JP2011190971A - 換気フード - Google Patents

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Abstract

【課題】風路抵抗の増加を抑えつつ、雨滴などの衝突音による騒音の室内への侵入を低減させることのできる換気フードを得ること。
【解決手段】換気フード2は、建物の壁面17に形成された換気口18に接続されるパイプガイド1と、パイプガイド1の一端側を覆うとともに、一部に開口が形成されたフード部2aと、壁面17から延びるように形成されて、フード部2aの上面との間に隙間を設けてフード部2aの上面を覆う制振カバー7を備えることを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、換気フードに関し、特に、建物の壁面などに形成された換気口に装着して室内外の換気に用いられる換気フードに関する。
従来から、建物の壁面などに形成された換気口から風雨や野鳥などが室内に侵入するのを防止するために、換気フードで換気口を覆うことが行われている。このような換気フードは、アルミ合金や鋼板などの金属材料で作製され、外壁面から突出する状態で設置されている。そのため、雨滴などが降雨時に換気フードに滴下すると、大きな衝突音が発生する。
雨滴などの滴下による衝突音は、換気ダクトなどの換気経路を伝達経路として室内に侵入し、室内に騒音をもたらす場合があった。また、隣の家が接近している場合、隣の家にも騒音として衝突音が響いてしまう場合があった。
このため、換気フードの内側天面部にゴムなどの弾性部材を貼り付け、換気フード天面部(雨滴の落下面)の剛性を上げることで、衝突音を低減させる対策を施したものがある。また、雨滴などの衝突音を低減させるために、換気フードの内部や換気経路中に消音機構や制振機構を設ける技術が、例えば特許文献1や特許文献2に開示されている。
特開平9−14711号公報 特開2006−57491号公報
しかしながら、換気フードの内側天面部に弾性部材を貼り付ける方法では、雨滴などが換気フードに衝突した際の衝撃振動を完全に抑えることはできない。また、雨滴などが衝突する部分は、換気経路と接しているので、雨滴などの衝突による衝撃振動が換気経路を伝わり、室内に騒音が侵入してしまうという問題があった。
また、換気経路中に消音機構を設ける方法では、風路抵抗が増大し、換気風量が少なくなるという問題があった。また、換気フードの内部に制振機構を設ける方法では、換気風量の減少は抑えられるものの、弾性部材を貼り付けた場合と同様に、雨滴などが換気フードに衝突した際の衝撃振動を完全に抑えることはできず、換気フードと接した換気経路を伝わり、室内に騒音が進入してしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、風路抵抗の増加を抑えつつ、雨滴などの衝突音による騒音の室内への侵入を低減させることのできる換気フードを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、建物の壁面に形成された換気口に接続されるパイプガイドと、パイプガイドの一端側を覆うとともに、一部に開口が形成されたフード部と、壁面から延びるように形成されて、フード部の上面との間に隙間を設けてフード部の上面を覆う制振カバーを備えることを特徴とする。
本発明によれば、風路抵抗の増加を抑えつつ、雨滴などの衝突音による騒音の室内への侵入を低減させることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る換気フードの概略構成を示す外観斜視図である。 図2−1は、図1に示す換気フードの概略構成を示す正面図である。 図2−2は、図1に示す換気フードの概略構成を示す側面図である。 図3は、図1に示す換気フードを分解して示す分解斜視図である。 図4は、図1に示す換気フードを建物の壁面に装着した状態を示す斜視図である。 図5は、図1に示す換気フードを建物の壁面に装着した状態を示す断面図である。 図6−1は、比較例としての従来の換気フードの側面図であって、従来の換気フードの衝撃振動を説明するための図である。 図6−2は、図1に示す換気フードの衝撃振動を説明するための側面図である。 図7−1は、本実施の形態1の変形例に係る換気フードの概略構成を示す正面図である。 図7−2は、図7−1に示す換気フードの外観を示す側面図である。
