JP2011198315A - デジタルレコーダー - Google Patents

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Abstract

【課題】映像等の外部情報の記録中であってもファームウェア更新処理が可能なデジタルレコーダーを比較的簡単な構成で得る。
【解決手段】ファームウェア更新モード設定時において、CPU8はフラッシュメモリ9に格納するファームウェア更新処理を行う。この際、記録用マイコン部6aは、CPU8とは独立して、制御用レジスタ群6cに予めCPU8により格納された制御パラメータに基づき、制御信号SCをCODEC3に出力してCODEC3による圧縮処理を制御し、CODEC3より得られる圧縮処理済みデータD3を記録デバイス4に格納する。
【選択図】図1

Description

この発明は、制御プログラムであるファームウェアの更新機能を備えたデジタルレコーダーに関する。
これまで、主に不審人物の検出、監視等を主な目的とした監視用デジタルレコーダーは多く提案されている。近年、これらのデジタルレコーダーには機能的なグラフィカルユーザーインターフェース(以下、単に「GUI」と呼ぶ)や高度なネットワーク通信機能等を搭載したものが多く、ますます高機能化は進む傾向にある。
このような状況下、デジタルレコーダーの主要動作を制御する制御プログラムであるファームウェアを更新する頻度も増える傾向にある。
一方、デジタルレコーダーは監視業務等の用途として用いられる場合、24時間連続で運転されることが多いが、ファームウェアを更新する場合は、一旦、5〜10分程度、デジタルレコーダーの運転(記録)を停止する必要があり、停止期間中においても上記24時間連続運転を担保すべく、別のレコーダーを用意し代替運用させる必要がある。
このように24時間連続運転が要求されるデジタルレコーダーにおいては、映像の記録中であっても当該デジタルレコーダーのシステム(動作)を止めることなく、デジタルレコーダー本体のファームウェアの更新を実現できれば、他のレコーダーの代替運用が不要となり非常に便利になる。
映像等の記録中のデジタルレコーダーは制御部であるマイクロコンピュータ(CPU(Central Processing Unit)、以下、単に「CPU」と呼ぶ)がファームウェアに基づく制御動作を実行している。このため、CPUの制御動作内容に悪影響を与えることなく、CPUが制御動作時に用いているファームウェア自体を書き換えることは実質的に不可能である。したがって、現在、記録中にファームウェア更新が可能なデジタルレコーダーは存在していない。
また、特許文献1で開示されたようなマルチCPUシステムは、各CPUに対するソフトウェアをダウンロードする処理を、他のCPUが運用中の通常サービスにほとんど影響を与えることなく実行することを実現している。このように、ほとんど同一の機能を有するCPUとプログラムを追加する手法をデジタルレコーダーに適用することで、記録中のファームウェア更新を実現するという解決案が一つ考えられる。
特開平10−260845号公報
しかしながら、特許文献1のように、新たに同一機能のシステム(CPUとプログラム)を追加する場合には、追加分の回路規模が大きくなるため多くの基板等のスペースを占有することに加え、開発規模も増大するため、トータル的にコスト面で不利になってしまうという問題点があった。
この発明は上記問題点を解決するためになされたもので、映像等の外部情報の記録中であってもファームウェア更新処理が可能なデジタルレコーダーを比較的簡単な構成で得ることを目的とする。
この発明に係る請求項1記載のデジタルレコーダーは、外部より得られる外部情報に基づくデータを記録するデジタルレコーダーであって、前記外部情報に基づくデジタル信号に対し圧縮処理を行い圧縮処理済みデータを得るデータ圧縮部と、前記圧縮処理済みデータを転送して所定の記録デバイスに記録させるデータ転送処理を行うデータ転送部と、前記データ圧縮部による前記圧縮処理及び前記データ転送部による前記データ転送処理を制御する補助制御部と、前記デジタルレコーダーの主要動作を制御するための制御プログラムを格納する制御プログラム格納部と、前記制御プログラムに基づき主要制御動作を実行する主要制御部とを備え、前記主要制御部は前記制御プログラム格納部における前記制御プログラムの内容を更新可能であり、前記補助制御部及び前記主要制御部からアクセス可能な共有情報保持部をさらに備え、前記共有情報保持部は前記データ圧縮部による前記圧縮処理の制御用の制御パラメータを格納する制御情報用記憶部を含み、前記補助制御部は、前記主要制御部による前記制御プログラムの更新処理の実行中において、前記制御情報用記憶部に格納された前記制御パラメータを読み出して、該制御パラメータに基づき前記データ圧縮部による前記圧縮処理を制御している。
