JP2011192404A - 非水系二次電池用負極活物質、非水系二次電池及び使用方法 - Google Patents

非水系二次電池用負極活物質、非水系二次電池及び使用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】容量維持率を高めることができる非水系二次電池用負極活物質、非水系二次電池及び使用方法を提供する。
【解決手段】コイン型電池20は、負極活物質を有する負極23と、正極活物質を有する正極22と、負極23と正極22との間に介在すする非水電解液27と、を備えている。ここでは、負極23は、基本組成LiNi1-xx2(0<x≦0.2であり、Mは、Mg,Ti,Cr,Fe,Co,Cu,Zn,Al,Ge,Snから選ばれる1以上である。)で表されるものである。MはFe,Co,Al,Mgから選ばれる1以上であることが好ましく、xは0.05≦x≦0.1を満たすものであることが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、非水系二次電池用負極活物質、非水系二次電池及び使用方法に関する。
従来、LiNiO2をリチウム基準で1.75Vまで還元し、リチウムイオンをLi1.66NiO2まで吸蔵することによりLiNiO2とLi2NiO2の二相共存状態となり、立方密充填酸素配列のLiNiO2のリチウム吸蔵により六方密充填酸素配列のLi2NiO2が生成することが知られている(例えば、非特許文献1参照)。
Solid State Ionics,44,87−97,1990
ところで、上述したように、LiNiO2とLi2NiO2との間でLiを吸蔵放出可能であることは知られていたが、LiNiO2系の材料を負極として用いることについては、これまで検討されていなかった。また、リチウムニッケル複合酸化物であるLiNiO2を負極活物質として用いる場合には、容量維持率が低くなることがあった。このため、容量維持率をより高めることができる非水系二次電池用負極活物質及び非水系二次電池が望まれていた。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、リチウムニッケル複合酸化物において容量維持率をより高めることができる非水系二次電池用負極活物質、それを用いた非水系二次電池及び使用方法を提供することを主目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明者らは、LiNiO2のNiに対してFeなどの元素を置換したところ、容量維持率をより高めることができることを見いだし、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の非水系二次電池用負極活物質は、基本組成LiNi1-xx2(0<x≦0.2であり、Mは、Mg,Ti,Cr,Fe,Co,Cu,Zn,Al,Ge,Snから選ばれる1以上である。)で表されるものである。
本発明の非水系二次電池は、上述した負極活物質を有する負極と、正極活物質を有する正極と、正極と負極との間に介在し、イオンを伝導するイオン伝導媒体と、を備えたものである。
本発明の使用方法は、基本組成LiNi1-xx2(0<x≦0.2であり、Mは、Mg,Ti,Cr,Fe,Co,Cu,Zn,Al,Ge,Snから選ばれる1以上である。)で表される酸化物を、非水系二次電池用負極活物質として使用する方法である。
この非水系二次電池用負極活物質、非水系二次電池及び使用方法では、リチウムニッケル複合酸化物において、容量維持率をより高めることができる。この理由は明らかではないが、還元反応における、立方密充填の酸素配列様式を有するLiNiO2 から六方密充填の酸素配列様式を有するLi2NiO2への変化に際し、酸素配列様式の変化が促進されるためと考えられる。例えば、Niの一部を上述したMで表される元素とすることで、結晶の層構造が安定化され、酸素配列様式の変化が容易になることが考えられる。また、上述したMで表される元素が還元反応において遷移金属層中の六配位位置から四配位位置に移動しようとすることによって酸素配列様式の変化が促進されることが考えられる。
