JP2008271454A - デジタルレコーダー - Google Patents
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Abstract
【課題】詳細な制御を簡易に行うことが可能なデジタルレコーダーを提供する。
【解決手段】ユーザが、予め、PC等で作成したASCIIデータ形式の命令群リスト200を記載した命令群リストファイル210は、USBフラッシュメモリ50から、内蔵フラッシュメモリ151へ読み込まれる。接点端子108が接地されると、その信号をトリガとして命令群リスト処理ソフトウェア210が、内蔵フラッシュメモリ151に保存されている命令群リスト200に記載されている命令を解釈し、逐一実行する。
【選択図】図1
【解決手段】ユーザが、予め、PC等で作成したASCIIデータ形式の命令群リスト200を記載した命令群リストファイル210は、USBフラッシュメモリ50から、内蔵フラッシュメモリ151へ読み込まれる。接点端子108が接地されると、その信号をトリガとして命令群リスト処理ソフトウェア210が、内蔵フラッシュメモリ151に保存されている命令群リスト200に記載されている命令を解釈し、逐一実行する。
【選択図】図1
Description
本発明は、デジタルレコーダーに関し、特に、詳細な制御を簡易に行うための技術に関する。
近年、監視用デジタルレコーダーの機能が高度、複雑化する傾向にある。監視用デジタルレコーダーは、ビルやそのほかの建物等の屋内、および屋外において不審(人)物や、侵入者等を監視する目的で使用されることが多い。監視用デジタルレコーダーは様々な機種が開発されており、非常に多機能であることが1つの特徴である。動き検知機能、アラーム機能、マルチチャンネル入力機能、映像データのDVDメディアへの保存機能、映像データの圧縮、コピー機能、その他にも多くの機能が搭載されている機種が存在する。
そのため、監視用デジタルレコーダーを操作するユーザは、複雑な操作手順を習得しなければならず、一般的な操作を習得するのでさえ一定の期間が必要になるケースが一般的である。また、近年ではネットワークや映像処理等をはじめとしたデジタル技術の進歩が非常に早く、これらの先端技術が適用されている監視用デジタルレコーダーの場合は、完全に操作に習熟しようとすれば、それらの分野に関する専門知識等も習得が必要となるケースもある。
このため、これまでユーザからは、複雑な設定、操作に対する自動化の要求があった。しかしながら、この要求に対応しようとした場合、ユーザごとに監視用デジタルレコーダーの使用方法、用途、操作等が異なるため、従来は、ユーザごとにカスタム機能を実装した監視用デジタルレコーダーを作成する必要があった。
しかし、ユーザごとにカスタム機能を実装しようとすると、開発期間が長くなり、開発費用も高くなるため、費用対効果の面で効率的であるとはいえない。
特許文献1においてはPCに関して、特許文献2においては監視装置に関して、それぞれ、ユーザによる制御を効率化する手法が開示されている。
近年ではデジタルレコーダーの機能が高度・複雑化し、ユーザに対して非常に複雑な操作手順を要求するデジタルレコーダーも少なくない。従って、従来の手法により詳細な制御を行った場合には、操作等が煩雑になってしまうという問題点があった。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものであり、詳細な制御を簡易に行うことが可能なデジタルレコーダーを提供することを目的とする。
本発明に係るデジタルレコーダーは、外部から入力される動作命令を実行することにより映像の記録をデジタル形式で行うデジタルレコーダーであって、前記動作命令を実行順に複数連ねて記載した命令群リストから各前記動作命令を読み出して実行することにより、前記映像の記録を行う。
本発明に係るデジタルレコーダーは、外部から入力される動作命令を実行順に複数連ねて記載した命令群リストから各前記動作命令を読み出して実行するので、詳細な制御を簡易に行うことができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係る監視用デジタルレコーダー100の構成を示すブロック図である。この監視用デジタルレコーダー100は、ユーザにより遠隔地から入力される動作命令を実行することにより、映像の記録をデジタル形式で行うものである。
