JP2011194547A - 超音波加工装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】常に均一な濃度の砥粒を加工材料の加工部位に供給することで加工速度の低下を抑制することができる超音波加工装置を提供する。
【解決手段】加工材料58の上面に砥粒液60を供給する砥粒供給手段62と、工具46と加工材料58との相対位置を保った状態で工具46と加工材料58を傾斜させる傾斜手段20を有し、その傾斜手段20により工具46と加工材料58を傾斜させた状態で加工材料58を加工する。
【選択図】 図1
【解決手段】加工材料58の上面に砥粒液60を供給する砥粒供給手段62と、工具46と加工材料58との相対位置を保った状態で工具46と加工材料58を傾斜させる傾斜手段20を有し、その傾斜手段20により工具46と加工材料58を傾斜させた状態で加工材料58を加工する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、超音波振動により振動する工具が加工材料の上面に供給される砥粒を介して振動波を与えることで加工材料を加工する超音波加工装置に関するものである。
半導体の分野において、セラミックスやシリコンなどの硬脆性材料を穿孔加工することが求められており、その手段として砥粒を用いた超音波加工が利用されている。超音波加工とは、超音波振動により針形状を有する工具に縦の振動を起こさせ、工具と加工材料との間に介在する砥粒が工具からの振動波を繰り返し加工材料に与えることで加工材料を破砕していく加工のことである。近年、加工材料の加工は、微細な径で多数の穴をあけることが要求されており、その加工技術にも精密性が求められている。
従来、例えば特許文献1には、砥粒を液体に分散した状態で工具の周囲に供給し、砥粒分散液が工具の周辺に保持されるようなモードで工具を振動させる超音波加工装置が提案されている。
超音波加工において砥粒は、加工速度や加工品質等に影響を与える重要な材料であり、砥粒液の流速、砥粒液の温度、砥粒の濃度などがこれらに影響を与えると考えられている。また、砥粒の摩耗も加工速度等に影響を与える要因となるため、砥粒にはダイヤモンド、シリコンカーバイド、ボロンカーバイドなどの高硬度材料が用いられている。しかし、このような高硬度材料からなる砥粒を用いると、砥粒の摩耗の進行が減少する一方で、砥粒の質量が大きいため滞留が生じ、砥粒の濃度が不均一になることで加工速度等を低下させてしまうという問題があった。
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、常に均一な濃度の砥粒を加工材料の加工部位に供給することで加工速度の低下を抑制することができる超音波加工装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、
超音波振動により振動する工具が、加工材料の上面に供給される砥粒を介して振動波を与えることで前記加工材料を加工する超音波加工装置であって、
前記加工材料の上面に砥粒を供給する砥粒供給手段と、
前記工具と前記加工材料との相対位置を保った状態で前記工具と前記加工材料を傾斜させる傾斜手段を有し、
前記傾斜手段により前記工具と前記加工材料を傾斜させた状態で前記加工材料を加工することを特徴とする超音波加工装置を提供するものである。
超音波振動により振動する工具が、加工材料の上面に供給される砥粒を介して振動波を与えることで前記加工材料を加工する超音波加工装置であって、
前記加工材料の上面に砥粒を供給する砥粒供給手段と、
前記工具と前記加工材料との相対位置を保った状態で前記工具と前記加工材料を傾斜させる傾斜手段を有し、
前記傾斜手段により前記工具と前記加工材料を傾斜させた状態で前記加工材料を加工することを特徴とする超音波加工装置を提供するものである。
ここで、前記砥粒供給手段は、前記傾斜手段により傾斜された前記加工材料の上面部分のうち比較的高い部分の近傍に配置された砥粒供給口から砥粒を供給すると共に、前記加工材料の上面部分のうち比較的低い部分の近傍に配置された砥粒排出口から砥粒を排出することが好ましい。
また、前記砥粒供給手段は、前記砥粒排出口から排出された前記砥粒を再び前記砥粒供給口から前記加工材料に供給することが好ましい。
また、前記砥粒供給手段は、前記砥粒排出口から排出された前記砥粒を再び前記砥粒供給口から前記加工材料に供給することが好ましい。