コイン型電池20の構成の概略を表す断面図である。 実施例1の初期の充放電曲線である。 実施例1の初期状態,還元状態の負極活物質のX線回折測定結果である。 実施例1,比較例1の還元状態の負極活物質のX線回折測定結果である。 LiNi1-xx2におけるxの値と酸化容量維持率との関係を表すグラフである。 LiNi1-xx2におけるxの値と不可逆容量割合との関係を表すグラフである。
本発明の非水系二次電池用負極活物質は、基本組成LiNi1-xx2で表される酸化物である。ここで、Mは、Mg,Ti,Cr,Fe,Co,Cu,Zn,Al,Ge,Snから選ばれる1以上である。このようにLiNiO2のNiの一部を上述のMで表される元素(以下置換元素Mとも称する)とすることで、容量維持率を高めることができる。この理由は明らかではないが、以下のように考えられる。まず、基本組成LiNi1-xx2は、還元によってLi2Ni1-xx2に変化する。ここで、LiNi1-xx2は立方密充填の酸素配列様式を有するものであり、Li2Ni1-xx2は六方密充填の酸素配列様式を有するものである。このようなLiNi1-xx2において、置換元素Mは層構造を安定化させたり、酸化還元反応における立方密充填から六方密充填への酸素配列様式の変化を促進したりすることによって容量維持率を高めるものと考えられる。例えば、置換元素MがCoやAlである場合には、CoイオンやAlイオンが遷移金属層(Ni層)中に存在することにより層構造を強固なものとして、還元反応をさせたときの立方密充填から六方密充填への酸素配列の変化を容易にすると考えられる。また、置換元素MがFeやMgである場合には、置換元素Mは、立方密充填酸素配列を有するLiNi1-xx2において遷移金属層中の六配位位置に存在するが、還元によって四配位位置に移動しようとする。そして、この置換元素Mの移動によって、立方密充填から六方密充填への酸素配列の変化がより促進されると考えられる。置換元素Mは、Fe,Mg,Co,Alから選ばれる1以上であることが好ましく、Fe又はMgであることがより好ましい。Fe,Mgでは、容量維持率をより高めることができ、また、初期の不可逆容量割合を低減させることができるからである。また、xは0より大きく0.2以下の範囲である。この範囲であれば、LiNiO2と比して容量維持率を高めることができる。このうち、xが0.05以上0.1以下の範囲であれば、容量維持率をより高めることができ、また、初期の不可逆容量割合を低減することができる。なお、「基本組成」とは、原料組成において、このような組成となるように調整することを意味し、LiやNi一部が遷移金属元素などの他の元素で置換された構造のものであってもよいし、化学量論組成のものだけでなく、一部の元素が欠損または過剰となる非化学量論組成のものであってもよい。
この非水系二次電池用負極活物質は、六方晶に帰属される層構造、特にR3m構造を有するものであることが好ましい。本発明では、上述したように、層構造を安定化することにより放電(酸化)状態に相当する立方密充填酸素配列から、充電(還元)状態に相当する六方密充填酸素配列の状態へ変化を容易にし、容量維持率を高めることができるものと考えられるからである。また、放電(酸化)状態に相当する立方密充填酸素配列から、充電(還元)状態に相当する六方密充填酸素配列の状態へ変化が置換元素Mの移動によって、促進されることにより容量維持率を高めることができるものと考えられるからである。
この非水系二次電池用負極活物質の製造方法は、特に限定されるものではなく、例えば、固相法、液相法、気相法などを用いたものとすることができる。例えば、以下のようにして得たものとしてもよい。まず、不活性ガスを用いてバブリングを行った水/アルコール混合溶媒に、各成分金属の有機酸塩(酢酸塩,シュウ酸塩など)を所定の組成比となるように加え、80℃程度の不活性雰囲気下で数時間還流を行い、沈殿物を回収する。この沈殿物を不活性雰囲気下で乾燥させ、さらに不活性雰囲気中もしくは還元雰囲気中で数時間焼成を行うことで、目的とする珪素酸化物粉末を得ることができる。ここで、不活性ガスとしては、アルゴンガスやヘリウムガス、窒素ガスなどを用いることができ、また、不活性雰囲気としては、アルゴン雰囲気、ヘリウム雰囲気、窒素雰囲気のほか、真空雰囲気などとすることができる。また、還元雰囲気としては、水素ガスと上述した不活性ガスとの混合ガスのほか、純水素ガスなどとすることができる。
