JP2011214276A - 錠前 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】錠箱4のフロント板4aに直交して進退動するトリガー12と、入力手段31と、入力手段31を自動施錠モードの位置と連続解錠モードの位置にそれぞれ繰り返して停止させるモード切換え手段と、デッドボルト14を錠箱4内に後退させた状態を保持する解錠状態保持機構15と、動力源の駆動力で施錠方向へ回転するダルマ21と、ダルマ21を介して機械的に出没するデッドボルト14とを備え、入力手段31が連続解錠モードの位置にある場合には、解錠状態保持機構15は、トリガー12に連動しないようにし、一方、入力手段31が自動施錠モードの位置にある場合には、解錠状態保持機構15はトリガー12に連動し、デッドボルト14を錠箱4内に後退させた状態を解消し、デッドボルト14は動力源の駆動力で施錠方向へと突出する。
【選択図】図1
Description
しかしながら、この特許文献1には、操作パネル11に複数個の切換えスイッチ(複数個の操作ボタン)をそれぞれ配設する必要があると共に、各切換えるスイッチと制御器6の制御回路とを複数個の端子を介してそれぞれ接続しなければならないという問題点がある。なお、特許文献1には、錠箱自体に機械的にモード切換える機構を配設する事項は記載されていない。
(b)請求項2に記載の発明は、デッドボルトを自動施錠する動力源は付勢手段なので、電気錠のみならず、普通一般の機械的錠前にも適用することができる。
(c)請求項3に記載の発明は、解錠状態保持機構は、少なくともデッドボルトの没入状態を保持する摺動部材と、該摺動部材用のストッパレバーから成るので、部品点数が少ないと共に、デッドボルトに対する解錠状態保持機構の保持状態が解かれると、動力源としての付勢手段により、デッドボルトはダルマを介して自動的に突出する。
(d)請求項4に記載の発明は、モード切換え手段は、入力手段の案内部に設けられかつ一側面に自動施錠モードの位置用係止段部と連続解錠の位置用係止段部をそれぞれ有する一連のガイド溝が形成された摺動カムと、錠箱内の所定箇所に位置付けられていると共に、その係合端部が前記ガイド溝に係合するようにクリックバネで常に付勢されたクリックピンとから成るので、確実にモードを繰り返し切換えることができる。
(e)請求項5に記載の発明は、モードが切り換った信号を取得することができる。
(f)請求項6に記載の発明は、トリガーは、先端部にマグネットを有し、閉戸時には戸枠側のマグネットの極性に対応して後退動し、一方、開扉時には、フロント板の開口縁部に取付けられたストッパ機能を有するフロントマグネット極性に対応して初期位置へと前進するので、必ずしもバネを組み込む必要性がない。
以下、図1乃至図15に示す第1実施形態により説明する。図1は本発明を適用した錠前、例えば電気錠全体のシステムを示す概略説明図である。なお、本発明は、電気錠でない、普通一般の機械的に扉を開閉可能な錠前にも適用することができる。
図に於いて、まず、1は戸枠、2は戸枠に設けられた受け具、3は開閉体としての扉である。Xは錠箱4の外に設けられた制御部6を含む電気錠で、この電気錠Xの錠箱4は、例えばガラス扉3の自由端部側の縦框3aの中に組み込まれている。錠箱4は縦長に形成され、前記扉3乃至該錠箱4内には、本発明の構成部材と共に、電気錠Xを構成する主な部材が直接又は間接的に設けられている。
図2は電気錠システムの概念図である。図に於いて、31は手動操作で位置変位するモード切換え用の入力手段(操作板)で、該モード切換え用の入力手段31は後述のモード切換え手段(例えばクリック手段を構成するクリックピンと、該クリックピンの先端部と係合する摺動カム)49を備えている。32は、この第1実施例では、主に、信号取得用連動部材で、図7で示すように、該信号取得用連動部材32はモード切換え用入力手段31と共働することができるようにその先端部が錠箱4に軸支されていると共に、その被係合部(あるいは係合部)が、前記モード切換え用入力手段31の係合部(或いは被係合部)と係合し、かつ、モード切換え用入力手段31がフロント板側から押し込まれると、該モード切換え用入力手段31に連動して位置変位する(図13参照)。
