JP2011197289A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2本の現像剤保持体表面での現像剤保持量を目標値に調整しやすい現像装置を得る。
【解決手段】現像装置12は、第1現像スリーブ41Aと第1現像スリーブ41Aの内側で磁界を形成する第1内胴41Bとを有する第1現像ロール41と、第2現像スリーブ42Aと第2現像スリーブ42Aの内側で磁界を形成する第2内胴42Bとを有する第2現像ロール42と、第1内胴41Bと第2内胴42Bの周方向の相対的な位置を調整する角度調整板70と、を有している。ここで、角度調整板70により第1内胴41Bと第2内胴42Bの周方向の相対的な位置を調整することで受け渡し部46での磁極角度が変更され、第1現像ロール41又は第2現像ロール42への現像剤Gの振り分けが行える。これにより、第1現像ロール41又は第2現像ロール42での現像剤保持量を目標値に調整しやすくなる。
【選択図】図10

Description

本発明は、現像装置及び画像形成装置に関する。
特許文献1の現像装置は、感光体としての回転ドラムと対向して第1のスリーブ部材及び第2のスリーブ部材が回転可能に設けられており、第2のスリーブ部材は、第1のスリーブ部材よりも外径が小さく、且つ第1のスリーブ部材の下側に配置されている。そして、第1のスリーブ部材、第2のスリーブ部材のそれぞれの内部に静止永久磁石が固定されている。
特許文献2の現像装置は、感光体と対向して2本の現像スリーブが回転可能に設けられている。2本の現像スリーブは、内側に磁極が設けられており、感光体の回転方向上流側に設けられた現像スリーブ内の磁極角度が、感光体の回転方向下流側に設けられた現像スリーブ内の磁極角度よりも大きくなっている。
特開平10−31368号公報 特開2002−268386号公報
本発明は、2本の現像剤保持体表面での現像剤保持量を目標値に調整しやすい現像装置及び画像形成装置を得ることを目的とする。
本発明の請求項1に係る現像装置は、回転する潜像保持体の外周面と対向して配置され該潜像保持体と対向する部位の移動方向が該潜像保持体とは逆方向となるように回転する第1筒部材と、前記第1筒部材の内側に配置され前記第1筒部材の外側に周方向に分布する磁界を形成する第1磁石とを有し、前記潜像保持体の潜像を現像する現像剤を保持する第1現像剤保持体と、前記潜像保持体の回転方向で前記第1現像剤保持体よりも下流側において該潜像保持体の外周面と対向して配置され該潜像保持体と対向する部位の移動方向が該潜像保持体とは同方向となるように回転する第2筒部材と、前記第2筒部材の内側に配置され前記第2筒部材の外側に周方向に分布する磁界を形成する第2磁石とを有し、前記潜像保持体の潜像を現像する現像剤を保持する第2現像剤保持体と、前記第1磁石と前記第2磁石の周方向の相対的な位置を調整する調整手段と、を有する。
本発明の請求項2に係る現像装置は、前記調整手段は、前記第1磁石側を動かすことで前記第1磁石と前記第2磁石の周方向の相対的な位置を調整する。
本発明の請求項3に係る現像装置は、前記第1現像剤保持体と前記第2現像剤保持体とが対向する部位で、前記第1磁石の磁束密度が最大磁束密度に対する予め定めた割合になる範囲が、前記第2磁石の磁束密度が最大磁束密度に対する予め定めた割合になる範囲よりも周方向に狭い。
本発明の請求項4に係る現像装置は、前記第1磁石の前記潜像保持体と対向する部位で、前記第1磁石の磁束密度が最大磁束密度に対する予め定めた割合になる範囲が、前記第2磁石の前記潜像保持体と対向する部位で、前記第2磁石の磁束密度が最大磁束密度に対する予め定めた割合になる範囲よりも周方向に広くなっている。
本発明の請求項5に係る画像形成装置は、前記潜像保持体である感光体と、前記感光体を帯電する帯電手段と、帯電後の前記感光体の表面を露光する露光手段と、前記露光手段の露光により形成された前記感光体の潜像を現像剤で現像する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の現像装置と、前記現像装置により前記感光体の表面に現像された現像剤像を被転写媒体に転写する転写手段と、を有する。
請求項1の発明は、第1現像剤保持体の第1磁石と第2現像剤保持体の第2磁石との周方向の相対的な位置を調整し得ない構成に比べて、2本の現像剤保持体表面での現像剤保持量を目標値に調整しやすい。
請求項2の発明は、調整手段が第2磁石側に設けられている構成に比べて、感光体上の現像剤像の乱れを抑えることができる。
請求項3の発明は、第1現像剤保持体と第2現像剤保持体とが対向する部位で、第1磁石の磁束密度が最大磁束密度に対する予め定めた割合になる範囲が、第2磁石の磁束密度が最大磁束密度に対する予め定めた割合になる範囲よりも周方向に広い構成に比べて、第1磁石と第2磁石の周方向の相対的な位置の調整量が大きくなるのを抑えることができる。
請求項4の発明は、第1磁石の潜像保持体と対向する部位で、第1磁石の磁束密度が最大磁束密度に対する予め定めた割合になる範囲が、第2磁石の潜像保持体と対向する部位で、第2磁石の磁束密度が最大磁束密度に対する予め定めた割合になる範囲よりも周方向に狭い構成に比べて、潜像保持体上の現像剤像の欠陥を抑えることができる。