本発明の非水系二次電池は、上述した本発明の非水系二次電池用負極活物質を有する負極と、正極活物質を有する正極と、正極と負極との間に介在し、イオンを伝導するイオン伝導媒体と、を備えたものである。
本発明の非水系二次電池において、負極は、例えば負極活物質と導電材と結着材とを混合し、適当な溶剤を加えてペースト状の負極材としたものを、集電体の表面に塗布乾燥し、必要に応じて電極密度を高めるべく圧縮して形成してもよい。導電材は、負極の電池性能に悪影響を及ぼさない電子伝導性材料であれば特に限定されず、例えば、天然黒鉛(鱗状黒鉛、鱗片状黒鉛)や人造黒鉛などの黒鉛、アセチレンブラック、カーボンブラック、ケッチェンブラック、カーボンウィスカ、ニードルコークス、炭素繊維、金属(銅、ニッケル、アルミニウム、銀、金など)などの1種又は2種以上を混合したものを用いることができる。これらの中で、導電材としては、電子伝導性及び塗工性の観点より、カーボンブラック及びアセチレンブラックが好ましい。結着材は、活物質粒子及び導電材粒子を繋ぎ止める役割を果たすものであり、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、フッ素ゴム等の含フッ素樹脂、或いはポリプロピレン、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂、エチレン−プロピレン−ジエンマー(EPDM)、スルホン化EPDM、天然ブチルゴム(NBR)等を単独で、あるいは2種以上の混合物として用いることができる。また、水系バインダーであるセルロース系やスチレンブタジエンゴム(SBR)の水分散体等を用いることもできる。負極活物質、導電材、結着材を分散させる溶剤としては、例えばN−メチルピロリドン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、酢酸メチル、アクリル酸メチル、ジエチルトリアミン、N,N−ジメチルアミノプロピルアミン、エチレンオキシド、テトラヒドロフランなどの有機溶剤を用いることができる。また、水に分散剤、増粘剤等を加え、SBRなどのラテックスで活物質をスラリー化してもよい。増粘剤としては、例えば、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロースなどの多糖類を単独で、あるいは2種以上の混合物として用いることができる。塗布方法としては、例えば、アプリケータロールなどのローラコーティング、スクリーンコーティング、ドクターブレイド方式、スピンコーティング、バーコータなどが挙げられ、これらのいずれかを用いて任意の厚さ・形状とすることができる。集電体としては、アルミニウム、チタン、ステンレス鋼、ニッケル、鉄、焼成炭素、導電性高分子、導電性ガラスなどのほか、接着性、導電性及び耐酸化性向上の目的で、アルミニウムや銅などの表面をカーボン、ニッケル、チタンや銀などで処理したものを用いることができる。これらについては、表面を酸化処理することも可能である。集電体の形状については、箔状、フィルム状、シート状、ネット状、パンチ又はエキスパンドされたもの、ラス体、多孔質体、発泡体、繊維群の形成体などが挙げられる。
本発明の非水系二次電池において、正極は、例えば正極活物質と導電材と結着材とを混合し、適当な溶剤を加えてペースト状の正極材としたものを、集電体の表面に塗布乾燥し、必要に応じて電極密度を高めるべく圧縮して形成してもよい。正極活物質としては、本発明の非水系二次電池用負極活物質を負極に用いた場合に、作動可能なものであればよく、例えば、LiCoO2やLiNiO2、LiNi0.5Mn0.52などの層状岩塩構造のものや、LiMn24などのなどのスピネル型構造のもの、LiFePO4などのポリアニオン系のものなどを用いることができる。特に、層状岩塩構造のものが好ましい。また、リチウム基準で3.0V以上で作動(酸化・還元)可能であることが好ましく、3.5V以上で作動可能であることがより好ましく、4.0V以上で作動可能であることがさらに好ましい。また、正極に用いられる導電材、結着材、集電体、溶剤などは、それぞれ負極で例示したものを適宜用いることができる。
