずれであっても、フルートが延びる方向がすくい面と平行となるように、PCDからなる超硬質チップを取り付けた。
さらに、比較例1では逃げ面側を潤滑しない場合の効果、そして超硬ガイドパッドを設けた場合の効果を調べた。
比較例2では、逃げ面側を潤滑しない場合の効果、そして超硬ガイドパッドを設けた場合の効果を調べた。
比較例3では、すくい面側にオイルホールを設けない場合の効果、そして逃げ面側にシャンク先端から距離5、13,5mmの2箇所にオイルホールを設けた場合の効果、ミスト流量による効果について調べた。
比較例4では、逃げ面側に2つの開口を設けたことによる効果について調べた。
比較例5では、すくい面側に開口を設けない場合の効果、そしてPCD(多結晶ダイヤモンド)マージン幅効果を調べた。
比較例6および比較例7では、逃げ面側において軸方向の異なる位置に開口を設け超硬ガイドパッドを設けない場合の効果を調べた。
比較例8では、ドリルとして止まり孔を加工した場合の効果について調べた。
評価項目1
評価項目1では、クーラントの増加による表面粗さの向上と加工中の振動防止を狙い、本発明品1とともに、比較例1(超硬ガイドパッド)および比較例2(超硬ガイドパッドを設け、さらにクーラントの流量が増加したもの)において以下の表5に掲げる加工条件でその効果について比較検証した。
超硬ガイドパッドとは、工具切刃の回転円弧上に沿った、加工ワークに工具を支えるPCD切刃以外に設けられたパッド部分を指す。
表5から、わかるように、ガイドパッドが設けられた比較例1および2では、面粗さが規定値を超えた。さらに加工孔径も規格値を越えることとなった。なお、表5の「加工径」の欄における「φ8+0.036/0」とは、加工孔の寸法の許容値の上限が8+0.036(mm)であり、下限が8+0(mm)であることを示す。また、この欄における(8.026)とは、超硬質チップの回転直径が8.026mmであったことを示す。
評価項目1での結果をまとめると表6に示すとおりである。
評価項目2
評価項目2では、超硬ガイドパッドのアルミニウムの溶着回避による表面粗さの向上策として、比較例3(PCD切刃の逃げ面側シャンクからミストを吐出し、超硬ガイドパッドに油溝を設けたもの)、および比較例4(比較例3の形状に加え、オイルホールをすくい面側からも吐出させたもの)を用いて以下に掲げる条件でその効果について比較検証した。
表7より、比較例3および4では、内面の面粗さが大きくなることがわかった。
評価項目2での評価結果をまとめると表8のようになる。
評価項目3
評価項目3では、切刃のバニッシング効果の低減、超硬ガイドパッドのアルミ溶着回避による表面粗さ向上策として、比較例5(比較例3の製品を用い、PCDマージン幅の変更したもの)および比較例6(比較例4の製品を用いて超硬ガイドパッドを削除したもの)、比較例7(流量の増加させたもの)の製品を作製し、以下に掲げる加工条件でその効果について比較検証した。
表9より、比較例5から7では、いずれも表面粗さが大きくなることがわかった。
評価項目3での結果を表10に示す。
評価項目4
評価項目4では、加工する孔形状に及ぼす影響を確認するため、止まり孔用の比較例8(ドリル)を作製し、以下に掲げる加工条件でその効果を比較検証した。
表11より、止まり孔では切り屑の排出が抑制されず、先端側の粗さが悪化した。比較例8の工具では、工具内を貫通して工具先端において開口する孔を設けて、この孔からミストを噴出させたが、ミストによる潤滑効果は少なかった。
表11に基づき、評価項目4の結果を表12に示す。
評価項目5
評価項目5では、本発明品を用いて、要求される加工時間範囲を変えずに表面粗さの改善を図るため主軸の回転数を増加させて送りピッチを細かくした条件で効果の確認をした。その結果を表13に示す。
表13より、回転数を増加させた場合には、内面の面粗さがより良好な結果となることがわかった。
評価項目5における結果を表14に示す。
評価項目6
評価項目6では、本発明品1および10に対し比較例9および11を準備した。比較例9では、フルートのねじれ角度が+3°、本発明品10ではフルートのねじれ角度が−3°、比較例11ではフルートのねじれ角度が−20°とした。そしてこの角度の違いが表面粗さに及ぼす影響を確認するために各サンプルでの評価を実施した。その結果を表15に示す。
表15より、本発明の範囲内であれば、良好な表面特性が得られることがわかった。
評価項目6の結果を表16に示す。
評価項目7
評価項目7では、オイルホール(開口)の配置、サイズ、数がどのようにミスト分布に影響し、その結果ミストが分布され流れるかをシミュレーションにより行なった。ミストの流量は86dm3と186dm3で行なった。そしてリーマの先端部、加工部およびそれ以外(散逸部)にどの程度のミストが分布するかを調べた。その結果を表17に示す。
