JP2011197616A - 光走査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光学素子の誤組みを防止することができる光走査装置を提供する。
【解決手段】光走査装置100は、光源と、光源からの光ビームを主走査方向に偏向および走査させる偏向器(ポリゴンミラー130)と、偏向器で偏向および走査された光ビームが通過する光学素子(fθレンズ150)と、光学素子を支持する筐体とを備えている。筐体は、光学素子を支持するベースフレーム200と、当該ベースフレーム200を覆うように取り付けられる蓋フレーム300とを有するとともに、光学素子は、ベースフレーム200(係合凹部202)に係合する係合部153を有する。光走査装置100は、係合部153をベースフレーム200とは反対側に向けた状態で、ベースフレーム200に蓋フレーム300を取り付けると、係合部153と蓋フレーム300が干渉するように構成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、光走査装置に関する。
一般に、レーザプリンタなどの画像形成装置には、感光体の表面を露光する光走査装置が設けられている。このような光走査装置としては、例えば、特許文献1に示すように、筐体(スキャナケースと上蓋)内に、光源(レーザダイオード)や、レーザ光を偏向・走査させる偏向器(ポリゴンミラー)、偏向・走査されたレーザ光が通過する光学素子(fθレンズ)などを備えたものが知られている。
特開2007−233279号公報
ところで、前記したような従来の光走査装置では、光学素子を上下逆向きに組み付けた場合であっても、スキャナフレームに対して上蓋を取り付けることができるので、組立者が光学素子の向きが間違っていることに気付かないおそれがあった。光学素子が誤って組み付けられた光走査装置は、検査段階で不良と判定されて無駄となったり、仮に画像形成装置で使用された場合には感光体を正常に露光できないので画像品質を低下させたりするおそれがある。
本発明は、以上のような背景に鑑みてなされたものであり、光学素子の誤組みを防止することができる光走査装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の光走査装置は、光源と、前記光源からの光ビームを主走査方向に偏向および走査させる偏向器と、前記偏向器で偏向および走査された光ビームが通過する光学素子と、前記光学素子を支持する筐体とを備えた光走査装置であって、前記筐体は、前記光学素子を支持するベースフレームと、当該ベースフレームを覆うように取り付けられる蓋フレームとを有するとともに、前記光学素子は、前記ベースフレームに係合する係合部を有し、前記係合部を前記ベースフレームとは反対側に向けた状態で、前記ベースフレームに前記蓋フレームを取り付けると、前記係合部と前記蓋フレームが干渉するように構成されたことを特徴とする。
このように構成された光走査装置によれば、光学素子の係合部をベースフレームとは反対側に向けた状態、すなわち、光学素子を誤組みした状態で、ベースフレームに蓋フレームを取り付けると、係合部と蓋フレームが干渉するので、組立者は光学素子の向きが間違っていることに気付くことができる。これにより、光学素子の誤組みを防止することができる。
本発明によれば、光学素子の係合部をベースフレームとは反対側に向けた状態で、ベースフレームに蓋フレームを取り付けると、係合部と蓋フレームが干渉するように構成されているので、光学素子の誤組みを防止することができる。
本発明の実施形態に係る光走査装置を備えたレーザプリンタの概略構成を示す図である。 光走査装置の構成を示す平面図である。 光走査装置の構成を示す断面図である。 fθレンズの構成とfθレンズを支持するための構成を示す斜視図である。 光走査装置の拡大断面図である。 蓋フレームを内側から見た図(a)と、蓋フレームをベースフレームに取り付けた状態を示す図(b)である。 fθレンズを誤組みしたときの状態を示す斜視図(a)と、図(a)に示す状態において蓋フレームを取り付けたときの断面図(b)である。 変形例に係る光走査装置の断面図であり、fθレンズを正しく組み付けたときの状態を示す図(a)と、fθレンズを誤組みしたときの状態を示す図(b)である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、まず、本発明の実施形態に係る光走査装置を備えた画像形成装置の概略構成について説明した後、光走査装置の詳細な構成について説明する。
<レーザプリンタの概略構成>
図1に示すように、レーザプリンタ1(画像形成装置)は、本体ケーシング2内に、用紙Sを給紙するための給紙部3と、用紙Sに画像を形成する画像形成部4とを主に備えている。
