JP2011108518A - 放電灯点灯装置及びコンデンサ寿命判定方法 - Google Patents

放電灯点灯装置及びコンデンサ寿命判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】直流を平滑するコンデンサの寿命を精度良く判定することができる放電灯点灯装置及びコンデンサ寿命判定方法を提供する。
【解決手段】平滑コンデンサ電圧検出回路5はコンデンサ電圧VDCを検出し、電圧変化量検出回路6は放電ランプ10の始動時のコンデンサ電圧VDCの変化量を検出し、比較回路8は放電ランプ10の始動時に電圧変化量検出回路6で検出された電圧変化量ΔVと平滑コンデンサ3が寿命となったときの電圧変化量に応じた電圧変化比較基準値Vrefを比較し、電圧変化量ΔVが電圧変化比較基準値Vref以上であれば、平滑コンデンサ3が寿命であると判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、直流電源をコンデンサ(電解コンデンサ)で平滑して直流電圧を出力する電源装置を備えた放電灯点灯装置及び該装置に設けられたコンデンサの寿命を判定するコンデンサ寿命判定方法に関する。
従来、特許文献1や特許文献2にも記載されているように、直流電源を平滑するコンデンサの電気的な特性を検出して寿命を判断する方法が案出されている。すなわち、特許文献1には、放電灯点灯装置内のコンデンサの容量が寿命末期に低下することにより、充放電の時間が初期に比べて短くなることを検出して寿命を判定する技術が開示されている。特許文献2には、コンデンサの放電時間を計測するカウンタを備えて、計測した放電時間が基準となる放電時間よりも短くなったときに、コンデンサが交換時期である旨を表示器で表示する技術が開示されている。
特開2006−236666号 特開平7−163045号
しかしながら、特許文献1に記載されている電源投入時にコンデンサの電圧を検出する方法では、電源投入の位相角により波形が異なることを考慮していないため 、コンデンサの端子電圧を正確に検出することができない。また、この文献には、力率改善回路(PFC(Power Factor Control)回路)に対応する検出回路が開示されていない。特許文献2に記載されている電源遮断時にコンデンサの端子電圧を検出する方法では、電源遮断時においてコンデンサの特性を検知するので、コンデンサの動作中における容量抜け等の異常を検知することができない。このように、特許文献1及び2に記載された技術では、コンデンサの寿命を精度良く判定することは困難である。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、直流を平滑するコンデンサの寿命を精度良く判定することができる放電灯点灯装置及びコンデンサ寿命判定方法を提供することを目的とする。
本発明の放電灯点灯装置は、交流電源を整流する整流器と、前記整流器から出力される直流電源を平滑して直流電圧を出力する平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサの両端電圧を検出する平滑コンデンサ電圧検出手段と、前記平滑コンデンサの両端電圧を電源として動作するインバータ回路と、前記インバータ回路によって駆動される放電ランプと、前記放電ランプの始動時の前記平滑コンデンサの両端電圧の変化量を検出する電圧変化量検出手段と、前記放電ランプの始動時に前記電圧変化量検出手段で検出された電圧変化量と前記平滑コンデンサが寿命となったときの電圧変化量に応じた電圧変化比較基準値を比較し、その比較結果から前記平滑コンデンサの寿命を判定する平滑コンデンサ寿命判定手段と、を備えた。
上記構成によれば、放電ランプの始動時のインピーダンス変化を利用して、平滑コンデンサの特性変化を検出し、平滑コンデンサの寿命を判定するので、特別な負荷変動手段が無くても感度良く平滑コンデンサの特性変化を検出でき、平滑コンデンサの寿命を精度良く判定することができる。
上記構成において、前記電圧変化量検出手段は、前記放電ランプの始動時における前記平滑コンデンサの両端電圧の最低値を検出し、検出した最低値に基づいて前記平滑コンデンサの両端電圧の変化量を検出する。
上記構成において、前記交流電源の電圧位相を検出する電源電圧位相検出手段を備え、前記電圧変化量検出手段は、前記平滑コンデンサの両端電圧の最低値を検出したときの前記電源電圧位相検出手段で検出された電圧位相に基づいて前記電圧変化比較基準値を補正する。
