JP2011216042A - パネル、タッチパネルおよびパネルの製造方法 - Google Patents

パネル、タッチパネルおよびパネルの製造方法 Download PDF

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健 黒田
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泰弘 北村
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Abstract

【課題】遮光領域を備えた基板同士であっても紫外線硬化性接着剤によって貼り合わせることができるパネル、タッチパネル、およびパネルの製造方法を提供すること。
【解決手段】タッチパネル2において、センサー基板側遮光領域29を備えたセンサー基板20と、カバーガラス側遮光領域99を備えたカバーガラス90とを接着剤で貼り合せるにあたって、カバーガラス側遮光領域99上に透光性の紫外線出射層96を形成しておく。そして、未硬化の紫外線硬化性接着剤94を挟んでセンサー基板20とカバーガラス90とを重ね合わせ、その後、カバーガラス90の側方から紫外線を照射する。その結果、透光性の紫外線出射層96が導光層として機能し、センサー基板側遮光領域29とカバーガラス側遮光領域99との間に位置する紫外線硬化性接着剤94に紫外線を到達させることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、遮光領域を備えた基板同士を接着剤で貼り合わせたパネル、タッチパネル、およびパネルの製造方法に関するものである。
液晶装置やタッチパネルでは、基板同士を接着剤で貼り合わせたパネル構造を有している。例えば、静電容量型タッチパネルは、センサー基板の一方面に位置検出用電極が形成されているとともに、かかるガラス基板の一方面には透光性のカバーが接着剤より接着されている(特許文献1参照)。
ここで、センサー基板では、図9に示すように、入力領域より外側の周辺領域には金属層4cを備えた配線27によってセンサー基板側遮光領域29が構成され、カバーガラス90では、周辺領域と重なる領域に形成された遮光層91によってカバーガラス側遮光領域99が構成されている。かかる構成のセンサー基板20とカバーガラス90とを接着剤94Xで貼り合せるにあたって、接着剤94Xとして紫外線硬化性接着剤を用いると、センサー基板側遮光領域29およびカバーガラス側遮光領域99の双方と重なる領域では接着剤94Xを硬化させることができない。すなわち、矢印L11で示すように、カバーガラス90側から紫外線を照射しても、紫外線が遮光層91(カバーガラス側遮光領域99)で遮られてしまう。また、矢印L12で示すように、センサー基板20側から紫外線を照射しても、紫外線が配線27(センサー基板側遮光領域29)で遮られてしまう。また、矢印L13で示すように、側方から紫外線を照射しても、接着剤94Xの内部までは紫外線が到達せず接着剤94Xの表面のみが硬化するだけである。それ故、遮光領域を備えた基板同士を貼り合わせるには、一般に、熱硬化性接着剤が用いられている。かかる事情は、タッチパネルに限らず、遮光領域を備えた基板同士を貼り合わせたパネル全般に存在する。
特開2009−259203号公報
しかしながら、熱硬化性接着剤の場合には、硬化させるのに長い時間を要するという問題点があるとともに、耐熱性が問題となる。例えば、一対の基板の少なくとも一方がプラスチック基板である場合や、一対の基板の双方がガラス基板であってもフレキシブル配線基板が接続されている場合には、プラスチック基板やフレキシブル配線基板の耐熱性等が問題になる。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、遮光領域を備えた基板同士であっても紫外線硬化性接着剤によって貼り合わせることができるパネル、タッチパネル、およびパネルの製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るパネルは、第1基板側遮光領域を備えた第1基板と、第2基板側遮光領域を備えた第2基板と、前記第1基板側遮光領域および前記第2基板側遮光領域の双方と重なる領域で前記第1基板と第2基板とを貼り合わせる紫外線硬化性接着剤層と、前記第2基板側遮光領域と前記紫外線硬化性接着剤層との層間に設けられ、電磁波が入射したときに紫外線を出射する紫外線出射層と、を有することを特徴とする。
本発明では、遮光領域を備えた基板同士を接着剤で貼り合わせるにあたって、第2基板側遮光領域と紫外線硬化性接着剤層との層間に紫外線出射層が設けられており、かかる紫外線出射層は、電磁波が入射したときに紫外線を出射する。このため、第1基板側遮光領域と第2基板側遮光領域との間において紫外線硬化性接着剤層に直接、紫外線を照射しなくても、紫外線出射層から出射された紫外線によって紫外線硬化性接着剤を硬化させることができる。それ故、熱硬化性接着剤を用いなくても、遮光領域を備えた基板同士を接着剤で貼り合わせることができる。
