JP5926014B2 - 錠前におけるハンドルカム用ロック部材の状態検出装置 - Google Patents
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Description
ところで、例えば特許文献1の発明の課題は、デットボルト(本施錠片)が扉枠側の受け具に係合した施錠位置及び該デットボルトが錠箱に後退動した解錠位置を検出することを目的としたもので、例えば内外のレバーハンドル、内外のプッシュプルハンドル等の内外の操作部材をそれぞれ自由に操作して扉を開くことができるものか、それとも外の操作部材だけがロックされていて、内の操作部材はアンロック状態であり、内側からは自由に扉を開くことができるものか、それとも内外の操作部材はそれぞれ同時にロック状態であるのか、といったようなハンドルのロック状態の信号を検出するものではなかった。
なお、例えば特許文献4の図11、特許文献5の図2には、本発明の要部に関連する事項(駆動源、駆動片、従動片等)が開示されている。
(b)請求項2、請求項4に記載の発明は、内外の永久磁石は、互いの極性が異なるので、前記(a)の効果の他、内外の操作部材のロック及びアンロック状態の態様を、誤動作することがなく確実に検出することができる。
(c)請求項5に記載の発明は、ハンドルのロック状態の信号を介して錠前の施・解錠状態を確認することができる。
(d)請求項6に記載の発明は、電気的駆動源の作動杆が長箱状錠箱の後壁側を指向していても、錠前のモードを切替えることができる。
図1は、本発明のハンドルカム用ロック部材の状態検出装置Yを備えた錠前Xの一例で、ロック部材13がハンドルカム部材3をロックしている状態の概略説明図である。ロック部材13がハンドルカム部材3を係止している場合には、ロック部材位置検出手段18は、図示しないハンドルのロック状態の信号を確実に検出することができる。
図2乃至図6を参照にして、本発明の主要部に関連する事項を説明する。なお、本発明の本発明の主要部に関連する事項の説明に当って、電気的駆動源51、該駆動源に連結される駆動片55及び従動片61の具体的構成は、特許文献4、特許文献5等に記載によって周知事項なので、該周知事項の詳細は極力割愛し、その相違点を指摘する。
本発明の主要部は、ハンドルカム用ロック部材の状態検出装置Y(以下、「状態検出装置Y」という。)である。この状態検出装置Yは、すくなくとも電気的駆動源51又は機械的駆動源の一方を備えた長箱状の錠箱1と、この長箱状錠箱に水平状態に設けられかつフロント1aより進退自在な錠片2と、この錠片の後端部2aに係合すると共に、図示しない把手の操作力により一方向に回転して該錠片2を錠箱内に引き戻す腕状係合部3cを有するハンドルカム3と、前記錠片2よりも上方に位置する固定軸12にその中心部が軸支された状態で併設され、かつ該中心部から上方に延在する第1係合部13a及び該中心部より横方向あるいは斜め方向へと延在する第2係合部13bを有し、前記駆動源の駆動力で前記第1係合部を介して一方向に回転すると、前記ハンドルカム3の腕状係合部3cを前記第2係合部13bでもって係止するロック部材13と、このロック部材の前記第1係合部13aに固定された永久磁石(16又は/及び17)と、前記第1係合部13a及び第2係合部13bの間の空間領域に配設され、かつ前記永久磁石が接近した時に作動するロック部材位置検出手段18とを備える。
図14及び15で示す第2実施形態が第1実施形態と主に異なる事項は、(a)切替え手段65が発明の特定要件ではない点、(b)駆動片55Aの形状及び構造が異なると共に、該下端部に横方向に突出する係合突起71が設けられている点、(c)従動片61Aの形状及び構造が異なると共に、耳状連設部位に前記係合突起71が係合する比較的短い従動長孔63が形成されている点である。
Claims (6)