図16は、本発明品1で回転数6000min−1、流量86dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。図17は、比較例1で回転数6000min−1、流量86dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。図18は、比較例2で回転数6000min−1、流量86dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。図19は、比較例3で回転数6000min−1、流量86dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。図20は、比較例4で回転数6000min−1、流量86dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。図21は、比較例7で回転数6000min−1、流量86dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。図22は、比較例8で回転数6000min−1、流量86dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。図23は、本発明品1で回転数12000min−1、流量86dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。図24は、比較例1で回転数6000min−1、流量186dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。図25は、比較例2で回転数6000min−1、流量186dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。図26は、比較例3で回転数6000min−1、流量186dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。図27は、比較例4で回転数6000min−1、流量186dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。図28は、比較例7で回転数6000min−1、流量186dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。図29は、比較例8で回転数6000min−1、流量186dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。図30は、本発明品1で回転数12000min−1、流量186dm/minの条件での開口から噴出される空気の流れの軌跡を示す図である。
図16から図30において、各サンプルにおいてどのようにミストが分布したかを示す。図中軌跡900が、先端部および加工部に集まっている場合には、ミストが加工領域に供給され、好ましい潤滑特性が得られることがわかる。これに対し、先端部および加工部以外の散逸部(切刃が設けられていないリーマ本体側)にミストが分布している例では、加工部に十分にミストが供給されず、好ましい結果が得られないことがわかる。
評価項目8
評価項目8では、ねじれ角、ガイドパッドの有無、開口の有無が、加工後の工作物の孔精度およびスクラッチの有無にどのような影響を与えるかを調べた。
本発明品101では、ねじれ角を−3°から−15°の2°刻みで設定したものとした。本発明品102,103および比較例101ではねじれ角を本発明品101と同様に2°刻みに設定した。比較例102ではねじれ角を−2°とし、比較例103では、ねじれ角を−16°とした。そして評価項目1と同様の加工条件で加工を行ない加工後の孔精度およびスクラッチの状態を調べた。その結果を表18に示す。
表18中◎は特に優れていたこと、○は優れていたこと、×は問題があったこと、△はやや問題があったことを示す。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、リーマの分野で用いることができる。
1 回転軸、2 超硬質チップ、10 リーマ本体、11 すくい面側開口、18 ガイドパッド、19 外周面、21,22 すくい面、100 リーマ、110,210 フルート、111,112 逃げ面側開口、150 メイン通路、151,153 逃げ面側孔、155 すくい面側孔、211 側部逃げ面、212 前部逃げ面、213 前部切刃、214 側部切刃。

Claims (6)

  1. ミスト給油法に対応可能な、超硬質チップを台金に固着したリーマであって、
    前記リーマには、長手方向に対して傾斜して延在するように外周面に斜め溝が設けられ、
    前記斜め溝が長手方向に対してなす傾斜角度は−3°から−15°であり、
    ガイドパッドが設けられていない、回転軸を中心として回転する貫通孔加工用のリーマ。
  2. 前記超硬質チップには逃げ面とすくい面とが設けられ、前記すくい面側および前記逃げ面側にミストを供給するためにリーマ表面において開口した孔が設けられている、請求項1に記載のリーマ。
  3. リーマ先端側から見て、前記すくい面側の孔の開口と回転軸とを結ぶ線と、前記逃げ面側の孔の開口と前記中心線とを結ぶ線とのなす角度は、45°以下である、請求項2に記載のリーマ。
  4. 前記すくい面側の孔および前記逃げ面側の孔の両方は、リーマ表面付近で直線状に延びており、前記すくい面側の孔の延びる方向は、前記回転軸に対して15°以上45°以下の角度をなし、かつ、前記すくい面に対して先端側から見て20°以上30°以下の角度をなし、
    前記逃げ面側の孔の延びる方向は、前記回転軸に対して15°以上45°以下の角度をなし、かつ、前記すくい面に対して先端側から見て45°以上60°以下の角度をなす、請求項2または3に記載のリーマ。
  5. 前記リーマで加工する工作物の材質は非鉄金属材料である、請求項1から4のいずれか1項に記載のリーマ。
  6. 請求項2から4のいずれか1項に記載のリーマを用いた工作物の加工方法であって、前記超硬質チップで加工される直前の工作物の表面に前記すくい面側の孔からミスト給油する、リーマを用いた工作物の加工方法。
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