JP2011200519A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドラム式洗濯機において、汚れ度合いに応じて電気代の節約を可能にするドラム式洗濯機を実現すること。
【解決手段】回転ドラム62をモータ64で駆動して洗い工程、すすぎ工程の少なくとも1つを行い、水槽61の底部に洗濯水を加熱する温水ヒータ79と、水槽61内の水を循環ポンプ72により循環させる水循環系73に電極センサ81を略水平に設置し、電極センサ81により検知した導電率が所定の値より大きいとき、温水ヒータ79の電源をオンにして洗い工程を実行し、電極センサ81により検知した導電率が所定の値より小さいとき、温水ヒータ79の電源をオフにして洗い工程を実行することにより、汚れ度合いに応じて電気代の節約を可能となる。
【選択図】図4

Description

本発明は、回転ドラム内に収容した洗濯物を洗濯するドラム式洗濯機に関するものである。
従来、この種の洗濯機は、洗濯液の導電率検知をする電極センサを有し、検知された導電率により、洗濯時間を設定制御する洗濯機が既に知られている(例えば、特許文献1参照)。
図5は、前記特許文献1に記載された従来の洗濯機の導電率制御のフローチャートを示すものである。
図5において、ステップ8で洗濯が開始されて、一定時間経過するとステップ9で透過度検知手段(図示せず)により洗濯液透過度を検知する。次に、ステップ10で透過度の変化量が設定値以下になると、洗濯が終了検知を行い、その後、ステップ11で導電率検知手段(図示せず)により導電率検知が行われ、ステップ12で液体洗剤か粉末洗剤かの判別が行われる。粉末洗剤であれば、ステップ14で洗濯行程が終了し、液体洗剤であれば、ステップ13で洗濯時間が所定時間(t分)延長された後、ステップ14で洗濯行程が終了する。
また、この種のドラム式洗濯機は、加熱された洗濯水を洗濯物に吐出することにより、洗浄力を高めていた。(例えば、特許文献2参照)。
図6は、前記特許文献2に記載された従来のドラム式洗濯機の縦断面図を示すものである。
図6において、筺体1内には、有底円筒状の外槽6が、サスペンション構造(図示せず)によって筺体1の正面側から背面側に向かって下向きに傾斜した状態で支持されている。外槽6は、外槽本体2と外槽カバー3とで構成され、その接続部分で第1のパッキング部材4を介して水密的に接続固定されている。外槽6は、有底円筒形に形成された回転ドラム5を回転自在に内包している。筺体1前部には、開閉扉8が設けられている。筺体1上部後方には、洗濯水を供給するための第一の給水弁9、第一の給水弁11を回転ドラム5は、外槽6の外槽本体底部2cの外方に取り付けられた駆動モータ7によって回転駆動され、その回転速度や回転方向は可変である。外槽6内底部には、シーズヒータ等からなる温水ヒータ70を備え、洗濯水を加熱する。
洗濯行程にて加熱された洗濯水は、回転ドラム5の回転により、外槽6の内底面に形成された取水口20から入り、第1の循環水路22、および、この第1の循環水路22と連通する第2の循環水路26、第3の循環水路27を通り、吐出口32から回転ドラム5内の洗濯物へ吐出される。
特開昭63−154196号公報 特開2007−117135号公報
しかしながら、前記特許文献1に示す従来の構成では、検知された導電率により、洗濯時間を設定制御するだけの洗浄方法であり、洗濯水を加熱する洗濯方法ではないため、洗浄性能を高めることはできず、高めようとすれば、洗濯時間を更に長く延長して洗濯する必要があり、洗濯物を傷めてしまうという課題を有していた。
また、前記特許文献2に示す従来の構成では、加熱された洗濯水を洗濯物に吐出して洗浄力を高める方法であり、汚れが少なく加熱洗浄を必要としない場合においても、温水ヒータを使うため、電気代がかかってしまうという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、汚れ度合いに応じて電気代の節約を可能としたドラム式洗濯機を提供することを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明のドラム式洗濯機は、有底円筒形に形成された回転ドラムと、前記回転ドラムを開口する正面側から底部となる背面側に向けて回転軸方向が水平または水平方向から下向き傾斜となるようにして内部に配設する水槽と、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