JP2011203337A - 粒子供給装置及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転する像保持体の表面に粒子をよりムラ無く供給し得る粒子供給装置及びそれを用いた画像形成装置を提供すること。
【解決手段】回転する像保持体22の表面に近接配置された、像保持体22の軸方向を長手方向とする長尺状の電極12,12’を含み、電極12,12’からコロナ放電により電荷を発生させる放電手段16と、放電手段16にコロナ放電し得る電圧を供給する電源と、放電手段16に基づく電荷の流れ、及び、像保持体22の回転Aに基づくその表面近傍の空気の流れに応じて生ずる空気流に乗せて粒子を供給する粒子供給手段20と、からなることを特徴とする粒子供給装置10及びそれを用いた画像形成装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、粒子供給装置及びそれを用いた画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の複写機やプリンター等の画像形成装置としては、トナーの転写性やブレードクリーニング性の向上を図る目的で、感光体ドラムの表面に潤滑剤を供給する手段が、検討されている。
例えば、特許文献1には、固体潤滑剤を回転ブラシに接触させ、この回転ブラシに付着した固体潤滑剤を、間欠的に感光体ドラムの表面に供給する構成が開示されている。
また、特許文献2には、脂肪酸金属塩等の粒子からなる導電性で棒状の固形潤滑剤を回転ブラシで削りながら粒子状にして像保持体の表面に供給する構成が開示されている。
実開昭56−147470号公報 特開2004−300436号公報
本発明は、回転する像保持体の表面に粒子をよりムラ無く供給し得る粒子供給装置及びそれを用いた画像形成装置を提供することを課題とする。
上記課題は、以下の<1>〜<11>に示す本発明により達成される。
<1> 回転する像保持体の表面に近接配置された、該像保持体の軸方向を長手方向とする長尺状の電極を含み、該電極からコロナ放電により電荷を発生させる放電手段と、
該放電手段にコロナ放電し得る電圧を供給する電源と、
前記放電手段に基づく電荷の流れ、及び、前記像保持体の回転に基づくその表面近傍の空気の流れに応じて生ずる空気流に乗せて粒子を供給する粒子供給手段と、
からなることを特徴とする粒子供給装置。
<2> 前記粒子が、フッ素樹脂粒子であることを特徴とする<1>に記載の粒子供給装置。
<3> 前記放電手段が、前記電極が前記像保持体周面に近接するように設けられた第1の開口部及びそれ以外の箇所に設けられた第2の開口部を有するとともに、内部で第2の開口部から第1の開口部に抜ける前記空気流が生ずる筐体を備え、
当該筐体外の第2の開口部への前記空気流に粒子を供給するように、前記粒子供給手段が配されてなることを特徴とする<1>または<2>に記載の粒子供給装置。
<4> 前記放電手段が、前記電極が前記像保持体周面に近接するように設けられた第1の開口部及びそれ以外の箇所に設けられた第2の開口部を有するとともに、内部で第2の開口部から第1の開口部に抜ける前記空気流が生ずる筐体を備え、
前記筐体内の前記空気流に粒子を供給するように、当該筐体内に前記粒子供給手段が配されてなることを特徴とする<1>または<2>に記載の粒子供給装置。
<5> 前記粒子供給手段が、粒子の凝集体を粒子供給源とすることを特徴とする<4>に記載の粒子供給装置。
<6> 前記筐体において、第1の開口部及び第2の開口部が対称な位置に設けられてなることを特徴とする<3>〜<5>のいずれかに記載の粒子供給装置。
<7> 回転する像保持体と、該像保持体表面にトナー像を形成するトナー像形成手段と、前記トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、前記像保持体に粒子を供給する<1>〜<6>のいずれかに記載の粒子供給装置と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
<8> 前記像保持体が、表面に形成された静電潜像を保持し得る機能を有し、
前記トナー像形成手段が、少なくとも、前記像保持体表面を帯電する帯電手段と、帯電された前記像保持体表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記像保持体表面に形成された静電潜像に前記トナーを供給して現像しトナー像を得る現像手段と、
からなることを特徴とする<7>に記載の画像形成装置。
<9> 前記像保持体が、中間転写体であり、
前記トナー像形成手段が、少なくとも、表面に形成された静電潜像を保持し得るとともに回転する静電潜像保持体と、該静電潜像保持体表面を帯電する帯電手段と、帯電された前記像保持体表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記像保持体表面に形成された静電潜像に前記トナーを供給して現像しトナー像を得る現像手段と、前記トナー像を前記中間転写体に転写する中間転写手段と、
からなることを特徴とする<7>に記載の画像形成装置。
<10> さらに、像保持体表面の残トナー及び不純物を掻き取って清掃する清掃手段を備え、
前記像保持体の回転方向の前記清掃手段上流に、前記粒子供給装置が配されてなることを特徴とする<7>〜<9>のいずれかに記載の画像形成装置。
<11> 前記粒子供給装置内の電源により供給される電圧が、交流電圧であることを特徴とする<10>に記載の画像形成装置。
<1>にかかる発明によれば、固形潤滑剤を回転ブラシで削りながら粒子状にして像保持体の表面に供給する構成に比べて、回転する像保持体の表面に粒子をよりムラ無く供給し得る粒子供給装置を提供することができる。
<2>にかかる発明によれば、粒子の凝集体が固形になり難いフッ素樹脂粒子を、粒子状のまま或いは脆い凝集体の状態で、回転する像保持体の表面に供給し得る粒子供給装置を提供することができる。
<3>にかかる発明によれば、筐体内に粒子供給手段を配する場合に比べて、粒子選択の自由度が高い。
<4>にかかる発明によれば、筐体外に粒子供給手段を配する場合に比べて、装置の小型化を実現することができる。
<5>にかかる発明によれば、粒子の状態そのままを粒子供給源にする場合に比べて、粒子供給装置を簡素化することができる。
