JP6686854B2 - モール取付用クリップ及びモールの取付構造 - Google Patents

モール取付用クリップ及びモールの取付構造 Download PDF

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Description

本発明は、モール取付用クリップ及びモールの取付構造に関する。
従来、自動車のルーフとしては、ルーフパネルと、ルーフパネルの車幅方向外側の両縁部に接合された一対のサイドメンバアウタパネルの上部とにより構成されたものがある。ルーフパネルとサイドメンバアウタパネルとの接合部は、溝状をなしており、車両の前後方向に延在している。この溝状の接合部(以下、溝部)には、溝部に沿って延在するとともに溝部を外側から覆うルーフモールやレインガーターモール(ウィンドシールドサイドモールともいう)が取り付けられており、これによりルーフの外観の向上が図られている。
特許文献1に記載のモールの取付構造では、ルーフの溝部に両面接着テープを介してクリップが接着されており、このクリップを介してルーフモールを取り付ける構造が開示されている。このクリップは、底壁部と、底壁部の幅方向の両端から屈曲して延びるとともに互いに対向する一対の側壁部と、一対の側壁部から内側に向けて突出する一対の係合部とを有しており、金属板材をプレス成形することにより形成されている。溝部に対して両面接着テープを介して底壁部が接着された状態で、ルーフモールが一対の係合部に係合されることにより溝部に対してルーフモールが取り付けられる。
特許文献2には、自動車のフロントウィンドシールドと、サイドメンバアウタパネルのうちフロントウィンドシールドの両縁部に沿って延在する部位であるAピラーとの間にレインガーターモールを取り付ける構造が開示されている。
また、レインガーターモールの後端部が、ルーフの溝部まで延在しているものもある。この場合、レインガーターモールの後端部は、両面接着テープ及び特許文献1に記載のクリップに準じた構造のクリップを介してルーフの溝部に取り付けられる。
こうした両面接着テープ及びクリップは、車体の塗装工程のうち下塗り工程の後であり、且つ上塗り工程の前にルーフの溝部に対して取り付けられる。そして、上塗り工程の後の乾燥工程にて熱硬化性の両面接着テープが熱硬化されることでクリップがルーフの溝部に固定される。また、ルーフモールやレインガーターモールは、乾燥工程の後の組み立て工程にてクリップを介してルーフの溝部に取り付けられる。
特開2005−238986号公報 特開2010−58656号公報
ところで、ルーフモールやレインガーターモールなどのモールを両面接着テープ及びクリップを介してルーフの溝部に組み付ける作業時には、以下の問題が生じるおそれがある。
すなわち、図6に示すように、クリップ130の一対の係合部133の間に向けて上方からモール40の基端部41の係合突部42を押し込むと、同図に二点鎖線にて示すように、クリップ130の一対の係合部133同士が離間する方向に一対の側壁部132が弾性変形するとともに、これに伴って底壁部131が浮き上がるように撓む。熱硬化性の両面接着テープ20は低温時に脆くなることから、特に、工場内の雰囲気温度が低いときには、底壁部131の上述した撓み変形に対して両面接着テープ20が追従することができず、両面接着テープ20の材料破壊が生じ、両面接着テープ20からクリップ130が剥離しやすい。そのため、クリップ130の剥離が生じた場合には、ルーフ10の溝部13から両面接着テープ20を取り外すとともに、クリップ130の接着作業及びモール40の取付作業をやり直さなければならない。
なお、こうした問題は熱硬化性の両面接着テープ20を用いた場合に限られるものではなく、その他の接着部材を用いた場合にも程度の差こそあれ、同様にして生じるものである。
本発明の目的は、接着部材からの剥離を抑制することのできるモール取付用クリップ及びモールの取付構造を提供することにある。
上記目的を達成するためのモール取付用クリップは、底壁部と、前記底壁部の幅方向の両端から屈曲して延びるとともに互いに対向する側壁部と、前記側壁部の各々から内側に向けて突出する係合部とを有するとともに金属板材により一体に形成され、パネルに設けられた溝部に対して接着部材を介して前記底壁部が接着された状態で、前記溝部に沿って延在するモールが前記係合部の各々に係合されることにより前記溝部に対して前記モールを取り付ける際に用いられる。前記底壁部には、前記幅方向の中央部に跨った形状のビードが設けられている。
