JP2011203688A - 現像剤回収装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像剤保持部材から回収部材が離れるときの現像剤回収手段から現像剤保持部材への現像剤の飛散を抑えることができる現像剤回収装置を得る。
【解決手段】クリーニング装置100は、筐体102と、クリーニングブレード106と、シール部材108と、筐体102内で吸気を行う吸引ユニット110と、筐体102内に取り付けられたフィルタ112と、クリーニングブレード106及びシール部材108を中間転写ベルト68の外周面に接触又は外周面から離れさせるリトラクト機構部130とを有している。ここで、フィルタ112が斜め配置されて設置面積が広がっていることにより、フィルタ112の目詰まりが抑制される。これにより、吸引ユニット110によるトナーの吸引力の低下を抑えられ、クリーニング装置100から中間転写ベルト68へのトナーの飛散を抑えることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、現像剤回収装置及び画像形成装置に関する。
特許文献1は、クリーニングユニットにファンとフィルタを設けて吸引を行っている。
特許文献2は、クリーナユニット内に吸引手段を設けて吸引を行っている。
特開平06−324611号公報 特開2002−278312号公報
本発明は、現像剤保持部材から回収部材が離れるときの現像剤回収手段から現像剤保持部材への現像剤の飛散を抑えることができる現像剤回収装置及び画像形成装置を得ることを目的とする。
本発明の請求項1に係る現像剤回収装置は、周回しながら現像剤を保持すると共に搬送する現像剤保持部材と対向配置される開口部が該現像剤保持部材の搬送方向と直交する方向に沿って長く形成された筐体と、前記現像剤保持部材と接触するように前記開口部における前記搬送方向の下流側の縁部に沿って設けられ、前記現像剤保持部材の外周面から現像剤を剥離して前記筐体内に回収する回収部材と、前記開口部における前記搬送方向の上流側の縁部に沿って前記現像剤保持部材と接触するように設けられ、前記筐体と前記現像剤保持部材との隙間を密閉する密閉部材と、前記現像剤保持部材に接触させる位置又は前記現像剤保持部材から離れた位置の間で前記回収部材及び前記密閉部材を移動させる移動手段と、前記現像剤保持部材から剥離された現像剤を前記筐体内へ吸引する吸引手段と、前記開口部の長手方向に沿って長く、且つ前記筐体内における前記開口部と前記吸引手段の間で下部が上部よりも前記開口部から離れるように斜めに設けられたフィルタと、を有する。
本発明の請求項2に係る現像剤回収装置は、前記筐体内の前記開口部と前記フィルタの間には前記筐体の底壁に立てられた仕切壁が設けられている。
本発明の請求項3に係る現像剤回収装置は、前記回収部材及び前記密閉部材が前記現像剤保持部材から離れた状態で、前記密閉部材の上端が前記仕切壁の上端よりも上側に配置されている。
本発明の請求項4に係る現像剤回収装置は、前記吸引手段は、前記仕切壁の上端よりも下側で吸引を行うように配置されている。
本発明の請求項5に係る現像剤回収装置は、前記回収部材は前記密閉部材よりも上方に配置され、前記移動手段は、前記回収部材の下端位置が前記現像剤保持部材に接触させるときよりも前記現像剤保持部材から離すときに下側に位置するように前記回収部材を前記現像剤保持部材から離す。
本発明の請求項6に係る現像剤回収装置は、前記回収部材及び前記密閉部材が前記現像剤保持部材から離れた状態で、前記回収部材の下端よりもフィルタの上端の方が上側に配置されている。
本発明の請求項7に係る画像形成装置は、潜像を保持する潜像保持体と、前記潜像保持体上の潜像を現像剤で現像して現像剤像を形成する現像手段と、前記潜像保持体上の現像剤像が転写されると共に現像剤像を保持する請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の現像剤保持部材と、前記現像剤保持部材上の現像剤像を記録媒体に転写する転写手段と、前記転写手段で転写が行われた後に前記現像剤保持部材上の現像剤を回収する請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の現像剤回収装置と、を有する。
請求項1の発明は、フィルタが垂直に設けられている構成に比べて、現像剤保持部材から回収部材が離れるときの現像剤回収手段から現像剤保持部材への現像剤の飛散を抑えることができる。
請求項2の発明は、開口側に現像剤が戻るのを防ぐことができる。
請求項3の発明は、密閉部材の上端が仕切壁の上端よりも下側に配置されている構成に比べて、フィルタの下部に流れる空気の量を増やすことができる。
請求項4の発明は、吸引手段が仕切壁の上端よりも上側で吸引を行うように配置されている構成に比べて、フィルタの下部に流れる空気の量を増やすことができる。
請求項5の発明は、移動手段が、回収部材を現像剤保持部材に接触させるときよりも、現像剤保持部材から離すときに回収部材の下端位置が上がるように回収部材を現像剤保持部材から離す構成に比べて、フィルタの下部に流れる空気の量を増やすことができる。
請求項6の発明は、回収部材の下端よりもフィルタの上端の方が下側に配置されている構成に比べて、現像剤回収装置を長期間使用することができる。
