JP2011215050A - 光学部材および表面プラズモン共鳴測定装置 - Google Patents

光学部材および表面プラズモン共鳴測定装置 Download PDF

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    • G01N21/05Flow-through cuvettes

Abstract

【課題】表面プラズモン共鳴を利用して測定を行う装置において、励起光が光源まで戻って光源の発振が不安定になることを防止する光学部材を提供する。
【解決手段】表面プラズモン共鳴を発生させるためにプリズム内に照射された励起光が、プリズム内で全反射した後、プリズムの角部に照射されないようにプリズムの形状を規定した。励起光がプリズム内から出射する面の角度を、励起光が全反射を起こさないような角度に規定した。これにより励起光が光源に戻ることを防止し、プリズム内で散乱することを防ぐことができるため、測定精度を向上することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、光学部材に関し、特に表面プラズモン共鳴測定装置に用いる光学部材に関する。
エバネッセント波を用いた表面プラズモン共鳴現象の原理を用いて、試料中の物質を定量分析するプラズモンセンサーが従来から知られている。例えば特許文献1には、表面プラズモン共鳴を利用した蛍光検出装置が提案されている。特許文献1には、プリズム上に金属膜を設け、蛍光物質により標識化された被験物質を金属膜上に結合させ、プリズムと金属膜との界面に向けて、プラズモン共鳴条件を見たす角度で光を入射させ、金属膜上に強い電場を発生させ、蛍光物質を強く励起して蛍光測定を行う装置が開示されている。
特開2009−204483号公報
センサ領域である金属膜近傍で表面プラズモン共鳴を発生させるには、プリズム上にある金属膜とプリズムとの界面において励起光を全反射させる必要がある。プリズムの断面は逆三角形状や台形状に形成されており、光源部で収束させながらプリズムへ向けて励起光を照射し、プリズムの側面から入射(以下入射面という)した励起光が金属膜で全反射すると、全反射した後の励起光がその後もプリズム内で全反射を繰り返し、励起光が入射した側面と反対側の側面(以下出射面という)まで到達することがある。特にこのような装置においては、励起光を収束させながらプリズムに入射させ、金属膜と同程度の広さをもってセンサ領域で全反射させるため、励起光は、全反射してから出射面に向かうまでの間に一旦収束し、その後広がることになる。このような場合に、励起光が、プリズムの上面および出射面からなる角部または下面および出射面からなる角部に当たると、角部で正反射した成分がそれまでの光路を逆にたどり、励起光の光源部へ入射してしまう(以下戻り光という)。戻り光が光源部へ入射すると、光源部の発振が不安定となり、検出される蛍光の量に誤差が生じることがあった。また、励起光がプリズム内の出射面で全反射すると、励起光がプリズム内で散乱し、測定精度が低下するという問題があった。戻り光が光源部に入射することを防ぐために遮光板を設けることが考えられるが、戻り光は励起光と同一の光路を通って光源部まで戻るため、遮光板を設けると励起光も遮光してしまう。また、励起光の角度を調整して戻り光が発生しない角度とすることも考えられるが、励起光の角度の調整は微妙なものであり、使用する度にユーザーが調整するのは煩雑であった。本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、励起光の戻り光を無くし、励起光が出射する側面で全反射することがなく、表面プラズモン共鳴装置の測定精度が向上する光学部材を提供することを目的とする。
本発明は、前記の課題に鑑みてなされたものであり、励起光が全反射した時に生じるエバネッセント波が表面プラズモンと共鳴することで発生する電場を用いて試料の測定を行う装置に用いられ、内部で励起光が全反射する光学部材であって、前記励起光が出射する出射面を設け、前記励起光に対する前記出射面のなす角度と、前記光学部材において、前記励起光が全反射しながら進む方向の前記光学部材の長さとを、前記励起光が前記光学部材の角部に当たることがないように規定したことを特徴とする。
前記出射面に対する前記励起光の入射角が、前記励起光が全反射する角度より小さくなるように、前記出射面の角度を規定する請求項1の光学部材