上記構成によれば、放電ランプ始動のタイミングのばらつきによる誤差を少なくでき、さらに精度良く平滑コンデンサの寿命を判定することができる。
本発明の放電灯点灯装置は、交流電源を整流する整流器と、前記整流器から出力される直流電源を平滑して直流電圧を出力する平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサの両端電圧を検出する平滑コンデンサ電圧検出手段と、前記平滑コンデンサの両端電圧を電源として動作するインバータ回路と、前記インバータ回路によって駆動される放電ランプと、前記放電ランプの始動時の前記平滑コンデンサの両端電圧が所定の電圧まで低下するまでの時間を検出する電圧変化量検出手段と、前記放電ランプの始動時に前記電圧変化量検出手段で検出された時間と前記平滑コンデンサが寿命となったときの電圧低下時間に応じた電圧変化比較基準値を比較し、その比較結果から前記平滑コンデンサの寿命を判定する平滑コンデンサ寿命判定手段と、を備えた。
上記構成によれば、平滑コンデンサの両端電圧の低下時間でコンデンサ容量の変化を検知するようにしたので、平滑コンデンサの両端電圧の最低値を検出することでコンデンサ容量の変化を検知する場合と同様に、精度良く平滑コンデンサの寿命を判定することができる。
本発明の放電灯点灯装置は、交流電源を整流する整流器と、前記整流器から出力される直流電源を平滑して直流電圧を出力する平滑コンデンサと、前記整流器と前記平滑コンデンサの間に介挿される力率改善回路と、前記平滑コンデンサの両端電圧を検出する平滑コンデンサ電圧検出手段と、前記平滑コンデンサの両端電圧を電源として動作するインバータ回路と、前記インバータ回路によって駆動される放電ランプと、前記放電ランプの始動時における前記平滑コンデンサの両端電圧の最低値と最高値を検出し、検出した前記最低値から前記平滑コンデンサの両端電圧の低下量を検出するとともに、検出した前記最高値から前記平滑コンデンサの両端電圧の増加量を検出する電圧変化量検出手段と、前記放電ランプの始動時に前記電圧変化量検出手段で検出された前記平滑コンデンサの両端電圧の低下量と前記平滑コンデンサが寿命となったときの低下量に応じた第1の電圧変化比較基準値を比較するとともに、前記平滑コンデンサの両端電圧の増加量と前記平滑コンデンサが寿命となったときの増加量に応じた第2の電圧変化比較基準値を比較し、それらの比較結果から前記平滑コンデンサの寿命を判定する平滑コンデンサ寿命判定手段と、を備えた。
上記構成によれば、平滑コンデンサの両端電圧の低下と増加の双方で寿命判定を行うので、力率改善回路のフィードバック制御によるオーバーシュートが生じても誤判定することなく精度良く平滑コンデンサの寿命を判定することができる。
上記構成において、前記交流電源の電圧位相を検出する電源電圧位相検出手段を備え、前記電圧変化量検出手段は、前記平滑コンデンサの両端電圧の最低値を検出したときの前記電源電圧位相検出手段で検出された電圧位相に基づいて前記第1の電圧変化比較基準値を補正する。
上記構成によれば、放電ランプ始動のタイミングのばらつきによる誤差を少なくでき、さらに精度良く平滑コンデンサの寿命を判定することができる。
本発明の照明装置は、上記放電灯点灯装置を備えた。
上記構成によれば、平滑コンデンサの寿命を精度良く判定することができる照明装置を提供でき、常の効率の良い照明が可能となる。
本発明のコンデンサ寿命判定方法は、交流電源を整流する整流器から出力される直流電源を平滑して直流電圧を出力する平滑コンデンサ備える放電灯点灯装置における前記平滑コンデンサの寿命を判定するコンデンサ寿命判定方法であって、前記放電ランプの始動時の前記平滑コンデンサの両端電圧の変化量を検出する電圧変化量検出工程と、前記放電ランプの始動時に前記電圧変化量検出工程で検出された電圧変化量と前記平滑コンデンサが寿命となったときの電圧変化量に応じた電圧変化比較基準値を比較し、その比較結果から前記平滑コンデンサの寿命を判定する平滑コンデンサ寿命判定工程と、を備えた。
上記方法によれば、放電ランプの始動時のインピーダンス変化を利用して、平滑コンデンサの特性変化を検出し、平滑コンデンサの寿命を判定するので、特別な負荷変動手段が無くても感度良く平滑コンデンサの特性変化を検出でき、平滑コンデンサの寿命を精度良く判定することができる。
本発明は、放電灯点灯装置における平滑コンデンサの寿命を精度良く判定することができる。