請求項7の発明は、フィルタが垂直に設けられている構成に比べて、飛散した現像剤による画像の悪化を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成図である。 本発明の実施形態に係る画像形成部の構成図である。 本発明の実施形態に係るクリーニング装置の斜視図である。 本発明の実施形態に係るクリーニング装置のリトラクト機構部を示す斜視図である。 (A)本発明の実施形態に係るクリーニング装置の内部構成を示す斜視図である。(B)本発明の実施形態に係るクリーニング装置の内部構成(中間転写ベルトが接触したとき)を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るクリーニング装置の吸引装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る吸引ダクトの設置状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置のクリーニング装置とは異なる位置に設けられた他の吸引ダクトを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る各吸引ダクトの上流側に設けられた排気部を示す斜視図である。 (A)本発明の実施形態に係るクリーニング装置の内部構成を示す斜視図である。(B)本発明の実施形態に係るクリーニング装置の内部構成(中間転写ベルトが離れたとき)を示す断面図である。 (A)本発明の実施形態に係るクリーニングブレード及びシール部材が中間転写ベルトに接触した状態におけるトナーの回収状態を示す断面図である。(B)本発明の実施形態に係るクリーニングブレード及びシール部材が中間転写ベルトから離れた状態におけるトナーの回収状態を示す断面図である。
本発明の実施形態に係る現像剤回収装置及び画像形成装置の一例について説明する。
図1には、本実施形態の一例としての画像形成装置10が示されている。画像形成装置10は、上下方向(矢印V方向)の下側から上側へ向けて、記録用紙Pが収容される用紙収容部12と、用紙収容部12の上に設けられ用紙収容部12から供給される記録用紙Pに画像形成を行う画像形成部14と、画像形成部14の上に設けられ読取原稿Gを読み取る原稿読取部16と、画像形成部14内に設けられ画像形成装置10の各部の動作を制御する制御部20と、を含んで構成されている。なお、以後の説明では、画像形成装置10の装置本体10Aの上下方向を矢印V方向、水平方向を矢印H方向と記載する。
用紙収容部12は、記録媒体の一例としてのサイズの異なる記録用紙Pが収容される第1収容部22、第2収容部24、及び第3収容部26が設けられている。第1収容部22、第2収容部24、及び第3収容部26には、収容された記録用紙Pを画像形成装置10内に設けられた搬送路28に送り出す送り出しロール32が設けられており、搬送路28における送り出しロール32よりも下流側には、記録用紙Pを一枚ずつ搬送するそれぞれ一対の搬送ロール34及び搬送ロール36が設けられている。また、搬送路28における記録用紙Pの搬送方向で搬送ロール36よりも下流側には、記録用紙Pを一端停止させるとともに、決められたタイミングで後述する二次転写位置へ送り出す位置合せロール38が設けられている。
搬送路28の上流側部分は、画像形成装置10の正面視において、矢印V方向に向けて用紙収容部12の左側から画像形成部14の左側下部まで直線状に設けられている。また、搬送路28の下流側部分は、画像形成部14の左側下部から画像形成部14の右側面に設けられた排紙部15まで設けられている。さらに、搬送路28には、記録用紙Pの両面に画像形成を行うために記録用紙Pが搬送及び反転される両面搬送路29が接続されている。
両面搬送路29は、画像形成装置10の正面視において、搬送路28と両面搬送路29の切り替えが行われる第1切替部材31と、画像形成部14の右側下部から用紙収容部12の右側まで矢印V方向に直線状に設けられた反転部33と、反転部33に搬送された記録用紙Pの後端が進入するとともに矢印H方向に搬送される搬送部37と、反転部33と搬送部37の切り替えが行われる第2切替部材35と、を有している。そして、反転部33には一対の搬送ロール42が間隔をあけて複数箇所に設けられており、搬送部37には一対の搬送ロール44が間隔をあけて複数箇所に設けられている。
第1切替部材31は三角柱状の部材であり、図示しない駆動手段によって先端部が搬送路28又は両面搬送路29のいずれか一方に移動されることで、記録用紙Pの搬送方向を切り替えるようになっている。同様に、第2切替部材35は正面視で三角柱状の部材であり、図示しない駆動手段によって先端部が反転部33又は搬送部37のいずれか一方に移動されることで、記録用紙Pの搬送方向を切り替えるようになっている。なお、搬送部37の下流側端部は、搬送路28の上流側部分にある搬送ロール36の手前側に図示しない案内部材により接続されている。また、画像形成部14の左側面には、折り畳み式の手差給紙部46が設けられており、手差給紙部46から搬送路28の位置合せロール38の手前までが接続されている。
原稿読取部16は、読取原稿Gを1枚ずつ自動で搬送する原稿搬送装置52と、原稿搬送装置52の下側に配置され1枚の読取原稿Gが載せられるプラテンガラス54と、原稿搬送装置52によって搬送された読取原稿G又はプラテンガラス54に載せられた読取原稿Gを読み取る原稿読取装置56とが設けられている。原稿搬送装置52は、一対の搬送ロール53が複数配置された自動搬送路55を有しており、自動搬送路55の一部は記録用紙Pがプラテンガラス54上を通るように配置されている。また、原稿読取装置56は、プラテンガラス54の左端部に静止した状態で原稿搬送装置52によって搬送された読取原稿Gを読み取り、又は矢印H方向に移動しながらプラテンガラス54に載せられた読取原稿Gを読み取るようになっている。
一方、画像形成部14は、装置本体10Aの中央に潜像保持体の一例としての円筒状の感光体62が設けられている。感光体62は、図示しない駆動手段によって矢印+R方向(図示の時計回り方向)に回転すると共に光照射によって形成される静電潜像を保持するようになっている。また、感光体62の上方で且つ感光体62の外周面と対向する位置には、感光体62の表面を帯電するコロトロン方式の帯電部材64が設けられている。
感光体62の回転方向における帯電部材64よりも下流側で且つ感光体62の外周面と対向する位置には、露光装置66が設けられている。露光装置66は、LED(Light Emitting Diode)で構成されており、帯電部材64により帯電した感光体62の外周面に各トナー色に対応した画像信号に基づき、光を照射(露光)して静電潜像を形成するようになっている。なお、露光装置66はLED方式に限らず、例えば、レーザ光をポリゴンミラーで走査するものであってもよい。