同構成によれば、ビードにより底壁部の剛性が高められているため、モールを各係合部に係合させる際、すなわち各側壁部をそれらの先端同士が離間する方向にクリップを弾性変形させる際に、底壁部の撓み変形が抑制される。このため、底壁部の撓み変形に起因した接着部材の接着不良を抑制することができる。
上記モール取付用クリップにおいて、前記底壁部は、前記ビードの前記幅方向の両側に位置するとともに前記底壁部の長さ方向に沿って延在する平面部をそれぞれ有しており、前記ビードは、前記幅方向において前記平面部の間にわたって形成されていることが好ましい。
同構成によれば、ビードが、幅方向において平面部の間にわたって形成されているため、底壁部の広い範囲にわたってビードを設定することができる。したがって、底壁部の撓み変形を適切に抑制できる。また、底壁部のうちビードを幅方向の両側から挟む部分が底壁部の長さ方向に沿って延在する平面部とされるため、クリップの構成を簡単にすることができる。
上記モール取付用クリップにおいて、前記ビードが前記幅方向の中心を挟んで対称な形状をなしていることが好ましい。
同構成によれば、底壁部における幅方向の両側の剛性を均等に高めることができ、底壁部の撓みを効果的に抑制することができる。
上記モール取付用クリップにおいて、前記側壁部が、前記底壁部の長さ方向において複数に分割されていることが好ましい。
同構成によれば、側壁部を構成する各々が弱体化される。これにより、側壁部のみを弾性変形させやすくすることができる。これにより、側壁部の弾性変形に伴う底壁部の撓み変形を一層抑制することができる。
また、上記手目的を達成するためのモールの取付構造は、溝部を有するパネルと、前記溝部に接着された接着部材と、前記接着部材に接着された上記クリップと、前記溝部に沿って延在するとともに前記クリップの前記係合部の各々に係合されることにより前記溝部に対して取り付けられるモールと、を備える。
同構成によれば、底壁部の撓み変形に起因した接着部材の接着不良を抑制することができる。
上記モールの取付構造において、前記溝部は、車両のルーフパネルの縁部に形成された段差部と、サイドメンバアウタパネルの縁部に形成された段差部とが上下に接合されることにより形成されて車両の前後方向に延在するものであり、前記クリップが、前記溝部のうち後側ほど上側または下側に位置するように湾曲した部分に設けられていることが好ましい。
溝部のうち後側ほど上側または下側に位置するように湾曲した部分にクリップが設けられていると、モールを各係合部に係合させる際に、より大きな荷重が作用しやすく、これに伴って底壁部が大きく撓みやすい。
この点、本発明を適用すれば、上記ビードによって底壁部の撓み変形が抑制されることから、底壁部の撓み変形に起因した接着部材の接着不良を適切に抑制することができる。
本発明によれば、接着部材からの剥離を抑制することができる。
クリップを用いたレインガーターモールの取付構造の一実施形態について、車両のフロントウィンドシールド及びルーフを中心とした斜視図。 同実施形態におけるルーフの溝部、両面接着テープ、クリップ、及びレインガーターモールを互いに離間して示す分解斜視図。 図1の3−3線に沿った断面図。 同実施形態のクリップを示す斜視図。 図4の5−5線に沿った断面図。 従来のクリップを用いたレインガーターモールの取付構造について、クリップ及びレインガーターモールを中心とした車両のルーフの断面図。
以下、図1〜図5を参照して、一実施形態について説明する。なお、以降において、車両の前後方向における前側及び後側を「前側」及び「後側」として説明する。また、車幅方向において車両の中心に向かう側を「内側」とし、車両の中心から離れる方向を「外側」として説明する。
図1に示すように、自動車のルーフ10は、ルーフパネル11と、ルーフパネル11の外側の両縁部に接合された一対のサイドメンバアウタパネル12の上部とにより構成されている。ルーフパネル11の前側には、フロントウィンドシールド14(所謂フロントガラス)がルーフパネル11の前縁部に連なって設けられている。サイドメンバアウタパネル12は、ルーフ10の外側の角部を構成する部位の他、フロントウィンドシールド14の両縁部に沿って延在する部位であるAピラー15を有している。