図1は、本発明の実施の形態1に係る監視用デジタルレコーダー100の構成を示すブロック図である。この監視用デジタルレコーダー100は、ユーザにより遠隔地から入力される動作命令を実行することにより、映像の記録をデジタル形式で行うものである。
図1に示されるように、監視用デジタルレコーダー100は、その内部に、ソフトウェアを実行するためのCPU150、ソフトウェアを実行する領域であるRAM152、書き換え可能な不揮発性の記憶領域として内蔵フラッシュメモリ151および、映像データ蓄積用にそれぞれ、DVDドライブ105とHDD104とを搭載している。
また、監視用デジタルレコーダー100は、自身に直接に接続された監視用カメラ10から取得したアナログ信号をデジタルデータに変換するためのA/D変換器101、A/D変換器101から出力されたデジタルデータを圧縮データに変換するための圧縮手段102および、遠隔地のPC等からネットワークを利用して監視用デジタルレコーダー100を操作できる機能や、RS232Cコマンドを使用して監視用デジタルレコーダー100を操作できる機能等を実現するために、それぞれLAN端子106とRS232C端子107とを搭載している。また、監視用デジタルレコーダー100は、様々なデータ受け渡し等の拡張機能のためにUSB端子109を搭載している。さらに、監視用デジタルレコーダー100は、接点端子108を搭載している。この接点端子108は、特定の端子ではなく、接地可能な端子全般を指すものとする。接点端子108は、後述するように、本発明に係るトリガ信号端子として機能するものであり、動作命令を実行するトリガ信号として接地電位が入力されるものである。
図1に示されるように、監視用デジタルレコーダー100には、4個の監視用カメラ10(10a〜10d)が接続されており、監視用カメラ10a〜10dそれぞれに対して、画質や記録秒間フレームレートfps(1秒間に記録する画像の枚数)等に関するパラメータの設定を行うことができる機能を備えている。映像の記録が開始されると、監視用デジタルレコーダー100は、設定された記録秒間フレームレートfpsでアナログ映像信号を取り込んだ後に、A/Dデジタル映像に変換し、設定された画質パラメータから算出された圧縮率に応じて、デジタル映像を圧縮し、それらの映像をHDD104に蓄積しておく機能を備えている。また、HDD104に蓄積された映像は、任意の時間に閲覧、再生することが可能である。また、DVDドライブ105を搭載することにより、DVDメディアに直接圧縮された映像を記録、あるいはHDD104に蓄積された圧縮映像をDVDメディアにコピーする機能も有している。
また、図1において、CPU150は、周辺ICの制御やその他のソフトウェア機能を実現するために搭載されている。同様に、RAM152は、CPU150が搭載しているソフトウェアを実行するために主に使用される。また、内蔵フラッシュメモリ151は、搭載しているソフトウェアのマイクロコードや、監視用デジタルレコーダー100本体の電源を落とした場合でも保存しておく必要があるデータ等の保存のために使用される。
本実施の形態に係る図1の監視用デジタルレコーダー100の動作においては、ユーザがPC等で作成したASCIIデータ形式の命令群リストを記載した命令群リストファイルをUSBフラッシュメモリに保存しておくことを特徴とする。この監視用デジタルレコーダー100においては、搭載されている接点端子108が接地されると、その信号をトリガとして、命令群リスト処理ソフトウェアが、内蔵フラッシュメモリ151に保存されている命令群リストに記載されている命令(動作命令)を解釈し、逐一実行する。
図2は、本実施の形態に係る監視用デジタルレコーダーの動作を示す模式図である。
本実施の形態では、ユーザが、予め、PC等で作成したASCIIデータ形式の命令群リスト200を記載した命令群リストファイル210をUSBフラッシュメモリ50に保存しておき、このUSBフラッシュメモリ50を監視用デジタルレコーダー100のUSB端子109に差し込む。監視用デジタルレコーダー100は、USBフラッシュメモリ50を自動認識するとともに、USBフラッシュメモリ50に保存されている命令群リスト200を読み込み、命令群リスト処理ソフトウェア210が、命令群リスト200を内蔵フラッシュメモリ151に保存するものである。
