JP2011188649A - スイッチング電源 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチング電源の寿命を予測する。
【解決手段】スイッチング電源は、コンデンサの電圧が第1閾値以上となった場合に変圧器の1次巻線に接続されたスイッチング素子のオンオフ制御を開始させ、オンオフ制御により変圧器の2次巻線および第1補助巻線に電圧を誘起させ、コンデンサの電圧が第1閾値より小さい第2閾値以下となった場合にオンオフ制御を停止させる制御回路と、電源からの電圧によりコンデンサを充電する起動回路と、第1補助巻線に誘起された電圧によりコンデンサを充電する第1補助電源と、コンデンサの電圧が第1閾値以上になった後のコンデンサの電圧に基づいてスイッチング電源の寿命を判定する判定部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、スイッチング電源に関する。
特許文献1および特許文献2には、1次側または2次側の平滑コンデンサのリプル電圧に基づいて平滑コンデンサの寿命を検知するスイッチング電源が開示されている。特許文献3には、周囲温度、リプル電流値、寿命特性データ、期待寿命時間、経過寿命時間に基づいて平滑コンデンサの寿命を予測する直流電源装置が開示されている。特許文献4および特許文献5には、リプル電圧に基づいてスイッチング電源の寿命を予測する技術が開示されている。
特許文献1 特開2000−350448号公報
特許文献2 特開2000−308339号公報
特許文献3 特開平11−356036号公報
特許文献4 特開平8−19247号公報
特許文献5 特開2002−112549号公報
上記のように、スイッチング電源の寿命を予測する手法は種々提案されている。しかしながら、上記のようなスイッチング電源の寿命を予測する手法は必ずしもユーザの希望に沿ったものではない。そこで、スイッチング電源の寿命を予測する新たな手法が望まれている。
本発明に係るスイッチング電源は、コンデンサの電圧が第1閾値以上となった場合に変圧器の1次巻線に接続されたスイッチング素子のオンオフ制御を開始させ、オンオフ制御により変圧器の2次巻線および第1補助巻線に電圧を誘起させ、コンデンサの電圧が第1閾値より小さい第2閾値以下となった場合にオンオフ制御を停止させる制御回路と、電源からの電圧によりコンデンサを充電する起動回路と、第1補助巻線に誘起された電圧によりコンデンサを充電する第1補助電源と、コンデンサの電圧が第1閾値以上になった後のコンデンサの電圧に基づいてスイッチング電源の寿命を判定する判定部と、を備える。
上記のスイッチング電源において、判定部は、コンデンサの電圧が第1閾値以上になった後のコンデンサの電圧が第2閾値以下となった場合に、スイッチング電源の寿命と判定してもよい。
上記のスイッチング電源において、判定部は、コンデンサの電圧が第1閾値以上になった後のコンデンサの電圧が第1閾値と第2閾値との間の第3閾値以下となった場合に、スイッチング電源の交換時期であると判定してもよい。
上記のスイッチング電源において、判定部は、第1閾値に対応する第1基準電圧が入力される第1基準電圧入力端子と、コンデンサの電圧に対応する電圧が入力される第1コンデンサ電圧入力端子と、第1コンデンサ電圧入力端子に入力される電圧が第1基準電圧を超えたことに対応して起動信号を出力する第1出力端子とを有する第1コンパレータと、第1出力端子から出力される起動信号により動作し、第2閾値に対応する第2基準電圧が入力される第2基準電圧入力端子と、コンデンサの電圧に対応する電圧が入力される第2コンデンサ電圧入力端子と、第2コンデンサ電圧入力端子に入力される電圧が第2基準電圧以下となった場合に、スイッチング電源の寿命を示す信号を出力する第2出力端子とを有する第2コンパレータと、を含んでもよい。
上記のスイッチング電源において、判定部は、第1出力端子から出力される起動信号により動作し、第1閾値と第2閾値との間の第3閾値に対応する第3基準電圧が入力される第3基準電圧入力端子と、コンデンサの電圧に対応する電圧が入力される第3コンデンサ電圧入力端子と、第3コンデンサ電圧入力端子に入力される電圧が第3基準電圧以下となった場合に、スイッチング電源の交換時期であることを示す信号を出力する第3出力端子とを有する第3コンパレータをさらに含んでもよい。
