JP2000350448A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JP2000350448A
JP2000350448A JP11154734A JP15473499A JP2000350448A JP 2000350448 A JP2000350448 A JP 2000350448A JP 11154734 A JP11154734 A JP 11154734A JP 15473499 A JP15473499 A JP 15473499A JP 2000350448 A JP2000350448 A JP 2000350448A
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誠治 岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寿命が検知されたコンデンサの破裂、破損ま
での時間を延長するとともに、負荷への影響を低減して
交換時期に余裕を持たせることができるスイッチング電
源装置を提供する。 【解決手段】 寿命検知手段14では、コンデンサ12
のリプル電圧を検出して出力電流およびコンデンサ12
の温度で補正し、補正したリプル電圧が、基準値を越え
たときに、寿命であるとして寿命検知出力をLED16
に与えて点灯させるとともに、周波数制御手段15に与
えて制御回路8によるスイッチング周波数を高くするよ
うにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチング電源
装置に関し、さらに詳しくは、スイッチング電源装置の
寿命時における保護に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スイッチング電源の寿命の診断と
しては、例えば、スイッチング電源に使用される回路部
品の中で、寿命が一番短い電解コンデンサの寿命を診断
することにより行うものがある。
【0003】例えば、特開平8−19247号公報で
は、図7に示されるように、スイッチング電源の出力
を、ハイパスフィルタ30を通して、電解コンデンサの
経年変化に伴って増大するリプルノイズ成分のみを抽出
し、さらに、リプルノイズ成分を、アンプ31で増幅し
て検出器33で基準電圧発生器32の基準電圧と比較し
て寿命を判定し、寿命であるときには、警報発生器34
で警報を発するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来例では、電解コンデンサの寿命を検知するのみ
であり、したがって、寿命が検知されて警報が発せられ
た後に、早期にスイッチング電源の交換が行われれば問
題はないけれども、寿命間近の電解コンデンサは、その
劣化速度が加速されるために、交換時期が遅れると、電
解コンデンサの破裂、破損が発生して出力が得られず、
システムがダウンしたり、リプル電流の増大によって負
荷がその影響を受けて誤動作する虞れがある。
【0005】一方、早めに寿命と判定して警報を発して
交換することも考えられるが、それでは、寿命に至って
いないスイッチング電源を交換することになってコスト
アップとなる。
【0006】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、寿命が検知されたコンデンサの破裂、破損ま
での時間を延長するとともに、負荷への影響を低減して
交換時期に余裕を持たせることができるスイッチング電
源装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0008】すなわち、請求項1のスイッチング電源装
置は、コンデンサを備えるスイッチング電源装置におい
て、前記コンデンサの寿命を検知する寿命検知手段と、
前記寿命検知手段の検知出力に基づいて、コンデンサの
寿命が検知されたときに、スイッチング周波数を高くす
る周波数制御手段とを備えている。
【0009】請求項2のスイッチング電源装置は、請求
項1の発明において、前記寿命検知手段は、前記コンデ
ンサの出力リプルを検出するリプル検出手段と、このリ
プル検出手段の検出出力と基準値とを比較する比較手段
とを備えている。
【0010】請求項3のスイッチング電源装置は、請求
項2の発明において、前記寿命検知手段は、コンデンサ
の温度を検出する温度検出手段およびコンデンサの出力
電流を検出する電流検出手段の少なくとも一方と、前記
リプル検出手段の検出出力を、前記温度検出手段の検出
