JP7274607B2 - 振動発生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、振動発生装置に関するものである。
携帯電話、ゲーム機等の携帯型の電子機器においては、振動により利用者に電話の着信を知らせたりゲームの展開に応じた感触を与えたりするため振動発生装置が搭載されているものがある。例えば、このような振動発生装置としては、金属板材を異なる方向に折り曲げて形成した皿付きバネにマグネットを搭載してそのマグネットを振動させる振動発生装置が開示されている(例えば、特許文献1、2)。
特開2017-22964号公報 特開2017-28976号公報
上記のような振動発生装置においては、例えば、コイルに交流電流を流すことにより発生した磁界により、振動体となる永久磁石を交互に動かすことにより振動を発生させる。このため、コイルを固定するためのコイル支持部材が設けられており、コイル支持部材は、筐体の底面に接合されている。しかしながら、筐体は比較的薄いため変形しやすく、振動体となる永久磁石が振動すると、その影響によりコイルも振動してしまい、所望とする振動特性が得られなくなる場合がある。また、コイル支持部材を筐体の底面に接合する際、例えば、溶接で接合しようとすると、作業することが困難であり、容易に接合することができず、時間と労力を要する。
このため、所望とする振動特性を得ることができ、作りやすく低コストで製造することが可能な振動発生装置が求められている。
本実施の形態の一観点によれば、略四角形の底面部と、4つの側面部とにより形成されており、内部に空間を有するハウジングと、マグネットを含む振動体と、前記ハウジングと前記振動体とを接続する弾性部材と、前記振動体を振動させるための磁界を発生させるコイルと、前記コイルが取り付けられるコイル取付部を有するブラケットと、を有し、前記ハウジングの対向する2つの側面部は、前記底面部と接続されている側とは反対側の端に、ブラケット支持部が設けられており、前記ブラケットには、前記ブラケット支持部と接合される接続部が設けられており、前記ハウジングの空間内に、前記ブラケットが入れられた状態で、前記ハウジングの前記ブラケット支持部と、前記ブラケットの前記接続部とが接合されていることを特徴とする。
開示の振動発生装置によれば、所望とする振動特性を得ることができ、低コストで製造することができる。
本実施の形態における振動発生装置の斜視図 本実施の形態における振動発生装置の分解斜視図 本実施の形態における振動発生装置のハウジングとブラケットの斜視図(1) 本実施の形態における振動発生装置のハウジングとブラケットの斜視図(2) 本実施の形態における振動発生装置のブラケット、コイル、フレキシブル基板の分解斜視図(1) 本実施の形態における振動発生装置のブラケット、コイル、フレキシブル基板の分解斜視図(2) 本実施の形態における振動発生装置のブラケット、コイル、フレキシブル基板の斜視図(1) 本実施の形態における振動発生装置のブラケット、コイル、フレキシブル基板の斜視図(2) 本実施の形態における振動発生装置の振動体及び弾性部材の斜視図(1) 本実施の形態における振動発生装置の振動体及び弾性部材の斜視図(2) 本実施の形態における振動発生装置の説明図(1) 本実施の形態における振動発生装置の説明図(2) 本実施の形態における振動発生装置の断面図 本実施の形態における振動発生装置の断面斜視図
実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。尚、本願においては、X1-X2方向、Y1-Y2方向、Z1-Z2方向を相互に直交する方向とする。また、X1-X2方向及びY1-Y2方向を含む面をXY面と記載し、Y1-Y2方向及びZ1-Z2方向を含む面をYZ面と記載し、Z1-Z2方向及びX1-X2方向を含む面をZX面と記載する。
本実施の形態における振動発生装置について、図1及び図2に基づき説明する。図1は、本実施の形態における振動発生装置の斜視図であり、図2は、分解斜視図である。本実施の形態における振動発生装置は、カバー10、上側ヨーク20、コイル30、ブラケット40、マグネット50、下側ヨーク60、弾性部材70、ハウジング80、フレキシブル基板90、接続配線95、96等を有している。尚、本実施の形態においては、カバー10、ブラケット40、弾性部材70、ハウジング80は、非磁性のステンレスにより形成されており、上側ヨーク20及び下側ヨーク60は、Fe等を含む磁性材料により形成されている。
本実施の形態における振動発生装置は、図1に示されるように、外観は略直方体の形状で形成されており、XY面に平行な面の面積が一番広くなっている。