感光体62の回転方向で露光装置66の露光光が照射される部位よりも下流側には、感光体62の外周面に形成された静電潜像を決められた色のトナーで現像して可視化させる現像手段の一例としての回転切り替え式の現像装置70が設けられている。なお、現像装置70の詳細については後述する。
感光体62の回転方向で現像装置70よりも下流側であり且つ感光体62の下側には、感光体62の外周面に形成されたトナー画像が転写される現像剤保持部材の一例としての中間転写ベルト68が設けられている。中間転写ベルト68は、無端状であり、制御部20により回転駆動される駆動ロール61、中間転写ベルト68に張力を付与するための張力付与ロール63、中間転写ベルト68の裏面に接触して従動回転する複数の搬送ロール65、及び後述する二次転写位置において中間転写ベルト68の裏面に接触して従動回転する補助ロール69に巻き掛けられている。そして、中間転写ベルト68は、駆動ロール61が回転することにより、矢印−R方向(図示の反時計回り方向)に周回移動するようになっている。
また、中間転写ベルト68を挟んで感光体62の反対側には、感光体62の外周面に形成されたトナー画像を中間転写ベルト68に一次転写させる一次転写ロール67が設けられている。一次転写ロール67は、感光体62と中間転写ベルト68とが接触する位置から中間転写ベルト68の移動方向下流側に離れた位置で、中間転写ベルト68の裏面に接触している。そして、一次転写ロール67は、図示しない電源から通電されることにより、接地されている感光体62との電位差で感光体62のトナー画像を中間転写ベルト68に一次転写するようになっている。
さらに、中間転写ベルト68を挟んで補助ロール69の反対側には、中間転写ベルト68上に一次転写されたトナー画像を記録用紙Pに二次転写させる転写手段の一例としての二次転写ロール71が設けられており、二次転写ロール71と補助ロール69との間が記録用紙Pへトナー画像を転写する二次転写位置とされている。二次転写ロール71は、中間転写ベルト68の表面に接触している。そして、二次転写ロール71は、図示しない電源から通電されることにより、接地されている補助ロール69との電位差で中間転写ベルト68のトナー画像を記録用紙Pに二次転写するようになっている。
また、中間転写ベルト68を挟んで駆動ロール61の反対側には、中間転写ベルト68の二次転写後の残留トナーを回収する現像剤回収装置の一例としてのクリーニング装置100が設けられている。なお、クリーニング装置100の詳細については後述する。さらに、中間転写ベルト68の周囲で張力付与ロール63と対向する位置には、中間転写ベルト68の表面に付されたマーク(図示省略)を検知することで中間転写ベルト68上の予め定めた基準位置を検出し、画像形成処理の開始タイミングの基準となる位置検出信号を出力する位置検出センサ83が設けられている。
感光体62の回転方向で一次転写ロール67よりも下流側には、中間転写ベルト68に一次転写されずに感光体62の表面に残留した残留トナー等を清掃するクリーニング装置73が設けられている。クリーニング装置73は、感光体62表面に接触するクリーニングブレード及びブラシロールにより残留トナー等を回収する構成となっている。また、感光体62の回転方向でクリーニング装置73の上流側(一次転写ロール67よりも下流側)には、感光体62の外周面に光を照射して除電を行う除電装置75が設けられている。除電装置75は、クリーニング装置73による残留トナー等の回収前に感光体62の外周面に光を照射して除電することで静電気による付着力を低減し、残留トナー等の回収率を高めるためのものである。なお、クリーニング装置73の下流側で且つ帯電部材64の上流側に、残留トナー等の回収後の除電手段を設けてもよい。
二次転写ロール71によるトナー画像の二次転写位置は、前述の搬送路28の途中に設定されており、搬送路28における記録用紙Pの搬送方向(矢印Aで図示)で二次転写ロール71よりも下流側には、二次転写ロール71によってトナー画像が転写された記録用紙Pにトナー画像を定着させる定着装置80が設けられている。定着装置80は、記録用紙Pのトナー画像面側(上側)に配置され、通電により発熱する熱源を有する加熱ロール82と、加熱ロール82の下側に配置され記録用紙Pを加熱ロール82の外周面に向けて加圧する加圧ロール84とで構成されている。なお、搬送路28における記録用紙Pの搬送方向で定着装置80よりも下流側には、排紙部15又は反転部33へ向けて記録用紙Pを搬送する搬送ロール39が設けられている。
一方、原稿読取装置56の下側で現像装置70よりも上側には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)、第1特別色(E)、第2特別色(F)の各トナーを収容するトナーカートリッジ78Y、78M、78C、78K、78E、78Fが水平方向に並んで交換可能に設けられている。第1特別色E及び第2特別色Fは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック以外の特別色(透明を含む)から選択され、または、選択されないようになっている。そして、現像装置70では、第1特別色E及び第2特別色Fが選択された場合はY、M、C、K、E、Fの6色での画像形成を行い、第1特別色E及び第2特別色Fが選択されない場合はY、M、C、Kの4色での画像形成を行うようになっている。なお、本実施形態では、一例として、Y、M、C、Kの4色で画像形成を行い、第1特別色E及び第2特別色Fを未使用とした場合について説明するが、他の例として、Y、M、C、Kの4色と第1特別色E又は第2特別色Fを用いて5色で画像形成を行ってもよい。
次に、現像装置70について説明する。