請求項5の発明は、第1現像剤保持体の第1磁石と第2現像剤保持体の第2磁石との周方向の相対的な位置を調整し得ない構成に比べて、画像の乱れを抑えることができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に備えられた画像形成部を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る現像装置の構成を示す概略図である。 (a)本発明の実施形態に係る第1内胴の角度調整板を示す概略図である。(b)本発明の実施形態に係る現像装置における第1現像ロール及び第1内胴の角度調整板の断面図である。 本発明の実施形態に係る第1、第2現像ロールの磁束密度分布の概略図である。 (a)、(b)本発明の実施形態に係る第1現像ロールと第2現像ロールが対向する部位で磁束密度の大きさを変えたときの第1、第2現像ロールに配分される現像剤保持量の違いを示す模式図である。 (a)本発明の実施形態に係る第2現像ロールの現像極での磁束密度分布状態を示す模式図である。(b)本発明の実施形態に係る第1現像ロールの現像極での磁束密度分布状態を示す模式図である。 (a)本発明の第1内胴の他の実施例における断面図である。(b)本発明の第1内胴の他の実施例における現像極での磁束密度分布状態を示す模式図である。 (a)、(b)本発明の実施形態に係る第1内胴の角度調整板による角度調整状態を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る第1現像ロールと第2現像ロールが対向する部位で第1磁石の角度を変えたときの第1、第2現像ロールに配分される現像剤保持量の違いを示す模式図である。 (a)比較例の現像ロールにおいて磁石の角度を変更したときの磁束密度分布状態を示す説明図である。(b)本発明の実施形態に係る第1現像ロールにおいて第1内胴の角度を変更したときの磁束密度分布状態を示す説明図である。
本発明の実施形態に係る現像装置及び画像形成装置の一例について説明する。
図1には、本実施形態に係る画像形成装置10が示されている。画像形成装置10は、一例として、画像形成装置10の底部に設けられた給紙部16と、給紙部16の上方に設けられイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のトナー(現像剤)による画像形成を行う画像形成部30と、画像形成部30の上方に設けられた排紙部17と、給紙部16から画像形成部30を通って排紙部17へ記録用紙P(被転写媒体)を搬送する搬送路19と、搬送路19に設けられトナー画像の定着が行われる定着部28と、画像形成装置10の各部の動作を制御する制御部60とを有している。なお、以後の説明において、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色を区別する際には、符号の後にY、M、C、Kの英字を付与して説明するが、各色を区別する必要がない場合は、符号の後のY、M、C、Kを省略する。
給紙部16は、内部に記録用紙Pが収納されており、給紙部16における記録用紙Pの搬送方向の先端部には、給紙部16から記録用紙Pを1枚ずつ送り出す送出ロール18が設けられている。さらに、記録用紙Pの搬送路19(搬送経路PA)における送出ロール18よりも下流側には、記録用紙Pを搬送する2組の搬送ロール20が設けられており、記録用紙Pは、搬送ロール20によって、上方に設けられた後述する二次転写部22へ搬送されるようになっている。
図2に示すように、画像形成部30は、潜像を保持する潜像保持体の一例としての感光体13C、13M、13Y、13Kが、シアン、マゼンタ、イエロー、黒の各色に対応して転写手段の一例としての中間転写ベルト14と接触して設けられている。感光体13C、13M、13Y、13Kは、一方向(図示の反時計回り方向である矢印b方向)へ回転するようになっている。
画像形成部30における感光体13の周囲には、感光体13の回転方向b(矢印b方向)に沿って順に、感光体13の表面(外周面)と対向して配置され電位差により感光体13表面を帯電させる帯電手段の一例としての帯電ロール36と、帯電された感光体13の表面に露光光を照射して感光体13の表面に画像情報に応じた静電潜像を形成する露光手段の一例としての露光部40と、感光体13の静電潜像を現像剤を用いて現像して現像剤像(トナー画像)を形成する現像装置12と、現像剤像が外周面に転写される中間転写ベルト14と、現像剤像の転写後に感光体13の外周面を清掃するブラシロール34とが設けられている。また、中間転写ベルト14を挟んで感光体13と反対側には、現像剤像を感光体13から中間転写ベルト14へ転写させる転写手段の一例としての一次転写ロール32が設けられており、感光体13、中間転写ベルト14、及び一次転写ロール32とにより一次転写部21が構成されている。
中間転写ベルト14は、無端状に形成されており、ベルト搬送ロール24Aと、ベルト搬送ロール24Aの下方(図示の右下方)に配設されたベルト搬送ロール24Bと、ベルト搬送ロール24Bの斜め上方(図示の右斜め上方)であって搬送路19の反対側に配設されたベルト搬送ロール24Cとに巻き掛けられて支持されている。また、中間転写ベルト14は、ベルト搬送ロール24Cがモータ(図示省略)により回転されることで、矢印a方向に循環移動可能となっている。
中間転写ベルト14のベルト搬送ロール24Bと反対側には、中間転写ベルト14の表面(外周面)に接触してトナー濃度検出センサ15が設けられている。トナー濃度検出センサ15は、中間転写ベルト14の表面(転写面)に転写されたトナーの濃度を検出する機能を有している。また、中間転写ベルト14のベルト搬送ロール24Cと反対側には、中間転写ベルト14の外周面に接触して清掃部44が設けられている。清掃部44は、二次転写後の中間転写ベルト14の外周面を清掃する機能を有している。