ここで、レーザプリンタ1の概略構成の説明において、方向は、レーザプリンタ1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における右側を「前」、左側を「後」とし、手前側を「左」、奥側を「右」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
給紙部3は、本体ケーシング2内の下部に設けられ、給紙トレイ31と、用紙押圧板32と、給紙機構33とを主に備えている。給紙トレイ31に収容された用紙Sは、用紙押圧板32によって上方に寄せられ、給紙機構33によって画像形成部4に供給される。
画像形成部4は、光走査装置100と、プロセスカートリッジ6と、定着装置7とから主に構成されている。
光走査装置100は、本体ケーシング2内の上部に配置され、画像データに基づくレーザ光(鎖線参照)を出射し、感光体ドラム61の表面を露光して静電潜像を形成するように構成されている。光走査装置100の詳細な構成については後述する。
プロセスカートリッジ6は、光走査装置100の下方に配置され、本体ケーシング2に設けられたフロントカバー(符号省略)を開いたときにできる開口から本体ケーシング2に対して着脱可能に装着される構成となっている。このプロセスカートリッジ6は、感光体ドラム61と、帯電器62と、転写ローラ63と、現像ローラ64と、層厚規制ブレード65と、供給ローラ66と、トナー(現像剤)を収容するトナー収容部67とを主に備えている。
プロセスカートリッジ6では、感光体ドラム61の表面が、帯電器62により一様に帯電された後、光走査装置100からのレーザ光によって露光されることで、感光体ドラム61上に画像データに基づく静電潜像が形成される。また、トナー収容部67内のトナーは、供給ローラ66を介して現像ローラ64に供給され、現像ローラ64と層厚規制ブレード65との間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ64上に担持される。
現像ローラ64上に担持されたトナーは、現像ローラ64から感光体ドラム61上に形成された静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム61上にトナー像が形成される。その後、感光体ドラム61と転写ローラ63との間を用紙Sが搬送されることで感光体ドラム61上のトナー像が用紙S上に転写される。
定着装置7は、プロセスカートリッジ6の後方に設けられ、加熱ローラ71と、加熱ローラ71と対向配置されて加熱ローラ71を押圧する加圧ローラ72とを主に備えている。この定着装置7では、用紙S上に転写されたトナー像を、用紙Sが加熱ローラ71と加圧ローラ72との間を通過する間に熱定着させる。トナー像が熱定着された用紙Sは、搬送ローラ73によって搬送経路23を搬送され、搬送経路23から排出ローラ24によって排紙トレイ22上に排出される。
<光走査装置の詳細構成>
次に、光走査装置100の詳細な構成について説明する。なお、以下の説明においては、光源装置120から出射されるレーザ光の進行方向の下流側を単に「下流側」という。
図2,3に示すように、光走査装置100は、筐体110内に、光源装置120と、シリンドリカルレンズ127と、偏向器の一例としてのポリゴンミラー130と、ポリゴンモータ140と、光学素子の一例としてのfθレンズ150と、反射鏡160と、シリンドリカルレンズ170とを主に備えている。
光源装置120は、レーザ光(光ビーム)を出射する光源の一例としての半導体レーザ光源121や、半導体レーザ光源121から出射されたレーザ光を集光させて平行な光束に変換するカップリングレンズ122などを備えて構成された公知の装置である。
シリンドリカルレンズ127は、光源装置120の下流側に配置されており、光源装置120から出射されたレーザ光が通過する走査レンズである。このシリンドリカルレンズ127は、光源装置120から出射されたレーザ光をポリゴンミラー130(反射面)上で副走査方向(主走査方向に直交する方向)にのみ結像するように変換する機能を有する。
ポリゴンミラー130は、シリンドリカルレンズ127の下流側に配置されており、六角柱の6つの側面が反射面となっている。このポリゴンミラー130は、高速回転しながら光源装置120からのレーザ光(シリンドリカルレンズ127を通過したレーザ光)を反射して主走査方向(図2の略左右方向)に偏向および等角速度で走査させる。ポリゴンモータ140は、ポリゴンミラー130を回転駆動するための公知のモータである。