本発明の非水系二次電池において、非水系のイオン伝導媒体は、支持塩を有機溶媒に溶かした非水電解液やイオン性液体、ゲル電解質、固体電解質などを用いることができる。このうち、非水電解液であることが好ましい。支持塩としては、例えば、LiPF6,LiClO4,LiAsF6,LiBF4,Li(CF3SO22N,Li(CF3SO3),LiN(C25SO2)などの公知の支持塩を用いることができる。支持塩の濃度としては、0.1〜2.0Mであることが好ましく、0.8〜1.2Mであることがより好ましい。有機溶媒としては、例えば、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、γ−ブチロラクトン(γ−BL)、ジエチルカーボネート(DEC)、ジメチルカーボネート(DMC)など従来の二次電池やキャパシタに使われる有機溶媒が挙げられる。これらは単独で用いてもよいし、複数を混合して用いてもよい。また、イオン性液体としては、特に限定されるものではないが、1−メチル−3−プロピルイミダゾリウムビス(トリフルオロスルホニル)イミドや1−エチル−3−ブチルイミダゾリウムテトラフルオロボレートなどを用いることができる。ゲル電解質としては、特に限定されるものではないが、例えば、ポリフッ化ビニリデンやポリエチレングリコール、ポリアクリロニトリルなどの高分子類またはアミノ酸誘導体やソルビトール誘導体などの糖類に、支持塩を含む電解液を含ませてなるゲル電解質が挙げられる。固体電解質としては、無機固体電解質や有機固体電解質などが挙げられる。無機固体電解質としては、例えば、Liの窒化物、ハロゲン化物、酸素酸塩などがよく知られている。なかでも、Li4SiO4、Li4SiO4−LiI−LiOH、xLi3PO4−(1−x)Li4SiO4、Li2SiS3、Li3PO4−Li2S−SiS2、硫化リン化合物などが挙げられる。これらは単独で用いてもよいし、複数を混合して用いてもよい。有機固体電解質としては、例えば、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイド、ポリビニルアルコール、ポリフッ化ビニリデン、ポリホスファゼン、ポリエチレンスルフィド、ポリヘキサフルオロプロピレンなどやこれらの誘導体が挙げられる。これらは単独で用いてもよいし、複数を混合して用いてもよい。
本発明のリチウム二次電池は、負極と正極との間にセパレータを備えていてもよい。セパレータとしては、二次電池の使用範囲に耐え得る組成であれば特に限定されないが、例えば、ポリプロピレン製不織布やポリフェニレンスルフィド製不織布などの高分子不織布、ポリエチレンやポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂の微多孔フィルムが挙げられる。これらは単独で用いてもよいし、複合して用いてもよい。
本発明のリチウム二次電池の形状は、特に限定されないが、例えばコイン型、ボタン型、シート型、積層型、円筒型、偏平型、角型などが挙げられる。また、電気自動車等に用いる大型のものなどに適用してもよい。このリチウム二次電池の一例を図1に示す。図1は、コイン型電池20の構成の概略を表す断面図である。このコイン型電池20は、カップ形状の電池ケース21と、この電池ケース21の内部に設けられた正極22と、正極22に対してセパレータ24を介して対向する位置に設けられた負極23と、支持塩を含む非水電解液27と、絶縁材により形成されたガスケット25と、電池ケース21の開口部に配設されガスケット25を介して電池ケース21を密封する封口板26と、を備えている。ここでは、負極23は、基本組成LiNi1-xx2(0<x≦0.2であり、Mは、Mg,Ti,Cr,Fe,Co,Cu,Zn,Al,Ge,Snから選ばれる1以上である。)で表されるものである。
