JP2011217472A - モータ - Google Patents

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健太郎 原
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Abstract

【課題】端子板とターミナル板とをレーザ溶接により確実に接合するようにしたモータを提供する。
【解決手段】本発明に係る振動モータ1では、ブラケット5から後方に突出する端子板4の平面部4aとターミナル板8の平面部8Aの端子板当接部8Aaとを当接させ、端子板4とターミナル板8との接触面積を大きくとり、当接する平面部4aと端子板当接部8Aaとを大きな接触面積をもってレーザ溶接により接合し、所望の接合強度を確実に得る。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種携帯通信機器(例えば携帯電話)や遊技機器等に利用される小型のモータに関する。
従来、このような分野の技術として、特開2001−54259号公報がある。この公報に記載された小型モータは、携帯電話機等の小型機器に内蔵されて振動を発生させるものであり、ハウジングの後端に固定されたエンドプレート(ブラケット)と、エンドプレートから突出するブラシ構成体(端子板)と、エンドプレートに取り付けられたスプリング導電体(ターミナル板)とを備える。そして、ブラシ構成体の突出部とスプリング導電体とを半田付けすることにより、両者を電気的に接続している。この小型モータは、小型機器に組み込まれた状態で、スプリング導電体のバネ圧によって回路基板の電気接点と電気的に接続される。
特開2001−54259号公報
ところで、近年、携帯電話機等の小型化に伴い小型モータの更なる小型化が進み、小型モータの実装にあたっては、リフロー半田付けによる表面実装が主流となっている。しかしながら、上記の小型モータのように端子板とターミナル板とを半田付けする従来の方式では、リフロー時に端子板とターミナル板との半田付け部が高温に晒されることにより、ターミナル板が端子板から脱落するといった懸念がある。
そこで、端子板とターミナル板との接合をより確実なものとするため、レーザ溶接を採用することも考えられるが、更なる小型化が進んだ小型モータのターミナル板は非常に薄く、また端子板とターミナル板との接触面積も非常に小さいため、所望の接合強度で確実にレーザ溶接することが難しかった。
本発明は、端子板とターミナル板とをレーザ溶接により確実に接合するようにしたモータを提供することを目的とする。
本発明に係るモータは、ハウジングの後端に設けられたブラケットから後方に突出する端子板と、この端子板に電気的に接続される給電用のターミナル板とを有するモータにおいて、端子板の平面部とターミナル板の平面部とが当接され、レーザ溶接により接合されていることを特徴とする。
本発明に係るモータでは、ブラケットから後方に突出する端子板の平面部とターミナル板の平面部とが当接されているので、端子板とターミナル板との接触面積を大きくとることができる。従って、当接する端子板の平面部とターミナル板の平面部とが大きな接触面積をもってレーザ溶接により接合されるので、所望の接合強度を確実に得ることができる。
ここで、ターミナル板の端部には、ブラケットから延出して回路基板にリフロー半田付けされる実装部が設けられ、ターミナル板の平面部と端子板の平面部との合わせラインは、ブラケットの後方から入射するレーザ光により溶接されると好適である。
この場合、ターミナル板の端部に設けられた実装部が回路基板にリフロー半田付けされる際、モータが高温に晒されても、端子板とターミナル板とがレーザ溶接により接合されているので、ターミナル板の脱落を防止できる。さらに、ターミナル板の平面部と端子板の平面部との合わせラインが、ブラケットの後方から入射するレーザ光により溶接されるので、ターミナル板の平面部と端子板の平面部との当接面に沿ったレーザ溶接が行われ、ターミナル板と端子板との接合強度を高めることができる。例えば、小型のモータに採用されるターミナル板は非常に薄く、このような場合であっても、当接面に沿ったレーザ溶接により、溶接深さを深くすることができ、レーザ光がターミナル板や端子板を突き抜けるようなことが防止され、確実なレーザ溶接が可能となる。
また、ブラケットは、端子板の平面部に対して垂直な方向で、ターミナル板の一端側をブラケットの内側に向けて押圧する第1の突起部と、端子板の平面部に対して垂直な方向で、ターミナル板の他端側をブラケットの内側に向けて押圧する第2の突起部と、を有し、端子板は、第1の突起部と第2の突起部との間に配置されていると好適である。
この場合、ターミナル板の一端側と他端側とが、ブラケットの第1の突起部と第2の突起部とによって、端子板の平面部に対して垂直な方向でブラケットの内側に向けてそれぞれ押圧される。そのため、ターミナル板は、第1の突起部及び第2の突起部と、これらの突起部の間に配置された端子板とによって挟持される。よって、組立時におけるターミナル板の位置決めが容易になる。さらに、ターミナル板の平面部が端子板の平面部に確実に押し当てられるので、端子板とターミナル板とのレーザ溶接を容易かつ確実に行うことができる。
本発明によれば、端子板とターミナル板とをレーザ溶接により確実に接合できる。
