JP2011202980A - 組合せ計量装置 - Google Patents

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昌美 夏目
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強 竹内
Sadaharu Kurosawa
貞治 黒澤
Shinichi Iida
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Abstract

【課題】組合せによって排出される被計量物の実重量の精度と処理能力の両方を向上することができる組合せ計量装置を提供すること。
【解決手段】幅方向中央部に設けられた仕切部材90により第1搬送面80a、85aと第2搬送面80b、85bとに仕切られるとともに搬送方向下流側に向って下降するよう傾斜したベルト面を有する集合コンベア80、85と、規定重量となるように組合されて計量ホッパ65、タイミングホッパ70から同時に排出された被計量物を、集合コンベア80、85の第1搬送面80a、85aまたは第2搬送面80b、85bの上に交互に排出を行う切替シュート74と、集合コンベア80、85の第1搬送面80a、85aの一端側の下方に配置され、集合コンベア80、85から搬出される被計量物を受け入れて一時保持し、要求信号に応じて排出を行う第1振分け部100aおよび第2振分け部100bと、を備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、食品等の物品を規定計量値ずつ包装するために外部から順次搬入される物品の集合が規定範囲となるよう組合せる組合せ計量装置に関する。
一般に、食品等の生産ラインにおいては、生産される物品を規定計量値ずつ包装するために、物品の集合が規定範囲となるよう組合せる組合せ計量装置が用いられている。
従来、この種の組合せ計量装置としては、筐体の前面に直線状に並んだ複数の計量ホッパに食品等の被計量物を供給してそれぞれ計量し、各計量ホッパによる計量結果に基づいて、目標量に近いか等しい組合せを選定し、この組合せに選定された被計量物を計量ホッパからその下方に支持された搬送コンベアのベルト上に落下させ、所定方向に搬送してひとまとめに集合して排出を行うようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−94426号公報
しかしながら、このような従来の技術では、組合せの処理能力を速くしようとすると、搬送コンベア上の被計量物の間隔が狭くなり、組合せの異なる被計量物同士が混ざってしまい、組合せによって排出される被計量物の実重量の精度が悪化してしまう恐れがあった。一方、組合せによって排出される被計量物の実重量の精度を向上させようとすると、組合せの処理能力が低下してしまっていた。このように、搬送ベルト上の被計量物の間隔が原因となって、組合せの精度と処理能力はトレードオフの関係にあった。
そこで、本発明は、前述のような従来の問題を解決するためになされたもので、組合せによって排出される被計量物の実重量の精度と処理能力の両方を向上することができる組合せ計量装置を提供することを目的としている。
本発明に係る組合せ計量装置は、筐体の横方向に沿って直線状に並ぶように複数配置され、被計量物を保持、計量、排出を行うホッパと、前記複数のホッパの下方に配置され、幅方向中央部に設けられた仕切部材により第1搬送面と第2搬送面とに仕切られるとともに搬送方向下流側に向って下降するよう傾斜したベルト面を有するコンベアと、前記複数のホッパと前記コンベアとの間に配置され、規定重量となるように組合されて前記複数のホッパから同時に排出された被計量物を、前記コンベアの第1搬送面または第2搬送面の上に交互に排出を行う排出位置切替部材と、前記コンベアの第1搬送面の一端側の下方に配置され、前記第1搬送面から搬出される被計量物を受け入れて一時保持し、要求信号に応じて排出を行う第1振分け部と、前記コンベアの第2搬送面の一端側の下方に配置され、前記第2搬送面から搬出される被計量物を受け入れて一時保持し、要求信号に応じて排出を行う第2振分け部と、を備えたことを特徴とする。