さらに、中間転写ベルト14のベルト搬送ロール24Aと反対側には、設定されたバイアス電圧が印加されるとともに中間転写ベルト14の外周面で保持されているトナー画像を記録用紙Pへ転写させる転写手段の一例としての二次転写ロール26が設けられている。ここで、中間転写ベルト14と二次転写ロール26とで二次転写部22が構成されている。
一方、図1に示すように、二次転写部22の上方には、定着部28が設けられている。定着部28は、内部に熱源を有する定着ロール28Aと、定着ロール28Aの外周面を加圧する加圧ロール28Bとを有しており、記録用紙Pが定着ロール28Aと加圧ロール28Bとで形成されるニップ部を通過すると、記録用紙P上のトナー画像が溶融、凝固して定着されるようになっている。
ここで、画像形成装置10の画像形成方法について説明する。
図1及び図2に示すように、画像形成装置10において、まず、パーソナルコンピュータ等から出力される画像データが、画像処理装置(図示省略)によって画像処理を施される。画像処理装置では、入力された反射率データに対して、シェーディング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消しや色編集、移動編集等の各種画像編集等の画像処理が施される。画像処理が施された画像データは、Y、M、C、Kの4色の色材階調データに変換され、それぞれの色毎に露光部40に出力される。
各露光部40は、色材階調データに応じて、光ビーム(露光光)を各々の感光体13C、13M、13Y、13Kの表面に照射する。また、感光体13C、13M、13Y、13Kは、予め帯電ロール36によって表面が帯電されており、光ビームによって表面に静電潜像が形成される。さらに、形成された感光体13C、13M、13Y、13K表面の静電潜像は、現像装置12C、12M、12Y、12Kによって、C、M、Y、Kの各色のトナー像として現像される。
続いて、感光体13C、13M、13Y、13Kに形成されたトナー像は、一次転写部21において、一次転写ロール32C、32M、32Y、32Kによって中間転写ベルト14上に一次転写される。この一次転写は、各色のトナー像を中間転写ベルト14の外周面に順次重ね合わせてトナー画像とすることで行われる。そして、トナー画像が転写された中間転写ベルト14は、二次転写部22に搬送される。
一方、図1に示すように、トナー画像が二次転写部22に搬送されるタイミングに合わせて、給紙部16から設定されたサイズの記録用紙Pが二次転写部22に送り出される。さらに、給紙部16から送り出された記録用紙Pは、二次転写部22に到達する前に一旦搬送が停止され、トナー画像が表面に保持された中間転写ベルト14の移動タイミングに合わせて位置合せロール(図示省略)が回転することで、記録用紙Pの位置とトナー画像の位置との位置合わせが行われる。
二次転写部22では、タイミングを合わせて搬送された記録用紙Pが、中間転写ベルト14と二次転写ロール26との間に挟み込まれる。このとき、二次転写ロール26にはトナーの帯電極性(一例としてマイナス極性)と逆極性の電圧(二次転写バイアス)が印加されており、中間転写ベルト14上に保持された未定着のトナー画像は、記録用紙Pに一括して静電転写(二次転写)される。
続いて、トナー画像が二次転写された記録用紙Pは、定着部28に搬送される。そして、定着部28では、記録用紙Pの未定着トナー画像が、定着ロール28A及び加圧ロール28Bによって加熱及び加圧され、記録用紙Pに定着される。そして、定着部28でトナー画像が定着された記録用紙Pは、定着部28の搬送方向下流側に配置された排紙ロール29によって排紙部17に排紙される。また、記録用紙Pへの転写が終了した後、中間転写ベルト14上に残った残留トナーは、清掃部44により中間転写ベルト14上から除去される。このようにして画像形成装置10の画像形成が行われる。
次に、現像装置12の構成について説明する。
図3に示すように、現像装置12C、12M、12Y、12Kは、感光体13C、13M、13Y、13Kに対向する位置に開口部38を有する筐体37を備えている。筐体37の内部には、感光体13の表面(外周面)と対向して配置され、感光体13と同方向に回転し且つ感光体13と対向する部位GP1での移動方向が感光体13の移動方向とは逆方向(矢印c方向)であり、表面(外周面)で現像剤Gを保持する第1現像剤保持体の一例としての第1現像ロール41が収容されている。また、筐体37の内部には、第1現像ロール41の上方(鉛直方向である矢印Z方向の上方)で感光体13の表面(外周面)と対向して配置され、感光体13と逆方向に回転し且つ感光体13と対向する部位GP2での移動方向が感光体13の移動方向とは同方向(矢印d方向)であり、後述する受け渡し部46で第1現像ロール41から受け渡された現像剤Gを表面(外周面)で保持する第2現像剤保持体の一例としての第2現像ロール42が収容されている。さらに、筐体37の内部には、第1現像ロール41の下方で水平方向(矢印X方向)に並んで配置され、第1現像ロール41へ現像剤Gを搬送するオーガー39A、39Bが収容されている。
