JP5950798B2 - 記録装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の記録媒体にまたがってデータを記録する技術に関する。
従来、動画や音声を記録する装置としてビデオカメラが知られている。近年では、メモリカードやHDDなどのランダムアクセス、且つ、大容量の記録媒体に対して動画や音声を記録する家庭用のビデオカメラが登場しており、一般家庭に広く普及している。また、複数の記録媒体に対して動画や音声を記録するビデオカメラも登場している。
このように複数の記録媒体に動画や音声を記録する装置において、動画の記録中に一方の記録媒体の残容量が低下してくると、もう一方の記録媒体に自動的に切り替えて記録を継続する機能を有するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−074839号公報
しかしながら、記録媒体を切り替えながら記録を継続する際、切替先の記録媒体によっては初期化処理が必要なこともあるので、そのまま記録を続けることができない場合がある。また、装着された記録媒体に記録されたデータの記録フォーマットやファイルシステムなどが記録装置に対応していない場合には、動画を記録することができない。
そのため、初期化が必要な記録媒体が装着された場合、別の初期化済みの記録媒体に交換するか、或いは、一旦記録を停止して、記録媒体を初期化する必要があり、ユーザにとっては使い勝手が良くないものとなる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、データの記録中に装着された記録媒体の初期化が必要な場合に、記録を停止せずに容易に初期化を実行できる技術を実現することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の記録装置は、複数の記録媒体にまたがってデータを記録可能な記録装置であって、第1の記録媒体へのデータの記録中に、前記第1の記録媒体の残容量が所定量以下となった場合にデータの記録先を第2の記録媒体に切り替えてデータの記録を行う記録手段と、前記第1の記録媒体へのデータの記録中に前記第2の記録媒体が新たに装着されたことが検出された場合、前記第2の記録媒体の初期化処理が必要であるか否かを判定する判定手段と、前記第2の記録媒体の初期化処理が必要であると判定された場合、記録中の前記第1の記録媒体の残容量が、初期化処理に要する時間に対応する所定の容量に達したことに応じて、前記第2の記録媒体の初期化処理を開始する制御手段と、を有する。
本発明によれば、データの記録中に装着された記録媒体の初期化が必要な場合に、記録を停止せずに容易に初期化を実行することができる。
本発明に係る実施形態の記録装置の構成を示すブロック図。 本実施形態の記録装置による記録処理を示すフローチャート。 本実施形態の記録装置による初期化処理を示すフローチャート。 本実施形態の初期化処理の実行タイミングを示すタイミングチャート。
以下に、添付図面を参照して本発明を実施するための形態について詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、本発明を実現するための一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
以下、図1乃至図4を参照して、本発明の記録装置を、動画や音声を記録するデジタルビデオカメラなどの撮像装置に適用した実施形態について説明する。
<装置構成>先ず、図1を参照して、撮像装置の構成について説明する。
図1において、撮像部101は、撮影レンズを介して結像された被写体の光学像をCCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子により光電変換してアナログ画像信号を生成し、生成されたアナログ画像信号をデジタル信号に変換して信号処理部103に送出する。音声入力部102は、内蔵されたマイクまたは音声入力端子を介して接続された外部マイク等により、装置周囲の音声を集音(収音)したアナログ音声信号をデジタル信号に変換して信号処理部103に送出する。
信号処理部103は、撮像部101から入力されたデジタル画像信号に、設定値に応じたホワイトバランスや色、明るさ等を調整する画質調整処理を施し、記録再生部104に送出する。また、信号処理部103は、音声入力部102から入力されたデジタル音声信号のレベルの適正化処理、特定周波数の低減処理等の音声に関する処理を行い、記録再生部104に送出する。記録再生部104は、メモリ105に一時的に記憶した画像信号や音声信号を読み出して信号処理部103へ送出し、信号処理部103は、画像信号や音声信号の符号化を行い、圧縮画像データや圧縮音声データ等を生成し、記録再生部104に送出する。