図2に示すように、現像装置70は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)、第1特別色(E)、第2特別色(F)の各トナー色にそれぞれ対応する現像器72Y、72M、72C、72K、72E、72Fが、周方向に(反時計回り方向にこの順番で)並んで配置されており、回転手段であるモータ(図示省略)によって中心角で60°ずつ回転することで、現像処理を行う現像器72Y、72M、72C、72K、72E、72Fが切り替えられ、感光体62の外周面と対向するようになっている。なお、現像器72Y、72M、72C、72K、72E、72Fは同様の構成となっているため、ここでは現像器72Yについて説明し、他の現像器72M、72C、72K、72E、72Fについては説明を省略する。
現像器72Yは、本体となるケース部材76を有しており、ケース部材76内にトナーカートリッジ78Y(図1参照)からトナー供給路(図示省略)を経由して供給されるトナー及びキャリアから成る現像剤(図示省略)が充填されている。また、ケース部材76には、感光体62の外周面と対向して矩形状の開口部76Aが形成されており、開口部76Aには、外周面が感光体62の外周面と対向する現像ロール74が設けられている。さらに、ケース部材76内で開口部76Aに近い部位には、現像剤の層厚を規制するための板状の規制部材79が、開口部76Aの長手方向に沿って設けられている。
現像ロール74は、回転可能に設けられた円筒状の現像スリーブ74Aと、現像スリーブ74Aの内側に固定された複数の磁極から成る磁性部材74Bとで構成されており、現像スリーブ74Aが回転することで現像剤(キャリア)の磁気ブラシが形成されると共に、規制部材79で層厚が規制されることで、現像スリーブ74Aの外周面に現像剤層を形成するようになっている。そして、現像スリーブ74Aの外周面の現像剤層は、感光体62に対向する位置に搬送され、感光体62の外周面に形成された潜像(静電潜像)に応じたトナーを付着させて現像を行う。
また、ケース部材76内には、螺旋状に形成された搬送ローラ77が2本回転可能に並列配置されており、この2本の搬送ローラ77が回転することで、ケース部材76内に充填された現像剤が、現像ロール74の軸方向(現像器72Yの長手方向)に循環搬送されるようになっている。なお、各現像器72Y、72M、72C、72K、72E、72Fに設けられた6本の現像ロール74は、隣の現像ロール74との間隔が中心角60°となるように周方向に配置されており、現像器72の切り替えにより、次の現像ロール74が感光体62の外周面と対向するようになっている。
次に、クリーニング装置100について説明する。
図3に示すように、クリーニング装置100は、中間転写ベルト68(図2参照)と対向配置される矩形状の開口部104が形成された筐体102と、開口部104に設けられ中間転写ベルト68に接触してトナーを回収する回収部材の一例としてのクリーニングブレード106と、クリーニングブレード106とは反対側の位置で開口部104に設けられ、中間転写ベルト68に接触して筐体102と中間転写ベルト68との隙間を密閉する密閉部材の一例としてのシール部材108とを有している。
さらに、クリーニング装置100は、中間転写ベルト68の残留トナー等を筐体102内へ吸引する吸引手段の一例としての吸引ユニット110(図7、8、9参照)と、筐体102内に設けられトナーを含む塵埃を集めるフィルタ112と、クリーニングブレード106及びシール部材108を中間転写ベルト68の外周面に接触させる位置又は中間転写ベルト68の外周面から離れた位置の間で移動させる移動手段の一例としてのリトラクト機構部130の一部と、を有している。
なお、以後は、筐体102及び開口部104の長手方向を矢印Z方向、矢印Z方向と直交し且つ筐体102における底壁102A(図4(B)参照)の面内方向を矢印X方向、矢印X方向及び矢印Z方向と直交する筐体102の高さ方向を矢印Y方向として、筐体102内の各部材の配置を説明する。また、矢印Z方向は、画像形成装置10(図1参照)を正面視したときの手前側から奥側に向かう方向である。
図3及び図4(A)、(B)に示すように、筐体102は、矢印Z方向の両端部と、矢印Z方向に見て天壁の左端部及び左側壁の上端部とが開放された形状の部材であり、矢印Z方向の両端部には側板114がネジで取り付けられている。また、筐体102の上部には、矢印Z方向を長手方向としX−Y面でL字形の板金から成る第1可動部材116が設けられている。なお、図4(A)、(B)には、中間転写ベルト68にクリーニングブレード106及びシール部材108が接触した状態が示されている。
第1可動部材116は、X−Y面で山型に配置されており、一方の傾斜部116A(図示の左下に向かう傾斜部分)の裏側には、矢印Z方向を軸方向とする支軸118が固定されている。支軸118は、両端部が側板114に設けられたベアリング(図示省略)により回転可能に支持されている。そして、第1可動部材116の傾斜部116Aの上面には、X−Y面でL字形の板金から成る支持板119がネジで取り付けられている。さらに、支持板119の下部には、傾斜部116Aの傾斜方向に沿って配置されたクリーニングブレード106の短手方向の一方の端部が接着により固定されている。
クリーニングブレード106は、平面視で矩形状の樹脂製の板材であり、長手方向が開口部104の長手方向に沿うように支持板119に取り付けられている。これにより、クリーニングブレード106は、開口部104における中間転写ベルト68の搬送方向(矢印−R方向)の下流側の縁部に沿って設けられている。また、クリーニングブレード106は、後述するリトラクト機構部130が接触状態の配置となっているときに、自由端側(支持板119に接着されていない他方の端部)が中間転写ベルト68と接触するように配置されており、中間転写ベルト68の残留トナーを筐体102内に回収するようになっている。また、X−Y面で筐体102の左側には、矢印Z方向を長手方向とするL字形の板金から成る第2可動部材120が設けられている。
第2可動部材120は、X−Y面で左側に向けて凸となるように配置されており、上側に配置された傾斜部120A(図示の左下へ下がる傾斜部分)の裏側には、矢印Z方向を軸方向として回転可能に設けられた支軸(図示省略)が取り付けられている。これにより、第2可動部材120は回転可能に支持されている。なお、第2可動部材120は、第1可動部材116に連動して回転(移動)するようになっている。また、第2可動部材120の傾斜部120Aの上部には、シール部材108の短手方向の一方の端部が接着により固定されている。
