JP2002291075A - 端末操作代行システム、操作代行装置、被動作制御端末、及びプログラム - Google Patents

端末操作代行システム、操作代行装置、被動作制御端末、及びプログラム

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JP2002291075A
JP2002291075A JP2001087927A JP2001087927A JP2002291075A JP 2002291075 A JP2002291075 A JP 2002291075A JP 2001087927 A JP2001087927 A JP 2001087927A JP 2001087927 A JP2001087927 A JP 2001087927A JP 2002291075 A JP2002291075 A JP 2002291075A
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JP
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terminal
function
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control terminal
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JP2001087927A
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Tomohiro Sudo
智浩 須藤
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煩雑な操作方法を知らなくとも電子機器に対
して所望の機能を容易に設定出来る技術を提供する。 【解決手段】 コマンドサーバ30と、ユーザ宅40の
端末装置42とをインターネットNで接続する。ユーザ
宅40では、端末装置42と、電子機器としてのVTR
41とをケーブルCで接続する。コマンドサーバ30
は、端末装置42からのVTR41の操作代行の要請に
応じて、当該操作に相当するコマンド群を、端末装置4
2を経由してVTR41に送信する。VTR41は、コ
マンドサーバ30から送信されたコマンド群に従う機能
を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ、ビデオ、
エアコンその他の電子機器が有する各種の機能を、イン
ターネット等の通信回線を介して設定する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビ、ビデオ、エアコンその他
の電子機器は、多機能化する傾向にある。例えば、ビデ
オにあっては、所望の番組のチャンネル番号や録画時間
帯等を予め録画リストに登録しておけば、次週の同番組
をもう一度録画したいときは、当該録画リストの中から
選択するだけでその番組の録画予約ができる機能を有す
るものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子機
器が多機能化される事に伴い、所望の機能を設定する為
には、煩雑なマニュアル操作が要求される場合がある。
この様な場合に、取り扱い説明書等を参照して所望の機
能の設定方法を逐一確認するのは、甚だ煩わしいという
問題があった。そして、その設定方法が分からないた
め、折角設定可能な機能であっても、全く使われないと
いう場合があった。また、電子機器が多機能になるにつ
れ、各機能を設定するためのキーも多数存在するように
なって、使い勝手を低下させるとともに、電子機器の操
作を苦手とするユーザを更に製品から遠ざけ、却ってそ
の電子機器の普及を妨げる要因となっていた。
【0004】そこで本発明は、煩雑な操作方法を知らな
くとも電子機器に対して所望の機能の設定を容易に行え
る端末操作代行システムとこの端末操作代行システムに
好適な動作代行装置、被動作制御端末、及びプログラム
を提供する事を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
被動作制御端末(例えば、VTR21等)とこの被動作
制御端末の操作を代行する操作代行装置(例えば、操作
代行装置11等)とが通信回線(例えば、インターネッ
トN等)を介して接続される端末操作代行システム(例
えば、録画予約システム100等)であって、前記操作
代行装置は、前記被動作制御端末側からの端末操作の代
行の要請に応じて、要請された前記被動作制御端末の操
作に相当する制御情報(例えば、コマンド群)を当該被
動作制御端末に送信する送信手段(例えば、伝送制御部
112等)を備え、前記被動作制御端末は、前記操作代
行装置の送信手段から送信された前記制御情報を受信す
る受信手段(例えば、受信部215等)と、前記受信手
段によって受信された制御情報に基づいて、前記被動作
制御端末の動作を実行する実行手段(例えば、システム
コントローラ211等)と、を備えることを特徴とす
る。
【0006】請求項1記載の発明において、ユーザは被
動作制御端末の動作の代行を当該被動作制御端末側から
操作代行装置側に対して要請する。操作代行装置の送信
手段は、被動作制御端末側からの端末動作の代行の要請
に応じて、要請された被動作制御端末の動作を実行させ
る為の制御情報を当該被動作制御端末に送信する。被動
作制御端末では、受信手段が、操作代行装置の送信手段
から送信された制御情報を受信し、実行手段が、受信手
段によって受信された制御情報に基づいて、被動作制御
端末の動作を実行する。即ち、被動作制御端末に所望の
機能を設定するに当たって、ユーザに要求されるのは、
当該被動作制御端末の動作の代行を要請する事のみであ
り、ユーザが当該被動作制御端末を直接的に操作する事
をなんら要しないので、ユーザは煩雑な操作方法を知ら
なくとも、当該被動作制御端末に対して所望の機能を容
易に設定することができる。
【0007】請求項2記載の発明は、複数のキー(例え
ば、機能キー411,412,413等)を備えている
被動作制御端末(例えば、VTR41等)とこの被動作
制御端末の動作を代行する操作代行装置(例えば、コマ
ンドサーバ30等)とが通信回線(例えば、インターネ
ットN等)を介して接続される遠隔制御システム(例え
ば、録画予約システム200等)であって、前記操作代
行装置は、前記被動作制御端末側からのキー操作の代行
の要請に応じて、要請された前記被動作制御端末のキー
操作に相当する制御情報(例えば、コマンド群等)を当
該被動作制御端末に送信する送信手段(例えば、伝送制
御部33等)を備え、前記被動作制御端末は、前記操作
代行装置の送信手段から送信された前記制御情報を受信
する受信手段(例えば、受信部416等)と、前記受信
手段によって受信された制御情報に基づいて、前記被動
作制御端末に備えられている複数のキーの操作を実行す
る実行手段(例えば、システムコントローラ415等)
と、を備えることを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明において、ユーザは被
動作制御端末のキー操作の代行を当該被動作制御端末側
から操作代行装置側に対して要請する。操作代行装置の
送信手段は、被動作制御端末側からのキー操作の代行の
要請に応じて、要請された被動作制御端末のキー操作に
相当する制御情報を当該被動作制御端末に送信する。被
動作制御端末では、受信手段が、操作代行装置の送信手
段から送信された制御情報を受信し、実行手段が、受信
手段によって受信された制御情報に基づいて、被動作制
御端末に備えられている複数のキーの操作を実行する。
従って、被動作制御端末に所望の機能を設定するに当た
って、ユーザに要求されるのは、当該機能を設定する為
のキー操作の代行を要請する事のみであり、ユーザが当
該被動作制御端末を直接的に操作する事をなんら要しな
い。従って、ユーザは煩雑なキー操作の方法を知らなく
とも被動作制御端末に対して所望の機能を容易に設定で
きる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の端
末操作代行システムにおいて、前記操作代行装置に通信
回線網(例えば、インターネットN等)を介して接続さ
れる端末装置(例えば、端末装置42)を更に備え、前
記操作代行装置は、前記被動作制御端末が有する機能に
関する情報を、通信回線網を介して提示する提示手段
(例えば、CPU31及びHTMLファイル345等)
を備えており、前記端末装置は、前記提示手段によって
提示される前記機能に関する情報を表示する表示手段
(例えば、表示部425等)と、前記表示手段によって
表示された機能のうち、所望の機能を指定する指定手段
(例えば、入力部426等)と、前記指定手段によって
指定された機能を設定する為のキー操作の代行を前記操
作代行装置へ要請する要請手段(例えば、伝送制御部4
23等)と、を具備することを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明において、操作代行装
置の提示手段は、被動作制御端末が有する機能に関する
情報を、通信回線網を介して提示する。端末装置では、
表示手段が提示手段によって提示される機能に関する情
報を表示する。これにより、ユーザは、被動作制御端末
が有する機能を知る事が出来る。そしてユーザは、表示
手段によって表示された機能のうち、所望の機能を指定
手段にて指定する。要請手段は、指定手段によって指定
された機能を設定する為のキー操作の代行を操作代行装
置へ要請する。即ち、被動作制御端末に所望の機能を設
定するに当たって、ユーザに要求されるのは、表示手段
に表示される機能の内の所望の機能を指定手段にて指定
する事のみであるから、ユーザは被動作制御端末に対し
て所望の機能を一層容易に設定できる。ここで、端末装
置は、例えばパーソナルコンピュータ等の様に固定的に
設置するタイプのものは勿論の事、携帯電話やPDA等
の様に小型で携帯に適したタイプのもので実現する事も
できる。端末装置を携帯出来る様に構成した場合は、ユ
ーザは移動時においても当該端末装置を用いて被動作制
御端末に所望の機能を設定できることとなる。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項3記載の端
末操作代行システムにおいて、前記端末装置は、前記被
動作制御端末に接続されると共に、前記提示手段によっ
て提示される機能のうち、当該被動作制御端末に既に設
定されている機能を検知する検知手段(例えば、CPU
421等)と、この検知手段の検知結果に基づいて、当
該被動作制御端末に既に設定されている機能に関する情
報は、前記表示手段に表示させない様に表示制御する表
示制御手段(例えば、CPU421等)と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明において、端末装置の
検知手段は、提示手段によって提示される機能のうち、
当該被動作制御端末に既に設定されている機能を検知す
る。表示制御手段は、検知手段の検知結果に基づいて、
当該被動作制御端末に既に設定されている機能に関する
情報は、表示手段に表示させない様に表示制御する。こ
の事により、端末装置の表示手段には、当該被動作制御
