JP2019022321A - モータ用端子及びモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】半田を用いることなく、安価かつ簡単に回路基板をモータに接続できるようにするモータ用端子を提供する。
【解決手段】モータ10に電力を供給するため端子20は、回路基板40を挟み込んで保持する1対の平板部21A,21Bを備える。平板部21A,21Bは、対向して互いに平行に延びている。平板部21A,21Bのうち少なくとも一方は、回路基板40上の回路に電気的に接続するように構成される。端子20は、モータ10の整流子14に接触するように構成されたブラシ部24を備える。このような端子20によって、半田を用いることなく、安価かつ簡単にモータ10を回路基板40に接続することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータ用端子及びモータに係り、特にモータに電力を供給するための端子に関するものである。
一般的に、モータには電力を供給するための端子が設けられており、この端子は、外部電源に接続された回路基板に半田付けにより接合されることが多い(例えば、特許文献1参照)。半田付けの際は、接合を容易にするためにフラックスを含む半田が用いられることが多いが、このフラックスの飛散によって電気的接続の不良などが生じる可能性があるため、半田付け後に接合部分を洗浄してフラックス残渣を除去する必要がある。
しかしながら、このような洗浄工程は、設備コストの増大及び工数の増加による製造コストの増大を招いてしまう。また、多くの場合、半田には有害物質である鉛が含まれており、半田接合は環境汚染の観点からも好ましいものではない。
特開2001−286103号公報
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、半田を用いることなく、安価かつ簡単に回路基板をモータに接続できるようにするモータ用端子を提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、半田を用いることなく、安価かつ簡単に回路基板を接続できるモータを提供することを第2の目的とする。
本発明の態様によれば、半田を用いることなく、安価かつ簡単に回路基板をモータに接続できるようにするモータ用端子が提供される。このモータ用端子は、モータに電力を供給するために用いられる。上記モータ用端子は、上記モータのブラケットの端面から延びるように構成され、その間に回路基板を挟み込んで保持する。上記1対の基板保持片のうち少なくとも一方は、上記回路基板上の回路に電気的に接続するように構成されている。
このような構成によれば、1対の基板保持片の間に回路基板を挟み込んで保持するとともに、基板保持片のうち少なくとも一方を介してモータ用端子と回路基板上の回路とを電気的に接続することができる。したがって、半田を用いることなく、安価かつ簡単に回路基板をモータに接続することが可能となる。また、回路基板の接続に半田を用いる必要がないため、洗浄工程が不要となるだけではなく、有害物質である鉛の使用を避けることができる。
上記1対の基板保持片は、対向して互いに平行に延びる1対の平板部を含んでいてもよい。このような平板部を用いることにより、平板状の回路基板と基板保持片との間の接触面積を増やすことができるので、回路基板を安定的に保持することができる。この場合において、上記1対の平板部のうち少なくとも一方は、対向する上記平板部に向かって突出する突起を含んでいてもよい。このような突起を設けることにより、1対の平板部の間に回路基板を挟み込んだときに、突起が回路基板を押圧することとなるため、モータ用端子と回路基板との間の接触圧を高めることができ、より強固に回路基板を保持することができる。
上記モータ用端子は、上記モータの整流子に接触するように構成されたブラシ部を備えていてもよい。このブラシ部は、上記基板保持片と一体に形成される。このように、基板保持片と一体にブラシ部を形成することにより、回路基板とモータとの間の電気的接続だけではなく、ロータに取り付けられた整流子への給電も1つのモータ用端子によって実現することができる。
上記1対の基板保持片は、上記回路基板とともに該回路基板に取り付けられた補強板を挟み込んで保持するように構成されていてもよい。このような補強板を回路基板に取り付けることにより、1対の基板保持片により保持される回路基板の部分の強度を向上させることができる。
また、本発明の態様によれば、上述したモータ用端子を備えたモータが提供される。
本発明に係るモータ用端子によれば、半田を用いることなく、安価かつ簡単に回路基板をモータに接続できるようになる。