本発明の実施の形態1に係る放電灯点灯装置の回路構成図 図1の放電灯点灯装置の放電ランプ始動時のコンデンサ電圧VDCを示す波形図 図1の放電灯点灯装置の動作を説明するための波形図 本発明の実施の形態2に係る放電灯点灯装置の回路構成図 図4の放電灯点灯装置の放電ランプ始動時のコンデンサ電圧VDCと交流電源を示す波形図 本発明の実施の形態3に係る放電灯点灯装置の回路構成図 図6の放電灯点灯装置の放電ランプ始動時のコンデンサ電圧VDCを示す波形図 本発明の実施の形態4に係る放電灯点灯装置の回路構成と上位制御装置を示す図
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る放電灯点灯装置の回路構成図である。同図において、本実施の形態の放電灯点灯装置1は、ダイオードブリッジ2と、平滑コンデンサ(電解コンデンサ)3と、抵抗4と、平滑コンデンサ電圧検出回路(DET)5と、電圧変化量検出回路(ΔV)6と、電圧変化比較基準値発生回路(REF)7と、比較回路(CMP)8と、インバータ回路9とを備える。本実施の形態では、平滑コンデンサ電圧検出回路5、電圧変化量検出回路6、電圧変化比較基準値発生回路7及び比較回路8をマイクロコンピュータ(以下、マイコンと呼ぶ)15で実現している。
ダイオードブリッジ2は、交流電源PSを全波整流して直流電源を出力する。平滑コンデンサ3は、ダイオードブリッジ2から出力される直流電源を平滑する。抵抗4は、平滑コンデンサ3の両端電圧の検出に用いられるものであり、一端が平滑コンデンサ3の高圧側に接続され、他端が平滑コンデンサ電圧検出回路5の2つの入力端の一方に接続される。平滑コンデンサ電圧検出回路5は、抵抗4の両端に発生する電圧をから平滑コンデンサ3の両端電圧(以下、“コンデンサ電圧”と呼ぶ)VDCを検出する。
電圧変化量検出回路6は、平滑コンデンサ電圧検出回路5で検出されたコンデンサ電圧VDCを取り込んでその初期値を求める。この場合、コンデンサ電圧VDCを数100μsec程度の周期で取り込んでA/D(Analog/Digital)変換を行う。複数のA/D変換データが得られると、これらのA/D変換データからコンデンサ電圧VDCの初期値の平均値を求める。また、電圧変化量検出回路6は、インバータ回路9からの始動モード信号IGNを受け取ると、A/D変換周期を短くし(数10μsec程度)、コンデンサ電圧VDCを高速に取り込む。そして、取り込んだA/D変換データからコンデンサ電圧VDCの最低値を求める。コンデンサ電圧VDCの最低値を求めた後、求めた平均値と最低値から電圧変化量ΔVを求める。つまり、放電ランプ(蛍光ランプ、HID:High Intensity Discharge Lamp等)10の始動時のインピーダンス変化によって生じたコンデンサ電圧VDCの変化量を求める。この電圧変化量ΔVは電圧値として出力される。
ここで、電解コンデンサのコンデンサ電圧の変化量は、電解コンデンサの静電容量に反比例するので、本実施の形態の放電灯点灯装置1の使用時間が経過して平滑コンデンサ3の静電容量が低下して行くと、コンデンサ電圧VDCの変化量が大きくなる。図2は電源投入直後の平滑コンデンサ3のコンデンサ電圧VDCを示す波形図である。この図において、v1は正常時の波形、v2は寿命時の波形であり、寿命時になると正常時に比べて電圧降下量が大きくなるのが分かる。
図1に戻り、電圧変化比較基準値発生回路7は、平滑コンデンサ3が寿命となったときのコンデンサ電圧VDCに対応する電圧変化比較基準値Vrefを出力する。比較回路8は、電圧変化量検出回路6から出力された電圧変化量ΔVと電圧変化比較基準値発生回路7から出力された電圧変化比較基準値Vrefを比較し、電圧変化量ΔVが電圧変化比較基準値Vref以上であれば、平滑コンデンサ3が寿命であると判定する。比較回路8は、平滑コンデンサ3が寿命であると判定するとインバータ起動信号ENを出力せず、インバータ回路9を停止状態にする。なお、インバータ回路9を完全に停止させるのではなくインバータ回路9の出力を低下させるようにしてもよい。
なお、マイコン15がEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の不揮発性メモリを備える場合、インバータ回路9の動作時間を記憶しておき、寿命となる動作時間範囲内で寿命を判定したかを照合することで寿命の誤判定を防止することもできる。
インバータ回路9は、電源投入に伴って直流電圧が印加されると、最初に予熱動作PREHEATを開始して放電ランプ10のフィラメントを加熱する。そして、所定の予熱時間が経過すると、インバータ回路9はインバータ動作周波数finvを徐々に低下させてLC共振作用により放電ランプ10に高電圧を印加する。また、このときマイコン15へ始動モード信号IGNを出力する。そして、所定の始動時間が経過すると、インバータ回路9は、インバータ動作周波数finvを定常時の周波数に切り替える。また、このときマイコン15への始動モード信号IGNの出力を止めて、定常点灯モードになったことを知らせる。