端末に既に設定されている機能に関する情報が表示され
ないこととなるので、ユーザが誤って同じ内容のキー操
作の代行を重複して要請する事を回避できる。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何
れかに記載の端末操作代行システムにおいて、前記被動
作制御端末側から前記操作代行装置への端末操作の代行
の要請に基づいて、当該端末操作の代行にかかる料金を
課金する課金手段(例えば、CPU31)を備えること
を特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明によれば、課金手段
が、被動作制御端末側から操作代行装置への端末操作の
代行の要請に基づいて、当該端末操作の代行にかかる料
金を課金するので、端末操作の代行サービスを提供する
者からユーザへの課金が自動的に行われることとなる。
この事は、当該サービス運用の円滑化ひいては当該サー
ビス業務の拡大に寄与する。
【0015】請求項6記載の発明は、被動作制御端末
(例えば、VTR21等)の操作を代行する操作代行装
置(例えば、コマンドサーバ30等)であって、前記被
動作制御端末側からの端末操作の代行の要請に応じて、
要請された当該被動作制御端末での操作に相当する制御
情報(例えば、コマンド群等)を、通信回線(例えば、
インターネットN)を介して当該被動作制御端末へ送信
する送信手段(例えば、伝送制御部33等)を備えるこ
とを特徴とする。
【0016】請求項6記載の発明において、送信手段
は、被動作制御端末側からの端末操作の代行の要請に応
じて、当該被動作制御端末での操作に相当する制御情報
を、通信回線を介して当該被動作制御端末へ送信する。
この事により、当該被動作制御端末では、恰もユーザに
よって端末操作が実際に行われたかの様に、当該端末操
作を行った場合と同等の動作が実行される。即ち、被動
作制御端末に所望の機能を設定するに当たって、ユーザ
に要求されるのは、当該被動作制御端末の動作の代行を
要請する事のみであり、ユーザが当該被動作制御端末を
直接的に操作する事をなんら要しない。従って、ユーザ
は煩雑な操作方法を知らなくとも、当該被動作制御端末
に対して所望の機能を容易に設定できる。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項6記載の操
作代行装置であって、前記被動作制御端末側からの端末
操作の代行の要請に基づいて、当該当該端末操作の代行
にかかる料金を課金する課金手段(例えば、CPU31
等)を備えることを特徴とする。
【0018】請求項7記載の発明によれば、課金手段
が、被動作制御端末側からの端末操作の代行の要請に基
づいて、当該端末操作の代行にかかる料金を課金するの
で、端末操作の代行サービスを提供する者からユーザへ
の課金が自動的に行われることとなる。この事は、当該
サービス運用の円滑化ひいては当該サービス業務の拡大
に寄与する。
【0019】請求項8記載の発明は、要請された操作に
相当する動作を実行させるための制御情報を、通信回線
(例えば、インターネットN等)を介して受信する受信
手段(例えば、受信部518等)を備える被動作制御端
末(例えば、VTR51等)であって、機能キー(例え
ば、無料機能キー511,512及び有料機能キー51
3,514等)と、この機能キーに対し前記受信手段に
より受信された前記制御情報を割り当てる割当手段(例
えば、システムコントローラ517等)と、この機能キ
ーの操作に基づいて当該機能キーに割り当てられた前記
制御情報を実行する実行手段(例えば、システムコント
ローラ517等)と、を備えることを特徴とする。
【0020】請求項8記載の発明において、受信手段
は、要請された操作に相当する動作を実行させるための
制御情報を、通信回線を介して受信する。割当手段は、
機能キーに対し受信手段により受信された制御情報を割
り当てる。実行手段は、この機能キーの操作に基づいて
当該機能キーに割り当てられた制御情報を実行する。従
って、本来なら設定するに当たって煩雑な操作が要求さ
れる動作であっても、当該動作を実行させるための制御
情報が機能キーに一旦割り当てられた後は、当該動作を
被動作制御端末に実行させるに当たってユーザに要求さ
れるのは、当該機能キーを操作する事のみであるから、
ユーザはなんら煩雑な操作方法を知らなくとも当該被動
作制御端末に対して所望の機能を容易に設定できる。
【0021】請求項9記載の発明は、請求項8記載の被
動作制御端末において、前記受信手段により受信された
前記制御情報の属性を判別する属性判別手段(例えば、
システムコントローラ517)を更に備え、前記割当手
段は、前記属性判別手段の判別結果に基づいて当該制御
情報を割り当てるべき前記機能キーを特定することを特
徴とする。
【0022】この場合において、機能キーは、予め属性
別に分類すると共に当該各分類が識別出来る様に配設し
ておくのが好ましい。
【0023】請求項9記載の発明において、属性判別手
段は、受信手段により受信された制御情報の属性を判別
する。ここで属性とは、例えば、機能、汎用性、或いは
料金等、様々な観点からみた制御情報の特徴を云う。割
当手段は、属性判別手段の判別結果に基づいて当該制御
情報を割り当てるべき機能キーを特定し、特定した機能
キーに対し当該制御情報を割り当てる。これにより、機
能キーとその機能キーに割り当てられている制御情報の
属性とを対応付ける事ができるので、ユーザは各機能キ
ーに対応した機能を容易に把握出来る様になり、被動作
制御端末の使い勝手を更に向上できる。
【0024】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
被動作制御端末において、前記機能キーに割り当てられ
た前記制御情報の割当を解除する解除手段(例えば、シ
ステムコントローラ517等)を備え、前記解除手段
は、前記制御情報の属性に応じて、異なる方法により当
該制御情報の当該機能キーへの割当を解除するように構
成されていることを特徴とする。
【0025】請求項10記載の発明において、解除手段
は、制御情報の属性に応じて、異なる方法により当該制
御情報の当該機能キーへの割当を解除するように構成さ
れているので、機能キーに割り当てる制御情報を更新す
る際等には、或特定の属性を有する制御情報のみの機能
キーへの割当を個別に解除できることとなって、ユーザ
は各機能キーに割り当てておく機能の管理を容易にでき
る。
【0026】請求項11記載の発明は、要請された操作
に相当する動作を実行させる為の制御情報を、通信回線
(例えば、インターネットN等)を介して受信する受信
手段(例えば、受信部615等)を具備する被動作制御
端末(例えば、VTR61等)であって、前記制御情報
と、当該制御情報を特定するための識別データと、を対
応付けて記憶する記憶手段(例えば、メモリ616等)
と、照合用の識別データを入力する為の入力手段(例え
ば、テンキー611等)と、前記入力手段によって入力
された照合用の識別データと、前記記憶手段に記憶され
ている識別データと、を照合して、これらが一致した場
合に当該識別データに対応付けられた前記制御情報を実
行する制御手段(例えば、システムコントローラ614
等)と、を備えることを特徴とする。
【0027】請求項11記載の発明において、受信手段
は、要請された操作に相当する動作を実行させる為の制
御情報を、通信回線を介して受信する。記憶手段は、制
御情報と当該制御情報を特定するための識別データとを
対応付けて記憶する。ユーザが、入力手段にて照合用の
識別データを入力すると制御手段は、入力手段によって
入力された照合用の識別データと記憶手段に記憶されて
いる識別データとを照合してこれらが一致した場合に当
該識別データに対応付けられた制御情報を実行する。こ
れにより、当該動作を実行させるための制御情報が識別
データと対応付けられて記憶された後は、本来なら設定
するに当たって煩雑な操作が要求される機能であって
も、ユーザは当該機能に対応する識別データを入力する
だけで、当該機能を設定する事が出来る。従って、ユー
ザはなんら煩雑な操作方法を知らなくとも被動作制御端
末に対して所望の機能を容易に設定できる。また、入力
手段では、照合用の識別データを複数種入力できるの
で、制御情報毎に個別にハードキーを設ける場合に比し
て、被動作制御端末に多くの機能を保持させておくこと
が出来る。
【0028】請求項12記載の発明の被動作制御端末
(例えば、機能制限VTR71等)は、規定された動作
を実行させる為の制御情報(例えば、コマンド群等)を
記憶する記憶手段(例えば、メモリ713等)と、何れ
かの前記制御情報の使用を許可する許可情報を受信する
受信手段(例えば、赤外線受信部712等)と、前記受
信手段によって受信された許可情報(例えば、識別コー
ド等)に基づいて、実行すべき旨の指定された制御情報
の使用が許可されているか否かを判別する判別手段(例
えば、システムコントローラ711等)と、前記判別手
段の判別結果に基づいて、使用が許可されている制御情
報のみを実行する実行制限手段(例えば、システムコン
トローラ711等)と、を備えることを特徴とする。
【0029】請求項12記載の発明において、記憶手段
は、規定された動作を実行させる為の制御情報を記憶す
る。受信手段は、何れかの制御情報の使用を許可する許
可情報を受信する。判別手段は、受信手段によって受信
された許可情報に基づいて、実行すべき旨の指定された
制御情報の使用が許可されているか否かを判別する。実
行制限手段は、判別手段の判別結果に基づいて、使用が
許可されている制御情報のみを実行する。この事によ
り、見かけ上、受信手段によって受信された許可情報に
対応する制御情報のみが実行されることとなるから、ユ
ーザの誤操作等により予期せぬ機能が実行されてしまう
事のないシンプルで使い勝手のよい被動作制御端末を提
供できる。一方、受信された許可情報に対応する制御情
報は実行されるのであるから、所望の機能を設定するに
当たってユーザが当該被動作制御端末を直接的に操作す
る必要が無くなる。これにより、ユーザは煩雑な操作方
法を知らなくとも、当該被動作制御端末に対して所望の
機能を容易に設定できる。
【0030】請求項13記載の発明のプログラムは、機
能キー(例えば、機能キー411,412,413等)
を備えている電子機器に、規定された動作を実行させる
為の制御情報を、通信回線(例えば、インターネットN
等)を介して受信させるための機能と、受信された前記
制御情報を前記機能キーに割り当てるための機能と、前
記機能キーの操作に基づいて当該機能キーに割り当てら
れた制御情報を実行させるための機能と、を実行させる
為のものである事を特徴としている。
【0031】請求項13記載の発明のプログラムを実行
する電子機器は、規定された動作を実行させる為の制御
情報を、通信回線を介して受信する機能と、受信した制
御情報を機能キーに割り当てる機能と、機能キーの操作
に基づいて当該機能キーに割り当てられた制御情報を実
行する機能とを有することとなる。従って、本来なら設
定するに当たって煩雑な操作が要求される動作であって
も、当該動作を実行させるための制御情報が機能キーに
一旦割り当てられた後は、当該動作を電子機器に実行さ
せるに当たってユーザに要求されるのは、当該機能キー
を操作する事のみであるから、ユーザはなんら煩雑な操
作方法を知らなくとも電子機器に対して所望の機能を容