オーガー39A、39Bは、第1現像ロール41の下方側(図示の右下方側)で現像剤Gを循環搬送するように並べて配置されており、オーガー39A、39Bが回転することにより、現像剤Gが攪拌されながら第1現像ロール41の回転軸方向に沿って搬送され、第1現像ロール41へ現像剤が供給されるようになっている。なお、現像装置12で用いられる現像剤Gは、磁性を有する磁性現像剤であり、樹脂製のトナーと磁性キャリア粒子とを主要成分として含有している。また、磁性キャリア粒子、トナー、現像剤Gは、いずれも被搬送剤の一例である。
第1現像ロール41は、回転軸方向が感光体13の回転軸方向に沿うように感光体13の外周面と対向して配置されており、感光体13と対向する部位GP1での移動方向が感光体13とは逆方向(矢印c方向)となる中空の第1筒部材の一例としての第1現像スリーブ41Aと、第1現像スリーブ41Aの内側に配置され第1現像スリーブ41Aの外側に周方向に分布する磁界を形成する円柱状の第1磁石の一例としての第1内胴41Bとを有している。これにより、第1現像ロール41は、感光体13と対向する部位GP1において、感光体13の潜像を現像剤Gで現像するようになっている。
第2現像ロール42は、回転軸方向が感光体13の回転軸方向に沿うように、感光体13の回転方向で第1現像ロール41よりも下流側において感光体13の外周面と対向して配置されており、感光体13と対向する部位GP2での移動方向が感光体13とは同方向(矢印d方向)となる中空の第2筒部材の一例としての第2現像スリーブ42Aと、第2現像スリーブ42Aの内側に配置され第2現像スリーブ42Aの外側に周方向に分布する磁界を形成する円柱状の第2磁石の一例としての第2内胴42Bとを有している。これにより、第2現像ロール42は、感光体13と対向する部位GP2において、感光体13の潜像を現像剤Gで現像するようになっている。
第1現像ロール41と第2現像ロール42は、第1現像スリーブ41A外周と第2現像スリーブ42A外周との間に隙間が形成されるように矢印Z方向で対向して配置されており、第1現像スリーブ41Aと第2現像スリーブ42Aとの間(最小間隔の部分)には、第1現像スリーブ41Aの表面で保持されると共に搬送されてきた現像剤Gの受け渡しが行われる受け渡し部46が形成されている。また、第1現像ロール41及び第2現像ロール42は、筐体37の開口部38に臨んで配置され、感光体13の表面との間に間隙(前述の対向する部位GP1、GP2)が形成されるように感光体13に対向して配置されている。なお、第1現像スリーブ41A、第2現像スリーブ42Aは、後述するキャップ部材43(図4(b)参照)が両端部に嵌め込まれており、それぞれの一方の端部のキャップ部材43に取り付けられたギヤ(図示省略)が共通のギヤに噛み合わされることで、第1現像スリーブ41A、第2現像スリーブ42Aが互いに逆方向に回転駆動されるようになっている。
第1現像ロール41の回転方向で受け渡し部46よりも上流側には、第1現像ロール41の外周面と対向して配置され、第1現像ロール41に保持される現像剤Gの層の高さを整えるための層形成部材53が設けられている。層形成部材53は、第1現像ロール41の外周の法線方向に沿った断面形状が矩形状の板材であり、矩形状の断面の一方の側面が第1現像ロール41の外周面と対向して配置され、他方の側面が筐体37内に設けられた案内板54に固定されている。
案内板54は、第2現像ロール42の外周の法線方向に沿って鉛直方向に対し傾斜配置されると共に層形成部材53が固定された傾斜部54Aと、傾斜部54Aの下端からオーガー39Aに向けて伸びる鉛直部54Bとで構成されており、断面形状がへ字状となっている。この案内板54が現像剤Gを下方側へ案内することにより、第2現像ロール42(第2現像スリーブ42A)から脱落した現像剤Gは、第1現像ロール41(第1現像スリーブ41A)から離れた位置(オーガー39Aの上方)に落下し、第1現像ロール41に再付着することが抑制されている。
一方、第1内胴41Bは、詳細を後述する調整手段の一例としての角度調整板70(図4(a)参照)により周方向の位置(回転角度)が調整可能となっており、周方向の位置が決定された後、後述する如く筐体37に固定されるようになっている。また、第2内胴42Bは、筐体37に対して固定されており、回転しないようになっている。
第1内胴41Bは、第1現像スリーブ41Aの回転方向(第1内胴41Bの周方向)に沿って配置された4つのN極と、4つのN極の間に配置された3つのS極とからなる7本の永久磁石を主要部として構成されている。なお、図3における各磁極の周方向の中央をN極は実線で表示し、S極は一点鎖線で表示する。
詳細には、この7本の永久磁石は、第1現像スリーブ41Aの回転方向において、層形成部材53の近くに配置され層形成部材53と共に現像剤Gの層形成を行う層形成極N1と、層形成部材53の近くで層形成極N1よりも下流側に配置され現像剤Gが搬送可能となるように保持させる搬送極S2と、搬送極S2よりも下流側で受け渡し部46に向けて配置された受け渡し極N2と、受け渡し極N2よりも下流側で感光体13の外周面と対向する部位GP1に向けて配置された現像極S3と、現像極S3よりも下流側に配置され現像剤Gの磁力による拘束を解除するピックオフ極N3と、ピックオフ極N3よりも下流側でオーガー39Aに向けて配置され現像剤Gを磁力により引き付けるピックアップ極N4と、ピックアップ極N4よりも下流側で且つ層形成極N1よりも上流側に配置され現像剤Gが搬送可能となるように保持させる搬送極S1とを構成している。