なお、上記ダイオードブリッジ2は整流器に対応する。また、上記平滑コンデンサ電圧検出回路5は平滑コンデンサ電圧検出手段に対応する。また、上記電圧変化量検出回路6は電圧変化量検出手段に対応する。また、上記電圧変化比較基準値発生回路7と比較回路8は平滑コンデンサ寿命判定手段を構成する。また、放電灯点灯装置1と放電ランプ10は照明装置100を構成する。
次に、図3に示す動作波形図を参照しながら上記構成の放電灯点灯装置1の動作を説明する。図3において、“finv”はインバータ動作周波数を示す波形図、“ILA”はランプ電流を示す波形図、“VDC”はコンデンサ電圧を示す波形図、“IGN”は始動モード信号を示す波形図である。“A/D”はA/D変換のタイミングを示す波形図である。
交流電源PSが投入されると、平滑コンデンサ3が交流電源PSのピーク電圧付近まで充電される。また、交流電源PSが投入されることでマイコン15が起動し、インバータ回路9の動作状態を確認する。インバータ回路9は交流電源PSの投入直後から予熱動作PREHEATを開始し、放電ランプ10のフィラメントを加熱する。マイコン15はインバータ回路9の動作状態を確認した後、コンデンサ電圧VDCを周期的に取り込んでA/D変換し、コンデンサ電圧VDCの初期値を求める。そして、複数の初期値を求めた後、それらを平均して平均値を求める。
所定の予熱時間が経過すると、インバータ回路9はインバータ動作周波数finvを徐々に低下させ、LC共振作用により放電ランプ10に高電圧を印加する。また同時にマイコン15へ始動モード信号IGNを出力する。マイコン15は、インバータ回路9から出力された始動モード信号IGNを受け取ると、A/D変換周期を短くし、コンデンサ電圧VDCを高速で取り込む。そして、A/D変換データからコンデンサ電圧VDCの最低値を求める。
その後、放電ランプ10のランプ電圧がランプ始動電圧付近になると、時刻t2で放電ランプ10が始動し、インバータ回路9への入力電流が増加してコンデンサ電圧VDCが瞬間的に低下する。所定の始動時間が経過した後の時刻t4でインバータ回路9はインバータ動作周波数finvを定常時の周波数に切り替える。また同時にマイコン15への始動モード信号IGNの出力を止め、定常点灯モードとなったことを知らせる。
マイコン15は、インバータ回路9から定常点灯モードとなった知らせを受けると、コンデンサ電圧VDCのA/D変換動作を停止する。次いで、求めたコンデンサ電圧VDCの平均値と最低値とから放電ランプ10の始動時のインピーダンス変化によって生じたコンデンサ電圧VDCの変化量を求める。ここで、コンデンサ電圧の変化量は、電解コンデンサの静電容量に反比例するので、本実施の形態の放電灯点灯装置1の使用時間が経過して電解コンデンサの容量が低下して行くと電圧の変化量が大きくなる。
次いで、マイコン15は、求めた電圧変化量ΔVと電圧変化比較基準値Vrefを比較し、電圧変化量ΔVが電圧変化比較基準値Vref以上であれば、平滑コンデンサ3が寿命であると判定する。マイコン15は平滑コンデンサ3が寿命であると判定すると、インバータ起動信号ENを出力せず、インバータ回路9を停止状態にする。
このように本実施の形態の放電灯点灯装置1は、放電ランプ10の始動時のインピーダンス変化を利用して平滑コンデンサ3の特性変化を検知し、平滑コンデンサ3の寿命を判定するので、特別な負荷変動手段が無くても感度良く平滑コンデンサ3の特性変化を検知でき、これによって平滑コンデンサの寿命を精度良く判定することができる。また、特別な負荷変動手段を使用しない分、コストアップを低く抑えることができる。
なお、本実施の形態では、コンデンサ電圧VDCの最低値を検出することでコンデンサ容量の変化を検知するようにしたが、電圧の最低値でなくとも電圧の低下時間でも検知することが可能である。すなわち、平滑コンデンサ3の容量が小さくなるとコンデンサ電圧VDCの低下速度が速くなって低下する時間が短くなるので、予熱モードでのコンデンサ電圧VDCから所定の電圧だけ低下するまでの所要時間を検知すればよい。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2に係る放電灯点灯装置の回路構成図である。なお、この図において前述した図1と共通する部分には同一の符号を付けている。図4において、本実施の形態の放電灯点灯装置20は、実施の形態1の放電灯点灯装置1と同様の構成に電源電圧位相検出回路(PHD)11を追加したものである。電源電圧位相検出回路(PHD)11は、交流電源の電圧位相を検出し、その結果を電圧変化比較基準値発生回路7Aへ出力する。電圧変化比較基準値発生回路7Aは、電源電圧位相検出回路11の出力をA/D変換して交流電源の位相状態をモニタし、位相状態に応じて電圧変化比較基準値Vrefの値を変える。この詳細については後述する。