本実施の形態に係る監視用デジタルレコーダー100は、接点端子108が接地されると、その信号をトリガとして命令群リスト処理ソフトウェア210が内蔵フラッシュメモリ151に保存されている命令群リスト200に記載されている命令を解釈し、逐一実行する機能を有している。なお、図2においては、制御の流れが破線で示されている。
次に、図3を参照して、図2の命令群リスト200および命令群リスト処理ソフトウェア210について説明する。図3(a)には命令群リスト200の構成が、図3(b)には命令群リスト処理ソフトウェア210の処理手順に係るフローチャートが、それぞれ示されている。
図3(a)に示されるように、命令群リスト200には、上段から下段へ向かって、複数個の命令(命令1〜4等)が記載されている。
図3(b)に示されるように、まず、ステップS1において、命令群リスト処理ソフトウェア210は(言い換えればCPU150は)、命令群リスト200の最上段に記載されている1個の命令すなわち命令1を読み込む。
次に、ステップS2において、命令群リスト処理ソフトウェア210(CPU150)は、ステップS1で読み込んだ命令1を解析する。
次に、ステップS3において、命令群リスト処理ソフトウェア210(CPU150)は、ステップS2における解析結果に基づき、命令1を実行する。
次に、ステップS4において、命令群リスト処理ソフトウェア210(CPU150)は、命令群リスト200に次の命令が記載されているかどうかを判定する。そして、命令1の下に命令2が記載されていることを検知すると、命令2を次の実行対象に指定した後にステップS1へ進む。また、命令群リスト200に次の命令が記載されていない場合には、処理を終了する。これにより、命令群リスト200に上段から下段へ向かって記載されている全ての命令を順に実行させることができる。
次に、図4を参照して、命令群リスト200に記載される命令群の具体例について説明する。
図4(a)には、命令群リスト200に記載される命令群に含まれる各命令の一例(命令の定義、機能、および使用例)が示されている。
例えば、命令”#START”は、監視用デジタルレコーダー100に対して、命令群の実行を開始させる命令である。また、命令”#END”は、監視用デジタルレコーダー100に対して、命令群の実行を終了させる命令である。また、命令”#CamN quality fps”は、監視用デジタルレコーダー100に対して、使用すべき監視用カメラ10をカメラ番号Nで指定するとともに、指定された監視用カメラ10の画質や記録秒間フレームレートfpsなどを設定する命令である。また、命令”#RSVDVD”は、監視用デジタルレコーダー100に対して、記録した画像をDVDへコピーさせる命令である。
また、命令”//”は、実際には、監視用デジタルレコーダー100に対する命令を記載するものではなく、命令群を記述する上でのメモ書き等をコメントアウトするためのものである。すなわち、図4(a)に示されるような各命令を用いることにより、プログラミング言語のような感覚で監視用デジタルレコーダー100に対する設定を行うことができる。なお、命令の先頭に識別子”#”が付与されている場合にのみ、監視用デジタルレコーダー100に対する命令が実際に行われる。
図4(b)には、命令群リスト200に記載される命令群の記述例が示されている。
図4(b)の命令群は、監視用デジタルレコーダー100に対して、所望の設定を施した(命令”#CamN”)後に、HDD104への映像の記録を開始させ(命令”RECON”)、記録が終了した後に、HDD104からDVDメディアへ映像をコピーし保存する(命令”RSVDVD”)という一連の処理手順を簡易化するために作成されたものである。なお、図4(b)は、DVDメディアへ記録された映像を確認または回収するために、5時間経過後に(命令”#WAIT”)ユーザが訪れるという状況を想定している。なお、命令群リスト200においては、命令”#JPN”により条件分岐ジャンプを行う場合を除いて、上段から下段へ向かって順次各命令が実行される。
