JP2011210876A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源電圧の電圧降下を抑制しつつ、信号配線リソースを大きく確保可能な電源配線構造を実現する。
【解決手段】第1配線層に、電源電位配線101a〜101dおよび基板電位配線102a〜102dが形成されており、配線層全体の真ん中より下層側の配線層に、電源ストラップ配線103a,103b,104a,104bが形成されている。上方ビア部114は、下方ビア部112よりも、電源ストラップ配線103a,103b,104a,104bが延びる方向における配置密度が低くなっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置の電源配線構造に関するものである。
近年の半導体装置では、電源配線での電圧降下を最小化するために、配線膜厚を厚くして配線抵抗を小さくした配線層を用いて、電源配線を構成している。また、多層配線を有する微細プロセスにおいては、一般に、厚膜化した配線層を上層に形成する。このため、上層の電源配線から下層のスタンダードセル等の電源供給先までを接続するスタックビアが、複数形成される構造となる。
特許文献1では、電源メッシュを構成する電源配線同士の間に、配線層を介在させて、一層以上の配線を有するスタックビアを設ける電源配線構造が開示されている。
特開2008−311570号公報
しかしながら、従来の構造では、電源配線構造に含まれるスタックビアが、電源配線よりも下層の配線層において配線方向の妨げとなっているため、信号配線のための配線リソース数を低下させていた。特許文献1記載の電源配線構造においても、電源メッシュを構成する電源配線間に構成されたスタックビアによって、信号配線のための配線リソース数の低下が生じている。
信号配線リソースの低下を抑制するためには、電源配線構造に含まれるスタックビアの個数を削減することが好ましい。ただし、スタックビアを削減すると、その分、電源配線構造における合成抵抗の値が大きくなるため、電源電圧の電圧降下がより大きくなってしまう、という別の問題が生じる。
本発明は、電源電圧の電圧降下を抑制しつつ、信号配線リソースを大きく確保可能な電源配線構造を有する半導体装置を提供することを目的とする。
ここで、信号配線リソースを低下させることなく、電源電圧の電圧降下を抑制するためには、スタンダードセル列に電源電位や基板電位を給電する電源ストラップ配線を、なるべく下層配線層で形成し、電源ストラップ配線から電源供給先までのスタックビアの階層数を減らすのが好ましい。
本発明の第1態様では、半導体装置は、
複数のスタンダードセルが第1方向に並ぶスタンダードセル列が、前記第1方向に直交する第2方向に複数列、配置されている、基板と、
前記基板上に、前記基板側から順に積層するように形成されており、信号配線を配置可能である第1〜第n配線層(nは5以上の整数)と、
第1配線層に形成されており、前記スタンダードセル列間、または、前記スタンダードセル列上に配置された電源電位配線および基板電位配線と、
第m配線層(1<m<n/2)に形成されており、前記第2方向に延びる電源ストラップ配線と、
前記電源ストラップ配線と前記電源電位配線および前記基板電位配線とを接続する下方ビア部と、
前記電源ストラップ配線と、第n配線層の上方に形成された電位給電部とを接続する上方ビア部とを備え、
前記上方ビア部は、前記第2方向における配置密度が、前記下方ビア部よりも低い。
この態様によると、第1〜第n配線層のうち、第1配線層に、電源電位配線および基板電位配線が形成されており、配線層全体の真ん中より下層側の第m配線層に、電源ストラップ配線が形成されている。そして、電源ストラップ配線と電位給電部とを接続する上方ビア部は、電源ストラップ配線と電源電位配線および基板電位配線とを接続する下方ビア部よりも、電源ストラップ配線が延びる方向である第2方向における配置密度が低くなっている。この構成により、電源配線構造における合成抵抗の値を大きくすることなく、ビア部の個数を削減することが可能になる。したがって、電源電圧の電圧降下を抑制しつつ、信号配線リソースを大きく確保可能な電源配線構造を実現することができる。
本発明の第2態様では、半導体装置は、
複数のスタンダードセルが第1方向に並ぶスタンダードセル列が、前記第1方向に直交する第2方向に複数列、配置されている、基板と、
前記基板上に、前記基板側から順に積層するように形成されており、信号配線を配置可能である第1〜第n配線層(nは3以上の整数)と、
第1配線層に形成されており、前記スタンダードセル列間、または、前記スタンダードセル列上に配置された電源電位配線および基板電位配線と、
第1配線層に形成されており、前記第2方向に延び、前記電源電位配線または前記基板電位配線と接続された電源ストラップ配線と、
前記電源ストラップ配線と、第n配線層の上方に形成された電位給電部とを接続する上方ビア部とを備えている。
この態様によると、第1〜第n配線層のうち、第1配線層に、電源電位配線および基板電位配線と、電源ストラップ配線とが形成されている。そして、電源ストラップ配線と電位給電部とを接続する上方ビア部が形成されている。この構成により、電源配線構造における合成抵抗の値を大きくすることなく、上方ビア部の個数を削減することが可能になる。したがって、電源電圧の電圧降下を抑制しつつ、信号配線リソースを大きく確保可能な電源配線構造を実現することができる。
本発明の第3態様では、半導体装置は、
複数のスタンダードセルが第1方向に並ぶスタンダードセル列が、前記第1方向に直交する第2方向に複数列、配置されている、基板と、
前記基板上に、前記基板側から順に積層するように形成されており、信号配線を配置可能である第1〜第n配線層(nは5以上の整数)と、
第2配線層に形成されており、前記スタンダードセル列間、または、前記スタンダードセル列上に配置された電源電位配線および基板電位配線と、