本発明によれば、戻り光を無くすことができる光学部材を提供できるため、測定精度が向上する表面プラズモン共鳴測定装置を提供できる。
実施の形態1に係るプリズムを用いた表面プラズモン共鳴測定装置の概略構成を示した図である。 図1の表面プラズモン共鳴装置を図1の右側から見た図である。 実施の形態1に係る表面プラズモン共鳴測定装置の測定動作を示した図であり、(A)は初めに測定する位置、(B)は2番目に測定する位置、(C)は3番目に測定する位置を示す図である。 実施の形態1に係るプリズムおよびプリズム内を伝播する励起光の挙動を示した模式図である。 実施の形態1に係るプリズムの角部の拡大図である。 (A)は、実施の形態1に係るプリズムの形状を規定する要素を示す図である。(B)は、(A)のプリズム内で全反射している光軸を直線状に繋ぎ、出射面と成す角度の関係を示した模式図である。 プリズム内に焦点があり、プリズム内で励起光が1回反射した場合を示す図である。 励起光がプリズムへ入射する点を示した図である。 幅を持った励起光が、プリズム上面と交わる点を示した図である。 プリズム外に焦点があり、プリズム内で励起光が1回反射した場合を示す図である。 プリズム内で励起光が2回反射する場合において、2回目の反射の前に焦点が位置する場合を示す図である。 プリズム内で励起光が2回反射する場合において、2回目の反射の後に焦点が位置する場合を示す図である。 励起光がプリズム内で1回反射して出射する場合におけるプリズムの出射面を拡大した図である。 (A)は、図13において励起光が出射面で全反射しない場合を示した図である。(B)は、図13において励起光が出射面で全反射する場合を示した図である。 励起光がプリズム内で1回反射して出射する場合におけるプリズムの出射面を拡大した図である。 (A)は、図15において励起光が出射面で全反射する場合を示した図である。(B)は、図15において励起光が出射面で全反射しない場合を示した図である。 励起光がプリズム内で2回反射して出射する場合における出射面を拡大した図である。 (A)は、図17において励起光が出射面で全反射しない場合を示した図である。(B)は、図17において励起光が出射面で全反射する場合を示した図である。 励起光がプリズム内で2回反射して出射する場合における出射面を拡大した図である。 (A)は、図19において励起光が出射面で全反射する場合を示した図である。(B)は、図19において励起光が出射面で全反射しない場合を示した図である。 実施の形態2に係る光学部材の形状を示した図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を用いて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る光学部材を用いた表面プラズモン共鳴測定装置100の概略構成図を示すものである。図1を用いて表面プラズモン共鳴測定装置100の構成について説明する。表面プラズモン共鳴測定装置100は、光源部104、光源部104を駆動するドライブ回路102、プリズム110、流路部材112、受光部118、電流検出回路130およびADコンバータ132を有する。光源部104は、レーザーダイオード106およびレンズ108を有する。プリズム110の上面には、金属膜114が形成されている。本実施の形態では金膜を用いた。流路部材112は、プリズム110の上面にあり、金属膜114の周囲に流路116を形成する。受光部118は、レンズ120、励起光カットフィルタ122、レンズ124、アパーチャ126およびフォトダイオード128を有する。この構成により受光部118は、励起光をカットし、その他の光を電荷に変換する。電流検出回路130は受光部で発生した電荷を電流として検出し、ADコンバータ132は、電流検出回路130で検出した電流を、アナログデータからデジタルデータへ変換する。