なお、上記電源電圧位相検出回路11と電圧変化比較基準値発生回路7Aは、各回路5、6及び8とともにマイコン15Aを構成する。また、電源電圧位相検出回路11は電源電圧位相検出手段に対応する。また、放電灯点灯装置20と放電ランプ10は照明装置110を構成する。
次に、上記構成の放電灯点灯装置20の動作を説明する。なお、マイコン15Aを構成する各回路5、6、7A、8及び11の動作は上述した通りであるので、本実施の形態の動作説明においてはマイコン15A自体を主語した記載とする。
交流電源PSが投入されると、平滑コンデンサ3が交流電源PSのピーク電圧付近まで充電される。また、交流電源PSが投入されることでマイコン15Aが起動し、インバータ回路9の動作状態を確認する。インバータ回路9は交流電源PSの投入直後から予熱動作PREHEATを開始し、放電ランプ10のフィラメントを加熱する。マイコン15Aはインバータ回路9の動作状態を確認にした後、コンデンサ電圧VDCを周期的に取り込んでA/D変換し、コンデンサ電圧VDCの初期値を求める。そして、複数の初期値を求めた後、それらを平均して平均値を求める。
インバータ回路9は、所定の予熱時間が経過すると、インバータ動作周波数finvを徐々に低下させ、LC共振作用により放電ランプ10に高電圧を印加する。また同時にマイコン15Aへ始動モード信号IGNを出力する。マイコン15Aはインバータ回路9から出力された始動モード信号IGNを受け取ると、A/D変換周期を短くし、コンデンサ電圧VDCを高速で取り込む。そして、A/D変換データからコンデンサ電圧VDCの最低値を求める。
また、マイコン15Aは、電源電圧位相検出回路11の出力をA/D変換し、交流電源PSの位相状態をモニタする。放電ランプ10のランプ電圧がランプ始動電圧付近になると放電ランプ10が始動し、インバータ回路9への入力電流が増加してコンデンサ電圧VDCが瞬間的に低下する。マイコン15Aは、コンデンサ電圧VDCの最低値を検出するごとに、そのときの電源電圧位相θiを記憶する。図5は電源投入直後の平滑コンデンサ3のコンデンサ電圧VDCと交流電源PSの出力を示す波形図である。この図において、時刻t2で放電ランプ10が始動した後、コンデンサ電圧VDCが低下して最低値となる時刻t3における電源電圧位相θiが記憶される。
所定の始動時間が経過すると、インバータ回路9は、インバータ動作周波数finvを定常時の周波数に切り替える。また同時にマイコン15Aへの始動モード信号IGNの出力を止め、定常点灯モードとなったことを知らせる。
マイコン15Aは、インバータ回路9から定常点灯モードとなった知らせを受けると、コンデンサ電圧VDC及び電源位相検知のA/D変換動作を停止する。次いで、求めたコンデンサ電圧VDCの平均値と最低値とから放電ランプ10の始動時のインピーダンス変化によって生じたコンデンサ電圧VDCの変化量を求める。ここで、上述したようにコンデンサ電圧の変化量は電解コンデンサの静電容量に反比例するので、本実施の形態の放電灯点灯装置20の使用時間が経過して電解コンデンサの容量が低下して行くと電圧の変化量が大きくなる。
マイコン15Aは、求めた電圧変化量ΔVと電圧変化比較基準値Vrefを比較し、電圧変化量ΔVが電圧変化比較基準値Vref以上であれば、平滑コンデンサ3が寿命であると判定する。マイコン15Aは、平滑コンデンサ3が寿命であると判定すると、インバータ起動信号ENを出力せず、インバータ回路9を停止状態にする。
また、マイコン15Aは、コンデンサ電圧VDCの最低値を検知したときの電源電圧位相θiの電圧変化量の補正を行う。放電ランプ10が始動した瞬間のコンデンサ電圧の低下は交流電源PSの位相により変化する。すなわち、交流電源PSのピーク付近(位相90度)ではインバータ電流が急に増加しても交流電源PSからの供給が大きいので、コンデンサ電圧VDCの低下が少ないが、交流電源PSの0V付近(位相0又は180度)では交流電源PSからの電源供給がないので、コンデンサ電圧VDCの変化が大きくなる。さらに、放電ランプ10の始動がいつ起こるか分からないので、始動時のコンデンサ電圧VDCの低下のレベルがばらつくことがある。