ハウジング80とカバー10により、本実施の形態における振動発生装置の筐体部分が形成される。図3及び図4に示されるように、ハウジング80は略長方形の形状で形成されており、略長方形のXY面に平行な底面部81と、底面部81より、Z1方向に向かって延びるZX面に平行な2つの側面部82、YZ面に平行な2つの側面部83が設けられており、空間となる開口部84を有する箱状に形成されている。本実施の形態においては、側面部82を形成している略長方形の長手方向となるX1-X2方向の長さは、側面部83を形成している略長方形の長手方向となるY1-Y2方向の長さよりも長い。
また、底面部81が設けられている側には、底面部81よりも、Z1側に1mm~2mm高くなった弾性部材支持部85が設けられている。弾性部材支持部85は、弾性部材70を支持する部分であり、XY面に平行な面を有している。更に、側面部82のZ1側の端、即ち、側面部82において底面部81と接続されている側とは反対側の端には、ブラケット40を支持するための4つのブラケット支持部86が設けられている。ブラケット支持部86は、側面部82のZ1側の端を振動体の振動方向(X1-X2方向)に沿って折曲部が延伸するように折り曲げることにより形成されており、XY面に平行な面を有している。尚、図3及び図4には、ブラケット40も描かれているが、詳細については後述する。
ハウジング80の内部には、弾性部材70、下側ヨーク60、マグネット50、ブラケット40、コイル30、上側ヨーク20が入れられており、上側となるZ1側よりカバー10が被せられている。本願においては、ハウジング80、または、カバー10とハウジング80により形成される筐体部分をケースと記載する場合がある。
図5及び図6に示されるように、コイル30は、Y1-Y2方向に長くなるように巻かれており、電流を流すための端子31及び32を有している。コイル30は、ブラケット40のZ2側の面40aのコイル取付部41に接着剤により接着されて固定されており、取り付けられている。ブラケット40のY1側及びY2側には、ハウジング80のブラケット支持部86と接続するための延設支持部42がZ1方向に延びるように形成されている。延設支持部42は、Y1側に2つ、Y2側に2つ設けられており、XZ面に平行な面により形成されている。延設支持部42のZ1側の端は、コイル取付部41に対しX1-X2方向に沿って折曲部が延伸するように略直角に外側に向かって折り曲げることにより、XY面に平行な取付面を有する接続部43が形成されている。また、ブラケット40のZ1側には、フレキシブル基板90、接続配線95、96の動きを規制し支持する配線支持部44が設けられている。尚、ブラケット40は、非磁性ステンレス等の金属板を打ち抜き折り曲げることにより形成されている。
従って、ブラケット40では、延設支持部42及び前記接続部43は、ハウジング80の一方の側面部82の側、即ち、Y1側において、振動体の振動方向であるX1-X2方向に沿って2つ設けられており、一方の側面部82に対向する他方の側面部82の側、即ち、Y2側において、振動体の振動方向であるX1-X2方向に沿って2つ設けられている。
また、フレキシブル基板90は、長手方向がX1-X2方向となるように形成されており、フレキシブル基板90のX1側の端部には、フレキシブル基板90を貫通する貫通穴91と貫通穴91の周囲の電極部92が設けられており、X2側の端部には、フレキシブル基板90を貫通する貫通穴93と貫通穴93の周囲の電極部94が設けられている。電極部92、94は、フレキシブル基板90のZ2側の面に設けられている。フレキシブル基板90は全体がボリイミド等の可撓性と絶縁性を有する樹脂材料により形成されており、電極部92、94は、銅等の導電性を有する金属材料により形成されている。
本実施の形態における振動発生装置では、コイル30の端子31及び32と接続される接続配線95及び96が設けられている。接続配線95において、コイル30の端子31と接続される導線部95aでは、接続配線95の被覆が剥かれ導線が露出しており、フレキシブル基板90の貫通穴91に入れられるように、Z2方向に曲げられている。また、接続配線96において、コイル30の端子32と接続される導線部96aでは、接続配線96の被覆が剥かれ導線が露出しており、フレキシブル基板90の貫通穴93に入れられるように、Z2方向に曲げられている。
図7及び図8は、コイル30、ブラケット40、フレキシブル基板90、接続配線95及び96が接続され一体化されている状態を示している。具体的には、ブラケット40のZ2側の面40aのコイル取付部41には、コイル30が接着剤により接合され固定されている。ブラケット40のZ1側の面40bに設けられた2つの配線支持部44の間には、フレキシブル基板90、接続配線95及び96が入れられている。尚、ブラケット40のZ2側の面40aを一方の面と記載し、ブラケット40のZ2側の面40aとは反対のZ1側の面40bを他方の面と記載する場合がある。