易に設定できる。
【0032】請求項14記載の発明のプログラムは、機
能キー(例えば、機能キー411,412,413等)
を備えている電子機器に、規定された動作を実行させる
為の制御情報を、通信回線(例えば、インターネットN
等)を介して受信させるための機能と、受信された前記
制御情報の属性を判別させるための機能と、当該判別結
果に基づいて当該制御情報を割り当てるべき前記機能キ
ーを特定させるための機能と、特定された前記機能キー
に当該制御情報を割り当てるための機能と、前記機能キ
ーの操作に基づいて、当該機能キーに割り当てられた制
御情報を実行させるための機能と、を実行させる為のも
のである事を特徴としている。
【0033】請求項14記載の発明のプログラムを実行
する電子機器は、規定された動作を実行させる為の制御
情報を、通信回線を介して受信する機能と、受信した制
御情報の属性を判別する機能と、当該判別結果に基づい
て当該制御情報を割り当てるべき機能キーを特定する機
能と、特定された機能キーに当該制御情報を割り当てる
機能と、機能キーの操作に基づいて、当該機能キーに割
り当てられた制御情報を実行する機能と、を有すること
となる。これにより、機能キーとその機能キーに割り当
てられている制御情報の属性とを対応付ける事ができる
ので、ユーザは各機能キーに対応した機能を容易に把握
出来る様になり、電子機器の使い勝手を更に向上でき
る。
【0034】請求項15記載の発明のプログラムは、入
力手段(例えば、テンキー611等)を具備する電子機
器に、規定された動作を実行させる為の制御情報を、通
信回線(例えば、インターネットN等)を介して受信さ
せるための機能と、受信された制御情報と、当該制御情
報を特定するための識別データと、を対応付けて記憶さ
せるための機能と、記憶された前記識別データと、前記
入力手段によって入力された照合用の識別データと、を
照合して、これらが一致した場合に当該識別データに対
応付けられた前記制御情報を実行させるための機能と、
を実現させる為のものである事を特徴としている。
【0035】請求項15記載の発明のプログラムを実行
する電子機器は、規定された動作を実行させる為の制御
情報を、通信回線を介して受信する機能と、受信した制
御情報と当該制御情報を特定するための識別データとを
対応付けて記憶するための機能と、記憶された識別デー
タと入力手段によって入力された照合用の識別データと
を照合して、これらが一致した場合に当該識別データに
対応付けられた制御情報を実行する機能と、を有するこ
ととなる。従って、この電子機器において、本来なら設
定するに当たって煩雑な操作が要求される機能であって
も、当該機能を実行させるための制御情報が識別データ
と対応付けられて記憶された後は、当該機能を実行させ
るに当たってユーザに要求されるのは、当該識別データ
を入力する事のみであるから、ユーザはなんら煩雑な操
作方法を知らなくとも電子機器に対して所望の機能を容
易に設定できる。また、入力手段では照合用の識別デー
タを複数種入力できるので、制御情報毎に個別にハード
キーを設ける場合に比して電子機器に多くの機能を保持
させておくことができる。
【0036】請求項16記載の発明のプログラムは、規
定された動作を実行させる為の制御情報を記憶する記憶
手段(例えば、メモリ713等)を具備する電子機器
に、何れかの前記制御情報の使用を許可する許可情報を
受信するための機能と、前記記憶手段に記憶されている
前記制御情報のうち、受信された前記許可情報に対応す
る制御情報以外の制御情報の実行を制限させるための機
能と、を実現させる為のものである事を特徴としてい
る。
【0037】請求項16記載の発明のプログラムを実行
する電子機器は、何れかの制御情報の使用を許可する許
可情報を受信する機能と、記憶手段に記憶されている制
御情報の内受信された許可情報に対応する制御情報以外
の制御情報の実行を制限する機能と、を有することとな
る。その結果、当該電子機器では、見かけ上、受信した
許可情報に対応する制御情報のみが実行されることとな
るから、ユーザの誤操作により予期せぬ機能が実行され
てしまう事のないシンプルで使い勝手のよい電子機器が
実現される。一方、受信された許可情報に対応する制御
情報は実行されるのであるから、所望の機能を設定する
に当たってユーザが当該電子機器を直接的に操作する必
要が無くなる。これにより、ユーザは煩雑な操作方法を
知らなくとも、当該電子機器に対して所望の機能を容易
に設定できる。
【0038】
【発明の実施の形態】<第1の実施の形態>図1は、第1
の実施の形態による録画予約システム100(端末操作
代行システム)の全体構成を示す。この録画予約システ
ム100では、オペレータが常駐するサービスセンタ1
0と各ユーザの自宅20…とがインターネットNを介し
て接続されており、サービスセンタ10には操作代行装
置11と電話機12が設置され、各ユーザの自宅20に
はVTR21及び電話機22が設置されている。尚、電
話機12,22は、周知の一般的な所謂電話機を採用し
ている。
【0039】操作代行装置11は、図2に示す如く、C
PU(Central Processing Unit)110、RAM(Ran
dom Access Memory)111、伝送制御部112、表示
部113、入力部114、記憶部115及びこれら各構
成要素を接続するバス116を備えている。
【0040】CPU110は、記憶部115に記憶され
ているシステムプログラムをRAM111に展開し、展
開したプログラムに従って、コマンド群の作成に係る処
理(図3のステップS34)や作成したコマンド群の送
信に係る処理(図3のステップS35)等を実行する事
により、当該操作代行装置11としての機能を実現す
る。
【0041】RAM111は、CPU110により実行
される各種処理において記憶部115から読み出される
システムプログラムや、このシステムプログラムに係る
データ等が一時的に格納される記憶領域を有している。
【0042】伝送制御部112は、モデム、ターミナル
アダプタ、又はDSU(Digital Service Unit)によっ
て構成されており、CPU110によって送信すべき旨
が指定されたコマンド群を、当該指示に従ってインター
ネットNを介してユーザの自宅20に設置されたVTR
21へ送信する。
【0043】表示部113は、CRTや液晶表示装置に
よって構成されており、オペレータによる入力を支援す
べくユーザから通知された録画時間帯、チャンネル番
号、及び録画モードその他の録画条件を入力する為の入
力フォームと、当該入力フォームに入力された録画条件
とを表示する。
【0044】入力部114は、オペレータが、ユーザか
ら通知された録画条件を入力する為の入力キーと、入力
した録画条件を確定する確定キーとを備えている。尚、
これら入力キー及び確定キーは、タッチパネルを用いて
実現してもよい。その場合は、当該入力部114は表示
部113と共用されることとなる。
【0045】記憶部115は、CPU110が各種処理
を実行するのに必要なシステムプログラムの他、コマン
ドファイル115aを記憶している。コマンドファイル
115aには、チャンネル番号、録画日、録画開始時
間、録画終了時間…等の録画条件毎に、その録画条件を
VTR21に設定する為の基本コマンドが対応付けられ
て格納されている。
【0046】VTR21は、公知のVTR(ビデオテー
プレコーダ)としての機能を有するのは勿論の事、図3
に示す様に、システムコントローラ211、メモリ21
2、キー入力部213、液晶表示部214、受信部21
5、チューナ部216、記録部217、及び計時部21
8を備えている。
【0047】システムコントローラ211は、受信部2
15によって受信されたコマンド群或いはメモリ212
に予め格納されているシステムプログラムの実行に基づ
いて、各構成要素を統括的に制御する事により、当該V
TR21としての機能を実現する。
【0048】特に、システムコントローラは、計時部2
18からの計時信号に基づいて現在時刻を認識し、現在
時刻が受信部215によって受信されたコマンド群に規
定された録画開始時間に至ったときは、当該コマンド群
に基づいてチューナ部216に選局信号を出力すると共
に、記録部217に記録開始信号を出力する。
【0049】メモリ212には、当該VTR21に対応
するシステムプログラムや、システムプログラムに係る
データ等が予め記憶されている。
【0050】キー入力部213は、図示はしないが、電
源キー、チャンネルキー、再生キー、或いは録画キー
等、各種機能のマニュアル設定を行う為のキー群を含ん
で構成され、各種キー操作に基づく操作信号をシステム
コントローラ211へ出力する。
【0051】液晶表示部214は、システムコントロー
ラ211からの制御信号に応じて、当該VTR21の動
作状態、現在時刻、再生時間、録画時間、或いは録画チ
ャンネル等の各種情報を表示する。
【0052】受信部215は、図示はしないがISDN
回線を接続する為の接続端子を備えており、当該接続端
子を介して操作代行装置11から送信されるコマンド群
を受信して、受信したコマンド群をシステムコントロー
ラ211へ出力する。
【0053】チューナ部216は、アンテナ216aで
受信されたRF信号の内、システムコントローラ211
から出力される選局信号に対応するチャンネルの周波数
成分のみを抽出し、抽出して得たIF信号を記録部21
7へ出力する。
【0054】記録部217は、システムコントローラ2
11からの記録開始信号に基づいて駆動するものであ
り、チューナ部216から出力されるIF信号から映像
信号及び音声信号を分離して取り出す同期分離回路や、
この同期分離回路によって取り出された映像信号及び音
声信号を図示せぬビデオテープに記録する記録部等によ
り構成されている。
【0055】計時部218は、図示はしないが水晶発振
回路を備えており、この水晶発振回路の発するクロック
信号を分周して得た計時信号をシステムコントローラ2
11へ出力する。
【0056】次に、上述の様に構成される録画予約シス
テム100の動作について、図4に示すフローチャート
を用いて説明する。予め、ユーザはVTR21を購入
し、購入したVTR21の接続端子に、自宅20に予め
施設されたISDN回線を接続する。これにより、当該
VTR21がインターネットNに接続される(ステップ
S31)。
【0057】次いで、ユーザは電話機22を操作してサ
ービスセンタ10の電話機12を呼び出し、録画予約の
設定の代行を要請すべく、オペレータに、録画を所望す
る番組のチャンネル番号、放送日、放送時間帯、その他
の録画条件を通知する(ステップS32)。オペレータ
は、ユーザに告げられた録画条件を、表示部115に表
示されている入力フォームに従って、入力部114の入
力キーから入力し、入力が完了すると、確定キーを押下
する(ステップS33)。
【0058】CPU110は、確定キーの押下を検知す
ると、入力された録画条件毎に、その録画条件をVTR
21に設定する為の基本コマンドをコマンドファイル1
13aから抽出してRAM111に展開する。これによ
り、RAM111の記憶領域上に、展開された複数の基
本コマンドから成るコマンド群が作成される(ステップ
S34)。
【0059】次いで、CPU110は、生成したコマン
ド群を、VTR21へ送信する様に伝送制御部112に