そこで、放電ランプ10が始動した時点の電源電圧位相を検知することで平滑コンデンサ3の寿命時の電圧変化レベルの補正を行う。例えば、交流電源PSのピーク付近では、電圧変化の寿命判定レベルを低くし、電源の0V付近では寿命レベル判定を高くする。すなわち、マイコン15Aは、基準電圧変化量Vrefを交流電源PSのピーク付近では小さくなるように補正し、電源の0V付近では大きくなるように補正する。なお、この補正値は、ダイオードブリッジ2の前段に挿入するフィルタ回路(図示略)などを考慮して設定する。
このように本実施の形態の放電灯点灯装置20は、交流電源PSの電源電圧位相を検出して、ピーク付近(位相90度)では、電圧変化量ΔVと比較する電圧変化比較基準値Vrefを小さくなるように補正し、0V付近(位相0又は180度)では、大きくなるように補正するので、放電ランプ10の始動タイミングのばらつきがあっても、平滑コンデンサ3の寿命を精度よく判定することができる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3に係る放電灯点灯装置の回路構成図である。なお、この図において前述した図1と共通する部分には同一の符号を付けている。図6において、本実施の形態の放電灯点灯装置30は、実施の形態1の放電灯点灯装置1と同様の構成に力率改善回路(PFC)12を追加したものである。力率改善回路12はダイオードブリッジ2と平滑コンデンサ3との間に並列に介挿される。力率改善回路12はフィードバック回路(図示略)を有しており、このフィードバック回路を電源電圧位相検出回路(実施の形態2の電源電圧位相検出回路11と同様のもの)と兼用している。
なお、力率改善回路12は力率改善手段に対応する。また、放電灯点灯装置30と放電ランプ10は照明装置120を構成する。
次に、上記構成の放電灯点灯装置30の動作を説明する。なお、マイコン15Bを構成する各回路5〜8の動作は実施の形態1を含め上述した通りであるので、本実施の形態の動作説明においてはマイコン15B自体を主語した記載とする。
交流電源PSが投入されると、力率改善回路12が動作を開始し、平滑コンデンサ3は所定の電圧まで充電される。また、交流電源PSが投入されることでマイコン15Bが起動し、インバータ回路9の動作状態を確認する。インバータ回路9は交流電源PSの投入直後から予熱動作PREHEATを開始し、放電ランプ10のフィラメントを加熱する。マイコン15Bはインバータ回路9の動作状態を確認にした後、コンデンサ電圧VDCを周期的に取り込んでA/D変換し、コンデンサ電圧VDCの初期値を求める。そして、複数のコンデンサ電圧VDCの初期値を求めると、それらを平均して平均値を求める。
インバータ回路9は、所定の予熱時間が経過すると、インバータ動作周波数finvを徐々に低下させ、LC共振作用により放電ランプ10に高電圧を印加する。また同時にマイコン15Bへ始動モード信号IGNを出力する。マイコン15Bはインバータ回路9から出力された始動モード信号IGNを受け取るとA/D変換周期を短くし、コンデンサ電圧VDCを高速で取り込む。そして、A/D変換データからコンデンサ電圧VDCの最低値と最高値を求める。また、マイコン15Bは、力率改善回路12内のフィードバック回路(図示略)の出力をA/D変換し、交流電源PSの位相状態をモニタする。
放電ランプ10のランプ電圧がランプ始動電圧付近になると、放電ランプ10が始動し、インバータ回路9への入力電流が増加してコンデンサ電圧VDCが瞬間的に低下する。マイコン15Bは、コンデンサ電圧VDCの最低値を検出するごとに、そのときの電源電圧位相θiを記憶する。
所定の始動時間が経過すると、インバータ回路9はインバータ動作周波数finvを定常時の周波数に切り替える。また同時にマイコン15Bへの始動モード信号IGNの出力を止め、定常点灯モードとなったことを知らせる。
マイコン15Bは、インバータ回路9から定常点灯モードとなった知らせを受けると、コンデンサ電圧VDC及び電源電圧位相検知のA/D変換動作を停止する。次いで、マイコン15Bは、求めたコンデンサ電圧VDCの平均値と最低値及び最高値とから放電ランプ10の始動時のインピーダンス変化によって生じたコンデンサ電圧VDCの低下量と増加量を求める。コンデンサ電圧の低下量は、電解コンデンサの静電容量に反比例するので、本実施の形態の放電灯点灯装置30の使用時間が経過して平滑コンデンサ3の容量が低下して行くとコンデンサ電圧の低下量が大きくなる。図7は、電源投入直後の平滑コンデンサ3のコンデンサ電圧VDCを示す波形図である。この図において、v1は正常時の波形、v2は寿命時の波形であり、寿命時になると正常時に比べて電圧の低下量と増加量が共に大きくなるのが分かる。ΔVL2は寿命時の電圧低下量であり、ΔVH2は寿命時の電圧増加量である。