本発明の使用方法は、基本組成LiNi1-xx2(0<x≦0.2であり、Mは、Mg,Ti,Cr,Fe,Co,Cu,Zn,Al,Ge,Snから選ばれる1以上である。)で表される酸化物を、非水系二次電池用負極活物質として使用する使用方法である。この使用方法では、容量維持率を高めることができる。このとき、酸化物は立方密充填酸素配列のLiNi1-xx2を六方密充填酸素配列のLi2Ni1-xx2へと酸素配列様式を変化させながらリチウムイオンが挿入されるものと考えられ、作動電位はリチウム基準で1〜2V程度であると考えられる。本発明の使用方法では、充電終止時の負極の電位がリチウム金属に対して0.8V以上1.2V以下、放電終止時の負極の電位がリチウム金属に対して2.7V以上3.4V以下となるような範囲で使用することが好ましい。なお、この使用方法において、酸化物は、上述したいずれかの態様を採用していてもよい。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
以下には、本発明の非水系二次電池用負極活物質を具体的に作製した例を実験例として説明する。
[非水系二次電池用負極活物質の合成]
(実施例1〜3)
組成式LiNi0.8Fe0.22で表される負極活物質を以下のように合成した。まず、焼成後の組成がLiNi0.8Fe0.22となるように出発原料であるLiNO3、α−FeOOH、塩基性炭酸ニッケル(NiCO3・2Ni(OH)2・4H2O)を調整した。これらの出発原料を乳鉢で混合し、混合粉末を直径2cm、厚さ5mm程度のペレットに加圧成型して酸素雰囲気下750℃で16時間焼成することにより実施例1の負極活物質を合成した。また、焼成後の組成がLiNi0.95Fe0.052となるように出発原料を調整した以外は実施例1と同様の工程を行い実施例2の負極活物質を合成した。また、焼成後の組成がLiNi0.9Fe0.12となるように出発原料を調整した以外は実施例1と同様の工程を行い実施例3の負極活物質を合成した。
(比較例1〜3)
焼成後の組成がLiNiO2となるように出発原料を調整した以外は実施例1と同様の工程を行い比較例1の負極活物質を合成した。また、焼成後の組成がLiNi0.75Fe0.252となるように出発原料を調整した以外は実施例1と同様の工程を行い比較例2の負極活物質を合成した。また、焼成後の組成がLiNi0.7Fe0.32となるように出発原料を調整した以外は実施例1と同様の工程を行い比較例3の負極活物質を合成した。
(実施例4〜6)
組成式LiNi0.8Mg0.22で表される負極活物質を以下のように合成した。まず、焼成後の組成がLiNi0.8Mg0.22となるように出発原料であるCH3COOLi、(CH3COO)2Ni、(CH3COO)2Mgを調整した。次に、これらの出発原料を、Arバブリングを行った水/エタノール混合溶液(エタノール30体積%)に加え、Ar雰囲気下で80℃で6時間還流を行うことにより沈殿物を得た。そして、ロータリーエバポレータで沈殿物を回収し、105℃で12時間真空乾燥させた後、酸素雰囲気下750℃で16時間焼成を行うことにより実施例4の負極活物質を合成した。焼成後の組成がLiNi0.95Mg0.052となるように出発原料を調整した以外は実施例4と同様の工程を行い実施例5の負極活物質を合成した。また、焼成後の組成がLiNi0.9Mg0.12となるように出発原料を調整した以外は実施例4と同様の工程を行い実施例6の負極活物質を合成した。
(比較例4,5)
焼成後の組成がLiNi0.75Mg0.252となるように出発原料を調整した以外は実施例4と同様の工程を行い比較例4の負極活物質を合成した。また、焼成後の組成がLiNi0.7Mg0.32となるように出発原料を調整した以外は実施例4と同様の工程を行い比較例5の負極活物質を合成した。
(実施例7〜9)
組成式LiNi0.8Co0.22で表される負極活物質を以下のように合成した。まず、焼成後の組成がLiNi0.8Co0.22となるように出発原料であるLiNO3、CoCO3、塩基性炭酸ニッケル(NiCO3・2Ni(OH)2・4H2O)を調整した。これら出発原料を乳鉢で混合し、混合粉末を直径2cm、厚さ5mm程度のペレットに加圧成型して酸素雰囲気下750℃で16時間焼成することにより実施例7の負極活物質を合成した。また、焼成後の組成がLiNi0.95Co0.052となるように出発原料を調整した以外は実施例7と同様の工程を行い実施例8の負極活物質を合成した。また、焼成後の組成がLiNi0.9Co0.12となるように出発原料を調整した以外は実施例7と同様の工程を行い実施例9の負極活物質を合成した。