本発明の一実施形態に係るモータを斜め後方から見た斜視図である。 図1のモータの背面図である。 図1のモータの分解斜視図である。 図1中のターミナル板の正面図である。 端子板とターミナル板との接合部におけるレーザ溶接の斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1及び図2に示すように、振動モータ1は、例えば携帯電話機等の小型機器に内蔵される表面実装用の小型モータである。振動モータ1は、コアードモータからなると共に、長さ約10mm、直径数mmの金属製のハウジング2を有する。ハウジング2に取り付けられるモータホルダ9は、ハウジング2を挟み込むバネ部9aと、小型機器への実装時に回路基板上に載置される長方形状の底板部9bとを有している。
ハウジング2の内壁面には、N,S極をもった永久磁石が固定されると共に、ハウジング2の内部には、鉄芯にコイルが巻かれた回転子が収容されている。この回転子には、軸受で支持されたシャフト3が設けられ、このシャフト3の先端部分は、ハウジング2の前端側で突出している。
シャフト3の先端部分には、略半円柱形状の分銅6がカシメ又は圧入によって固定され、分銅6の重心は、シャフト3の軸線に対して偏心している。このような分銅6をシャフト3の回転力で高速回転させることによって、小型機器を振動させることができる。
また、ハウジング2内において、シャフト3の後端には整流子が固定され、この整流子には、左右一対のブラシが摺動接触している。各ブラシには、シャフト3の軸線方向に延在する左右一対の端子板4が固定されている。
図2及び図3に示すように、平行な状態で対向して配置された各端子板4の先端は、ハウジング2の後端に固定された樹脂製のブラケット5から後方に突出している。端子板4の後端面4bは、シャフト3の軸線に対し略直交する方向に延在するように配置され、端子板4の平面部4aは、シャフト3の軸線に沿って延在するように配置されている。
ブラケット5の形状は、後方から見て略正方形であり、ブラケット5は、ハウジング2の後端の開口を塞ぐようにしてハウジング2に固定されている。ブラケット5の背面側には、シャフト3の軸線に対し略直交する方向に延在して、各端子板4を貫通させる左右一対の貫通孔Rが形成された左右一対をなす平坦部5aと、ブラケット5の中央において左右の平坦部5aの間で後方に突出する膨出部5bと、ブラケット5の四隅の位置で平坦部5aから後方に突出すると共に、左右一対をなす上側突起部(第1の突起部)5c及び下側突起部(第2の突起部)5dとが設けられている。上側突起部5c及び下側突起部5dは左右対称に配置されており、平坦部5aから突出する各端子板4は、上側突起部5cと下側突起部5dとの間に配置されている。
また、ブラケット5の平坦部5a上には、各端子板4に電気的に接続される左右一対の給電用ターミナル板8が配置されている。各ターミナル板8は、回路基板からの電圧をブラシに印加させるためのものであり、左右対称をなしている。各ターミナル板8は、厚さ0.1〜0.2mmの金属製の薄板を短冊状に打ち抜いたものであり、打ち抜き後、長手の複数の箇所で曲げ加工を施すことにより成形されている。
より詳しくは、ターミナル板8は、上側突起部5c及び下側突起部5dと端子板4との間において上下方向に設置されている。打ち抜きされたターミナル板8は、長手方向に延在する切断面8B,8Cと、切断面8B,8Cより広く打ち抜き時の断面(抜き断面)ではない面をなす平面部8Aとを有し、この平面部8Aの途中に設けられた端子板当接部8Aaは、端子板4の平面部4aに当接している。さらに、端子板4の後端面4bとターミナル板8の後方の切断面8Bとは、同一平面上に配置され、ターミナル板8の前方の切断面8Cは、ブラケット5の平坦部5aに当接している。
図4に示すように、ターミナル板8は、端子板当接部8Aaを含んで上下方向に延在する中央部8aと、中央部8aの上端の屈曲点aからブラケット5の内側に向けて傾斜する上側傾斜部8bと、上側傾斜部8bの上端の屈曲点bから上方に延びる上端部8cとを有する。また、ターミナル板8は、中央部8aの下端の屈曲点cからブラケット5の外側に向けて傾斜する下側傾斜部8dと、下側傾斜部8dの下端の屈曲点dから下方にL字状に延びる下端部8eとを有する。この下端部8eには、ブラケット5から下方に延出した状態で左右方向に延びる実装部8fが設けられている。このような構成により、上端部8cは、中央部8aよりも内方に入り込むようにオフセットされ、下端部8eは、中央部8aよりも外方に張り出すようにオフセットされている。また、実装部8fは、モータホルダ9の底板部9bと同一平面上に形成されている。
このような構成を有するターミナル板8の上端部8c及び下端部8eは、ブラケット5の上側突起部5c及び下側突起部5dによって、平面部8Aに対して垂直な方向で、ブラケット5の内側に向けて押圧されている。この上側突起部5c及び下側突起部5dからの押圧により、ターミナル板8の中央部8aの端子板当接部8Aaは、端子板4の平面部4aに押し当てられている。こうして、ターミナル板8は、上側突起部5c及び下側突起部5dと、端子板4とによって挟持される。
ここで、中央部8aの下端の屈曲点cは、端子板当接部8Aaに含まれており、端子板4の平面部4aに当接している。このような構成により、ターミナル板8が上側突起部5c及び下側突起部5dによって押圧された状態において、中央部8aが湾曲して端子板当接部8Aaが平面部4aから浮くような事態を防止でき、端子板当接部8Aaと平面部4aとの面接触を維持し易くなっている。