マイコン15Bは、求めた電圧変化量(電圧低下量)ΔVL2と平滑コンデンサ3が寿命となったときの電圧低下量(“第1の電圧変化比較基準値”と呼ぶ)VLrefを比較する。
力率改善回路12のフィードバック特性変化によって、コンデンサ電圧VDCの増加量についても寿命とともに大きくなる。平滑コンデンサ3の静電容量が小さくなると充電時間が短くなるので、力率改善回路12のフィードバック制御はオーバーシュートを生じやすくなる。そこで、オーバーシュート時のピーク電圧の変化を測定することでも平滑コンデンサ3の特性変化を検知することができる。
マイコン15Bは、平滑コンデンサ3が寿命となったときの電圧増加量(“第2の電圧変化比較基準値”と呼ぶ)VHrefと、求めた電圧増加量ΔVH2を比較する。
マイコン15Bは、上記2つの比較において、電圧変化が平滑コンデンサ3の寿命レベル以上となったときは、平滑コンデンサ3が寿命であると判定する。
さらに、マイコン15Bは、コンデンサ電圧VDCの最低値を検知したときの電源電圧位相θiから第1の電圧変化比較基準値の補正を行う。補正値は、力率改善回路12のフィードバック特性、入力電圧の実効値などを考慮して設定される。マイコン15Bは、平滑コンデンサ3の寿命を検知するとインバータ起動信号ENを出力せず、インバータ回路9を停止状態にする。
このように本実施の形態の放電灯点灯装置30は、平滑コンデンサ3のコンデンサ電圧VDCの低下と増加の双方で寿命判定を行うので、力率改善回路12のフィードバック制御によるオーバーシュートが生じても誤判定することなく精度良く平滑コンデンサの寿命を判定することができる。
(実施の形態4)
図8は、本発明の実施の形態4に係る放電灯点灯装置の回路構成図である。なお、この図において前述した図1と共通する部分には同一の符号を付けている。図8において、本実施の形態の放電灯点灯装置40は、上述した実施の形態1の放電灯点灯装置1の構成に通信インターフェイス13を追加したものである。平滑コンデンサ3の寿命検知は実施の形態1の放電灯点灯装置1と同様の動作であるが、検知時の制御動作が異なる。
放電灯点灯装置40のマイコン15Cは、平滑コンデンサ3の寿命を検知すると、通信インターフェイス13を介して寿命信号を通信線60に送信する。通信線60に送信された寿命信号は上位制御装置(MC)50に受信される。上位制御装置50は他の放電灯点灯装置40からの寿命信号も受信する。上位制御装置50は寿命信号を受信すると、該信号を送信した放電灯点灯装置40のマイコン15Cのテストを行う。テスト内容はマイコン15CのROMチェックサムなどである。テストが正常である場合は放電灯点灯装置40の稼動時間を確認する。ここで、放電灯点灯装置40のマイコン15CがEEPROMなどの記憶媒体を備える場合、マイコン15Cは、当該記憶媒体に記憶されている稼働時間を上位制御装置50に送信する。
上位制御装置50は、放電灯点灯装置40の稼動時間が寿命となる稼働時間範囲内にある場合、その放電灯点灯装置40が寿命であると判定する。そして、寿命となった放電灯点灯装置40に対して出力低下などの制御を行う。また、寿命となった放電灯点灯装置40の交換要求をユーザに対して報知する。
なお、放電灯点灯装置40と放電ランプ10は照明装置130を構成する。
このように本実施の形態の放電灯点灯装置40は、放電灯点灯装置単体での寿命検知動作ではなく、上位制御装置50でマイコン動作確認しながら寿命検知を確定することで正確な寿命判定と利便性の高い放電灯点灯装置を実現できる。
1、20、30、40 放電灯点灯装置
2 ダイオードブリッジ
3 平滑コンデンサ
4 抵抗
5 平滑コンデンサ電圧検出回路
6 電圧変化量検出回路
7、7A 電圧変化比較基準値発生回路
8 比較回路
9 インバータ回路
10 放電ランプ
11 電源電圧位相検出回路
12 力率改善回路
13 通信インターフェイス
15、15A、15B、15C マイクロコンピュータ
50 上位制御装置
60 通信線
PS 交流電源
100、110、120、130 照明装置

Claims (8)

  1. 交流電源を整流する整流器と、
    前記整流器から出力される直流電源を平滑して直流電圧を出力する平滑コンデンサと、
    前記平滑コンデンサの両端電圧を検出する平滑コンデンサ電圧検出手段と、