図2は、図1に示す表面プラズモン共鳴装置を図1の紙面右側から見た図である。図1におけるプリズム110および流路部材112について示してあり、その他の部材は省略してある。図2を用いて、プリズム110および流路部材112の構成について詳細に説明する。プリズム110の上面には、金属膜114A〜114Cが直線上に並んで形成されている。流路部材112は、プリズム110の上面に設けられ、金属膜114A〜114Cが並ぶ直線上に流路116を形成する。流路116の両端部には、開口部142および開口部144が設けられている。開口部144には、チューブ138が接続され、チューブ138はポンプ140に接続されている。ピペット134は、開口部142に接続され、流路116へ検体136を滴下する。ポンプ140が吸引を行うことで、検体136は、流路116内の金属膜114A〜114C上を通過する。金属膜114A〜114Cの上面は、それぞれ異なる処理がされており、検体136が流れると、検体内136に存在する蛍光標識化された被験物質が金属膜114A〜114Cに吸着する。
図3(A)〜(C)は、表面プラズモン共鳴測定装置100の測定動作の一例を示す図である。図示しないが、測定時は検体136を流路116へ流し続ける。図3(A)に示すように、光源部104は、プリズム110を通して金属膜114Aの下面へ向けてプラズモン共鳴条件を満たす角度でP偏光に偏光した励起光を照射する。金属膜114Aで励起光が全反射すると、表面プラズモン共鳴が起こり、金属膜114A上で強い電場が発生する。金属膜114Aに吸着している被験物質に付いている蛍光物質は、この強い電場に励起されて蛍光を発生する。受光部118は、金属膜114A上の蛍光物質から発生した蛍光を受光し、光を電荷に変換して出力する。続いて図3(B)に示すように、金属膜114Bに対して図3(A)と同様のことを行う。最後に、図3(C)に示すように、金属膜114Cに対しても図3(A)と同様のことを行う。この図3(A)から図3(C)で示した測定を所定回数繰り返し、得られたデータから被験物質の定量を行う。
図4は、図1のプリズム110およびプリズム内を伝播する励起光の挙動を示した模式図である。図4を用いて、プリズム110内での励起光の挙動を説明する。図中の線146Cは励起光の中心の光軸を表し、線146Aおよび線146Bは励起光の輪郭を表す線である。つまり、励起光は、線146Aから146Bまでの幅および角度を持った光である。光源部104から照射され、プリズム110へ入射した励起光146A〜Cは、金属膜114の下面で全反射し、プリズム110の上面および下面で全反射しながら伝播し、プリズム110の出射面へ到達する。
図5は、プリズム110の出射面近傍を拡大して見た図である。図5に示すように、プリズム110の上面と出射面との接続部148は、拡大して見ると、現在の成型技術の限界により必ず微視的には丸みを帯びている。励起光は、上述の通り、様々な角度の進行方向を持った光が含まれているため、丸みを帯びた接続部148へ入射すると、常にその一部が今まで通った光路を逆に進んでいき、光源部104へ到達する戻り光となる(図5では146C)。このように、プリズム110内を通って接続部148へ到達した励起光は、一部が戻り光となってしまう。そのため、本実施の形態では、励起光がプリズム110の角部へ入射しないようなプリズム110の形状を規定する。
図6(A)は、実施の形態1に係るプリズムの形状を規定する要素を示す図である。励起光146Aおよび励起光146Bは省略してある。プリズム110の断面は、上面と下面が平行な台形状となっている。プリズム110の出射面は、励起光146Cが金属膜146で全反射した直後にある場合(110A)と、励起光がプリズム110の下面で全反射した直後にある場合(110B)について描かれている。図6(A)に示すようにφ、θi、θo、D、LT、LB、Hを規定する。θi、θoの正負は、図6(A)の状態をθi>0、θo>0とする。図6(B)は、(A)のプリズム内で全反射している励起光146Cを直線上に繋ぎ、出射面と成す角度の関係を示した模式図である。励起光がプリズム110の角部に当たらないようにするためには、プリズム110の角部の位置、つまりLTおよびLBの値が重要となる。
励起光がプリズム110の角部に当たらないようなLTおよびLBの値について検討する。まず、プリズム110内における励起光の反射が1回の場合を考える。図7は、プリズム内の励起光の反射が1回で、プリズム110内に焦点Fがある場合を示す。図6においては、励起光の中心軸を表す線146Cのみを描いたが、図7は、励起光の輪郭線である146Aおよび146Bも記載してある。輪郭線146Aと、励起光の中心線146Cがなす角をψとする。点Mを原点とし、プリズム110の下面に沿ってx軸を取り、x軸と垂直にy軸を取る。励起光146A〜146Cがプリズム110へ入射する点において、y座標が小さい方の輪郭線を146A、y座標が大きい方の輪郭線を146Bとする。励起光146Aとプリズム110の上面とが接する点のx座標をD+Da、励起光146Bとプリズム110の上面が接する点のx座標をD−Dbとする。