記水槽内に給水する第1の給水手段と、洗剤収容部を介して前記水槽内に給水する第2の給水手段と、前記水槽内の洗濯水を前記水槽に接続した水循環経路を通じ回転速度可変のモータからなる循環ポンプにより循環させる水循環系と、前記水槽の底部に設けた洗濯水を加熱する加熱手段と、洗濯水を加熱して洗浄するか否かを個別に設定する個別設定部と、前記循環ポンプを有する前記水循環系の最下点近傍の配管側壁に略水平に設置した、洗濯水の導電率を測定する電極センサと、前記モータ、前記給水手段、前記循環ポンプ、前記加熱手段、前記個別設定部等を制御して洗い工程、すすぎ工程の少なくとも1つを実行する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記電極センサにより検知した導電率が所定の値より大きい時、前記加熱手段の電源をオンにして洗い工程を実行し、前記電極センサにより検知した導電率が所定の値より小さい時、前記加熱手段の電源をオフにして洗い工程を実行するようにしたものである。
これにより、汚れ度合いに応じて加熱手段のオン/オフを制御することができるので、電気代を節約することができる。
本発明のドラム式洗濯機は、導電率により汚れ度合いを判定し、汚れが少ないと判定したときは加熱手段の電源をオフにして洗い工程を実行し、汚れが多いと判定したときは加熱手段の電源をオンにして洗い工程を実行することにより、汚れ度合いに応じて電気代を節約することができる。
本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の縦断面図 (A)同ドラム式洗濯機の電極センサ取付部の上面図、(B)同ドラム式洗濯機の電極センサ取付部の側面図、(C)同ドラム式洗濯機の電極センサ取付部の断面図 同ドラム式洗濯機の制御装置の構成を示すブロック図 同ドラム式洗濯機の制御手段の動作フローチャート 従来の洗濯機の導電率制御のフローチャート 従来のドラム式洗濯機の縦断面図
第1の発明は、有底円筒形に形成された回転ドラムと、前記回転ドラムを開口する正面側から底部となる背面側に向けて回転軸方向が水平または水平方向から下向き傾斜となるようにして内部に配設する水槽と、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記水槽内に給水する第1の給水手段と、洗剤収容部を介して前記水槽内に給水する第2の給水手段と、前記水槽内の洗濯水を前記水槽に接続した水循環経路を通じ回転速度可変のモータからなる循環ポンプにより循環させる水循環系と、前記水槽の底部に設けた洗濯水を加熱する加熱手段と、洗濯水を加熱して洗浄するか否かを個別に設定する個別設定部と、前記循環ポンプを有する前記水循環系の最下点近傍の配管側壁に略水平に設置した、洗濯水の導電率を測定する電極センサと、前記モータ、前記給水手段、前記循環ポンプ、前記加熱手段、前記個別設定部等を制御して洗い工程、すすぎ工程の少なくとも1つを実行する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記電極センサにより検知した導電率が所定の値より大きい時、前記加熱手段の電源をオンにして洗い工程を実行し、前記電極センサにより検知した導電率が所定の値より小さい時、前記加熱手段の電源をオフにして洗い工程を実行することにより、汚れ度合いに応じて電気代を節約することができる。
第2の発明は、第1の発明において、制御手段は、個別設定部で洗濯水を加熱して洗浄するように設定された場合、電極センサにより検知した導電率が所定の値より大きい時でも、加熱手段の電源をオンにして洗い工程を実行することにより、電極センサの検知結果より個別設定部による設定を優先するができ、使用者が意図したより高い洗浄性能を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるドラム式洗濯機の断面図であり、図3は、同ドラム式洗濯機の制御装置の構成を示すブロック図である。
洗濯機本体50の内部に揺動自在に水槽61が配設され、水槽61内には、回転ドラム62が回転自在に配設され、回転ドラム62は、水槽61の背面に外側より取り付けられたモータ64により回転駆動される。
また、このドラム式洗濯機は、モード設定や制御プログラムに従い、モータ64、給水系65、排水系66、乾燥系67を自動制御して、少なくとも洗い工程、すすぎ工程、脱水工程、乾燥工程を行う機能を有している。しかし、乾燥系67は省略することができる。