<6>にかかる発明によれば、第1の開口部及び第2の開口部が非対称な位置に設けられている場合に比べて、筐体内へのオゾンの滞留といった二次障害を抑制することができる。
<7>にかかる発明によれば、固形潤滑剤を回転ブラシで削りながら粒子状にして像保持体の表面に供給する構成に比べて、回転する像保持体の表面に粒子をよりムラ無く供給し得る粒子供給装置を備えた画像形成装置を提供することができる。
<8>にかかる発明によれば、表面に形成された静電潜像を保持し得る機能を有する像保持体、すなわち静電潜像保持体の表面に、固形潤滑剤を回転ブラシで削りながら粒子状にして供給する構成に比べて、粒子をよりムラ無く供給し得る粒子供給装置を備えた画像形成装置を提供することができる。
<9>にかかる発明によれば、中間転写体の表面に、固形潤滑剤を回転ブラシで削りながら粒子状にして供給する構成に比べて、粒子をよりムラ無く供給し得る粒子供給装置を備えた画像形成装置を提供することができる。
<10>にかかる発明によれば、他の位置に粒子供給装置を配した場合に比べて、像保持体表面により強く粒子を保持させることができる。
<11>にかかる発明によれば、本構成を具備しない場合に比べて、残像などの二次障害発生を低減することができる。
本発明の第1の実施形態である粒子供給装置により像保持体表面に粒子を供給している様子を示す模式断面図である。 本発明の第1の実施形態である粒子供給装置により像保持体表面に粒子を供給している様子を示す斜視図である。 図1及び図2の粒子供給装置における粒子供給部の模式断面図であり、図4におけるE−E矢視断面図である。 図1及び図2の粒子供給装置における粒子供給部の模式断面図であり、図3におけるD−D矢視断面図である。 本発明の第1の実施形態である粒子供給装置により像保持体表面に粒子が供給されている領域周辺を拡大して示す模式断面図である。 図1及び図2の粒子供給装置における粒子供給部の変形例を示す模式断面図である。 図1及び図2の粒子供給装置における粒子供給部の他の変形例を示す模式断面図である。 本発明の第2の実施形態である粒子供給装置により像保持体表面に粒子が供給されている領域周辺を拡大して示す模式断面図である。 本発明の粒子供給装置を用いた本発明の画像形成装置の例示的一態様を示す概略構成図である。 本発明の粒子供給装置を用いた本発明の画像形成装置の他の例示的一態様を示す概略構成図である。
以下、本発明の粒子供給装置及び画像形成装置について詳細に説明する。
[粒子供給装置]
まず、本発明の粒子供給装置について好ましい実施の形態を挙げて説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の例示的一態様である第1の実施形態である粒子供給装置により像保持体表面に粒子を供給している様子を示す模式断面図であり、図2はその斜視図である。ただし、図2は図1中の排気ダクト24を省略して、粒子供給に関係する部材のみを描いたものである。
粒子供給装置10は、放電ワイヤ(電極)12,12’、グリッド電極13,13’及び筐体14を備えるスコロトロン(放電手段)16と、これにコロナ放電し得る電圧を供給する不図示の電源装置(電源)と、連通配管18を介してスコロトロン16の背面に粒子を供給する粒子供給部(粒子供給手段)20と、からなる。
スコロトロン16は、放電ワイヤ(電極)12,12’が、グリッド電極13,13’を挟んで感光体(像保持体)22に近接するように配される。筐体14は、放電ワイヤ12,12’が設けられた第1の開口部26と、それと対称な位置に設けられた第2の開口部28とを有し、当該第2の開口部28は連通配管18と連結している。
感光体22は矢印A方向に回転し、不図示の帯電手段、静電潜像形成手段、トナー像形成手段及び転写手段等の電子写真装置に係る各手段により回転毎に不図示の被転写体に画像を形成する。また、感光体22の矢印A方向の回転によって、感光体22の表面近傍の空気が影響を受けて動く空気の流れ(一般に「層流」と称されるもの)が生じている。
スコロトロン16においては、電源装置から供給される電圧が放電ワイヤ(電極)12,12’のそれぞれに印加されることで、コロナ放電によりスコロトロン16と感光体22表面との間に電界が形成される。この電界による電荷の流れ(「イオン流」ともいう。)に応じて周りの空気も動き、空気流(「イオン風」ともいう。)が生ずる。前記イオン流は、感光体22を略均一に帯電できるほど放電ワイヤ12,12’の幅方向(感光体22の軸方向)に均一に発生させることが可能であることから、イオン風も感光体22の軸方向にムラが少ない。感光体54の回転に基づく層流もまた感光体22の軸方向にムラが少ないことから、前記イオン風及び前記層流に応じて生ずる空気流も勿論、感光体22の軸方向にムラが少ない。
このムラの少ない、スコロトロン16のコロナ放電に基づくイオン風と、感光体54の回転に基づく層流に応じて生ずる空気流に乗せて粒子を供給するのが本実施形態の概略構成である。当該空気流に乗った粒子は、感光体22の回転に基づく感光体22表面の層風と相俟って感光体22全面にムラ無く広がり供給され、静電吸着力及びファンデルワールス力によって感光体22表面に引き寄せられ、そのほとんどが感光体22表面に付着する。粒子を感光体2表面まで運んだ空気流は、白抜き矢印Cで示す通り排気ダクト24により機外に排出される。
本実施形態においては、前記空気流に乗せるための粒子供給手段として、スコロトロン16の外部に配された粒子供給部20を用いており、これにより連通配管18を介して粒子が供給される。粒子供給部20においては、装置外に連通する吸気ダクト32から、前記イオン風及び前記層流(以下、両者を合わせて「イオン風等」という場合がある。)に応じて生じた空気流と、それを補助する送風ファン30とによって取り込んだ空気を利用して、粒子供給部20から粒子が供給され、連通配管18を介して前記空気流に乗せられる。これらの空気の流れは、図1及び図2において矢印Bで示す通りである。
図3及び図4に粒子供給部20の模式断面図を示す。ここで、図3は図4におけるE−E矢視断面図であり、図4は図3におけるD−D矢視断面図である。粒子供給部20は、粒子34を収容するホッパー36、粒子が供給される空気流の通路である粒子供給路38、及び、ホッパー36と粒子供給路38とを隔ててホッパー36に収容された粒子34を少しずつ粒子供給路38側に通過させる供給口42を担うメッシュ40から構成される。粒子34は、粒子状態のままホッパーに供給されている。