第1配線層に形成されており、前記第2方向に延びる電源ストラップ配線と、
前記電源ストラップ配線と前記電源電位配線および前記基板電位配線とを接続する下方ビア部と、
前記電源電位配線および前記基板電位配線と、第n配線層の上方に形成された電位給電部とを接続する上方ビア部とを備え、
前記上方ビア部は、前記第2方向における配置密度が、前記下方ビア部よりも低い。
この態様によると、第1〜第n配線層のうち、第2配線層に、電源電位配線および基板電位配線が形成されており、その下の第1配線層に、電源ストラップ配線が形成されている。そして、電源電位配線および基板電位配線と電位給電部とを接続する上方ビア部は、電源ストラップ配線と電源電位配線および基板電位配線とを接続する下方ビア部よりも、電源ストラップ配線が延びる方向である第2方向における配置密度が低くなっている。この構成により、電源配線構造における合成抵抗の値を大きくすることなく、ビア部の個数を削減することが可能になる。したがって、電源電圧の電圧降下を抑制しつつ、信号配線リソースを大きく確保可能な電源配線構造を実現することができる。
本発明によると、電源電圧の電圧降下を抑制しつつ、信号配線リソースを大きく確保可能な電源配線構造を実現することができる。
第1の実施形態に係る半導体装置の構成を示す平面図である。 第1の実施形態に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 各実施形態に係る半導体装置に配置されたスタンダードセルの構成を示す図である。 第2の実施形態に係る半導体装置の構成を示す平面図である。 第2の実施形態に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 第3の実施形態に係る半導体装置の構成を示す平面図である。 第3の実施形態に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 第4の実施形態に係る半導体装置の構成を示す平面図である。 第4の実施形態に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 第5の実施形態に係る半導体装置の構成を示す平面図である。 第5の実施形態に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 比較例に係る半導体装置の構成を示す図である。 電源配線抵抗の算出モデルを示す図である。
以下、本発明の実施形態に係る半導体装置について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係る半導体装置の構成を示す平面図(レイアウトパターンの簡略図)であり、図2(a)は図1のX−X’断面図、図2(b)は図1のY−Y’断面図である。図1および図2では簡略化のために、第1配線層以下の記載を省略しているが、第1配線層からビア等を経由してトランジスタのソースやウエル、ダイオード、容量素子等に対して給電する構造を有している。以下の半導体装置の構成図についても同様である。
図1および図2に示す半導体装置100では、基板に、複数のスタンダードセルが図面横方向(第1方向)に並ぶスタンダードセル列(セル列a〜g)が、図面縦方向(第2方向)に複数列配置されている。図3はスタンダードセルの構成の概略を示す。図3に示す2個のスタンダードセルはセル列a,bにそれぞれ含まれており、PMOSが形成されるN型ウエル領域とNMOSが形成されるP型ウエル領域とをそれぞれ有している。なお図3では、スタンダードセルはPMOSとNMOSを1個ずつ有する構成としているが、実際のスタンダードセルは様々な内部構成を有している。
半導体装置100は、基板上に7層以上の配線層を有している。図2の構成では、基板側から順に積層するように、第1〜第7配線層が形成されている。第1配線層における信号配線は、主にスタンダードセル内の素子間接続に使用されており、第2〜第7配線層の信号配線は、主にスタンダードセル間の接続に使用されている。また、第2、第4および第6配線層の優先配線方向は図面横方向であり、第3、第5および第7配線層の優先配線方向は図面縦方向である。
なお、本実施形態および以下の各実施形態において、配線層とは、信号配線を配置可能である配線層のことをいうものとし、信号配線を配置できない配線層は含まないものとする。
第1配線層には、スタンダードセル列間に配置された、電源電位配線101a,101b,101c,101dおよび基板電位配線102a,102b,102c,102dが形成されている。電源電位配線101a,101b,101c,101dは接続されたスタンダードセル列に電源電位を与え、基板電位配線102a,102b,102c,102dは接続されたスタンダードセル列に基板電位を与える。
第3配線層には、電源電位を供給するための電源ストラップ配線103a,103bおよび基板電位を供給するための電源ストラップ配線104a,104bが、図面縦方向に延びるように、平行配置されている。そして、電源ストラップ配線103a,103bと電源電位配線101a,101b,101c,101dとは、下方ビア部としての下方スタックビア111を介して接続されている。同様に、電源ストラップ配線104a,104bと基板電位配線102a,102b,102c,102dとは、下方ビア部としての下方スタックビア112を介して接続されている。ここで、下方スタックビア111,112は、第1配線層−第2配線層間、第2配線層−第3配線層間のビアと、第2配線層の短配線とから構成されている。
また、電源ストラップ配線103a,103bは、第7配線層の上方に形成された電源電位が給電される電位給電部(図示せず)と、上方ビア部としての上方スタックビア113を介して接続されている。同様に、電源ストラップ配線104a,104bは、第7配線層の上方に形成された基板電位が給電される電位給電部(図示せず)と、上方ビア部としての上方スタックビア114を介して接続されている。ここで、上方スタックビア113,114は、第3配線層−第4配線層間、第4配線層−第5配線層間、第5配線層−第6配線層間、第6配線層−第7配線層間のビアと、第4配線層、第5配線層、第6配線層、第7配線層の短配線とから構成されている。