図1は、本発明の一実施形態におけるモータ用端子を備えたモータを示す斜視図である。 図2は、図1に示すモータの端子を示す斜視図である。 図3は、図2に示す端子の正面図である。 図4は、図1に示すモータの端子と整流子との関係を示す模式図である。 図5は、図1に示すモータの端子に回路基板を取り付ける前の状態を示す斜視図である。 図6は、図1に示すモータの端子に回路基板を取り付けた状態を示す斜視図である。 図7は、図3に示す端子の変形例を示す正面図である。
以下、本発明に係るモータ用端子を備えたモータの実施形態について図1から図7を参照して詳細に説明する。なお、図1から図7において、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。また、図1から図7においては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や一部の構成要素が省略されている場合がある。
図1は、本発明の一実施形態におけるモータ10を示す斜視図である。図1に示すように、モータ10は、円筒状のモータケース11と、モータケース11の一端に取り付けられたブラケット12と、モータケース11内部に収容されたロータ(図示せず)に連結される回転軸13と、ロータに電力を供給するための端子20とを備えている。ブラケット12は、樹脂などの電気的に絶縁性を有する材料から形成されている。本実施形態におけるモータ10は2つの端子20を含んでいるが、端子20の数はこれに限られるものではない。
図2は端子20の斜視図、図3は正面図である。本実施形態における端子20は、後述するように、回路基板とモータ10との間の電気的接続を実現できるだけではなく、ロータに取り付けられた整流子への給電も実現できるものである。この端子20は、例えばステンレスのような導電性を有する材料から形成されている。
図4は、端子20とロータに取り付けられた整流子14との関係を示す模式図である。モータ10のロータ(図示せず)には、略円筒状の整流子14が取り付けられており、この整流子14はロータ及び回転軸13とともに回転するようになっている。この整流子14は、ロータのコイルに流れる電流の方向を反転させるものであり、本実施形態では、3枚の整流子片15から構成されている。
図2及び図3に示すように、端子20は、対向して互いに平行に延びる1対の平板部21A,21Bと、平板部21Aと平板部21Bとを互いに接続する略U字状の連結部22と、平板部21Bに接続される連結部23と、連結部23から傾斜して延びるブラシ部24とを含んでいる。平板部21Aと平板部21Bとの間には間隙Gが形成されている。これらの平板部21A,21B、連結部22,23、及びブラシ部24は一体的に形成されている。本実施形態では、ブラシ部24の先端部は3つに分割されており、3つの接触片25が形成されている。
図4に示すように、2つの端子20は、回転軸13を挟んで対称となる位置に配置されており、整流子14の整流子片15の外周面を径方向に挟み込むように配置されている。それぞれの端子20のブラシ部24の接触片25は、整流子片15の外周面に接触しており、ブラシ部24の接触片25が整流子片15の外周面上を摺動することによって、整流子14を介してロータのコイルへの給電が行われるようになっている。なお、ブラシ部24の導電性を向上するために、ブラシ部24に銀やパラジウムのめっきを施してもよい。
図1に示すように、端子20の平板部21A,21Bは、ブラケット12の端面12Aから外側に向かって延びており、端子20の連結部22,23とブラシ部24とはモータケース11の内部に収容されている。図示の例では、平板部21A,21Bは、ブラケット12の端面12Aに対して略垂直に延びている。このような端子20とブラケット12は、例えばインサート成形により一体的に形成することができる。
このような端子20の平板部21A,21Bには、図5に示すような回路基板40が取り付けられる。この回路基板40は例えばフレキシブルプリント基板から構成されている。回路基板40の少なくとも一方の面には導電箔により回路が形成されており、本実施形態では、回路基板40上の回路が外部電源に接続されている。
図5に示すように、回路基板40は、基部41と、基部41に接続された終端部42と、終端部42に対して略直角に折り曲げられた2つの挿入部43とを有している。回路基板40の挿入部43は、モータ10の端子20の平板部21A,21Bに対応して形成されている。すなわち、回路基板40の挿入部43のそれぞれは、対応する端子20の平板部21Aと平板部21Bとの間に挿入できるように終端部42に対して折り曲げられている。
ここで、端子20の平板部21Aと平板部21Bとの間の距離D(図3参照)は、回路基板40の挿入部43の厚さと同じかそれより小さくなっている。したがって、回路基板40の挿入部43を端子20の平板部21Aと平板部21Bとの間に挿入すると、図6に示すように、回路基板40の挿入部43が平板部21Aと平板部21Bとの間にしっかりと挟み込まれて保持される。すなわち、本実施形態における端子20の平板部21A,21Bは、その間に回路基板40を挟み込んで保持する1対の基板保持片として機能する。