fθレンズ150は、ポリゴンミラー130の下流側に配置されており、ポリゴンミラー130で偏向および走査されたレーザ光が通過する走査レンズである。このfθレンズ150は、ポリゴンミラー130により等角速度で走査されたレーザ光を感光体ドラム61の表面に集光し、かつ、等速度で走査するように変換する機能を有する。
fθレンズ150は、射出成形などによって製造される、樹脂を成形してなるレンズである。図4に示すように、fθレンズ150は、主走査方向に長い一対のレンズ面(入射面151Aおよび出射面151B)を有するレンズ部151と、レンズ部151の副走査方向(図4の略上下方向)に突出し、主走査方向に沿うように延びる一対のリブ152とを有している。
また、fθレンズ150は、筐体110(ベースフレーム200の係合凹部202)に係合する係合部153を有している。係合部153は、fθレンズ150、より詳細には、一方のリブ152の主走査方向における中心部に設けられており、副走査方向に突出する凸形状をなしている。なお、本実施形態では、係合部153が2つ設けられているが、1つであってもよい。
図2,3に戻り、反射鏡160は、fθレンズ150の下流側に配置されており、ポリゴンミラー130で偏向および走査され、fθレンズ150を通過したレーザ光を反射してその光路を折り返すことで、レーザ光をシリンドリカルレンズ170に向けるものである。
シリンドリカルレンズ170は、反射鏡160の下流側に配置されており、ポリゴンミラー130で偏向および走査され、fθレンズ150を通過し、反射鏡160で反射されたレーザ光が通過する走査レンズである。このシリンドリカルレンズ170は、レーザ光を屈折させて副走査方向に収束することで、ポリゴンミラー130の面倒れを補正する機能を有する。また、シリンドリカルレンズ170は、シリンドリカルレンズ127と対をなして光束に変換されたレーザ光の面倒れを補正する機能を有する。
光走査装置100では、光源装置120から出射された画像データに基づくレーザ光(鎖線参照)が、シリンドリカルレンズ127、ポリゴンミラー130、fθレンズ150、反射鏡160およびシリンドリカルレンズ170の順に反射または通過して、感光体ドラム61(図1参照)の表面(被走査面)で高速走査される。これにより、感光体ドラム61の表面が露光され、感光体ドラム61上に画像データに基づく静電潜像が形成される。
筐体110は、光源装置120やポリゴンモータ140、fθレンズ150などを支持する箱状の部材である。より詳細に、筐体110は、図3に示すように、上部(図3における上部)が開放された箱状(器状)のベースフレーム200と、ベースフレーム200の開放された部分を覆うように取り付けられる蓋フレーム300とを有している。
ベースフレーム200は、光源装置120、ポリゴンモータ140、fθレンズ150、反射鏡160およびシリンドリカルレンズ170を直接支持する部材であり、樹脂から成形されている。図4に示すように、ベースフレーム200には、fθレンズ150の主走査方向(長手方向)における両端部を挟持する一対のレンズ保持部201が設けられている。
また、ベースフレーム200には、一対のレンズ保持部201の間に、fθレンズ150の係合部153と係合する(係合部153が挿入される)係合凹部202が設けられている。fθレンズ150は、係合部153が係合凹部202に挿入され、その両端部がレンズ保持部201に挟持されることで、ベースフレーム200(筐体110)に対して位置決めされた状態で支持される。
蓋フレーム300は、金型に樹脂を注入すること、具体的には、射出成形などにより成形されている。図5に示すように、蓋フレーム300は、fθレンズ150の係合部153と対応する位置、より詳細には、係合部153をベースフレーム200とは反対側に向けた状態(図7参照)でベースフレーム200に蓋フレーム300を取り付けようとした場合における係合部153と対応する位置に、ベースフレーム200に向けて突出する突出部301を有している。
なお、正しく組み立てられた光走査装置100(図3,5参照)において、突出部301とfθレンズ150(リブ152)の副走査方向における間隔Dは、fθレンズ150の係合部153の副走査方向における高さHよりも小さくなっている。
蓋フレーム300の突出部301の裏側となる部位は、蓋フレーム300を成形するための金型のゲート(樹脂の注入口)に対応したゲート痕Gとなっている。ゲート痕Gおよびその周囲(突出部301の裏側となる部位)は、断面視において、蓋フレーム300の天面300Aよりも凹んだ凹形状をなす凹部302となっている。
このような構成により、凹部302を除く蓋フレーム300の外面(天面300A)を凹凸のない平面状、特に凸部分のない平面状に成形することが可能となる。なお、ゲート痕Gは、その周囲の部分よりは突出しているが、蓋フレーム300の天面300Aよりは凹んだ位置にある。