本発明において、前記紫外線出射層としては、前記電磁波としての紫外線を内部で伝播させながら出射する導光層を用いることができる。
この場合、本発明は、第1基板側遮光領域を備えた第1基板と、第2基板側遮光領域を備えた第2基板と、を前記第1基板側遮光領域および前記第2基板側遮光領域の双方と重なる領域に設けた接着剤により貼り合せるパネルの製造方法であって、前記第2基板側遮光領域上に透光性の紫外線出射層を形成する紫外線出射層形成工程と、未硬化の紫外線硬化性接着剤を前記接着剤として挟んで前記第1基板と前記第2基板とを重ね合わせる重ね合わせ工程と、前記第2基板の側方から紫外線を照射して前記紫外線出射層に紫外線を入射させる電磁波照射工程と、を有していることを特徴とする。
かかる構成では、第2基板側遮光領域上に透光性の紫外線出射層を形成した後、未硬化の紫外線硬化性接着剤を挟んで第1基板と第2基板とを重ね合わせ、その後、第2基板の側方から紫外線を照射する。その結果、透光性の紫外線出射層が導光層として機能し、紫外線硬化性接着剤に紫外線を到達させることができる。それ故、熱硬化性接着剤を用いなくても、紫外線硬化性接着剤により、遮光領域を備えた基板同士を貼り合わせることができる。
本発明において、前記紫外線出射層は、前記電磁波により励起されて紫外線を出射する蛍光性あるいは蓄光性を備えた発光層であってもよい。本発明における「蛍光」とは、電子の励起による発光を意味し、「燐光」を含む意味である。
この場合、本発明は、第1基板側遮光領域を備えた第1基板と、第2基板側遮光領域を備えた第2基板と、を前記第1基板側遮光領域および前記第2基板側遮光領域の双方と重なる領域に設けた接着剤により貼り合せるパネルの製造方法であって、前記第2基板側遮光領域上に、電磁波により励起されて紫外線を出射可能な蛍光性あるいは蓄光性を備えた紫外線出射層を形成する紫外線出射層形成工程と、前記紫外線出射層に電磁波を照射する電磁波照射工程と、未硬化の紫外線硬化性接着剤を前記接着剤として挟んで前記第1基板と前記第2基板とを重ね合わせる重ね合わせ工程と、を有していることを特徴とする。
かかる構成では、第2基板側遮光領域上に蛍光性あるいは蓄光性を備えた紫外線出射層を形成した後、紫外線出射層に電磁波を照射し、その後、未硬化の紫外線硬化性接着剤を挟んで第1基板と第2基板とを重ね合わせる。その結果、紫外線出射層から出射された紫外線によって紫外線硬化性接着剤を硬化させることができる。それ故、熱硬化性接着剤を用いなくても、紫外線硬化性接着剤により、遮光領域を備えた基板同士を貼り合わせることができる。
本発明に係るパネルは、例えば、タッチパネルとして構成することができる。この場合、前記第1基板は、入力領域より外側の周辺領域に形成された遮光性の周辺配線によって前記第1基板側遮光領域が形成されたタッチパネル用基板であり、前記第2基板は、前記周辺領域と重なる領域に形成された遮光層によって前記第2基板側遮光領域が形成されたカバーガラスである構成を採用することができる。
本発明の実施の形態1に係るタッチパネル(パネル)を備えた入力機能付き電気光学装置の全体構成を模式的に示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る入力機能付き電気光学装置の断面構成を模式的に示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係るタッチパネルに用いたセンサー基板等の概略構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係るタッチパネルの製造方法を示す工程断面図である。 本発明の実施の形態1に係るタッチパネルに用いた紫外線出射層の説明図である。 本発明の実施の形態2に係るタッチパネルの製造方法を示す工程断面図である。 本発明の実施の形態2に係るタッチパネルに用いた紫外線出射層の説明図である。 本発明を適用した入力機能付き電気光学装置を備えた電子機器の説明図である。 従来のパネルの構成を示す説明図である。
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の説明で参照する図においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならしめてある。また、以下の説明では、遮光領域を備えた基板同士を貼り合わせたパネルとして、センサー基板にカバーガラスを貼り合わせたタッチパネルを例示する。また、センサー基板を第1基板とし、カバーガラスを第2基板として説明する。
[実施の形態1]