この発明における請求項1記載のデジタルレコーダーにおいて、補助制御部は、前記主要制御部による前記制御プログラムの更新処理の実行中において、前記制御情報用記憶部に格納された前記制御パラメータを読み出して、該制御パラメータに基づき前記データ圧縮部による前記圧縮処理を制御している。このため、制御プログラムの更新処理中においても、補助制御部の制御下で支障なく外部情報に基づく圧縮処理済みデータを記録デバイスに記録することができる。
その結果、他に同等なデジタルレコーダーを用意して代替運用させることなく、制御プログラムを更新しながら圧縮処理済みデータの連続記録を支障なく行うことができる効果を奏する。
加えて、補助制御部及び制御情報用記憶部は、所定の記録デバイスへの記録機能を実現するための最低限必要な制御を行う機能を有すればよいため、比較的簡単な回路構成でデジタルレコーダーを構成することができる。
この発明の実施の形態1であるデジタルレコーダーのシステム構成を示すブロック図である。 通常動作モード設定時におけるCPU及び記録用マイコン部の動作内容を模式的に示す説明図である。 ファームウェア更新モード設定時におけるCPU及び記録用マイコン部の動作内容を模式的に示す説明図である。 実施の形態1のデジタルレコーダーにおけるファームウェア更新処理の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態2のデジタルレコーダーにおけるファームウェア更新処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の前提技術となる従来のデジタルレコーダーの構成を示すブロック図である。 従来のデジタルレコーダーにおけるファームウェア更新の処理手順を示すフローチャートである。
<前提技術>
図6は本発明の前提技術となる、従来のデジタルレコーダーの一般的な構成を示すブロック図である。
同図に示すように、カメラ20は内部の所定の撮像装置から取得した映像・音声アナログ信号S20をデジタルレコーダーDR9に出力する。
従来のデジタルレコーダーDR9は、A/D変換部11、映像処理部12、CODEC13、記録デバイス14、データ転送部15、CPU16、RAM17、フラッシュメモリ18及びUSBポート19から構成される。
A/D変換部11は、入力された映像・音声アナログ信号S20を映像・音声デジタル信号S11に変換する。
映像処理部12は、入力された映像・音声デジタル信号S11に対して拡大、縮小等の画像処理等で加工を施して得られる画像処理済みデジタル信号S12をCODEC13に出力する。
CODEC13は、映像処理部12から入力された無圧縮の画像処理済みデジタル信号S12に対し、JPEG、MPEG等の圧縮技術を用いて、圧縮処理済みデータD13を得るデータ圧縮手段である。
データ転送部15は、それぞれCODEC13、記録デバイス14のバスを利用した相互データ転送を実現している。
次に、CPU16の役割について説明する。CPU16はデジタルレコーダーDR9全体の制御及び各種情報の管理を行う。具体的には、記録再生やデータ転送等のためのデータ転送制御、CODEC13、GUIなどの各種インターフェイスの制御、記録データ管理、時計管理機能等、多岐にわたる。これらの機能は、ファームウェアとして実装された制御プログラムをCPU16が実行することにより実現される。ただし、映像等の記録のみ行っている状態においては、CPU16の役割は主にCODEC13の制御等に限られるため、CPU16の処理負荷はそれほど高くない。
なお、GUIは、ユーザが各種設定するための画面がパソコン(PC)のGUIのような操作で行えるようにするためのものである。インターフェイス制御は、たとえばUSBやLCD等の制御を行うものである。記録データ管理は、CODEC13から受け取ったデータをHDD等の記録デバイス14に格納する際に、後に再生しやすいように、データの並び順を変えたり、データの内容を少し変更したりというような作業を意味する。時計管理機能は、CODEC13から受け取ったデータに現在の時刻を埋めこんで、再生する際に時間も表示できるようにするための機能である。