図5は、図4(b)に示される命令群の記述例における処理手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS11において、命令群リスト処理ソフトウェア210(CPU150)は、監視用カメラ10a〜10dそれぞれに対して、ユーザが所望する画質や画質や記録秒間フレームレートfps等に関するパラメータの設定を行う。
次に、ステップS12へ進み、命令群リスト処理ソフトウェア210(CPU150)は、映像の記録を開始させる。この映像は、ステップS11で設定された画質や記録秒間フレームレートfps等に基づき記録され、HDD104へ蓄積される。
次に、ステップS13へ進み、命令群リスト処理ソフトウェア210(CPU150)は、ステップS12で開始された映像の記録が、成功したかどうかを判定する(命令”#JPN @L1”)。失敗した場合には、ラベルを意味する識別子”@”が先頭に付与された命令”@L1”に引き続く命令を実行するために、ステップS14へ進む。成功した場合には、命令”#JPN @L1”に引き続く命令”#RSVDVD”を実行するために、ステップS15へ進む。
次に、ステップS14において、命令群リスト処理ソフトウェア210(CPU150)は、監視用デジタルレコーダー100の電源をスタンバイ状態(半停止状態)とし(命令”#STANDBY”)、一連の処理を終了する。ここでいう半停止状態とは、監視用デジタルレコーダー100の主要な機能は利用できないものの、特定のユーザ入力には対応できるような状態を指し、ほとんど電力を消費しない。ここでは、所望する動作をユーザが行わなかった場合に電力を無駄に消費することを防ぐために、命令”#STANDBY”を記述している。
次に、ステップS15において、命令群リスト処理ソフトウェア210(CPU150)は、HDD104からDVDメディアへ映像をコピーし保存する(命令”RSVDVD”)。
次に、ステップS16へ進み、命令群リスト処理ソフトウェア210(CPU150)は、電力を無駄に消費することを防ぐために、監視用デジタルレコーダー100の電源をスタンバイ状態(半停止状態)とし(命令”#STANDBY”)、ステップS17へ進む。
次に、ステップS17において、命令群リスト処理ソフトウェア210(CPU150)は、監視用デジタルレコーダー100を、電源スタンバイ状態で5時間待機させ(命令”#WAIT”)、5時間経過後にステップS18へ進む。
次に、ステップS18において、命令群リスト処理ソフトウェア210(CPU150)は、監視用デジタルレコーダー100の電源をスタンバイ状態からオン状態へ遷移させる(命令”RETURN”)、一連の処理を終了する。これにより、ユーザは、監視用デジタルレコーダー100の設置場所へ遠隔地から到着した場合に、速やかに、DVDメディアに保存された映像の確認やDVDメディアの回収(トレイからの取り出し)を行うことができる。従って、ユーザは、迅速に次の行動をとることができる。
このように、本実施の形態によれば、監視用デジタルレコーダー100は、外部から入力される動作命令を実行順に複数連ねて記載した命令群リスト200から各前記動作命令を読み出して実行するので、詳細な制御を簡易に行うことができる。
また、接点端子108をトリガ信号端子として用いることにより、遠隔操作が可能となる。
なお、上述においては、説明の都合上、図4を用いて、比較的に少数の命令からなる命令群について説明したが、命令群をさらに多数の命令から構成することにより、ユーザはさらに詳細な制御を行うことが可能となる。
<実施の形態2>
図6は、実施の形態2に係る監視用デジタルレコーダーの動作を示す模式図である。
図6は、実施の形態2に係る監視用デジタルレコーダーの動作を示す模式図である。
図6に示されるように、監視用デジタルレコーダー100は、RS232C端子107から、RS232Cケーブル310を介して、PCからなる端末300のRS232C端子へ接続されている。
この監視用デジタルレコーダー100においては、端末300から送信された所定のRS232Cコマンドをトリガとして、命令群リスト処理ソフトウェア210が、内蔵フラッシュメモリ151に保存されている命令群リスト200に記載されている命令を解釈し、逐一実行する。
なお、監視用デジタルレコーダー100は、実施の形態1において上述したように、USB端子109を介して、命令群リスト200を読み込み、命令群リストファイルを内蔵フラッシュメモリ151に保存するものである。