(比較例6,7)
焼成後の組成がLiNi0.75Co0.252となるように出発原料を調整した以外は実施例7と同様の工程を行い比較例6の負極活物質を合成した。また、焼成後の組成がLiNi0.7Co0.32となるように出発原料を調整した以外は実施例7と同様の工程を行い比較例7の負極活物質を合成した。
(実施例10〜12)
組成式LiNi0.8Al0.22で表される負極活物質を以下のように合成した。まず、焼成後の組成がLiNi0.8Al0.22となるように出発原料であるLiNO3、Al(OH)3、塩基性炭酸ニッケル(NiCO3・2Ni(OH)2・4H2O)を調整した。これら出発原料を乳鉢で混合し、混合粉末を直径2cm、厚さ5mm程度のペレットに加圧成型して酸素雰囲気下750℃で16時間焼成することにより試料を合成した。また、焼成後の組成がLiNi0.95Al0.052となるように出発原料を調整した以外は実施例10と同様の工程を行い実施例11の負極活物質を合成した。また、焼成後の組成がLiNi0.9Al0.12となるように出発原料を調整した以外は実施例10と同様の工程を行い実施例12の負極活物質を合成した。
(比較例8,9)
焼成後の組成がLiNi0.75Al0.252となるように出発原料を調整した以外は実施例10と同様の工程を行い比較例8の負極活物質を合成した。また、焼成後の組成がLiNi0.7Al0.32となるように出発原料を調整した以外は実施例10と同様の工程を行い比較例9の負極活物質を合成した。
[2極式評価セルの作製]
作用極は、以下のように作製した。まず上述のように作製した負極活物質を85wt%、導電材としてカーボンブラックを5wt%、結着材としてポリフッ化ビニリデンを10wt%混合し、分散材としてN−メチル−2−ピロリドン(NMP)を適量添加、分散してスラリー状合材とした。このスラリー状合材を10μm厚の銅箔集電体に均一に塗布し、加熱乾燥させて塗布シートを得た。この塗布シートを加圧プレス処理し、2.05cm2の面積に打ち抜いて円盤状の電極を準備した。イオン伝導媒体としては、エチレンカーボネートとジエチルカーボネートとを体積比で30:70の割合で混合した非水溶媒に六フッ化リン酸リチウムを1mol/lになるように添加した非水電解液を用いた。上記電極を作用極とし、リチウム金属箔(厚み300μm)を対極として、両電極の間に上記非水電解液を含浸させたセパレータ(東燃タピルス)を挟んで二極式評価セルを作製した。
[充放電試験]
作製した二極式評価セルを用い、20℃の温度環境下、0.1C(0.3mA)で0.9Vまで還元(充電)したのち、0.1Cで3.0Vまで酸化(放電)させた。この充放電操作の1回目の還元容量Q(1st)red(mAh/g)、酸化容量Q(1st)oxi(mAh/g)を測定し、Rirrev=[(Q(1st)red−Q(1st)oxi)/Q(1st)red×100]で表される初期充放電時の不可逆容量割合(%)を算出した。また、この充放電操作を10回繰り返したときの10回目の酸化容量Q(10th)oxiを測定し、Q(1st)oxiに対するQ(10th)oxiの割合Rcyc=[Q(10th)oxi/Q(1st)oxi×100]で表される容量維持率(%)を求めた。
[X線回折測定]
実施例1の初期状態の負極活物質、実施例1の還元状態の負極活物質、比較例1の還元状態の負極活物質についてX線回折測定を行った。初期状態の負極活物質としては、実施例1の負極活物質LiNi0.8Fe0.22をそのまま用いた。また、還元状態の負極活物質は以下のように作製した。まず、実施例1,比較例1の負極活物質を用いてそれぞれについて上述した2極式評価セルを作製し、20℃の温度環境下、0.1C(0.3mA)で0.9Vまで還元(充電)した。その後、アルゴン雰囲気中のグローブボックスでセルを解体して還元状態の電極を取り出し、ポリエチレン袋に密閉し還元状態の負極活物質とした。これらのX線回折測定用の負極活物質について、粉末X線回折測定を以下のように行った。測定は放射線としてCuKα線(波長1.54051Å)を使用したX線回折装置(RINT2200,リガク社製)を用いて行った。X線の単色化にはグラファイトの単結晶モノクロメーターを用い、印加電圧を40kV、電流30mAに設定して測定を行った。また、測定は3°/minの走査速度で行い10°から100°(2θ)の角度範囲で記録した。