プリズム110内へ入射した励起光146A〜146Cは、表面プラズモン共鳴角によって予め決められた傾きを持ってxy座標を進行する。励起光146A〜146Cは、プリズム110の上面で全反射した後、進行方向の傾きが反転し、輪郭線146Aおよび輪郭線146Bのy座標の大小関係が入れ替わる。励起光146A〜146Cは、さらに進行すると焦点Fの位置で一旦収束する。焦点Fの位置で一旦収束した励起光146A〜146Cは、輪郭線146Aのy座標の方が輪郭線146Bのy座標よりも小さい。焦点F以降においては、励起光は輪郭が広がりながらy座標が減少する方向へ進む。この場合、励起光146A〜146Cが当たる可能性があるのは、プリズム110の下面および出射面がなす角部(LB,0)である。この場合は、励起光の下側の輪郭線146Aが当該角部に当たらなければ、全ての励起光は角部に当たらないことになる。つまり、励起光146Aがx座標LBにおいて、y座標が0以上となるようなLBを設定すれば、戻り光は発生しない。
励起光146Aが角(LB,0)に当たらないプリズム110の形状を検討する。La1を、励起光146Aとx軸とが交わる点(La1,0)だとすると、プリズム110の底面の長さLBは、LB<La1を満たす長さでなければならない。このようにLBを設定すると、励起光がプリズムの角に当たらず、戻り光を防ぐことができる。
戻り光が発生しないLBの長さを具体的に規定するため、La1のx座標を求める。D+Daの位置を示す破線とプリズム110の下面と励起光146Aとを3辺とする三角形を考える。励起光146Aがプリズム110へ入射する入射角はφ−ψである。従って、励起光146Aがプリズム110で反射する反射角もφ−ψとなるため、D+Daの位置を表す破線と励起光146Aを表す直線がなす角もφ−ψとなる。すると、励起光146Aとプリズム110の底面とがなす角は(π/2)−(φ−ψ)となる。すると、
La1=〔H/tan{(π/2)−(φ―ψ)}〕−(D+Da)
となる。Hはプリズムの高さ、φは励起光を全反射させる角度、ψは励起光の絞りを表す角度、Dは励起光の中心が金属膜で全反射するx座標である。φは予め定められている表面プラズモン共鳴角であり、φとの関係でDも予め定められている。Hおよびψは、装置の設計者が決めることができる。従ってLa1を表す式において、不明なものはDaとなる。つまり、Daを求めれば、LB<La1となるLBを決定することができる。励起光146Aがプリズム上面で反射する点のx座標を求めることで、Daを求める。
まず、図7と同様にx軸およびy軸を設定した図8を用いて、励起光がプリズム110へ入射する点の座標(x1,y1)を求める。励起光146がプリズム110へ入射する点は、表面プラズモン共鳴角φおよびプリズム110の形状から1点に定まる。入射面およびy軸がなす角をθiとすると、プリズム110の入射面は、
y=x・tan{(π/2)−θi}
で表すことができる直線の線分となる。励起光の軌跡を表す直線は、励起光がプリズム110の上面へ入射する入射角φを用いて、
y=x・tan{(π/2)−φ}+b(定数)
と表すことができる。励起光がプリズム110へ入射する点は、上記プリズム110の入射面を表す式と励起光の軌跡を表す式が交わる点である。プリズムの入射面と励起光146は(x1,y1)で交わるので、x1およびy1を代入して上記2式から、bを求めると、
b=x1・tan{(π/2)−θi}−x1・tan{(π/2)−φ}
となる。励起光を表す直線をy軸まで延長し、当該直線と、プリズム110の上面をy軸まで延長した直線と、y軸とがなす三角形を考える。当該三角形を構成するy軸の長さは、
H−b=H−x1[tan{(π/2)−θi}−tan{(π/2)−φ}]
となる。プリズム110上面と励起光を表す直線とがなす角は{(π/2)−φ}なので、
tan{(π/2)−φ}=H−x1[tan{(π/2)−θi}−tan{(π/2)−φ}]/D
となる。これを整理すると、
x1=[H−D・tan{(π/2)−φ}]/[tan{(π/2)−θi}−tan{(π/2)−φ}]