この構成により、コンベアが、幅方向中央部に設けられた仕切部材により第1搬送面と第2搬送面とに仕切られたベルト面を有し、排出位置切替部材により、規定重量となるように組合されて複数のホッパから同時に排出された被計量物を、コンベアの第1搬送面または第2搬送面の上に交互に排出を行うことにより、第1搬送面上で一方の組合せに係る複数の被計量物を搬送しながら、第2搬送面上で他方の組合せに係る複数の被計量物を搬送することができるので、コンベア上で同一の組合せの被計量物の間隔が短くなっても、組合せの異なる被計量物同士が混ざることがない。また、コンベアのベルト面が搬送方向下流側に向って下降するよう傾斜しているので、ホッパから排出された被計量物が搬送方向上流側に尾を引くように広がってしまうことを防止することができ、組合せによって排出される被計量物の実重量の精度を向上することができる。したがって、組合せによって排出される被計量物の実重量の精度と処理能力の両方を向上することができる。
また、本発明に係る組合せ計量装置は、前記複数のホッパと前記排出位置切替部材との間に配置され、前記複数のホッパから排出された被計量物を、前記排出位置切替部材に案内する案内部材を更に備え、前記排出位置切替部材が、前記案内部材の下部に配置された受入口と、前記受入口を回動支点として回動して前記第1搬送面または第2搬送面の何れかの上に変位する排出口と、を有することを特徴とする。
この構成により、例えば、排出位置切替部材の上部に案内部材の機能を有する部材を一体に設けた場合よりも排出位置切替部材を軽量化して排出口を高速に変位することができ、処理能力を向上することができる。また、排出位置切替部材の上部に案内部材の機能を有する部材を一体に設けた場合よりも、排出位置切替部材の内壁の角度を垂直に近い角度にすることができるので、排出位置切替部材の内壁に被計量物が付着することを防止して、組合せによって排出される被計量物の実重量の精度を向上することができる。
また、本発明に係る組合せ計量装置は、前記案内部材および前記排出位置切替部材が、前記筐体の横方向に分割されていることを特徴とする。
この構成により、排出位置切替部材を一体的に形成する場合と比較して、排出位置切替部材を分割することにより、排出位置切替部材を軽量化して排出口を高速に変位することができるので、処理能力を向上することができる。
また、本発明に係る組合せ計量装置は、前記第1振分け部が、外部から入力された要求信号により排出を行うとともに、前記要求信号の入力から所定の遅延時間後に新たな要求信号を生成して前記第2振分け部に出力し、前記第2振分け部が、前記第1振分け部から入力した要求信号に応じて排出を行うことを特徴とする。
この構成により、外部から入力された1つの要求信号によって、第1振分け部と第2振分け部の両方から組合された被計量物を排出を行うことができる。また、第1振分け部と第2振分け部との間に被計量物の排出に時間差を生じさせることができるので、排出した被計量物を受け入れる側の装置への衝撃を低減し、組合せによって排出される被計量物の実重量の精度を向上することができる。
また、本発明に係る組合せ計量装置は、前記第1振分け部が、一時保持した被計量物を選別する第1選別手段を備え、前記第2振分け部が、一時保持した被計量物を選別する第2選別手段を備えたことを特徴とする。
この構成により、第1選別手段および第2選別手段により、組合せ重量が規定範囲でない被計量物を選別することができる。
本発明は、組合せによって排出される被計量物の実重量の精度と処理能力の両方を向上することができる組合せ計量装置を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係る組合せ計量装置を示す正面図である。 本発明の一実施の形態に係る組合せ計量装置を示す側面図である。 本発明の一実施の形態に係る組合せ計量装置の集合コンベアの断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1、図2に示すように、組合せ計量装置1は、組合せ計量部10と、振分け部100と、供給部150と、から構成されている。
まず、供給部150の構成について説明する。
供給部150は、横一列に直線状に並べられた複数(この実施例では12個)の供給コンベア153と、左側6個の供給コンベア153と右側6個の供給コンベア153の上方にそれぞれ配置された2つの貯留容器155、156とによって構成されている。
貯留容器155、156は、上面が開口した箱型に形成され、筐体11の上面側に着脱自在に支持されており、その底部には各供給コンベア153に被計量物を排出を行うための矩形の排出口が横一列に6個ずつ設けられている。
供給コンベア153は、貯留容器155、156に設けられた各排出口から後述する組合せ計量部10の中間ホッパ60に被計量物を搬送するものであり、横一列に12個設けられている。