図4を参照すると、吸気ダクト32からの空気流が矢印F方向で流入し、そのまま矢印B方向へと抜けて連通配管18を空気流が通過するように、粒子供給路38が吸気ダクト32及び連通配管18と連結している。したがって、図3においては、粒子供給路38における空気の流れは、手前から奥方向である。
吸気ダクト32からイオン風等の流れ及び送風ファン30により取り込まれた空気による空気流は、矢印F方向の流れで粒子供給路38に導入されて矢印I方向の空気流となる。すると、メッシュ40に隔てられた粒子34がその空気流に引っ張られ、少しずつ供給口42のメッシュ40を通過して粒子供給路38に供給され、その空気流に乗る。粒子34を含む空気流は、矢印B方向の流れで連通配管18へと抜けて行く。
連通配管18に送り込まれた空気流(矢印B)は、スコロトロン16背面の第2の開口部28からスコロトロン16の筐体14内に送り込まれる。筐体14内では、既述の通り、コロナ放電に基づくスコロトロン16と感光体22表面との間の電界によるイオン風が生じており、これと感光体22の回転に基づく層流により、連通配管18から送り込まれる空気流を引き起こす。そして、この空気流に含まれる粒子34は、第1の開口部26から感光体22表面に供給される。
図5は、感光体22表面に粒子が供給されている領域周辺を拡大して示す模式断面図である。感光体22の表面近傍には、感光体22の矢印A方向の回転による層流Gが生じている。スコロトロン16から矢印B方向のイオン風等に乗って感光体22表面に粒子(不図示)が供給されると、層流Gの作用で矢印Hの如く感光体22全面にムラ無く広がり供給される。そして、粒子の静電吸着力及びファンデルワールス力によって感光体22表面に引き寄せられ、そのほとんどが感光体22表面に付着する。
以上のようにして、本実施形態の粒子供給装置10により感光体22表面に粒子をムラ無く均一に供給することができる。
本実施形態において、供給し得る粒子に制限は無く、感光体(像保持体)22の表面に従来から供給されている潤滑材粒子は勿論、その他各種粒子を目的に応じて供給することができる。
供給可能な潤滑材粒子としては、例えば、脂肪酸金属塩粒子やフッ素樹脂粒子、メラミンシアヌレート、窒化ホウ素等を挙げることができる。
脂肪酸金属塩粒子の場合、脂肪酸金属塩を構成する金属としては、亜鉛、リチウム、ナトリウム、マグネシウム、鉛、ニッケル等が挙げられ、脂肪酸金属塩を構成する脂肪酸としては、ステアリン酸、ラウリン酸、パルチミン酸等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
また、フッ素樹脂粒子を構成する樹脂としては、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルコキシエチレン共重合体)、ETFE(エチレン・四フッ化エチレン共重合体)、FEP(四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体)、ECTFE(エチレン・クロロトリフルオロエチレン共重合体)、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)、PVF(ポリフッ化ビニル)、PCTFE(ポリクロロトリフルオロエチレン)などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。本実施形態の粒子供給装置は、粒子を固形化することなく、そのまま粒子の状態で供給することができるため、固形化が難しいフッ素樹脂粒子を供給する場合に特に適している。
供給可能な粒子の粒径としては、体積平均粒径で0.1〜50μm程度の範囲であり、感光体(像保持体)22表面の潤滑性を上げ、トナーの転写性やブレードクリーニング性の向上を図る目的では、0.1〜20μm程度の範囲の粒子が好ましく、0.5〜5μm程度の範囲の粒子がより好ましい。
ただし、上記の範囲は使用する粒子の材料によって若干異なってくる。上記粒径範囲はPTFEを使用した際の最適範囲である。また実際には0.1μm程度の粒子であっても、単独で存在せずにファンデアワールス力によって10〜100倍程度の大きさの一時凝集体(後述する、圧力などによって脆い凝集体となった状態とは異なる凝集形態)となって作用することもある。
本実施形態においては、スコロトロン16の電極として放電ワイヤ12,12’を用いたものを例示しているが、放電ピンやその他の形状のものであってもよい。ただし、感光体22の軸方向を長手方向とする長尺状の電極にすることで、回転する感光体22表面の軸方向全域に粒子を供給することができる。
なお、本実施形態においては、放電手段としてスコロトロン16を用いているが、本発明においてはコロナ放電し得る放電手段であればこれに限定されるものでは無く、例えばグリッド電極13,13’を有しないコロトロンや、ピンコロトロン、ダイコロトロン等であっても適用できる。
既述のように、スコロトロン16の筐体14は、第1の開口部26と第2の開口部28とが対称な位置に設けられている。非対称な位置に両開口部を配した場合には、筐体14内部に空気流が生じない(滞留する)領域が生ずる懸念があり、その場合にオゾンの滞留といった二次障害が発生する可能性もあるため、本実施形態のように対称な位置に設けることが好ましい。
スコロトロン16において、不図示の電源装置によって放電ワイヤ12,12’に印加する電圧は、直流電圧でも交流電圧でも構わないが、本実施形態では定電流制御された直流電圧とした。
本実施形態においては、粒子供給部20に空気流を送るために送風ファン30を用いている。ただし、前記イオン風等だけでも風量が確保できる場合(例えば、スコロトロン16の第2の開口部28により近い位置に粒子供給部を配置する等)には、送風ファンを設けずに前記イオン風等のみで粒子を供給しても構わない。
なお、本発明において「粒子供給手段」とは、「放電手段に基づく電荷の流れ、及び、像保持体の回転に基づくその表面近傍の空気の流れに応じて生ずる空気流に乗せて粒子を供給する」手段であるが、本実施形態のように、いわゆるイオン風のみならず送風ファンにより送り込まれる風等他の要因による空気の流れが含まれていたとしても、当該空気の流れは上記「空気流」の範疇に入るものとする。したがって、本実施形態の粒子供給部20は問題なく本発明における「粒子供給手段」に該当する。