次に、ファームウェア更新の仕組みについて説明する。ファームウェア更新は、CPU16がUSBメモリ(図示せず)に格納されている更新対象のファームウェアをUSBポート19を介して転送しフラッシュメモリ18内に格納することにより実現される。
ファームウェアの更新中において、CPU16はファームウェアに基づく制御動作を実行することができないため、デジタルレコーダーDR9の全機能を停止させる必要があり、当然、映像等の記録機能においても停止させなければならない。
図7は従来のデジタルレコーダーDR9におけるファームウェア更新の処理手順を示すフローチャートである。以下、同図を参照して従来のデジタルレコーダーDR9におけるファームウェア更新処理内容を説明する。
まず、ステップST21において、はじめにREC状態(映像等の記録中の状態)から、ステップST22で記録を停止(REC STOP)させ、その後、ステップST23で電源OFF状態(POWER OFF)にする。
そして、ステップST24において、CPU16が映像等の記録を停止した状態で、ファームウェア更新が行われる。その後、ステップST25で電源ON状態(POWER ON)にされた後、ステップST26でREC状態に復帰する。
このように、従来のデジタルレコーダーDR9のシステム構成では、映像等の記録を続けながらファームウェア更新処理を行うことは原理的に不可能であった。
<実施の形態1>
図1はこの発明の実施の形態1であるデジタルレコーダーのシステム構成を示すブロック図である。
なお、本明細書で示す実施の形態(実施の形態1,実施の形態2)では、カメラ等の映像・音声信号等の外部情報から内容処理により得られたデジタルデータをデータ圧縮手段を用いて圧縮し、圧縮したデータをHDDなどの記録デバイスに保存する機能を有した典型的なデジタルレコーダーを想定している。
図1に示すように、カメラ20より外部情報である映像・音声アナログ信号S20を受けるデジタルレコーダーDR1は、A/D変換部1、映像処理部2、CODEC3、記録デバイス4、データ転送部5、信号処理制御部6、RAM7、CPU8、フラッシュメモリ9及びUSBポート10から構成される。
図1に示すように、カメラ20は内部の所定の撮像装置から取得した映像・音声アナログ信号S20をデジタルレコーダーDR1に出力する。
A/D変換部1は、入力された映像・音声アナログ信号S20を映像・音声デジタル信号S1に変換する。
映像処理部2は、入力された映像・音声デジタル信号S1に対して拡大、縮小等の画像処理等で加工を施して得られる画像処理済みデジタル信号S2をCODEC3に出力する。
CODEC3は、映像処理部2から入力された無圧縮の画像処理済みデジタル信号S2に対し、JPEG、MPEG等の圧縮技術を用いて圧縮処理を行い、圧縮処理済みデータD3を得るデータ圧縮部である。CODEC3による上記圧縮処理は信号処理制御部6より得られる制御信号SCに基づき実行される。
データ転送部5は、それぞれCODEC3、記録デバイス4(所定の記録デバイス)のバスを利用した相互データ転送処理を実現しており、圧縮処理済みデータD3を記録デバイス4に転送し、記録デバイス4内に圧縮処理済みデータD3を記録する等のデータ転送処理を行う。データ転送部5による上記データ転送処理は信号処理制御部6より得られる制御信号S6に基づき実行される。
信号処理制御部6は記録用マイコン部6a、制御用レジスタ群6b、制御用レジスタ群6c及びファームウェア更新状態通知用レジスタ群6dから構成される。
記録用マイコン部6aは、制御信号S6及び制御信号SCを信号処理制御部6及びCODEC3に与え、データ転送部5及びCODEC3の動作を制御する。すなわち、記録用マイコン部6aは第1のマイクロコンピュータ(補助制御部)として機能する。
共有情報保持部であるレジスタ群6b〜6dは記録用マイコン部6a及び後述するCPU8から読み書き可能な共有情報保持手段として機能する。
第2のマイクロコンピュータ(主要制御部)であるCPU8は上述したようにレジスタ群6b〜6dに対する読み書き可能であるとともに、RAM7及びフラッシュメモリ9に対しても読み書き可能である。制御プログラム格納部であるフラッシュメモリ9にはファームウェアと呼ばれるCPU8による制御動作用の制御プログラムが格納されており、このファームウェアCPU8によって書き換え可能である。