シール部材108は、一例として、平面視で矩形状の透明なフィルム材であり、開口部104における中間転写ベルト68の搬送方向の上流側の縁部に沿って中間転写ベルト68と接触するように第2可動部材120に取り付けられている。また、シール部材108は、後述するリトラクト機構部130が接触状態の配置となっているときで、且つクリーニングブレード106が中間転写ベルト68に接触しているときに、自由端側(第2可動部材120に接着されていない他方の端部)が中間転写ベルト68と接触するように配置されており、これにより、筐体102と中間転写ベルト68との隙間を密閉するようになっている。さらに、シール部材108は、クリーニングブレード106よりも下側に配置されている。ここで、シール部材108の先端部は、中間転写ベルト68の移動方向に沿って配置されており、シール部材108によってトナーTが掻き取られることはない。
なお、第1可動部材116、支軸118、支持板119、及び第2可動部材120は、筐体102の一部を構成する部材である。また、開口部104は、筐体102における支持板119の下端部から第2可動部材120の上端部までの開放された部位である。
図4(A)、(B)に示すように、X−Y面での筐体102の右側には、詳細を後述するフィルタ112を筐体102内に取り付けるための取付部材113が設けられている。取付部材113は、平面視で矩形状の板材の長手方向に複数の四角形の貫通孔からなる開口部113Aが形成された枠状となっており、X−Y面において、上部よりも下部の方が中間転写ベルト68及び開口部104から離れるように筐体102内部に斜めに設けられている。この取付部材113で区切られることにより、筐体102の右側には、X−Y面で逆三角形状の吸引路115が形成されている。なお、吸引路115は、詳細を後述する吸引ユニット110の一部を構成している。そして、筐体102内には、取付部材113によって、フィルタ112が取り付けられている。
フィルタ112は、繊維の集合体であり、正面視で筐体102の長手方向(矢印Z方向)に沿って長い矩形状となっている。また、フィルタ112は、取付部材113に接着されており、筐体102の側面視(X−Y面)において、筐体102内における開口部104と吸引路115の間で下部が上部よりも開口部104から離れるように斜めに設けられている。さらに、筐体102内には、筐体102の側面視(X−Y面)において、開口部104とフィルタ112の間で底壁102A上に立てられた仕切壁117が設けられている。
ここで、図10(A)、(B)には、中間転写ベルト68からクリーニングブレード106及びシール部材108が離れた状態が示されている。なお、以後は、中間転写ベルト68からクリーニングブレード106及びシール部材108が離れた状態をリトラクト状態と記載する。このリトラクト状態において、仕切壁117は、シール部材108の上端位置Y1が仕切壁117の上端位置Y2よりも上側に配置されるように高さが設定されており、フィルタ112は、クリーニングブレード106の下端位置Y3よりもフィルタ112の上端位置Y4の方が上側に配置されるように取り付け位置が設定されている。
図4(A)、(B)に示すように、筐体102の下部で且つ仕切壁117と第2可動部材120の間には、外周面に螺旋状の複数の溝が形成されており、且つ矢印Z方向を回転軸方向として回転可能に設けられた搬送部材121が設けられている。搬送部材121は、矢印Z方向の奥側にモータを含む駆動手段(図示省略)が設けられており、制御部20(図1参照)によって駆動制御されることで、筐体102内に回収されたトナーを矢印Z方向の奥側へ向けて搬送するようになっている。なお、図3に示すように、筐体102の矢印Z方向の奥側には、搬送部材121によって搬送されたトナーが回収タンク(図示省略)に向けて流れる円筒状の回収路123が設けられている。
一方、図6、7、8、9に示すように、吸引ユニット110は、筐体102内の吸引路115と、吸引路115の矢印Z方向の一端(画像形成装置10(図1参照)の奥側)に接続された第1ダクト126と、第1ダクト126の他端(後述する開口部128)が接続された第2ダクト144と、第2ダクト144の下端に接続された第3ダクト146と、第3ダクト146に取り付けられた吸気用のファンユニット148と、を含んで構成されている。
図6に示すように、吸引路115の矢印Z方向の一端の底部には、矩形状の開口部124が形成されており、第1ダクト126の一端部は開口部124に接続されている。このように、開口部124が吸引路115の底部に配置されていることにより、吸引路115では、仕切壁117(図4(B)参照)の上端よりも下側で吸引が行われるようになっている。
また、図7に示すように、第1ダクト126は、筒状に形成されており、画像形成装置10の奥側(図1の正面視で奥側)で且つ中間転写ベルト68の奥側に配置されている。そして、第1ダクト126の他端部には、第2ダクト144に接続される開口部128が設けられている。
図8に示すように、第2ダクト144は、筒状で且つ全体が正面視でL字状に形成されており、正面視で矢印H方向に長い水平部144Aと、水平部144Aの左端部から矢印V方向の下方側へ長い鉛直部144Bとを有している。そして、鉛直部144Bの下端には、第3ダクト146(図9参照)に接続される開口部144Cが設けられている。また、正面視で水平部144Aの右端部には、中間転写ベルト68の上方で且つ中間転写ベルト68の幅方向を長手方向とする第4ダクト142が接続されている。
第4ダクト142は、直方体状に形成されており、矢印H方向の一方の側壁の下部には長手方向に沿って複数の開口部143が形成されている。また、第4ダクト142は、帯電部材64(図2参照)に近い位置に配置されており、帯電部材64による感光体62の帯電により生じたオゾン等を吸気するようになっている。