ここで、図2(b)に示すように、下方スタックビア112は間隔1Aでほぼ規則的に配置されており、上方スタックビア114は間隔1Bでほぼ規則的に配置されている。間隔1Aは図3に示すスタンダードセル2個分の高さAとほぼ等しい。そして、間隔1Bは間隔1Aよりも広く、ここでは間隔1Aのおよそ3倍になっている。すなわち、上方スタックビア114は、図1の図面縦方向(第2方向)における配置密度が、下方スタックビア112よりも低い。上方スタックビア113と下方スタックビア111との関係も同様である。なお、1Lは第5配線層で信号配線リソースとして利用可能な範囲、1Sは上方スタックビア114から範囲1Lまでの距離である。
本実施形態に係る半導体装置100では、7層以上の配線層において、電源ストラップ配線が第3配線層に形成されている。すなわち、本実施形態における電源配線構造は、電源ストラップ配線からスタンダードセル列までは3層の配線層、電源ストラップ配線から上は4層以上の配線層で構成されている。この構成により、電源ストラップ配線からスタンダードセル列までの下方スタックビアの個数を削減することができるので、信号配線リソースの低下を抑制することができる。
また、電源ストラップ配線が形成された第3配線層より下層には、図面縦方向を優先配線方向とする配線層を設けていないため、下方スタックビアの設置による信号配線リソースの低下の影響は限定的である。
さらに、本実施形態における電源配線構造では、電源ストラップ配線が形成された第3配線層より上層の配線層において、配線方向が電源配線の配置方向によって制限されない。このため、第3配線層より上層の配線層に関して、必要に応じて優先配線方向を自由に設定できる。
図12は比較例としての半導体装置の構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のX−X’の断面図、(c)は(a)のY−Y’の断面図である。図12の半導体装置は5層の配線層を有しており、最上位の第5配線層に電源ストラップ配線603,604が形成されている。そして、電源ストラップ配線603は第1配線層に形成された電源電位配線601a,601b,601cとスタックビアを介して接続されており、電源ストラップ配線604は第1配線層に形成された基板電位配線602a,602b,602cとスタックビアを介して接続されている。また、図12(c)において、6Aはスタックビア同士の間隔、6Lはスタックビア間で信号配線を配置可能な範囲、6Sはスタックビアから範囲6Lまでの距離である。
一般的なスタンダードセル方式の半導体装置では、間隔6Aは、スタンダードセルの高さの約2倍弱であり、信号配線を配置可能な範囲6Lは非常に狭い。すなわち、電源ストラップ配線が延びる方向と優先配線方向が同一である配線層、例えば第3の配線層では、スタックビアが配線方向を塞いでいる構造になっている。このため、信号配線としての利用率が大幅に低下し、実効的な信号配線リソースが大幅に低下する。
これに対して本実施形態では、電源ストラップ配線より下層の配線層において、下方スタックビアが配線方向を塞ぐという問題は基本的に生じない。また、電源ストラップ配線より上層の配線層では、上方スタックビアの配置密度が低くなっているため、信号配線リソースの低下は大きく抑制される。
また上述の比較例では、電源ストラップ配線の間隔が十分に広い場合は、スタックビアが配線方向を塞ぐことによる信号配線リソースの低下はさほど大きくないが、電源ストラップ配線の間隔が狭いと、信号配線リソースは大きく低下する。すなわち、本実施形態の効果は、電源ストラップ配線の間隔が狭くなるにつれて、より顕著に得られる。例えば、電源ストラップ配線の間隔が20μm以下であるとき、本実施形態の効果は大きい。
次に、電源電圧の降下特性について図13を用いて説明する。図13は5層の配線層を有する半導体装置における電源配線構造の合成抵抗の算出モデルを示す。(a)は第3配線層に電源ストラップ配線を構成した場合、(b)は第5配線層に電源ストラップ配線を構成した場合である。Rm1,Rm3,Rm5はそれぞれ、第1配線層、第3配線層、第5配線層の抵抗値であり、Rv1,Rv2,Rv3,Rv4はそれぞれ、第1配線層−第2配線層間、第2配線層−第3配線層間、第3配線層−第4配線層間、および第4配線層−第5配線層間を接続するビアの抵抗値である。また、Sm3は電位給電部から第3配線層に構成された電源ストラップ配線に給電する間隔であり、Sm5は電位給電部から第5配線層に構成された電源ストラップ配線に給電する間隔である。
(a)の場合の合成抵抗Zm3と(b)の場合の合成抵抗Zm5は、図13に示す式で表される。図13に示す式から分かるとおり、給電間隔Sm3と給電間隔Sm5が等しく、かつ、配線抵抗Rm3と配線抵抗Rm5が等しいとすると、合成抵抗Zm3は合成抵抗Zm5よりも(Rv3+Rv4)だけ小さくなる。すなわち、第5配線層に電源ストラップ配線を構成するよりも、第3配線層に電源ストラップ配線を構成する方が、電源配線構造の合成抵抗が小さくなる。
また、合成抵抗Zm3の値を合成抵抗Zm5と同程度まで許容するものとすると、配線抵抗Rm3を(Rm5+Rv3+Rv4)まで高めることができる。すなわち、給電間隔Sm3を給電間隔Sm5よりも拡げることが可能になる。すなわち、本実施形態に係る半導体装置のように、電源配線構造の合成抵抗を大きくすることなく、上方スタックビアの配置間隔を拡大することができる。これにより、電源電圧の電圧降下を抑制しつつ、信号配線リソース数の低下を抑制することができる。