本実施形態において、粒子供給部20に用いられるメッシュ40は、収容される粒子34の径に比して開口径が大きい物が選択される。具体的には、粒子34の体積平均粒径に対して、1.5倍〜150倍の範囲内の開口径のメッシュを用いることが好ましく、2倍〜20倍の範囲内の開口径のメッシュを用いることがより好ましい。開口径が小さ過ぎると粒子が通過しづらくなり、供給量が不足してしまう懸念があり、大き過ぎると供給量が過剰になってしまう懸念がある。また、粒子によっては一次凝集体を形成しやすいものがあり、その場合はその一次凝集体の平均的な粒子径とほぼ同じ〜2倍程度に形成する必要がある。さらに、粒子が0.1μm程度のように非常に小さい場合は1枚のメッシュで上記範囲のものを作製することが難しくなるため、2枚以上のメッシュを互い違いになるように配設することにより供給量を調整することも可能である。
本実施形態における粒子供給部20は一つの例であり、本発明においてはこれに制限されるものではない。図6及び図7に、粒子供給部の変形例を挙げて説明する。なお、図6及び図7において、本実施形態の粒子供給部20と同一乃至近似した構成並びに機能を有する部材には、図3及び図4と同一の番号を「’」(図6の場合)または「”」(図7の場合)を付した上で用いることとする。したがって、以下の説明で特に断りが無い限り、番号が同一の符号の部材は、相互に同一の構成並びに機能を有する。
図3及び図4に示す本実施形態における粒子供給部20では、供給口42が粒子供給路38に流れる矢印I方向の空気流に沿って配されているため、当該空気流における供給口42近傍の層流のみの影響を粒子34が受けてメッシュ40を通過して粒子供給路38に供給されるため、粒子34をホッパー36から引っ張り出す力はあまり大きく作用しない。
しかし、図6に示す粒子供給部20’は、粒子供給路38’に流れる矢印I’方向の空気流に対して、供給口42’が衝突するように構成されている。当該空気流の衝突の作用で、粒子34’がメッシュ40’を通過して粒子供給路38’に供給されるため、粒子34’をホッパー36’から引っ張り出す力が大きく作用する。この供給口42’の傾斜角度を調整することで、粒子34’をホッパー36’から引っ張り出す力の大きさを制御することもできる。
以上のことから、例えば、粒子の流動性が悪い、メッシュの径との関係で粒子がメッシュを通過し難い、空気流が弱くて粒子に作用する力が弱い等の理由で、図3及び図4に示す本実施形態の構成では粒子の供給が少なくなる懸念がある場合に、図6に示す粒子供給部20’が好適といえる。勿論、その逆の場合には、本実施形態の粒子供給部20が好適といえる。
一方、図7に示す粒子供給部20”は、図6に示す粒子供給部20’の構成に加えて、供給口42”のメッシュ40”に接触して矢印J方向に回転する回転ブラシ44が備えられている。回転ブラシ44の穂先が直接作用して、或いはメッシュ40”に対する穂先の摺擦による振動で、粒子34”がメッシュ40”を強制的に通過させられて粒子供給路38”に供給されるため、粒子34”をホッパー36”から引っ張り出す力が大きい。この回転ブラシ44の穂の密度、穂の硬度、回転速度等を調整することで、粒子34”をホッパー36”から引っ張り出す力の大きさを制御することもできる。
以上のことから、図3及び図4に示す本実施形態の構成は勿論、図6に示す粒子供給部20’でも粒子の供給が少なくなる懸念がある場合に、図7に示す粒子供給部20”が好適といえる。
<第2の実施形態>
図8は、本発明の例示的一態様である第2の実施形態である粒子供給装置により像保持体表面に粒子が供給されている領域周辺を拡大して示す模式断面図である。なお、本実施形態の粒子供給装置全体の構成は、第1の実施形態の構成に対して、図1及び図2における粒子供給部20が無く、連通配管18と吸気ダクト32とが直結していること、及び、粒子供給部48がスコロトロン46の筐体14a内に配されていること、の3点のみが異なる。
したがって、第1の実施形態における図1や図2の如き装置全体構成を示す図面は省略する(必要に応じて、図1及び図2を改変して参照のこと)。また、第1の実施形態の装置構成と同一乃至近似した構成並びに機能を有する部材には、図5と同一の番号を「a」を付した上で用いることとする。したがって、以下の説明で特に断りが無い限り、番号が同一の符号の部材は、相互に同一の構成並びに機能を有する。
既述のように、スコロトロン46の筐体14a内には、粒子供給部48が配されている。この粒子供給部48は、粒子の凝集体であり、粒子を角柱状(図8においては、長手方向が図面の手前から奥方向になる棒状。放電ワイヤ12a,12’aの長さと略等しい。)に押し固めたものである。例えば、PTFE樹脂粒子の如きフッ素樹脂は、押し固めても硬い固形状にはならず、脆い凝集体にしかならないが、本実施形態ではそのような粒子の脆い凝集体が粒子供給部として好適に利用される。
連通配管18aからの空気流(矢印Ba)は、スコロトロン46背面の第2の開口部28aからスコロトロン46の筐体14a内に送り込まれる。筐体14a内では、第1の実施形態と同様、コロナ放電に基づくスコロトロン46と感光体22a表面との間の電界によるイオン風が生じている。また、感光体22aの表面には、感光体22aの矢印Aa方向の回転による層流Gaが生じている。前記イオン風及び前記層流Gaは、前記空気流(イオン風等)を引き起こすとともに、筐体14a内に強い空気の流れを生じさせる。この強い空気の流れによって、筐体14a内に配された粒子の凝集体からなる粒子供給部48が削られて、前記空気流に粒子が乗せられる。
スコロトロン46から矢印Ba方向のイオン風等に乗って感光体22a表面に粒子が供給されると、層流Gaの作用で矢印Haの如く感光体22a全面にムラ無く広がり供給される。そして、粒子の静電吸着力及びファンデルワールス力によって感光体22a表面に引き寄せられ、そのほとんどが感光体22a表面に付着する。
以上のようにして、本実施形態の粒子供給装置52により感光体22a表面に粒子をムラ無く均一に供給することができる。本実施形態の粒子供給装置52では、筐体14a外に粒子供給手段を配する必要が無いので、装置の小型化及び簡素化を実現することができる。また、装置の内外に粒子を撒き散らす懸念が抑制される。