次に、組合せ計量部10の構成について説明する。
組合せ計量部10は、中間ホッパ60と、計量ホッパ65と、タイミングホッパ70と、集合コンベア80、85と、切替シュート74と、を有している。
中間ホッパ60は、供給部150の各供給コンベア30の前端下方にそれぞれ配置されている。中間ホッパ60は、供給コンベア30から受けた被計量物を後述する計量ホッパ65に短時間に収容させるためのものであり、筐体11の前面側に支持部材を介して着脱自在に支持されている。
中間ホッパ60は、上下が開口した筒状に形成され、その下面は平板状のシャッタ60aによって塞がれている。シャッタ60aは、筐体11の内部に設けられた駆動装置によって筐体11の前面と直交する方向にスライド移動して中間ホッパ60を開閉する。
各中間ホッパ60から排出された被計量物は、その下方にそれぞれ配置された計量ホッパ65に収容される。計量ホッパ65は、中間ホッパ60と同様に上下が開口した筒状に形成され、その下面側を塞いでいる平板状のシャッタ65aが、筐体11の内部に設けられた駆動装置によって筐体11の前面と直交する方向にスライド移動して、計量ホッパ65を開閉する。
なお、計量ホッパ65、およびシャッタ65aを開閉駆動する駆動装置は、筐体11の内部に設けられた図示しない計量器によりそれぞれの支持部材を介して支持されており、計量器は、計量ホッパ65(被計量物も含む)、シャッタ65a、駆動装置および支持部材の合計重量を検出する。
各計量ホッパ65から排出された被計量物は、その下方にそれぞれ配置されたタイミングホッパ70に収容される。タイミングホッパ70は、筐体11の前面側に支持部材を介して着脱自在に支持されており、中間ホッパ60と同様に上下が開口した筒状に形成され、その下面側を塞いでいる平板状のシャッタ70aが、筐体11の内部に設けられた駆動装置によって筐体11の前面と直交する方向にスライド移動して、タイミングホッパ70を開閉する。
タイミングホッパ70の下方には、タイミングホッパ70から排出された被計量物をその下部の切替シュート74の受入口74aに案内する案内部材としての案内シュート72が設けられている。
案内シュート72の下方には、案内シュート72から排出された被計量物の排出方向を、後述する集合コンベア80、85の手前側の第1搬送面85aまたは奥側の第2搬送面85bの何れかに切替える排出位置切替部材としての切替シュート74が設けられている。
切替シュート74は、案内シュート72の下部に配置された受入口74aと、受入口74aを回動支点として回動して第1搬送面80a、85aまたは第2搬送面80b、85bの何れかの上に変位する排出口74bと、を有している。
案内シュート72および切替シュート74は、それぞれ筐体11の横方向に分割されており、一体的に形成する場合よりも軽量化を図っている。
切替シュート74の下方には、2つの集合コンベア80、85が、その搬送方向が筐体11の前面と平行となるように左右に隙間をもって配置されている。左側の集合コンベア80は、左側の6個のタイミングホッパ70から排出された被計量物を右側に搬送して、右側の集合コンベア85との隙間から落下させる。右側の集合コンベア85は、右側の6個のタイミングホッパ70から排出された被計量物を左側に搬送して、左側の集合コンベア80との隙間から落下させる。
集合コンベア80、85の幅方向の中央部には、手前側と奥側とを仕切る仕切部材90がそれぞれ設けられている。集合コンベア80の搬送面は、仕切部材90によって手前側の第1搬送面80aと、奥側の第2搬送面80bに区分されている。集合コンベア85の搬送面は、中央の仕切部材90によって手前側の第1搬送面85aと、奥側の第2搬送面85bに区分されている。
2つの集合コンベア80、85は、支持部材を介して筐体11の前面に着脱自在に支持されている。
2つの集合コンベア80、85の隙間の下方には、手前側の第1排出シュート95aと、奥側の第2排出シュート95bとが配置されている。第1排出シュート95a、第2排出シュート95bは筐体11の前面に支持部材を介して着脱自在に支持されている。手前側の第1排出シュート95aは、集合コンベア80の第1搬送面80aと集合コンベア85の第1搬送面85aに搬出された被計量物を下方の所定位置に案内して排出を行う。奥側の第2排出シュート95bは、集合コンベア80の第2搬送面80bと集合コンベア85の第2搬送面85bから搬出された被計量物を下方の所定位置に案内して排出を行う。