[実験結果]
図2には、実施例1の初期の充放電曲線を示した。また、表1には、実施例1〜3及び比較例1〜3の充放電操作の1回目の還元容量Q(1st)oxi、初期放電時の不可逆容量割合Rirrev、酸化容量維持率Rcycを示した。表1より、LiNiO2のNiの一部をFeに置換した構造の実施例1〜3および比較例2,3では、いずれも、LiNiO2で表される比較例1と比較して、容量維持率Rcycを高めることができることが分かった。このうち、LiNi1-xFex2におけるxが0<x<0.25を満たす実施例1〜3では容量維持率Rcycをより高めることができることが分かった。また、この実施例1〜3では比較例1と比較して、不可逆容量割合Rirrevを低減できることが分かった。
Figure 2011192404
図3には、実施例1の初期状態,還元状態の負極活物質のX線回折測定結果を示した。また、図4には、実施例1,比較例1の還元状態の負極活物質のX線回折測定結果を示した。図3では、LiNi0.8Fe0.22を還元することによりX線回折図形の形状が変化した。これは、LiNi0.8Fe0.22+Li++e-→Li2Ni0.8Fe0.22 で表される反応に従って初期状態の立方密充填酸素配列LiNi0.8Fe0.22から還元状態の六方密充填酸素配列Li2Ni0.8Fe0.22へと酸素の配列様式が変化していることを示しているものと推察された。また、実施例1と比較例1の還元状態を比較した図4では、実施例1のほうが、比較例1よりも、LiNi1-xFex2に特徴的なピーク位置のピークが小さく、Li2Ni1-xFex2に特徴的なピーク位置のピークが大きかった。このことから、LiNiO2のNiの一部をFeに置換した構造のものでは、LiNi1-xFex2+Li++e-→Li2Ni1-xFex2で表される反応が促進される、すなわち、酸素配列様式の変化が促進されるものと推察された。このように、LiNiO2のNiの一部をFeに置換した構造とすることによって酸素配列様式の変化が促進され、充放電特性(酸化容量維持率)が向上したものと推察された。
表2には、実施例4〜6及び比較例1,4,5の充放電操作の1回目の還元容量Q(1st)oxi、初期放電時の不可逆容量割合Rirrev、酸化容量維持率Rcycを示した。表2より、LiNiO2のNiの一部をMgに置換した構造で、LiNi1-xMgx2におけるxが0<x<0.30を満たす実施例4〜6および比較例4では、いずれも、LiNiO2で表される比較例1と比較して、容量維持率Rcycを高めることができることが分かった。このうち、LiNi1-xMgx2におけるxが0<x<0.25を満たす実施例4〜6では容量維持率Rcycをより高めることができることが分かった。また、この実施例4〜6では比較例1と比して、不可逆容量割合Rirrevを低減できることが分かった。
Figure 2011192404
表3には、実施例7〜9及び比較例1,6,7の充放電操作の1回目の還元容量Q(1st)oxi、初期放電時の不可逆容量割合Rirrev、酸化容量維持率Rcycを示した。表3より、LiNiO2のNiの一部をCoに置換した構造で、LiNi1-xCox2におけるxが0<x<0.25を満たす実施例7〜9では、いずれも、LiNiO2で表される比較例1と比較して、容量維持率Rcycを高めることができることが分かった。また、LiNi1-xCox2におけるxが0<x<0.20を満たす実施例7,8では比較例1と比して、不可逆容量割合Rirrevを低減できることが分かった。
Figure 2011192404