さらに、図5に示すように、ターミナル板8の端子板当接部8Aaと端子板4の平面部4aとの合わせライン10は、ブラケット5の後方から入射するレーザ光によりレーザ溶接されている。このレーザ溶接により、端子板当接部8Aaと平面部4aとが接合されている。このレーザ溶接においては、端子板当接部8Aaと平面部4aとの当接面に沿ってレーザ光Lが入射するので、ターミナル板8が厚さ0.1〜0.2mmと非常に薄い場合であっても、溶接深さが深くなり、十分な接合面積を確保することができる。
以上の構成を有する振動モータ1は、ターミナル板8の下端部8eに設けられた実装部8fが回路基板にリフロー半田付けされ、回路基板の電気接点と電気的に接続されて、携帯電話等の小型機器に表面実装される。
振動モータ1によれば、ブラケット5から後方に突出する端子板4の平面部4aとターミナル板8の平面部8Aの端子板当接部8Aaとが当接されているので、端子板4とターミナル板8との接触面積を大きくとることができ、当接する平面部4aと端子板当接部8Aaとが大きな接触面積をもってレーザ溶接により接合されるので、所望の接合強度を確実に得ることができる。
さらに、ターミナル板8の下端部8eに設けられた実装部8fが回路基板にリフロー半田付けされる際、モータが高温に晒されても、端子板4とターミナル板8とがレーザ溶接により接合されているので、ターミナル板8の脱落を防止できる。さらに、ターミナル板8の端子板当接部8Aaと端子板4の平面部4aとの合わせライン10が、ブラケット5の後方から入射するレーザ光Lにより溶接されるので、ターミナル板8の端子板当接部8Aaと端子板4の平面部4aとの当接面に沿ったレーザ溶接が行われ、ターミナル板8と端子板4との接合強度を高めることができる。特に、振動モータ1のようにターミナル板8が非常に薄い場合であっても、当接面に沿ったレーザ溶接により、溶接深さを深くすることができ、レーザ光がターミナル板8や端子板4を突き抜けるようなことが防止され、確実なレーザ溶接が可能となる。
また、ターミナル板8の上端部8cと下端部8eとが、ブラケット5の上側突起部5cと下側突起部5dとによって、端子板4の平面部4aに対して垂直な方向でブラケット5の内側に向けてそれぞれ押圧されるので、ターミナル板8は、上側突起部5c及び下側突起部5dと、これらの突起部5c,5dの間に配置された端子板4とによって挟持される。よって、組立時におけるターミナル板8の位置決めが容易になる。さらに、ターミナル板8の端子板当接部8Aaが端子板4の平面部4aに確実に押し当てられるので、端子板4とターミナル板8とのレーザ溶接を容易かつ確実に行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではない。例えば、上記実施形態では、実装部8fが回路基板上にリフロー半田付けされる表面実装用の小型モータである場合について説明したが、表面実装用にモータに限られず、ターミナル板の端部をバネ板状とし、小型機器への取り付け時に上から押さえつけるように固定して、回路基板の電気接点との電気的接続を可能とするモータであってもよい。
また、端子板4の後端面4bとターミナル板8の後端面8Bとが同一平面上に配置されている場合について説明したが、同一平面上に配置されている場合に限られず、いずれか一方が後方に突出してもよい。この場合、ターミナル板の平面部と端子板の平面部との合わせラインに対し、突出長が短い(引っ込んでいる)部材側の斜め後方の位置からレーザ光を照射することで、平面部同士を接合することができる。
1…振動モータ(モータ)、2…ハウジング、4…端子板、4a…平面部、5…ブラケット、5c…上側突起部(第1の突起部)、5d…下側突起部(第2の突起部)、8…ターミナル板、8A…平面部、8f…実装部、10…合わせライン。

Claims (3)

  1. ハウジングの後端に設けられたブラケットから後方に突出する端子板と、この端子板に電気的に接続される給電用のターミナル板とを有するモータにおいて、
    前記端子板の平面部と前記ターミナル板の平面部とが当接され、レーザ溶接により接合されていることを特徴とするモータ。
  2. 前記ターミナル板の端部には、前記ブラケットから延出して回路基板にリフロー半田付けされる実装部が設けられ、
    前記ターミナル板の前記平面部と前記端子板の前記平面部との合わせラインは、前記ブラケットの後方から入射するレーザ光により溶接されることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  3. 前記ブラケットは、
    前記端子板の前記平面部に対して垂直な方向で、前記ターミナル板の一端側を前記ブラケットの内側に向けて押圧する第1の突起部と、
    前記端子板の前記平面部に対して垂直な方向で、前記ターミナル板の他端側を前記ブラケットの内側に向けて押圧する第2の突起部と、を有し、
    前記端子板は、前記第1の突起部と前記第2の突起部との間に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載のモータ。
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