上記のスイッチング電源において、判定部は、コンデンサの電圧が第1閾値以上になった後のコンデンサの電圧の単位時間当たりの変化率が予め定められた変化率以上となった場合に、スイッチング電源の寿命であると判定してもよい。
上記のスイッチング電源において、電源からの電圧により判定部を起動させ、さらに変圧器の第2補助巻線に誘起された電圧に基づいて判定部の動作を継続させる第2補助電源をさらに備え、判定部は、第2補助電源からの電力に基づいて起動したことに対応して起動回路を作動させてもよい。
上記のスイッチング電源において、スイッチング電源の合計稼働時間に基づいてスイッチング電源の交換時期を推定する推定部をさらに備えてもよい。
上記のスイッチング電源において、スイッチング電源の合計稼働時間に基づいてスイッチング電源の交換時期を推定する推定部と、判定部による判定結果が、スイッチング電源の交換時期であることを示し、かつ推定部による推定の結果がスイッチング電源の交換時期であることを示す場合に、スイッチング電源の交換時期であることを外部に報知する報知部と、をさらに備えてもよい。
上記のスイッチング電源において、電源からの電流を平滑化する第1コンデンサと、2次巻線から出力される電流を平滑化する第2コンデンサと、をさらに備え、コンデンサに対して予め定められた推定寿命は、第1コンデンサおよび第2コンデンサに対して予め定められた推定寿命より短くてもよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
第1の実施形態に係るスイッチング電源の回路構成を示す図である。 正常なコンデンサC5の電圧波形の一例を示す図である。 劣化したコンデンサC5の電圧波形の一例を示す図である。 第2の実施形態に係るスイッチング電源の回路構成を示す図である。 第3の実施形態に係るスイッチング電源の回路構成を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、第1の実施形態に係るスイッチング電源の回路構成を示す。交流電源10からの電流は、ノイズフィルタ12を介して入力側整流平滑回路16で整流・平滑化され、高周波変圧器Tの1次巻線N1に入力される。1次巻線N1には、FET等で構成されるスイッチング素子S1が直列に接続されている。スイッチング素子S1は、制御回路40によりオンオフ制御される。スイッチング素子S1がオンオフ制御されることで、1次巻線N1に断続的に電流が入力され、2次巻線N2および補助巻線N3に電圧が誘起される。起動回路20は、制御回路40が起動する前に、ノイズフィルタ12および入力側整流平滑回路16を介して交流電源10からの電力を制御回路40に供給し、制御回路40を起動させる。第1補助電源30は、制御回路40が起動した後、補助巻線N3に誘起された電圧に基づいて制御回路40に電力を供給する。
このように構成されたスイッチング電源は、スイッチング素子S1のオンオフの期間を調整することで、交流電源10からの交流電圧を予め設定された直流電圧に変換して出力する。
ところで、スイッチング電源の不具合は、スイッチング電源が備えるコンデンサの劣化によって起こることが比較的多い。そのため、スイッチング電源において、コンデンサの寿命を予測してスイッチング電源の交換時期をユーザに報知することがある。さらに、スイッチング電源において、周囲温度および合計稼働時間に基づいてコンデンサの残寿命を予測するものがある。この場合、スイッチング電源は、周囲温度および稼動合計時間をパラメータとして予め定められた関数を利用することで、コンデンサの残寿命を予測している。この関数は、コンデンサの初期容量に応じても異なり、例えば出荷時に測定されたコンデンサの初期容量に対応する関数をスイッチング電源に予め組み込み、スイッチング電源は、その関数を利用してコンデンサの残寿命を予測している。しかし、コンデンサの実際の寿命は、仕様が共通のコンデンサであったとしても個々のコンデンサでバラツキが生じることがある。したがって、周囲温度および稼働合計時間などに基づいて予測される残寿命は実際のコンデンサの残寿命とは限らない。また、個々のコンデンサで実際の寿命にバラツキがあることから、コンデンサの実際の寿命よりも短い寿命で交換時期が報知されるように設計されることも多い。しかしながら、ユーザによっては、例えば実際のコンデンサの寿命に至るまで継続してそのコンデンサを使用して、スイッチング電源を稼動させたい場合もある。