図9に示すように、第3ダクト146は、第2ダクト144の下方側に取り付けられており、第3ダクト146の下端には、ファンユニット148内に設けられたファン(図示省略)が回転することで排気が行われる排気口149が設けられている。ファンユニット148は、制御部20(図1参照)により内部のファンの回転動作または動作停止が行われるようになっている。また、排気口149は、画像形成装置10(図1参照)の正面視奥側で、且つ画像形成部14と用紙収容部12の段差が形成された部位の画像形成部14側の底面に設けられている。このように、吸引ユニット110は、吸引路115、第1ダクト126、第2ダクト144、第3ダクト146、及び第4ダクト142の内部がつながっており、ファンユニット148が動作して生じた負圧により各部から吸引された空気が、排気口149から画像形成装置10の外側へ排気されるようになっている。
一方、図5及び図7に示すように、リトラクト機構部130は、矢印Z方向の手前側に設けられた第1機構部130Aと、奥側に設けられた第2機構部130Bとで構成されている。また、中間転写ベルト68の矢印Z方向(幅方向)両端に近い位置には、手前側に側板131A、奥側に側板131Bが設けられている。
図5に示すように、第1機構部130Aは、駆動源(図示省略)によって回転される偏心カム132Aと、クリーニング装置100の側板114に設けられ偏心カム132Aの回転により移動して第1可動部材116及び第2可動部材120(図3参照)を移動させるリンク部材134とを含んで構成されている。
偏心カム132Aは、側板131A及び側板131B(図7参照)に回転可能に設けられた軸部材133の一端(矢印Z方向の手前側)に取り付けられており、軸部材133を中心として偏心した部位には、側板131Aに一端が取り付けられたバネ135の他端が取り付けられている。
リンク部材134は、正面視でV字に近い形状で且つ同じ大きさの2枚の板材が間隔をあけて一体化された構成となっている。詳細には、リンク部材134は、逆三角形状の本体部134Aと、本体部134Aの正面視で左上部から左斜め上方へ延びる第1アーム134Bと、本体部134Aの正面視で右上部から右斜め上方へ延びる第2アーム134Cとを有している。また、本体部134Aの下端(頂角部分)には、支軸122が固定される円弧状の切欠部134Dが形成されている。さらに、第1アーム134B又は第2アーム134Cの上端部には、それぞれロール136A、136Bが回転可能に設けられている。なお、支軸122は、軸方向両端部が側板114及び側板131B(図6参照)に設けられたベアリング(図示省略)により回転可能に支持されている。
ここで、リンク部材134は、支軸122を支点として+R方向(図示の時計回り方向)又は−R方向(図示の反時計回り方向)に移動可能となっており、第1アーム134B及び第2アーム134Cが+R方向又は−R方向に移動するようになっている。
なお、リンク部材134は、第2アーム134C側の本体部134Aにバネ137の一端が取り付けられており、バネ137の他端は側板114の底部に取り付けられている。これにより、偏心カム132Aが接触しない状態で、リンク部材134には+R方向に回転させる力が作用している。また、第1可動部材116の端部には、バネ139の一端が取り付けられており、バネ139の他端は側板114の底部に取り付けられている。これにより、第1可動部材116には+R方向に回転させる力が作用している。そして、ロール136Bは、第1可動部材116の手前側端部に設けられた平面である接触部116Bと接触している。
ロール136Aは、偏心カム132Aの+R方向の回転により偏心カム132Aと接触し、又は偏心カム132Aの−R方向の回転により偏心カム132Aから離れるようになっている。また、ロール136Bは、偏心カム132Aがロール136Aと接触してリンク部材134を+R方向に移動させたとき、第1可動部材116の接触部116Bを押して、第1可動部材116を−R方向に移動させるようになっている。そして、偏心カム132Aがロール136Aから離れたときは、第1可動部材116が+R方向に移動するようになっている。
一方、図7に示すように、第2機構部130Bは、側板131Bに設けられ駆動源(図示省略)によって回転される偏心カム132Bと、同じく側板131Bに設けられ偏心カム132Bの回転により移動して第1可動部材116及び第2可動部材120(図3参照)を移動させるリンク部材136とを含んで構成されている。偏心カム132Bは、軸部材133の一端(矢印Z方向の奥側)に取り付けられている。
リンク部材136は、リンク部材134(図5参照)と同様の構成となっており、側板131Bから他端が露出された前述の支軸122を支点として+R方向又は−R方向に移動することで、第1アーム134B及び第2アーム134Cが+R方向又は−R方向に移動するようになっている。なお、リンク部材136には、リンク部材134と同様に、偏心カム132Bが接触しない状態で+R方向に回転させる力が作用している。また、リンク部材136が接触しない状態では、第1可動部材116には+R方向に回転させる力が作用している。そして、ロール136Bは、第1可動部材116の奥側端部に設けられた平面である接触部116Cと接触している。
ロール136Aは、偏心カム132Bの+R方向の回転により偏心カム132Bと接触し、又は偏心カム132Bの−R方向の回転により偏心カム132Bから離れるようになっている。また、ロール136Bは、偏心カム132Bがロール136Aと接触してリンク部材136を+R方向に移動させたとき、第1可動部材116の接触部116Cを押して、第1可動部材116を−R方向に移動させるようになっている。そして、偏心カム132Bがロール136Aから離れたときは、第1可動部材116が+R方向に移動するようになっている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
まず、画像形成装置10における画像形成工程について説明する。