- すくなくとも電気的駆動源又は機械的駆動源のいずれか一方を備えた長箱状の錠箱と、この長箱状錠箱に水平状態に設けられかつフロントより進退自在な錠片と、この錠片の後端部に係合すると共に把手の操作力により一方向に回転して該錠片を錠箱内に引き戻す腕状係合部を有する内外のハンドルカムと、前記錠片よりも上方に位置する固定軸にその中心部が軸支された状態で併設され、かつ該中心部から上方に延在する第1係合部及び該中心部より横方向あるいは斜め方向へと延在する第2係合部を有し、前記電気的駆動源の駆動力で前記第1係合部を介して一方向に回転すると前記ハンドルカムの腕状係合部を前記第2係合部でもって係止する内外のロック部材と、これらのロック部材の前記第1係合部にそれぞれ上下方向に位置をずらして固定された内外の永久磁石と、前記第1係合部及び第2係合部の間の空間領域に配設され、かつ前記内外の永久磁石が接近した時に作動するロック部材位置検出手段とを備える錠前におけるハンドルカム用ロック部材の状態検出装置。
- 請求項1に於いて、内外の永久磁石は、互いの極性が異なることを特徴とする錠前におけるハンドルカム用ロック部材の状態検出装置。
- 内外の操作部材の操作力により回転することができるように軸支された内外のハンドルカムと、これら内外のハンドルカムにそれぞれ係合し、かつこれら内外のハンドルカムのいずれかによって長箱状の錠箱内へと引き戻される一つの錠片と、中央部が固定軸を介して軸支された状態で併設され、かつ該中心部から上方に延在する第1係合部が電気式駆動源の駆動片で位置変位する従動片の下端部にそれぞれ係合し、一方、それぞれの下方の第2係合部が前記内外のハンドルカムの各腕状係合部にそれぞれ係脱する内外のロック部材と、これら内外のロック部材のそれぞれの上方の第1係合部に互いに上下方向に位置をずらして配設された内外の永久磁石と、これらの永久磁石が前記電気式駆動源の駆動力によって回転する前記内外のロック部材を介してそれぞれ接近した時に、これらの永久磁石に対応する部位にそれぞれ設けられた内外用の各磁気感応スイッチがそれぞれ独立して「オン」となるロック部材位置検出手段とを備える錠前におけるハンドルカム用ロック部材の状態検出装置。
- 請求項3に於いて、内外の永久磁石は互いの極性が異なることを特徴とする錠前におけるハンドルカム用ロック部材の状態検出装置。
- 請求項3に於いて、ロック部材を軸支する固定軸には、錠片を施錠する錠片用ストッパー片の基端部が同軸上に軸支され、該錠片用ストッパー片は、内外のハンドルカムのいずれかによって、その施錠が解かれることを特徴とする錠前におけるハンドルカム用ロック部材の状態検出装置。
- 請求項3に於いて、前記長箱状の錠箱内に、前記電気的駆動源と、該電気的駆動源の作動杆と水平方向に共働する駆動片と、横軸に中央部或は中央部寄りの部位が軸支された長片状の主切替えレバーと該主切替えレバーと連係する補助切替えレバーとを有する錠前の施・解錠モード切替え手段を配設し、前記長箱状の錠箱内には、さらに、前記駆動片の少なくとも一側に併設された状態で該駆動片に形成された水平方向の逃がし穴内に位置する固定軸に軸支されていると共に、下端部がハンドルロック部材の上方の第1係合部と係合或は連係しかつ該駆動片が前記駆動力で水平方向に位置変位すると前記補助切替えレバーに設けた係合突起を介して回転する従動片を設け、
前記補助切替えレバーは、その下端部に前記従動片の従動長孔及び前記駆動片の垂直長孔の両方に係合する前記係合突起、中間部に前記駆動片の垂直長孔の垂直線上の縦溝に係合する案内突起及びその上端部に前記主切替えレバーの後端部と連係する連係部を有し、前記錠箱に形成された切替え用開口から前記主切替えレバーの先端部を上下方向に切替えると、前記固定軸を基準として、前記補助切替えレバーの前記係合突起が上下方向に位置変位し、錠前の施・解錠モードが切替ることを特徴とする錠前におけるハンドルカム用ロック部材の状態検出装置。
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