そこで、第1の実施形態では、判定部50において、実際のコンデンサの寿命をより正確に検知する。判定部50において、実際のコンデンサの寿命がより正確に検知されることで、例えば、実際のコンデンサの寿命に至るまで継続してそのコンデンサを使用して、スイッチング電源を稼動させることができる。さらに、判定部50の判定結果が、報知部70を介してユーザに報知される。よって、ユーザは、スイッチング電源の不具合の原因がコンデンサの劣化であると容易に特定できる。
また、コンデンサの寿命は、電解液、電極等の構成素材によって異なる。つまり、コンデンサの寿命は、コンデンサの仕様により異なる。特に小型の電解コンデンサになるほど寿命は短くなるのが一般的である。さらに、周囲温度、使用電圧、流れるリップル電流などの外部要因によっても寿命は異なる。よって、コンデンサの残寿命を予測する場合、スイッチング電源が備える複数のコンデンサの中で、コンデンサの仕様および外部要因を考慮して最も寿命が短いコンデンサの残寿命を優先的に予測したほうがよい。スイッチング電源が備える複数のコンデンサの中で第1補助電源30が備えるコンデンサC5は、他のコンデンサと比較し、小型であり比較的寿命が短い。そこで、第1の実施形態では、最も寿命が短い仕様のコンデンサが、第1補助電源30が備えるコンデンサC5に使用され、判定部50がコンデンサC5の寿命を判定し、報知部70がコンデンサC5の交換時期またはコンデンサC5の異常を報知する。
さて、図1において、ノイズフィルタ12は、スイッチング素子S1等で発生するノイズを除去する。ノイズフィルタ12にはダイオードブリッジにより構成される整流回路14が接続される。さらに、整流回路14の一対の出力ライン間には、平滑コンデンサC1が接続される。整流回路14と平滑コンデンサC1とで入力側整流平滑回路16が構成される。
平滑コンデンサC1の出力端間には、高周波変圧器Tの1次巻線N1を介してFET等で構成されるスイッチング素子S1が接続される。スイッチング素子S1は、制御回路40からのスイッチング制御信号に基づいてオンオフ制御される。高周波変圧器Tの2次巻線N2には、出力側整流平滑回路18が接続される。出力側整流平滑回路18は、ダイオードD1,D2、リアクトルL1、および平滑コンデンサC2により構成される。ダイオードD1のアノード端子は2次巻線N2の一端に接続され、ダイオードD1のカソード端子はダイオードD2のカソード端子およびリアクトルL1の一端に接続される。リアクトルL1の他端は、平滑コンデンサC2の一端に接続され、平滑コンデンサC2の他端は、ダイオードD2のアノード端子および2次巻線の他端に接続される。また、平滑コンデンサC2の両端には、不図示の負荷が接続される。
高周波変圧器Tの補助巻線N3の両端には、第1補助電源30が接続される。第1補助電源30は、補助側整流平滑回路32とコンデンサC5とにより構成される。補助側整流平滑回路32には、コンデンサC5が並列に接続される。補助側整流平滑回路32は、抵抗R1、平滑コンデンサC4、およびダイオードD3により構成される。補助巻線N3の一端に抵抗R1の一端が接続され、補助巻線N3の他端に平滑コンデンサC4の一端が接続される。また、抵抗R1の他端にダイオードD3のアノード端子および平滑コンデンサC4の他端が接続される。また、ダイオードD3のカソード端子にはコンデンサC5の一端が接続され、コンデンサC5の他端には平滑コンデンサC4の他端および補助巻線N3の他端が接続される。このように構成されることで、補助巻線N3に誘起された電圧が補助側整流平滑回路32で整流・平滑され、コンデンサC5に印加され、コンデンサC5が充電される。第1補助電源30は、コンデンサC5に充電された電力を制御回路40に供給する。