図3は、入力手段31とトリガー12とが併設された状態の斜視図である。手前がケース状先端部を有するトリガー12で、この裏側にやや長板状のモード切換え用入力手段31が位置している。トリガー12と入力手段31は別個の部材であり、トリガー12はケース状先端部に図示しない磁性体を有し、閉扉時、例えば戸枠側の磁性体の極性に対応して錠箱内へ若干後退動することができる。また、入力手段31とトリガー12は別個の部材であるから、入力手段31のみを単独で押し込むことができる。
解錠状態保持機構15は、なくともデッド14の没入状態を保持する摺動部材16と、該摺動部材用のストッパレバー17から成る。閉扉時、図14で示すように、トリガー12が矢印Aの方向へ後退動し、前記ストッパレバー17が該トリガー12に連動して矢印B方向回転すると、その第2係合腕17bが摺動部材16の被係合部16aから離れ、その結果、デッド14は付勢手段23の付勢力により錠箱4から完全に突出した施錠状態と成る。
なお、この第1実施例では、入力手段31の後端部に水平方向に段差状に設けた案内部分(ガイド溝)63が設けられ、一方、モード切換え用連動部材61の遊端部61bには前記案内部分63に常時係合する係合ピン64が設けられている。したがって、入力手段31を繰り返して押し込むと、モード切換え用連動部材61は係合手段62を介して固定軸65を支点に時計方向又は反時計方向へと回転し、その係合縁部61aがトリガー12の被係合部(突起)12aと係脱する。
付言すると、引き上げ用連動部材32Aは、その先端部に筒状嵌合部45と、該筒状嵌合部からL字形状に連設する係合端部46とを有し、前記係合端部46の一側壁には、入力手段31に設けたピン状の係合部40が係合する、水平方向に段差状の被案内部分46bが形成されている。
これに対して、図21は連続解錠モードの状態を示す説明図である。この場合、入力手段31はフロント4の開口9を介して指で押し込まれ、フロント板側から多少離れている。入力手段31を押し込むと、モード切換え用連動部材(間接部材)61Aの可動片67は固定ピン40を支点にして、紙面上、反時計方向へと回転するので、その引き上げ用係合部分46は、上方方向へと位置変位する。
Claims (6)
- 錠箱のフロント板に直交して進退動するトリガーと、該トリガーに対して併設されかつ前記フロント板の開口に対して進退動可能な入力手段と、該入力手段と錠箱の内壁面側に設けられていると共に該入力手段を自動施錠モードの位置と連続解錠モードの位置にそれぞれ繰り返して停止させるモード切換え手段と、デッドボルトを錠箱内に後退させた状態を保持する解錠状態保持機構と、動力源と、この動力源の駆動力で施錠方向へ回転するダルマと、該ダルマを介して機械的に出没するデッドボルトとを備え、前記入力手段が連続解錠モードの位置にある場合には、前記解錠状態保持機構は、前記入力手段に連動する連動部材を介してトリガーに連動しないようにし、一方、前記入力手段が自動施錠モードの位置にある場合には、前記解錠状態保持機構は、前記入力手段に連動する連動部材を介してトリガーに連動してデッドボルトを錠箱内に後退させた状態を解消し、該デッドボルトは前記動力源の駆動力で施錠方向へと突出すること特徴とする錠前。
- 請求項1に於いて、デッドボルトを自動施錠する動力源は、付勢手段であることを特徴とする錠前。
- 請求項2に於いて、解錠状態保持機構は、少なくともデッドボルトの没入状態を保持する摺動部材と、該摺動部材用のストッパレバーから成ることを特徴とする錠前。
- 請求項1に於いて、モード切換え手段は、入力手段の案内部に往復動可能に設けられかつ一側面に自動施錠モードの位置用係止段部と連続解錠の位置用係止段部をそれぞれ有する一連のガイド溝が形成された摺動カムと、錠箱内の所定箇所に位置付けられていると共に、その係合端部が前記ガイド溝に係合するようにクリックバネで常に付勢されたクリックピンとから成ることを特徴とする錠前。
- 請求項1に於いて、錠箱内には、入力手段、又は該入力手段に連動する連動部材のいずれかの位置変位により、モードが切り換った信号を取得する検知手段が配設されていることを特徴とする錠前。
- 請求項1に於いて、トリガーは、先端部にマグネットを有し、閉戸時には戸枠側のマグネットの極性に対応して後退動し、一方、開扉時には、フロント板の開口縁部に取付けられたストッパ機能を有するフロントマグネット極性或いは金属板に対応して初期位置へと前進することを特徴とする錠前。
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