出力および電流検出手段の検出出力の少なくとも一方の
検出出力に基づいて補正する補正手段とを備え、前記比
較手段は、前記補正手段で補正されたリプル検出手段の
検出出力と前記基準値とを比較するものである。
【0011】請求項4のスイッチング電源装置は、請求
項1ないし3のいずれかの発明において、交流入力を整
流平滑する入力整流平滑回路と、この入力整流平滑回路
の出力端間に接続されたスイッチング素子およびトラン
スの一次巻線からなる直列回路と、前記トランスの二次
巻線に接続された出力整流平滑回路と、この出力整流平
滑回路の出力に基づいて前記スイッチング素子を制御す
る制御回路とを備え、前記入力平滑回路および前記出力
整流平滑回路は、それぞれコンデンサを有し、前記寿命
検知手段は、前記両コンデンサのいずれか一方のコンデ
ンサの寿命を検知するものである。
【0012】請求項5のスイッチング電源装置は、請求
項1ないし4のいずれかの発明において、前記寿命検知
手段の検知出力に基づいて、コンデンサの寿命が検知さ
れたときに、それを報知する報知手段を備えている。
【0013】(作用)請求項1のスイッチング電源装置
によれば、コンデンサの寿命が検知されたときに、スイ
ッチング周波数を高くするので、コンデンサのリプル電
流を小さくできることになり、コンデンサの等価直列抵
抗の増加によるコンデンサの内部発熱を抑制できること
になり、コンデンサの破裂、破損までの時間を延長でき
ることになる。
【0014】請求項2のスイッチング電源装置によれ
ば、コンデンサの劣化に伴う等価直列抵抗の増加によっ
て増大するリプルを検出して基準値と比較することによ
ってコンデンサの寿命を検知できる。
【0015】請求項3のスイッチング電源装置によれ
ば、コンデンサの温度およびスイッチング電源装置の出
力電流の少なくとも一方によってリプル検出手段の検出
出力を補正するので、使用条件に応じてより正確にコン
デンサの寿命検知が可能となる。
【0016】請求項4のスイッチング電源装置によれ
ば、一次(入力)側あるいは二次(出力)側のコンデン
サの寿命を検知してスイッチング周波数を高くすること
ができ、これによって、コンデンサのリプル電流を小さ
くできることになり、コンデンサの破裂、破損までの時
間を延長できることになる。
【0017】請求項5のスイッチング電源装置によれ
ば、コンデンサの寿命が検知されたときに、それを報知
する報知手段を備えているので、報知があったときに、
交換の時期が到来したことを把握できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態について詳細に説明する。
【0019】(実施の形態1)図1は、本発明の一つの
実施の形態に係るスイッチング電源装置の構成図であ
る。
【0020】この実施の形態のスイッチング電源装置
は、交流電源1に、交流フィルタ2を介して接続された
ダイオードブリッジからなる整流回路3と、この整流回
路3の一対の出力ライン間には、平滑用コンデンサ4が
接続されており、整流回路3と平滑用のコンデンサ4と
によって入力整流平滑回路5が構成される。この入力整
流平滑回路5の出力端間には、高周波トランス6の一次
巻線6aを介してFETからなるスイッチング素子7が
接続されており、このスイッチング素子7が制御回路8
の出力によってオンオフ制御される。高周波トランス6
の二次巻線6bは、ダイオード9,10と、リアクトル
11と、コンデンサ12とからなる出力整流平滑回路1
3を介して図示しない負荷に接続される。
【0021】制御回路8は、出力電圧を検出して基準電
圧と比較してスイッチング素子7のオンオフを制御して
交流入力が変化しても出力電圧を安定化して出力できる
ように制御するものである。
【0022】この実施の形態のスイッチング電源装置で
は、当該スイッチング電源装置の寿命として二次側の電
解コンデンサからなるコンデンサ12の寿命を検知する
寿命検知手段14と、この寿命検知手段14の検知出力
に基づいて、コンデンサの寿命が検知されたときに、ス
イッチング素子7のスイッチング周波数を高くする周波
数制御手段15と、寿命検知手段14の検知出力に基づ
いて、コンデンサの寿命が検知されたときに、それを点
灯して報知する報知手段としてのLED16とを備えて
いる。
【0023】この実施の形態の寿命検知手段14は、コ
ンデンサ12のリプル電圧に基づいて寿命を検知するも
のであって、コンデンサ12の出力リプル電圧のピーク