また、前記加工材料の傾斜角度に基づいて、前記砥粒供給手段により前記加工材料の上面に供給される前記砥粒の供給量を制御する制御部をさらに有することが好ましい。
また、前記砥粒の温度を調節する温度調節部をさらに有することが好ましい。
また、前記砥粒の温度を調節する温度調節部をさらに有することが好ましい。
本発明によれば、常に均一な濃度の砥粒を加工材料の加工部位に供給することで加工速度の低下を抑制することができる。
以下に、添付の図面に示す好適な実施形態に基づいて、この発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る超音波加工装置10の構成を示す。超音波加工装置10は、間隔を空けて鉛直方向に配置された2つの板状のフレーム12を有する。2つのフレーム12の間には柱状のコラム16が配置され、コラム16はその側面を紙面前後方向に貫通する円柱状の回転軸14を有する。回転軸14の両端は2つのフレーム12の上部にそれぞれ回転可能に設置され、回転軸14の回転に伴いコラム16が傾斜される。コラム16の上部には、円盤状のシーブ18が設置されており、紙面前後方向の水平軸の周りに回転する。
フレーム12の側面には傾斜手段20が配置されている。傾斜手段20は、紙面左右方向の水平軸周りに回転する操作ハンドル22と、操作ハンドル22に連結され駆動ギヤとして機能するウォーム24と、ウォーム24と噛合するハス歯歯車26とを有する。ハス歯歯車26の中心部には回転軸14が連結されており、ハス歯歯車26の回転に伴い回転軸14が回転する。操作ハンドル22を回すことにより、ウォーム24およびハス歯歯車26を介してコラム16の傾斜角度を調節することができる。
コラム16の表面には、移動手段28が配置されている。移動手段28は、コラム16の表面に沿ってコラム16の長手方向に固定されたレール30と、それぞれのレール30に沿って移動自在に取り付けられた第1の移動台32および第2の移動台34とを有する。第1の移動台32および第2の移動台34は、それぞれ、その下面にレール30と係合して第1の移動台32および第2の移動台34をレール30に沿って移動するための第1の移動手段36および第2の移動手段37を有する。なお、第1の移動台32はコラム16の傾斜方向において高所側に、第2の移動台34はコラム16の傾斜方向において低所側にそれぞれ配置されている。
第1の移動台32の上面には超音波加工機構38が固定されている。超音波加工機構38は、超音波振動を発生させる振動発生部40と、発生した振動を伝達する第1ホーン42および第2ホーン44と、伝達された振動により加工材料を加工する工具46とを有する。
振動発生部40は、その内部に備えられた図示しない超音波振動子によってコラム16の表面に平行な方向の超音波振動を発生させる。振動発生部40の下面にはその下面に対して垂直方向に向かって縮径されたほぼ円錐形状を有する第1ホーン42が連結され、第1ホーン42の下面には円柱形状を有する第2ホーン44が脱着自在に連結されている。第2ホーン44の下面には、針形状を有する工具46が第2ホーン44の下面に対して垂直方向に複数固定して配置されている。このように、各部材が連結されることで、振動発生部40から発生された振動が第1ホーン42および第2ホーン44を介して工具46に伝達される。
また、第1の移動台32にはワイヤ48の一端が連結されており、シーブ18を介したワイヤ48の他端には第1の移動台32と超音波加工機構38の合計重量とほぼ同じ重量を有するカウンタウェイト50が連結されている。
振動発生部40は、その内部に備えられた図示しない超音波振動子によってコラム16の表面に平行な方向の超音波振動を発生させる。振動発生部40の下面にはその下面に対して垂直方向に向かって縮径されたほぼ円錐形状を有する第1ホーン42が連結され、第1ホーン42の下面には円柱形状を有する第2ホーン44が脱着自在に連結されている。第2ホーン44の下面には、針形状を有する工具46が第2ホーン44の下面に対して垂直方向に複数固定して配置されている。このように、各部材が連結されることで、振動発生部40から発生された振動が第1ホーン42および第2ホーン44を介して工具46に伝達される。
また、第1の移動台32にはワイヤ48の一端が連結されており、シーブ18を介したワイヤ48の他端には第1の移動台32と超音波加工機構38の合計重量とほぼ同じ重量を有するカウンタウェイト50が連結されている。