(入力機能付き電気光学装置の全体構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係るタッチパネル(パネル)を備えた入力機能付き電気光学装置の全体構成を模式的に示す説明図であり、図1(a)、(b)は、入力機能付き電気光学装置からカバーガラス(透光性基板)を外した状態での斜視図、および入力機能付き電気光学装置の平面図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る入力機能付き電気光学装置の断面構成を模式的に示す説明図である。
図1において、本形態の入力機能付き電気光学装置100は、概ね、液晶装置等からなる画像生成装置5と、この画像生成装置5において表示光を出射する側の面に重ねて配置された入力装置1とを有している。入力装置1は、静電容量型のタッチパネル2を備えており、画像生成装置5は電気光学パネル5a(表示パネル)としての液晶パネルを備えている。本形態において、タッチパネル2および電気光学パネル5aはいずれも矩形の平面形状を備えており、タッチパネル2および電気光学パネル5aを平面視したときの中央領域が入力領域2aである。また、電気光学パネル5aにおいて入力領域2aと平面視で重なる領域が画像形成領域5cである。電気光学パネル5aにおいて、タッチパネル2の4つの端部20e〜20hのうち、端部20eが位置する側にはフレキシブル配線基板73が接続されている。また、タッチパネル2において、端部20eが位置する側には、駆動用IC350が実装されたフレキシブル配線基板35が接続されている。
図1および図2において、画像生成装置5は、透過型や半透過反射型のアクティブマトリクス型の液晶表示装置であり、電気光学パネル5aに対してタッチパネル2が配置されている側とは反対側(表示光の出射側とは反対側)にはバックライト装置(図示せず)が配置されている。バックライト装置は、例えば、電気光学パネル5aに対してタッチパネル2が配置されている側とは反対側に重ねて配置された透光性の導光板と、導光板の側端部に向けて白色光等を出射する発光ダイオード等の光源とを備えており、光源から出射された光は、導光板の側端部から入射した後、導光板内を伝搬しながら電気光学パネル5aに向けて出射される。導光板と電気光学パネル5aとの間には、光散乱シートやプリズムシート等のシート状光学部材が配置されることもある。
画像生成装置5において、電気光学パネル5aに対して表示光の出射側には第1偏光板81が重ねて配置され、その反対側に第2偏光板82が重ねて配置されている。電気光学パネル5aは、表示光の出射側とは反対側に配置された透光性の素子基板50と、この素子基板50に対して表示光の出射側で対向配置された透光性の対向基板60とを備えている。対向基板60と素子基板50とは、矩形枠状のシール材71により貼り合わされており、対向基板60と素子基板50との間においてシール材71で囲まれた領域内に液晶層55が保持されている。素子基板50において、対向基板60と対向する面には複数の画素電極58がITO(Indium Tin Oxide)膜やIZO(Indium Zinc Oxide)膜等の透光性導電膜により形成され、対向基板60において、素子基板50と対向する面には共通電極68がITO膜等の透光性導電膜により形成されている。また、対向基板60にはカラーフィルターが形成されている。なお、電気光学パネル5aがIPS(In Plane Switching)方式や、FFS(Fringe Field Switching)方式である場合、共通電極68は素子基板50の側に設けられる。また、素子基板50が対向基板60に対して表示光の出射側に配置されることもある。素子基板50において、対向基板60の縁から張り出した張出領域59には駆動用IC75がCOG実装されているとともに、張出領域59にはフレキシブル配線基板73が接続されている。なお、素子基板50には、素子基板50上のスイッチング素子と同時に駆動回路を形成することもある。
(静電容量型の入力装置1の詳細構成)
図2に示す入力装置1において、タッチパネル2は、ガラス基板からなるセンサー基板20を備えており、本形態において、センサー基板20にはガラス基板が用いられている。以下、センサー基板20において、以下に説明する電極等が形成されている側を第1面20aとし、その反対側を第2面20bとして説明する。
詳しくは後述するが、センサー基板20の第1面20aには、センサー基板20からみて下層側から上層側に向かって第1透光性導電膜4a、層間絶縁膜214、第2透光性導電膜4b、および透光性のオーバーコート層22が形成されており、第1透光性導電膜4aおよび第2透光性導電膜4bのうち、第1透光性導電膜4aによって入力位置検出用電極21が形成されている。センサー基板20に対して入力操作側には、化学強化ガラス等からなるカバーガラス90が粘着剤94等により貼付されている。カバーガラス90には、センサー基板20において入力領域2aの外側の領域(周辺領域2b)と重なる領域に黒色の遮光層91が印刷されており、かかる遮光層91で囲まれた領域が入力領域2aである。本形態において、センサー基板20は、電極等が形成されている第1面20aが入力操作側に向いているが、第1面20aとは反対側の第2面20bが入力操作側に向くようにセンサー基板20が配置されることもある。