すなわち本実施形態によると、第1配線層に電源電位配線および基板電位配線が形成されており、配線層全体の真ん中より下層側の第3配線層に、電源ストラップ配線が形成されている。そして、電源ストラップ配線と電位給電部とを接続する上方ビア部は、電源ストラップ配線と電源電位配線および基板電位配線とを接続する下方ビア部よりも、電源ストラップ配線が延びる方向における配置密度が低くなっている。この構成により、電源配線構造における合成抵抗の値を大きくすることなく、ビア部の個数を削減することが可能になる。したがって、電源電圧の電圧降下を抑制しつつ、信号配線線リソースを大きく確保可能な電源配線構造を実現することができる。
(第2の実施形態)
図4は第2の実施形態に係る半導体装置の構成を示す平面図(レイアウトパターンの簡略図)であり、図5(a)は図4のX−X’断面図、図5(b)は図4のY−Y’断面図である。図4および図5に示す半導体装置200では、基板に、複数のスタンダードセルが図面横方向(第1方向)に並ぶスタンダードセル列(セル列a〜g)が、図面縦方向(第2方向)に複数列配置されている。
半導体装置200は、基板上に9層以上の配線層を有している。図5の構成では、基板側から順に積層するように、第1〜第9配線層が形成されている。第1配線層における信号配線は、主にスタンダードセル内の素子間接続に使用されており、第2〜第9配線層の信号配線は、主にスタンダードセル間の接続に使用されている。また、第3、第5、第7および第9配線層の優先配線方向は図面横方向であり、第2、第4、第6および第8配線層の優先配線方向は図面縦方向である。
第1配線層には、スタンダードセル列間に配置された、電源電位配線201a,201b,201c,201dおよび基板電位配線202a,202b,202c,202dが形成されている。電源電位配線201a,201b,201c,201dは接続されたスタンダードセル列に電源電位を与え、基板電位配線202a,202b,202c,202dは接続されたスタンダードセル列に基板電位を与える。
第4配線層には、電源電位を供給するための電源ストラップ配線203a,203bおよび基板電位を供給するための電源ストラップ配線204a,204bが、図面縦方向に延びるように、平行配置されている。そして、電源ストラップ配線203a,203bと電源電位配線201a,201b,201c,201dとは、下方ビア部としての下方スタックビア211を介して接続されている。同様に、電源ストラップ配線204a,204bと基板電位配線202a,202b,202c,202dとは、下方ビア部としての下方スタックビア212を介して接続されている。ここで、下方スタックビア211,212は、第1配線層−第2配線層間、第2配線層−第3配線層間、第3配線層−第4配線層間のビアと、第2配線層、第3配線層の短配線とから構成されている。
また、電源ストラップ配線203a,203bは、第9配線層の上方に形成された電源電位が給電される電位給電部(図示せず)と、上方ビア部としての上方スタックビア213を介して接続されている。同様に、電源ストラップ配線204a,204bは、第9配線層の上方に形成された基板電位が給電される電位給電部(図示せず)と、上方ビア部としての上方スタックビア214を介して接続されている。ここで、上方スタックビア213,214は、第4配線層−第5配線層間、第5配線層−第6配線層間、第6配線層−第7配線層間、第7配線層−第8配線層間、第8配線層−第9配線層間のビアと、第5配線層、第6配線層、第7配線層、第8配線層、第9配線層の短配線とから構成されている。
ここで、図5(b)に示すように、下方スタックビア212は間隔2Aでほぼ規則的に配置されており、上方スタックビア214は間隔2Bでほぼ規則的に配置されている。間隔2Aは図3に示すスタンダードセル2個分の高さAとほぼ等しい。そして、間隔2Bは間隔2Aよりも広く、ここでは間隔2Aのおよそ3倍になっている。すなわち、上方スタックビア214は、図4の図面縦方向(第2方向)における配置密度が、下方スタックビア212よりも低い。上方スタックビア213と下方スタックビア211との関係も同様である。なお、2Lは第6配線層で信号配線リソースとして利用可能な範囲、2Sは上方スタックビア214から範囲2Lまでの距離である。
本実施形態に係る半導体装置200では、9層以上の配線層において、電源ストラップ配線が第4配線層に形成されている。すなわち、本実施形態における電源配線構造は、電源ストラップ配線からスタンダードセル列までは4層の配線層、電源ストラップ配線から上は5層以上の配線層で構成されている。この構成により、電源ストラップ配線からスタンダードセル列までの下方スタックビアの個数を削減することができるので、信号配線リソースの低下を抑制することができる。
さらに、本実施形態における電源配線構造では、電源ストラップ配線が形成された第4配線層より上層の配線層において、配線方向が電源配線の配置方向によって制限されない。このため、第4配線層より上層の配線層に関して、必要に応じて優先配線方向を自由に設定できる。
すなわち本実施形態によると、第1配線層に電源電位配線および基板電位配線が形成されており、配線層全体の真ん中より下層側の第4配線層に、電源ストラップ配線が形成されている。そして、電源ストラップ配線と電位給電部とを接続する上方ビア部は、電源ストラップ配線と電源電位配線および基板電位配線とを接続する下方ビア部よりも、電源ストラップ配線が延びる方向における配置密度が低くなっている。この構成により、電源配線構造における合成抵抗の値を大きくすることなく、ビア部の個数を削減することが可能になる。したがって、電源電圧の電圧降下を抑制しつつ、信号配線リソースを大きく確保可能な電源配線構造を実現することができる。
(第3の実施形態)
図6は第3の実施形態に係る半導体装置の構成を示す平面図(レイアウトパターンの簡略図)であり、図7(a)は図6のX−X’断面図、図7(b)は図6のY−Y’断面図である。図6および図7に示す半導体装置300は、基板に、複数のスタンダードセルが図面横方向(第1方向)に並ぶスタンダードセル列(セル列a〜g)が、図面縦方向(第2方向)に複数列配置されている。