指示する。伝送制御部112は、CPU110からの指
示に従って、当該コマンド群を、インターネットNを介
してVTR21へ送信する(ステップS34)。これに
より、VTR21では、システムコントローラ211に
より、受信部215によって受信されたコマンド群が実
行される(ステップS35)。このようにして、ユーザ
が所望する番組の録画予約が自動的に設定される。
【0060】以上説明した録画予約システム100によ
れば、VTR21の録画予約の設定に当たって、ユーザ
に要求されるのは所望の番組に関する録画条件をオペレ
ータに通知する事のみであり、ユーザがVTR21を直
接操作する事を全く要しない。従って、ユーザは、VT
R21の煩雑な操作方法を知らなくとも録画予約の設定
を容易に行える。
【0061】<第2の実施の形態>図5は、第2の実施
の形態による録画予約システム200の概略構成を示
す。この録画予約システム200では、録画予約サービ
スを提供する者が管理保有するコマンドサーバ30(操
作代行装置)と、各ユーザの自宅40…に設置された端
末装置42とがインターネットNを介して接続されてい
る。また、ユーザの自宅40において、端末装置42に
はケーブルCを介してVTR41が接続されている。
【0062】コマンドサーバ30は、図6に示す如く、
CPU31、RAM32、伝送制御部33、記憶部34
及びこれら各構成要素を接続するバス35を備えてい
る。
【0063】CPU31は、記憶部34に記憶されてい
るシステムプログラムをRAM32に展開し、展開した
プログラムに従って、コマンド群の作成及び送信に係る
処理(図10のステップS84、ステップS86及びス
テップS87)を実行する事により、当該コマンドサー
バ30としての機能を実現する。
【0064】RAM32は、CPU31により実行され
る各種種処理において、記憶部34から読み出されるシ
ステムプログラムや、このシステムプログラムに係るデ
ータ(検索条件)を一時的に格納する記憶領域である。
【0065】伝送制御部33は、CPU31によって送
信すべき旨が指定されたコマンド群を、当該指示に従っ
てインターネットNを介してユーザの自宅40に設置さ
れた端末装置42へ送信する。
【0066】記憶部34は、CPU31が各種処理を実
行するのに必要なシステムプログラムの他、第1コマン
ドファイル341、第2コマンドファイル342、及び
HTMLファイル345を記憶している。
【0067】第1コマンドファイル341には、図7
(a)に示す如く、チャンネル番号、録画日、録画開始
時間、録画終了時間…等の録画条件毎に、その録画条件
をVTR41に設定する為の基本コマンドが対応付けら
れて格納されている。
【0068】第2コマンドファイル342には、図7
(b)に示す如く、特に視聴率の高い番組を表すアイコ
ンの画像データ(アイコンデータ)と、当該番組の録画
予約をVTR41に実行させる為のコマンド群が予め生
成されて蓄積されている。
【0069】HTMLファイル345は、録画予約サー
ビスを提供する者のホームページ(図11(a),
(b)参照)が記述されたファイルであり、当該HTM
Lファイル345には、第1コマンドファイル341、
第2コマンドファイル342の他、後述する第3コマン
ドファイル343(図7(c))及び第4コマンドファ
イル344(図7(d))がリンクされている。
【0070】端末装置42は、図8に示す如く、CPU
421、RAM422、伝送制御部423、出力端子4
24、表示部425、入力部426、記憶部427及び
これら各構成要素を接続するバス429を備えている。
【0071】CPU421は、記憶部426に記憶され
ているシステムプログラムをRAM422に展開し、展
開したプログラムに従って、コマンドサーバ30へ録画
条件を送信する処理を実行する。また、CPU421
は、記憶部427に記憶されているアプリケーションプ
ログラムをRAM422に展開し、展開したプログラム
に従って、コマンドサーバ30より受信したコマンド群
をVTR41へ転送する処理を実行する。この様にして
CPU421は、当該端末装置42としての機能を実現
する。
【0072】RAM422は、CPU421により実行
される各種種処理において、記憶部427から読み出さ
れるシステムプログラム、アプリケーションプログラ
ム、又はこれら各プログラムに係るデータ等の一時的な
格納領域である。
【0073】伝送制御部423は、インターネットNに
接続されたコマンドサーバ30との通信を制御するもの
であり、モデム、ターミナルアダプタ、DSU又はルー
タ等によって構成される。
【0074】出力端子424は、CPU421によって
転送すべき旨が指定されたコマンド群を、コネクタCを
介してシリアル伝送或いはパラレル伝送でVTR41に
出力する為の端子である。
【0075】表示部425は、CRTや液晶表示装置か
ら構成されており、CPU421による制御の下、コマ
ンドサーバ30からダウンロードされたHTMLファイ
ル343に記述されているホームページ(図11
(a),(b)参照)を表示する。
【0076】入力部426は、ユーザが録画を所望する
番組の録画時間帯、チャンネル番号、録画モードその他
の録画条件を入力する為のキーボードやマウス等を備え
ている。
【0077】記憶部427は、システムプログラムやア
プリケーションの他、録画予約サービスを提供する者の
ホームページを閲覧するのに必要なブラウザ427aを
記憶している。
【0078】VTR41は、公知のVTR(ビデオテー
プレコーダ)としての機能を有するのは勿論の事、図9
(a)に示す様に、機能キー411,412,413と
液晶表示部414をその本体前面部に備えている。各機
能キーには、端末装置42から転送されたコマンド群が
割り当てられる。液晶表示部414は、何れかの機能キ
ーが押下された際に、当該機能キーに割り当てられた機
能の内容を表示する。
【0079】即ち、このVTR41では、例えば機能キ
ー411に毎週木曜日の2時から21チャンネルで放送
される番組を録画する機能が割り当てられている場合に
は、当該機能キー411を押下すると、液晶表示部41
4には、「EVERY_TUR_21ch_2:00」
の様に当該機能の内容が表示される様になっている。
【0080】また、VTR41は、図9(b)に示す様
に、機能キー411,412,413及び液晶表示部4
14の他、システムコントローラ415、受信部41
6、メモリ417、チューナ部216、記録部217、
及び計時部218を備えている。尚、これら各構成要素
の内、VTR21(図3)の構成要素と同様のものにつ
いては便宜上同じ符号を付しており、以下それらについ
ての重複する説明は省略する。
【0081】システムコントローラ415は、受信部4
16によって受信されたコマンド群を実行すると共に、
当該コマンド群を未だコマンド群の割り当てられていな
い機能キーに割り当てる。具体的には、システムコント
ローラ417は、当該コマンド群を、当該機能キーを特
定する為のキー特定情報と対応付けてメモリ417に格
納する。
【0082】また、システムコントローラ417は、何
れかの機能キーからの操作信号を検知すると、当該機能
キーを特定するキー特定情報に対応付けられているコマ
ンド群をメモリ417から抽出して、抽出したコマンド
群を実行する。
【0083】メモリは、不揮発性のRAM等により構成
されており、各機能キーを特定する為のキー特定情報
と、当該キーに割り当てられているコマンド群とを対応
付けて記憶している。
【0084】受信部416は、端末装置42の出力端子
424から出力されたコマンド群をケーブルCを介して
受信する為の受信端子を備えており、当該受信端子を介
して受信したコマンド群をシステムコントローラ415
へ出力する。
【0085】以下、録画予約システム200の動作を図
10に示すフローチャートに従って説明する。先ず、ユ
ーザは、端末装置42から録画予約サービスを提供する
者のホームページにアクセスする(ステップS81)。
すると、端末装置42の表示部425には、図11
(a)に示す様なページ91が表示される。
【0086】尚、図11(a)において、符号911
a,911b…は夫々概ね多くの視聴者によって好まれ
る視聴率の高い番組の番組名が付されたアイコンであ
り、符号912は確定ボタン、符号913は次ページボ
タンを示している。
【0087】ユーザは、このページ91において、所望
の番組名が付されたアイコン911がある場合には(ス
テップS82;YES)、当該アイコン911をクリッ
クすると共に、確定ボタン912をクリックする(ステ
ップS83)。すると、確定信号がコマンドサーバ30
へ送信される。
【0088】確定信号を受信したコマンドサーバ30で
は、CPU31が当該クリックされたアイコン911に
対応付けられたコマンド群を第2コマンドファイル34
2から抽出して、抽出したコマンド群を端末装置42へ
送信する(ステップS84)。
【0089】一方、ユーザは、ページ91において所望
の番組名が付されたアイコン911がない場合は(ステ
ップS82;NO)、録画条件を個別に指定すべく次ペ
ージボタン913をクリックする。すると、ページ91
は、図11(b)に示す様なページ92へ遷移する。
【0090】ユーザは、このページ92において、録画
したい放送のチャンネル番号を入力枠921に入力し、
当該放送の放送日(録画日)を入力枠922a,922
bに入力し、当該放送の放送開始時間(録画開始時間)
を入力枠923aに入力し、当該放送の放送終了時間
(録画終了時間)を入力枠923bに入力する(ステッ
プS85)。尚、図示はしないが、枠924にマウスの
カーソルを重ねると、標準モードや3倍モードといった
各種録画モードのメニューが表示されるので、ユーザは
当該メニューの中から所望のメニューを選択する。
【0091】次いで、ユーザは確定ボタン925をクリ
ックする。すると、ページ92において入力された録画
条件がコマンドサーバ30へ送信される。録画条件を受
信したコマンドサーバ30では、CPU31が、当該録
画条件に応じた録画をVTR41に実行させる為に必要
な複数の基本コマンドを、第1コマンドファイル341
aから抽出してRAM32に展開する。これにより、R
AM32の記憶領域上において、複数の基本コマンドか
ら成るコマンド群が作成される(ステップS86)。
【0092】次いで、CPU31は、作成したコマンド
群を、端末装置42へ送信する様に伝送制御部33に指
示する。伝送制御部33は、CPU31からの指示に従
って、当該コマンド群を、インターネットNを介して端
末装置42へ送信する(ステップS87)。
【0093】コマンド群を受信した端末装置42では、
CPU421が当該コマンド群をVTR41へ転送する
(ステップS88)。これにより、VTR41のシステ
ムコントローラ415によって当該コマンド群が実行さ
れる。このようにして、ユーザが所望する番組の録画予
約が自動的に予約設定される。なお、コマンド群は、端
末装置42を介さず、直接VTR41に送信してもよ
い。
【0094】また、VTR41のシステムコントローラ
415は当該コマンド群を機能キー411,412,4
13の内、未だコマンド群が割り当てられていないキー
に割り当てる(ステップS89)。尚、システムコント
ローラ415は機能キー411,412,413の全て
にコマンド群が割り当てられている場合には、何れかの