図1に示すように、画像形成装置10が作動すると、画像処理装置(図示省略)又は外部から、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)、第1特別色(E)、第2特別色(F)の各色の画像データが露光装置66に順次出力される。このとき、一例として、現像装置70は、現像器72Y(図2参照)が感光体62の外周面と対向するように回転し保持されている。また、図10(B)に示すように、クリーニング装置100のクリーニングブレード106及びシール部材108は、各色のトナー画像が中間転写ベルト68に多重(一次)転写され且つ記録用紙P上に二次転写されるまで、リトラクト機構部130(図3参照)の動作によって中間転写ベルト68の外周面から離されている。
続いて、露光装置66から画像データに応じて出射された光は、帯電部材64により帯電された感光体62の外周面(表面)を露光し、感光体62の表面にはイエローの画像データに対応した静電潜像が形成される。さらに、感光体62の表面に形成された静電潜像は、現像器72Yによってイエローのトナー画像として現像される。そして、感光体62の表面のイエローのトナー画像は、一次転写ロール67によって中間転写ベルト68に転写される。
続いて、図1に示すように、現像装置70が矢印+R方向に60°回転され、現像器72Mが感光体62の表面と対向する。そして、帯電、露光、現像の各工程が行われ、感光体62の表面のマゼンタのトナー画像は、一次転写ロール67によって中間転写ベルト68のイエローのトナー画像上に転写される。同様にして、シアン(C)、黒(K)、さらに色設定に応じて第1特別色(E)、及び第2特別色(F)のトナー画像が中間転写ベルト68上に順次多重転写される。
一方、用紙収容部12から送り出され、搬送路28を搬送されてきた記録用紙Pは、位置合せロール38により、中間転写ベルト68への各トナー画像の多重転写とタイミングを合わせて二次転写位置に搬送される。そして、中間転写ベルト68上に多重転写されたトナー画像は、二次転写位置に搬送されてきた記録用紙P上に二次転写ロール71によって二次転写される。また、二次転写後、図4(B)に示すように、クリーニング装置100のクリーニングブレード106及びシール部材108は、リトラクト機構部130(図3参照)の動作によって中間転写ベルト68の外周面と接触する。そして、中間転写ベルト68の外周面に付着したトナーTがクリーニングブレード106で剥離され、筐体102内に回収される。
続いて、トナー画像が転写された記録用紙Pは、定着装置80に向けて矢印A方向(図示の右方向)に搬送される。そして、定着装置80では、トナー画像が加熱ロール82及び加圧ロール84によって加熱、加圧されることで記録用紙Pに定着される。さらに、トナー画像が定着された記録用紙Pは、一例として、排紙部15に排出される。なお、記録用紙Pの両面に画像を形成する場合は、定着装置80で表面に画像定着を行った後、記録用紙Pを矢印−V方向に沿って反転部33に送り込むと共に矢印+V方向に沿って送り出すことで、記録用紙Pの先端と後端を入れ替える。そして、記録用紙Pを両面搬送路29によって矢印B方向(図示の左方向)に搬送し、さらに搬送路28に送り込んで、記録用紙Pの裏面の画像形成(このとき、クリーニングブレード106及びシール部材108はリトラクト状態となる)及び定着を行う。なお、この定着後に、クリーニングブレード106及びシール部材108がリトラクト機構部130の動作によって中間転写ベルト68の外周面と接触する。そして、中間転写ベルト68の外周面に付着したトナーTがクリーニングブレード106で剥離され、筐体102内に回収される。
次に、クリーニング装置100及び吸引ユニット110の作用について説明する。
図5及び図7において、偏心カム132A及び偏心カム132Bが回転せず、リンク部材134、136が偏心カム132A、132Bで押されていない状態では、図11(A)に示すように、クリーニングブレード106の先端及びシール部材108の先端が中間転写ベルト68の外周面と接触する。また、図5及び図7において、偏心カム132A、132Bが回転して偏心部分がリンク部材134、136を押している状態では、図11(B)に示すように、クリーニングブレード106の先端及びシール部材108の先端が中間転写ベルト68の外周面から離れるリトラクト状態となる。
図11(A)に示すように、中間転写ベルト68のトナー画像が記録用紙P(図示省略)に二次転写されると、中間転写ベルト68の外周面には転写残のトナーTが付着している。そして、中間転写ベルト68の−R方向への周回移動により、転写残のトナーTはクリーニング装置100まで搬送され、クリーニングブレード106によって筐体102内に回収される。このとき、シール部材108は中間転写ベルト68の外周面に接触しており、筐体102と中間転写ベルト68との隙間を密閉している。これにより、筐体102内に回収されたトナーTが、筐体102の外側へ漏れるのを防いでいる。なお、シール部材108の先端部は、中間転写ベルト68の移動方向に沿って配置されており、シール部材108によってトナーTが掻き取られることはない。
続いて、画像形成装置10(図1参照)で次の画像形成が開始されると、図11(B)に示すように、クリーニングブレード106及びシール部材108が中間転写ベルト68の外周面から離れるリトラクト状態となる。ここで、吸引ユニット110のファンユニット148(図9参照)は常時駆動されているため、吸引路115及び筐体102の内側が負圧状態となっており、筐体102から吸引路115への吸気が行われる。これにより、開口部104からフィルタ112へ向けて矢印N方向(X−Y面で右斜め下側に向かう方向)の空気の流れが形成される。
ここで、フィルタ112が筐体102の長手方向に長く且つ筐体102内で斜め配置されていることにより、フィルタ112を垂直に筐体102内に立てた場合に比べて、フィルタ112の設置面積が広くなっている。これにより、フィルタ112が画像形成装置10(図1参照)の使用開始初期からトナーTで詰まりにくくなる。