次に、振分け部100の構成について説明する。
振分け部100は、組合せ計量部10によって規定重量となった被計量物を、組合せ計量装置1の下部に配置された搬送装置上を搬送されるトレーに排出を行うものである。
振分け部100は、手前側の第1振分け部100aと奥側の第2振分け部100bとを有している。第1振分け部100aは、上側第1カップ110a、上側第1シャッタ120a、下側第1カップ130a、下側第1シャッタ140aおよび第1NG排出シュート170aを有している。
第2振分け部100bは、上側第2カップ110b、上側第2シャッタ120b、下側第2カップ130b、下側第2シャッタ140b、および第2NG排出シュート170bを有している。
上側第1カップ110aおよび上側第2カップ110bは、第1排出シュート95aおよび第2排出シュート95bの下方にそれぞれ配置されている。上側第1カップ110aおよび上側第2カップ110bは、第1排出シュート95aおよび第2排出シュート95bから受けた被計量物を後述する下側第1カップ130aおよび下側第2カップ130bに短時間にそれぞれ収容させるためのものである。
上側第1カップ110aおよび上側第2カップ110bは、上下が開口した筒状に形成され、下面は平板状の上側第1シャッタ120aおよび上側第2シャッタ120bによってそれぞれ塞がれている。上側第1シャッタ120aおよび上側第2シャッタ120bは、水平方向にスライド移動して上側第1カップ110aおよび上側第2カップ110bをそれぞれ開閉する。
上側第1カップ110aおよび上側第2カップ110bから排出された被計量物は、その下方にそれぞれ配置された下側第1カップ130aと下側第2カップ130bに収容される。
下側第1カップ130aと下側第2カップ130bは、上下が開口した筒状に形成され、下面は平板状の下側第1シャッタ140aおよび下側第2シャッタ140bによってそれぞれ塞がれている。下側第1シャッタ140aおよび下側第2シャッタ140bは、水平方向にスライド移動して下側第1カップ130aと下側第2カップ130bをそれぞれ開閉する。
また、下側第1カップ130aは、図1の左右方向に移動可能となっており、下側第1カップ130aを右側に移動して、第1NG排出シュート170aの上端側の上方で、下側第1シャッタ140aを開くことにより、NG品の被計量物を第1NG排出シュート170aに排出して選別を行うようになっている。同様に、下側第2カップ130bは、図1の左右方向に移動可能となっており、下側第2カップ130bを右側に移動して、第2NG排出シュート170bの上端側の上方で、下側第2シャッタ140bを開くことにより、NG品の被計量物を第2NG排出シュート170bに排出して選別を行うようになっている。下側第1カップ130a、下側第1シャッタ140a、第1NG排出シュート170aおよび下側第1カップ130aの移動機構は、本発明における第1選別手段を構成し、下側第2カップ130b、下側第2シャッタ140b、第2NG排出シュート170bおよび下側第2カップ130bの移動機構は、本発明における第2選別手段を構成する。
このように構成された組合せ計量装置1の動作を説明する。
まず、組合せ計量部10と供給部150の動作を説明する。
各計量器からの計量信号は、制御部に入力される。制御部は、計量ホッパ65に供給された被計量物の重量値を各計量ホッパ65毎に検出し、検出された各計量ホッパ65毎の重量値の組合せのなかから、目標重量範囲内に入る組合せを選定する。
制御部は、選定された組合せに含まれる重量値の被計量物を収容している計量ホッパ65に対応する駆動装置を制御してシャッタ65aを開閉させ、その計量ホッパ65内の被計量物をタイミングホッパ70に排出させるとともに、その計量ホッパ65に対応する重量値をリセットする。
また、制御部は、被計量物を排出した計量ホッパ65に対応するタイミングホッパ70の駆動装置を制御してシャッタ60aを開閉させ、そのタイミングホッパ70内の被計量物を集合コンベア80、85に排出させる。
このとき、制御部は、下流装置であるトレー搬送部160からの要求信号Aと同期して、切替シュート74の排出方向を手前側に切替え、被計量物を、集合コンベア80、85の手前側の第1搬送面80a、85a上に排出を行う。また、制御部は、後述する要求信号Bと同期して、切替シュート74の排出方向を奥側に切替え、被計量物を、集合コンベア80、85の奥側の第2搬送面80b、85b上に排出を行う。