起動回路20は、入力側整流平滑回路16の一端に接続される。起動回路20は、スイッチング電源が備える不図示の起動スイッチがオンされたことに対応して、ノイズフィルタ12および入力側整流平滑回路16を介して入力された交流電源10からの電圧により、第1補助電源30が備えるコンデンサC5を充電する。コンデンサC5に充電された電圧Vccが予め定められた第1閾値以上となった場合に、制御回路40が起動される。
起動後、制御回路40がスイッチング素子S1のオンオフ制御を開始させ、交流電源10からの電流が1次巻線N1に断続的に印加される。1次巻線N1に電流が断続的に印加されることで、2次巻線N2および補助巻線N3に電圧が誘起される。よって、起動後は、補助巻線N3に誘起された電圧に基づいてコンデンサC5が充電され、コンデンサC5に充電された電圧が安定的に制御回路40に供給される。
図2は、コンデンサC5が正常の場合のスイッチング電源が作動を開始した場合におけるコンデンサC5の電圧波形の一例を示す。時刻t1で起動スイッチがオンすると、コンデンサC5の充電が開始される。次いで、時刻t2でコンデンサC5の電圧Vccが第1閾値Vt1以上になると、制御回路40が起動を開始する。制御回路40が起動し、スイッチング素子S1をオンオフ制御させ、補助巻線N3に誘起された電圧により、コンデンサC5が充電されるまで間、つまり、時刻t3まで、コンデンサC5の電圧Vccは低下する。その後、補助巻線N3に誘起された電圧によりコンデンサC5の電圧Vccは安定して推移する。このように、コンデンサC5が正常の場合には、コンデンサC5の電圧Vccは安定しているので、制御回路40に安定した電力が供給される。なお、第2閾値Vt2は、制御回路40が停止する電圧値を示す。
図3は、コンデンサC5が劣化した場合のスイッチング電源が作動を開始した場合のコンデンサC5の電圧波形の一例を示す。
時刻t1で起動スイッチがオンすると、コンデンサC5の充電が開始される。次いで、時刻t2でコンデンサC5の電圧Vccが第1閾値Vt1以上になると、制御回路40が起動を開始する。制御回路40が起動し、スイッチング素子S1をオンオフ制御させ、補助巻線N3に誘起された電圧により、コンデンサC5が充電されるまで間、コンデンサC5の電圧Vccは低下する。ここで、コンデンサC5の劣化が進行している場合、コンデンサC5の単位時間あたりの電圧降下率が、正常のコンデンサC5の電圧降下率より高くなる。つまり、コンデンサC5の電圧降下が急峻になる。したがって、補助巻線N3に誘起された電圧によりコンデンサC5の充電が開始される前に、時刻t4でコンデンサC5の電圧Vccが第2閾値Vt2を下回り、制御回路40が停止してしまう。制御回路40が停止すると、再度起動回路20を介してコンデンサC5の充電が開始され、コンデンサC5の電圧Vccが第1閾値Vt1以上となった時点で、再度制御回路40が起動する。しかし、先ほどと同様に、補助巻線N3に誘起された電圧によりコンデンサC5の充電が開始される前に、時刻t6でコンデンサC5の電圧Vccが第2閾値Vt2を下回り、制御回路40が停止してしまう。
このように、コンデンサC5が劣化した状態でスイッチング電源が起動されると、一旦スイッチング電源から出力が出るものの、すぐに制御回路40が停止して、スイッチング電源からの出力が停止してしまう。
第1の実施形態では、上記のような現象の有無を判定部50において検知し、スイッチング電源の寿命を検知する。
判定部50は、コンデンサC5の電圧Vccが第1閾値Vt1以上となった後におけるコンデンサC5の電圧Vccが第2閾値Vt2以下になった場合に、コンデンサC5の異常によるスイッチング電源の寿命であると判定する。制御回路40の起動前において、コンデンサC5の電圧Vccは、第2閾値Vt2以下の場合もある。したがって、判定部50が、任意のタイミングでコンデンサC5の電圧Vccを検知して、その電圧が第2閾値Vt1以下である場合にコンデンサC5の異常であると判定してしまうと、誤ってコンデンサC5の異常であると判定してしまうことがある。
そこで、第1の実施形態では、判定部50は、コンデンサC5の電圧Vccが第1閾値Vt1以上になったことを検知して、検知した後のコンデンサC5の電圧Vccが第2閾値Vt2以下になった場合に、コンデンサC5の異常によるスイッチング電源の寿命であると判定する。