記録再生部104は、第1記録媒体106、第2記録媒体107、及び内蔵メモリ108の少なくともいずれかに記録された圧縮画像データ、圧縮音声データ、各種データ、プログラム等を読み出し(再生し)、読み出した圧縮画像データや圧縮音声データを信号処理部103に送出する。信号処理部103は、記録再生部104から得た圧縮画像データや圧縮音声データを、所定の手順で復号し、復号した音声信号を音声出力部109へ、復号した画像信号を表示制御部110に送出する。また、記録再生部104は、第1記録媒体106、第2記録媒体107並びに内蔵メモリ108に対して、信号処理部103で生成された圧縮画像データや圧縮音声データその他撮影に関する制御データ等を記録する。
第1記録媒体106、第2記録媒体107並びに内蔵メモリ108は、ハードディスク(HDD)、フラッシュメモリなどの任意に読み出しや書き込みが可能な記録媒体である。本実施形態では、第1記録媒体106及び第2記録媒体107は、任意にデータの読み出しや書き込みが可能なフラッシュメモリを内蔵したメモリカードであり、内蔵メモリ108は、数十ギガバイト(GB)の容量を持つフラッシュメモリやハードディスクなどの不揮発性メモリである。
記録再生部104は、第1記録媒体106及び第2記録媒体107に記録する動画データや音声データ、各種の情報を、FAT(File Allocation Table)等のファイルシステムに従い、ファイルとして管理する。また、記録再生部104は、ATA(AT Attachment)等の公知のインターフェース(IF)を有し、制御部113との間でデータや各種のコマンドを通信する。また、第1記録媒体106及び第2記録媒体107は、不図示の着脱機構により、撮像装置100に対する着脱が容易にできるように構成する。撮像装置100は、第1記録媒体106を装着するためのスロット(不図示)と、第2記録媒体107を装着するためのスロット(不図示)とを有する。また、後述するように、動画の記録中に第1記録媒体106や第2記録媒体107を装着することができる。記録再生部104は、第1記録媒体106や第2記録媒体107が装着されているか否かを検出し、その検出結果を制御部113に送出する。また、記録再生部104は、第1記録媒体106や第2記録媒体107、内蔵メモリ108の残容量を検出し、制御部113に送出する。
音声出力部109は、例えば音声出力端子からなり、撮像装置100に接続されたイヤホンやスピーカ等から音声を出力するために音声信号を送出する。また、音声出力部109は、撮像装置100に内蔵され、音声信号に応じた音声を出力するスピーカであってもよい。画像出力部111は、例えば映像出力端子からなり、撮像装置100に接続された外部ディスプレイ等に映像を表示させるために画像信号を送出する。また、音声出力部109及び画像出力部111は、統合された1つの端子、例えばHDMI(登録商標)のような端子であってもよい。また、表示制御部110は、制御部113からの制御指令に応じて、信号処理部103から送出された画像信号に応じた映像や、撮像装置100を操作するためのメニュー画面や各種情報を表示部112に表示させる。表示部112は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、電子ペーパー等の表示デバイスであれば何であってもよい。
操作部115は、例えば、ボタンやダイヤル等であり、ユーザの操作に応じた指示信号を制御部113に送出する。制御部113は、操作部115から送出された指示信号に基づいて、データバス116を介して撮像装置100の各ブロックに制御信号を送出することで、各ブロックを制御する。操作部115は、例えば、電源ボタン、記録開始/停止ボタン、モード切替ボタン、メニュー表示ボタン、決定ボタン、カーソルキー、表示部112の任意の点を指定するためのポインティングデバイス、タッチパネル等である。また、制御部113は、不揮発性メモリ114に記憶された各種の処理手順が記述されたプログラムを実行するための、例えば、CPU(MPU)、メモリ(DRAM、SRAM)等からなる。
データバス116は、各種データや制御信号等を撮像装置100の各ブロックに送出するための伝送路として機能する。