このように、制御部は、下流装置のトレー搬送部160が1サイクルする間に、集合コンベア80、85上の第1搬送面80a、85aに1つの組合せを構成する複数の被計量物を排出し、集合コンベア80、85上の第2搬送面80b、85bに1つの組合せを構成する複数の被計量物を排出を行う。これにより、集合コンベア80、85は、2つの組合せ分の被計量物を搬送することとなる。
制御部は、被計量物を排出した計量ホッパ65に対応する中間ホッパ60の駆動装置を制御してシャッタ60aを開閉させ、その中間ホッパ60内の被計量物を計量ホッパ65に排出させ、この被計量物に対する重量値の検出処理を指示する。
制御部は、新たな被計量物を必要とする計量部、即ち、被計量物を排出した中間ホッパ60に対応する供給コンベア30を制御して、その供給コンベア30上の被計量物を中間ホッパ60に供給する。
以上のように構成された組合せ計量機では、各計量ホッパ65に収容された被計量物の重量値が検出され、その検出された重量値のうち、その組合せ重量が目標重量範囲内となる重量値の被計量物が選定されて計量ホッパ65からタイミングホッパ70へ排出され、タイミングホッパ70から、切替シュート74、集合コンベア80、85、および第1排出シュート95aと奥側の第2排出シュート95bを介して集合排出される。
空になった計量ホッパ65には、対応する中間ホッパ60から新たな被計量物が供給されて計量器により計量されて次の組合せが選定される。
一方、空になった中間ホッパ60に対応する供給コンベア30は、所定の搬送速度で所定の搬送時間だけ正転駆動され、供給コンベア30上の被計量物が搬出されて、中間ホッパ60内に収容される。
なお、制御部は、要求信号を受け取ってないときでも、計量ホッパ65の下のタイミングホッパ70が空であるときには、シャッタ65aを開閉して、その計量ホッパ65内の被計量物をタイミングホッパ70に排出させ、排出により空になった計量ホッパ65に新たな被計量物の計量を行われる。これにより、要求信号を受け取ったときに組合せに参加するホッパの数は、12個の計量ホッパ65と12個のタイミングホッパ70とを合せて最大で24個となる。
次に、振分け部100の動作を説明する。
下流装置であるトレー搬送部160から要求信号Aが入力されると、第1振分け部100aにおいて、制御部は、この要求信号Aにより下側第1カップ130aの下側第1シャッタ140aを開き、被計量物を第1トレー165aに排出し、一定時間T2後に下側第1シャッタ140aを閉じる。また、第1振分け部100aにおいて、制御部は、トレー搬送部160から要求信号Aが入力されると、設定時間T1経過後に要求信号Bを内部で新たに作成する。この要求信号Bにより、第2振分け部100bにおいて、制御部は、下側第2カップ130bの下側第2シャッタ140bを開き、被計量物を第2トレー165bに排出し、一定時間T2後に下側第2シャッタ140bを閉じる。これにより、設定時間T1だけ、下側第1シャッタ140aと下側第2シャッタ140bとの間の開閉タイミングが異なる。
また、第1振分け部100aにおいて、制御部は、下側第1カップ130aの下側第1シャッタ140aが排出後に閉じると同時に、上側第1カップ110aの上側第1シャッタ120aを開いて被計量物を排出させ、一定時間T3後に上側第1シャッタ120aを閉じる。同様に、第2振分け部100bにおいて、制御部は、下側第2カップ130bの下側第2シャッタ140bが排出後に閉じると同時に、上側第2カップ110bの上側第2シャッタ120bを開いて被計量物を排出させ、一定時間T3後に上側第2シャッタ120bを閉じる。
以上説明したように、本実施の形態に係る組合せ計量装置1は、被計量物を計量した結果に基づいて複数の被計量物を規定重量となるように組合せる組合せ計量装置1であって、筐体11の横方向に沿って直線状に並ぶように複数配置され、被計量物を保持、計量、排出を行う中間ホッパ60、計量ホッパ65、タイミングホッパ70と、タイミングホッパ70の下方に配置され、幅方向中央部に設けられた仕切部材90により第1搬送面80a、85aと第2搬送面80b、85bとに仕切られるとともに搬送方向下流側に向って下降するよう傾斜したベルト面を有する集合コンベア80、85と、タイミングホッパ70と集合コンベア80、85との間に配置され、規定重量となるように組合されて計量ホッパ65、タイミングホッパ70から同時に排出された被計量物を、集合コンベア80、85の第1搬送面80a、85aまたは第2搬送面80b、85bの上に交互に排出を行う切替シュート74と、コンベア80、85の第1搬送面80a、85aの一端側の下方に配置され、第1搬送面80a、85aから搬出される被計量物を受け入れて一時保持し、要求信号に応じて排出を行う第1振分け部100aと、コンベア80、85の第2搬送面80b、85bの一端側の下方に配置され、第2搬送面80b、85bから搬出される被計量物を受け入れて一時保持し、要求信号に応じて排出を行う第2振分け部100bと、を備えたことを特徴とする。