信号処理制御部6は、前述したとおり大きく分類すると、データ転送部5及び信号処理制御部6を制御する第1のマイクロコンピュータとして機能する記録用マイコン部6aと、記録用マイコン部6a及びCPU8から読み書き可能なレジスタ群6b〜6dとに分類される。
レジスタ群6b〜6dは、CODEC制御用の制御パラメータを格納する制御用レジスタ群6b,6cと、ファームウェア更新状態通知のための内外部のデバイスから書き込み、読み出し可能なファームウェア更新状態通知用レジスタ群6dとから構成される。
制御情報用記憶部である制御用レジスタ群6b,6cには、CODEC3に対して設定するフレームレート値、画質パラメータ値等の設定データ、および記録開始、停止、画像要求等のパラメータを含む制御パラメータが格納される。
また、制御プログラム更新状態通知用記憶部であるファームウェア更新状態通知用レジスタ群6dは、CPU8から信号処理制御部6に対してファームウェア更新状態(更新開始、更新停止)を通知可能な情報を格納するために用意されている。
記録用マイコン部6aは、レジスタ群6b〜6dに格納された値に基づき、CODEC3に対して上記制御パラメータを含む制御信号SCを与え、CODEC3による圧縮処理を制御する。
また、記録用マイコン部6aは、データ転送部5に制御信号S6を与えデータ転送部5を制御して、CODEC3から入力された圧縮処理済みデータD3を、メモリ、HDD等に代表される記録デバイス4に転送させるデータ転送制御機能も有している。なお、記録用マイコン部6aによる上記データ転送制御機能、記録データ管理機能、時計管理機能等は内部のメモリ(図示せず)等に格納された専用プログラム等を実行することにより実現される。
また、記録用マイコン部6aには、CPU8より廉価な簡単な構成のマイクロコンピュータが使用されており、前述した制御パラメータの設定、データ転送制御機能等を実現している。なぜなら、記録用マイコン部6aに要求される機能はCODEC3及びデータ転送部5の制御等であり、比較的簡単な構成で実現できるからである。
次に、図6で示した従来のデジタルレコーダーDR9におけるCPU16と、図1で示した実施の形態1のデジタルレコーダーDR1におけるCPU8及び信号処理制御部6の役割の違いについて説明する。
従来のデジタルレコーダーDR9におけるCPU16の役割として、ODEC13の制御全般、データ転送部15の制御、GUI等の各種インターフェイスの制御、記録データ管理機能、時計管理機能等がある。
一方、本実施の形態のデジタルレコーダーDR1におけるCPU8(第2のマイクロコンピュータ)の役割として、CODEC3を制御するための制御パラメータの設定等、GUI等の各種インターフェイスの制御等がある。CPU8は、GUI等の各種インターフェイスの制御をRAM7を用いて実行するが、この制御は比較的負荷が大きい。
加えて、本実施の形態1のデジタルレコーダーDR1における記録用マイコン部6a(第1のマイクロコンピュータ)の役割として、CODEC3の制御、データ転送部5の制御、記録データ管理機能、時計管理機能がある。
上述したように、実施の形態1では、従来システムであるデジタルレコーダーDR9のCPU16が担う処理を、実施の形態1のデジタルレコーダーDR1におけるCPU8と信号処理制御部6(記録用マイコン部6a)とに分担させている。これにより、本実施の形態では、通常記録時において、システム全体におけるCPU8の負担を軽くすることができる。
図2は通常動作モード設定時におけるCPU8及び記録用マイコン部6aの動作内容を模式的に示す説明図である。
同図に示すように、通常動作モード設定時においては、CPU8は制御用レジスタ群6bに対しCODEC3用の制御パラメータを逐一設定し、記録用マイコン部6aは制御用レジスタ群6bに格納された制御パラメータに基づく制御信号SCをCODEC3に出力し、CODEC3による圧縮処理を制御する。
図3はファームウェア更新モード設定時におけるCPU8及び記録用マイコン部6aの動作内容を模式的に示す説明図である。
ファームウェア更新モード設定時においては、CPU8はファームウェア更新処理を行うため、CODEC3用の制御パラメータを制御用レジスタ群6bに逐一設定することはできない。このため、図3に示すように、記録用マイコン部6aは、制御用レジスタ群6cに格納された制御パラメータに基づき、制御信号SCをCODEC3に出力してCODEC3による圧縮処理を制御する。