となる。
図9に示すように、励起光がプリズム110内で全反射せず直進した場合を考え、励起光の輪郭がプリズム110上面と交わる点を求める。励起光が収束する位置を原点として、入射ビームの光軸に沿ってx’軸を定義する。励起光146Cとプリズム110の上面とが交わる座標を(x2’, y2’)、励起光146Aとプリズム110の上面とが交わる座標を(x3’, y3’)、励起光146Bとプリズム110の上面とが交わる座標を(x4’,y4’)とする。励起光146Aを表す直線の式は、y’=x’・tanψとなり、励起光146Bを表す直線の式は、y’=x’・tan(−ψ)となる。励起光146Cがプリズム110へ入射した点は(−F,0)となる。図8で求めた式からx2’は、
x2’=F−(D−x1)/cos{(π/2)−φ}、y2’=0
となる。また、プリズム110とx’軸とがなす角は、{(π/2)−φ}であるため、プリズム110の上面を表す式は、
y’=−tan{(π/2)−φ}{x’+F−(D−x1)/cos{(π/2)−φ)}
となる。プリズム110を表す式と、y’=x’・tanψの式から、x3’を求めると、
x3’=−tan{(π/2)−φ}[F−(D−x1)/cos{(π/2)−φ}]/[tanψ+tan{(π/2)−φ}]
となり、
y3’=tan(ψ)・tan{(π/2)−φ}{F−(D−x1)/cos{(π/2)−φ}/[tan(ψ)+tan{(π/2)−φ}]
となる。
これらを用いてDaは、
Da=√{(x3’−x2’)^2+(y3’−y2’)^2}
となる。このようにして求めたDaをLa1に代入してLa1を求める。求めたLa1より短くLBの長さを設定すれば、プリズム内での励起光の反射が1回でかつプリズム110内に焦点Fがある場合に戻り光は発生しない。
続いてプリズム110内での励起光の反射が1回で、焦点Fがプリズム110の出射面より外側にある図10のような場合を考える。この場合、励起光146Bがプリズム110の出射面とプリズム110の下面とがなす角に当たらなければ、戻り光は発生しない。励起光146Bがプリズム110の下面の延長線と交わる点をLb1とすると、LB<Lb1でなければならない。計算は省略するが、La1と同様にLb1を求め、Lb1より短くなるようにLBを設定する。このようにLBを設定すると、プリズム110内での励起光の反射が1回で、焦点Fがプリズム110の出射面より外側にある場合においても、戻り光は発生しない。
続いてプリズム110内での励起光の反射が2回で、焦点Fがプリズム110内での1回目の反射より後でかつ2回目の反射より手前にある図11の場合を考える。この場合は、プリズム110の上面とプリズム110の出射面とがなす角と、プリズム110の下面およびプリズム110の出射面がなす角との双方を考える必要がある。La2をプリズム110の下面で反射した146Aがプリズム110の上面と交わる点の距離とすると、
La2=La1+H/tan{(π/2)−(φ−ψ)}
となる。プリズムの上面の長さLTは、LT<La2でなければならない。このようにLTを設定すると、励起光146Aは、プリズム110の上面およびプリズム110の出射面がなす角に当たることはない。また、プリズム110の下面およびプリズム110の出射面がなす角に励起光が当たらないために、LB>Lb1を満たすようにLBおよびθoを選ぶ必要がある。ここで
Lb1=H/tan{(π/2)−(φ+ψ)}−(D−Db)
となるため、Dbの値を求める。Dbは、Daを求めた時と同様にして、励起光146Bおよびプリズム110が交わる点(x4’,y4’)を求めると、
x4’=tan{(π/2)−φ}[F−(D−x1)/cos{(π/2)−φ)}]/[tan(−ψ)+tan{(π/2)−φ)}]
となり、
y4’=−tan(−ψ)・tan{(π/2)−φ}[F−(D−x1)/cos{(π/2)−φ)}]/[tan(−ψ)+tan{(π/2)−φ)}]
となる。
Db=√{(x4’−x2’)^2+(y4’−y2’)^2}
である。
最後に、焦点Fが、La1より後ろにある図12の場合を考える。この場合は、図11の説明と同様にLT<La2であれば、励起光146Aは、プリズム110の上面および出射面がなす角部に当たることがない。また、励起光146Aは、LB>La1であれば、プリズム110の下面および出射面がなす角部に当たることがない。従って、このようにLBおよびLTを設定すれば、戻り光は発生しない。