本実施形態においては、粒子の凝集体からなる粒子供給部48を空気流で削り取ることで粒子を該空気流に乗せて供給するため、この粒子の凝集体は、例えばPTFE樹脂粒子でできた脆いものであっても粒子を良好に供給することができる。寧ろ、ある程度脆い方が適度に削れて望ましい。粒子を押し固めて脆い凝集体を形成する方法については、例えば、特開平11−45011号公報の0054段落〜0060段落間に記載されている方法を問題なく適用することができる。
筐体14aの形状や開口部の形状・位置、その他の構造を適宜選択することによって、スコロトロン46内部に前記空気流の渦流を生じさせて、その渦流が粒子供給部48に作用させることで、効果的に粒子供給部48である粒子の凝集体を削り取って粒子を供給することもできる。
以上、2つの好ましい実施形態とその変形例を挙げて本発明の粒子供給装置を説明したが、本発明の粒子供給装置はこれらに限定されるものではない。例えば、第1の実施形態で例示した粒子供給部20,20’,20”の構成を小型化して、第2の実施形態におけるスコロトロン46内部に粒子供給手段として配しても構わないし、逆に第2の実施形態で例示した粒子供給部48を第1の実施形態における粒子供給路38の途中に配し、これを粒子供給手段としても構わない。
また、上記2つの実施形態においては、放電手段として、電極(放電ワイヤ)が2本のスコロトロンを例に挙げているが、この電極の本数は1本でも3本以上(例えば実施形態で例示した2本のスコロトロン等が2組など)であってもよい。
その他、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の粒子供給装置を適宜改変することができる。かかる改変によってもなお本発明の粒子供給装置の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
[画像形成装置]
次に、以上説明した粒子供給装置を用いた本発明の画像形成装置について説明する。
本発明の画像形成装置としては、像保持体が静電潜像保持体の場合と中間転写体の2通りが例示できる。それぞれについて適用例を挙げて説明する。
<静電潜像保持体への適用例>
まず、像保持体が表面に形成された静電潜像を保持し得る機能を有する場合、すなわち静電潜像保持体に対して粒子を供給する態様について説明する。
図9は、本発明の粒子供給装置を静電潜像保持体に適用した本発明の画像形成装置の例示的一態様を示す概略構成図である。
図9において、54は矢印J方向に回転駆動する静電潜像保持体である感光体(像保持体)であり、その周囲に順に、感光体54表面を均一帯電する接触帯電方式の帯電器(帯電手段)56、感光体54表面に像様の光を照射して静電潜像を形成する露光器(静電潜像形成手段)58、並びに、トナー及びキャリアからなる二成分現像剤を感光体54表面に供給し静電潜像を現像してトナー像を形成する現像装置(現像手段)60からなるトナー像形成手段と、感光体54表面に形成されたトナー像を用紙(記録媒体)7に転写する転写器(転写手段)64と、潤滑材粒子を感光体54表面に供給する粒子供給装置70と、感光体54表面に残存するトナーやごみ等の不純物を掻き取って除去するブレード式のクリーニング装置(清掃手段)66と、感光体54表面の静電潜像を除去する除電器68と、が配され、さらに転写器64に対して用紙Pの搬送方向(矢印K方向)下流には、用紙Pに転写されたトナー像を定着する定着器(定着手段)72が配されている。
帯電器56は、帯電ロールを備える接触帯電方式の帯電装置である。勿論、本発明の画像形成装置において、接触帯電方式の帯電器の代わりに、従来から公知のコロトロン、スコロトロンによる非接触方式の帯電器を用いることもできる。
露光器58としては、感光体54表面に、半導体レーザ、LED(light emitting diode)、液晶シャッター等の光源を所望の像様に露光できる光学系装置等を用いることができる。これらの中でも、非干渉光を露光可能な露光装置を用いることが好ましい。
現像装置60は、トナー(体積平均粒径5.8μm)及びキャリアからなる二成分現像剤が収容されており、該二成分現像剤の内キャリアが現像スリーブ(現像剤保持体)表面にいわゆる磁気ブラシを形成し、これによりトナーが感光体54表面に供給されて静電潜像が現像される。
転写手段として、本例においてはロール型の接触型転写帯電器(転写器64)を用いているが、その他ベルト、フィルム、ゴムブレード等を用いた接触型転写帯電器であってもよいし、コロナ放電を利用したスコロトロン転写帯電器やコロトロン転写帯電器等であってもよい。
本例において、粒子供給装置70としては、第1の実施形態の粒子供給装置と基本的に同一構造のものを用い、ホッパー36にはPTFE樹脂粒子(ルブロンL−2、ダイキン工業製、体積平均粒径3μm)を収容し、メッシュ40の開口は5μmとした。また、不図示の電源装置によってスコロトロン16(正確には放電ワイヤ12,12’)に印加する電圧は、交流電圧とした。
勿論、第2の実施形態の粒子供給装置と同一構造のものやその他本発明の構成を具備する如何なる粒子供給装置を用いても問題なく、これら何れの場合も、本発明の画像形成装置に該当する。
本例においては、清掃手段として、クリーニング装置66のようにゴムなどの弾性材料からなるクリーニングブレードを用い、その一方のエッジを感光体54表面に当接させて、表面に付着したトナー等を除去する方式のものを採用している。ただし、本発明において、導電性プラスチックを用いたブラシ等、その他公知のクリーニング方式の清掃手段を採用しても構わない。
定着器72としては、一対のロール型の像定着部材を備える2ロール方式の定着手段が例示されるが、本発明においてその他の定着方式を採用しても勿論構わない。
矢印J方向に回転駆動する感光体54は、まず、その表面が帯電器56によって均一に帯電された上で、露光器58によって画像情報に応じて露光され、感光体54表面に露光部/非露光部に基づく電位の隔たりからなる静電潜像が形成される。次いで、一方の電位に帯電されたトナーが現像装置60によって感光体54表面に供給され、静電潜像が現像されてトナー像とされたのち、転写器64によって用紙P表面に転写される。未定着のトナー像を表面に有する用紙Pは、矢印K方向に搬送されて、定着器72のニップに挿通され、熱及び圧力が加えられてトナーが溶融し、用紙Pに固着して永久画像が形成される。