本実施形態では、ユーザは、第1記録媒体106、第2記録媒体107、及び内蔵メモリ108のいずれかを記録先として指定することができる。また、撮像装置100は、複数の記録媒体にまたがって動画データなどの一連のデータを記録するリレー記録機能を有する。リレー記録では、記録先として指定されている記録媒体の残容量が、記録中に所定量以下となった場合、記録先を別の記録媒体に切り替えて記録を続行する。本実施形態では、リレー記録において記録先を切り替える順序を、内蔵メモリ108(第1の記録媒体)→第1記録媒体106(第2の記録媒体)→第2記録媒体107(第2の記録媒体)とする。最後の第2記録媒体107の残容量が所定量以下となった後はリレー記録は行わないものとする。例えば、内蔵メモリ108への記録中に残容量が所定量以下となり、第1記録媒体106がリレー記録可能な状態である場合には、記録先を内蔵メモリ108から第1記録媒体106へ変更して記録が続行される。また、内蔵メモリ108への記録中に残容量が所定量以下となり、第1記録媒体106がリレー記録可能でない、或いは装着されていない状態で、第2記録媒体107が記録可能な状態である場合には、記録先を内蔵メモリ108から第2記録媒体107へ変更して記録が続行される。
また、記録再生部104は、第1記録媒体106、第2記録媒体107、及び内蔵メモリ108を初期化する機能を有する。ユーザは、記録待機状態、或いは、再生モードにおいて、操作部115を操作することにより、記録媒体やメモリの初期化を指示することができる。制御部113は、操作部115から初期化の指示を受けた場合、記録再生部104に対し、指定された記録媒体の初期化を指示する。記録再生部104は、制御部113からの指示に応じて、指定された記録媒体の初期化処理を実行する。初期化処理には、簡易初期化処理と完全初期化処理があるが、本実施形態では、簡易初期化処理を行う。初期化処理においては、記録再生部104は、第1記録媒体106、第2記録媒体107、或いは、内蔵メモリ108に記録された管理情報(FAT)を変更することにより、記録されているデータを消去する。
また、記録待機中に新たに記録媒体が装着された場合、制御部113は、当該記録媒体の初期化が必要か否かを判定する。例えば、制御部113は、新たに装着された記録媒体に記録されたデータのフォーマットやファイルシステムが撮像装置100に対応したものでない場合、或いは管理情報が読み出せない場合、壊れている場合などに初期化が必要であると判定する。また、制御部113は、新たに装着された記録媒体の残容量が所定量以下となった場合に初期化が必要であると判定する。そして、初期化が必要であると判定した場合、制御部113は、初期化が必要であることをユーザへ通知するための情報を表示部112に表示する。
ユーザは、初期化が必要であることが通知されると、操作部115を介して指定した記録媒体の初期化を指示することにより、記録媒体を初期化することができる。
制御部113は、記録待機状態、或いは、動画記録中において、リレー記録が可能な状態であることを識別するための情報、或いは、リレー記録が不可であることを識別するための情報を表示部112に表示するように表示制御部110に指示する。表示制御部110は、リレー記録が可能な状態では、リレー記録が可能な状態であることを識別するための情報を表示部112に表示し、リレー記録が不可の状態では、リレー記録が不可であることを識別するための情報を表示部112に表示する。なお、リレー記録が可能な場合に、現在記録中の記録媒体と、リレー記録により切り替えられる記録先の記録媒体の情報を表示してもよい。
本実施形態では、撮像装置100はリレー記録が可能な状態ではリレー記録を実行するが、ユーザがリレー記録を行うか否かを選択できる構成としてもよい。
<記録処理(図2)>次に、図2を参照して、本実施形態の撮像装置100による動画データの記録動作について説明する。なお、図2の処理は、制御部113が不揮発性メモリ114に格納されたプログラムをRAMのワークエリアに展開して実行することにより実現される。
操作部115により電源が投入されるか、記録モードへ移行する指示を受けると、制御部113は、撮像部101により得られた動画データを表示部112に表示して、記録待機状態へ遷移し、記録開始の指示を待つ。そして、操作部115から記録開始の指示が入力されると、図2の処理が開始される。
記録開始の指示を受けると、制御部113は、信号処理部103に対し、動画データと音声データの符号化を開始するように指示する(S201)。信号処理部103は、撮像部101から得た動画データと音声入力部102から得た音声データの符号化を開始する。本実施形態では、ユーザは操作部115を操作することにより、記録される動画データの画質を変更することができる。制御部113は、符号化された動画データのデータレートが、指定された画質に応じたレートになるように、信号処理部103に指示する。そして、信号処理部103は、符号化された動画データ音声データを記録再生部104に送出する。記録再生部104は、信号処理部103から得た動画データや音声データをメモリ105に一時記憶するとともに、メモリ105に記憶されている未記録の動画データや音声データのデータ量が所定量に達すると、メモリ105から指定された記録媒体へ動画データや音声データを記録する。