表4には、実施例10〜12及び比較例1,8,9の充放電操作の1回目の還元容量Q(1st)oxi、初期放電時の不可逆容量割合Rirrev、酸化容量維持率Rcycを示した。表4より、LiNiO2のNiの一部をAlに置換した構造で、LiNi1-xAlx2におけるxが0<x<0.30を満たす実施例10〜12および比較例8では、いずれも、LiNiO2で表される比較例1と比較して、容量維持率Rcycを高めることができることが分かった。このうち、LiNi1-xMgx2におけるxが0<x<0.25を満たす実施例10〜12では容量維持率Rcycをより高めることができることが分かった。また、LiNi1-xAlx2におけるxが0<x<0.20を満たす実施例10,11では比較例1と比して、不可逆容量割合Rirrevを低減できることが分かった。
Figure 2011192404
図5には、LiNi1-xx2におけるxの値と酸化容量維持率Rcyc(%)との関係を表すグラフを示す。また、図6には、LiNi1-xx2におけるxの値と不可逆容量割合Rirrev(%)との関係を表すグラフを示す。上述したように、LiNiO2 のNiの一部を適量のFe,Mg,Co,Alに置換した構造のものとすることで、容量維持率Rcycを高めることができることが分かった。この理由は明らかではないが、以下のように推察された。すなわち、Fe,Mg,Co,Alなどの元素が層構造を安定化させたり、酸化還元反応をさせたときの立方密充填から六方密充填への酸素配列の変化を促進したりしたためと推察された。例えば、CoイオンやAlイオンでは、これらが、遷移金属層中に存在することによりリチウムニッケル酸化物の層構造を強固なものとし立方密充填から六方密充填への酸素配列の変化を容易にしたためと推察された。また、FeイオンやMgイオンでは、放電(酸化)状態に相当する立方密充填酸素配列の状態ではFeイオンやMgイオンは遷移金属層中の六配位位置に存在し、充電(還元)状態に相当する六方密充填酸素配列の状態では、これらのイオンが隣接する四配位位置に移動することにより立方密充填から六方密充填への酸素配列の変化を容易にしたためと推察された。ここで、FeやMgでは、上述した反応を促進する効果が大きいため、負極に用いることがより好ましいものと推察された。なお、LiNiO2 のNiの一部を適量のFe,Mg,Co,Alに置換した構造のものとすることで、容量維持率Rcycを高めることができたことから、LiNi1-xx2におけるMはFe,Mg,Co,Alに限定されず、例えば、Ti,Cr,Cu,Zn,Geなどであっても同様の効果が得られるものと推察された。これらの元素は、LiNiO2 のNiの一部と置換可能であり、層構造を安定化させ、強固なものとすることができると考えられるからである。また、Fe,Mg,Co,Al,Ti,Cr,Cu,Zn,Geなどを適宜組み合わせても同様の効果が得られるものと推察された。
20 コイン型電池、21 電池ケース、22 正極、23 負極、24 セパレータ、25 ガスケット、26 封口板、27 非水電解液。

Claims (5)

  1. 基本組成LiNi1-xx2(0<x≦0.2であり、Mは、Mg,Ti,Cr,Fe,Co,Cu,Zn,Al,Ge,Snから選ばれる1以上である。)で表される非水系二次電池用負極活物質。
  2. 前記Mは、Fe,Co,Al,Mgから選ばれる1以上である、請求項1に記載の非水系二次電池用負極活物質。
  3. 前記xは0.05≦x≦0.1を満たす、請求項1又は2に記載の非水系二次電池用負極活物質。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の負極活物質を有する負極と、
    正極活物質を有する正極と、
    正極と負極との間に介在し、イオンを伝導するイオン伝導媒体と、
    を備えた非水系二次電池。
  5. 基本組成LiNi1-xx2(0<x≦0.2であり、Mは、Mg,Ti,Cr,Fe,Co,Cu,Zn,Al,Ge,Snから選ばれる1以上である。)で表される酸化物を、非水系二次電池用負極活物質として使用する使用方法。
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