タッチパネル2と電気光学パネル5aとの間には、透光性フィルム上にITO膜等の透光性導電膜が形成されたシールド用の導電フィルム31が配置されている。かかる導電フィルム31は、センサー基板20に粘着剤層32によって接着されており、導電フィルム31は、電気光学パネル5a側での電位変化がノイズとして入力位置検出用電極21に影響を及ぼすことを防止する機能を担っている。なお、電気光学パネル5aと入力位置検出用電極21との間に十分な距離が確保できる場合、導電フィルム99は省略されることもある。
(入力装置1の電極等の概略構成)
図3は、本発明の実施の形態1に係るタッチパネル2に用いたセンサー基板20等の概略構成を示す説明図であり、図3(a)、(b)は、センサー基板20等の平面構成を示す説明図および断面構成を示す説明図である。なお、図3(a)において、入力領域2aについては、その角部分の位置を英文字の「L」状のマークで示してある。また、図3(b)には、センサー基板20のC−C′における断面を模式的に示してある。
図3(a)に示すように、本形態の静電容量型の入力装置1において、センサー基板20の第1面20aには、入力領域2aでX方向(第1方向)に延在する入力位置検出用の複数の第1電極211と、入力領域2aでX方向に交差するY方向(第2方向)に延在する入力位置検出用の複数の第2電極212とが形成されており、これらの第1電極211および第2電極212によって入力位置検出用電極21が形成されている。
また、センサー基板20の第1面20aにおいて、入力領域2aの外側に相当する周辺領域2bには、第1電極211の一方側端部から延在する配線27、および第2電極212の一方側端部から延在する配線27が形成されている。また、配線27は、端部20eの設けた実装領域240まで延在しており、実装領域240には、配線27の端部からなる実装端子24が配列されている。かかる実装領域240にはフレキシブル配線基板35が接続される。ここで、配線27に対しては、図1(b)および図2に示すカバーガラス90の黒色の遮光層91が重なっており、入力操作面側からは配線27が見えないようになっている。
図3(b)に示すように、本形態の静電容量型の入力装置1において、センサー基板20の第1面20aの側には、センサー基板20からみて下層側から上層側に向けて第1透光性導電膜4a、層間絶縁膜214、第2透光性導電膜4bおよびオーバーコート層22が順に形成されている。また、センサー基板20の第1面20aの側では、第1透光性導電膜4aのうち、配線27を構成する部分(下層側配線層271)には、第1透光性導電膜4aの上面に金属層4cからなる上層側配線層272が形成されている。なお、配線27では、第1透光性導電膜4aの下層側に金属層4cが形成されることもある。
このため、センサー基板20において、配線27が通っている領域は、金属層4cによってセンサー基板側遮光領域29になっており、カバーガラス90において、センサー基板側遮光領域29と重なる領域は、遮光層91によってカバーガラス側遮光領域99になっている。
本形態において、第1透光性導電膜4aは多結晶のITO膜からなり、第1透光性導電膜4aの上層側には、感光性樹脂膜やシリコン酸化膜等の透光性絶縁膜からなる層間絶縁膜214が形成されている。本形態において、第2透光性導電膜4bも、第1透光性導電膜4aと同様、多結晶のITO膜からなる。なお、センサー基板20の第1面20aには、その全面にシリコン酸化膜等からなる透光性の下地保護層が形成されている場合があり、この場合、下地保護層上に第1透光性導電膜4aや第2透光性導電膜4bが順に積層されることになる。
本形態の静電容量型の入力装置1において、第1透光性導電膜4aは、まず、入力領域2aに複数の菱形領域として形成され、かかる菱形領域は、入力位置検出用電極21(第1電極211および第2電極212)のパッド部211a、212a(大面積部分)を構成する。これらのパッド部211a、212aは、X方向およびY方向において交互に配列されている。複数のパッド部211aにおいてX方向(第1方向)で隣り合うパッド部211a同士は連結部分211cを介して繋がっており、パッド部211aおよび連結部分211cは、X方向で延在する第1電極211を構成している。これに対して、複数のパッド部212aは、Y方向(第2方向)で延在する第2電極212を構成するが、Y方向で隣り合うパッド部212aの間、すなわち、連結部分211cと重なる部分は途切れ部分218aになっている。