一方、第2内胴42Bは、第2現像スリーブ42Aの回転方向(第2内胴42Bの周方向)に沿って配置された3つのS極と、3つのS極の間に配置された2つのN極とからなる5本の永久磁石で構成されている。
詳細には、この5本の永久磁石は、第2現像スリーブ42Aの回転方向において、受け渡し部46に向けて配置され現像剤Gを受け取る受け取り極S4と、受け取り極S4よりも下流側で感光体13の外周面と対向する部位GP2に向けて配置された現像極N5と、現像極N5よりも下流側に配置され現像後に第2現像スリーブ42Aの表面に残留した現像剤Gを搬送可能となるように保持させる搬送極S5と、搬送極S5よりも下流側に配置され第2現像スリーブ42Aの表面の現像剤Gを搬送可能となるように保持させる搬送極N6と、搬送極N6よりも下流側に配置され現像剤Gを落とすピックオフ極S6とで構成されている。
図5には、第1現像ロール41及び第2現像ロール42の磁束密度分布(磁束密度の大きさ)の概略図が示されている。図5において、第1現像ロール41の回転中心をO1、第2現像ロール42の回転中心をO2、受け渡し極N2における磁束密度分布をM1、現像極S3における磁束密度分布をM2、受け取り極S4における磁束密度分布をM3、現像極N5における磁束密度分布をM4とする。また、第1現像ロール41及び第2現像ロール42の各磁極における磁束密度分布を、回転中心O1又は回転中心O2から磁束密度の最大値までの半分(割合50%)で切ったときの切断幅を半値幅Wで表し、受け渡し極N2の半値幅をW1、現像極S3の半値幅をW2、受け取り極S4の半値幅をW3、現像極N5の半値幅をW4とする。なお、半値幅Wが、各磁極における磁束密度が最大磁束密度に対して予め定めた割合になる範囲の一例に相当する。
ここで、現像装置12では、第1現像ロール41と第2現像ロール42とが対向する受け渡し部46において、第1内胴41Bの半値幅W1が第2内胴42Bの半値幅W3よりも小さくなるように(W1<W3)、即ち、受け渡し極N2の磁束密度分布M1の形状が、受け取り極S4の磁束密度分布M3の形状よりも鋭くなるように第1内胴41B及び第2内胴42Bの各磁極が磁化されている。また、現像装置12では、第1内胴41Bの感光体13と対向する部位の半値幅W2が、第2内胴42Bの感光体13と対向する部位の半値幅W4よりも大きくなるように(W2>W4)、即ち、現像極S3の磁束密度分布形状が現像極N5の磁束密度分布形状よりも幅広となるように第1内胴41B及び第2内胴42Bの各磁極が磁化されている。
本実施形態の磁束密度分布形状について、相対的な比較ではなく、単に磁束密度分布形状の幅が広いというときは、図7(a)に示すように、磁束密度分布の最大磁束密度(100%とする)の80%における開き角がθ1(10°から30°まで)のものを通常として、図7(b)に示すように、磁束密度分布の最大磁束密度(100%とする)の80%における開き角がθ2(30°以上)であることを意味している。なお、磁束密度分布形状の幅を広げる(開き角を大きくする)方法としては、磁極の角度(周方向の着磁範囲)を広げてもよい。また、磁極のピッチを細かくしてN極、S極、N極、・・・と多くの極を配置してもよい。さらに、図8(a)に示すように、複数の磁石で構成される第1内胴41Bにおける主磁極部64(現像極S3)の周方向の一部を切り欠いて切欠部64Aを形成してもよい。また、この切欠部64Aに異極を埋め込んで図8(b)に示すように磁極の先端を二股(開き角θ3)としてもよい。なお、開き角θ1、θ2が、各磁極における磁束密度が最大磁束密度に対して予め定めた割合になる範囲の他の一例に相当する。
図5に示すように、現像装置12では、受け渡し極N2における第1現像ロール41の回転中心O1からの磁束密度の最大値をB1、受け取り極S4における第2現像ロール42の回転中心O2からの磁束密度の最大値をB2とすると、最大値B1≒最大値B2となるように受け渡し極N2と受け取り極S4が着磁されている。ここで、第1現像ロール41と第2現像ロール42が対向する受け渡し部46では、層形成部材53で層厚規制された現像剤Gが、磁束密度分布M1の磁束密度の最大値B1と磁束密度分布M3の磁束密度の最大値B2との大小により振り分けられる。
図6(a)に示すように、受け渡し部46において最大値B1≒最大値B2の場合は、第1現像ロール41に保持される現像剤保持量と第2現像ロール42に保持される現像剤保持量とがほぼ均等な比率となる。これに対し、例えば、図6(b)に示すように、受け渡し部46において最大値B1<最大値B2の場合は、第1現像ロール41に保持される現像剤保持量の比率に比べて第2現像ロール42に保持される現像剤保持量の比率が大きくなる。
次に、角度調整板70について説明する。
図4(b)に示すように、第1現像ロール41における第1内胴41Bの端面には、軸方向外側へ向けて円柱状の支軸41Cが設けられている。さらに、支軸41Cの端部は切り欠かれており、断面D字状の非円形軸41Dが形成されている。そして、円筒状の第1現像スリーブ41Aの軸方向端部には、第1現像スリーブ41Aの端面を塞ぐキャップ部材43が取り付けられている。
キャップ部材43は、現像スリーブ41Aの端面を塞ぐ円板部43Aと、円板部43Aの中央から外側へ向けて突出された円柱状の軸部43Bと、円板部43A及び軸部43Bを連続して貫通された貫通孔43Cとを有している。貫通孔43Cの内径は、支軸41Cが挿入可能な大きさとなっている。ここで、貫通孔43Cに支軸41Cが挿入されている状態で、軸部43Bが筐体37の側壁37Aに取り付けられたベアリング45に挿入されることにより、現像スリーブ41Aが筐体37に対して回転可能に支持されている。また、ベアリング45に軸部43Bが挿入された状態では、側壁37Aから外側へ非円形軸41Dのみが突出している。なお、ベアリング45は、側壁37Aに形成された貫通孔37Cに嵌め込まれて固定されている。
