JP5687963B2 - シンクの接合構造 - Google Patents
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Description
図1及び図2は、本発明の実施形態1に係る接合構造を適用したキッチンカウンター1を示す。このキッチンカウンター1は、被取付体としての樹脂製の天板3を備えている。この天板3には、略矩形状の開口部5が形成され、この開口部5の周縁には、略凹形状をなすシンク7が後述する接着剤等により裏側から接合されている。
図4(a)及び図4(b)は、本発明の実施形態2に係る接合構造を適用して天板3に接合されるシンク7を示す。本実施形態2では、上記突出部19の先端の外側部分には、内側部分よりも天板3側に突出するスペーサー部19cが形成され、該スペーサー部19cの先端面は、上記切削面19aの一部を構成し、上記天板3の裏面に当接している。また、上記接合面17と天板3との間に、両面テープ23が介在していない。その他の構成は、実施形態1と同じであるので、同一の構成箇所には同一の符号を付してその説明を省略する。
図5(a)〜図5(c)は、本発明の実施形態3に係る接合構造を適用して天板3に接合されるシンク7を示す。本実施形態3では、シンク7の接合面17に、上記突出部19(本実施形態3において以下「内側突出部」と呼ぶ)に加え、外側突出部29がその外周縁部に沿って全周に亘って突設されている。該外側突出部29の先端面29aが、接着剤21の塗布により、上記天板3裏面における上記内側突出部19の接合箇所よりも若干外側に、全周に亘って接合されている。この外側突出部29の突出高さH4は、先端側切除後の内側突出部19の突出高さH1と略等しくなっている。また、両面テープ23が、上記接合面17の幅方向中程の略1/3を占める領域で、上記内側突出部19との間に間隔S1を空け、かつ上記外側突出部29との間に間隔S2を空けて介在している。
図6(a)及び図6(b)は、本発明の実施形態4に係る接合構造を適用して天板3に接合されるシンク7を示す。本実施形態4では、槽部9の裏面樹脂層15の開放側端縁部近傍に、底部9c側よりも開放側が外側に張り出すように屈曲する屈曲部31が全周に亘って形成されている。また、上記槽部9の表面樹脂層13は、上記屈曲部31を境に開放側が底部9c側よりも厚肉に形成され、槽部9の表面樹脂層13の表面は、段差なく平坦に形成されている。その他の構成は、実施形態1と同じであるので、同一の構成箇所には同一の符号を付してその説明を省略する。
図7(a)及び図7(b)は、本発明の実施形態5に係る接合構造を適用して天板3に接合されるシンク7を示す。本実施形態5では、スペーサー部19cの先端面が、非切削面となっている。このスペーサー部19cは、突出部19の先端側を外側略1/3の部分を残して切除することにより形成される。その他の構成は、実施形態2と同じであるので、同一の構成箇所には同一の符号を付してその説明を省略する。
図8(a)及び図8(b)は、本発明の実施形態6に係る接合構造を適用して天板3に接合されるシンク7を示す。本実施形態6では、接合面17の内側縁部に切欠段部33が表面の切除により形成され、この切欠段部33の底面が、切削面19aとなっている。また、切削面19a非形成箇所が突出部19を構成している。つまり、切削面19aは、接合面17の突出部非形成領域に形成されている。また、上記接合面17と天板3との間に、両面テープ23が介在せず、突出部19の先端面が接着剤21を介して天板3の裏面に当接している。よって、突出部19の先端面(接合面17)の外側に余分な接着剤21が押し出されてはみ出している。
7 シンク
9 槽部
9a 開放側端面
9b 内周面
9c 底部
11 鍔部
11a 開放側の面
13 表面樹脂層
15 裏面樹脂層
17 接合面
19 内側突出部(突出部)
19a 切削面
19c スペーサー部
21 接着剤
22 角部
23 両面テープ
29 外側突出部(突出部)
31 屈曲部
H1 突出高さ
H4 突出高さ
TH 厚さ
Claims (4)
- 凹形状をなす槽部(9)と、該槽部(9)の開放側端縁部から外側に一体に突出する鍔部(11)とを備えたシンク(7)を被取付体(3)に接着剤(21)により接合するシンクの接合構造であって、
上記槽部(9)及び鍔部(11)はそれぞれ、SMC又はBMCからなる表面樹脂層(13)と、該表面樹脂層(13)よりも高い靭性を有するオレフィン系架橋タイプの熱硬化性樹脂からなる裏面樹脂層(15)とからなる積層体で全体が構成され、
上記槽部(9)の開放側端面(9a)と上記鍔部(11)の開放側の面(11a)とで、上記被取付体(3)への接合面(17)が構成され、該接合面(17)の内側縁部には、接着剤(21)の塗布により上記被取付体(3)に接合される切削面(19a)が成形後の表面の切除により形成され、該切削面(19a)と該切削面(19a)に連続する上記槽部(9)内周面との境には、丸みのない尖った角部(22)が形成され、上記切削面(19a)は、上記接合面(17)に部分的に一体に突設された突出部(19)の先端又は接合面(17)の突出部非形成領域に形成されていることを特徴とするシンクの接合構造。 - 請求項1に記載のシンクの接合構造において、
上記切削面(19a)は、上記突出部(19)の先端に形成され、
上記突出部(19)の先端の外側部分には、内側部分よりも被取付体(3)側に突出するスペーサー部(19c)が形成され、該スペーサー部(19c)の先端面は、上記切削面(19a)の一部であるか又は非切削面であることを特徴とするシンクの接合構造。 - 請求項1又は2に記載のシンクの接合構造において、
上記槽部(9)の裏面樹脂層(15)の開放側端縁部近傍には、底部(9c)側よりも開放側が外側方に張り出すように屈曲する屈曲部(31)が全周に亘って形成され、
上記槽部(9)の表面樹脂層(13)は、上記屈曲部(31)を境に開放側が底部(9c)側よりも厚肉に形成されて表面樹脂層(13)の表面が段差なく平坦に形成されていることを特徴とするシンクの接合構造。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のシンクの接合構造において、
上記切削面(19a)は、上記突出部(19)の先端に形成され、
上記接合面(17)と上記被取付体(3)との間には、上記突出部非形成領域で両者を接合する両面テープ(23)が介在し、上記突出部(19)の突出高さ(H1)は、上記両面テープ(23)の厚さ(TH)よりも小さく設定されていることを特徴とするシンクの接合構造。
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2011
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