半導体装置300は、基板上に5層以上の配線層を有している。図7の構成では、基板側から順に積層するように、第1〜第5配線層が形成されている。第1配線層における信号配線は、主にスタンダードセル内の素子間接続で使用されており、第2〜第5配線層の信号配線は、主にスタンダードセル間の接続に使用されている。また、第3および第5配線層の優先配線方向は図面横方向であり、第2および第4配線層の優先配線方向は図面縦方向である。
第1配線層には、スタンダードセル列間に配置された、電源電位配線301a,301b,301c,301dおよび基板電位配線302a,302b,302c,302dが形成されている。電源電位配線301a,301b,301c,301dは接続されたスタンダードセル列に電源電位を与え、基板電位配線302a,302b,302c,302dは接続されたスタンダードセル列に基板電位を与える。
第2配線層には、電源電位を供給するための電源ストラップ配線303a,303bおよび基板電位を供給するための電源ストラップ配線304a,304bが、図面縦方向に延びるように、平行配置されている。そして、電源ストラップ配線303a,303bと電源電位配線301a,301b,301c,301dとは、下方ビア部としての下方ビア311を介して接続されている。同様に、電源ストラップ配線304a,304bと基板電位配線302a,302b,302c,302dとは、下方ビア部としての下方ビア312を介して接続されている。ここで、下方ビア311,312は、第1配線層−第2配線層間のビアである。
また、電源ストラップ配線303a,303bは、第5配線層の上方に形成された電源電位が給電される電位給電部(図示せず)と、上方ビア部としての上方スタックビア313を介して接続されている。同様に、電源ストラップ配線304a,304bは、第5配線層の上方に形成された基板電位が給電される電位給電部(図示せず)と、上方ビア部としての上方スタックビア314を介して接続されている。ここで、上方スタックビア313,314は、第2配線層−第3配線層間、第3配線層−第4配線層間、第4配線層−第5配線層間のビアと、第3配線層、第4配線層、第5配線層の短配線とから構成されている。
ここで、図7(b)に示すように、下方ビア312は間隔3Aでほぼ規則的に配置されており、上方スタックビア314は間隔3Bでほぼ規則的に配置されている。間隔3Aは図3に示すスタンダードセル2個分の高さAとほぼ等しい。そして、間隔3Bは間隔3Aよりも広く、ここでは間隔3Aのおよそ3倍になっている。すなわち、上方スタックビア314は、図6の図面縦方向(第2方向)における配置密度が、下方ビア312よりも低い。上方スタックビア313と下方ビア311との関係も同様である。なお、3Lは第4配線層で信号配線リソースとして利用可能な範囲、3Sは上方スタックビア314から範囲3Lまでの距離である。
本実施形態に係る半導体装置300では、5層以上の配線層において、電源ストラップ配線が第2配線層に形成されている。すなわち、本実施形態における電源配線構造は、電源ストラップ配線からスタンダードセル列までは2層の配線層、電源ストラップ配線から上は3層以上の配線層で構成されている。この構成により、電源ストラップ配線からスタンダードセル列までの下方ビアの個数を削減することができるので、信号配線リソースの低下を抑制することができる。
また、本実施形態における電源配線構造では、電源ストラップ配線が形成された第2配線層より上層の配線層において、配線方向が電源配線の配置方向によって制限されない。このため、第2配線層より上層の配線層に関して、必要に応じて優先配線方向を自由に設定できる。
すなわち本実施形態によると、第1配線層に電源電位配線および基板電位配線が形成されており、配線層全体の真ん中より下層側の第2配線層に、電源ストラップ配線が形成されている。そして、電源ストラップ配線と電位給電部とを接続する上方ビア部は、電源ストラップ配線と電源電位配線および基板電位配線とを接続する下方ビア部よりも、電源ストラップ配線が延びる方向における配置密度が低くなっている。この構成により、電源配線構造における合成抵抗の値を大きくすることなく、ビア部の個数を削減することが可能になる。したがって、電源電圧の電圧降下を抑制しつつ、信号配線リソースを大きく確保可能な電源配線構造を実現することができる。
なお、第1〜第3の実施形態において、上方ビア部の配置密度は下方ビア部の1/3程度になっているが、これに限られるものではない。例えば、上方ビア部の配置密度が下方ビア部の1/2以下であれば、十分な効果が得られる。
なお、第1〜第3の実施形態において、上方ビア部は、基板面に垂直方向に見て、下方ビア部と重なる位置に配置されているが、これに限られるものではない。
なお、第1〜第3の実施形態では、隣接するスタンダードセル列同士で電源電位配線または基板電位配線を共有する構造としているが、スタンダードセル列毎に、電源電位配線および基板電位配線を有する構造としてもよい。また、電源電位配線および基板電位配線が、スタンダードセル列上に配置されている構造であってもよい。
また、第1〜第3の実施形態において、電源電位配線および基板電位配線が形成された第1配線層と基板との間に、他の配線層が設けられていてもよい。また、第1の実施形態において第7配線層の上に、第2の実施形態において第9配線層の上に、第3の実施形態において第5配線層の上に、さらに他の配線層が設けられていてもよい。
また、第1〜第3の実施形態において、電源ストラップ配線の配線幅は、通常は、実使用領域(電源供給に実質的に寄与している領域)において、当該配線層すなわち、第3配線層、第4配線層または第2配線層の、最小配線幅の5倍以内になる。
(第4の実施形態)