給水系65は、第1の電磁弁58(第1の給水手段)、第2の電磁弁59(第2の給水手段)の開閉によって実線矢印で示すように適時に給水でき、第1の電磁弁58は水槽61内の底部近傍に直接給水を行い、第2の電磁弁59は洗剤収容部65aを介すため、洗剤を含んだ水を、同様に水槽61内の底部近傍に適時に投入できる。
排水系66は、排水弁68の開閉によって、洗い工程終了時、すすぎ工程終了時など必要なときに一点鎖線矢印で示すように、水槽61の下部に接続された排水管66aを介し、糸屑類を捕集し外部から取り外し可能の排水フィルタ66bを通過した後、排水できるようになっている。
乾燥系67は、水槽61および回転ドラム62内の空気を送風機69によって、図1の破線矢印で示すように循環させる。乾燥系67内には、糸屑類を捕集し除塵するフィルタ(図示せず)、除塵後の導入空気を除湿する除湿部(図示せず)、除湿後の空気を加熱して渇いた高温空気とする加熱部(図示せず)等を有する。
水循環系71は、洗い準備工程時、洗い工程時、すすぎ工程時など必要に応じ、水槽61内の水を循環させて、洗剤の早期溶け込みや偏りの防止、洗いやすすぎの機能向上を図る。
この水循環系71は、循環ポンプ72を駆動させることで、水槽61内の水を、排水管66aを介し、排水フィルタ66bを通過させ、水循環経路73の循環ポンプ72への流入側経路73a、循環ポンプ72および水循環経路73の循環ポンプ72からの吐出側経路73bを介して、水槽61内に戻すことを繰り返す。
運転コース等のモードや各種機能の選択は、洗濯機本体50の前面上部に設けられた操作パネル74から使用者が入力して行い、制御系75がその入力情報を基に操作パネル74上の表示手段で表示して使用者に知らせる。この操作パネル74には、洗濯水を加熱して洗浄するか否かを個別に設定するスイッチの個別設定部90が設けられている。
また、操作パネル74での設定手段52により運転開始が設定されると、水槽61内の水位を検知する水位検知手段56等からのデータを入力して駆動を開始して、排水弁68、第1の電磁弁58(第1の給水手段)、第2の電磁弁59(第2の給水手段)などの動作を制御し、洗濯、脱水、乾燥などの運転を行う。
回転ドラム62は回転軸62aに水槽61上のモータ64が直結されて、水槽61と共に、開口側から底部側に向けて回転軸方向を水平方向から角度θ=20±10度に傾斜させて設置し、水平方向での設置の場合に比べ、回転ドラム62を同じ高さに設置しても水槽61および回転ドラム62の開口が斜め上向きとなることで、屈んだりする無理な姿勢を取らずに洗濯物を容易に出し入れできる。特に、本出願人等の経験からは、傾斜角度は20±10度とすることにより、子供(幼児を除く)から大人までの身長差があっても、車椅子利用者であっても、洗濯物の出し入れの作業が最も行い易い状態が得られる。また、回転ドラム62内に給水された水が背面側に溜まって、少ない水量でも深い貯水状態が得られる利点もある。水槽61は、給水を効率よく回転ドラム62内の洗濯物に働かせるために、回転ドラム62と同じ傾斜を持って、回転ドラム62を内包している。なお、洗濯機本体50には開閉扉63が設けられ、水槽61の開口76を、その口縁に装着したシール材77を介し密閉し、また開くことができるようにしている。
また上記水槽61の底部に洗濯水を加熱するシーズヒータ等からなる温水ヒータ(加熱手段)79を備え、加熱した洗濯水を、回転ドラム62の回転に伴って、水槽61に設けた取水口に取り込み、その取水口から取り込んだ洗濯水が水循環経路73を経由して吐出口から回転ドラム62に吐出することにより、洗濯水を洗濯物にふりかけて、この洗濯水を、また循環させる。
これにより加熱された洗濯水が洗濯物にふりかけられる為、洗濯水の分子活動が高まり、また洗剤の活性化が高まるので、洗浄力を高め、かつ洗いムラを少なくする事ができる。
図2は、本発明の第1の実施の形態におけるドラム式洗濯機の電極センサの取付構成図であり、(A)は、同電極センサ取付部の上面図、(B)は、同電極センサ取付部の側面図、(C)は同電極センサ取付部の断面図である。
電極センサ81は、水循環系71を有した経路上の最下点近傍部である排水管66aおよび排水フィルタ66bに構成設置してあり、洗濯水の導電率を検知して、洗濯水の中にイオン成分例えば汚れ、汗、洗剤成分の残留度合いを検知して最適な状態に手洗濯を行う制御手段に利用される。