上記のような判定を行うために、判定部50は、コンパレータCP1とコンパレータCP2とを有する。
コンパレータCP1の非反転端子は、抵抗r1を介してコンデンサC5の一端に接続され、かつ抵抗r2を介して接地される。コンパレータCP1の反転端子は、第1基準電圧源E1が接続される。コンパレータCP1の出力端子は、コンパレータCP2の電源接続端子に接続される。さらに、コンパレータCP1にヒステリシスを設けるために、コンパレータCP1の非反転端子と出力端子とは、抵抗r3を介して接続される。なお、コンデンサC5の電圧Vccが第1閾値Vt1以上となったことに対応してコンパレータCP1から起動信号が出力されるべく、抵抗r1および抵抗r2の抵抗値が予め設定されている。
このようにコンパレータCP1が構成されることで、コンデンサC5の電圧Vccが第1閾値Vt1以上となったことに対応してコンパレータCP1から起動信号が出力される。また、上記のようにヒステリシスが設けられていることで、コンデンサC5の電圧Vccが第1閾値Vt1以下となった後も、コンパレータCP1から継続して起動信号が出力される。
一方、コンパレータCP2の非反転端子は、抵抗4を介してコンデンサC5の一端に接続され、かつ抵抗r5を介して接地される。コンパレータCP2の反転端子は、第2基準電圧源E2が接続される。ここで、コンデンサC5の電圧Vccが第2閾値Vt2以上の場合にコンパレータCP2から出力信号が出力されるべく、抵抗r4および抵抗r5の抵抗値が設定されている。
このようにコンパレータCP2が構成されることで、コンデンサC1の電圧が第1閾値以上となったことに対応して、コンパレータCP2が起動する。起動後、コンパレータCP2は、コンデンサC5の電圧Vccが第2閾値より大きい場合には、出力信号を継続的に出力する。一方、コンデンサC5の電圧Vccが第2閾値以下となった場合には、出力信号が出力しない。
以上のように判定部50が構成されることで、コンパレータCP1は、コンデンサC5の電圧Vccが第1閾値Vt1以上となったことに対応して起動信号を出力する。コンパレータCP2は、コンパレータCP1から出力された起動信号により起動し、コンデンサC5の電圧Vccが第2閾値Vt2以下となるまで出力信号を出力し、コンデンサC5の電圧Vccが第2閾値Vt2以下となった場合に出力信号の出力を停止する。つまり、コンパレータCP2から出力信号の出力が停止したことにより、コンデンサC5の異常によるスイッチング電源の寿命であると判定される。
報知部70は、判定部50でコンデンサC5の異常によるスイッチング電源の寿命であると判定された場合には、例えば、表示部にスイッチング電源の寿命であることを示す情報を表示することで、ユーザにスイッチング電源の寿命を報知する。なお、報知部70は、判定部50でコンデンサC5の異常と判定した場合に、ユーザにコンデンサC5の異常である旨を報知してもよい。
図4は、第2の実施形態に係るスイッチング電源の回路構成を示す。第2の実施形態に係るスイッチング電源は、判定部50が、コンデンサC5の電圧Vccが第1閾値と第2閾値との間の第3閾値以下になった場合に、スイッチング電源の交換時期であると判定する点で、第1の実施形態に係るスイッチング電源と異なる。
上記の通り、第2閾値Vt2は、制御回路40が停止してしまう電圧を示す。つまり、コンデンサC5の電圧Vccが第2閾値Vt2以下となるとスイッチング電源は正常に起動しない。ユーザによっては、スイッチング電源が正常に起動しないことを未然に防ぐことを希望する場合がある。そこで、第2の実施形態では、判定部50は、コンデンサC5の電圧Vccが第3閾値以下になった場合に、スイッチング電源の交換時期であると判定し、報知部70が、スイッチング電源の交換時期を報知することで、スイッチング電源が正常に起動しないことを未然に防ぐことができる。
上記のように判定部50がスイッチング電源の交換時期であるか否かを判定するために、第2の実施形態に係る判定部50は、コンパレータCP1,CP2に加えて、コンパレータCP3を有する。