第2の移動台34の上面には材料固定手段52が固定されている。材料固定手段52は、直方体の形状の材料固定台54と、材料固定台54の上面方向に図示しない支持部材を介して所定の隙間を開けて固定された板状の形状を有する位置合わせ治具56とを有する。位置合わせ治具56には、この板を貫通する穴が各工具46の配置と断面形状に一致するように形成されている。また、材料固定台54と位置合わせ治具56との所定の隙間には、加工材料58が挿入され、加工材料58の加工部位と位置合わせ治具56の穴の位置とが一致するように材料固定台54に固定されている。これにより、工具46を位置合わせ治具56の穴に通すことで、加工材料58と工具46の先端の位置を位置合わせすることができる。
材料固定手段52の近傍には、加工材料58の上面に砥粒液60を供給する砥粒供給手段62が設置されている。砥粒供給手段62は、砥粒液60を貯留する砥粒貯留部64と、砥粒液60を加工材料58の上面に供給する砥粒供給管66と、加工材料58の上面に供給された砥粒液60を排出する砥粒排出管68と、加工材料58の上面に供給されて流出する砥粒液60を受ける砥粒受け皿70とを有する。また、砥粒貯留部64には砥粒液60の温度を調節する温度調節部72が接続され、砥粒供給管66には砥粒液60を供給するポンプ74が接続されている。
砥粒供給管66および砥粒排出管68は、砥粒貯留部64から加工材料58の近傍まで伸びており、砥粒供給管66の加工材料側に形成された砥粒供給口76から砥粒液60を供給すると共に、砥粒排出管68の加工材料側に形成された砥粒排出口78から砥粒液60を排出する。なお、砥粒供給口76は傾斜手段20により傾斜された加工材料58の上面のうち比較的高い部分の近傍に配置され、砥粒排出口78は傾斜手段20により傾斜された加工材料58の上面のうち比較的低い部分の近傍に配置される。これにより、加工材料58の上面を流れて砥粒排出口78から排出された砥粒液60を再び砥粒供給口76から加工材料58に供給して砥粒液60を循環させることができる。
砥粒供給管66および砥粒排出管68は、砥粒貯留部64から加工材料58の近傍まで伸びており、砥粒供給管66の加工材料側に形成された砥粒供給口76から砥粒液60を供給すると共に、砥粒排出管68の加工材料側に形成された砥粒排出口78から砥粒液60を排出する。なお、砥粒供給口76は傾斜手段20により傾斜された加工材料58の上面のうち比較的高い部分の近傍に配置され、砥粒排出口78は傾斜手段20により傾斜された加工材料58の上面のうち比較的低い部分の近傍に配置される。これにより、加工材料58の上面を流れて砥粒排出口78から排出された砥粒液60を再び砥粒供給口76から加工材料58に供給して砥粒液60を循環させることができる。
また、砥粒供給手段62のポンプ74と温度調節部72は、制御部80と接続されている。制御部80は、加工材料58の傾斜角度に基づいて、加工材料58の上面に供給される砥粒液60の供給量を制御する機能を有する。また、振動発生部40も制御部80と接続されている。
次に、図1に示した超音波加工装置10の動作を説明する。
まず、図2に示すように、操作ハンドル22を回してコラム16を鉛直方向に設置した状態で、加工材料58が材料固定台54に固定される。オペレータにより加工材料58の加工部位が決定されると、位置合わせ治具56が加工材料58の加工部位と位置合わせ治具56の穴とを一致させて材料固定台54に設置される。ここで、加工材料58の加工部位は、位置合わせ治具56の穴を通して工具46の先端と位置合わせされている。
次に、第1の移動手段36および第2の移動手段37の少なくとも一方により第1の移動台32および第2の移動台34を相対的に近接する方向に移動させることで超音波加工機構38および材料固定手段52を移動させ、各工具46の先端を位置合わせ治具56の対応する穴を通して加工材料58の加工部位に近接させる。
まず、図2に示すように、操作ハンドル22を回してコラム16を鉛直方向に設置した状態で、加工材料58が材料固定台54に固定される。オペレータにより加工材料58の加工部位が決定されると、位置合わせ治具56が加工材料58の加工部位と位置合わせ治具56の穴とを一致させて材料固定台54に設置される。ここで、加工材料58の加工部位は、位置合わせ治具56の穴を通して工具46の先端と位置合わせされている。
次に、第1の移動手段36および第2の移動手段37の少なくとも一方により第1の移動台32および第2の移動台34を相対的に近接する方向に移動させることで超音波加工機構38および材料固定手段52を移動させ、各工具46の先端を位置合わせ治具56の対応する穴を通して加工材料58の加工部位に近接させる。