層間絶縁膜214は入力領域2aから周辺領域2bにわたって広い領域に形成されている。層間絶縁膜214には、コンタクトホール214aが形成されており、かかるコンタクトホール214aは、パッド部212aにおいて途切れ部分218aを介して対峙する端部と重なる位置に形成されている。層間絶縁膜214の上層側において、第2透光性導電膜4bは、コンタクトホール214aと重なる領域に中継電極215として形成されている。さらに、第2透光性導電膜4bの上層側には、センサー基板20の略全面に感光性樹脂等からなるオーバーコート層22が形成されている。
このように構成した静電容量型の入力装置1において、第1電極211および第2電極212は、同一の導電膜(第1透光性導電膜4a)によって形成され、かつ、互いに交差する方向に延在しているため、センサー基板20上には、第1電極211と第2電極212とが交差する交差部218が存在する。ここで、第1電極211および第2電極212のうち、第1電極211は、交差部218でも第2透光性導電膜4bからなる連結部分211cによってX方向で繋がって延在している。これに対して、第2電極212には交差部218に途切れ部分218aが構成されている。但し、交差部218では、層間絶縁膜214の上層に中継電極215が形成されており、かかる中継電極215は、層間絶縁膜214のコンタクトホール214aを介して、途切れ部分218aを介して隣り合うパッド212a同士を電気的に接続している。このため、第2電極212はY方向で電気的に接続した状態でY方向に延在している。なお、中継電極215は、層間絶縁膜214を介して連結部分211cに重なっているため、短絡するおそれはない。
(貼り合わせ構造)
本形態のタッチパネル2においては、センサー基板20には遮光性の配線27に起因するセンサー基板側遮光領域29が存在し、カバーガラス90には遮光層91に起因するカバーガラス側遮光領域99が存在するにもかかわらず、センサー基板20の第1面20a側全体がカバーガラス90に紫外線硬化性接着剤94により貼り合わされている。
かかる貼り合わせ構造を採用するにあたって、本形態では、カバーガラス90において遮光層91の上層(センサー基板20や紫外線硬化性接着剤94が位置する側)には、遮光層91全体に重なるように、電磁波が入射したときに紫外線を出射する紫外線出射層96が形成されている。従って、本形態では、図4および図5を参照して以下に説明するように、紫外線出射層96を利用して、センサー基板側遮光領域29およびカバーガラス側遮光領域99の双方と重なる領域に位置する紫外線硬化性接着剤94についても適正に硬化させてある。
かかる紫外線出射層96として、本形態では、透光性を有する層が形成されており、かかる紫外線出射層96は、以下に説明するように、カバーガラス90の側方から出射された紫外線をセンサー基板側遮光領域29とカバーガラス側遮光領域99との間に位置する紫外線硬化性接着剤94まで導く導光層として機能する。
(タッチパネル2の製造方法)
図4は、本発明の実施の形態1に係るタッチパネル2の製造方法を示す工程断面図である。図5は、本発明の実施の形態1に係るタッチパネル2に用いた紫外線出射層96の説明図である。なお、本形態の特徴は、遮光領域と重なる領域でも紫外線硬化性接着剤を硬化させることにあるため、図4では、センサー基板20のうち、配線27が延在する側の端部20hを通る断面を示してある。
本形態のタッチパネル2を製造するにあたっては、図4(a)に示すように、カバーガラス90において、センサー基板20と貼り合わされる面側のうち、センサー基板20の入力領域2aより外周側に位置する領域に印刷等により黒色の遮光層91(カバーガラス側遮光領域99)を形成する。
次に、図4(b)に示す紫外線出射層形成工程において、カバーガラス90において、遮光層91の上層に透光性樹脂層等からなる紫外線出射層96を形成する。かかる紫外線出射層96は、印刷あるいはフォトリソフグラフィ技術等を利用して形成される。
次に、図4(c)、(d)に示す重ね合わせ工程では、未硬化の紫外線硬化性接着剤94を挟んでセンサー基板20とカバーガラス90とを重ね合わせる。より具体的には、図4(c)に示すように、カバーガラス90の所定領域に未硬化の紫外線硬化性接着剤94を塗布した後、図4(d)に示すように、センサー基板20とカバーガラス90とを重ね合わせる。その結果、センサー基板20とカバーガラス90との間で未硬化の紫外線硬化性接着剤94が広がり、センサー基板20の略全面に未硬化の紫外線硬化性接着剤94が行き渡る。従って、センサー基板20において配線27が延在するセンサー基板側遮光領域29とカバーガラス90において遮光層91が存在するカバーガラス側遮光領域99との間にも、未硬化の紫外線硬化性接着剤94が存在する状態となる。なお、本形態では、センサー基板20にフレキシブル配線基板35を接続した後、重ね合わせ工程を行う。