機能キーに既に割り当てられているコマンド群を上書き
する様にしてもよい。
【0095】以上説明した録画予約システム200によ
れば、ユーザがページ91上に表示されるアイコンをク
リックするだけで、そのアイコンに対応するコマンド群
が端末装置42を介してVTR41に送信されるので、
ユーザは煩雑なVTR41の操作を行わなくとも所望の
機能設定を迅速且つ容易に行える。
【0096】また、ユーザの所望する録画条件に応じた
機能を実行する為のコマンド群がVTR41の機能キー
411,412,413に割り当てられるので、ユーザ
が以前に録画した番組をもう一度録画したいときは、当
該機能キーを押下操作するだけで同じ番組の録画予約を
設定できるという利便性を提供できる。
【0097】<第3の実施の形態>第3の実施の形態に
よる録画予約システムの構成は、第2の実施の形態によ
る録画予約システム200の構成と概略同様である為、
各構成要素に便宜上同一の符号を付すると共に、これら
についての重複する説明は省略する。
【0098】この第3の実施の形態による録画予約シス
テムは、第2の実施の形態による録画予約システム20
0におけるVTR41に代えて、図12に示すVTR5
1を備えた点を特徴としている。
【0099】このVTR51は、公知のVTR(ビデオ
テープレコーダ)としての機能を有するのは勿論の事、
図12(a)に示す様に、無料機能キー511,51
2、有料機能キー513,514、液晶表示部515及
びリセットキー516をその本体前面に備えている。
【0100】また、VTR51は、図12(b)に示す
様に、無料機能キー511,512、有料機能キー51
3,514、液晶表示部515及びリセットキー516
の他、システムコントローラ517、受信部518、不
揮発性のメモリ519、チューナ部216、記録部21
7、及び計時部218を備えている。尚、これら各構成
要素の内、VTR21(図3)の構成要素と同様のもの
については便宜上同じ符号を付しており、以下それらに
ついての重複する説明は省略する。
【0101】システムコントローラ517は、受信部4
16によって受信されたコマンド群を実行すると共に、
そのコマンド群に付加されたフラグ情報に基づいて当該
コマンド群が有料であるか無料であるかの属性を判別
し、当該判別結果に基づいて当該コマンド群を割り当て
るべき機能キーを特定する。
【0102】詳細には、システムコントローラ517
は、コマンド群が無料であれば当該コマンド群を、無料
機能キーを特定する為の無料キー特定情報と対応付けて
メモリ417に格納すると共に、コマンド群が有料であ
れば当該コマンド群を、有料機能キーを特定する為の有
料キー特定情報と対応付けてメモリ417に格納する。
また、システムコントローラ517は、何れかの機能キ
ーからの操作信号を検知すると、当該機能キーに対応付
けられているコマンド群をメモリ419から抽出して、
抽出したコマンド群を実行する。
【0103】更に、システムコントローラ517は、リ
セットキー516の押下を検知すると、メモリ519内
において無料キー特定情報と対応付けられているコマン
ド群のみを消去する事により、当該各コマンド群の無料
機能キー511,512への割当を解除する。
【0104】一方、システムコントローラ517は、有
料機能キー513,514に割り当てられているコマン
ド群を消去すべき旨のコマンド(以下、「解除コマン
ド」と記す。)が受信部518によって受信された場合
は、当該解除コマンドに従って、メモリ519内におい
て有料キー特定情報と対応付けられているコマンド群を
消去する事により、当該各コマンド群の有料機能キー5
13,514への割当を解除する。
【0105】即ち、当該VTR51では、コマンド群が
有料か否かによって当該コマンド群の機能キーへの割当
の解除方法が異なっており、有料のコマンド情報につい
ては、VTR51側での誤操作等によっては容易に消去
されない様になっている。
【0106】受信部518は、端末装置42の出力端子
424から出力されたコマンド群或いは消去コマンド
を、ケーブルCを介して受信する為の受信端子を備えて
おり、当該受信端子を介して受信したコマンド群或いは
消去コマンドをシステムコントローラ517へ出力す
る。
【0107】また、コマンドサーバ30の記憶部34
は、図7(c)に示す様な第3コマンドファイル343
を更に記憶している。第3コマンドファイル343に
は、VTR55が有する各種の機能を設定する為のコマ
ンド群と、当該コマンド群を表すアイコンの画像データ
(アイコンデータ)と、当該コマンド群の料金とが対応
付けられて格納されている。尚、この第3コマンドファ
イル343において、無料のコマンド群には料金の欄に
「0」が格納されている。更に、この第3コマンドファ
イル343には、消去コマンドと、この消去コマンドを
表すアイコンデータと、「0」とが対応付けられて格納
されている。
【0108】以下、第3の実施の形態による遠隔操作シ
ステムの動作を図13に示すフローチャートに従って説
明する。先ず、ユーザは、ブラウザ427aを起動させ
端末装置42から所定のホームページにアクセスする
(ステップS1101)。すると、端末装置42のCP
U421は、コマンドサーバ30の記憶部34に記憶さ
れているHTMLファイル344をダウンロードしてR
AM422に一旦格納する。ここで、このHTMLファ
イル344には、第3コマンドファイル343がリンク
されている。
【0109】次いで、CPU421は、ケーブルCを介
してVTR51のメモリ519にアクセスし、当該VT
R51の各機能キー511,512,513,514に
既に割り当てられているコマンド群を検出する(ステッ
プS1102)。そして、CPU421は、RAM42
2に格納したHTMLファイル344にリンクされてい
るアイコンの内、VTR51に既に割り当てられている
コマンド群に対応するアイコン以外のアイコンを表示部
425に表示させる。
【0110】これにより、端末装置42の表示部425
には、図14(a)に示す様なページ121が表示され
る(ステップS1103)。図14(a)において、符
号121a,121b,121c,121d,121
e,121fは、夫々VTR51において設定し得る各
種の機能であって、未だ当該VTR55に設定されてい
ない機能を表すアイコンであり、符号121gは確定ボ
タンであり、符号121hは次ページボタンである。
【0111】尚、図中アイコン121d,121e,1
21fには、斜線が施されているが、これは当該アイコ
ンに対応付けられたコマンド群が有料である事を表して
いる。また、図13(a)には、6つのアイコンのみを
図示しているが、次ページ121hをクリックする事に
より、更に別のアイコンが多数表示される様になってい
る。
【0112】また、図示はしないが、これらのアイコン
にマウスのカーソルを重ねると、当該アイコンに対応付
けられた機能の内容と、当該機能を設定する為のコマン
ド群の料金とが表示される様になっている。但し、アイ
コン121a,121b,121cにマウスのカーソル
を重ねると「0円」が表示される。
【0113】ここで、これらのアイコンには、一過性の
番組の録画機能は勿論のこと、特定のドラマを毎週自動
的に録画する機能、或いは録画する番組別に録画モード
を自動的に変更する機能等、VTR51において設定し
得る限りの機能が対応付けられている。また、図示はし
ないが、ページ121上には、消去コマンドを表すアイ
コンも表示される様になっている。
【0114】ユーザは、このページ121において、所
望のアイコンをクリックすると共に、確定ボタン121
gをクリックする(ステップS1104)。すると、確
定信号がコマンドサーバ30へ送信される。確定信号を
受信したコマンドサーバ30では、CPU31が、当該
クリックされたアイコンに対応付けられたコマンド群と
その送信料金とを、第3コマンドファイル353を参照
して認識する。
【0115】そして、CPU31は、当該クリックされ
たアイコンに対応付けられたコマンド群が無料であれば
(ステップS1105;YES)、当該アイコンに対応
付けられたコマンド群に無料である旨を表すフラグ情報
を付加して端末装置42へ送信する(ステップS110
6)。コマンド群及びフラグ情報を受信した端末装置4
2は、それらコマンド群及びフラグ情報をVTR51へ
転送する。
【0116】コマンド群及びフラグ情報を受信したVT
R51において、制御部は、当該フラグ情報に基づいて
当該コマンド群が無料である事を認識して、そのコマン
ド群を無料機能キー511又は無料機能キー512に割
り当てる(ステップS1107)と共に、当該コマンド
群を実行する。このようにして、ユーザが所望する機能
がVTR51に自動的に設定され、当該処理が終了す
る。
【0117】一方、ステップS1105においてクリッ
クされたアイコンに対応付けられたコマンド群が有料で
あれば(ステップS1105;NO)、ページ121
は、図13(b)に示すページ122へ遷移する。この
ページ122には、ステップS1105においてクリッ
クされたアイコンに対応付けられたコマンド群の送信料
金と、カード番号入力枠122aとが表示されている
(ステップS1108)。
【0118】ここで、ユーザはカード番号入力枠122
aに自己のクレジットカード番号を入力する(ステップ
S1109)。すると、当該クレジットカード番号がコ
マンドサーバ30に送信される。クレジットカード番号
を受信したコマンドサーバ30は、当該クレジットカー
ドが使用可能なものであるか否かを図示せぬ金融機関の
サーバへ照会し、当該クレジットカードが使用可能なも
のでなければ(ステップS1110;NO)、端末装置
42の表示部425にエラーメッセージを表示させる。
そして、処理は再びステップS1103へ戻る。
【0119】一方、当該クレジットカードが使用可能な
ものであれば(ステップS1110;YES)、コマン
ドサーバ30は、ステップS1104においてクリック
されたアイコンに対応付けられたコマンド群に、有料で
ある旨を表すフラグ情報を付加して端末装置42へ送信
すると共に(ステップS1111)、当該クレジットカ
ード番号に基づいて、ユーザの口座に当該コマンド群の
送信料金を課金する。
【0120】コマンド群及びフラグ情報を受信した端末
装置42は、それらコマンド群及びフラグ情報をVTR
51へ転送する。コマンド群及びフラグ情報を受信した
VTR51において、制御部は、当該フラグ情報に基づ
いて当該コマンド群が有料である事を認識して、そのコ
マンド群を有料機能キー513又は514に割り当てる
(ステップS1112)と共に当該コマンド群を実行す
る。このようにして、ユーザが所望する機能がVTR5
1に自動的に設定され、当該処理が終了する。
【0121】この状態で、ユーザが有料機能キーまたは
無料機能キーを押下すると、当該機能キーに割り当てら
れた機能の内容が液晶表示部515に表示される様にな
っている。従って、ユーザは各機能キーに如何なる機能
が割り当てられているかを明瞭に判別できる。また、ユ
ーザがリセットキー516を押下したときは、VTR5
1の制御部は、無料キー511,512に割り当てられ
たコマンド群のみを消去する。
【0122】尚、ユーザが、ページ121において、消
去コマンドを表すアイコン(図示せず)をクリックした
場合は、コマンドサーバ30のCPU31は記憶部34