ここで、上述した回路基板40上の回路は、挿入部43の少なくとも一方の面に形成されている。そして、上述のように、平板部21Aと平板部21Bとの間に回路基板40の挿入部43が挟み込まれると、平板部21A又は平板部21Bが回路基板40上の回路に接触するようになっている。これにより回路基板40上の回路と端子20とが電気的に相互に接続され、外部電源からの電力が回路基板40上の回路から端子20及び整流子14を介してロータのコイルに供給される。
このように、本実施形態では、基板保持片としての平板部21Aと平板部21Bとの間に回路基板40を挟み込んで保持するとともに、平板部21A又は平板部21Bを介して端子20と回路基板40上の回路とを電気的に接続することができる。したがって、半田を用いることなく、安価かつ簡単に回路基板40上の回路をモータ10に接続することができる。また、回路基板40の接続に半田を用いる必要がないため、洗浄工程が不要となるだけではなく、有害物質である鉛の使用を避けることもできる。
本実施形態では、対向して互いに平行に延びる1対の平板部21A,21Bにより基板保持片が構成されているが、基板保持片の形態は図示の例に限られない。ただし、本実施形態の平板部21A,21Bのような平板状の部材であれば、平板状の回路基板40との接触面積を増やすことができ、回路基板40を安定的に保持することができる。また、上述の実施形態では、平板部21A,21Bがブラケット12の端面12Aに対して略垂直に延びていたが、平板部21A,21Bは、その間に回路基板を保持できるのであれば、ブラケット12の端面12Aに対して略垂直に延びている必要はない。
また、上述した実施形態では、平板部21A,21Bの間に回路基板40の挿入部43を挟み込んで保持しているが、平板部21A,21Bの間に保持される挿入部43の部分の強度を向上させるために、回路基板40の挿入部43の一方の面に補強板を取り付け、回路基板40とともに補強板を平板部21A,21Bの間に保持するようにしてもよい。
また、図7に示すように、平板部21Aに、対向する平板部21Bに向かって突出する突起26を設けてもよい。このような突起26を設けることにより、平板部21A,21Bの間に回路基板40を挟み込んだときに、突起26が回路基板40を押圧することになるため、端子20と回路基板40との間の接触圧を高めることができ、より強固に回路基板40を保持することができる。特に、平板部21Aが回路基板40上の回路と接触する場合には、端子20と回路基板40上の回路との間の導通をより確実なものとすることができる。なお、このような突起26を平板部21Bに設けてもよく、また、平板部21Aと平板部21Bの双方に設けてもよい。
また、本実施形態では、端子20がブラシ部24を有しているので、回路基板40とモータ10との間の電気的接続だけではなく、ロータに取り付けられた整流子への給電も1つの端子20によって実現することができる。なお、ブラシ部24の形状や寸法は、図示のものに限られないことは言うまでもない。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
10 モータ
11 モータケース
12 ブラケット
12A 端面
13 回転軸
14 整流子
15 整流子片
20 端子
21A,21B 平板部(基板保持片)
22,23 連結部
24 ブラシ部
25 接触片
26 突起
40 回路基板
41 基部
42 終端部
43 挿入部

Claims (6)

  1. モータに電力を供給するためのモータ用端子であって、
    前記モータのブラケットの端面から延びるように構成され、その間に回路基板を挟み込んで保持する1対の基板保持片を備え、
    前記1対の基板保持片のうち少なくとも一方は、前記回路基板上の回路に電気的に接続するように構成されている、
    モータ用端子。
  2. 前記1対の基板保持片は、対向して互いに平行に延びる1対の平板部を含む、請求項1に記載のモータ用端子。
  3. 前記1対の平板部のうち少なくとも一方は、対向する前記平板部に向かって突出する突起を含む、請求項2に記載のモータ用端子。
  4. 前記モータの整流子に接触するように構成されたブラシ部であって、前記基板保持片と一体に形成されるブラシ部をさらに備える、請求項1から3のいずれか一項に記載のモータ用端子。
  5. 前記1対の基板保持片は、前記回路基板とともに該回路基板に取り付けられた補強板を挟み込んで保持するように構成される、請求項1から4のいずれか一項に記載のモータ用端子。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のモータ用端子を備えた、モータ。
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