値(Vp−Vp)を検出するリプル電圧検出部17と、
コンデンサ12の温度を検出する温度検出部18と、コ
ンデンサ12の出力電流を検出する電流検出部19と、
リプル電圧検出部17の検出出力を、温度検出部18お
よび電流検出部19の検出出力に基づいて補正する補正
部20と、補正されたリプル電圧検出部17の検出出力
と基準値とを比較して基準値を越えたときに、コンデン
サ12の寿命であるとして検知出力を与えるとともに、
その検知出力を保持(ラッチ)する比較器21とを備え
ている。コンデンサ12の温度は、例えば、コンデンサ
ケースの温度として検出される。
【0024】この実施の形態では、リプル電圧を検出し
て基準値と比較するのではなく、検出したリプル電圧
を、コンデンサ12の温度およびコンデンサ12の出力
電流に基づいて、補正部20で補正した後に基準値と比
較するようにしており、この補正部20では、検出され
たリプル電圧を、一定の温度(例えば20°C)および
一定の出力電流(負荷)に換算補正するものであり、使
用条件によるリプル電圧の変動を補正してその影響をな
くすものである。この補正は、例えば、予め実験的ある
いは理論的に求めた補正式や補正用のテーブルなどを利
用して行われる。
【0025】なお、本発明の他の実施の形態として、温
度または出力電流のいずれか一方のみで補正してもよい
し、温度および出力電流による補正を省略してもよい。
【0026】LED16は、コンデンサの寿命が検知さ
れて寿命検知手段14から検知出力が与えられると、点
灯表示して寿命が到来したことを報知するものである。
【0027】寿命検知手段14の検知出力に基づいて、
コンデンサ12の寿命が検知されたときに、スイッチン
グ周波数を高くする周波数制御手段15は、RC発振部
22と、このRC発振部22の発振周波数を規定する第
1,第2抵抗R1,R2およびコンデンサCと、第2抵
抗R2をRC発振部22に接続するか否かを切り換え選
択するスイッチとしてのトランジスタTRとを備えてお
り、コンデンサ12の寿命が検知されて寿命検知手段1
4からハイレベルの検知出力が与えられると、トランジ
スタTRがオンし、RC発振部22に第2抵抗R2が介
装されて抵抗値が下がり、これによって、スイッチング
素子7のスイッチングのための発振周波数が高くなる。
すなわち、制御回路8は、このRC発振部22からの発
振周波数をスイッチング周波数としてスイッチング素子
7をオンオフ制御する。なお、交流入力が変化しても出
力電圧を安定化して出力できるようにPWM制御する制
御回路8は、スイッチング周波数が高くなることによっ
て、自動的にフィードッバックがかかってデューティが
制御されることになる。
【0028】なお、制御回路8および周波数制御手段1
5は、一体にIC化してもよい。
【0029】図2は、以上の動作説明に供するフローチ
ャートであり、先ず、コンデンサ12のリプル電圧Xを
検出し(ステップn1)、この検出したリプル電圧X
を、コンデンサの温度Tおよび出力電流Iを用いて補正
して補正値X’を得(ステップn2)、寿命診断のため
の基準値Xlimitを越えたか否かを判断し(ステッ
プn3)、越えたときには、寿命であるとして、LED
16を点灯して報知(警告)するとともに(ステップn
4)、スイッチング周波数を高くし(ステップn5)、
LED16の点灯によって寿命が到来したことを知った
ユーザがスイッチング電源を交換することになる(ステ
ップn5)。
【0030】図3ないし図5は、以上の動作説明に供す
る信号波形図であり、図3は、寿命が到来していない正
常時、図4は、寿命が到来した寿命時、図5は、寿命の
到来が検知されてスイッチング周波数が切り換えられた
後の各状態を示すものであり、各図(A)はリプル電
圧、各図(B)は検出補正されたリプル電圧の補正値
(実線)および基準値(破線)、各図(C)はRC発振
部22の発振周波数、すなわち、スイッチング周波数を
それぞれ示している。
【0031】図3に示される寿命が到来していない正常
時においては、リプル電圧Vr0の補正値は、基準値を
下回っており、通常の発振周波数f0でスイッチングが
行われる。コンデンサの寿命が到来すると、図4に示さ
れるようにコンデンサの等価直列抵抗(ESR)が増加
してリプル電圧Vr1の補正値が基準値を上回ることに
なる。そこで、図5に示されるようにRC発振部22の
発振周波数をf0からf1に高くしてリプル電圧Vr2
を抑制するものである。
【0032】以上のようにコンデンサ12の寿命が検知
されると、スイッチング周波数を高くするので、コンデ