図8は第4の実施形態に係る半導体装置の構成を示す平面図(レイアウトパターンの簡略図)であり、図9(a)は図8のX−X’断面図、図9(b)は図8のY−Y’断面図である。図8および図9に示す半導体装置400では、基板に、複数のスタンダードセルが図面横方向(第1方向)に並ぶスタンダードセル列(セル列a〜g)が、図面縦方向(第2方向)に複数列配置されている。
半導体装置400は、基板上に3層以上の配線層を有している。図9の構成では、基板側から順に積層するように、第1〜第3配線層が形成されている。第1配線層における信号配線は、主にスタンダードセル内の素子間接続に使用されており、第2および第3配線層の信号配線は、主にスタンダードセル間の接続に使用されている。
第1配線層には、スタンダードセル列間に配置された、電源電位配線401a,401b,401c,401dおよび基板電位配線402a,402b,402c,402dが形成されている。電源電位配線401a,401b,401c,401dは接続されたスタンダードセル列に電源電位を与え、基板電位配線402a,402b,402c,402dは接続されたスタンダードセル列に基板電位を与える。
また、第1配線層には、電源電位を供給するための電源ストラップ配線403a,403bおよび基板電位を供給するための電源ストラップ配線404a,404bが、図面縦方向に延びるように、平行配置されている。電源ストラップ配線403a,403bと電源電位配線401a,401b,401c,401dとは接続され、一体化している。同様に、電源ストラップ配線404a,404bと基板電位配線402a,402b,402c,402dとは接続され、一体化している。
また、電源ストラップ配線403a,403bは、第3配線層の上方に形成された電源電位が給電される電位給電部(図示せず)と、上方ビア部としての上方スタックビア413を介して接続されている。同様に、電源ストラップ配線404a,404bは、第3配線層の上方に形成された基板電位が給電される電位給電部(図示せず)と、上方ビア部としての上方スタックビア414を介して接続されている。ここで、上方スタックビア413,414は、第1配線層−第2配線層間、第2配線層−第3配線層間のビアと、第2配線層および第3配線層の短配線とから構成されている。
ここで、図9(b)に示すように、上方スタックビア414は間隔4Bでほぼ規則的に配置されている。上方スタックビア413も同様に配置されている。なお、4Lは第3配線層で信号配線リソースとして利用可能な範囲、4Sは上方スタックビア414から範囲4Lまでの距離である。
本実施形態に係る半導体装置400では、3層以上の配線層において、電源ストラップ配線が第1配線層に形成されている。すなわち、本実施形態における電源配線構造は、電源ストラップ配線からスタンダードセル列までは1層の配線層、電源ストラップ配線から上は2層以上の配線層で構成されている。この構成により、電源ストラップ配線からスタンダードセル列までの下方スタックビアが不要になるので、信号配線リソースの低下を抑制することができる。
また、本実施形態における電源配線構造では、電源ストラップ配線が形成された第1配線層より上層の配線層において、配線方向が電源配線の配置方向によって制限されない。このため、第1配線層より上層の配線層に関して、必要に応じて優先配線方向を自由に設定できる。
すなわち本実施形態によると、第1配線層に、電源電位配線および基板電位配線と、電源ストラップ配線とが形成されている。そして、電源ストラップ配線と電位給電部とを接続する上方ビア部が形成されている。この構成により、電源配線構造における合成抵抗の値を大きくすることなく、上方ビア部の個数を削減することが可能になる。したがって、電源電圧の電圧降下を抑制しつつ、信号配線リソースを大きく確保可能な電源配線構造を実現することができる。
なお、本実施形態では、隣接するスタンダードセル列同士で電源電位配線または基板電位配線を共有する構造としているが、スタンダードセル列毎に、電源電位配線および基板電位配線を有する構造としてもよい。また、電源電位配線および基板電位配線が、スタンダードセル列上に配置されている構造であってもよい。
また、本実施形態において、電源電位配線および基板電位配線が形成された第1配線層と基板との間に、他の配線層が設けられていてもよい。また、第3配線層の上に、さらに他の配線層が設けられていてもよい。
また、本実施形態において、電源ストラップ配線の配線幅は、通常は、実使用領域(電源供給に実質的に寄与している領域)において、当該配線層すなわち第1配線層の最小配線幅の5倍以内になる。
(第5の実施形態)
図10は第5の実施形態に係る半導体装置の構成を示す平面図(レイアウトパターンの簡略図)であり、図11(a)は図10のX−X’断面図、図11(b)は図10のY−Y’断面図である。図10および図11に示す半導体装置500は、基板に、複数のスタンダードセルが図面横方向(第1方向)に並ぶスタンダードセル列(セル列a〜g)が、図面縦方向(第2方向)に複数列配置されている。
半導体装置500は、基板上に5層以上の配線層を有している。図11の構成では、基板側から順に積層するよように、第1〜第5配線層が形成されている。第1の配線層における信号配線は、主にスタンダードセル内の素子間接続で使用されており、第2〜第5配線層の信号配線は、主にスタンダードセル間の接続に使用されている。また、第2および第4配線層の優先配線方向は図面横方向であり、第3および第5配線層の優先配線方向は図面縦方向である。
第2配線層には、スタンダードセル列上に配置された、電源電位配線501a,501b,501c,501d,501e,501f,501g,501hおよび基板電位配線502a,502b,502c,502d,502e,502f,502g,502hが形成されている。電源電位配線501a,501b,501c,501d,501e,501f,501g,501hは接続されたスタンダードセル列に電源電位を与え、基板電位配線502a,502b,502c,502d,502e,502f,502g,502hは接続されたスタンダードセル列に基板電位を与える。