の第3コマンドファイルから消去コマンドを抽出して端
末装置42へ送信する。そして、端末装置42からVT
R51へ当該消去コマンドが送信され、VTR51にお
いて、有料機能キー513,514に既に割り当てられ
ているコマンド群が消去される。
【0123】以上説明した録画予約システム200によ
れば、端末装置42の表示部425には、VTR51に
既に設定されている機能に対応するアイコンは表示され
ないので、ユーザが既にダウンロードしたコマンドを重
複してダウンロードする事を回避できる。
【0124】また、VTR51のシステムコントローラ
517が転送されるコマンド群を各機能キーに割り当て
るので、ユーザは、VTR51において所望の機能を設
定する為の複数の基本操作をワンキーの入力で迅速且つ
容易に行える。
【0125】更にまた、VTR51では、コマンド群が
有料か否かによって当該コマンド群の機能キーへの割当
の解除方法が異なっているので、当該VTR51にプリ
セットする機能の管理を容易にできる。
【0126】<第4の実施の形態>第4の実施の形態に
よる録画予約システムの構成は、第2の実施の形態によ
る録画予約システム200の構成と概略同様である為、
各構成要素に便宜上同一の符号を付すると共に、これら
についての重複する説明は省略する。
【0127】この第4の実施の形態による録画予約シス
テムは、第2の実施の形態による録画予約システム20
0におけるVTR41に代えて、図15に示すVTR6
1を備えた点を特徴としている。
【0128】VTR61は、公知のVTR(ビデオテー
プレコーダ)としての機能を有するのは勿論の事、図1
5(a)に示す様に、照合用の数字データを入力する為
のテンキー611、確定キー612、液晶表示部613
をその本体前面に備えている。
【0129】また、VTR51は、図15(b)に示す
様に、テンキー611、確定キー612、液晶表示部6
13の他、システムコントローラ614、受信部61
5、不揮発性のメモリ616、チューナ部216、記録
部217、及び計時部218を備えている。尚、これら
各構成要素の内、VTR21(図3)の構成要素と同様
のものについては便宜上同じ符号を付しており、以下そ
れらについての重複する説明は省略する。
【0130】システムコントローラ616は、受信部4
16によって受信されたコマンド群及び数字データ(識
別データ)を対応付けてメモリ616に格納する。ま
た、システムコントローラ616は、テンキー611に
て照合用の数字データが入力された後に確定キー612
の押下を検知すると、当該照合用の数字データと、メモ
リ616に記憶されている数字データとを照合し、これ
らが一致した場合に、当該数字データに対応付けられた
コマンド群を実行する。
【0131】受信部615は、端末装置42の出力端子
424から転送されたコマンド群及び数字データを、ケ
ーブルCを介して受信する為の受信端子を備えており、
当該受信端子を介して受信したコマンド群及び数字デー
タをシステムコントローラ614へ出力する。
【0132】以下、第4の実施の形態による録画予約シ
ステムの動作を図16に示すフローチャートに従って説
明する。先ず、ユーザは、端末装置42から録画予約サ
ービスを提供する者のホームページにアクセスする(ス
テップS1401)。すると、端末装置42の表示部4
25には、図10(a)に示す様なページ91が表示さ
れる。
【0133】ユーザは、当該ページ91において、所望
の番組名が付されたアイコン911をクリックすると共
に、確定ボタン912をクリックする(ステップS14
02)。すると、ページ91は遷移して、所望の数字を
入力する為の入力枠が表示されたページ(図示せず)が
表示部425に表示される。
【0134】その図示せぬページにおいてユーザは、当
該入力枠に所望の数字を入力する。(ステップS140
3)すると、当該入力された数字を表す数字データがコ
マンドサーバ30へ送信される。数字データを受信した
コマンドサーバ30では、CPU31がクリックされた
アイコン911に対応するコマンド群を第2コマンドフ
ァイル342から抽出して、抽出したコマンド群に当該
数字データを付加して端末装置42へ送信する(ステッ
プS1404)。
【0135】端末装置42は、コマンドサーバ30から
受信したコマンド群及び数字データをVTR61へ転送
する。VTR61では、転送されたコマンド群及び数字
データが対応付けられて記憶部に格納される。しかるの
ち、ユーザが照合用の数字データをテンキー611にて
入力し(ステップS1405)、確定キー612を押下
すると、システムコントローラ614が、当該入力され
た照合用の数字データと、メモリ616に記憶されてい
る何れかの数字データとを照合し、これらが一致した場
合には当該数字データに対応付けられたコマンド群を実
行する(ステップS1406)と共に、当該コマンド群
の機能の内容を液晶表示部613に表示させる。このよ
うにして、ユーザが所望する機能がVTR61に自動的
に設定され、当該処理を終了する。
【0136】以上説明した第4の実施の形態による録画
予約システムによれば、VTR61は、テンキー611
を具備すると共に、数字データとコマンド群とを対応付
けて記憶するので、当該VTR61にプリセット出来る
機能の種類は、当該機能を割り当てる専用のキーの配設
数に依らない。従って、非常に豊富な種類の機能をプリ
セットできるという利便性を提供できる。
【0137】尚、数字データは、ステップS1403に
おいてユーザが所望の番号を指定する事により生成され
るが、当該数字データはコマンドサーバ30が自動的に
生成する様にしてもよい。この場合は、コマンドサーバ
30が自動的に生成した数字データが端末装置42の表
示部425に表示される様にするとよい。この様に、録
画予約システムを構成すると、図16に示すフローチャ
ートにおいてステップS1403を省略できる。
【0138】<第5の実施の形態>第5の実施の形態に
よる録画予約システムの構成は、第3の実施の形態によ
る録画予約システムの構成と概略同様である為、各構成
要素に便宜上同一の符号を付すると共に、これらについ
ての重複する説明は省略する。
【0139】この第5の実施の形態による録画予約シス
テムは、第3の実施の形態による録画予約システムにお
けるVTR51に代えて、リモコン装置150(図17
参照)と機能制限VTR71(図18参照)とを備えた
点を特徴としている。
【0140】また、本実施の形態においてコマンドサー
バ30の記憶部34には、第4コマンドファイル344
が更に記憶されている。この第4コマンドファイル34
4には、図7(d)に示す様に、機能制限VTR71に
おいて実行し得るコマンド群を表すアイコンデータと、
当該コマンド群を識別する為の識別コードと、当該識別
コードの送信料金とが対応付けて記憶されている。
【0141】リモコン装置150は、図17に示す様
に、ケーブルCを着脱自在に接続する為の接続端子15
1、複数のキー152a,152b…、及び赤外線送信
部153を備えている。更に、リモコン装置150は、
図示はしないが、制御部と許可情報記憶部をその内部に
備えている。
【0142】制御部は、ケーブルCを介して端末装置4
2から転送される識別コード(許可情報)を、未だ識別
コードの割り当てられていないキーを特定する為のキー
データと対応付けて許可情報記憶部に記憶させる事によ
り、当該識別コードを当該キーに割り当てる。尚、この
割り当てが完了した後は、接続端子151からケーブル
Cを外して差し支えない。更に、制御部は、キーの押下
を検知すると、当該キーに割り当てた識別コードを許可
情報記憶部から抽出してIR信号として赤外線送信部1
53から機能制限VTR71へ送信させる。
【0143】機能制限VTR71は、公知のVTR(ビ
デオテープレコーダ)としての機能を有するのは勿論で
あるが、図19に示す様に、システムコントローラ71
1、赤外線受信部712、メモリ713、キー入力部2
13、液晶表示部214、チューナ部216、記録部2
17、及び計時部218を備えている。尚、これら各構
成要素の内、VTR21(図3)の構成要素と同様のも
のについては便宜上同じ符号を付しており、以下それら
についての重複する説明は省略する。
【0144】システムコントローラ711は、メモリ7
13に予め記憶されている複数種のコマンド群の内、赤
外線受信部712によって受信された識別コード(許可
情報)に対応するコマンド群のみを実行し、それ以外の
コマンド群の実行を禁止する。
【0145】赤外線受信部712は、リモコン装置15
0から送信される識別コード(許可情報)を受信して、
受信した識別コードをシステムコントローラ711へ出
力する。
【0146】メモリ713は、規定された動作を実行す
る為のコマンド群と、そのコマンド群を識別する為の識
別コードとを対応付けて予め記憶している。
【0147】即ち、この機能制限VTRでは、当該機能
制限VTRが本来実行可能な機能であっても、リモコン
装置150から送信された許可情報としての識別コード
に対応する機能以外の機能は実行が制限されている。
【0148】以下、第5の実施の形態による遠隔制御シ
ステムの動作について図19に示すフローチャートに従
って説明する。先ず、ユーザは、端末装置42から遠隔
制御サービスを提供する者のホームページにアクセスす
る(ステップS1601)。すると、端末装置42のC
PU421は、コマンドサーバ30の記憶部34に記憶
されているHTMLファイル345をダウンロードして
RAM422に一旦格納する。ここで、このHTMLフ
ァイル345には、第4コマンドファイル344がリン
クされている。
【0149】次いで、端末装置42のCPU421は、
ケーブルCを介してリモコン装置150にアクセスし、
当該リモコン装置150の許可情報記憶部に既に記憶さ
れている識別コードを検出する(ステップS160
2)。そして、CPU421は、RAM422に格納し
たHTMLファイル344にリンクされているアイコン
の内、許可情報記憶部に既に記憶されている識別コード
に対応するアイコン以外のアイコンを表示部425に表
示させる。
【0150】これにより、端末装置42の表示部425
には、図14(a)に示すページ121と同様なページ
が表示される(ステップS1603)。ユーザは、この
ページ121において、所望のアイコンをクリックする
と共に、確定ボタン121gをクリックする(ステップ
S1604)。
【0151】すると、確定信号がコマンドサーバ30へ
送信される。確定信号を受信したコマンドサーバ30で
は、CPU31が、当該クリックされたアイコンに対応
付けられた識別コードとその送信料金とを、第4コマン
ドファイル344を参照して認識する。そして、CPU
31は、当該クリックされたアイコンに対応付けられた
識別コードが無料であれば(ステップS1605;YE
S)、当該アイコンに対応付けられた識別コードを端末
装置42へ送信する(ステップS1106)。
【0152】一方、ステップS1604において指定さ
れたアイコンに対応付けられた識別コードが有料であれ
ば(ステップS1605;NO)、ページ121は、図
14(b)に示す様なページ122へ遷移する。このペ
ージ122には、ステップS1604においてクリック
されたアイコンに対応付けられたコマンド群の送信料金
と、カード番号入力枠122aとが表示されている(ス
テップS1108)。