次に、図4(e)に示す電磁波照射工程では、まず、矢印L3で示すように、カバーガラス90の側方から紫外線(電磁波)を照射する。本形態では、カバーガラス90の4つの辺の全ての方向から同時あるいは順次、紫外線を照射する。
その結果、図5に示すように、透光性の紫外線出射層96が導光層として機能し、センサー基板側遮光領域29とカバーガラス側遮光領域99との間に位置する未硬化の紫外線硬化性接着剤94にも紫外線が照射される。すなわち、透光性の紫外線出射層96の端部から入射した紫外線は、図5に矢印L1aで示すように、紫外線出射層96の両面での反射を繰り返しながら、カバーガラス90の面内方向に伝播している。その間、紫外線は、紫外線出射層96において紫外線硬化性接着剤94と接する面から出射される。従って、センサー基板側遮光領域29とカバーガラス側遮光領域99との間に位置する紫外線硬化性接着剤94全体に紫外線が照射されるので、センサー基板側遮光領域29とカバーガラス側遮光領域99との間において紫外線硬化性接着剤94が硬化する。
また、センサー基板20においてフレキシブル配線基板35が接続されている領域と、カバーガラス側遮光領域99との間に位置する紫外線硬化性接着剤94全体に紫外線が届くので、フレキシブル配線基板35が接続されている領域とカバーガラス側遮光領域99との間に位置する紫外線硬化性接着剤94も硬化する。
次に、図4(e)に矢印L1で示すように、カバーガラス90の側から紫外線を照射して、遮光層91で囲まれた領域と重なる位置に存在する紫外線硬化性接着剤94を硬化させる。また、図4(e)に矢印L2で示すように、センサー基板20の側から紫外線を照射して、入力領域2aで囲まれた領域に重なる紫外線硬化性接着剤94や、周辺領域2bのうち、配線27が形成されていない領域と重なる紫外線硬化性接着剤94を硬化させてもよい。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、センサー基板側遮光領域29(第1基板側遮光領域)を備えたセンサー基板20(第1基板)と、カバーガラス側遮光領域99(第2基板側遮光領域)を備えたカバーガラス90(第2基板)とを接着剤で貼り合せるにあたって、カバーガラス側遮光領域99上に透光性の紫外線出射層96を形成しておく。そして、未硬化の紫外線硬化性接着剤94を挟んでセンサー基板20とカバーガラス90とを重ね合わせ、その後、カバーガラス90の側方から紫外線を照射する。その結果、透光性の紫外線出射層96が導光層として機能し、センサー基板側遮光領域29とカバーガラス側遮光領域99との間に位置する紫外線硬化性接着剤94に紫外線を到達させることができる。それ故、熱硬化性接着剤を用いなくても、紫外線硬化性接着剤94により、センサー基板側遮光領域29を備えたセンサー基板20と、カバーガラス側遮光領域99を備えたカバーガラス90とを貼り合わせることができる。
[実施の形態2]
図6は、本発明の実施の形態2に係るタッチパネル2の製造方法を示す工程断面図である。図7は、本発明の実施の形態2に係るタッチパネル2に用いた紫外線出射層96の説明図である。なお、本形態の特徴も、実施の形態1と同様、遮光領域と重なる領域でも紫外線硬化性接着剤を硬化させることにあるため、図6では、センサー基板20のうち、配線27が延在する側の端部20hを通る断面を示してある。また、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。また、本形態の構造については、実施の形態1の説明で用いた図3等を参照する。
図6に示すように、本形態のタッチパネル2においても、実施の形態1と同様、センサー基板20には遮光性の配線27に起因するセンサー基板側遮光領域29が存在し、カバーガラス90には遮光層91に起因するカバーガラス側遮光領域99が存在するにもかかわらず、センサー基板20の第1面20a側全体がカバーガラス90に紫外線硬化性接着剤94により貼り合わされている。
かかる貼り合わせ構造を採用するにあたって、本形態では、カバーガラス90において遮光層91の上層(センサー基板20や紫外線硬化性接着剤94が位置する側)には、遮光層91全体に重なるように、電磁波により励起されて紫外線を出射する紫外線出射層96が形成されている。
かかる紫外線出射層96として、本形態では、蛍光性あるいは蓄光性を有する層が形成されており、かかる紫外線出射層96は、以下に説明するように、重ね合わせ工程の前に照射された電磁波により励起されて、重ね合わせ工程の後にセンサー基板側遮光領域29とカバーガラス側遮光領域99との間に位置する紫外線硬化性接着剤94に向けて紫外線を出射する。従って、本形態では、図6および図7を参照して以下に説明するように、紫外線出射層96を利用して、センサー基板側遮光領域29およびカバーガラス側遮光領域99の双方と重なる領域に位置する紫外線硬化性接着剤94についても適正に硬化させてある。