一方、側壁37Aの外側には、第1内胴41Bの取付角度(回転角度)を調整するための角度調整板70が設けられている。図4(a)に示すように、角度調整板70は、扇形の板材であり、扇形の円弧の中心となる部位にキャップ部材43の非円形軸41Dが挿入されるD形状の貫通孔70Aが形成されている。また、角度調整板70は、貫通孔70Aから扇形の径方向に離れた部位に周方向(矢印R方向)に沿って長孔70Bが形成されている。なお、矢印R方向は、図示の反時計回り方向が+R方向、時計回り方向が−R方向となっている。第1現像ロール41は、一端側のみに角度調整板70が設けられており、他端側は、図示を省略するが、キャップ部材43の軸部43B及び第1内胴41Bの支軸41Cがベアリング45で支えられた状態となっている。
ここで、図4(b)に示すように、ベアリング45に軸部43Bが挿入され、非円形軸41Dを角度調整板70の貫通孔70Aに挿入(嵌め込み)した状態で、角度調整板70を矢印R方向に移動させることにより、第1内胴41Bの矢印R方向の角度が調整(変更)されるようになっている。なお、非円形軸41Dには、第1内胴抜け止めとしてEリング47が取り付けられている。また、筐体37の側壁37Aには、ネジ49が締結される締結孔37Bが形成されており、長孔70Bに挿入されたネジ49が締結孔37Bに締結されることで、角度調整板70が筐体37に対して固定されている。これにより、第1内胴41Bの角度変更は、ネジ49の締結を緩めた状態で角度調整板70を矢印R方向に移動させることにより行われる。
次に、現像装置12における現像剤Gの搬送状態について説明する。
図3に示すように、現像装置12において、現像剤Gは、オーガー39A、39Bにより第1現像ロール41へ供給される。第1現像ロール41に供給された現像剤Gは、ピックアップ極N4によって第1現像スリーブ41Aの外周面(表面)に吸着(保持)される。このとき、現像剤Gは、第1現像スリーブ41Aの表面に磁気ブラシの状態で付着する。
第1現像スリーブ41Aの表面に保持された現像剤Gは、第1現像スリーブ41Aが回転方向cに沿って回転するのに伴い、第1現像スリーブ41Aの表面に沿って、搬送極S1、層形成極N1、搬送極S2、受け渡し極N2(受け渡し部46)へこの順で搬送される。なお、現像剤Gは、層形成極N1、S2を通過するときに層形成部材53によって層の高さが揃えられる。
続いて、受け渡し部46へ搬送された現像剤Gは、受け渡し極N2から受け取り極S4へ移動することで一部が第1現像ロール41から第2現像ロール42へ受け渡される。このとき、第1現像ロール41又は第2現像ロール42への現像剤Gの振り分け比率は、受け渡し極N2の磁束密度の最大値と受け取り極S4の磁束密度の最大値とにより決まる。
受け渡し部46において第2現像ロール42へ受け渡された現像剤Gは、第2現像スリーブ42Aが回転方向dに沿って回転するのに伴い、第2現像スリーブ42Aの表面に沿って、現像極N5、搬送極S5、搬送極N6、ピックオフ極S6へこの順で搬送される。一方、受け渡し部46において第1現像ロール41へそのまま残った現像剤Gは、第1現像スリーブ41Aが回転方向cに沿って回転するのに伴い、第2現像スリーブ42Aの表面に沿って、現像極S3、ピックオフ極N3へこの順で搬送される。
ここで、感光体13と対向する部位GP1、GP2では、現像剤Gが感光体13へ移行して感光体13の外周面の潜像がトナーにより顕在化(現像)される。そして、現像後の第1現像スリーブ41Aの表面に残留した現像剤Gは、ピックオフ極N3において、第1現像スリーブ41Aの表面から脱落して筐体37内に回収される。また、現像後の第2現像スリーブ42Aの表面に残留した現像剤Gは、ピックオフ極S6において、第2現像スリーブ42Aの表面から脱落して案内板54上を転がり、筐体37内に回収される。
次に、本実施形態の作用について説明する。
まず、現像装置12の製造方法について説明する。
図3に示すように、筐体37内にオーガー39A、39Bをベアリング(図示省略)で回転可能に設置し、層形成部材53が固定された案内板54を取り付ける。続いて、図4(b)に示すように、現像装置12の製造工程で第1現像ロール41を筐体37に設けるときは、まず、第1現像スリーブ41A内に第1内胴41Bを挿入し、両側の支軸41Cをキャップ部材43に挿入して、キャップ部材43を第1現像スリーブ41Aに嵌め込むことで第1現像ロール41を組み立てる。続いて、第1現像ロール41の軸部43Bを側壁37Aの貫通孔37Cに挿入してから軸部43Bをベアリング45に挿入して、ベアリング45を貫通孔37Cに嵌め込む。これにより、第1現像ロール41が筐体37において回転可能に支持される。
続いて、支軸41Cの一方に形成された非円形軸41Dを角度調整板70の貫通孔70Aに嵌め込み、支軸41Cの端部にEリング47を取り付けて、角度調整板70が抜けるのを防ぐ。続いて、角度調整板70を正面視して長孔70B内に側壁37Aの締結孔37Bが配置されるように角度調整板70を配置し、ネジ49を長孔70Bに挿入するとともに締結孔37Bに仮止めする。この仮止め状態では、角度調整板70が矢印R方向(図4(a)参照)に移動可能となっている。