図2及び図3に示すように、ルーフパネル11の外側の縁部には、ルーフパネル11の中央部よりも下側に位置する段差部111が形成されている。また、サイドメンバアウタパネル12の内側の縁部には、外側部よりも下側に位置する段差部121が形成されている。ルーフパネル11の段差部111とサイドメンバアウタパネル12の段差部121とが上下に重ね合わされた状態でスポット溶接されることにより、ルーフパネル11とサイドメンバアウタパネル12とが接合されている。これらの段差部111,121の接合部(以下、溝部13)は、下側に向けて凹んだ溝状をなしており、車両の前後方向に沿って延在している(図1参照)。
図1に示すように、フロントウィンドシールド14とAピラー15との間には、Aピラー15に沿って延在するレインガーターモール40が取り付けられている。レインガーターモール40の後端部は、ルーフ10の上記溝部13まで延在している。
また、溝部13におけるレインガーターモール40の後側の部分には、溝部13に沿って延在するルーフモール50が取り付けられている。
これらのレインガーターモール40及びルーフモール50により上記溝部13が外側から覆われることでルーフ10の外観の向上が図られている。
次に、レインガーターモール40を車体に対して取り付ける構造のうち、特にその後端部を取り付ける構造について詳細に説明する。
図1に示すように、溝部13のうちレインガーターモール40の後端部が取り付けられる部分は、後側ほど上側に位置するように湾曲している。
図2及び図3に示すように、溝部13の上面には、長方形板状をなす熱硬化性の両面接着テープ20が接着されている。本実施形態の両面接着テープ20は、アクリル樹脂系またはエポキシ樹脂系のものである。
両面接着テープ20の上面には、クリップ30が接着されている。そして、このクリップ30を介して溝部13にレインガーターモール40の後端部が取り付けられている。
ここで、本実施形態のクリップ30の構造について説明する。
図2〜図4に示すように、クリップ30は、底壁部31と、底壁部31の幅方向(図3の左右方向)の両端から屈曲して上方に向けて延びるとともに互いに対向する側壁部32と、側壁部32の各々からクリップ30の内側に向けて突出する係合部33とを有しており、例えば鋼板などの金属板材により一体に形成されている。
図2及び図4に示すように、底壁部31は、幅方向よりも長さ方向に対して長い平面視長方形状をなしており、平面部311と、平面部311の中央部に形成されるとともに平面部311よりも上方に向けて、すなわち両面接着テープ20とは反対側に向けて突出するビード314とを有している。すなわち、平面部311は、ビード314の幅方向の両側に位置するとともに長さ方向に沿って延在している。また、ビード314は、幅方向において平面部311の間にわたって形成されている。
図2〜図4に示すように、ビード314は、底壁部31における幅方向の中央部に跨った形状をなしており、平面視略長方形状をなしている。したがって、ビード314は、幅方向の中心を挟んで対称な形状を有している。
図3及び図4に示すように、底壁部31は、平面部311の幅方向の両端からそれぞれ屈曲して幅方向の外側ほど上側に位置するように傾斜した傾斜部312と、傾斜部312の上端から屈曲して幅方向の外側に向けて延在する延在部313とを有している。各延在部313の幅方向の外側の端から上記各側壁部32が延びている。
図4及び図5に示すように、各側壁部32は、前側側壁部321と後側側壁部322とを有している。各前側側壁部321と各後側側壁部322との間には、切欠部34が形成されている。したがって、各側壁部32は、長さ方向において2つに分割されている。
各前側側壁部321及び各後側側壁部322には、肉抜き部323,324が形成されている。これにより、各前側側壁部321及び各後側側壁部322の剛性が低められている。
図3及び図4に示すように、各係合部33は、各前側側壁部321及び各後側側壁部322の上端から屈曲してクリップ30の内側ほど下側、すなわち底壁部31側に位置するように延びている。
図2及び図3に示すように、レインガーターモール40は、基端部41と、基端部41の下端からその幅方向の外側に向けてそれぞれ突出する係合突部42と、基端部41の上端に一体に形成されるとともに同基端部41よりも幅の広い頭部43とを有しており、樹脂材料により一体に形成されている。