接続配線95の導線部95aの折り曲げられた部分は、フレキシブル基板90の貫通穴91に入れられた状態で、フレキシブル基板90のZ2側の電極部92において、コイル30の端子31とはんだ97により電気的に接続されている。また、接続配線96の導線部96aの折り曲げられた部分は、フレキシブル基板90の貫通穴93に入れられた状態で、フレキシブル基板90のZ2側の電極部94において、コイル30の端子32とはんだ98により電気的に接続されている。
この状態では、フレキシブル基板90のX1-X2方向の端部に設けられた電極部92、94は、ブラケット40よりも外側に出ているが、ハウジング80の内部に入る位置である。本願においては、フレキシブル基板90において、貫通穴91、電極部92、貫通穴93、電極部94が設けられている部分は、ブラケット40よりX1-X2方向において張り出しているため、張出接続部と記載する場合がある。
このように、フレキシブル基板90は、電極部92、94を含めて、ハウジング80の内側に存在している。よって、フレキシブル基板90の電極部92において、はんだ97により、接続配線95の導線部95aと、コイル30の端子31とが接続されている部分、電極部94において、はんだ98により、接続配線96の導線部96aと、コイル30の端子32とが接続されている部分は、ハウジング80の内側となり、ハウジング80の外に出ることはない。
従って、本実施の形態における振動発生装置では、電子機器等に設置をする際に余分なスペースを必要とせず、また、コイル30の端子31、32と接続配線95、96の導線部95a、96aとが接続されている部分が破損等が生じることを防ぐことができる。
また、本実施の形態においては、フレキシブル基板90のX1-X2方向の端部に設けられた電極部92、94が、ブラケット40よりも外側に出ているため、フレキシブル基板90の電極部92において、接続配線95の導線部95aと、コイル30の端子31とをはんだ97によりはんだ付けする際、また、フレキシブル基板90の電極部94において、接続配線96の導線部96aと、コイル30の端子32とをはんだ98によりはんだ付けする際の作業性を良好にすることができる。
図2に示されるように、上側ヨーク20は、X1-X2方向が長手方向、Y1-Y2方向が短手方向となる略長方形の平板状に形成されており、X1側及びX2側に切り欠き部21が設けられている。下側ヨーク60は、X1-X2方向が長手方向であって、凹部61が形成されている。具体的には、下側ヨーク60には、XY面に平行な底面部62と、底面部62のX1側及びX2側においてZ1方向に延びるYZ面に平行な2つの側面部63が形成されており、底面部62と、2つの側面部63により凹部61が形成されている。側面部63のZ1側の端部は一部が凸状に飛び出た突起部64が設けられており、下側ヨーク60と上側ヨーク20は、側面部63の突起部64が、上側ヨーク20の切り欠き部21に入った状態で接合されて固定されている。マグネット50は、Z1側の面では、X1側がS極、X2側がN極となっており、Z2側の面では、X1側がN極、X2側がS極となっている。
尚、本実施の形態における振動発生装置の振動体を組み立てる際には、下側ヨーク60の凹部61の底面部62にマグネット50を接合し、更に、下側ヨーク60の突起部64を上側ヨーク20の切り欠き部21に入れた状態で接合する。本実施の形態においては、マグネット50を囲む下側ヨーク60と上側ヨーク20が別部材であるため、組み立てがしやすい。
即ち、図9及び図10に示されるように、マグネット50のZ2側の面は、下側ヨーク60の凹部61の底面部62のZ1側の面に接合されており、下側ヨーク60の側面部63のZ1側の端の突起部64が、上側ヨーク20の切り欠き部21に入った状態で接合され固定される。また、下側ヨーク60の凹部61により形成される下側ヨーク60と上側ヨーク20とに囲まれた領域の内部には、マグネット50よりもZ1側に、ブラケット40に固定されたコイル30が設置されている。
図9及び図10に示されるように、弾性部材70は、ハウジング接続部71、振動体支持部72、スプリング部73を有している。ハウジング接続部71は、Z2側の面がハウジング80の弾性部材支持部85のZ1側の面に接続されることにより固定される。また、振動体支持部72のZ1側の面には、上側ヨーク20、マグネット50及び下側ヨーク60により形成された振動体のZ2側が接合され固定されている。スプリング部73は、ハウジング接続部71と振動体支持部72との間を接続している部分であり、弾性を有している。