図4は実施の形態1のデジタルレコーダーDR1におけるファームウェア更新処理の処理手順を示すフローチャートである。以下、同図を参照して、デジタルレコーダーDR1のファームウェア更新処理内容を説明する。
なお、図4で示す処理が実行されるときは、更新対象のファームウェアが格納されたUSBメモリ(図1では図示せず)をデジタルレコーダーDR1のUSBポート10に装着するというファームウェア更新の事前準備が行われていることを前提としている。
また、上記事前準備の段階ではデジタルレコーダーDR1は通常動作モードであり通常の記録動作を行っている。すなわち、図2に示すように、CPU8は制御用レジスタ群6bに格納する制御パラメータを逐次書き換え、記録用マイコン部6aは制御用レジスタ群6bに格納された最新の制御パラメータに基づく制御信号SCを与えCODEC3による圧縮処理を制御し、CODEC3より得られる圧縮処理済みデータD3をデータ転送部5を介して記録デバイス4に記録させている。
図4を参照して、まず、ステップST1において、CPU8が制御用レジスタ群6cにCODEC3に対する制御、設定用の制御パラメータを設定する。すなわち、ファームウェア更新モードに移行すべく、制御用レジスタ群6cに制御パラメータを設定する。
次に、ステップST2において、CPU8がファームウェア更新状態通知用レジスタ群6dに格納される情報を「有効」に設定する。その結果、デジタルレコーダーDR1は通常動作モードからファームウェア更新モードに切り替わる。
したがって、記録用マイコン部6aは、ファームウェア更新状態通知用レジスタ群6dに格納された「有効」を指示する情報を参照することにより、ファームウェア更新モードであることを認識することができる。そして、記録用マイコン部6aは、図3で示したように、制御用レジスタ群6cに格納された制御パラメータに基づく制御信号SCを与えCODEC3による圧縮処理を制御し、CODEC3より得られる圧縮処理済みデータD3をデータ転送部5を介して記録デバイス4に記録させる。
続いて、ステップST3において、CPU8によるレジスタ群6b〜6dへのアクセスを停止して、CPU8はUSBメモリ内の更新対象のファームウェア(制御プログラム)を、フラッシュメモリ9に書込むことによりファームウェアを更新し、さらに、フラッシュメモリ9内で更新された最新のファームウェア(制御プログラム)を実行する。
ステップST3の実行時においても、記録用マイコン部6aは、制御用レジスタ群6cに格納された制御パラメータに基づく制御信号SCを与えCODEC3による圧縮処理の制御(ファームウェア更新モード設定時の制御)を支障なく行うことができる。
そして、ステップST3のファームウェアの起動が完了すると、ステップST4において、CPU8がファームウェア更新状態通知用レジスタ群6dに格納される情報を「無効」に設定する。その結果、デジタルレコーダーDR1はファームウェア更新モードから通常動作モードに切り替わる。
その後、ステップST5において、CPU8は制御用レジスタ群6bに逐一CODEC3に対する制御パラメータを設定する通常動作に移行する。
したがって、記録用マイコン部6aは、ステップST4の実行後に、ファームウェア更新状態通知用レジスタ群6dに設定された「無効」を指示する情報を参照することにより、通常動作モードへの復帰を認識することができ、ステップST5の実行段階では、制御用レジスタ群6bに格納された制御パラメータに基づく制御信号SCを与えCODEC3による圧縮制御、すなわち、通常動作モード時の制御を行うことができる。
以上が実施の形態1のデジタルレコーダーDR1におけるファームウェア更新開始から終了までの手順である。
なお、実施の形態1では、ファームウェア格納媒体(手段)としてUSBメモリをUSBポート10に接続した例を挙げたが、ファームウェア格納手段はこれに限定するものではなく、例えばフラッシュメモリやSDカード等の他の格納手段を用いても良い。
この発明における実施の形態1のデジタルレコーダーDR1において、補助制御部である記録用マイコン部6aは、主要制御部であるCPU8によるファームウェアの更新処理の実行中において、制御情報用記憶部である制御用レジスタ群6cに格納された制御パラメータを読み出して、該制御パラメータに基づきCODEC3による圧縮処理を制御している。このため、ファームウェアの更新処理中も支障なく外部情報である映像・音声アナログ信号S20に基づく圧縮処理済みデータD3を記録デバイス4に記録することができる。