一方、トナー像転写後の感光体54表面は、粒子供給装置70により潤滑材粒子が供給された後、転写器64で転写されずに残った残留トナーや紙粉等のゴミ(不純物)がクリーニング装置66により除去され、次いで残存する静電潜像が除電器68によって除去されて一連の画像形成サイクルが終了し、次の画像形成サイクルに備える。
以上のように、感光体54表面には粒子供給装置70によって潤滑材粒子が供給されている。そのため、感光体54は表面エネルギーが小さくなっており、潤滑材粒子を用いなかった場合に比べて転写器64による転写時の転写効率が高く、感光体54表面に残留トナーが生じにくい。特に、本例においては、潤滑性の良好なフッ素樹脂粒子(詳しくはPTFE樹脂粒子)を潤滑材粒子として用いているため、例えば従来公知のステアリン酸亜鉛のような粒子を用いた場合に比べても転写効率が高い。
クリーニング装置66によるブレードクリーニングの際には、粒子供給装置70によって供給される潤滑材粒子の粒径が小さく、かつ潤滑性が良好なため、ブレードで掻き取られることなくその下をくぐり抜けて行く。そのため、クリーニング装置66で除去されて消費される量は非常に少ない。
また、クリーニング装置66においてブレードの下をくぐり抜け出る際、ブレードで感光体54表面に押し付けられることで、ファンデルワールス力や静電気力で単に乗っていただけの潤滑材粒子を感光体54表面に強く保持させることができ、供給された潤滑材粒子の経時における安定性が向上する。その観点から、粒子供給装置70を配する位置としては、感光体54の回転方向(矢印J方向)のクリーニング装置66上流となっている本例の態様が好ましい。勿論、感光体54表面にトナー像や静電潜像が形成されておらず、帯電もされていない転写器64下流から帯電器56までの間であれば、何れの箇所に粒子供給装置70を配することもできる。
感光体54表面に押し付けられることで、潤滑材粒子を感光体54表面に強く保持させることができる上記効果は、ブレードクリーニング方式のクリーニング装置の場合に限らず、ブラシ方式やロール方式のクリーニング装置においても同様に奏される。
また、本例においては、不図示の電源装置によってスコロトロン16に交流電圧を印加しているので、感光体54表面に放電される電位も正負反転するため、転写後の残留電荷が弱められて残留トナーの付着力が低減し、直流電圧を印加する場合に比べてクリーニング装置66による清浄効率を向上させることができる。これは、いわゆるPCC(プレクリーニングコロトロン)の機能であり、本例によれば、粒子供給装置70がPCCとしての機能も兼ね備えるものとなる。
<中間転写体への適用例>
次に、像保持体が中間転写体である場合、換言すれば中間転写体に対して粒子を供給する態様について説明する。
図10は、本発明の粒子供給装置を中間転写体に適用した本発明の画像形成装置の例示的一態様を示す概略構成図である。
画像形成装置74は、感光体(静電潜像保持体)76、帯電手段である帯電器78、静電潜像形成手段である露光器80、現像手段であるロータリー現像装置82、中間転写手段である一次転写ロール84、及び、クリーニングブレードによるクリーニング装置86からなるトナー像形成手段と、複数色のトナー像が積層され、一括して記録用紙(記録媒体)Pに転写させる中間転写体88と、一次転写ロール84と共に中間転写体88を張架支持する3つの支持ロール90,92,94と、二次転写手段(転写手段)である二次転写ロール96と、潤滑材粒子を中間転写体88表面に供給する粒子供給装置100と、中間転写体88表面に残存するトナーやごみ等の不純物を掻き取って除去するブレード式の中間転写体クリーニング装置(清掃手段)98と、二次転写後の記録用紙Pを搬送する搬送ベルト102と、搬送ベルト102により搬送されてきた記録用紙Pを2つの加熱ロール104及び加圧ロール106で挟み込み、熱と圧力でトナー像を定着する定着装置(定着手段)108と、を備えて構成されている。
感光体76は、全体としてドラム状に形成されたもので、その外周面(ドラム表面)に感光層を有している。この感光体76は図10の矢印M方向に回転可能に設けられている。帯電器78は、感光体76の表面を一様に帯電するものである。露光器80は、帯電器78によって一様に帯電された感光体76に像様の光Lを照射することにより、静電潜像を形成するものである。
ロータリー現像装置82は、それぞれイエロー用、マゼンタ用、シアン用、ブラック用のトナーを収容する4つ現像器82Y,82M,82C,82Kを有するものである。本装置では、現像器82Yにはイエロートナー、現像器82Mにはマゼンタトナー、現像器82Cにはシアントナー、現像器82Kにはブラックトナーがそれぞれ収容されている。
このロータリー現像装置82は、上記4つの現像器82Y,82M,82C,82Kが順に感光体76と近接、対向するように回転駆動することにより、それぞれの色に対応する静電潜像にトナーを転移してトナー像を形成するものである。
一次転写ロール84は、感光体76との間で中間転写体88を挟持しつつ、感光体76表面に形成されたトナー像をエンドレスベルト状の中間転写体88の外周面に転写(一次転写)するものである。クリーニング装置86は、転写後に感光体76表面に残ったトナー等をクリーニング(除去)するものである。中間転写体88は、その内周面が複数の支持ロール90,92,94及び一次転写ロール84によって張架され、矢印N方向及びその逆方向に周回可能に支持されている。二次転写ロール96は、図示しない用紙搬送手段によって矢印O方向に搬送される記録用紙(記録媒体)Pを支持ロール94との間で挟持しつつ、中間転写体88外周面に転写されたトナー像を記録用紙Pに転写(二次転写)するものである。
図10の画像形成装置74における感光体(静電潜像保持体)76、帯電器(帯電手段)78、露光器(静電潜像形成手段)80、定着装置(定着手段)108については、<静電潜像保持体への適用例>の項で説明したものと同様であるため、詳細な説明は割愛する。
また、一次転写ロール(中間転写手段)84及び二次転写ロール(転写手段)96については転写器64と同様であり、クリーニング装置86及び中間転写体クリーニング装置98についてはクリーニング装置66と同様であるため、これらについても詳細な説明は割愛する。