さらに第2現像ロール42をベアリング(図示省略)で回転可能に設置して、現像装置12を組み立てる。そして、筐体37の一部に形成された注入用の孔部(図示省略)から筐体37内へ現像剤Gを注入し、オーガー39A、39B、第1現像スリーブ41A、及び第2現像スリーブ42Aを回して、第1現像スリーブ41A及び第2現像スリーブ42Aの外周面に現像剤を保持させる。このようにして、現像装置12が組み立てられる。
次に、角度調整板70を用いた第1現像スリーブ41A及び第2現像スリーブ42Aの現像剤保持量の調整方法について説明する。
まず、図9(a)に示すように、角度調整板70の長孔70B内でネジ49が矢印R方向の中央となる位置を角度調整板70の基準位置(一例として、搬送極S2と受け取り極S4が対向する位置)とする。この基準位置において、第1現像スリーブ41Aの外周面上の現像剤Gを設定した単位面積分吸引して重量を測定し、単位面積当りの現像剤保持量を得る。同様にして、第2現像スリーブ42A(図3参照)の外周面の単位面積当りの現像剤保持量を得る。
ここで、一例として、第1現像スリーブ41Aの単位面積当りの現像剤保持量が予め設定された第1目標値よりも多く、第2現像スリーブ42Aの単位面積当りの現像剤保持量が予め設定された第2目標値よりも少なかったものとする。この場合、図9(a)、(b)に示すように、第1現像スリーブ41A上の現像剤保持量を減らすため、角度調整板70を矢印+R方向に回転角度ΔRだけ移動させる。なお、本実施形態では角度調整板70を矢印+R方向に移動させるが、矢印−R方向に移動させてもよい。
角度調整板70を矢印+R方向に回転角度ΔRだけ移動させると、図10に示すように、磁束密度分布M1(第1現像ロール41)全体が回転角度ΔRで移動し、受け渡し部46における受け渡し極N2(図5参照)の磁束密度の最大値がB1からB6へ低下する。これにより、受け渡し部46において、磁束密度分布M3(第2現像ロール42)の磁束密度の最大値B2が磁束密度分布M1の磁束密度の最大値B6よりも大きくなる。そして、受け渡し部46に存在し第1現像ロール41又は第2現像ロール42に引き付けられて保持される現像剤Gの振り分け比率は、第2現像ロール42側が大きく、第1現像ロール41側が小さくなる。
角度調整板70が基準位置にあるときに、現像剤Gが第1現像ロール41と第2現像ロール42に均等に振り分けられていたとすると、図10に示すように、角度調整板70の移動後の現像剤Gは、第2現像ロール42側に多く、第1現像ロール41側に少なく保持されることになる。このため、第1現像ロール41及び第2現像ロール42の外周面の単位面積当りの現像剤保持量を吸引により測定し、現像剤保持量が目標値(一例として、感光体13の外周面に保持された潜像に現像剤Gを付着させることが可能となる量)となるまで調整を行う。そして、調整後は、図4(b)に示すように、ネジ49を用いて角度調整板70を筐体37に締結する。このようにして、第1現像スリーブ41A及び第2現像スリーブ42Aの現像剤保持量が調整される。
なお、図10において、前述のように、第1現像ロール41の磁束密度分布M1は第2現像ロール42の磁束密度分布M3よりも形状が鋭く(幅が狭く)なっているため、磁束密度分布M1の回転角度ΔRが僅かでも、磁束密度分布M1の磁束密度の最大値の変化量は大きくなる。即ち、角度調整板70(図4(a)参照)の回転角度ΔRの変化に対する磁束密度分布M1の磁束密度の感度が高くなっているため、角度調整板70を大きな回転角度で移動させなくても、受け渡し部46における現像剤Gの振り分けが行える。
図11(a)には、本実施形態との比較例である現像ロール82の磁束密度分布が示されている。現像ロール82は、感光体13と対向する部位の磁束密度分布M5の半値幅W5が、本実施形態の磁束密度分布M1の半値幅W2(図5参照)よりも小さくなっている。また、現像ロール82は、回転中心O3から感光体13に向かう線分Q上における磁束密度分布M5の磁束密度の最大値がB4となっている。なお、図11(a)において、回転前の磁束密度分布は破線で示され、回転後の磁束密度分布は実線で示されている。
ここで、比較例の現像ロール82を用いた場合は、受け渡し部46における現像剤の振り分けを変更しようとして磁束密度分布を回転角度ΔR移動させたとき、感光体13と対向する部位の磁束密度分布M5も移動するが、磁束密度分布M5の半値幅W5が小さいために回転に対する感度が高くなってしまっており、感光体13と対向する部位の磁束密度分布M5の磁束密度の最大値B4が、僅かな回転量で最大値B5まで減少してしまうことになる。これにより、感光体13に向けて穂立ちする現像剤G(磁気ブラシ)の量が減少し、感光体13の外周面に保持された潜像に対する現像量が減少することになる。このように、比較例の現像ロール82を用いた場合は、受け渡し部46での現像剤の振り分け調整が感光体13への現像量に影響してしまうため、受け渡し部46での現像剤の振り分け調整が難しくなる。
一方、図11(b)に示すように、本実施形態の第1現像ロール41を用いた場合は、受け渡し部46における現像剤の振り分けを変更しようとして第1内胴41B(図3参照)の磁束密度分布を回転角度ΔR移動させたとき、感光体13と対向する部位GP1の磁束密度分布M2も移動するが、磁束密度分布M2の半値幅W2が比較例の半値幅W5、又は第2現像ロール42の磁束密度分布M4(図5参照)の半値幅W4よりも大きいため、回転に対する感度は低くなっており、感光体13と対向する部位GP1での磁束密度分布M2の磁束密度の最大値はB3のままでほとんど変化しない。これにより、感光体13に向けて穂立ちする現像剤G(磁気ブラシ)の量は変わらず、感光体13の外周面に保持された潜像に対する現像量も変わらなくなる。