本形態のタッチパネル2を製造するにあたっては、図6(a)に示すように、カバーガラス90において、センサー基板20と貼り合わされる面側のうち、センサー基板20の入力領域2aより外周側に位置する領域に印刷等により黒色の遮光層91(カバーガラス側遮光領域99)を形成する。
次に、図6(b)に示す紫外線出射層形成工程において、カバーガラス90において、遮光層91の上層に、蛍光性あるいは蓄光性を有する紫外線出射層96を形成する。かかる紫外線出射層96は、印刷あるいはフォトリソフグラフィ技術等を利用して形成される。かかる紫外線出射層96に用いられる蛍光材料としては、プラズマディスプレイや陰極線管に使用されている各種有機材料や各種無機材料を用いることができる。また、紫外線出射層96に用いられる蓄光材料としては、各種有機材料やアルミン酸ストロンチウム等といった燐光性の無機材料を用いることができる。
次に、図6(c)に示す照射工程では、矢印L4で示すように、紫外線出射層96に電磁波を照射する。その際、電磁波としては、紫外線より短い波長の電磁波を照射する。
次に、図6(d)に示す重ね合わせ工程では、未硬化の紫外線硬化性接着剤94を挟んでセンサー基板20とカバーガラス90とを重ね合わせる。その際、未硬化の紫外線硬化性接着剤94については、センサー基板20あるいはカバーガラス90のいずれの側に未硬化の紫外線硬化性接着剤94を塗布してもよい。
このようにして、センサー基板20とカバーガラス90とを重ね合わせると、図7に矢印L4aで示すように、紫外線出射層96からは紫外線が出射され、センサー基板側遮光領域29とカバーガラス側遮光領域99との間に位置する未硬化の紫外線硬化性接着剤94にも紫外線が照射される。その結果、センサー基板側遮光領域29とカバーガラス側遮光領域99との間において紫外線硬化性接着剤94が硬化する。従って、照射工程の後、紫外線出射層96からの紫外線の出射が終了しないうちに重ね合わせ工程を行う。
しかる後には、図6(e)に矢印L1で示すように、カバーガラス90の側から紫外線を照射して、遮光層91で囲まれた領域と重なる位置に存在する紫外線硬化性接着剤94を硬化させる。また、図6(e)に矢印L2で示すように、センサー基板20の側から紫外線を照射して、入力領域2aで囲まれた領域に重なる紫外線硬化性接着剤94や、周辺領域2bのうち、配線27が形成されていない領域と重なる紫外線硬化性接着剤94を硬化させてもよい。
以上説明したように、本形態でも、実施の形態2と同様、センサー基板側遮光領域29(第1基板側遮光領域)を備えたセンサー基板20(第1基板)と、カバーガラス側遮光領域99(第2基板側遮光領域)を備えたカバーガラス90(第2基板)とを接着剤で貼り合せるにあたって、カバーガラス側遮光領域99上に紫外線出射層96を形成しておく。本形態では、紫外線出射層96として、蛍光性および蓄光性を有する層を形成する。従って、紫外線出射層96に電磁波を照射した後、未硬化の紫外線硬化性接着剤94を挟んでセンサー基板20とカバーガラス90とを重ね合わせれば、紫外線出射層96から出射された紫外線によって紫外線硬化性接着剤94を硬化させることができる。それ故、熱硬化性接着剤を用いなくても、紫外線硬化性接着剤94により、センサー基板側遮光領域29を備えたセンサー基板20と、カバーガラス側遮光領域99を備えたカバーガラス90とを貼り合わせることができる。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、センサー基板20を第1基板とし、カバーガラス90を第2基板とし、カバーガラス90の側に紫外線出射層96を設けたが、センサー基板20を第2基板とし、カバーガラス90を第1基板とし、センサー基板20の側に紫外線出射層96を設けてもよい。
上記実施の形態では、静電容量型のタッチパネル2において、センサー基板20とカバーガラス90とを貼り合せる際に本発明を適用したが、静電容量型以外のタッチパネルや、液晶装置あるいは有機エレクトロルミネッセンス装置等の電気光学装置において、遮光領域を備えた基板同士を接着剤で貼り合わせたパネルを構成するのに本発明を適用してもよい。
[電子機器への搭載例]