中間転写体としては、公知の中間転写体を用いればよい。中間転写体に用いられる材料としては、ポリカーボネート樹脂(PC)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリアルキレンフタレート、PC/ポリアルキレンテレフタレート(PAT)のブレンド材料、エチレンテトラフロロエチレン共重合体(ETFE)/PC、ETFE/PAT、PC/PATのブレンド材料等が挙げられるが、機械的強度の観点から熱硬化ポリイミド樹脂を用いた中間転写ベルトが好ましい。
なお、本例においては、中間転写体としてベルト状のものを用いているが、ドラム状(円筒状)のものであっても問題ない。
本例において、粒子供給装置100としては、第2の実施形態の粒子供給装置と基本的に同一構造のものを用い、粒子供給部48にはPTFE樹脂粒子(ルブロンL−2、ダイキン工業製、体積平均粒径3μm)を押し固めて脆い凝集体(長方形状、大きさ5×3×330mm)にしたものを用いた。また、不図示の電源装置によってスコロトロン46(正確には放電ワイヤ12a,12’a)に印加する電圧は、直流電圧とした。
勿論、第1の実施形態の粒子供給装置と同一構造のものやその他本発明の構成を具備する如何なる粒子供給装置を用いても問題なく、これら何れの場合も、本発明の画像形成装置に該当する。
画像形成装置74は、順次、感光体76表面にトナー像を形成して中間転写体88外周面(表面)に重ねて転写するものであり、次のように動作する。すなわち、まず、感光体76が回転駆動され、帯電器78によって感光体76の表面が一様に帯電された(帯電工程)後、その感光体76に露光器80によるマゼンタ像様の像光が照射されて静電潜像が形成される。
この静電潜像は例えばマゼンタ用の現像器82Mによって現像された後、そのトナー像が一次転写ロール84によって中間転写体88外周面に転写される。このとき中間転写体88に転写されずに感光体76表面に残ったマゼンタトナー等は、クリーニング装置86によりクリーニングされる。
また、マゼンタ色のトナー像が、外周面に形成された中間転写体88は、該外周面にマゼンタ色のトナー像を保持したまま、一旦矢印N方向と逆方向に周回移動(この時、感光体76と中間転写体88とが離間するように構成されている。)し、次の例えばシアン色のトナー像が、マゼンタ色のトナー像の上に積層されて転写される位置に備えられる。
以降、シアン、イエロー、ブラックの各トナーについても、上記同様に帯電器78による帯電、露光器80による像光の照射、各現像器82C,82Y,82Kによるトナー像の形成、中間転写体88外周面へのトナー像の転写が順次、繰り返される。
こうして中間転写体88外周面に対する4色のトナー像の転写が終了すると、このトナー像は二次転写ロール96により一括して記録用紙Pに転写される(二次転写工程)。これにより、記録用紙Pの画像形成面には、画像形成面から順にマゼンタトナー像、シアントナー像、イエロートナー像、ブラックトナー像が積層された記録画像が得られる。二次転写ロール96によってトナー像が記録用紙P表面に転写された後に、定着器108によって転写されたトナー像が加熱定着される(定着工程)。
一方、トナー像の一括転写後の中間転写体88外周面は、粒子供給装置100により潤滑材粒子が供給された後、二次転写ロール96で転写されずに残った残留トナーや紙粉等のゴミ(不純物)が中間転写体クリーニング装置98により除去されて一連の画像形成サイクルが終了し、次の画像形成サイクルに備える。
以上のように、中間転写体88表面には粒子供給装置100によって潤滑材粒子が供給されている。そのため、中間転写体88は表面エネルギーが小さくなっており、潤滑材粒子を用いなかった場合に比べて二次転写ロール96による転写時の転写効率が高く、中間転写体88表面に残留トナーが生じにくい。特に、本例においては、潤滑性の良好なフッ素樹脂粒子(詳しくはPTFE樹脂粒子)を潤滑材粒子として用いているため、例えば従来公知のステアリン酸亜鉛のような粒子を用いた場合に比べても転写効率が高い。
クリーニング装置86によるブレードクリーニングの際には、粒子供給装置100によって供給される潤滑材粒子の粒径が小さく、かつ潤滑性が良好なため、ブレードで掻き取られることなくその下をくぐり抜けて行く。そのため、クリーニング装置86で除去されて消費される量は非常に少ない。
また、中間転写体クリーニング装置98においてブレードの下をくぐり抜け出る際、ブレードで中間転写体88表面に押し付けられることで、ファンデルワールス力や静電気力で単に乗っていただけの潤滑材粒子を中間転写体88表面に強く保持させることができ、供給された潤滑材粒子の経時における安定性が向上する。その観点から、粒子供給装置100を配する位置としては、中間転写体88の回転方向(矢印N方向)の中間転写体クリーニング装置98上流となっている本例の態様が好ましい。勿論、中間転写体88表面にトナー像が形成されていない転写器64下流から一次転写ロール84までの間であれば、何れの箇所に粒子供給装置100を配することもできる。
中間転写体88表面に押し付けられることで、潤滑材粒子を中間転写体88表面に強く保持させることができる上記効果は、ブレードクリーニング方式のクリーニング装置の場合に限らず、ブラシ方式やロール方式のクリーニング装置においても同様に奏される。
本例においては、中間転写体88に対して粒子を供給する態様を例に挙げて説明したが、本発明の粒子供給装置は、本例における感光体(静電潜像保持体)76に適用することも可能であり、その場合には本発明の粒子供給装置が2つ用いられたものになるが、その場合にも勿論、本発明の画像形成装置に相当する。
以上、図9及び図10に示す2つの構成の画像形成装置を例に挙げて説明したが、本発明の粒子供給装置は、従来公知の静電潜像現像方式の画像形成装置に適用することができ、勿論、いずれの場合も本発明の画像形成装置を構成する。
例えば、上記2つの例の画像形成装置の各構成部材がそれぞれの例とは異なる方式・形状の画像形成装置に適用することができる。例えば、図9や図10に示される定着器72,108の2つのロールの一方もしくは双方をベルト状の部材にした、いわゆるベルトニップ方式の定着器を用いた画像形成装置などに適用することができる。