第1配線層には、電源電位を供給するための電源ストラップ配線503a,503bおよび基板電位を供給するための電源ストラップ配線504a,504bが、図面縦方向に延びるように、平行配置されている。そして、電源ストラップ配線503a,503bと電源電位配線501a,501b,501c,501d,501e,501f,501g,501hとは、下方ビア部としての下方ビア511を介して接続されている。同様に、電源ストラップ配線504a,504bと基板電位配線502a,502b,502c,502d,502e,502f,502g,502hとは、下方ビア部としての下方ビア512を介して接続されている。ここで、下方ビア511,512は、第1配線層−第2配線層間のビアからなる。
また、電源電位配線501a,501b,501c,501d,501e,501f,501g,501hは、第5配線層の上方に形成された電源電位が給電される電位給電部(図示せず)と、上方ビア部としての上方スタックビア513を介して接続されている。また、同様に、基板電位配線502a,502b,502c,502d,502e,502f,502g,502hは、第5配線層の上方に形成された基板電位が給電される電位給電部(図示せず)と、上方ビア部としての上方スタックビア514を介して接続されている。ここで、上方スタックビア513,514は、第2配線層−第3配線層間、第3配線層−第4配線層間、第4配線層−第5配線層間のビアと、第3配線層、第4配線層、第5配線層の短配線とから構成されている。
ここで、図11(b)に示すように、下方ビア512は間隔5Aでほぼ規則的に配置されており、上方スタックビア514は間隔5Bでほぼ規則的に配置されている。間隔5Aは図3に示すスタンダードセル2個分の高さAとほぼ等しい。そして、間隔5Bは間隔5Aよりも広く、ここでは間隔5Aのおよそ3倍になっている。すなわち、上方スタックビア514は、図10の図面縦方向(第2方向)における配置密度が、下方ビア512よりも低い。上方スタックビア513と下方ビア511との関係も同様である。なお、5Lは第4配線層で信号配線リソースとして利用可能な範囲、5Sは上方スタックビア514から範囲5Lまでの距離である。
本実施形態に係る半導体装置500では、5層以上の配線層において、電源ストラップ配線が第1配線層に形成されており、電源電位配線と基板電位配線が第2配線層に形成されている。すなわち、本実施形態に係る電源配線構造は、電源ストラップ配線からスタンダードセル列までは2層の配線層、その上は3層以上の配線層で構成されている。この構成により、電源ストラップ配線からスタンダードセル列までの下方スタックビアの個数を削減することができるので、信号配線リソースの低下を抑制することができる。
また、本実施形態における電源配線構造では、電源電位配線と基板電位配線が形成された第2配線層より上層の配線層において、配線方向が電源配線の配置方向によって制限されない。このため、第2配線層より上層の配線層に関して、必要に応じて優先配線方向を自由に設定できる。
すなわち本実施形態によると、第2配線層に、電源電位配線および基板電位配線が形成されており、その下の第1配線層に、電源ストラップ配線が形成されている。そして、電源電位配線および基板電位配線と電位給電部とを接続する上方ビア部は、電源ストラップ配線と電源電位配線および基板電位配線とを接続する下方ビア部よりも、電源ストラップ配線が延びる方向における配置密度が低くなっている。この構成により、電源配線構造における合成抵抗の値を大きくすることなく、ビア部の個数を削減することが可能になる。したがって、電源電圧の電圧降下を抑制しつつ、信号配線リソースを大きく確保可能な電源配線構造を実現することができる。
なお、本実施形態において、上方ビア部の配置密度は下方ビア部の1/3程度になっているが、これに限られるものではない。例えば、上方ビア部の配置密度が下方ビア部の1/2以下であれば、十分な効果が得られる。
なお、本実施形態において、上方ビア部は、基板面に垂直方向に見て、下方ビア部と重なる位置に配置されているが、これに限られるものではない。
なお、本実施形態では、スタンダードセル列毎に、電源電位配線および基板電位配線を有する構造としているが、隣接するスタンダードセル列同士で電源電位配線または基板電位配線を共有する構造としてもよい。また、電源電位配線および基板電位配線が、スタンダードセル列間に配置された構造であってもよい。
また、本実施形態において、電源ストラップ配線が形成された第1配線層と基板との間に、他の配線層が設けられていてもよい。また、第5配線層の上に、さらに他の配線層が設けられていてもよい。
また、本実施形態において、電源ストラップ配線の配線幅は、通常は、実使用領域(電源供給に実質的に寄与している領域)において、当該配線層すなわち第1配線層の最小配線幅の5倍以内になる。
また、上述の各実施形態において、ビア部の各階層でビアを2個ずつ設置しているが、1個以上のビアが設置されていればよい。また、各配線層の上下に設置されたビアの配置位置は、上下方向で完全に一致している必要はなく、電位給電部に電気的に接続されていればよい。
また、上述の各実施形態において、電源電位を供給するための上方ビア部と基板電位を供給するための下方ビア部とは、同じスタンダードセル列上に配置されているが、これに限られるものではない。
本発明の半導体装置では、電源電圧の電圧降下を抑制しつつ、信号配線リソースをより多く確保できるので、例えば、LSIについて、安定動作を維持しつつ小型化を図るのに有用である。
100 半導体装置
101a〜101d 電源電位配線
102a〜102d 基板電位配線
103a,103b,104a,104b 電源ストラップ配線
111,112 下方スタックビア(下方ビア部)
113,114 上方スタックビア(上方ビア部)