ンサ12のリプル電流を小さくできることになり、これ
によって、コンデンサ12の等価直列抵抗の増加による
内部発熱を抑制できることになり、コンデンサの破裂、
破損までの時間を延長できることになる。したがって、
スイッチング電源装置の交換時期を延ばして余裕をもっ
て交換できることになる。
【0033】(実施の形態2)図6は、本発明の他の実
施の形態に係るスイッチング電源装置の構成図であり、
上述の図1に対応する部分には、同一の参照符号を付
す。
【0034】上述の実施の形態では、二次(出力)側の
コンデンサ12の寿命を検知したのに対して、この実施
の形態では、一次(入力)側の平滑用のコンデンサ4の
寿命を検知するようにしている。
【0035】すなわち、この実施の形態のスイッチング
電源装置は、当該スイッチング電源装置の寿命として一
次側の電解コンデンサからなる平滑用のコンデンサ4の
寿命を検知する寿命検知手段14aと、この寿命検知手
段14aの検知出力に基づいて、コンデンサ4の寿命が
検知されたときに、スイッチング周波数を高くする周波
数制御手段15aと、寿命検知手段14aの検知出力に
基づいて、コンデンサ4の寿命が検知されたときに、そ
れを報知する報知手段としてのブザ23とを備えてい
る。
【0036】この実施の形態の寿命検知手段14aは、
コンデンサ4の出力リプル電圧のピーク値(Vp−V
p)を検出するリプル電圧検出部17aと、コンデンサ
4の温度を検出する温度検出部18aと、コンデンサ4
の出力電流(一次電流)を検出する電流検出部19a
と、リプル電圧検出部17aの検出出力を、温度検出部
18aおよび電流検出部19aの検出出力に基づいて補
正する補正部20aと、補正されたリプル電圧検出部1
7aの検出出力と基準値とを比較して基準値を越えたと
きに、コンデンサ4の寿命であるとして検知出力を与え
る比較器21とを備えている。
【0037】寿命検知手段14aの検知出力に基づい
て、コンデンサ4の寿命が検知されたときに、スイッチ
ング周波数を高くする周波数制御手段15aは、アナロ
グ入力電圧の大きさに比例した周期のデジタルパルス列
を出力するV/F変換部24と、第2電源電圧Vcc2
をV/F変換部24に接続するか否かを切り換え選択す
るスイッチとしてのトランジスタTRを備えており、コ
ンデンサ4の寿命が検知されて寿命検知手段14aから
ハイレベルの検知出力が与えられると、トランジスタT
Rがオンし、V/F変換部24への入力電圧が、電源電
圧Vcc1よりも高いVcc2となって高い周波数のパ
ルスが出力される。制御回路8は、このパルスを外部ク
ロックとして内部の発振回路の発振周波数をパルス周波
数に一致させてそれをスイッチング周波数としてスイッ
チング素子7を制御する。
【0038】このように入力側の平滑用のコンデンサ4
の寿命が検知されると、スイッチング周波数を高くして
コンデンサ4の内部発熱を抑制して破裂、破損までの時
間を延長できることになり、スイッチング電源装置の交
換時期を延ばして余裕をもって交換できることになる。
【0039】(その他の実施の形態)上述の各実施の形
態では、コンデンサのリプル電圧に基づいて、コンデン
サの寿命を検知したけれども、本発明の他の実施の形態
として、例えば、コンデンサの温度の時間積算値を計測
し、それに基づいて寿命を検知するようにしてもよい。
【0040】上述の各実施の形態を組み合わせてもよ
く、例えば、一次側および二次側のコンデンサの寿命を
検知していずれかの寿命が検知されたときに、スイッチ
ング周波数を高めるようにしてもよい。また、実施の形
態1と実施の形態2との周波数制御手段の構成を入れ替
えてもよい。
【0041】また、上述の各実施の形態では、スイッチ
ング周波数を、通常の周波数から高い周波数に切り換え
たけれども、本発明の他の実施の形態として、検出され
るリプル電圧に応じて、さらに多段階あるいは無段階に
周波数を変化させるようにしてもよい。
【0042】上述の各実施の形態では、リプル電圧の検
出値を補正したけれども、本発明の他の実施の形態とし
て、リプル電圧の検出値を補正するのではなく、基準値
を、使用条件に適合するように補正してもよい。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、コンデン
サの寿命が検知されたときに、スイッチング周波数を高
くするので、コンデンサのリプル電流を小さくできるこ
とになり、これによって、負荷への悪影響を低減できる