また、フィルタ112が斜め配置され、シール部材108の上端が仕切壁117の上端よりも上側にあり、さらに吸引ユニット110による吸気が吸引路115の底にある開口部124(図6参照)から行われるため、吸気される空気は、開口部104からフィルタ112へ向けて(斜め下側へ向けて)矢印N方向に流れることになる。即ち、筐体102内に流れ込む空気は、フィルタ112の上部よりも下部へ向かい、フィルタ112の下部に流れる空気の量が増えることになる。そして、筐体102内に回収されたトナーTは、フィルタ112の下部に向かい、フィルタ112で捕捉されるか又はフィルタ112と仕切壁117の間に落下して貯留される。
さらに、トナーTが筐体102の下部から貯留されるため、フィルタ112の上部が画像形成装置10(図1参照)の使用開始初期からトナーTで詰まることがなくなる。これらの作用により、クリーニングブレード106及びシール部材108が中間転写ベルト68の外周面から離れるときであっても、吸引ユニット110によるトナーの吸引力が低下することが抑えられ、クリーニング装置100から中間転写ベルト68へのトナーTの飛散が抑制される。
また、クリーニング装置100では、クリーニングブレード106の下端よりもフィルタ112の上端の方が上側に配置されており、さらに、リトラクト状態では、クリーニングブレード106の先端部が下方側へ向けて移動するため、フィルタ112から落下したトナーTが、例えば仕切壁117の上部の高さY5まで溜まったとしても、クリーニングブレード106とフィルタ112の間には空間が存在することになる。これにより、フィルタ112の上部では引き続き吸引が行われ、クリーニング装置100が長期間使用される。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。
現像装置70は、6色の現像器を設けるだけでなく、例えば、90°分割で4色の現像器を設けてもよく、4色や6色を除く2色以上の複数の現像器を設けてもよい。また、帯電部材64は、接触式の帯電ロールであってもよい。さらに、クリーニング装置100は、筐体102が画像形成装置10内で固定されるものに限らず、筐体102全体を中間転写ベルト68に近づかせ、又は離れさせて、クリーニングブレード106及びシール部材108を中間転写ベルト68の外周面に接触させ、又は外周面から離れさせるものであってもよい。また、感光体62の外周面の清掃をクリーニング装置100で行ってもよい。
10 画像形成装置
62 感光体(潜像保持体)
68 中間転写ベルト(現像剤保持部材)
70 現像装置(現像手段)
71 二次転写ロール(転写手段)
100 クリーニング装置(現像剤回収装置)
102 筐体
102A 底壁
104 開口部
106 クリーニングブレード(回収部材)
108 シール部材(密閉部材)
112 フィルタ
115 吸引路(吸引手段)
117 仕切壁
124 開口部(吸引手段)
130 リトラクト機構部(移動手段)
148 ファンユニット(吸引手段)

Claims (7)

  1. 周回しながら現像剤を保持すると共に搬送する現像剤保持部材と対向配置される開口部が該現像剤保持部材の搬送方向と直交する方向に沿って長く形成された筐体と、
    前記現像剤保持部材と接触するように前記開口部における前記搬送方向の下流側の縁部に沿って設けられ、前記現像剤保持部材の外周面から現像剤を剥離して前記筐体内に回収する回収部材と、
    前記開口部における前記搬送方向の上流側の縁部に沿って前記現像剤保持部材と接触するように設けられ、前記筐体と前記現像剤保持部材との隙間を密閉する密閉部材と、
    前記現像剤保持部材に接触させる位置又は前記現像剤保持部材から離れた位置の間で前記回収部材及び前記密閉部材を移動させる移動手段と、
    前記現像剤保持部材から剥離された現像剤を前記筐体内へ吸引する吸引手段と、
    前記開口部の長手方向に沿って長く、且つ前記筐体内における前記開口部と前記吸引手段の間で下部が上部よりも前記開口部から離れるように斜めに設けられたフィルタと、
    を有する現像剤回収装置。
  2. 前記筐体内の前記開口部と前記フィルタの間には前記筐体の底壁に立てられた仕切壁が設けられている請求項1に記載の現像剤回収装置。
  3. 前記回収部材及び前記密閉部材が前記現像剤保持部材から離れた状態で、前記密閉部材の上端が前記仕切壁の上端よりも上側に配置されている請求項2に記載の現像剤回収装置。
  4. 前記吸引手段は、前記仕切壁の上端よりも下側で吸引を行うように配置されている請求項2又は請求項3に記載の現像剤回収装置。
  5. 前記回収部材は前記密閉部材よりも上方に配置され、
    前記移動手段は、前記回収部材の下端位置が前記現像剤保持部材に接触させるときよりも前記現像剤保持部材から離すときに下側に位置するように前記回収部材を前記現像剤保持部材から離す請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の現像剤回収装置。
  6. 前記回収部材及び前記密閉部材が前記現像剤保持部材から離れた状態で、前記回収部材の下端よりもフィルタの上端の方が上側に配置されている請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の現像剤回収装置。
  7. 潜像を保持する潜像保持体と、
    前記潜像保持体上の潜像を現像剤で現像して現像剤像を形成する現像手段と、
    前記潜像保持体上の現像剤像が転写されると共に現像剤像を保持する請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の現像剤保持部材と、
    前記現像剤保持部材上の現像剤像を記録媒体に転写する転写手段と、
    前記転写手段で転写が行われた後に前記現像剤保持部材上の現像剤を回収する請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の現像剤回収装置と、
    を有する画像形成装置。
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