200 半導体装置
201a〜201d 電源電位配線
202a〜202d 基板電位配線
203a,203b,204a,204b 電源ストラップ配線
211,212 下方スタックビア(下方ビア部)
213,214 上方スタックビア(上方ビア部)
300 半導体装置
301a〜301d 電源電位配線
302a〜302d 基板電位配線
303a,303b,304a,304b 電源ストラップ配線
311,312 下方ビア(下方ビア部)
313,314 上方スタックビア(上方ビア部)
400 半導体装置
401a〜401d 電源電位配線
402a〜402d 基板電位配線
403a,403b,404a,404b 電源ストラップ配線
413,414 上方スタックビア(上方ビア部)
500 半導体装置
501a〜501h 電源電位配線
502a〜502h 基板電位配線
503a,503b,504a,504b 電源ストラップ配線
511,512 下方ビア(下方ビア部)
513,514 上方スタックビア(上方ビア部)

Claims (12)

  1. 複数のスタンダードセルが第1方向に並ぶスタンダードセル列が、前記第1方向に直交する第2方向に複数列、配置されている、基板と、
    前記基板上に、前記基板側から順に積層するように形成されており、信号配線を配置可能である第1〜第n配線層(nは5以上の整数)と、
    第1配線層に形成されており、前記スタンダードセル列間、または、前記スタンダードセル列上に配置された電源電位配線および基板電位配線と、
    第m配線層(1<m<n/2)に形成されており、前記第2方向に延びる電源ストラップ配線と、
    前記電源ストラップ配線と前記電源電位配線および前記基板電位配線とを接続する下方ビア部と、
    前記電源ストラップ配線と、第n配線層の上方に形成された電位給電部とを接続する上方ビア部とを備え、
    前記上方ビア部は、前記第2方向における配置密度が、前記下方ビア部よりも低い
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記上方ビア部の前記第2方向における配置密度は、前記下方ビア部の1/2以下である
    ことを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記上方ビア部は、基板面に垂直方向に見て、前記下方ビア部と重なる位置に、配置されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1記載の半導体装置において、
    m=3,n≧7である
    ことを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1記載の半導体装置において、
    m=4,n≧9である
    ことを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項1記載の半導体装置において、
    m=2,n≧5である
    ことを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記電源ストラップ配線は、複数本、前記第1方向に並べて配置されており、
    前記電源ストラップ配線の間隔は、20μm以下である
    ことを特徴とする半導体装置。
  8. 複数のスタンダードセルが第1方向に並ぶスタンダードセル列が、前記第1方向に直交する第2方向に複数列、配置されている、基板と、
    前記基板上に、前記基板側から順に積層するように形成されており、信号配線を配置可能である第1〜第n配線層(nは3以上の整数)と、
    第1配線層に形成されており、前記スタンダードセル列間、または、前記スタンダードセル列上に配置された電源電位配線および基板電位配線と、
    第1配線層に形成されており、前記第2方向に延び、前記電源電位配線または前記基板電位配線と接続された電源ストラップ配線と、
    前記電源ストラップ配線と、第n配線層の上方に形成された電位給電部とを接続する上方ビア部とを備えている
    ことを特徴とする半導体装置。
  9. 複数のスタンダードセルが第1方向に並ぶスタンダードセル列が、前記第1方向に直交する第2方向に複数列、配置されている、基板と、
    前記基板上に、前記基板側から順に積層するように形成されており、信号配線を配置可能である第1〜第n配線層(nは5以上の整数)と、
    第2配線層に形成されており、前記スタンダードセル列間、または、前記スタンダードセル列上に配置された電源電位配線および基板電位配線と、
    第1配線層に形成されており、前記第2方向に延びる電源ストラップ配線と、
    前記電源ストラップ配線と前記電源電位配線および前記基板電位配線とを接続する下方ビア部と、
    前記電源電位配線および前記基板電位配線と、第n配線層の上方に形成された電位給電部とを接続する上方ビア部とを備え、
    前記上方ビア部は、前記第2方向における配置密度が、前記下方ビア部よりも低い
    ことを特徴とする半導体装置。
  10. 請求項9記載の半導体装置において、
    前記上方ビア部の前記第2方向における配置密度は、前記下方ビア部の1/2以下である
    ことを特徴とする半導体装置。
  11. 請求項9記載の半導体装置において、
    前記上方ビア部は、基板面に垂直方向に見て、前記下方ビア部と重なる位置に、配置されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  12. 請求項1,8または9記載の半導体装置において、
    前記電源ストラップ配線の配線幅は、実使用領域において、当該配線層における最小配線幅の5倍以内である
    ことを特徴とする半導体装置。
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