また、蓋フレーム300は、突出部301付近からベースフレーム200に向けて突出し、fθレンズ150のリブ152に沿うように主走査方向に延びる蓋側リブ303を有している(図6も参照)。
さらに、蓋フレーム300は、図6(a),(b)に示すように、fθレンズ150とともにポリゴンミラー130を配置するためのスペース200Aを囲むベースフレーム200の壁203(図6(b)においてハッチングを付した部位)に沿うように設けられた略U形状の蓋側リブ304を有している。
ベースフレーム200に蓋フレーム300を取り付けることで、壁203およびfθレンズ150のリブ152と、蓋側リブ303,304とは、fθレンズ150の光軸方向(図5の略左右方向)や主走査方向などで互いに重なり合う。これにより、ポリゴンミラー130が配置されるスペース200A内への塵埃の侵入を抑制することが可能となる。
<作用効果>
次に、以上のように構成された光走査装置100の作用効果について説明する。
図7(a),(b)に示すように、係合部153をベースフレーム200とは反対側(図示上方)に向けた状態でfθレンズ150をベースフレーム200に組み付けた場合(誤組みした場合)に、ベースフレーム200に蓋フレーム300を取り付けようとすると、係合部153と蓋フレーム300が干渉する。
図5に示したように、正しく組み立てられた光走査装置100では、突出部301とfθレンズ150の間隔Dが係合部153の高さHよりも小さくなっているので、係合部153をベースフレーム200とは反対側に向けた状態で蓋フレーム300を取り付けようとすると、突出部301がfθレンズ150(係合部153)に当接することとなる。
その結果、ベースフレーム200に蓋フレーム300を取り付けることができない(蓋フレーム300が閉まらない)ので、組立者は、fθレンズ150の上下の向きが間違っていることに気付くことができる。すなわち、光走査装置100によれば、fθレンズ150の誤組みを防止することができる。
係合部153は、副走査方向に突出しているので、fθレンズ150を誤組みした場合に、確実に蓋フレーム300と当接(干渉)させることができる。これにより、fθレンズ150の誤組みをより確実に防止することができる。
蓋フレーム300は、係合部153と対応する位置にベースフレーム200に向けて突出する突出部301を有するので、fθレンズ150が誤組みされた場合に、確実にfθレンズ150と当接(干渉)することができる。これにより、fθレンズ150の誤組みをより確実に防止することができる。
なお、fθレンズ150は、樹脂を成形してなるレンズであるから、容易に製造することができるとともに、安価に製造することができる。
また、係合部153は、fθレンズ150の主走査方向における中心部に設けられているので、fθレンズ150を成形するための金型を主走査方向において対称形状とすることができる。これにより、成形時に主走査方向においてひずみが生じにくいので、レンズ精度を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、係合部153がfθレンズ150(光学素子)の主走査方向における中心部に設けられた構成を例示したが、これに限定されず、例えば、係合部が光学素子の主走査方向における端部付近などに設けられていてもよい。
前記実施形態では、fθレンズ150の係合部153が副走査方向に突出している構成を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、図8(a)に示すように、fθレンズ150’の係合部153’は、ベースフレーム200に設けられた係合凸部202’に係合する凹形状をなしていてもよい。
なお、図8に示す形態では、fθレンズ150’は、係合部153’が設けられた側とは反対側のリブ152に、光走査装置100が正しく組み立てられたとき(図8(a)参照)に蓋フレーム300の突出部301と係合する凹部154が設けられている。係合部153’と凹部154とは、光軸方向(図8の左右方向)における大きさが異なっている。具体的には、係合部153’は断面視において穴状をなし、凹部154は断面視においてリブ152の一部が切り欠かれたような形状をなしているので、光軸方向における大きさは、係合部153’の方が凹部154よりも小さくなっている。
このような形態では、図8(b)に示すように、係合部153’をベースフレーム200(係合凸部202’)とは反対側に向けた状態で蓋フレーム300を取り付けようとした場合、蓋フレーム300の突出部301が係合部153’と係合できず、係合部153’(fθレンズ150’)と蓋フレーム300が干渉する。これによれば、前記実施形態と同様にfθレンズ150’の誤組みを防止することができる。