以上述べたようにプリズム110の形状を設定すると、プリズム110の出射面の角部に当たる励起光が存在しないため、戻り光がなくなり、光源部の発振が安定して測定精度が向上する。
続いて出射面とy軸とのなす角θoを用いて、励起光が出射面で全反射しないθoの条件について検討する。図13は、プリズム内での反射が1回でθo>0の場合である。この場合は、励起光150Aが、もっとも大きい入射角P1で出射面に入射する。励起光150Aが出射面に入射する入射角P1を求めるため、まず角度R1を求めると、R1=π−φ+ψとなる。R1およびθoを用いてQ1を求めると、
Q1=π−(θo+R1)
となる。よってP1を求める式は、
P1=(π/2)−Q1=−φ+ψ+θo+(π/2)となり、この角度が全反射角θc以下であれば励起光は出射面で全反射しない。励起光が出射面で全反射しないためのθoの条件は、
θo<φ−ψ+θc−π/2
となる。θoがφ−ψ+θc−π/2より小さいと、図14(A)に示すように励起光のほとんどはプリズム110から出射する。θoがφ−ψ+θc−π/2以上であると、図14(B)に示すように、励起光は出射面で全反射してプリズム内に戻り、不要な散乱光の原因となる。
図15は、反射が1回でθo<0の場合である。この場合は、励起光150Bがもっとも大きい入射角P2で出射面へ入射する。図のQ2は、
Q2=π−│θo│−φ−ψ
となるので、励起光150Bが出射面に入射する入射角P2を求める式は、
P2=(π/2)−Q2=φ+ψ+│θo│−(π/2)
となり、この角度が全反射角θc以下であれば励起光は出射面で全反射しない。励起光が出射面で全反射しないためのθoの条件は、
θo>φ+ψ−θc−(π/2)
となる。θoがφ+ψ−θc−(π/2)以下であると、図16(A)に示すように、励起光は出射面で全反射してプリズム110内に戻り、不要な散乱光の原因となる。θoが、φ+ψ−θc−π/2より大きければ、図16(B)に示すようにほとんどの励起光はプリズム110から出射する。
以上述べたように、励起光がプリズム内で1回反射する場合は、
φ+ψ−θc−(π/2)<θo<φ−ψ+θc−(π/2)
となるようにθoを設定すれば、励起光はプリズム110の出射面で全反射することはない。例えば、φ=75度、ψ=0度、プリズム110の屈折率を1.49とすると、臨界角θc=42.16度となる。従って、
−57.16<θo<27.16
を満たすようにθoの値を設定すれば、励起光は出射面で全反射することがなくなる。
続いてプリズム110内で2回反射した場合について検討する。図17は、プリズム内での反射が2回でθo>0の場合である。この場合は、励起光150Bがもっとも大きい入射角P3で出射面に入射する。図のQ3の角度は、
Q3=π−θo−φ−ψ
となるので、励起光150Bが出射面に入射する入射角P3を求める式は、
P3=(π/2)−Q3=−(π/2)+φ+ψ+θo
となり、この角度が全反射角θc以下であれば励起光は出射面で全反射しない。励起光が出射面で全反射しないためのθoの条件は、
θo<(π/2)−φ−ψ+θc
となる。θoが(π/2)−φ−ψ+θcより小さいと、図18(A)に示すようにほとんどの励起光はプリズム110から出射する。θoが(π/2)−φ−ψ+θc以上であると、図18(B)に示すように、励起光は出射面で全反射してプリズム内に戻り、不要な散乱光の原因となる。
図19は、反射が2回でθo<0の場合である。この場合は、励起光150Aがもっとも大きい入射角P4で出射面に入射する。図19のR4=π−φ+ψとなり、Q4=π−R4−│θo│となる。励起光150が出射面に入射する入射角P4を求める式は、
P4=(π/2)−Q4=−(π/2)+φ−ψ−│θo│
となり、この角度が全反射角θc以下であれば励起光は出射面で全反射しない。励起光が出射面で全反射しないためのθoの条件は、θo>となる。θoが以下であると、図20(A)に示すように、励起光は出射面で全反射してプリズム110内に戻り、不要な散乱光の原因となる。θoが、より大きければ、図20(B)に示すようにほとんどの励起光はプリズム110から出射する。
以上述べたように、励起光がプリズム内で2回反射する場合は、
(π/2)−φ+ψ−θc<θo<(π/2)−φ−ψ+θc