上記電極センサ81の取付位置は、排水フィルタ66bを構成する樹脂ケースの循環経路82上に配置しており、循環経路82上に配置していることにより、汚れの付着や異物の堆積が発生せず、常にクリーンな状態により検知が行え、検知精度のバラツキを低減することができる。また、循環経路82の最下点近傍に配置することにより、循環水の混合液を早期に、安定した検知をすることが可能となる。
次に電極センサ81の取付構成について説明する。
電極センサ81は、SUSの電極棒83を循環経路82内に挿入することで構成される。電極棒83の挿入方向は、循環経路82の配管天面部や底面部ではなく、側面部より挿入することにより、電極周辺部の汚れ、異物の堆積を回避し、またエアだまりのような外乱を受け難い構成とする。側面に取り付けた二本の電極は略水平状態であり、端子となる板材84に溶接され、その板材84は固定板としても利用され、ネジ85により所定の位置に固定される。また、電極の根元位置にシール材となるゴムリング86を挿入し、板材84のネジ止めと同時に、ゴム材が圧縮されることによりシールされる構成としている。
図3は、上述のように、本発明の第1の実施の形態における制御装置の構成を示すブロック図である。
制御系75は、制御手段51、設定手段52、記憶手段53及びパワースイッチング手段54等から構成される。
マイクロコンピュータ等により構成される制御手段51は、設定手段52から入力される運転コースの選択、設定手段52の個別設定部90から入力される温水のマニュアル設定などの設定入力、洗濯物の量に応じてモータ64が受ける負荷変化から洗濯物の量を検知する布量検知手段55からの入力、及び水槽4内の洗濯水の水位を検知する水位検知手段56からの入力に応じて、記憶手段53に記憶された制御プログラムを用いてパワースイッチング手段54に制御指令を出力する。
パワースイッチング手段54はSCR(サイリスタ)等のスイッチング素子を用いて構成されており、制御手段51からの制御指令に応じてモータ64、第1の電磁弁(第1の給水手段)58、第2の電磁弁(第2の給水手段)59、排水弁68、循環ポンプ72、温水ヒータ79などの動作を制御する。
モータ64は、例えば直流ブラシレスモータ等で構成され、前記制御手段51およびパワースイッチング手段54により正逆回転および回転数可変に制御され、さらに洗濯物の量に応じてモータ64が受ける負荷変化から洗濯物の量を検知する布量検知手段55、水槽61内の洗濯水の水位を検知する水位検知手段56、電極センサ81により導電率を検知する導電率検知手段57、及び洗濯工程から脱水工程までの運転動作の一連の工程は、制御系75にて制御される。
以上のように構成したドラム式洗濯機について、以下その動作及び作用を説明する。
図4は本発明の第1の実施の形態におけるドラム式洗濯機の制御手段の動作フローチャートで、洗い工程の制御を示すものである。
S100において、回転ドラム62内に洗濯物が投入され運転開始の入力が行われると、S101で、制御手段51は、洗浄水を加熱して洗浄するかなどの個別設定を記憶手段53から記憶し、制御プログラムを記憶手段53から読み出し、以下に説明する制御動作を行う。
S102では、布量検知手段55により回転ドラム62を回転させることにより洗濯物の量を検知し、検知した洗濯物の量を記憶手段53に記憶し、第1の給水工程(103〜112)に移る。
次にS103では、第1の給水弁58を開き、水槽61内に注水すると同時に回転ドラム62を第1の所定回転数(例えば35r/min)で回転させる。注水された水は、略水平方向に広がって回転ドラム62内の洗濯物にふりかかり、洗濯物に浸透し、S104で第1の所定水位まで給水すると、S105で第1の電磁弁58を閉じ、給水を停止させる。
S106で、給水が停止してから第1の所定時間(例えば、3分)が経過してから、S107で導電率検知手段57により、洗濯物に浸透した水の導電率を検知し、S108で汚れ度合いを判定する。この判定結果で導電率が所定の値より高く、汚れ度合いが大きいと判定された場合、S109で温水ヒータ79を通電し、S110で所定の温度(例えば、60℃)になるまで通電を続け、所定の設定温度になったら、S111で通電をオフにし、第2の給水工程(113〜116)に移る。また判定結果で導電率が所定の値より低く、汚れ度合いが小さいと判定された場合は、S112で、制御手段51は、洗浄水を加熱して洗浄するように個別設定部60にて個別設定されたかを、記憶手段53から読み出し、設定されている場合は個別設定を優先し、S109で温水ヒータを通電させ、設定されていない場合は、S109で温水ヒータ79を通電せずに、第2の給水工程(113〜117)に移る。