【0153】ここで、ユーザはカード番号入力枠122
aに自己のクレジットカード番号を入力する(ステップ
S1606)。すると、当該クレジットカード番号がコ
マンドサーバ30に送信される。クレジットカード番号
を受信したコマンドサーバ30は、当該クレジットカー
ドが使用可能なものであるか否かを図示せぬ金融機関の
サーバへ照会し、当該クレジットカードが使用可能なも
のでなければ(ステップS1608;NO)、端末装置
42の表示部425にエラーメッセージを表示させる。
そして、処理は再びステップS1603へ戻る。
【0154】一方、当該クレジットカードが使用可能な
ものであれば(ステップS1608;YES)、コマン
ドサーバ30は、当該クレジットカード番号に基づいて
識別コードの送信料金を課金すると共に、当該識別コー
ドを端末装置42へ送信する。
【0155】識別コードを受信した端末装置42は、そ
のコード情報をリモコン装置150へ転送する。識別コ
ードを受信したリモコン装置150では、制御部が、当
該識別コードを、未だ識別コードの割り当てられていな
いキーに割り当てる。この様にして、ユーザが所望する
機能を機能制限VTR71に実行させる為の識別コード
がリモコン装置150に累積的にダウンロードされる。
【0156】そして、ユーザがリモコン装置150のキ
ーを押下操作すると、当該キーに割り当てられた識別コ
ードが機能制限VTR71に送信され、機能制限VTR
71において当該識別コードに対応するコマンド群が実
行される。
【0157】本実施の形態による遠隔制御システムによ
れば、機能制限VTR71は、見かけ上、リモコン装置
150から送信される識別コードに対応する機能のみを
有するので、特に必要な機能だけを有するシンプルで使
い勝手のよいVTR(ビデオテープレコーダ)を提供で
きる。
【0158】また、リモコン装置150には、ユーザが
ダウンロードした識別コードが累積的に蓄積されていく
ので、識別コードのダウンロード回数或いは支払った金
額に応じて機能制限VTR71の機能を充実化できると
いった興趣性及び利便性を提供できる。
【0159】尚、本実施の形態においては、リモコン装
置150側に許可情報としての識別コードを累積的に蓄
積することとしたが、機能制限VTR71側に許可情報
としての識別コードを蓄積することもできる。この事
は、機能制限VTR71に、許可情報としての識別コー
ドを蓄積する為の専用メモリを個別に更に備える事によ
り実現される。
【0160】この場合システムコントローラ711は、
メモリ713に予め記憶されているコマンド群の内、当
該専用メモリに蓄積された許可情報としての識別コード
に対応するコマンド群のみを実行する。また、この場合
は、機能制限VTR71に実行の許されたコマンド群を
割り当てる為の機能キーを具備しておくのが好ましい。
【0161】以上、本発明の実施の形態について、VT
R(ビデオテープレコーダ)の録画予約その他の機能の
設定に関して特に説明したが、本発明はこれに限られな
い。例えば、第2乃至第5の実施の形態における録画予
約システムでは、所望する録画条件を、ユーザが端末装
置42を介してコマンドサーバ30へ指定することとし
たが、第1の実施の携形態と同様に、ユーザが所望する
録画条件を電話やFAX或いは電子メール等を用いてオ
ペレータに通知し、オペレータが当該録画条件をコマン
ドサーバ30に指定する様にしてもよい。この場合は、
オペレータが当該録画条件を指定する為の入力部をコマ
ンドサーバ30に備えるとよい。この様に録画予約シス
テム200を構成すると、ユーザはVTR41に所望の
機能を設定するに当たって端末装置42を操作する必要
もなくなるので、録画条件を容易に指定できる。
【0162】また、本発明は、VTRに限らず、エアコ
ン、炊飯器その他の電子機器に対して広く適用できるも
のである。その他、細部構成及び動作に関しても本発明
の趣旨を逸脱する事のない範囲で適宜に変更可能であ
る。
【0163】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、被動作制
御端末に所望の機能を設定するに当たって、ユーザに要
求されるのは、当該被動作制御端末の動作の代行を要請
する事のみであり、ユーザが当該被動作制御端末を直接
的に操作する事をなんら要しないので、ユーザは煩雑な
操作方法を知らなくとも、当該被動作制御端末に対して
所望の機能を容易に設定することができる。
【0164】請求項2又は3記載の発明によれば、被動
作制御端末に所望の機能を設定するに当たって、ユーザ
に要求されるのは、当該機能を設定する為のキー操作の
代行を要請する事のみであり、ユーザが当該被動作制御
端末を直接的に操作する事をなんら要しないので、ユー
ザは煩雑なキー操作の方法を知らなくとも被動作制御端
末に対して所望の機能を容易に設定することができる。
【0165】請求項4記載の発明によれば、端末装置の
表示手段には、当該被動作制御端末に既に設定されてい
る機能に関する情報が表示されないこととなるので、ユ
ーザが誤って同じ内容のキー操作の代行を重複して要請
する事を回避できる。
【0166】請求項5又は7記載の発明によれば、端末
操作の代行サービスを提供する者からユーザへの課金が
自動的に行われることとなる。この事は、当該サービス
運用の円滑化ひいては当該サービス業務の拡大に寄与す
る。
【0167】請求項6記載の発明によれば、被動作制御
端末側からの端末操作の代行の要請に応じて、当該被動
作制御端末での操作に相当する制御情報を、通信回線を
介して当該被動作制御端末へ送信することができる。こ
のため、被動作制御端末では、恰もユーザによって端末
操作が実際に行われたかの様に、当該端末操作を行った
場合と同等の動作を実行することができる。よって、被
動作制御端末に所望の機能を設定するに当たって、ユー
ザに要求されるのは、当該被動作制御端末の動作の代行
を要請する事のみであり、ユーザが当該被動作制御端末
を直接的に操作する事をなんら要しないことから、ユー
ザは煩雑な操作方法を知らなくとも、当該被動作制御端
末に対して所望の機能を容易に設定することができる。
【0168】請求項8記載の発明によれば、本来なら設
定するに当たって煩雑な操作が要求される動作であって
も、当該動作を実行させるための制御情報が機能キーに
一旦割り当てられた後は、当該動作を被動作制御端末に
実行させるに当たってユーザに要求されるのは、当該機
能キーを操作する事のみであるから、ユーザはなんら煩
雑な操作方法を知らなくとも当該被動作制御端末に対し
て所望の機能を容易に設定することができる。
【0169】請求項9記載の発明によれば、機能キーと
その機能キーに割り当てられている制御情報の属性とを
対応付ける事ができるので、ユーザは各機能キーに対応
した機能を容易に把握出来る様になり、被動作制御端末
の使い勝手を更に向上できる。
【0170】請求項10記載の発明によれば、機能キー
に割り当てる制御情報を更新する際等には、或特定の属
性を有する制御情報のみの機能キーへの割当を個別に解
除できることとなって、ユーザは各機能キーに割り当て
ておく機能の管理を容易にできる。
【0171】請求項11記載の発明によれば、ユーザは
なんら煩雑な操作方法を知らなくとも被動作制御端末に
対して所望の機能を容易に設定できる。また、入力手段
では、照合用の識別データを複数種入力できるので、制
御情報毎に個別にハードキーを設ける場合に比して、被
動作制御端末に多くの機能を保持させておくことが出来
る。
【0172】請求項12記載の発明によれば、見かけ
上、受信手段によって受信された許可情報に対応する制
御情報のみが実行されることとなるから、ユーザの誤操
作等により予期せぬ機能が実行されてしまう事のないシ
ンプルで使い勝手のよい被動作制御端末を提供できる。
一方、受信された許可情報に対応する制御情報は実行さ
れるのであるから、所望の機能を設定するに当たってユ
ーザが当該被動作制御端末を直接的に操作する必要が無
くなる。これにより、ユーザは煩雑な操作方法を知らな
くとも、当該被動作制御端末に対して所望の機能を容易
に設定できる。
【0173】請求項13記載の発明によれば、従って、
本来なら設定するに当たって煩雑な操作が要求される動
作であっても、当該動作を実行させるための制御情報が
機能キーに一旦割り当てられた後は、当該動作を電子機
器に実行させるに当たってユーザに要求されるのは、当
該機能キーを操作する事のみであるから、ユーザはなん
ら煩雑な操作方法を知らなくとも電子機器に対して所望
の機能を容易に設定できる。
【0174】請求項14記載の発明によれば、機能キー
とその機能キーに割り当てられている制御情報の属性と
を対応付ける事ができるので、ユーザは各機能キーに対
応した機能を容易に把握出来る様になり、電子機器の使
い勝手を更に向上できる。
【0175】請求項15記載の発明によれば、電子機器
において、本来なら設定するに当たって煩雑な操作が要
求される機能であっても、当該機能を実行させるための
制御情報が識別データと対応付けられて記憶された後
は、当該機能を実行させるに当たってユーザに要求され
るのは、当該識別データを入力する事のみであるから、
ユーザはなんら煩雑な操作方法を知らなくとも電子機器
に対して所望の機能を容易に設定できる。また、入力手
段では照合用の識別データを複数種入力できるので、制
御情報毎に個別にハードキーを設ける場合に比して電子
機器に多くの機能を保持させておくことができる。
【0176】請求項16記載の発明によれば、見かけ
上、受信した許可情報に対応する制御情報のみが実行さ
れることとなるから、ユーザの誤操作により予期せぬ機
能が実行されてしまう事のないシンプルで使い勝手のよ
い電子機器が実現される。一方、受信された許可情報に
対応する制御情報は実行されるのであるから、所望の機
能を設定するに当たってユーザが当該電子機器を直接的
に操作する必要が無くなる。これにより、ユーザは煩雑
な操作方法を知らなくとも、当該電子機器に対して所望
の機能を容易に設定できる。
【0177】このように、本発明によれば、被動作制御
端末または電子機器に対する煩雑な操作方法を知らなく
ともまたはそれらに対する操作方法等が不明な場合であ
っても、当該被動作制御端末または電子機器対して所望
の機能を容易に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態による録画予約システムの全
体構成を示す概念図。
【図2】第1実施の形態における端末操作代行装置の内
部構成を示すブロック図。
【図3】第1の実施の形態におけるVTRの内部構成を
示すブロック図。
【図4】第1の実施の形態による録画予約システムの動
作を説明する為のフローチャート。
【図5】第2の実施の形態による録画予約システムの全
体構成を示す概念図。
【図6】第2の実施の形態におけるコマンドサーバの内
部構成を示すブロック図。
【図7】第2の実施の形態におけるコマンドサーバの記
憶部が有するデータ構造の一部を模式的に示す概念図。
【図8】第2の実施の形態における端末装置の内部構成
を示すブロック図。
【図9】第2の実施の形態におけるVTRを示す図であ
り、(a)は外観該略図、(b)は内部ブロック図。
【図10】第2の実施の形態による録画予約システムの
動作を説明する為のフローチャート。
【図11】第2の実施の形態における端末装置の表示部