本実施形態では、信号処理部103により符号化された動画データのデータレートは、各記録媒体に対して記録可能なレートよりも低いため、記録再生部104は、符号化された動画データと音声データを一旦メモリ105に記憶する。そして、メモリ105に記憶された符号化データのデータ量が第1の所定量に達する毎に、記録再生部104は、メモリ105から符号化データを読み出して、指定された記録媒体に記録する。そして、メモリ105に記憶された符号化データが第1の所定量よりも少ない第2の所定量まで減少した時点でメモリ105からの符号化データの読み出しを一時停止し、記録媒体に対する記録処理を中断する。このような処理を繰り返し行う。このとき、ファイルを開いていない場合は、新規に符号化データを記録するファイルを作成して開き、符号化データを動画ファイルとして記録する。
また、記録再生部104は、記録媒体に対する1回の書き込みが完了する度に、記録中の記録媒体の残容量を検出し、その検出結果を制御部113に送出する。また、記録再生部104は、動画記録中に、第1記録媒体106または第2記録媒体107が装着されているか否かを検出して、その検出結果を制御部113に送出する。
上記のように記録が開始された後、制御部113は、記録再生部104により、新たに記録媒体が装着されたことが検出されたか否かを判定する(S202)。新たに記録媒体が装着されていない場合、制御部113は、記録再生部104による残容量の検出結果に基づいて、記録中の記録媒体の残容量が所定量以下となったか否かを判定する(S203)。残容量が所定量を超えている場合、制御部113は、操作部115より記録停止の指示を受けたか否かを判定する(S204)。記録停止の指示を受けた場合、制御部113は、記録再生部104による動画データと音声データの記録を停止する(S205)。そして、制御部113は、今回書き込まれた符号化データの記録位置などに基づいて、メモリ105に記憶されたファイルシステムデータ(管理情報)を更新する。制御部113は、記録再生部104により、更新されたファイルシステムデータをメモリ105から読み出して、記録媒体に記録する。また、本実施形態では、リレー記録に関する付加情報を各動画ファイルに格納して記録する。付加情報は、リレー記録により記録された動画ファイルであるか否かを識別するための情報である。制御部113は、記録中の動画ファイルに関する付加情報を生成してメモリ105に記憶する。リレー記録された動画ファイルではない場合には、所定値を付加情報として格納して記録する。また、リレー記録された動画ファイルの場合、記録媒体を切り替えた後に記録された動画ファイルの識別情報が付加情報として格納される。本実施形態では、撮像装置100の固体番号や、記録日時、この撮像装置における使用開始からの総記録回数、予め用意された乱数などを組み合わせ、所定ビット長の数値を持つ識別情報が各動画ファイルに記録されている。そのため、この、付加情報により、リレー先の動画ファイルを特定することが可能となる。
また、S202で新たに記録媒体が装着されたことが検出された場合、制御部113は、装着された記録媒体に対して初期化処理が必要か否かを判定する(S209)。初期化処理が必要でない場合は、そのまま記録を継続する。一方、初期化処理が必要であった場合、制御部113は、新たに装着された記録媒体の初期化が必要であり、初期化を実行するか否かをユーザに問い合わせるための問い合わせ画面を表示部112に表示する(S210)。
ユーザにより初期化のキャンセルが指示された場合(S211)、制御部113は、新たに装着された記録媒体とは別の記録媒体へのリレー記録が可能か否かを判定する(S212)。ここでは、問い合わせ画面を表示した後、所定時間内にキャンセルの指示がない場合には、初期化のキャンセルが指示されなかったものと判定し、問い合わせ画面の表示を停止する。そして、リレー記録が不可と判定された場合、制御部113は、リレー記録が不可であることをユーザに警告するための情報を表示部112に表示する(S213)。この警告画面は所定時間表示され、その後表示が停止される。
また、別の記録媒体へのリレー記録が可能と判定された場合、そのまま記録が継続される。また、S211で、初期化のキャンセルが指示されない場合、制御部113は、新たに装着された記録媒体の初期化の実行を設定し(S214)、図3で後述する初期化処理を実行する。