コンパレータCP3の電源接続端子には、コンパレータCP1の出力端子から出力される起動信号が入力される。さらに、コンパレータCP3の非反転端子は、抵抗r6を介してコンデンサC5の一端に接続され、かつ抵抗r7を介して接地される。コンパレータCP3の反転端子は、第3基準電圧源E3が接続される。ここで、コンデンサC5の電圧Vccが第3閾値Vt3以上の場合にコンパレータCP3から出力信号が出力されるべく、抵抗r6および抵抗r7の抵抗値が設定されている。
このように構成されることで、コンデンサC5の電圧Vccが第1閾値Vt1以上となったことに対応してコンパレータCP1から出力される起動信号に基づいて、コンパレータCP3は起動する。起動後、コンパレータCP3は、コンデンサC5の電圧Vccが第3閾値Vt3以下になるまで出力信号を出力し、コンデンサC5の電圧Vccが第3閾値Vt3以下になった場合に出力信号の出力を停止する。つまり、コンパレータCP3から出力信号の出力が停止したことにより、スイッチング電源の交換時期であると判定される。
報知部70は、判定部50スイッチング電源の交換時期であると判定された場合には、表示部にスイッチング電源の交換時期であることを示す情報を表示する。
図5は、第3の実施形態に係るスイッチング電源の回路構成を示す。第3の実施形態に係るスイッチング電源は、判定部50が、コンデンサC5の電圧Vccの単位時間当たりの変化率に基づいてコンデンサC5の異常によるスイッチング電源の寿命か否かを判定する点で、第1および第2の実施形態に係るスイッチング電源と異なる。
上記の通り、コンデンサC5の劣化が進行している場合、コンデンサC5の単位時間あたりの電圧降下率が、正常のコンデンサC5の電圧降下率より高くなる。そこで、第3の実施形態では、判定部50は、コンデンサC5の電圧Vccの単位時間当たりの変化率が予め定められた変化率以上となった場合にコンデンサC5の異常によるスイッチング電源の寿命であると判定する。
第3の実施形態において、判定部50は、マイクロコンピュータで構成してもよく、第2補助電源60からの電力供給を受けて動作する。さらに、起動回路20の入力側にはスイッチS2が設けられる。スイッチS2は、判定部50のスイッチ制御信号に基づいてオンオフ制御される。スイッチS2がオンすることで、起動回路20に交流電源10からの電力が供給され、起動回路20により第1補助電源30のコンデンサC5への充電が開始される。
第2補助電源60はコンデンサを有する。第2補助電源60は、入力側整流平滑回路16の一端に接続されている。第2補助電源60は、起動スイッチがオンされると、交流電源10からの電力が供給される。コンデンサの電圧が予め定められた閾値以上となると判定部50が起動する。判定部50は起動が完了すると、スイッチS2をオンして、起動回路20を起動させる。起動回路20が起動することで、制御回路40の電力が供給され、スイッチング素子S1のオンオフ制御が開始される。第2補助電源60は、高周波変圧器Tの第2補助巻線N4にも接続されており、スイッチング素子S1のオンオフ制御により第2補助巻線N4に誘起された電圧によりコンデンサの充電が継続的に行われる。これにより、第2補助電源60から判定部50に継続的に電力が供給される。
さて、判定部50は、第2補助電源60からの電力供給を受けて起動した場合、スイッチS2をオンするとともに、電圧センサVを介してコンデンサC5の電圧値を順次取得する。次いで、判定部50は、コンデンサC5の電圧Vccが第1閾値Vt1以上になったことを検知すると、コンデンサC5の電圧Vccが第1閾値Vt1以上になった後に取得された複数の電圧値に基づいてコンデンサC5の電圧Vccの変化率を算出する。例えば、判定部50は、電圧センサVを介してコンデンサC5の電圧Vccが第1閾値Vt1以上になった後の時刻T1におけるコンデンサC5の電圧値V1と、時刻T2におけるコンデンサC5の電圧値V2を取得する。次いで、判定部50は、|V2−V1|/|T2−T1|を算出することで、単位時間当たりの変化率を算出する。さらに、判定部50は、算出された変化率が、予め定められた変化率以上かどうかを判定する。判定部50は、算出された変化率が、予め定められた変化率以上である場合、コンデンサC5の異常によるスイッチング電源の寿命であると判定する。