尚、ハウジング80の弾性部材支持部85は、ハウジング80の底面部81よりもZ1側に形成されている。よって、ハウジング80の弾性部材支持部85に、弾性部材70のハウジング接続部71を取り付けた状態では、ハウジング80の底面部81と、弾性部材70の振動体支持部72との間に、隙間が生じるため、弾性部材70の振動体支持部72がX1-X2方向に振動しても、ハウジング80の底面部81が、振動体支持部72の振動の妨げとなることはない。
弾性部材70は、最初に、非磁性ステンレスの金属板、例えば、厚さが0.1mmの非磁性ステンレスの金属板を打ち抜き加工し、更に打ち抜き加工された金属板を折り曲げることにより形成されている。スプリング部73は、金属板のX1側及びX2側の両側をY1-Y2方向に平行な折り曲げ線で、Z1方向に向かって略垂直に折り曲げることにより形成される。従って、弾性部材70においては、ハウジング接続部71と振動体支持部72とは、同一面となっている。
図11及び図12に示されるように、ブラケット40は、ブラケット40に設けられた4つの延設支持部42の各々の接続部43をハウジング80に設けられたブラケット支持部86の上に載せて接合することにより接続されている。図11は、便宜上、ブラケット40とハウジング80のみを示し、図12は、本実施の形態における振動発生装置において、カバー10を取り外した状態を示す。ブラケット40の接続部43とハウジング80のブラケット支持部86との接合は、レーザ溶接等により接合されている。レーザ溶接は、比較的狭い領域でも溶接可能であることから、小型化が求められる本実施の形態における振動発生装置を製造する際には好ましい。
レーザ溶接は、例えば、光源として、CO2レーザを用いたレーザ溶接や、YAGレーザを用いたレーザ溶接が挙げられる。本実施の形態においては、このようなレーザ溶接により、ブラケット40の接続部43とハウジング80のブラケット支持部86とを接合するため、ハウジング80のブラケット支持部86のY1-Y2方向における幅は、1mm以上、2mm以下であることが好ましい。Y1-Y2方向における幅が狭すぎると、レーザ溶接を行うことが困難であり、広すぎると、振動発生装置の大きさが大きくなるからである。
本実施の形態における振動発生装置では、弾性部材70の振動体支持部72のZ1側の面において支持されている上側ヨーク20、マグネット50及び下側ヨーク60により形成された振動体は、コイル30に交流電流を流すことにより、X1-X2方向に振動する。ブラケット40の接続部43及びハウジング80のブラケット支持部86は長手方向が、振動体の振動方向であるX1-X2方向が長手方向となるように形成されている。また、X1側及びX2側では、ブラケット40の接続部43及びハウジング80のブラケット支持部86は、振動体の振動方向であるX1-X2方向に沿って各々2つ設けられている。尚、上側ヨーク20、マグネット50及び下側ヨーク60により振動体が形成されるが、この振動体と、ブラケット40及びコイル30とは接続されてはいない。
次に、本実施の形態における振動発生装置の振動について、図13及び図14に基づき説明する。図13は、本実施の形態における振動発生装置をXZ面に平行な面で切断した断面図であり、図14は、断面斜視図である。本実施の形態における振動発生装置では、コイル30とマグネット50との間に隙間が存在している。マグネット50は永久磁石であるため、マグネット50の磁界により磁力線が発生している。
具体的には、マグネット50のX1側では、Z2側のN極から、下側ヨーク60及び上側ヨーク20の内部、上側ヨーク20とマグネット50のX1側のS極との間の空間をとおり、マグネット50のX1側のS極に入る磁力線が発生している。また、マグネット50のX2側では、Z1側のN極から、マグネット50のX2側のN極と上側ヨーク20の間の空間、上側ヨーク20及び下側ヨーク60の内部をとおり、マグネット50のX2側のS極に入る磁力線が発生している。尚、マグネット50のZ1側では、マグネット50のX2側のN極からX1側のS極に入る磁力線、マグネット50のZ2側では、マグネット50のX1側のN極からX2側のS極に入る磁力線も存在している。
従って、上側ヨーク20と下側ヨーク60に囲まれた領域においては、上側ヨーク20とマグネット50の間の空間に磁力線が集中し、磁界が強くなっており、コイル30はこの空間に設置されている。本実施の形態においては、コイル30の端子31と端子32との間に交流電流を流すことにより、上側ヨーク20、マグネット50、下側ヨーク60により形成された振動体をX1-X2方向に振動させることができる。