における表示態様を示す模式図。
【図12】第3の実施の形態におけるVTRを示す図で
あり、(a)は外観該略図、(b)は内部ブロック図で
ある。
【図13】第3の実施の形態による録画予約システムの
動作を説明する為のフローチャート。
【図14】第3の実施の形態における端末装置の表示部
における表示態様を示す模式図。
【図15】第4の実施の形態におけるVTRを示す図で
あり、(a)は外観該略図、(b)は内部ブロック図。
【図16】第4の実施の形態による録画予約システムの
動作を説明する為のフローチャート。
【図17】第5の実施の形態におけるリモコン装置を示
す外観該略図。
【図18】第5の実施の形態における機能制限VTRの
内部ブロック図。
【図19】第5の実施の形態による録画予約システムの
動作を説明する為のフローチャート。
【符号の説明】
11 操作代行装置 21,41,51,61,71 VTR(被動作制御
端末;電子機器) 411,412,413 機能キー 211,415,517,614,711 システム
コントローラ(実行手段;制御手段) 416,615, 受信部(受信手段) 511,512 無料機能キー(機能キー) 513,514 有料機能キー(機能キー) 611 テンキー(入力手段) 616,713 メモリ(記憶手段) 712 赤外線受信部(受信手段) 30 コマンドサーバ(操作代行装置) 31 CPU(提示手段) 33 伝送制御部(送信手段) 345 HTMLファイル(提示手段) 42 端末装置 421 CPU(検知手段) 423 伝送制御部(要求手段) 425 表示部(表示手段) 426 入力部(指定手段) 100,200 録画予約システム(端末操作代行シ
ステム)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/76 H04N 5/76 5/7826 5/782 Z 5/765 K

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被動作制御端末とこの被動作制御端末の操
    作を代行する操作代行装置とが通信回線を介して接続さ
    れる端末操作代行システムであって、 前記操作代行装置は、 前記被動作制御端末側からの端末操作の代行の要請に応
    じて、要請された前記被動作制御端末の操作に相当する
    制御情報を当該被動作制御端末に送信する送信手段を備
    え、 前記被動作制御端末は、 前記操作代行装置の送信手段から送信された前記制御情
    報を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された制御情報に基づいて、
    前記被動作制御端末の動作を実行する実行手段と、 を備えることを特徴とする端末操作代行システム。
  2. 【請求項2】複数のキーを備えている被動作制御端末と
    この被動作制御端末の動作を代行する操作代行装置とが
    通信回線を介して接続される端末操作代行システムであ
    って、 前記操作代行装置は、 前記被動作制御端末側からのキー操作の代行の要請に応
    じて、要請された前記被動作制御端末のキー操作に相当
    する制御情報を当該被動作制御端末に送信する送信手段
    を備え、 前記被動作制御端末は、 前記操作代行装置の送信手段から送信された前記制御情
    報を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された制御情報に基づいて、
    前記被動作制御端末に備えられている複数のキーの操作
    を実行する実行手段と、 を備えることを特徴とする端末操作代行システム。
  3. 【請求項3】請求項2記載の端末操作代行システムにお
    いて、 前記操作代行装置に通信回線網を介して接続される端末
    装置を更に備え、 前記操作代行装置は、前記被動作制御端末が有する機能
    に関する情報を、通信回線網を介して提示する提示手段
    を備えており、 前記端末装置は、前記提示手段によって提示される前記
    機能に関する情報を表示する表示手段と、 前記表示手段によって表示された機能のうち、所望の機
    能を指定する指定手段と、 前記指定手段によって指定された機能を設定する為のキ
    ー操作の代行を前記操作代行装置へ要請する要請手段
    と、 を具備することを特徴とする端末操作代行システム。
  4. 【請求項4】請求項3記載の端末操作代行システムにお
    いて、 前記端末装置は、前記被動作制御端末に接続されると共
    に、 前記提示手段によって提示される機能のうち、当該被動
    作制御端末に既に設定されている機能を検知する検知手
    段と、 この検知手段の検知結果に基づいて、当該被動作制御端
    末に既に設定されている機能に関する情報は、前記表示
    手段に表示させない様に表示制御する表示制御手段と、 を備えることを特徴とする端末操作代行システム。
  5. 【請求項5】請求項1〜4の何れかに記載の端末操作代
    行システムにおいて、 前記被動作制御端末側から前記操作代行装置への端末操
    作の代行の要請に基づいて、当該端末操作の代行にかか
    る料金を課金する課金手段を備えることを特徴とする端
    末操作代行システム。
  6. 【請求項6】被動作制御端末の操作を代行する操作代行
    装置であって、 前記被動作制御端末側からの端末操作の代行の要請に応
    じて、要請された当該被動作制御端末での操作に相当す
    る制御情報を、通信回線を介して当該被動作制御端末へ
    送信する送信手段を備えることを特徴とする操作代行装
    置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の操作代行装置であって、 前記被動作制御端末側からの端末操作の代行の要請に基
    づいて、当該当該端末操作の代行にかかる料金を課金す
    る課金手段を備えることを特徴とする操作代行装置。
  8. 【請求項8】要請された操作に相当する動作を実行させ
    るための制御情報を、通信回線を介して受信する受信手
    段を備える被動作制御端末であって、 機能キーと、 この機能キーに対し前記受信手段により受信された前記
    制御情報を割り当てる割当手段と、 この機能キーの操作に基づいて当該機能キーに割り当て
    られた前記制御情報を実行する実行手段と、 を備えることを特徴とする被動作制御端末。
  9. 【請求項9】請求項8記載の被動作制御端末において、 前記受信手段により受信された前記制御情報の属性を判
    別する属性判別手段を更に備え、 前記割当手段は、前記属性判別手段の判別結果に基づい
    て当該制御情報を割り当てるべき前記機能キーを特定す
    ることを特徴とする被動作制御端末。
  10. 【請求項10】請求項9記載の被動作制御端末におい
    て、 前記機能キーに割り当てられた前記制御情報の割当を解
    除する解除手段を備え、 前記解除手段は、前記制御情報の属性に応じて、異なる
    方法により当該制御情報の当該機能キーへの割当を解除
    するように構成されていることを特徴とする被動作制御
    端末。
  11. 【請求項11】要請された操作に相当する動作を実行さ
    せる為の制御情報を、通信回線を介して受信する受信手
    段を具備する被動作制御端末であって、 前記制御情報と、当該制御情報を特定するための識別デ
    ータと、を対応付けて記憶する記憶手段と、 照合用の識別データを入力する為の入力手段と、 前記入力手段によって入力された照合用の識別データ
    と、前記記憶手段に記憶されている識別データと、を照
    合して、これらが一致した場合に当該識別データに対応
    付けられた前記制御情報を実行する制御手段と、 を備えることを特徴とする被動作制御端末。
  12. 【請求項12】規定された動作を実行させる為の制御情
    報を記憶する記憶手段と、 何れかの前記制御情報の使用を許可する許可情報を受信
    する受信手段と、 前記受信手段によって受信された許可情報に基づいて、
    実行すべき旨の指定された前記制御情報の使用が許可さ
    れているか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段の判別結果に基づいて、使用が許可されて
    いる前記制御情報のみを実行する実行制限手段と、 を備えることを特徴とする被動作制御端末。
  13. 【請求項13】機能キーを備えている電子機器に、 規定された動作を実行させる為の制御情報を、通信回線
    を介して受信させるための機能と、 受信された前記制御情報を前記機能キーに割り当てるた
    めの機能と、 前記機能キーの操作に基づいて当該機能キーに割り当て
    られた制御情報を実行させるための機能と、 を実行させるためのプログラム。
  14. 【請求項14】機能キーを備えている電子機器に、 規定された動作を実行させる為の制御情報を、通信回線
    を介して受信させるための機能と、 受信された前記制御情報の属性を判別させるための機能
    と、 当該判別結果に基づいて当該制御情報を割り当てるべき
    前記機能キーを特定させるための機能と、 特定された前記機能キーに当該制御情報を割り当てるた
    めの機能と、 前記機能キーの操作に基づいて、当該機能キーに割り当
    てられた制御情報を実行させるための機能と、 を実行させるためのプログラム。
  15. 【請求項15】入力手段を具備する電子機器に、 規定された動作を実行させる為の制御情報を、通信回線
    を介して受信させるための機能と、 受信された制御情報と、当該制御情報を特定するための
    識別データと、を対応付けて記憶させるための機能と、 記憶された前記識別データと、前記入力手段によって入
    力された照合用の識別データと、を照合して、これらが
    一致した場合に当該識別データに対応付けられた前記制
    御情報を実行させるための機能と、 を実現させる為のプログラム。
  16. 【請求項16】規定された動作を実行させる為の制御情
    報を記憶する記憶手段を具備する電子機器に、 何れかの前記制御情報の使用を許可する許可情報を受信
    するための機能と、 前記記憶手段に記憶されている前記制御情報のうち、受
    信された前記許可情報に対応する制御情報以外の制御情
    報、の実行を制限させるための機能と、 を実現させるためのプログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005020757A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Microsoft Corp コンテキストセンシティブのテレビタグ
JP2008271454A (ja) * 2007-04-25 2008-11-06 Mitsubishi Electric Corp デジタルレコーダー
JPWO2011040121A1 (ja) * 2009-10-02 2013-02-21 シャープ株式会社 ドライブ装置、データ記録再生装置、プログラムおよび記録媒体

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