以下に、本発明にかかる換気フードの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る換気フード2の概略構成を示す外観斜視図である。図2−1は、図1に示す換気フード2の概略構成を示す正面図である。図2−2は、図1に示す換気フード2の概略構成を示す側面図である。図3は、図1に示す換気フード2を分解して示す分解斜視図である。図4は、図1に示す換気フード2を建物の壁面17に装着した状態を示す斜視図である。図5は、図1に示す換気フード2を建物の壁面17に装着した状態を示す断面図である。
換気フード2は、建物の壁面17などに形成された換気口18に装着されて室内外の換気に用いられる。ここで、換気フード2には、建物の室内に連通する開口部21を有する円筒状のパイプガイド1、パイプガイド1の開口部21の室外側を覆うとともに、下方に向かって開口したフード部2a、パイプガイド1とフード部2aとを接続させ、それらを壁面17に固定させるベースプレート3、および衝撃振動がフード部2aに伝播されるのを抑制する制振カバー7が設けられている。なお、フード部2aに形成される開口は、下方に向かうものに限られず、例えば、前面に向けて開口していてもよい。
パイプガイド1は、室内と連通する換気口18に接続され、室内への外気の給気または室外への室内空気の排気を行えるようにする。フード部2aは、風雨や野鳥などが、換気口18から室内に侵入するのを防止する。フード部2aの開口部19には、壁面17から離れていくように排気気流を風向変更するギャラリ5が設けられている。ギャラリ5を設けることで、排気気流による壁面17への汚れの発生を抑えるとともに、開口部19から風雨や鳥などが侵入するのを防止することができる。なお、風雨や虫がフード部2aに侵入するのをより効果的に防止するために、パイプガイド1の開口部21に網6を設けるようにしてもよい。
ベースプレート3には、壁面17とネジ固定するために正面部に配置された穴4が設けられている。また、ベースプレート3には、降雨時に雨水が壁面17を伝って壁面17を汚さないように、換気フード2から垂れる水滴を壁面17から離して滴下させるワイド水切り16が設けられている。
制振カバー7は、建物の壁面17から延びるように形成されて、フード部2aの上面を覆う。制振カバー7は、上方から滴下した雨滴などを受けて、フード部2aの上面に雨滴が衝突するのを防ぐ。また、制振カバー7とフード部2aとの間には隙間が設けられており、制振カバー7とフード部2aとが直接接触しないようになっている。制振カバー7は、ベースプレート3の壁面17側に位置し、換気フード2を壁面17に固定する固定ネジ8によって、ベースプレート3とともに壁面17に固定される。
建物の壁面17に形成された換気口18は、室内と連通して換気経路の一部を構成する。換気口18は、室内と連通しており、換気口18を介して室内への外気の給気または室外への室内空気の排気が行われる。図5に示すように、換気フード2は換気口18の端末に接続される。
室内への外気の給気または室外への室内空気の排気が行われると、室内と室外との間で気流Zが発生する。ここで、換気フード2を換気口18に接続することにより、風雨や虫や鳥などが換気口18から室内に侵入するのを防止することができる。
換気フード2の材質としては、使用する屋外環境によるが、一般にステンレス鋼板を用いることが多い。制振カバー7の材質もステンレス鋼板とする場合には、雨滴などの滴下物Mの落下衝撃を考慮し、板厚0.5〜1mm程度とするのが好ましい。
制振カバー7とフード部2aとの隙間は、滴下物Mによる制振カバー7の振動や、部品寸法精度や、外観上換気フード2が大きく見えることの回避を考慮して、6±3mm程度とするのが好ましい。
制振カバー7の意匠面側端部(他端部)7aは、取扱時に作業者に怪我をさせないよう安全面を考慮して面取り形状とするとよい。また、制振カバー7を外観上目立ちにくくするために、上面視における制振カバー7の形状が、フード部2aの上面視における形状と近い形状となるように、意匠面側端部7aの面取り形状を定めるのが好ましい。より具体的には、制振カバー7の形状を、フード部2aの上面の形状と略同じ形状とする。なお、制振カバー7は、ベースプレート3と一体に形成されていてもよい。