すなわち、実施の形態1のデジタルレコーダーDR1は、CPU8に加え記録用マイコン部6aを有することにより、CPU8の処理負荷を軽減できることに加え、CPU8によるファームウェア更新処理時には、CPU8をフリー状態にできるため、記録用マイコン部6aによる圧縮処理済みデータD3の記録中にCPU8によるファームウェア更新処理を実行させることができる。
その結果、デジタルレコーダーDR1は、他に同等なデジタルレコーダーを用意して代替運用させることなく、ファームウェアを更新しながら圧縮処理済みデータD3の連続記録を支障なく行うことができる効果を奏する。
すなわち、デジタルレコーダーDR1単体でファームウェア更新処理中においても映像・音声アナログ信号S20に基づく圧縮処理済みデータD3の連続記録が可能であるため、ファームウェア更新処理中に別のデジタルレコーダーを用意し代替運用させる手間を省くことができる効果を奏する。
また、記録用マイコン部6aは、ファームウェア更新状態通知用レジスタ群6dの内容(情報)を参照することにより、ファームウェアの更新時であることを正確に認識することができる。
加えて、信号処理制御部6内の記録用マイコン部6aは、デジタルレコーダーDR9ではCPU16が行っていた記録制御処理及び各種情報管理のうち、記録機能を実現する最低限必要な制御処理及び情報管理を実行している。また、レジスタ群6b〜6dは、記録用マイコン部6aの処理に必要な情報を格納しているにすぎない。
したがって、記録用マイコン部6a及びレジスタ群6b〜6dからなる信号処理制御部6の追加よるコスト増加及びスペース増加はほとんどないため、低コストかつ省スペースなデジタルレコーダーDR1を得ることができる。
このように、デジタルレコーダーDR1は全体としてかなり小規模なハードウェアシステムで構成されるため、部品の実装面積も少なく省スペース化を実現することができ、コストメリットも大きい。
なお、本実施の形態の信号処理制御部6(記録用マイコン部6a)を実現するデバイスの第一候補としては、ASIC等が挙げられる。
<実施の形態2>
図5は実施の形態1のデジタルレコーダーDR2におけるファームウェア更新処理の処理手順を示すフローチャートである。以下、同図を参照して、デジタルレコーダーDR2のファームウェア更新処理内容を説明する。
なお、デジタルレコーダーDR2の構成は図1で示したデジタルレコーダーDR1と同様である。また、デジタルレコーダーDR2のファームウェア更新処理において、実施の形態1のデジタルレコーダーDR1と同様な処理内容は説明を適宜省略する。
図5を参照して、まず、ステップST11において、CPU8が制御用レジスタ群6cにCODEC3用の制御パラメータを設定する。制御パラメータには、画像処理済みデジタル信号S2に対するフレームレートを所定範囲で規定するフレームレート情報を含んでいる。
ステップST11において、最大秒間フレームレート(例えば、30 fps(frame per second))を指示するフレームレート情報を含む制御パラメータを設定する。なお、秒間フレームレートは、0.5fps〜30fps程度の範囲内でユーザの指定により設定されるのが一般的である。
その後、実施の形態1のデジタルレコーダーDR1のステップST2〜ST5と同様なステップST12〜ST15を実行する。
以上説明したように、実施の形態2のデジタルレコーダーDR2は、ファームウェア更新処理時において、制御用レジスタ群6cに設定する制御パラメータ内のフレームレート情報によって指示される秒間フレームレートを最大秒間フレームレートに設定したことを特徴としている。
したがって、第1のマイクロコンピュータである記録用マイコン部6aは、CPU8によるファームウェア更新処理時において、制御パラメータが指示する最大秒間フレームでCODEC3による圧縮処理が行われるよう、CODEC3を制御する。
このように、実施の形態2のデジタルレコーダーDR2によれば、CPU8によるファームウェア更新処理時において、補助制御部である記録用マイコン部6aの制御下でCODEC3から画像処理済みデジタル信号S2に対し最大秒間フレームレートで処理された圧縮処理済みデータD3を得ることにより、精度の高い動画情報を含む圧縮処理済みデータD3の記録デバイス4への記録を行うことができる。