となるようにθoを設定すれば、励起光はプリズム110の出射面で全反射することはない。例えば、φ=75度、ψ=0度、プリズム110の屈折率を1、49とすると、臨界角θc=42.16度となる。従って、
−27.16<θo<57.16
を満たすようにθoの値を設定すれば、励起光は出射面で全反射することがなくなる。
なお、励起光と出射面とが成す角度であって、奇数回の反射の場合の(φ±ψ)−θo、偶数回の反射の場合のπ−(φ±ψ)−θoが、π/2に等しい、即ち、出射面に垂直入射する範囲、奇数回の反射の場合で
(φ−ψ)−π/2<θo<(φ+ψ)−π/2
偶数回の反射の場合で
π/2−(φ+ψ)<θo<π/2−(φ−ψ)
にある場合は、角に当たって正反射するのと同じことで、光源への戻り光が生じることになる。従って、これまで記載した条件に加えて、θoは上記範囲も避ける必要がある。
また、θoは光軸の中心146Cに対してブリュースタ角とすることが望ましい。θoをブリュースタ角とすると、プリズム110と外部との界面で励起光の反射がより少なくなり、測定精度が向上する。
なお、プリズム110内で励起光が2回目の反射をする点の周辺を散乱面としてもよい。励起光が2回目に反射する点の周辺に散乱面を設けると、励起光が散乱されて光源に戻る正反射の戻り光成分が相対的に小さくなるため、角に当てないことと同様の効果がある。
また、本実施の形態では、励起光の反射が1回および2回の場合について述べたが、反射回数はこれに限られず、偶数回反射の場合は1回反射の場合と同様の計算となり、奇数回反射の場合は2回反射の場合と同様の計算となる。
(実施の形態2)
図21は実施の形態2に係るプリズム210の断面図である。プリズムの形状以外は実施の形態1と同様である。プリズム210は、高さが光の進行方向の途中で変化している。入射面に近い部分のプリズム210の高さをH1、出射面に近い部分のプリズム210の高さをH2とすると、H1>H2を満たす形状となっている。つまり、プリズム210の高さは2段階で変化しており、出射面に近い方の高さの方が低くなっている。このようにプリズム210の高さを変えても、実施の形態1で述べた式のHの値を途中で変化させて形状を規定すれば、戻り光が発生しないプリズム210の形状を規定することができる。
本実施の形態のようにプリズム210の形状を規定すると、プリズム110から出射する励起光の幅を狭くしたい場合においても、励起光が角に当たらないようにプリズム210の形状を規定することができる。
以上述べたように、本発明によれば、励起光がプリズム内の角部に当たることがないようにプリズムの形状を規定し、励起光が出射面で全反射、及び、正反射することがないよう、出射側面の角度を規定したため、戻り光が発生せず、励起光がプリズムの出射側面において全反射、及び、正反射することがないため、精度の高い測定が可能となる。
本発明は表面プラズモン共鳴測定装置に用いることができる。
100 表面プラズモン共鳴測定装置
104 光源部
110 プリズム
114 金属膜
116 流路
118 受光部
130 電流検出回路
132 ADコンバータ
146A 励起光の輪郭を表す直線
146B 励起光の輪郭を表す直線
146C 励起光の中心の光路
148 プリズムの上面と出射面との接続部
210 プリズム

Claims (4)

  1. 励起光が全反射した時に生じるエバネッセント波が表面プラズモンと共鳴することで発生する電場を用いて試料の測定を行う装置に用いられ、内部で励起光が全反射する光学部材であって、
    前記励起光が出射する出射面を設け、
    前記励起光に対する前記出射面のなす角度と、
    前記光学部材において、前記励起光が全反射しながら進む方向の前記光学部材の長さとを、
    前記励起光が前記光学部材の角部に当たることがないように規定した
    ことを特徴とする光学部材。
  2. 前記出射面に対する前記励起光の入射角が、
    前記励起光が全反射する角度より小さくなるように、前記出射面の角度を規定する請求項1の光学部材。
  3. 前記出射面に対する前記励起光の入射角が、ブリュースタ角となるように前記出射面の角度を規定したことを特徴とする請求項2の光学部材。
  4. 請求項1乃至請求項3の光学部材を用いた表面プラズモン共鳴測定装置。
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