続いて、傾斜手段20の操作ハンドル22を回転させるとウォーム24が回転して、ウォーム24と噛合するハス歯歯車26が紙面前後方向の水平軸の周りに回転し、ハス歯歯車26に連結された回転軸14が回転することで、図1に示すように、コラム16を鉛直方向から所定角度だけ傾斜させる(図1の矢印方向)。このような、コラム16の傾斜に伴い、工具46と加工材料58も工具46が加工材料58の加工部位に位置合わせされた状態を保ちながら予め設定された所定角度だけ傾斜される。
制御部80には、コラム16の所定の傾斜角度すなわち加工材料58の傾斜角度に対応して、砥粒液60が加工材料58の上面を適切な流速で流れるような砥粒液60の供給量が予め設定されている。制御部80は、砥粒供給手段62のポンプ74を駆動して、図3に示すように、砥粒液60が加工材料58の上面を適切な流速で流れるように予め設定された供給量の砥粒液60を、傾斜された加工材料58の上面のうち比較的高い部分に配置された砥粒供給口76から供給する。
なお、砥粒液60の温度が温度調節部72によって検出され、適切な温度となるように温度調節部72を介して砥粒液60の温度が調節されている。
続いて、制御部80から振動発生部40の超音波振動子へ電気信号が伝達され、超音波振動子から第1ホーン42および第2ホーン44を介して工具46へ振動が伝達される。続いて、図4に示すように、工具46からの振動波が砥粒61を介して加工材料58の加工部位に繰り返し与えられることで加工材料58が破砕されて加工されていく。
このように、常に均一な濃度の砥粒液60が加工材料58の加工部位に供給されるため、砥粒61の濃度の違いによる加工の斑を減少させることができる。また、各工具46に接触する砥粒61の濃度も均一になることで各工具46も均一に摩耗していくため工具46の交換回数を減少させることができる。
なお、砥粒液60の温度が温度調節部72によって検出され、適切な温度となるように温度調節部72を介して砥粒液60の温度が調節されている。
続いて、制御部80から振動発生部40の超音波振動子へ電気信号が伝達され、超音波振動子から第1ホーン42および第2ホーン44を介して工具46へ振動が伝達される。続いて、図4に示すように、工具46からの振動波が砥粒61を介して加工材料58の加工部位に繰り返し与えられることで加工材料58が破砕されて加工されていく。
このように、常に均一な濃度の砥粒液60が加工材料58の加工部位に供給されるため、砥粒61の濃度の違いによる加工の斑を減少させることができる。また、各工具46に接触する砥粒61の濃度も均一になることで各工具46も均一に摩耗していくため工具46の交換回数を減少させることができる。
砥粒液60が加工材料58の上面を流れていくと、図3に示すように、傾斜された加工材料58の上面のうち比較的低い部分の近傍に配置された砥粒排出口78から砥粒液60が排出され、砥粒貯留部64に戻り、再び砥粒供給口76から加工材料58の上面に供給される。このように、砥粒液60を循環させることで砥粒液60に含まれる砥粒61が均一に摩耗するため、加工の斑を減少させると共に砥粒液60の交換回数を減少させることができる。
加工材料58の加工が完了すると、制御部80が砥粒供給手段62のポンプ74による砥粒液60の供給を停止し、傾斜手段20によりコラム16の位置を図2に示すような鉛直方向に戻す。続いて、移動手段28により工具46と加工材料58とを離間させ、材料固定台54から加工材料58が取り外される。
本実施形態の超音波加工装置10によれば、常に均一な濃度の砥粒液60が加工材料58の加工部位に供給されるため、砥粒61の濃度の違いによる加工の斑を減少させることができる。また、各工具46に接触する砥粒61の濃度も均一になることで各工具46も均一に摩耗していくため工具46の交換回数を減少させることができる。
また、砥粒液60を循環させることで砥粒液60に含まれる砥粒61が均一に摩耗するため、加工の斑を減少させると共に砥粒液60の交換回数を減少させることができる。
また、砥粒液60を循環させることで砥粒液60に含まれる砥粒61が均一に摩耗するため、加工の斑を減少させると共に砥粒液60の交換回数を減少させることができる。