例えば、コイル30の端子31が正、端子32が負となるように電流を流すと、上側ヨーク20、マグネット50、下側ヨーク60により形成された振動体がX2方向に向けて動く。また、コイル30の端子31が負、端子32が正となるように電流を流すと、上側ヨーク20、マグネット50、下側ヨーク60により形成された振動体がX1方向に向けて動く。従って、コイル30の端子31及び端子32を正と負とが交互になるように電流を流すことにより、上側ヨーク20、マグネット50、下側ヨーク60により形成された振動体をX1-X2方向に振動させることができる。尚、コイル30が取り付けられているブラケット40は、ハウジング80に接続されており、振動体とは分離されているため、コイル30及びブラケット40は振動することはない。
以上、実施の形態について詳述したが、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
本国際出願は、2019年12月11日に出願した日本国特許出願第2019-223725号に基づく優先権を主張するものであり、当該出願の全内容を本国際出願に援用する。
10 カバー
20 上側ヨーク
21 切り欠き部
30 コイル
31、32 端子
40 ブラケット
41 コイル取付部
42 延設支持部
43 接続部
44 配線支持部
50 マグネット
60 下側ヨーク
61 凹部
62 底面部
63 側面部
64 突起部
70 弾性部材
71 ハウジング接続部
72 振動体支持部
73 スプリング部
80 ハウジング
81 底面部
82 側面部
83 側面部
84 開口部
85 弾性部材支持部
86 ブラケット支持部
90 フレキシブル基板
91 貫通穴
92 電極部
93 貫通穴
94 電極部
95 接続配線
96 接続配線
97 はんだ
98 はんだ

Claims (7)

  1. 略四角形の底面部と、4つの側面部とにより形成されており、内部に空間を有するハウジングと、
    マグネットを含む振動体と、
    前記ハウジングと前記振動体とを接続する弾性部材と、
    前記振動体を振動させるための磁界を発生させるコイルと、
    前記コイルが取り付けられるコイル取付部を有するブラケットと、
    を有し、
    前記ハウジングの対向する2つの側面部は、前記底面部と接続されている側とは反対側の端に、ブラケット支持部が設けられており、
    前記ブラケットには、前記ブラケット支持部と接合される接続部が設けられており、
    前記ハウジングの空間内に、前記ブラケットが入れられた状態で、前記ハウジングの前記ブラケット支持部と、前記ブラケットの前記接続部とが接合されていることを特徴とする振動発生装置。
  2. 前記ブラケットは、前記コイル取付部より直角に曲げることにより形成された延設支持部と、前記延設支持部を直角に曲げることにより形成された前記接続部とが設けられており、
    前記ハウジングの前記ブラケット支持部は、前記側面部を直角に曲げることにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載の振動発生装置。
  3. 前記ブラケットにおける前記延設支持部及び前記接続部は、前記振動体の振動方向に沿って折曲部が延伸するように曲げることにより形成されており、
    前記ハウジングの前記ブラケット支持部は、前記振動体の振動方向に沿って折曲部が延伸するように曲げることにより形成されていることを特徴とする請求項2に記載の振動発生装置。
  4. 前記ブラケットにおける前記延設支持部及び前記接続部は、前記ハウジングの一方の側面部の側において、前記振動体の振動方向に沿って2つ設けられており、前記一方の側面部に対向する他方の側面部の側において、前記振動体の振動方向に沿って2つ設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載の振動発生装置。
  5. 前記ブラケットの前記延設支持部と、前記ハウジングの前記ブラケット支持部とは、レーザ溶接により接合されていることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の振動発生装置。
  6. 前記ブラケットの前記接続部は、前記コイル取付部とは反対側に曲げることにより形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の振動発生装置。
  7. 前記ハウジングの前記ブラケット支持部は、前記振動体の振動方向と直交する方向の幅が、1mm以上、2mm以下であることを特徴とする請求項6に記載の振動発生装置。
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