さて、本実施形態においては、車体の塗装工程のうち下塗り工程の後であり、且つ上塗り工程の前にルーフ10の溝部13に対して両面接着テープ20及びクリップ30が取り付けられる。
このとき、図3に示すように、両面接着テープ20は熱硬化される前であることから柔軟性を有している。このため、両面接着テープ20に対してクリップ30を押し付ける力によって、平面部311の下面及びビード314の下面と両面接着テープ20の上面とが接することとなる。
そして、上塗り工程の後の乾燥工程にて両面接着テープ20が熱硬化されることにより、クリップ30がルーフ10の溝部13に固定される。
レインガーターモール40は、乾燥工程の後の組み立て工程にてクリップ30を介してルーフ10の溝部13に取り付けられる。
このとき、図3に二点鎖線にて示すように、クリップ30の左右の係合部33の間に向けてレインガーターモール40の基端部41(係合突部42)を上方から押し込むことにより、左右の係合部33同士が互いに離間する方向にクリップ30が弾性変形する。そして、各係合突部42が左右の係合部33の間を通過することで、図3に実線にて示すように、元の状態に復元した左右の係合部33に各係合突部42がそれぞれ係合される。これにより、クリップ30に対してレインガーターモール40が取り付けられる。
本実施形態のクリップ30によれば、上記ビード314により底壁部31の剛性が高められているため、底壁部31の撓み変形が抑制される。このため、底壁部31の撓み変形に起因した両面接着テープ20の材料破壊を抑制することができる。
以上説明した本実施形態に係るモール取付用クリップ及びモールの取付構造によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)クリップ30の底壁部31には、幅方向の中央部に跨った形状のビード314が設けられている。
こうした構成によれば、上記作用を奏することから、底壁部31の撓み変形に起因した両面接着テープ20の材料破壊を抑制することができる。したがって、両面接着テープ20からのクリップ30の剥離を抑制することができる。
(2)底壁部31は、ビード314の幅方向の両側に位置するとともに底壁部31の長さ方向に沿って延在する平面部311をそれぞれ有している。また、ビード314は、幅方向において平面部311の間にわたって形成されている。
こうした構成によれば、ビード314が、幅方向において平面部311の間にわたって形成されているため、底壁部31の広い範囲にわたってビード314が設定される。したがって、底壁部31の撓み変形を適切に抑制できる。
また、底壁部31のうちビード314を幅方向の両側から挟む部分が底壁部31の長さ方向に沿って延在する平面部311とされるため、クリップ30の構成を簡単にすることができる。
(3)ビード314が幅方向の中心を挟んで対称な形状をなしている。このため、底壁部31における幅方向の両側の剛性を均等に高めることができ、底壁部31の撓みを効果的に抑制することができる。
(4)ビード314が平面視略長方形状をなしている。このため、ビード314の形状が簡単になり、クリップ30を容易に形成することができる。
(5)側壁部32が、底壁部31の長さ方向において前側側壁部321及び後側側壁部322の2つに分割されている。このため、側壁部32を構成する前側側壁部321及び後側側壁部322の剛性がそれぞれ低められている。これにより、側壁部32のみを弾性変形させやすくすることができる。これにより、側壁部32の弾性変形に伴う底壁部31の撓み変形を一層抑制することができる。
(6)レインガーターモール40の取付構造は、車両のルーフ10を構成するとともに溝部13を有するルーフパネル11及びサイドメンバアウタパネル12と、溝部13に接着された両面接着テープ20とを備える。また、上記取付構造は、両面接着テープ20に接着されたクリップ30と、溝部13に沿って延在するとともにクリップ30の係合部33の各々に係合されることにより溝部13に対して取り付けられるレインガーターモール40とを備える。
こうした構成によれば、上記効果(1)と同様な効果を奏することができる。
(7)クリップ30は、ルーフ10の溝部13のうち後側ほど上側に位置するように湾曲した部分に設けられている。