また、本実施形態の第1現像ロール41を用いた場合は、磁束密度分布M2の半値幅W2の幅が広くなっていることから、現像剤振り分け量を調整するときに感光体13と対向する部位GP1(現像ニップ部)の磁界が弱くなる。
このように、本実施形態の現像装置12では、受け渡し部46において磁力を調整することで現像剤Gの振り分け比率が調整されるので、受け渡し部46において磁力を調整できないものと比べて磁力の公差を大きくすることが可能となる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。
感光体13の回転方向は、逆方向(図示の時計回り方向)であってもよい。この場合、感光体13と対向する部位GP1において、第1現像スリーブ41Aの移動方向が感光体13の回転方向と同方向となり、感光体13と対向する部位GP2において、第2現像スリーブ42Aの移動方向が感光体13の回転方向と逆方向となる。
また、感光体13の回転方向下流側に配置された第2現像ロール42の方が、最終的な感光体13上のトナー画像の画質に影響を与え易いため、本実施形態では、上流側にある第1現像ロール41において第1内胴41Bの角度を変更したが、第2現像ロール42についても角度変更(調整)を行うようにしてもよい。この場合、第2現像ロール42の磁束密度分布を、第1現像ロール41の磁束密度分布と同様に形成すればよい。さらに、第1現像ロール41と第2現像ロール42の両方で角度変更を行ってもよい。
第1現像スリーブ41Aの外周面の現像剤量の測定は、単位面積当りの現像剤重量を測定する方法だけでなく、例えば、現像剤Gの磁気ブラシの穂立ちの高さをレーザー変位計で測定するようにしてもよい。また、第1現像ロール41及び第2現像ロール42の各磁極の配置は、受け渡し部46及び感光体13と対向する部位GP1、GP2を除いて自由に配置してよい。
10 画像形成装置
12 現像装置
13 感光体(潜像保持体)
14 中間転写ベルト(転写手段)
26 二次転写ロール(転写手段)
32 一次転写ロール(転写手段)
36 帯電ロール(帯電手段)
40 露光部(露光手段)
41 第1現像ロール(第1現像剤保持体)
41A 第1現像スリーブ(第1筒部材)
41B 第1内胴(第1磁石)
42 第2現像ロール(第2現像剤保持体)
42A 第2現像スリーブ(第2筒部材)
42B 第2内胴(第2磁石)
70 角度調整板(調整手段)
P 記録用紙(被転写媒体)

Claims (5)

  1. 回転する潜像保持体の外周面と対向して配置され該潜像保持体と対向する部位の移動方向が該潜像保持体とは逆方向となるように回転する第1筒部材と、前記第1筒部材の内側に配置され前記第1筒部材の外側に周方向に分布する磁界を形成する第1磁石とを有し、前記潜像保持体の潜像を現像する現像剤を保持する第1現像剤保持体と、
    前記潜像保持体の回転方向で前記第1現像剤保持体よりも下流側において該潜像保持体の外周面と対向して配置され該潜像保持体と対向する部位の移動方向が該潜像保持体とは同方向となるように回転する第2筒部材と、前記第2筒部材の内側に配置され前記第2筒部材の外側に周方向に分布する磁界を形成する第2磁石とを有し、前記潜像保持体の潜像を現像する現像剤を保持する第2現像剤保持体と、
    前記第1磁石と前記第2磁石の周方向の相対的な位置を調整する調整手段と、
    を有する現像装置。
  2. 前記調整手段は、前記第1磁石側を動かすことで前記第1磁石と前記第2磁石の周方向の相対的な位置を調整する請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記第1現像剤保持体と前記第2現像剤保持体とが対向する部位で、前記第1磁石の磁束密度が最大磁束密度に対する予め定めた割合になる範囲が、前記第2磁石の磁束密度が最大磁束密度に対する予め定めた割合になる範囲よりも周方向に狭い請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記第1磁石の前記潜像保持体と対向する部位で、前記第1磁石の磁束密度が最大磁束密度に対する予め定めた割合になる範囲が、前記第2磁石の前記潜像保持体と対向する部位で、前記第2磁石の磁束密度が最大磁束密度に対する予め定めた割合になる範囲よりも周方向に広くなっている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の現像装置。
  5. 前記潜像保持体である感光体と、
    前記感光体を帯電する帯電手段と、
    帯電後の前記感光体の表面を露光する露光手段と、
    前記露光手段の露光により形成された前記感光体の潜像を現像剤で現像する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の現像装置と、
    前記現像装置により前記感光体の表面に現像された現像剤像を被転写媒体に転写する転写手段と、
    を有する画像形成装置。
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