また、上述においては、端末300がPCからなる場合について説明したが、PCに限らず、任意のRS232Cコマンドを送信できる機能を備えているものであればよい。
このように、本実施の形態においては、トリガ信号端子としてRS232C端子107を用いるので、実施の形態1の効果に加えて、PC等からの遠隔操作を容易に行うことができるという効果を奏する。
<実施の形態3>
図7は、実施の形態3に係る監視用デジタルレコーダーの動作を示す模式図である。
図7は、実施の形態3に係る監視用デジタルレコーダーの動作を示す模式図である。
図7に示されるように、監視用デジタルレコーダー100は、LAN端子106から、LANケーブル410、ネットワーク400、およびLANケーブル420を介して、PCからなる端末300のLAN端子へ接続されている。
この監視用デジタルレコーダー100においては、端末300から送信された所定のコマンドをトリガとして、命令群リスト処理ソフトウェア210が、内蔵フラッシュメモリ151に保存されている命令群リスト200に記載されている命令を解釈し、逐一実行する。
なお、監視用デジタルレコーダー100は、ネットワーク通信を行うために、TCP/IPプロトコルスタック等を実装しておく必要がある。これを実現するために、監視用デジタルレコーダー100は、搭載すべき機能、処理等の特性に応じて、プロトコルスタックが実装済みのオペレーティングシステムを採用してもよい。
このように、本実施の形態においては、トリガ信号端子としてLAN端子106を用いるので、実施の形態1の効果に加えて、ネットワーク400経由での遠隔操作を容易に行うことができるという効果を奏する。
なお、実施の形態1〜3においては、図1に示されるような4系統の映像入力端子を搭載した一般的な監視用デジタルレコーダー100を想定して説明を行ったが、本発明は、映像入力系統の数や上述した監視用デジタルレコーダー100の細かい仕様に限定されるものではない。
<実施の形態4>
図8は、実施の形態4に係る監視用デジタルレコーダーの動作を示す模式図である。
図8は、実施の形態4に係る監視用デジタルレコーダーの動作を示す模式図である。
図8に示されるように、監視用デジタルレコーダー100は、接点端子108および命令群リスト200を、それぞれ4個ずつ(端子108a〜108dおよび命令群リスト200a〜200d)搭載している。
命令群リスト200a〜200dは、それぞれ、接点端子108a〜108dに対応付けられており、自身に対応付けられた接点端子108の接地をトリガとして命令を実行するものである。例えば接点端子108aが接地されると、命令群リスト処理ソフトウェア210が、接点端子108aに対応する命令群リスト200aに記載されている命令を解釈し、逐一実行する。
なお、上述においては、接点端子108および命令群リスト200が、それぞれ4個ずつ搭載される場合について説明したが、4個に限らず、複数個すなわち2個以上であればよい。
このように、本実施の形態においては、端子108および命令群リスト200が二以上の所定の数ずつ備えられ、それぞれが互いに対応付けられている。従って、実施の形態1の効果に加えて、複数個の命令群リスト200を容易に使い分けることを可能とすることにより、さらに詳細な制御を簡易に行うことができるという効果を奏する。
<実施の形態5>
図9は、実施の形態5に係る監視用デジタルネットワークレコーダーの動作を示す模式図である。
図9は、実施の形態5に係る監視用デジタルネットワークレコーダーの動作を示す模式図である。
図9に示されるように、監視用デジタルネットワークレコーダー500は、図1の監視用デジタルレコーダー100と同様に、CPU550、RAM552、内蔵フラッシュメモリ551、HDD504、LAN端子506、および接点端子508等を搭載している。
また、監視用デジタルネットワークレコーダー500にはLAN端子506を介してネットワーク400が接続されており、ネットワーク400にはHUB600が接続されており、HUB600には4個の監視用ネットワークカメラ30a〜30dが接続されている。