例えば、第1記録媒体106と第2記録媒体107が共に未装着の状態で、新たにいずれかの記録媒体が装着され、S211で初期化がキャンセルされた場合、リレー記録ができないため、S213で警告情報を表示する。また、記録可能な状態の第1記録媒体106が装着されている状態で、新たに第2記録媒体107が装着され、S211で初期化がキャンセルされた場合、リレー記録が可能であるため警告は表示しない。
また、S203で、記録中の記録媒体の残容量が所定量以下となった場合、制御部113は、リレー記録が可能であるか否かを判定する(S206)。リレー記録が可能でない場合、制御部113は、記録再生部104による動画データと音声データの記録を停止する(S205)。
S206でリレー記録が可能である場合、制御部113は、現在記録中の動画データの記録を停止して(S207)、記録先の記録媒体を変更する(S208)。例えば、内蔵メモリ108への記録中で、記録可能な状態の第1記録媒体106が装着されている場合は、記録先を内蔵メモリ108から第1記録媒体106に変更する。また、内蔵メモリ108への記録中で、第1記録媒体106が装着されておらず、記録可能な状態の第2記録媒体107が装着されている場合は、記録先を内蔵メモリ108から第2記録媒体107に変更する。
<初期化処理(図3)>次に、図2のS214における初期化処理について説明する。なお、図3の処理は、動画記録中に、初期化の設定が解除されるまで繰り返し実行される。
まず、本実施形態における初期化処理を実行するタイミングについて説明する。本実施形態では、記録中の記録媒体の残容量が、初期化処理のために必要な時間と記録媒体の切替処理に要する時間の合計期間に記録されるデータ量に達したことに応じて初期化処理を開始する。
図4は、内蔵メモリ108への動画の記録中に第1記録媒体106が装着された場合の初期化の実行タイミングを示している。図4の401に示すように、内蔵メモリ108への動画の記録中に、時刻t1で第1記録媒体106が装着され、初期化が設定される。時刻t1の時点では、内蔵メモリ108の残容量が所定量以上残っているため、初期化処理は開始されない。図4の402に示すように、内蔵メモリ108の残容量が、初期化処理のために必要な時間と、記録媒体を認識して切り替えるために必要な時間の合計の期間Tに記録される動画データと音声データのデータ量に対応した所定の容量Sに達した時点t2において、初期化処理が開始される。
期間Tに対応したデータ量Sは、以下の式により求められる。
S=T×R
ここで、Rは記録される動画データと音声データの合計のデータレート(単位時間あたりのデータ量)である。また、初期化処理のために必要な時間は、記録媒体の容量によって変化するので、制御部113は、記録媒体の容量などに応じて初期化のために必要な時間を決定する。
図3において、制御部113は、記録再生部104により、記録中の記録媒体の残容量を検出する(S301)。そして、記録媒体の残容量に応じて、上記のように初期化処理を実行するタイミングであるか否かを判定する(S302)。
初期化処理の実行タイミングであった場合、制御部113は、記録再生部104に対し、S202で新たに装着されたことが検出された記録媒体の初期化処理を実行するように指示する(S303)。記録再生部104は、指定された記録媒体の初期化処理を実行する。初期化処理が完了すると、制御部113は、初期化の設定を解除し(S304)、S201に戻る。また、S302で初期化処理の実行タイミングではないと判定した場合、制御部113は、初期化処理を開始せずに、S201に戻る。
以上のように、本実施形態によれば、記録中に装着された記録媒体の初期化が必要な場合、初期化処理を実行するか否かをユーザに問い合わせる。そして、初期化のキャンセルが指示されない場合には、初期化処理の実行を設定する。これにより、記録開始後に、ユーザがリレー記録のために新たに記録媒体を装着した場合であっても、初期化処理のための操作を別途行うことなく、簡単に初期化を実行することができる。
また、本実施形態では、記録中の記録媒体の残容量が所定の容量Sに減少するまでは初期化処理を行わない。例えば、記録中の記録媒体の残容量が所定の容量Sまで減少する前に、ユーザが記録停止を指示した場合、リレー記録は行われない。そのため、ユーザは、リレー記録が行われずに記録を停止した場合には、記録待機状態において、別の記録媒体に交換するなどの処理を行うことができる。別の記録媒体に交換することで、記録済みのデータを消去しなくてもよいことになる。
なお、本実施形態では、S302において初期化実行タイミングになった場合、そのまま初期化処理を開始したが、初期化処理を開始する前に、表示部112に対し、初期化を実行するか否かを再度問い合わせる画面を表示してもよい。そして、ユーザにより初期化がキャンセルされた場合には、初期化処理を行わないようにしてもよい。