なお、上記の実施形態では、コラム16が予め設定された角度だけ傾斜された状態で、制御部80に予め設定された供給量の砥粒液60を加工材料58の上面に供給したが、これに限るものではない。例えば、使用される加工材料58および砥粒液60等の条件に応じてコラム16を任意角度に傾斜させ、この傾斜角度をオペレータが手動で制御部80に入力、あるいは図示しない傾斜センサで自動的に検出して制御部80に入力させ、制御部80がコラム16の傾斜角度に対応した適切な供給量を算出して砥粒供給手段62により供給することもできる。
さらに、砥粒貯留部64に貯留された砥粒液60の温度に対応した供給量を制御部80が算出して砥粒供給手段62により供給するように構成してもよい。
さらに、砥粒貯留部64に貯留された砥粒液60の温度に対応した供給量を制御部80が算出して砥粒供給手段62により供給するように構成してもよい。
また、均一な濃度の砥粒液60が加工材料58の加工部位に供給されれば、砥粒供給口76の配置は特に限定されない。
また、工具46と加工材料58の加工部位とを位置合わせできるのであれば、位置合わせ治具56を使用しなくてもよい。
また、工具46と加工材料58の加工部位とを位置合わせできるのであれば、位置合わせ治具56を使用しなくてもよい。
10 超音波加工装置
12 フレーム
14 回転軸
16 コラム
18 シーブ
20 傾斜手段
22 操作ハンドル
24 ウォーム
26 ハス歯歯車
28 移動手段
30 レール
32 第1の移動台
34 第2の移動台
36 第1の移動手段
37 第2の移動手段
38 超音波加工機構
40 振動発生部
42 第1ホーン
44 第2ホーン
46 工具
48 ワイヤ
50 カウンタウェイト
52 材料固定手段
54 材料固定台
56 位置合わせ治具
58 加工材料
60 砥粒液
61 砥粒
62 砥粒供給手段
64 砥粒貯留部
66 砥粒供給管
68 砥粒排出管
70 砥粒受け皿
72 温度調節部
74 ポンプ
76 砥粒供給口
78 砥粒排出口
80 制御部
12 フレーム
14 回転軸
16 コラム
18 シーブ
20 傾斜手段
22 操作ハンドル
24 ウォーム
26 ハス歯歯車
28 移動手段
30 レール
32 第1の移動台
34 第2の移動台
36 第1の移動手段
37 第2の移動手段
38 超音波加工機構
40 振動発生部
42 第1ホーン
44 第2ホーン
46 工具
48 ワイヤ
50 カウンタウェイト
52 材料固定手段
54 材料固定台
56 位置合わせ治具
58 加工材料
60 砥粒液
61 砥粒
62 砥粒供給手段
64 砥粒貯留部
66 砥粒供給管
68 砥粒排出管
70 砥粒受け皿
72 温度調節部
74 ポンプ
76 砥粒供給口
78 砥粒排出口
80 制御部
Claims (5)
- 超音波振動により振動する工具が、加工材料の上面に供給される砥粒を介して振動波を与えることで前記加工材料を加工する超音波加工装置であって、
前記加工材料の上面に砥粒を供給する砥粒供給手段と、
前記工具と前記加工材料との相対位置を保った状態で前記工具と前記加工材料を傾斜させる傾斜手段を有し、
前記傾斜手段により前記工具と前記加工材料を傾斜させた状態で前記加工材料を加工することを特徴とする超音波加工装置。 - 前記砥粒供給手段は、前記傾斜手段により傾斜された前記加工材料の上面部分のうち比較的高い部分の近傍に配置された砥粒供給口から砥粒を供給すると共に、前記加工材料の上面部分のうち比較的低い部分の近傍に配置された砥粒排出口から砥粒を排出することを特徴とする請求項1に記載の超音波加工装置。
- 前記砥粒供給手段は、前記砥粒排出口から排出された前記砥粒を再び前記砥粒供給口から前記加工材料に供給することを特徴とする請求項2に記載の超音波加工装置。
- 前記加工材料の傾斜角度に基づいて、前記砥粒供給手段により前記加工材料の上面に供給される前記砥粒の供給量を制御する制御部をさらに有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の超音波加工装置。
- 前記砥粒の温度を調節する温度調節部をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の超音波加工装置。
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2010
- 2010-03-23 JP JP2010066817A patent/JP2011194547A/ja active Pending
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