この構成により、集合コンベア80、85が、幅方向中央部に設けられた仕切部材90により第1搬送面80a、85aと第2搬送面80b、85bとに仕切られたベルト面を有し、切替シュート74により、規定重量となるように組合されて計量ホッパ65またはタイミングホッパ70から同時に排出された被計量物を、集合コンベア80、85の第1搬送面80a、85aまたは第2搬送面80b、85bの上に交互に排出を行うことにより、第1搬送面80a、85aで一方の組合せに係る複数の被計量物を搬送しながら、第2搬送面80b、85bで他方の組合せに係る複数の被計量物を搬送することができるので、集合コンベア80、85上で同一の組合せの被計量物の間隔が短くなっても、組合せの異なる被計量物同士が混ざることがない。また、集合コンベア80、85のベルト面が搬送方向下流側に向って下降するよう傾斜しているので、計量ホッパ65、タイミングホッパ70から排出された被計量物が搬送方向上流側に尾を引くように広がってしまうことを防止することができ、組合せによって排出される被計量物の実重量の精度を向上することができる。したがって、組合せによって排出される被計量物の実重量の精度と処理能力の両方を向上することができる。
また、本実施の形態に係る組合せ計量装置1は、タイミングホッパ70と切替シュート74との間に配置され、計量ホッパ65、タイミングホッパ70から排出された被計量物を、切替シュート74に案内する案内シュート72を更に備え、切替シュート74が、案内シュート72の下部に配置された受入口74aと、受入口74aを回動支点として回動して第1搬送面80a、85aまたは第2搬送面80b、85bの何れかの上に変位する排出口74bと、を有することを特徴とする。
この構成により、例えば、切替シュート74の上部に案内シュート72の機能を有する部材を一体に設けた場合よりも切替シュート74を軽量化して排出口を高速に変位することができるので、処理能力を向上することができる。また、切替シュート74の上部に案内シュート72の機能を有する部材を一体に設けた場合よりも、切替シュート74の内壁の角度を垂直に近い角度にすることができるので、切替シュート74の内壁に被計量物が付着することを防止して、組合せによって排出される被計量物の実重量の精度を向上することができる。
また、本実施の形態に係る組合せ計量装置1は、案内シュート72および切替シュート74が、筐体11の横方向に分割されていることを特徴とする。
この構成により、切替シュート74を一体的に形成する場合と比較して、切替シュート74を分割することにより、切替シュート74を軽量化して排出口74bを高速に変位することができ、処理能力を向上することができる。
また、本実施の形態に係る組合せ計量装置1は、第1振分け部100aが、外部から入力された要求信号Aにより排出を行うとともに、要求信号Aの入力から所定の遅延時間後に新たな要求信号Bを生成して第2振分け部100bに出力し、第2振分け部100bが、第1振分け部100aから入力した要求信号Bに応じて排出を行うことを特徴とする。
この構成により、外部から入力された1つの要求信号によって、第1振分け部100aと第2振分け部100bの両方から組合せ後の被計量物の排出を行うことができる。また、第1振分け部100aと第2振分け部100bとの間に被計量物の排出に時間差を生じさせることができるので、排出した被計量物を受け入れる側の装置への衝撃を低減し、組合せによって排出される被計量物の実重量の精度を向上することができる。
また、本実施の形態に係る組合せ計量装置1は、第1振分け部100aが、下側第1カップ130aを第1NG排出シュート170aの上端側の上方に移動して下側第1シャッタ140aを開くことにより、NG品の被計量物を第1NG排出シュート170aに排出して選別を行い、第2振分け部100bが、下側第2カップ130bを第2NG排出シュート170bの上端側の上方に移動して下側第2シャッタ140bを開くことにより、NG品の被計量物を第2NG排出シュート170bに排出して選別を行うようになっている。
この構成により、組合せ重量が規定範囲でない被計量物を選別することができる。