例えば、デジタルレコーダーDR2を監視用デジタルレコーダーなどに適用する場合、圧縮処理済みデータD3が時間的に密に取得できるため、ファームウェア更新処理中に不審人物等がカメラ20に撮影された場合等において、記録デバイス4に記録された圧縮処理済みデータD3として、当該人物を記録し損なう確率を低く抑えることができる効果を奏する。
(その他)
上述したデジタルレコーダーDR1,DR2を、24時間の連続運用が必要な監視用デジタルレコーダーなどに適用することで、記録中の映像や音声のデータが欠けることなくデジタルレコーダーDR1,DR2内に蓄積しながら、ファームウェア更新処理を行うことができる。そのため、不審(人)物などの映像を逃すことなく記録デバイス4への圧縮処理済みデータD3として記録することができ、堅牢なセキュリティシステムの構築が可能になる。
また、上述した実施の形態では、通常動作モード及びファームウェア更新モードで制御用レジスタ群6b及び6cを使い分けたが、一つの制御用レジスタ群を用いても、通常動作モードではCPU8による制御パラメータの逐次更新が行われるように、ファームウェア更新モードでは制御パラメータを固定にすることにより実現可能である。
本発明は、映像等の記録中においても途切れることなく、ファームウェア更新処理を実現したデジタルレコーダー全般に係るものである。
1 A/D変換部、2 映像処理部、3 CODEC、4 記録デバイス、5 データ転送部、6 信号処理制御部、6a 記録用マイコン部、6b,6c 制御用レジスタ群、6d ファームウェア更新状態通知用レジスタ群、7 RAM、8 CPU、9 フラッシュメモリ、10 USBポート、20 カメラ。

Claims (3)

  1. 外部より得られる外部情報に基づくデータを記録するデジタルレコーダーであって、
    前記外部情報に基づくデジタル信号に対し圧縮処理を行い圧縮処理済みデータを得るデータ圧縮部と、
    前記圧縮処理済みデータを転送して所定の記録デバイスに記録させるデータ転送処理を行うデータ転送部と、
    前記データ圧縮部による前記圧縮処理及び前記データ転送部による前記データ転送処理を制御する補助制御部と、
    前記デジタルレコーダーの主要動作を制御するための制御プログラムを格納する制御プログラム格納部と、
    前記制御プログラムに基づき主要制御動作を実行する主要制御部とを備え、前記主要制御部は前記制御プログラム格納部における前記制御プログラムの内容を更新可能であり、
    前記補助制御部及び前記主要制御部からアクセス可能な共有情報保持部をさらに備え、前記共有情報保持部は前記データ圧縮部による前記圧縮処理の制御用の制御パラメータを格納する制御情報用記憶部を含み、
    前記補助制御部は、前記主要制御部による前記制御プログラムの更新処理の実行中において、前記制御情報用記憶部に格納された前記制御パラメータを読み出して、該制御パラメータに基づき前記データ圧縮部による前記圧縮処理を制御することを特徴とする、
    デジタルレコーダー。
  2. 請求項1記載のデジタルレコーダーであって、
    前記共有情報保持部は、制御プログラムの更新状態の有無に関する情報を格納する制御プログラム更新状態通知用記憶部をさらに含み、
    前記主要制御部は、制御プログラムの更新処理に先がけて、前記制御プログラムの更新時であることを指示する情報を前記制御プログラム更新状態通知用記憶部に書込み、
    前記補助制御部は、前記制御プログラム更新状態通知用記憶部の内容を参照することにより、前記制御プログラムの更新時であることを認識する、
    デジタルレコーダー。
  3. 請求項1あるいは請求項2記載のデジタルレコーダーであって、
    前記デジタル信号は映像デジタル信号を含み、
    前記制御パラメータは、前記映像デジタル信号に対するフレームレートを所定範囲で規定するフレームレート情報を含み、
    前記主要制御部は、制御プログラムの更新処理に先がけて、前記所定範囲内で最大のフレームレートを指示する前記フレームレート情報を含む前記制御データを前記制御情報用記憶部に書き込む、
    デジタルレコーダー。
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