上記の通り、判定部50は、コンデンサC5の電圧Vccの単位時間当たりの変化率に基づいてスイッチング電源の寿命判定を行ってもよい。
以上、上記の各実施形態では、報知部70は、コンデンサC5の電圧Vccに基づいて判定されたコンデンサC5の異常によるスイッチング電源の異常、またはスイッチング電源の交換時期を報知する例について説明した。
しかし、報知部70は、コンデンサC5の電圧Vccに基づいて判定されたスイッチング電源の交換時期であることを報知することに加えて、スイッチング電源の合計稼働時間および周囲温度に基づいて推定されたコンデンサC5の残寿命が予め定められた基準残寿命以下となった場合にも、スイッチング電源の交換時期であることを報知してもよい。このようにそれぞれ異なるパラメータに基づいてスイッチング電源の交換時期を検知あるいは予測することで、コンデンサC5の劣化によるスイッチング電源の交換時期であるにも関わらず、ユーザに報知されないことを防ぐことができる。また、ユーザは、コンデンサC5の電圧Vccに基づく判定結果と、合計稼働時間および周囲温度に基づく推定結果とをそれぞれ考慮して、スイッチング電源の交換時期を判断することができる。よって、ユーザがスイッチング電源の交換時期を判断する指標をより多く提供することができる。
この場合、スイッチング電源は、合計稼働時間および周囲温度に基づいてコンデンサC5の残寿命を推定する推定部を備える。推定部は、合計稼働時間および周囲温度に基づいてコンデンサC5の残寿命を推定する周知のプログラムに基づいて動作するマイクロコンピュータにより構成してもよい。なお、推定部は、合計稼動時間のみに基づいてコンデンサC5の残寿命を推定してもよい。
また、報知部70は、判定部50によりコンデンサC5の電圧Vccに基づいてスイッチング電源の交換時期であると判定され、かつ合計稼働時間および周囲温度に基づいて推定部によりスイッチング電源の交換時期であると推定された場合にのみ、スイッチング電源の交換時期であることをユーザに報知してもよい。
上記のように、合計稼働時間および周囲温度に基づいて推定されるコンデンサC5の劣化によるスイッチング電源の交換時期は予測であるので、予測された交換時期に誤差が生じることがある。したがって、合計稼働時間および周囲温度に基づいて推定された交換時期に基づいてスイッチング電源が交換された場合、コンデンサC5の寿命が残っておりまだ継続してスイッチング電源を使用できる状態でも、スイッチング電源の交換が行われてしまうことがある。そこで、上記のように、判定部50の判定結果と推定部の推定結果がともにスイッチング電源の交換時期を示す場合のみ、スイッチング電源の交換時期であることをユーザに報知することで、まだ継続して使用できるスイッチング電源が不用意に交換されることを抑制することができる。
また、判定部50の判定に誤りがあったとしても、推定部による推定の結果がスイッチング電源の交換時期でないことを示す場合には、ユーザにスイッチング電源の交換時期であることが報知されない。よって、この場合にも、まだ継続して使用できるスイッチング電源が不用意に交換されることを抑制することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 交流電源
12 ノイズフィルタ
14 整流回路
16 入力側整流平滑回路
18 出力側整流平滑回路
20 起動回路
30 第1補助電源
32 補助側整流平滑回路
40 制御回路
50 判定部
60 第2補助電源
70 報知部
C1 平滑コンデンサ
C2 平滑コンデンサ
C4 平滑コンデンサ
C5 コンデンサ
CP1,CP2,CP3 コンパレータ
N1 1次巻線
N2 2次巻線
N3 第1補助巻線
N4 第2補助巻線
S1 スイッチング素子
S2 スイッチ

Claims (10)

  1. スイッチング電源であって、
    コンデンサの電圧が第1閾値以上となった場合に変圧器の1次巻線に接続されたスイッチング素子のオンオフ制御を開始させ、前記オンオフ制御により前記変圧器の2次巻線および第1補助巻線に電圧を誘起させ、前記コンデンサの電圧が前記第1閾値より小さい第2閾値以下となった場合に前記オンオフ制御を停止させる制御回路と、
    電源からの電圧により前記コンデンサを充電する起動回路と、