溝部13のうち後側ほど上側に位置するように湾曲した部分に設けられているクリップ30の場合には、レインガーターモール40を各係合部33に係合させる際に、より大きな荷重が作用しやすく、これに伴って底壁部31が大きく撓みやすい。
この点、本実施形態によれば、ビード314によって底壁部31の撓み変形が抑制されることから、底壁部31の撓み変形に起因した両面接着テープ20の材料破壊を適切に抑制することができる。
<変形例>
なお、上記実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・本発明は、レインガーターモール40の取付構造及びそれに用いられるクリップ30に限定されない。他に例えば、ルーフモール50の取付構造及びそれに用いられるクリップに対して本発明を適用することもできる。すなわち、ルーフ10の溝部13が後側ほど上側または下側に湾曲していない部分に対して設けられるクリップに対して本発明を適用することもできる。
・クリップ30の側壁部32の肉抜き部323,324を省略することもできる。
・クリップ30の側壁部32を前後に3つ以上に分割することもできる。
・クリップ30の側壁部32が前後に分割されていないものであってもよい。
・クリップの底壁部のビードが、幅方向の中心を挟んで非対称な形状をなしていてもよい
・クリップの底壁部のビードを長さ方向において複数形成することもできる。
・底壁部に貫通孔やモール40の取り付けを案内する案内突起などが形成されたクリップに対して本発明を適用することもできる。
10…ルーフ、11…ルーフパネル、111…段差部、12…サイドメンバアウタパネル、121…段差部、13…溝部、14…フロントウィンドシールド、15…Aピラー、20…両面接着テープ(接着部材)、30,130…クリップ、31,131…底壁部、311…平面部、312…傾斜部、313…延在部、314…ビード、32,132…側壁部、321…前側側壁部、322…後側側壁部、323,324…肉抜き部、33,133…係合部、34…切欠部、40…レインガーターモール(モール)、41…基部、42…係合突部、43…頭部、50…ルーフモール。

Claims (5)

  1. 底壁部と、前記底壁部の幅方向の両端から屈曲して延びるとともに互いに対向する側壁部と、前記側壁部の各々から内側に向けて突出する係合部とを有するとともに金属板材により一体に形成され、パネルに設けられた溝部に対して接着部材を介して前記底壁部が接着された状態で、前記溝部に沿って延在する車両用モールが前記係合部の各々に係合されることにより前記溝部に対して前記車両用モールを取り付けるモール取付用クリップにおいて、
    前記底壁部には、前記幅方向の中央部に跨った形状のビードが設けられ、前記ビードを囲うように前記幅方向の両側にそれぞれ位置するとともに前記底壁部の長さ方向に沿って延在する平面部が設けられており、
    前記ビードは、前記幅方向において前記平面部の間にわたって形成されているとともに前記接着部材とは反対側に向けて突出している、
    モール取付用クリップ。
  2. 前記ビードが、前記幅方向の中心を挟んで対称な形状をなしている、
    請求項1に記載のモール取付用クリップ。
  3. 前記側壁部が、前記底壁部の長さ方向において複数に分割されている、
    請求項1または請求項2に記載のモール取付用クリップ。
  4. 溝部を有するパネルと、
    前記溝部に接着された接着部材と、
    前記接着部材に接着された請求項1〜請求項のいずれか一項に記載のクリップと、
    前記溝部に沿って延在するとともに前記クリップの前記係合部の各々に係合されることにより前記溝部に対して取り付けられる車両用モールと、を備える、
    モールの取付構造。
  5. 前記溝部は、車両のルーフパネルの縁部に形成された段差部と、サイドメンバアウタパネルの縁部に形成された段差部とが上下に接合されることにより形成されて車両の前後方向に延在するものであり、
    前記クリップが、前記溝部のうち後側ほど上側または下側に位置するように湾曲した部分に設けられている、
    請求項に記載のモールの取付構造。
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