以上のように、本発明に係る組合せ計量装置は、組合せによって排出される被計量物の実重量の精度と処理能力の両方を向上することができるという効果を有し、食品等の物品を規定計量値ずつ包装するために外部から順次搬入される物品の集合が規定範囲となるよう組合せる組合せ計量装置として有用である。
1 組合せ計量装置
10 組合せ計量部
11 筐体
30 供給コンベア
60 中間ホッパ(ホッパ)
60a シャッタ
65 計量ホッパ(ホッパ)
65a シャッタ
70 タイミングホッパ(ホッパ)
70a シャッタ
72 案内シュート(案内部材)
74 切替シュート(排出位置切替部材)
74a 受入口
74b 排出口
80、85 集合コンベア(コンベア)
80a、85a 第1搬送面
80b、85b 第2搬送面
90 仕切部材
95a 第1排出シュート
95b 第2排出シュート
100 振分け部
100a 第1振分け部
100b 第2振分け部
110a 上側第1カップ
110b 上側第2カップ
120a 上側第1シャッタ
120b 上側第2シャッタ
130a 下側第1カップ(第1選別手段)
130b 下側第2カップ(第2選別手段)
140a 下側第1シャッタ(第1選別手段)
140b 下側第2シャッタ(第2選別手段)
150 供給部
153 供給コンベア
155、156 貯留容器
160 トレー搬送部
165a 第1トレー
165b 第2トレー
170a 第1NG排出シュート(第1選別手段)
170b 第2NG排出シュート(第2選別手段)

Claims (5)

  1. 被計量物(W)を計量した結果に基づいて複数の前記被計量物を規定重量となるように組合せる組合せ計量装置(1)であって、
    筐体(11)の横方向に沿って直線状に並ぶように複数配置され、被計量物を保持、計量、排出を行うホッパ(60、65、70)と、
    前記複数のホッパの下方に配置され、幅方向中央部に設けられた仕切部材(90)により第1搬送面(80a、85a)と第2搬送面(80b、85b)とに仕切られるとともに搬送方向下流側に向って下降するよう傾斜したベルト面を有するコンベア(80、85)と、
    前記複数のホッパと前記コンベアとの間に配置され、規定重量となるように組合されて前記複数のホッパから同時に排出された被計量物を、前記コンベアの第1搬送面または第2搬送面の上に交互に排出を行う排出位置切替部材(74)と、
    前記コンベアの第1搬送面の一端側の下方に配置され、前記第1搬送面から搬出される被計量物を受け入れて一時保持し、要求信号に応じて排出を行う第1振分け部(100a)と、
    前記コンベアの第2搬送面の一端側の下方に配置され、前記第2搬送面から搬出される被計量物を受け入れて一時保持し、要求信号に応じて排出を行う第2振分け部(100b)と、を備えたことを特徴とする組合せ計量装置。
  2. 前記複数のホッパと前記排出位置切替部材との間に配置され、前記複数のホッパから排出された被計量物を、前記排出位置切替部材に案内する案内部材(72)を更に備え、
    前記排出位置切替部材が、前記案内部材の下部に配置された受入口(74a)と、前記受入口を回動支点として回動して前記第1搬送面または第2搬送面の何れかの上に変位する排出口(74b)と、を有することを特徴とする請求項1に記載の組合せ計量装置。
  3. 前記案内部材および前記排出位置切替部材が、前記筐体の横方向に分割されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の組合せ計量装置。
  4. 前記第1振分け部が、外部から入力された要求信号により排出を行うとともに、前記要求信号の入力から所定の遅延時間後に新たな要求信号を生成して前記第2振分け部に出力し、
    前記第2振分け部が、前記第1振分け部から入力した要求信号に応じて排出を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の組合せ計量装置。
  5. 前記第1振分け部が、一時保持した被計量物を選別する第1選別手段(130a、140a、170a)を備え、
    前記第2振分け部が、一時保持した被計量物を選別する第2選別手段(130b、140b、170b)を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の組合せ計量装置。
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