監視用デジタルネットワークレコーダー500は、監視用ネットワークカメラ30a〜30dが遠隔地に設置されている場合にも、LAN端子506およびネットワーク400を介して監視用ネットワークカメラ30a〜30dから映像を取得し、HDD504に蓄積しておく機能を備えている。監視用デジタルネットワークレコーダー500に関するその他の機能は、実施の形態1で上述した監視用デジタルレコーダー100と同様である。
このように、本実施の形態においては、記録すべき映像を、ネットワーク400を介して接続された監視用ネットワークカメラ30により取り込むので、監視用デジタルネットワークレコーダー500と監視用ネットワークカメラ30とは、同一の場所に設置する必要がない。従って、実施の形態1の効果に加えて、設置場所の選定を柔軟に行うことができるという効果を奏する。
以下、本発明の産業上の利用可能性について説明する。
本発明は、書き換え可能な命令群リスト処理機能を備えたデジタルレコーダーに関するものである。例えば、本発明で定義しているデジタルレコーダーを、侵入者等を監視するための監視用のデジタルレコーダーであると仮定する。監視用デジタルレコーダーは、各社で様々な機種が開発されており、動き検知機能、アラーム機能、マルチチャンネル入力機能、映像データのDVDメディアへの保存機能等を備えた多機能なモデルも少なくない。
監視用レコーダーの特徴として、常時人間がリアルタイムで遠隔監視しているような使用用途もあるが、終日監視カメラから得られた映像や音声をレコーダー内部のHDDに蓄積しておき、後にその映像に対して動き検知処理やアラーム機能を適用し、不審人物などが出現した可能性が高い映像のみDVDメディアに保存するような使用用途も比較的多い。
このように、監視用デジタルレコーダーの場合、毎回定型的な操作手順を繰り返しユーザが実行しなければならない場合も多い。本発明によれば、これらの操作手順を命令群リストとして作成し、監視用デジタルレコーダー内部に一度登録しておくことで、ユーザの負担を大幅に低減できることに加え、正確に操作手順を実行することが可能となる。また、命令群リストを作成し、レコーダー内部に登録する操作手順のみ習得しておけば、監視用レコーダーの操作に未熟なユーザであっても適切に監視用レコーダーを動作させることが可能となり、利便性を向上させることができる。
1〜4 命令、10 監視用カメラ、50 USBフラッシュメモリ、100 監視用デジタルレコーダー、101 A/D変換器、102 圧縮手段、104,504 HDD、105 DVDドライブ、106,506 LAN端子、107 RS232C端子、108,508 接点端子、109 USB端子、150,550 CPU、151,551 内蔵フラッシュメモリ、152,552 RAM、200 命令群リスト、210 命令群リスト処理ソフトウェア、300 端末、310 RS232Cケーブル、400 ネットワーク、410,420 LANケーブル、500 監視用デジタルネットワークレコーダー、600 HUB。
Claims (7)
- 外部から入力される動作命令を実行することにより映像の記録をデジタル形式で行うデジタルレコーダーであって、
前記動作命令を実行順に複数連ねて記載した命令群リストから各前記動作命令を読み出して実行することにより、前記映像の記録を行う
デジタルレコーダー。 - 請求項1に記載のデジタルレコーダーであって、
前記命令群リストを記憶するためのメモリと、
前記動作命令を実行するトリガとなるトリガ信号を入力するためのトリガ信号端子と
を備えるデジタルレコーダー。 - 請求項2に記載のデジタルレコーダーであって、
前記トリガ信号端子は、接点端子である
デジタルレコーダー。 - 請求項2に記載のデジタルレコーダーであって、
前記トリガ信号端子は、RS232C端子である
デジタルレコーダー。 - 請求項2に記載のデジタルレコーダーであって、
前記トリガ信号端子は、LAN端子である
デジタルレコーダー。 - 請求項2に記載のデジタルレコーダーであって、
前記トリガ信号端子は、二以上の所定の数備えられ、
前記命令群リストは、前記メモリに前記所定の数記憶され、
各前記トリガ信号端子と各前記命令群リストとは互いに対応付けられている
デジタルレコーダー。 - 請求項1又は請求項2に記載のデジタルレコーダーであって、
前記映像を、ネットワークを介して接続されたカメラにより取り込む
デジタルレコーダー。
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