前記実施形態では、蓋フレーム300が、fθレンズ150の係合部153と対応する位置にベースフレーム200に向けて突出する突出部301を有する構成を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、蓋フレームの内面は、突出部を有しない平面状をなしていてもよい。
前記実施形態では、金型に樹脂を注入することで成形された蓋フレーム300を例示したが、これに限定されず、例えば、蓋フレームはアルミニウム板や鋼板などから成形されていてもよい。
前記実施形態では、樹脂を成形してなるfθレンズ150(光学素子)を例示したが、これに限定されず、例えば、光学素子はガラスなどから成形されていてもよい。
前記実施形態では、光源として半導体レーザ光源121を例示したが、これに限定されず、例えば、YAGレーザなどの固体レーザ光源を採用してもよい。
また、前記実施形態では、光源装置120から平行な光束に変換されたレーザ光(光ビーム)が出射される構成を例示したが、これに限定されず、例えば、収束光や発散光束が出射される構成としてもよい。
前記実施形態では、偏向器として、反射面が回転することでレーザ光(光ビーム)を偏向および走査するポリゴンミラー130を例示したが、これに限定されず、例えば、反射面が揺動することで光ビームを偏向および走査する振動ミラーなどを採用してもよい。
前記実施形態では、光学素子としてfθレンズ150を例示したが、これに限定されるものではない。すなわち、本発明の光学素子は、筐体に支持される光学素子であれば特に限定されず、例えば、シリンドリカルレンズなどであってもよい。
前記実施形態では、画像形成装置としてレーザプリンタ1を例示したが、これに限定されず、例えば、複写機や複合機などであってもよい。また、前記実施形態では、本発明の光走査装置を画像形成装置(レーザプリンタ1)に適用した例を示したが、これに限定されず、例えば、測定装置や検査装置などに適用してもよい。
100 光走査装置
110 筐体
120 光源装置
121 半導体レーザ光源
130 ポリゴンミラー
150 fθレンズ
152 リブ
153 係合部
200 ベースフレーム
300 蓋フレーム
301 突出部
302 凹部
303 蓋側リブ

Claims (7)

  1. 光源と、前記光源からの光ビームを主走査方向に偏向および走査させる偏向器と、前記偏向器で偏向および走査された光ビームが通過する光学素子と、前記光学素子を支持する筐体とを備えた光走査装置であって、
    前記筐体は、前記光学素子を支持するベースフレームと、当該ベースフレームを覆うように取り付けられる蓋フレームとを有するとともに、
    前記光学素子は、前記ベースフレームに係合する係合部を有し、
    前記係合部を前記ベースフレームとは反対側に向けた状態で、前記ベースフレームに前記蓋フレームを取り付けると、前記係合部と前記蓋フレームが干渉するように構成されたことを特徴とする光走査装置。
  2. 前記係合部は、主走査方向に直交する副走査方向に突出していることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記蓋フレームは、前記係合部を前記ベースフレームとは反対側に向けた状態で前記蓋フレームを取り付けようとした場合における前記係合部と対応する位置に、前記ベースフレームに向けて突出する突出部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光走査装置。
  4. 前記蓋フレームは、金型に樹脂を注入することで成形され、前記突出部の裏側となる部位が前記金型のゲートに対応しており、
    前記突出部の裏側となる部位は、凹形状をなしていることを特徴とする請求項3に記載の光走査装置。
  5. 前記光学素子は、樹脂を成形してなるレンズであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光走査装置。
  6. 前記係合部は、前記光学素子の主走査方向における中心部に設けられたことを特徴とする請求項5に記載の光走査装置。
  7. 前記光学素子は、主走査方向に直交する副走査方向に突出し、主走査方向に沿うように延びるリブを有し、
    前記蓋フレームは、前記ベースフレームに向けて突出し、前記リブに沿うように延びる蓋側リブを有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の光走査装置。
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