また、本実施形態では、記録中の記録媒体の残容量が所定量以下となったことに応じて、次の記録媒体が装着されておらず、リレー記録ができない場合には自動的に記録を停止していた。これに対して、S203にて残容量が所定量以下となる前に、リレー記録が可能な状態であるか判定し、リレー記録が可能な状態でない場合にはその旨をユーザに通知するようにしてもよい。例えば、記録中の記録媒体の残容量が、図4に示した容量Sよりも大きい所定量以下に減少した時点で、別の記録媒体が装着されているか否かを判定し、未装着ならば、ユーザに装着を促すための画面を表示するように構成してもよい。
[他の実施形態]本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上記実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (9)

  1. 複数の記録媒体にまたがってデータを記録可能な記録装置であって、
    第1の記録媒体へのデータの記録中に、前記第1の記録媒体の残容量が所定量以下となった場合にデータの記録先を第2の記録媒体に切り替えてデータの記録を行う記録手段と、
    前記第1の記録媒体へのデータの記録中に前記第2の記録媒体が新たに装着されたことが検出された場合、前記第2の記録媒体の初期化処理が必要であるか否かを判定する判定手段と、
    前記第2の記録媒体の初期化処理が必要であると判定された場合、記録中の前記第1の記録媒体の残容量が、初期化処理に要する時間に対応する所定の容量に達したことに応じて、前記第2の記録媒体の初期化処理を開始する制御手段と、を有することを特徴とする記録装置。
  2. 前記制御手段は、前記第2の記録媒体の初期化処理が必要であると判定された場合、前記第1の記録媒体の残容量が前記所定の容量に達するまでは前記第2の記録媒体の初期化処理を開始しないようにすることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記制御手段は、前記第2の記録媒体の初期化処理が必要であると判定された場合、前記第1の記録媒体の残容量が前記所定の容量に達するまでに記録停止の指示を受けたことに応じて、前記第1の記録媒体に対するデータの記録を停止するように前記記録手段を制御することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記第2の記録媒体の初期化処理が必要であると判定された場合に、初期化処理を実行するか否かをユーザに問い合わせるための通知手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記問い合わせの結果、初期化処理を行わないことが指示された場合、前記第2の記録媒体の初期化処理を行わないことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置。
  5. 前記所定の容量は、初期化処理に要する時間と、記録媒体を切り替えるために要する時間の合計の期間に記録されるデータ量に対応することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の記録装置。
  6. 動画データを撮像する撮像手段をさらに有し、
    前記記録手段は、前記撮像手段からの動画データを記録することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  7. 音声データを入力する音声入力手段をさらに有し、
    前記記録手段は、前記音声入力手段からの音声データを記録することを特徴とする請求項に記載の記録装置。
  8. 前記第1の記録媒体は装置に内蔵されたメモリであり、
    前記第2の記録媒体は装置に対して着脱が可能なメモリであることを特徴とする請求項に記載の記録装置。
  9. 第1の記録媒体へのデータの記録中に、前記第1の記録媒体の残容量が所定量以下となった場合にデータの記録先を第2の記録媒体に切り替えてデータの記録を行う記録装置の制御方法であって、
    前記第1の記録媒体へのデータの記録中に前記第2の記録媒体が新たに装着されたことが検出された場合、前記第2の記録媒体の初期化処理が必要であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記第2の記録媒体の初期化処理が必要であると判定された場合、記録中の前記第1の記録媒体の残容量が、初期化処理に要する時間に対応する所定の容量に達したことに応じて、前記第2の記録媒体の初期化処理を開始する制御ステップと、を有することを特徴とする記録装置の制御方法。
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