    前記平滑コンデンサの両端電圧を電源として動作するインバータ回路と、
    前記インバータ回路によって駆動される放電ランプと、
    前記放電ランプの始動時の前記平滑コンデンサの両端電圧の変化量を検出する電圧変化量検出手段と、
    前記放電ランプの始動時に前記電圧変化量検出手段で検出された電圧変化量と前記平滑コンデンサが寿命となったときの電圧変化量に応じた電圧変化比較基準値を比較し、その比較結果から前記平滑コンデンサの寿命を判定する平滑コンデンサ寿命判定手段と、
    を備えた放電灯点灯装置。
  2. 前記電圧変化量検出手段は、前記放電ランプの始動時における前記平滑コンデンサの両端電圧の最低値を検出し、検出した最低値に基づいて前記平滑コンデンサの両端電圧の変化量を検出する請求項1に記載の放電灯点灯装置。
  3. 前記交流電源の電圧位相を検出する電源電圧位相検出手段を備え、
    前記電圧変化量検出手段は、前記平滑コンデンサの両端電圧の最低値を検出したときの前記電源電圧位相検出手段で検出された電圧位相に基づいて前記電圧変化比較基準値を補正する請求項2に記載の放電灯点灯装置。
  4. 交流電源を整流する整流器と、
    前記整流器から出力される直流電源を平滑して直流電圧を出力する平滑コンデンサと、
    前記平滑コンデンサの両端電圧を検出する平滑コンデンサ電圧検出手段と、
    前記平滑コンデンサの両端電圧を電源として動作するインバータ回路と、
    前記インバータ回路によって駆動される放電ランプと、
    前記放電ランプの始動時の前記平滑コンデンサの両端電圧が所定の電圧まで低下するまでの時間を検出する電圧変化量検出手段と、
    前記放電ランプの始動時に前記電圧変化量検出手段で検出された時間と前記平滑コンデンサが寿命となったときの電圧低下時間に応じた電圧変化比較基準値を比較し、その比較結果から前記平滑コンデンサの寿命を判定する平滑コンデンサ寿命判定手段と、
    を備えた放電灯点灯装置。
  5. 交流電源を整流する整流器と、
    前記整流器から出力される直流電源を平滑して直流電圧を出力する平滑コンデンサと、
    前記整流器と前記平滑コンデンサの間に介挿される力率改善回路と、
    前記平滑コンデンサの両端電圧を検出する平滑コンデンサ電圧検出手段と、
    前記平滑コンデンサの両端電圧を電源として動作するインバータ回路と、
    前記インバータ回路によって駆動される放電ランプと、
    前記放電ランプの始動時における前記平滑コンデンサの両端電圧の最低値と最高値を検出し、検出した前記最低値から前記平滑コンデンサの両端電圧の低下量を検出するとともに、検出した前記最高値から前記平滑コンデンサの両端電圧の増加量を検出する電圧変化量検出手段と、
    前記放電ランプの始動時に前記電圧変化量検出手段で検出された前記平滑コンデンサの両端電圧の低下量と前記平滑コンデンサが寿命となったときの低下量に応じた第1の電圧変化比較基準値を比較するとともに、前記平滑コンデンサの両端電圧の増加量と前記平滑コンデンサが寿命となったときの増加量に応じた第2の電圧変化比較基準値を比較し、それらの比較結果から前記平滑コンデンサの寿命を判定する平滑コンデンサ寿命判定手段と、
    を備えた放電灯点灯装置。
  6. 前記交流電源の電圧位相を検出する電源電圧位相検出手段を備え、
    前記電圧変化量検出手段は、前記平滑コンデンサの両端電圧の最低値を検出したときの前記電源電圧位相検出手段で検出された電圧位相に基づいて前記第1の電圧変化比較基準値を補正する請求項5に記載の放電灯点灯装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の放電灯点灯装置を備えた照明装置。
  8. 交流電源を整流する整流器から出力される直流電源を平滑して直流電圧を出力する平滑コンデンサ備える放電灯点灯装置における前記平滑コンデンサの寿命を判定するコンデンサ寿命判定方法であって、
    前記放電ランプの始動時の前記平滑コンデンサの両端電圧の変化量を検出する電圧変化量検出工程と、
    前記放電ランプの始動時に前記電圧変化量検出工程で検出された電圧変化量と前記平滑コンデンサが寿命となったときの電圧変化量に応じた電圧変化比較基準値を比較し、その比較結果から前記平滑コンデンサの寿命を判定する平滑コンデンサ寿命判定工程と、
    を備えたコンデンサ寿命判定方法。
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