とともに、コンデンサの内部発熱を抑制して破裂、破損
までの時間を延長できることになり、スイッチング電源
装置の交換時期を延ばして余裕をもって交換できること
になる。
【0044】また、コンデンサの温度およびスイッチン
グ電源装置の出力電流の少なくとも一方によってリプル
検出手段の検出出力を補正するので、使用条件に応じて
より正確にコンデンサの寿命検知が可能となる。
【0045】さらに、コンデンサの寿命が検知されたと
きに、それを報知する報知手段を備えているので、報知
があったときに、交換の時期が到来したことを把握でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に係るスイッチング
電源装置のブロック図である。
【図2】図1の動作説明に供するフローチャートであ
る。
【図3】正常時の動作説明に供する信号波形図である。
【図4】寿命時の動作説明に供する信号波形図である。
【図5】寿命検知後にスイッチング周波数を切換えた時
の信号波形図である。
【図6】本発明の他の実施の形態に係るスイッチング電
源装置のブロック図である。
【図7】従来例のブロック図である。
【符号の説明】
1 交流電源 3 整流回路 4,12 コンデンサ 5 入力整流平滑回路 6 高周波トランス 13 出力整流平滑回路 14,14a 寿命検知手段 15,15a 周波数制御手段 16 LED 23 ブザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G036 AA07 AA24 BA37 BB02 CA06 CA08 5G065 BA00 DA06 DA07 EA06 HA04 HA12 JA01 LA01 LA02 LA07 MA01 MA03 MA09 MA10 NA01 NA09 5H730 AA12 AA13 AS01 BB23 CC01 DD04 EE08 FD01 FD21 FD31 FG05 FG07 FG22 XX03 XX19 XX23 XX32 XX33 XX38

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサを備えるスイッチング電源装
    置において、 前記コンデンサの寿命を検知する寿命検知手段と、 前記寿命検知手段の検知出力に基づいて、コンデンサの
    寿命が検知されたときに、スイッチング周波数を高くす
    る周波数制御手段と、 を備えることを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 【請求項2】 前記寿命検知手段は、前記コンデンサの
    出力リプルを検出するリプル検出手段と、このリプル検
    出手段の検出出力と基準値とを比較する比較手段とを備
    える請求項1記載のスイッチング電源装置。
  3. 【請求項3】 前記寿命検知手段は、前記コンデンサの
    温度を検出する温度検出手段および前記コンデンサの出
    力電流を検出する電流検出手段の少なくとも一方と、前
    記リプル検出手段の検出出力を、前記温度検出手段の検
    出出力および電流検出手段の検出出力の少なくとも一方
    の検出出力に基づいて補正する補正手段とを備え、 前記比較手段は、前記補正手段で補正されたリプル検出
    手段の検出出力と前記基準値とを比較する請求項2記載
    のスイッチング電源装置。
  4. 【請求項4】 交流入力を整流平滑する入力整流平滑回
    路と、この入力整流平滑回路の出力端間に接続されたス
    イッチング素子およびトランスの一次巻線からなる直列
    回路と、前記トランスの二次巻線に接続された出力整流
    平滑回路と、この出力整流平滑回路の出力に基づいて前
    記スイッチング素子を制御する制御回路とを備え、 前記入力平滑回路および前記出力整流平滑回路は、それ
    ぞれコンデンサを有し、 前記寿命検知手段は、前記両コンデンサのいずれか一方
    のコンデンサの寿命を検知するものである請求項1ない
    し3のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  5. 【請求項5】 前記寿命検知手段の検知出力に基づい
    て、コンデンサの寿命が検知されたときに、それを報知
    する報知手段を備える請求項1ないし4のいずれかに記
    載のスイッチング電源装置。
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