    前記第1補助巻線に誘起された電圧により前記コンデンサを充電する第1補助電源と、
    前記コンデンサの電圧が前記第1閾値以上になった後の前記コンデンサの電圧に基づいて前記スイッチング電源の寿命を判定する判定部と、
    を備えるスイッチング電源。
  2. 前記判定部は、前記コンデンサの電圧が前記第1閾値以上になった後の前記コンデンサの電圧が前記第2閾値以下となった場合に、前記スイッチング電源の寿命と判定する、
    請求項1に記載のスイッチング電源。
  3. 前記判定部は、前記コンデンサの電圧が前記第1閾値以上になった後の前記コンデンサの電圧が前記第1閾値と前記第2閾値との間の第3閾値以下となった場合に、前記スイッチング電源の交換時期であると判定する、
    請求項1または請求項2に記載のスイッチング電源。
  4. 前記判定部は、
    前記第1閾値に対応する第1基準電圧が入力される第1基準電圧入力端子と、前記コンデンサの電圧に対応する電圧が入力される第1コンデンサ電圧入力端子と、前記第1コンデンサ電圧入力端子に入力される電圧が前記第1基準電圧を超えたことに対応して起動信号を出力する第1出力端子とを有する第1コンパレータと、
    前記第1出力端子から出力される起動信号により動作し、前記第2閾値に対応する第2基準電圧が入力される第2基準電圧入力端子と、前記コンデンサの電圧に対応する電圧が入力される第2コンデンサ電圧入力端子と、前記第2コンデンサ電圧入力端子に入力される電圧が前記第2基準電圧以下となった場合に、前記スイッチング電源の寿命を示す信号を出力する第2出力端子とを有する第2コンパレータと、を含む
    請求項2または請求項3に記載のスイッチング電源。
  5. 前記判定部は、
    前記第1出力端子から出力される起動信号により動作し、前記第1閾値と前記第2閾値との間の第3閾値に対応する第3基準電圧が入力される第3基準電圧入力端子と、前記コンデンサの電圧に対応する電圧が入力される第3コンデンサ電圧入力端子と、前記第3コンデンサ電圧入力端子に入力される電圧が前記第3基準電圧以下となった場合に、前記スイッチング電源の交換時期であることを示す信号を出力する第3出力端子とを有する第3コンパレータをさらに含む
    請求項4に記載のスイッチング電源。
  6. 前記判定部は、前記コンデンサの電圧が前記第1閾値以上になった後の前記コンデンサの電圧の単位時間当たりの変化率が予め定められた変化率以上となった場合に、前記スイッチング電源の寿命であると判定する、
    請求項1に記載のスイッチング電源。
  7. 前記電源からの電圧により前記判定部を起動させ、さらに前記変圧器の第2補助巻線に誘起された電圧に基づいて前記判定部の動作を継続させる第2補助電源をさらに備え、
    前記判定部は、前記第2補助電源からの電力に基づいて起動したことに対応して前記起動回路を作動させる請求項6に記載のスイッチング電源。
  8. 前記スイッチング電源の合計稼働時間に基づいて前記スイッチング電源の交換時期を推定する推定部をさらに備える、
    請求項1から請求項7のいずれか1つに記載のスイッチング電源。
  9. 前記スイッチング電源の合計稼働時間に基づいて前記スイッチング電源の交換時期を推定する推定部と、
    前記判定部による判定結果が、前記スイッチング電源の交換時期であることを示し、かつ前記推定部による推定の結果が前記スイッチング電源の交換時期であることを示す場合に、前記スイッチング電源の交換時期であることを外部に報知する報知部と、
    をさらに備える請求項3または請求項5に記載のスイッチング電源。
  10. 前記電源からの電流を平滑化する第1コンデンサと、
    前記2次巻線から出力される電流を平滑化する第2コンデンサと、
    をさらに備え、
    前記コンデンサに対して予め定められた推定寿命は、前記第1コンデンサおよび前記第2コンデンサに対して予め定められた推定寿命より短い、
    請求項1から請求項9のいずれか1つに記載のスイッチング電源。
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