図6−1は、比較例としての従来の換気フード102の側面図であって、従来の換気フード102の衝撃振動を説明するための図である。図6−2は、図1に示す換気フード2の衝撃振動を説明するための側面図である。図6−1に示すように、従来の換気フード102では、雨滴などの滴下物Mがフード部2aの天面に直接衝突する。そのため、フード部2aの天面に衝突した滴下物Mによって発生する音が、換気フード2の箱型形状内で響き、フード部2aと接する換気経路を伝わって、室内に騒音となって侵入してしまう。
一方、本実施の形態の換気フード2では、フード部2aの上面が制振カバー7で覆われているので、制振カバー7に滴下物Mが衝突しやすく、フード部2aには滴下物Mが衝突しにくくなっている。したがって、フード部2aで衝突振動が発生しにくく、騒音が室内に侵入しにくくなる。また、制振カバー7は、フード部2a上に隙間を空けて設けられており、制振カバー7と換気経路は直接的に接していない。したがって、制振カバー7で発生した衝突振動が、換気経路を伝わって室内に伝わることがほとんどないため、室内への騒音の侵入を、効果的に抑制することができる。
また、制振カバー7で発生した衝撃振動は、制振カバー7からベースプレート3、ベースプレート3から壁面17へ伝播する。ここで、壁面17の材料としては、一般的にモルタルやコンクリートが用いられる。壁面17を構成するこれらの材料は、換気フード2に用いられる材料に比べて振動を伝えにくいため、壁面17で音の伝播が大きく低減される。そのため雨滴などの衝突音による騒音が室内に侵入するのを、より一層効果的に抑制することができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、制振カバー7をフード部2a上に空間を空けて支持させることにより、フード部2aの上面に落下してくる雨滴などの滴下物Mが換気フード2に直接衝突しにくくすることができる。このため、滴下物Mの衝突時に発生する衝突音の室内への侵入を低減させることができる。
図7−1は、本実施の形態1の変形例に係る換気フード2の概略構成を示す正面図である。図7−2は、図7−1に示す換気フード2の外観を示す側面図である。制振カバー7は、換気フード2が外観上大きく見えにくくなるように、壁面17に対し略直角に設けられるのが好ましい(図5を参照)。すなわち、制振カバー7の壁面側部(一端部)7bと意匠面側端部7aとが略水平になるように制振カバー7を設けるのが好ましい。一方、本変形例では、壁面側部7bよりも意匠面側端部7aが低くなるような角度で制振カバー7を設けている。換気フード2が、外観上大きく見えることが許容される場合には、本変形例のように構成することができる。この構成により、水滴の落下衝撃を分散して、換気フード2に伝播する振動を軽減させることができる。
以上のように、本発明にかかる換気フードは、換気経路の末端に設けるのに有用であり、特に、雨滴が衝突しやすい外壁に設ける排気フードに適している。
1 パイプガイド
2 換気フード
2a フード部
3 ベースプレート
4 穴
5 ギャラリ
6 網
7 制振カバー
7a 意匠面側端部(他端部)
7b 壁面側部(一端部)
8 固定ネジ
16 ワイド水切り
17 壁面
18 換気口
19,21 開口部
102 換気フード
M 落下物
Z 気流

Claims (3)

  1. 建物の壁面に形成された換気口に接続されるパイプガイドと、
    前記パイプガイドの一端側を覆うとともに、一部に開口が形成されたフード部と、
    前記壁面から延びるように形成されて、前記フード部の上面との間に隙間を設けて前記フード部の上面を覆う制振カバーを備えることを特徴とする換気フード。
  2. 前記制振カバーは、前記壁面に固定されることを特徴とする請求項1に記載の換気フード。
  3. 前記制振カバーは、前記壁面側の一端部よりも他端部のほうが低くなるように設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の換気フード。
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