JP2011194127A - 便座装置および便座装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上板と底板とを備え、前記上板と前記底板とを溶着により接合した便座装置であって、前記上板と前記底板とを前記溶着する際に接合部において軟化してはみ出した基材と、前記上板および底板と、の固着を抑制する処理が、前記上板および底板の外面の少なくとも一部に施されたことを特徴とする便座装置が提供される。
【選択図】図1
Description
この便座装置によれば、表面層と、上板および底板と、の間には、接着層が介在している。そのため、底板と表面層との密着性、および上板と表面層との密着性を確保することができる。また、上板と表面層との固定、および底板と表面層との固定をより強固にすることができる。
図1は、本発明の実施の形態にかかる便座装置を表す分解模式図である。
また、図2は、本実施形態にかかる便座装置を表す斜視模式図である。
以下、底板420と上板430とが振動溶着により固定される場合を例に挙げて説明する。
このように、上板430と底板420とを接合する前に、表面層460、470は、上板430および底板420にそれぞれ予め固定されている。
図3は、本実施形態にかかる便座装置の製造方法を説明するための断面模式図である。 また、図4は、本実施形態にかかる便座装置のバリ除去後の接合部を拡大して眺めた拡大模式図である。
なお、図3および図4は、図2に表したA−A切断面における断面模式図である。
図5は、本実施形態の変形例にかかる便座装置を表す断面模式図である。
なお、図5は、図2に表したA−A切断面における断面模式図である。
なお、図6は、図2に表したA−A切断面における断面模式図である。
本具体例の上板430bは、図6に表したように、接合部の外側の端部から下方(底板420bの側)に向かって突出した突起部435bを有する。また、本具体例の底板420bは、接合部の外側の端部から上方(上板430bの側)に向かって突出した突起部425bを有する。
本変形例では、底板420と表面層470との間に接着層490が設けられている。また、上板430と表面層460との間には接着層480が設けられている。接着層480、490は、例えば塩素化PPフィルムなどにより形成されている。また、接着層480、490の厚さは、例えば約10ミクロン(μm)程度である。
本具体例の底板420cの外面の少なくとも一部の所定領域には、凹凸面427cが形成されている。また、本具体例の上板430cの外面の少なくとも一部の所定領域には、凹凸面437cが形成されている。凹凸面427c、437cの表面粗さは、例えば十点平均粗さRz100程度である。
本具体例の表面層460aの外面の少なくとも一部の所定領域には、凹凸面461aが形成されている。また、本具体例の表面層470aの外面の少なくとも一部の所定領域には、凹凸面471aが形成されている。凹凸面461a、471aの表面粗さは、例えば十点平均粗さRz100程度である。これによれば、図8に関して前述した具体例と同様に、バリとなる基材450は、表面層460a、470aにはより固着し難い。これにより、底板420および上板430の外面から突出したバリとなる基材450をより容易に取り除くことができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (6)
- 上板と底板とを備え、前記上板と前記底板とを溶着により接合した便座装置であって、
前記上板と前記底板とを前記溶着する際に接合部において軟化してはみ出した基材と、前記上板および底板と、の固着を抑制する処理が、前記上板および底板の外面の少なくとも一部に施されたことを特徴とする便座装置。 - 前記抑制する処理は、前記少なくとも一部に被覆された表面層を含むことを特徴とする請求項1記載の便座装置。
- 前記表面層と、前記上板および底板と、の間に接着層が設けられたことを特徴とする請求項2記載の便座装置。
- 前記上板および底板の少なくともいずれかは、前記接合部において対向する方向に向かって突出した突起部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の便座装置。
- 前記抑制する処理は、前記少なくとも一部に形成された凹凸面を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の便座装置。
- 上板と底板とを溶着により接合する便座装置の製造方法であって、
前記上板と前記底板とを前記溶着する際に軟化してはみ出した基材と、前記上板および底板と、の固着を抑制する処理を前記上板および底板の外面の少なくとも一部に施し、
前記上板と底板とを接触させつつ接合部を加熱して軟化した基材を前記上板および底板の外面からはみ出させ、
前記はみ出した前記基材を取り除くことを特徴とする便座装置の製造方法。
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