次にS113で第2の電磁弁59を開き、洗剤収容部65aに水を流し込み、洗剤を水槽61内に流し込む。S114において、第2の所定水位まで水が給水されたことを水位検知手段56により検知すると、S115で第2の電磁弁59を閉じて給水を停止する。S116において第2の所定時間(例えば、5分)が経過してから、S117で回転ドラム62の回転を停止させ、洗浄工程(S118)に移る。
以上のように、第1の給水工程において、回転ドラム62を回転させながら給水を行うことにより、洗濯物に水をまんべんなくかけることができ、略均一に水を浸透させることができる。また直接、回転ドラム62内に給水して水を洗濯物に浸透させることにより、洗剤投入による導電率の変化によらず、洗濯物の汚れのみによる導電率の変化を検知でき、この検知を給水直後ではなく、第1の所定時間経過後に行うことにより、洗濯物の汚れが水槽61内に拡散された状態となるため、より正確な値を検知することができる。
また、検知後の第2の給水工程において、回転ドラム62を回転させた状態で、洗剤を水槽61内に流し込むことにより、洗濯物に洗濯水をまんべんなくかけることができ、また第2の所定時間、ドラムの回転を続けることにより、略均一に洗濯水を浸透させることができる。電極センサ81で汚れ度合いが大きいと判定された場合においても、また加熱した洗濯水を回転ドラム内に吐出することにより、洗濯物に付着した汚れが浮き上がりやすくなるとともに、加熱された洗濯水が洗濯物にふりかけられる為、洗濯水の分子活動が高まり、また洗剤の活性化が高まるので、洗浄力を高めかつ洗いムラを少なくすることができる。 さらに、電極センサ81で汚れ度合いが小さいと判定された場合は、洗濯水を加熱させずに電気代を節約することができる。
また、本実施の形態では、乾燥機能を有するドラム式洗濯機について説明したが、乾燥機能を有しないドラム式洗濯機でも同様の効果を奏することができる。
以上のように、本発明にかかるドラム式洗濯機は、汚れ度合いに応じて電気代の節約することができるドラム式洗濯機等として有用である。
58 第1の電磁弁(第1の給水手段)
59 第2の電磁弁(第2の給水手段)
61 水槽
62 回転ドラム
64 モータ
71 水循環系
72 循環ポンプ
73 水循環経路
79 温水ヒータ(加熱手段)
81 電極センサ

Claims (2)

  1. 有底円筒形に形成された回転ドラムと、前記回転ドラムを開口する正面側から底部となる背面側に向けて回転軸方向が水平または水平方向から下向き傾斜となるようにして内部に配設する水槽と、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記水槽内に給水する第1の給水手段と、洗剤収容部を介して前記水槽内に給水する第2の給水手段と、前記水槽内の洗濯水を前記水槽に接続した水循環経路を通じ回転速度可変のモータからなる循環ポンプにより循環させる水循環系と、前記水槽の底部に設けた洗濯水を加熱する加熱手段と、洗濯水を加熱して洗浄するか否かを個別に設定する個別設定部と、前記循環ポンプを有する前記水循環系の最下点近傍の配管側壁に略水平に設置した、洗濯水の導電率を測定する電極センサと、前記モータ、前記給水手段、前記循環ポンプ、前記加熱手段、前記個別設定部等を制御して洗い工程、すすぎ工程の少なくとも1つを実行する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記電極センサにより検知した導電率が所定の値より大きい時、前記加熱手段の電源をオンにして洗い工程を実行し、前記電極センサにより検知した導電率が所定の値より小さい時、前記加熱手段の電源をオフにして洗い工程を実行することを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 制御手段は、個別設定部で洗濯水を加熱して洗浄するように設定された場合、電極センサにより検知した導電率が所定の値より大きい時でも、加熱手段の電源をオンにして洗い工程を実行することを特徴とする請求項1記載のドラム式洗濯機。
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