また、例えば、上記実施形態では色数分の現像器を有するロータリー現像装置82によって、1つの感光体76に各色の潜像を形成して、その都度中間転写体88に転写する構成の装置を例示しているが、色数分の感光体、帯電手段、現像手段及びクリーニング手段等を有するトナー像形成手段をユニットとして色数分用意し、各色ユニットを中間転写体に対向させて並列に配置(物理的に直線状でなくても構わない。)して、それぞれのユニットで形成された各色のトナー像を中間転写体に一次転写して順次積層し、一括して記録媒体に二次転写する、一般的にタンデム方式と呼ばれる画像形成装置に適用してもよい。
その他、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の画像形成装置を適宜改変することができる。かかる改変によってもなお本発明の画像形成装置の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
10,52,70,100:粒子供給装置、 12,12’,12a,12’a:放電ワイヤ(電極)、 13,13’:グリッド電極、 14,14a:筐体、 16:スコロトロン(放電手段)、 18,18a:連通配管、 20,20’,20”,48:粒子供給部(粒子供給手段)、 22,22a,54:感光体(静電潜像担持体,像保持体)、 24:排気ダクト、 26,26a:第1の開口部、 28,28a:第2の開口部、 30:送風ファン、 32:吸気ダクト、 34,34’,34”:粒子、 36,36’,36”:ホッパー、 38,38’,38”:粒子供給路、 40,40’,40”:メッシュ、 42,42’,42”:供給口、 44:回転ブラシ、 46:スコロトロン(放電手段)、 56,78:帯電器(帯電手段)、 58,80:露光器(静電潜像形成手段)、 60:現像装置(現像手段)、 64:転写器(転写手段)、 66:クリーニング装置(清掃手段)、 68:除電器、 72,108:定着器、 74:画像形成装置、 76:感光体(静電潜像担持体)、 82:ロータリー現像装置(現像手段)、 84:一次転写ロール、 86:クリーニング装置、 88:中間転写体(像保持体)、 90,92,94:支持ロール、 96:二次転写ロール(転写手段)、 98:中間転写体クリーニング装置(清掃手段)、 102:搬送ベルト、 104:加熱ロール、 106:加圧ロール

Claims (11)

  1. 回転する像保持体の表面に近接配置された、該像保持体の軸方向を長手方向とする長尺状の電極を含み、該電極からコロナ放電により電荷を発生させる放電手段と、
    該放電手段にコロナ放電し得る電圧を供給する電源と、
    前記放電手段に基づく電荷の流れ、及び、前記像保持体の回転に基づくその表面近傍の空気の流れに応じて生ずる空気流に乗せて粒子を供給する粒子供給手段と、
    からなることを特徴とする粒子供給装置。
  2. 前記粒子が、フッ素樹脂粒子であることを特徴とする請求項1に記載の粒子供給装置。
  3. 前記放電手段が、前記電極が前記像保持体周面に近接するように設けられた第1の開口部及びそれ以外の箇所に設けられた第2の開口部を有するとともに、内部で第2の開口部から第1の開口部に抜ける前記空気流が生ずる筐体を備え、
    当該筐体外の第2の開口部への前記空気流に粒子を供給するように、前記粒子供給手段が配されてなることを特徴とする請求項1または2に記載の粒子供給装置。
  4. 前記放電手段が、前記電極が前記像保持体周面に近接するように設けられた第1の開口部及びそれ以外の箇所に設けられた第2の開口部を有するとともに、内部で第2の開口部から第1の開口部に抜ける前記空気流が生ずる筐体を備え、
    前記筐体内の前記空気流に粒子を供給するように、当該筐体内に前記粒子供給手段が配されてなることを特徴とする請求項1または2に記載の粒子供給装置。
  5. 前記粒子供給手段が、粒子の凝集体を粒子供給源とすることを特徴とする請求項4に記載の粒子供給装置。
  6. 前記筐体において、第1の開口部及び第2の開口部が対称な位置に設けられてなることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の粒子供給装置。
  7. 回転する像保持体と、該像保持体表面にトナー像を形成するトナー像形成手段と、前記トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、前記像保持体に粒子を供給する請求項1〜6のいずれかに記載の粒子供給装置と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記像保持体が、表面に形成された静電潜像を保持し得る機能を有し、
    前記トナー像形成手段が、少なくとも、前記像保持体表面を帯電する帯電手段と、帯電された前記像保持体表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記像保持体表面に形成された静電潜像に前記トナーを供給して現像しトナー像を得る現像手段と、
    からなることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記像保持体が、中間転写体であり、
    前記トナー像形成手段が、少なくとも、表面に形成された静電潜像を保持し得るとともに回転する静電潜像保持体と、該静電潜像保持体表面を帯電する帯電手段と、帯電された前記像保持体表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記像保持体表面に形成された静電潜像に前記トナーを供給して現像しトナー像を得る現像手段と、前記トナー像を前記中間転写体に転写する中間転写手段と、
    からなることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  10. さらに、像保持体表面の残トナー及び不純物を掻き取って清掃する清掃手段を備え、
    前記像保持体の回転方向の前記清掃手段上流に、前記粒子供給装置が配されてなることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 前記粒子供給装置内の電源により供給される電圧が、交流電圧であることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
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