JP2011212349A5 - - Google Patents

Description

上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
（１） 治療レーザ光源からの治療レーザ光のスポットを患者眼の組織上で２次元的に走査する走査光学系を含む照射光学系と、治療レーザ光のスポットが所定の配列で並べられた所定の走査パターンを複数個記憶するメモリと、該メモリに記憶された走査パターンの中から所望の走査パターンの一つを選択する走査パターン選択手段と、を備え、選択された走査パターンに基づいて治療レーザ光を複数のスポット位置に順次照射する眼科用レーザ治療装置において、前記走査パターン選択手段により選択された走査パターンを変更して設定する走査パターン設定手段であって、前記走査パターン選択手段により選択された走査パターンを基礎として一部のスポットの配列に変更を加える信号を入力する変更信号入力手段を有し、入力信号に基づいて走査パターンを設定する走査パターン設定手段と、該パターン設定手段により設定された走査パターンに基づいて前記走査光学系の駆動を制御して治療レーザ光を順次スポット位置に照射する制御手段と、を備えることを特徴とする。
（２） 治療レーザ光源からの治療レーザ光のスポットを患者眼の組織上で２次元的に走査する走査光学系を含む照射光学系と、治療レーザ光のスポットが正方行列状に所定間隔で並べられた第１走査パターンを予め記憶するメモリと、該メモリに記憶された第１走査パターンに基づいて治療レーザ光を複数のスポット位置に順次照射する眼科用レーザ治療装置において、前記メモリに記憶された第１走査パターンに対応する第１パターン像が表示された，タッチパネル機能を有する表示部の第１パターン像を形成するスポット像又は第１パターンの外側の領域に対するユーザのタッチパネル操作に応じて、操作されたスポット像が第１パターン像から削除又は追加された第２パターン像を前記表示部に表示させると共に、該第２パターン像に基づく第２走査パターンを設定する走査パターン設定手段と、設定された第２走査パターンに基づいて前記走査光学系の駆動を制御して治療レーザ光を順次スポット位置に照射する制御手段と、を備えることを特徴とする。

Claims (8)

1. 治療レーザ光源からの治療レーザ光のスポットを患者眼の組織上で２次元的に走査する走査光学系を含む照射光学系と、治療レーザ光のスポットが所定の配列で並べられた所定の走査パターンを複数個記憶するメモリと、該メモリに記憶された走査パターンの中から所望の走査パターンの一つを選択する走査パターン選択手段と、を備え、選択された走査パターンに基づいて治療レーザ光を複数のスポット位置に順次照射する眼科用レーザ治療装置において、
   前記走査パターン選択手段により選択された走査パターンを変更して設定する走査パターン設定手段であって、前記走査パターン選択手段により選択された走査パターンを基礎として一部のスポットの配列に変更を加える信号を入力する変更信号入力手段を有し、入力信号に基づいて走査パターンを設定する走査パターン設定手段と、
   該パターン設定手段により設定された走査パターンに基づいて前記走査光学系の駆動を制御して治療レーザ光を順次スポット位置に照射する制御手段と、
   を備えることを特徴とする眼科用レーザ治療装置。
2. 請求項１の眼科用レーザ治療装置において、
   前記走査パターン設定手段は、前記変更信号入力手段として、選択された走査パターンの各スポットに対して一部のスポットを削除及び／又は追加するスポット位置の指定信号を入力する位置指定信号入力手段を有する、
   ことを特徴とする眼科用レーザ治療装置。
3. 請求項２の眼科用レーザ治療装置は、
   選択された走査パターンのスポット間隔を設定する間隔設定手段を備え、前記パターン設定手段は、スポットを追加した走査パターンに変更するときに、設定されたスポット間隔と前記位置指定信号入力手段のスポット位置の指定に基づき、選択された走査パターンのスポットの配列規則に従った位置にスポット位置を決定することを特徴とする眼科用レーザ治療装置。
4. 治療レーザ光源からの治療レーザ光のスポットを患者眼の組織上で２次元的に走査する走査光学系を含む照射光学系と、治療レーザ光のスポットが正方行列状に所定間隔で並べられた第１走査パターンを予め記憶するメモリと、該メモリに記憶された第１走査パターンに基づいて治療レーザ光を複数のスポット位置に順次照射する眼科用レーザ治療装置において、
   前記メモリに記憶された第１走査パターンに対応する第１パターン像が表示された，タッチパネル機能を有する表示部の第１パターン像を形成するスポット像又は第１パターンの外側の領域に対するユーザのタッチパネル操作に応じて、操作されたスポット像が第１パターン像から削除又は追加された第２パターン像を前記表示部に表示させると共に、該第２パターン像に基づく第２走査パターンを設定する走査パターン設定手段と、
   設定された第２走査パターンに基づいて前記走査光学系の駆動を制御して治療レーザ光を順次スポット位置に照射する制御手段と、
   を備えることを特徴とする眼科用レーザ治療装置。
5. 請求項４の眼科用レーザ治療装置において、
   前記走査パターン設定手段は、前記表示部に表示された第１パターン像を形成する複数のスポット像に対する連続したユーザのタッチパネル操作に応じて、操作された複数のスポット像が第１パターン像から削除又は追加された第２パターン像を表示させると共に、該第２パターン像に基づく第２走査パターンを設定することを特徴とする眼科用レーザ治療装置。
6. 請求項４又は５の眼科用レーザ治療装置において、
   前記走査パターン設定手段は、前記表示部に表示された第１パターン像より外側の領域に対するユーザのタッチパネル操作に応じて、操作された領域に関して第１走査パターンのスポット間隔に従ったスポット像が削除又は追加された第２パターン像を前記表示部に表示させると共に、該第２パターン像に基づく第２走査パターンを設定することを特徴とする眼科用レーザ治療装置。
7. 請求項４〜６のいずれかの眼科用レーザ治療装置において、
   前記走査パターン設定手段は、ユーザのタッチパネル操作に応じて、前記表示部に表示されたパターン像のスポット間隔を変更すると共に、
   前記第２パターン像を前記表示部に表示させる際、変更されたスポット間隔に従って、操作された領域に関してスポット像が追加された第２パターン像を前記表示部に表示させると共に、該第２パターン像に基づく第２走査パターンを設定することを特徴とする眼科用レーザ治療装置。
8. 請求項４〜７のいずれかの眼科用レーザ治療装置において、
   前記走査パターン設定手段は、前記表示部に表示されたクリアスイッチに対するユーザのタッチパネル操作に応じて、前記第１パターン像を再度表示させると共に、該第１パターン像に基づく第１走査パターンを設定することを特徴とする眼科用レーザ治療装置。