上述した実施形態に係る入力機能付き電気光学装置100を適用した電子機器について説明する。図8は、本発明の実施の形態1に係る入力機能付き電気光学装置100を備えた電子機器の説明図である。図8(a)に、入力機能付き電気光学装置100を備えたモバイル型のパーソナルコンピューターの構成を示す。パーソナルコンピューター2000は、表示ユニットとしての入力機能付き電気光学装置100と本体部2010を備える。本体部2010には、電源スイッチ2001およびキーボード2002が設けられている。図8(b)に、入力機能付き電気光学装置100を備えた携帯電話機の構成を示す。携帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001、スクロールボタン3002、および表示ユニットとしての入力機能付き電気光学装置100を備える。スクロールボタン3002を操作することによって、入力機能付き電気光学装置100に表示される画面がスクロールされる。図8(c)に、入力機能付き電気光学装置100を適用した情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistants)の構成を示す。情報携帯端末4000は、複数の操作ボタン4001、電源スイッチ4002、および表示ユニットとしての入力機能付き電気光学装置100を備える。電源スイッチ4002を操作すると、住所録やスケジュール帳といった各種の情報が入力機能付き電気光学装置100に表示される。
なお、入力機能付き電気光学装置100が適用される電子機器としては、図8に示すものの他、デジタルスチールカメラ、液晶テレビ、ビューファインダー型、モニター直視型のビデオテープレコーダー、カーナビゲーション装置、ページャー、電子手帳、電卓、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、銀行端末等の電子機器等が挙げられる。そして、これらの各種電子機器の表示部として、前述した入力機能付き電気光学装置100が適用可能である。
1・・静電容量型の入力装置、2・・タッチパネル、2a・・入力領域、2b・・周辺領域、5・・画像生成装置、5a・・電気光学パネル、20・・センサー基板(第1基板)、21・・入力位置検出用電極、27・・配線、29・・センサー基板側遮光領域(第1基板側遮光領域)、35・・フレキシブル配線基板、90・・カバーガラス(第2基板)、91・・遮光層、94・・紫外線硬化性接着剤、96・・紫外線出射層、99・・カバーガラス側遮光領域(第2基板側遮光領域)、100・・入力機能付き電気光学装置

Claims (6)

  1. 第1基板側遮光領域を備えた第1基板と、
    第2基板側遮光領域を備えた第2基板と、
    前記第1基板側遮光領域および前記第2基板側遮光領域の双方と重なる領域で前記第1基板と第2基板とを貼り合わせる紫外線硬化性接着剤層と、
    前記第2基板側遮光領域と前記紫外線硬化性接着剤層との層間に設けられ、電磁波が入射したときに紫外線を出射する紫外線出射層と、
    を有することを特徴とするパネル。
  2. 前記紫外線出射層は、前記電磁波としての紫外線を内部で伝播させながら出射する導光層であることを特徴とする請求項1に記載のパネル。
  3. 前記紫外線出射層は、前記電磁波により励起されて紫外線を出射する蛍光性あるいは蓄光性を備えた発光層であることを特徴とする請求項1に記載のパネル。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載のパネルを備えたタッチパネルであって、
    前記第1基板は、入力領域より外側の周辺領域に形成された遮光性の周辺配線によって前記第1基板側遮光領域が形成されたタッチパネル用基板であり、
    前記第2基板は、前記周辺領域と重なる領域に形成された遮光層によって前記第2基板側遮光領域が形成されたカバーガラスであることを特徴とするタッチパネル。
  5. 第1基板側遮光領域を備えた第1基板と、第2基板側遮光領域を備えた第2基板と、を前記第1基板側遮光領域および前記第2基板側遮光領域の双方と重なる領域に設けた接着剤により貼り合せるパネルの製造方法であって、
    前記第2基板側遮光領域上に透光性の紫外線出射層を形成する紫外線出射層形成工程と、
    未硬化の紫外線硬化性接着剤を前記接着剤として挟んで前記第1基板と前記第2基板とを重ね合わせる重ね合わせ工程と、
    前記第2基板の側方から紫外線を照射して前記紫外線出射層に紫外線を入射させる電磁波照射工程と、
    を有していることを特徴とするパネルの製造方法。
  6. 第1基板側遮光領域を備えた第1基板と、第2基板側遮光領域を備えた第2基板と、を前記第1基板側遮光領域および前記第2基板側遮光領域の双方と重なる領域に設けた接着剤により貼り合せるパネルの製造方法であって、
    前記第2基板側遮光領域上に、電磁波により励起されて紫外線を出射可能な蛍光性あるいは蓄光性を備えた紫外線出射層を形成する紫外線出射層形成工程と、
    前記紫外線出射層に電磁波を照射する電磁波照射工程と、
    未硬化の紫外線硬化性接着剤を前記接着剤として挟んで前記第1基板と前記第2基板とを重ね合わせる重ね合わせ工程と、
    を有していることを特徴とするパネルの製造方法。
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